コンテントヘッダー

游心流武術健身法DVD内容

游心流武術健身法DVD内容

1,『徹底解説・基礎錬体
基礎錬体解説
スワイショウ解説と用法(鞭手)
立禅解説と用法(崩し・連環打法など)
三元試力解説と用法(打撃・手解きなど)
独己九剣(左剣の解説と無刀捕り応用)

2,『徹底解説・歩法、這い、練り
歩法解説
丹田歩法解説と用法(腹圧による蹴り跳ね返し)
這いの解説と用法
練りの解説と用法
護身術(発勁など)
八卦刀演武
独己九剣(右剣の解説と無刀捕り応用)
試し斬り解説と刀の手入れ法
セミナー風景

3,『徹底解説・初級対錬(一)』
初級対錬解説
応用のやり方解説
実演
縮地法(追い突き・前蹴り)
九十九式太極拳演武
初級対錬・対剣棒解説と用法
独己九剣(影抜きの解説と無刀捕り応用)
護身術(小手返しなど)
棒手裏剣解説と実演
ガスガン解説と実演
本部稽古風景
セミナー風景

4,『初級対錬(二)


その他・・・現在、『発勁と化勁』『独己九剣の応用』『合気の応用』『カリ&シラット』『詠春拳&美体操&ベリーダンス・エクササイズ1』など販売継続中。

また、クエストより游心流DVD及びDVD-BOX販売中。新作も企画進行中!

FC2 Management
このページのトップへ
コンテントヘッダー

連絡専用ブログ「游心流武術健身法 インフォメーション」

セミナーや稽古会の予定、DVD、商品関連等の情報については、こちらのブログをご覧ください。
最新情報も掲載してます!)

游心流武術健身法 インフォメーション

このページのトップへ
コンテントヘッダー

ほびっと村は重心操作

 20日(日)は西荻窪ほびっと村学校の講座です。テーマは沈身です

 先週の月例セミナー山田師範から「体重が軽いので体重移動では威力が出ないんで、どうしたらいいでしょう?」と質問されました。

 打撃でも何でも技の威力を出す時に「自分の体重を乗せる」という意識でやると威力の質が重くなります。

 しかし、これでは体重の重さによって上限が決まりますよね?

 私が言ってる重心移動は、“体重を乗せる”というのとはちょっと違うんです。

 普通人は体内で重心を一点に集中させることはできないものです。主に骨格の歪みで姿勢が整っていないからですし、重心を一点に集中するという身体感度が低いからです。

 立禅なんかは体内の重心を一点に集中していく訓練でもあります。

 一定の姿勢で長時間立ち続けるには重心がフラついていては無理でしょう?

 難易度が上がると片足で立つもの(独立椿)もありますが、内功武術にとっては自分の体内の重心操作が訓練の大半と言っても過言ではありません。

 太極拳の推手訓練も、二人で自分と相手の重心を探り合う訓練です。

 合気揚げも同じです。

 相手の重心を浮かして居着かせるのが目的です。

 まず、自分の体内の重心を意識し、一点に集中させておいて、今度は一点に纏めた重心を体内で移動させる訓練をする。

 この意識的訓練のために、ゆっくりと練習します。

 そして、重心移動の感覚を養成したら、実際に打撃で使う場合は急激に体内で加速させて重心をドーンッと打ち込む・・・これが発勁です。

 体重が軽くても体内の重心移動のスピードを加速させれば威力は倍加します。

 体重は変わらなくても、体当たりのスピードを速くすれば体当たりの威力は強くなる・・・というのと同じです。

 重心移動の体内の加速スピードを速くすれば威力は上がる・・・というのは、マグナム弾の原理と同じで、火薬の量を増やすようなものなんです。

 そして、この加速させる手法が各種の“~~勁”だと思えばいいでしょう。

 中でも簡単にできるのが沈墜勁。日本武術では“沈身(しずみ)”と言います。

 これができるだけで世間に蔓延る達人技?の大半が体得できます。

 もっとも、ほびっと村では下がレストランなんで、ドッカンドッカンやれないんで、静かにやりま~す!




このページのトップへ
コンテントヘッダー

DVD紹介

田中光四郎 日子流体術白刃捕りクエスト

“アフガンのサムライ”こと、田中光四郎先生が“最後の教え”として撮影に臨んだ作品です。

 私が最初に光四郎先生にお会いしたのは、97年くらいだったかな~?と思います。

 それから長いお付き合いになりましたが、現代で武を真っ当して生きることの難しさを身をもって示してくださった先生という印象があります。

 ただ、自分の修行だけやっている分にはどうということもありませんが、慕ってくる人達に教えて組織となると、自分の思いとは関係のないところで意にそまないことも次々に起こる訳です。

 私ですら団体を名乗ってからの15年は激動の人生?に思えるくらいですが、光四郎先生は比較にならないだろうな~と思います。

 それでも、一貫して御自身の修行を真っ当してこられている男の生きざまを感じます。

 それだけ日本男児にとっては“武”というものが崇敬の対象足るものであり、それこそ人生をなげうっても惜しくないと思える程の麻薬的な魅力があるのです。

 何年か前に、女性記者の方から「長野さんが結婚したいと思っている女の人が、刀を捨ててくれと言ったら、どうするんですか?」と聞かれて、「そんな女は好きになりません!」と即答したら唖然としていましたが、はっきり言って、私は女性より刀が好き、武術が好き・・・という変態なんで、「日本刀なんて怖~い」みたいなこと言う女は一瞬で興味が無くなります。

 最近は男でも「日本刀が嫌い」とかほざくヤツもいて、「バカモノ~! 貴様はそれでも日本男児かぁっ!」と、いきなり私の中の右翼が目覚めるのです・・・。

 しかし、それはまあ、私が特殊なんであって、普通は武術より女が好きというのが正常です。

 まあね~、私も戦隊やライダーはヒロインが美しいかどうかで一年間、見るかどうかを決めてるくらいなんですけどね。でも、やっぱり屈折してて、ヒーローに守られるか弱いヒロインは興味が無いんですよ。

 えっと・・・まあ、それはそれとして、このDVD。ちまたで頻発する通り魔事件への心構えを養うには絶好です。

 要するに、無刀捕りに特化した体術技法の訓練法から実践法までを体系的に教えていて、考えてみたら、こういう技法は極意の技として普通は隠したまま公開しないものなんですよね。

 実際、できる人もごく少数でしょうし、技法として体系化している人もいないと思います。

 私も研究はしていますが、ここまで体系化はできていません。その意味で、流石は光四郎先生だな~と、感心して拝見しました。

 それにしても、よく工夫されているな~と感心するばかりです。私が研究している方向性と同質といえば失敬に受け取られるかもしれませんが、原理的には同じです。

 言葉を換えれば、合理性を追究すれば原理は一つにならざるを得ないだろうと思うのです。

 率直に言えば、いろんな流儀、団体で無刀捕りの類いはよく披露されますが、私が納得できたのはごく少数でした。「これじゃあ、無理だろう」「こんなことしたら殺されるよ」と思う場合が多かったのです。

 それは、実戦のリアリティーを知っているかどうか?の差が決定的にあるからでしょう。

 何より、普通、70を超えたら単なる爺さんですよ。でも、光四郎先生の眼光に宿る殺闘気は、どんな格闘家や武道家にも出せない透徹した野性の戦闘オーラです。

 殺人鬼の眼は狂気が宿りますが、武人の眼には侠気があります。どこが違うか?というと、暴力の悲しみを知っているかどうか・・・、つまり、慈悲心、情があるかどうかだと私は思います。

 私が自惚れ屋が嫌いで、武術をダシにして文化人みたいな権威を纏う連中が嫌いなのは、武術というものの根底にある暴力の悲しみを自覚しているかどうか?という点です。

 それが解っていたら、恥ずかしくって「俺は武術家だ!」なんざ~名乗れないでしょ?


馬貴派八卦掌2クエスト

 李保華先生の馬貴派八卦掌の第二弾が早くも出ました!

「さあ、今度は八卦掌の基本套路の八母掌は全部やってくれてるのかな~?」と思っていたら、何と、第二掌の双換掌までしかやってくれていない・・・って、何それぇ~?

っつうことは、まさか八巻作るつもりなのぅ~?

・・・と、クエストの制作部の方から聞いて、ズッコケたのが、嘘偽らざるところです。

 ま~、最初にそう聞いちゃったんで、あんまり期待しないで見たんですよ。ところが。

 いや~、李先生の本気で教えるぞモードが凄い!

 実にこと細かく解説して実演してくれているので、これなら何回か見れば誰でも覚えられるでしょうし、前回の単換掌の武術的実用法も実演してくれているので、李先生の実戦力の高さがより明確に判ります。

 これなら完全独修が可能でしょう。

 八卦掌の套路は覚えにくくて忘れやすいんですが、これなら繰り返し見れば、明確に覚えて、ちゃんと練習できます。

 ちゃんと練習できれば、ちゃんと成果が上がるでしょう。

 次の巻で残り六掌全部やると言われていますし、この二巻でみっちり練習しておけば馬貴派八卦掌の基本が体得できるでしょう。

 大推薦!

 私は木人椿で練習しま~す!


富田高久 肥田式強健術 実践編クエスト

 伝説の超人、肥田春充が遺した超健康術、肥田式強健術の最も正統なる伝承をしている富田高久先生による解説指導です。

 これもまた日本の武道業界で密かに囁かれていた幻の訓練法であり、丹田開発法として最も科学的なトレーニング法を作り上げた点で、肥田春充の名は東洋体育の歴史で革命家として刻まれるでしょう。

 まだ知らなかったという人も是非!

このページのトップへ
コンテントヘッダー

四月セミナー“歩法”感想

 四月の月例セミナーは、歩法(縮地法)の使い方を解説指導しました。

 毎度言っていることですが、歩法は習ったからと言っても、簡単に体得できるものではありません。

 それ相応の修練を積み重ねていかなくては使いこなせません。

 特に、縮地法の原理を体得するには、それまでの歩行運動の原理から脱却しなければならないので、尚更、大変になります。

 まず、游心流では、スリ足を基本として縮地法の原理を体得しないと先に進むことができません。

 何故、そうしたか? 普通のフットワークではダメなのか?

 はい、ダメです。

 普通のフットワークで動いては、游心流の技法は体得できません。

 しかし、游心流ではいろんな流派の技を使うことが許されているんじゃないか? どうして歩法に限ってはスリ足の縮地法でなければならないのか?

 ここだけは、肝心要なポイントで妥協できなかったんですね。

 私は、特に日本武術はスリ足の歩法を基盤にしなければ技の統一ができない・・・と、直感的に思いました。

 ボクシングのフットワークも一時期は随分、練習したんです。ジャブを出しながらの前進後退・・・等々、毎日一時間はやり続けていました。

 しかし、フットワークは重心の上下動が起こります。体内の重心移動を駆使するには不都合なのです。

 それでスリ足歩法に戻しました。

 幸い、中国武術の多くもスリ足歩法に馴染みました。歩み足が基本だったからです。

 特に武器術を練習すると、スリ足歩法の重要性が分かります。剣道もスリ足でしょう?

 さらに、何故、スリ足なのか?ということを追究しました。

 それが縮地法を使うことの答えになったのです。

 縮地法といえば、遠い間合を一挙動で詰める(縮める)ことばかりが注目されますが、そこに真価はありません。

 予備動作の気配を無くして動き出す点こそが肝心なのです。

 何故か?

 武術は“読み”を駆使してこそ高度な戦闘を制することができるからです。

 即ち、縮地法の武術的な真の意味は、“読み”のできる相手に“読ませないでこちらの攻撃を命中させる”ための技術なのです。

 ですから、いくら気配を出さずに動いたところで、必要以上の遠間から攻撃していけば、視覚的に捕捉されてしまうので、相手に迎撃する準備を与えてしまう訳です。

 そこで考えたのが打ち合いの間合の直前までは普通に歩み足で近づいて、打ち合いの間合に入るかどうか?というギリギリの間合で短く縮地法を使って撹乱する・・・それによって交叉迎撃のタイミングを取らせないという戦法を研究したのです。

 もっとも、これも足を止めて上体だけ左右に振ったのでは中段の前蹴り一発で粉砕されてしまいます。

 それで考案したのが蛟龍歩と名付けた連続縮地法であり、さらにそれに発勁を連発できるように組み込んだ訳です。

 これは以前、学んだ先生が実演してくれていた技を参考にして作り上げたものですが、その先生は太極拳と太気拳をベースにされていたのに対して、私はそれプラス形意拳・八極拳・八卦掌を組み合わせています。

 何しろ、手探りで工夫してきた技法ですし、私自身に身体的な素質や才能が無いので、えらい苦心しました。失敗を重ねて後遺症も負ってしまい、既に身体はポンコツです。

 で、ここ最近は、ずぅ~っと、やらずにいて、1~2年はほとんどやっていなかったかもしれません。

 教えてもできるようになる訳じゃないので、セミナーでも、滅多にやりません。

 真似して足首を捻挫した人もいたので・・・。

 しかし、北島師範以外にも体道塾のN師範が、かなりできるようになっているので、今回は受講生ができようができまいが、やれるだけのことは見せておこうと思って臨みました。

 でもね~・・・、私、もう51ですからね~・・・できるかな~?と、自分でも思ったんですよ。

 だけど、やってみたら、意外とできたんで、「俺ってまだまだできるじゃ~ん?」と喜んでたんですが、撮影したビデオカメラで見ると、あんまり大したことないな~・・・と、ちょっとガッカリ。そして、翌日は膝や腰が痛くて大変でした・・・グッスン・・・。


 けれども、参加者の皆さんも一所懸命、頑張ってくれていて、何人かはギョギョッとするくらいの動きを見せてくれていました。


 それで、突然なんですけれども、前回の目付け・年末のセミナー・今回の歩法に、詠春拳の足技・N師範の特別講習・演武会の様子を撮影した映像を編集して『游心流武術外伝・秘伝伝授の巻』と題したDVDを特別販売することにしました。

 数年前までなら絶対に表に出さなかった内容で、発売禁止にした『戦闘理論』を超える内容です。なので、3万円以上にしようか?と思いましたが、税込みで2万5千円とします。記録用に撮ったものの編集なので、ちょっと解りにくいかもしれませんが、マニアにとったら数十万円払っても知りたい内容です。

 実際、「25万円にしてみようか?」と、半分くらいマジで提案してみたら、北島師範とか真面目な顔で賛成するので、やっぱりやめておきました。

 有名な先生の神技が、あっさり体得できてしまう・・・という点では25万円でも安いと思うんですが・・・。

このページのトップへ
コンテントヘッダー

キムタクの宮本武蔵みなかったら大損だよ

 キムタク主演のTV朝日開局50周年記念『宮本武蔵』が空前の低視聴率だったとか?

 マジっすか?

 あんな面白いのを見ないなんて、バカじゃないの?

 宣伝が悪いのか、「いまさらキムタク主演の時代劇なんて・・・」とヘンな先入観(うちの会員にも、こう言ってる人が居た)で見逃した人が多かったんだろうと思うんですが、大損してますよ。

 私は『武士の一分』見た時から、キムタクの時代劇役者としての可能性に目をつけていて、大チャンバラ殺陣をやらせてみたいな~・・・と、プロデューサー気分でいたんですが、だから今回の『宮本武蔵』は大満足でしたよ!

 確かに脚本はスッカスカで、「これはミスキャストだろ~?」と、金八先生の柳生石舟斎にはズッコケました。

 真木よう子のお通も、彼女のキャラクターとは違い過ぎると思ってましたから、やっぱり真木よう子の持ち味が出てなくて非常に印象が薄くなってしまっていて、可哀想だな~と思いました。

 キャスティングで嵌まってたのはユースケサンタマリア。配役聞いた時点で「ハマリ過ぎだよ」と思いました。

 沢庵が強過ぎるのは御愛嬌で許せるとして、西田俊行(※事務注 西田敏行?)の奥蔵院もビミョ~・・・。

 しか~し、無問題!

 そもそも、真実の宮本武蔵の人生に、お通も又八も存在していないし、沢庵和尚との交流も無かった。恐らく、武蔵は沢庵に一度も会ったことない筈・・・。

 ただ、柳生新陰流との関係はありました。

 でも、石舟斎には多分、会ってないでしょう。

 柳生の門人とは何度か試合していますがね・・・。

 恐らく、吉川英治の『宮本武蔵』と変わってるところが気に入らないと言い出す人もいるかと思うんですが、吉川武蔵をドキュメンタリーみたいに勘違いしていることを反省すべきで、今回のキムタク版の挑戦的なアプローチをアッパレ!と絶賛し、次なるリアルな宮本武蔵への布石、エポックメイキングとして受け止めるのが正しい鑑賞の仕方でありましょう!

 私、現在、時代小説の武芸考証仕事人として活動を始めておりますが、現在の時代小説は過剰なまでの時代考証に縛られて自由な執筆が妨げられてしまっており、実に窮屈ですね。

 時代小説の醍醐味は剣豪や忍者のバトルにこそあると思う私にとっては、現在のノーバトルばっかりの時代小説にワクワクドキドキはさっぱりありません。

 これで売れんの?と思っていたら、実は大して売れてないらしい・・・何それ?

 最近の作品では『るろうに剣心』と『妻はくノ一』が抜群に面白かった。

 どちらも、香港アクションのリズムとスピード感を導入して技術的に殺陣の革新を図った点が素晴らしかった。

 映画監督の園子温が出演している深夜のトーク番組で、日本映画の人情の機微とか、「そんなの要らねぇよ!」みたいに吠えてましたが、大賛成!

 もっともっと、活力のある作品『活劇』が見たい!

 難病に侵された恋人と・・・みたいなのはもういいよ!

 私だったら、難病に侵されて余命いくばくもない武術家が、どうせ死ぬなら悪徳ヤクザ政治家を道連れにして死んでやるっとカチコミかけて全員抹殺して警官隊の一斉射撃で死ぬ・・・っていう『ドラゴン怒りの鉄拳』みたいな話にするよ。

 別にアクション映画でなくっても、ダリオ・アルジェントの往年のホラー作品なんて、物凄いパワフルな演出でビックリしますよ!

 久々に『フェノミナ』見たけど、スゲーッ!って感じです。もう、ムチャぶりが凄いですよ。よくよく考えると『13日の金曜日』と同じストーリー(奇形の息子の母親が殺人犯)なんだけど、虫や動物と精神感応できる美少女が孤軍奮闘するヒロインアクション物になってます。

 これはジェニファー・コネリーが主演でなかったら成立しないな~と思った。

 耽美的なところがグロとゴチャ混ぜになってて蛆虫死体プールにジェニファー・コネリーがおっことされるシーンなんて凄いです。

 実際はココアプールだったそうなんですが、巧みな蛆虫カットとの編集で、実際にそういうのに落ちてる感じがする。

 発狂するよ、これ・・・。


 おっと、話が逸れました。

 キムタク版『宮本武蔵』は、確かにいろいろ欠点はあります。

 例えば、坂崎出羽守事件で柳生宗矩が賜った二蓋笠の家紋を堂々と掲げていたり(この時期にはまだ無いし、尾張柳生はずっとワレモコウの家紋を使っていた筈)、時代考証的には相当にアバウトです。

 が、そのアバウトさは原作にもともとある訳で、いつまで経っても原作に呪縛されたままの武蔵像から、そろそろ変えていったらどうか?と私は思いますね。

 その点で、今回はアクション活劇として従来の武蔵像を大きく変えて見せた点こそを大絶賛してしかるべきだと思うのです。

 これはアクション監督の谷垣健治氏の功績である点に異論を挟む人はいないでしょう。

 御本人にメールして感想を述べたところ、『るろうに剣心2・3』と重なり、時間的な制約で思うような水準にできなかったという忸怩たる思いが残っていたらしいですが、それでもテレビドラマであれだけ大掛かりで多彩なアクションを組み立てて見せるというのは本当に凄いと思いますね。

 知り合いだから贔屓目に書いていると思う人もいるかもしれませんが、私は研究家気質なんでダメだったら「う~ん・・・まっ、いっか?」程度にごまかして書きますよ。

 本当に凄いんですよ、コレ!

 何が凄いかって、アクションにいちいち主張があるんです。これはキムタクの功績でもありますが、単なるダンドリ通りに動きました~って感じじゃなくて、刀の振り一つにも気が通っているんです。

 武術の演武だと、ただ形だけなぞっておしまい・・・ってのが多くて、逆に、見てても糞面白くない。下手だからそうなるか?というと、上級の人は無心で動くから余計にそうなるもんです。

 私、演武頼まれると、大体、ギャグ入れるんですけど、普通に演武してもつまんないでしょ~?って思ってるんで、サービス精神が働くんですよ(下手なの、ごまかす意味もある)。

 よく武道家や格闘家を連れてきてアクションやらせると、非常に迫力が無いものになってしまったりするんですが、真面目な人ほど、そうなってしまいます。

 この点、プロレスラーはうまい人が多いですよね。プロレスの試合が一種のモキュメンタリーだからでしょうかね。

 アクションで見せる場合は、ケレン味は絶対に必要なんですよ。

 リアルさだけ求めると、本当に面白くも何ともなくなってしまいます。

 ここに見せ方の工夫が必要になりますね。演技であったり、カメラワークであったり、特技であったり、編集テクニックであったり・・・。

 やっぱり本編の演出も経験している人だと総合的な見せ方の工夫が上手いですよね。谷垣監督はその点での上手さもあるからなんだと思います。

 この分野では、やっぱり香港アクションが歴史が長いだけあってノウハウの蓄積がハンパないと思います。

 ユエン・ウーピン、チン・シウトン、ラウ・カーリョンと、いろんなタイプのアクション監督が居て、それがハリウッドやヨーロッパにも影響を広げていったし、『マッハ!』や『ザ・レイド』も、よくよく見ると香港アクションの影響を多大に受けてますよね。

 ジャッキー・チェン、サモハン・キンポー、そしてドニー・イェンという演技者と同時にアクション監督でもある俳優に関しては、真の意味でブルース・リーが開拓した分野を確立したと言えるんじゃないでしょうか?

 ただ、忘れがちなのは、香港アクションに影響を与えたのは日本の時代劇であったという点で、座頭市、子連れ狼、木枯らし紋次郎なんかが香港映画に登場したりするのも珍しくありません。

 そういう意味でも香港アクションで育った谷垣監督が、その技術をフィードバックして時代劇アクションに革命を起こしつつある“今”を、きちんと見ることが必要だと思いますね。

 何よりも、こんな面白い時代劇を見ないなんて、日本人として恥ずかしくないのか?と言いたいです。

追伸;『47RONIN』も、忠臣蔵じゃなくて『里見八犬伝』にすれば良かったんですよ。最初からファンタジー時代劇だと言っておけば大ヒットしたかもしれない。“「角川映画の『里見八犬伝』を贅沢な予算を掛けて創りあげた娯楽ファンタジー絵巻」といった感じだ。”・・・と、『宇宙船』のレビューで書いていたホラー映画評論の第一人者の鷲巣義明氏の批評が言い尽くしてますね。いっそ、『里見八犬伝』を日中韓合作したらいいんじゃないかな~? 谷垣アクション監督で・・・。『妖刀・斬首剣』みたいなぶっ飛んだのが見たいな~・・・。

追伸2;蟹江敬三さんが亡くなられてショックです。『スケバン刑事』『影の軍団』『鬼平』シリーズが有名だけど、ゲストだと刑事物や時代劇に無数に出ていて、特撮物だと『ウルトラマンA』カウラの回の牛男や、『ウルトラマンレオ』の円盤生物ブニョが有名ですね。ブニョは実力が無くて弱い怪獣なんだけど、悪知恵が働くという設定で、レオをバラバラにしてしまうという快挙を達成したので特筆されてます。まさかと思ったけど、ワイドショーでブニョのシーンが出て驚いた。宇津井健さんが亡くなられた時は、流石に『スーパージャイアンツ』は出なかったけど・・・。

このページのトップへ
コンテントヘッダー

ダリオ・アルジェント特集

 何か、突然、イマジカBSでダリオ・アルジェント特集やってたりして、久々に『サスペリア』見ましたよ。

 ダリオ・アルジェントと言えば、私が岡山で自主映画撮ってた頃、ちょっとしたブームで、イタリアン・ホラーの二大巨頭として、ルチオ・フルチと共に好きでしたね~。

 イタリアの映画と言えば残酷描写が有名ですが、フルチは『サンゲリア』『地獄の門』『ビヨンド』『墓地裏の家』等の蛆虫がたかってる腐乱ゾンビが有名で、汚いグロが売りでしたが、アルジェントは何となく美意識が高くてアートっぽい高尚な感じがしたものです。

 でも、代表作の『サスペリア』や『フェノミナ』は蛆虫だらけのシーンもあって、フルチとドッコイな感じもするんですけど、ホラーと美少女という組み合わせを確立した第一人者という感じもします。

 つまり、Jホラーのルーツ的な感じがあって、特に佐伯日菜子版『エコエコアザラク』にはアルジェントっぽさが濃厚です。

 アルジェントの仕事で有名なのは、ロメロの『ゾンビ』のプロデュースでしょう。

 そして、「決して独りでは見ないでください」という惹句が流行った『サスペリア』ですね。

 ゴブリンの音楽も独自性がありました。

 私は超自然的な設定が好きなんで、ミステリー物は実はあんまり好きじゃないんですけど、アルジェントはそっちも得意ですよね。

『シャドー』は、怖かったな~。マカロニウエスタンの貴公子(時代劇に於ける里見浩太朗みたいな感じ)ジュリアーノ・ジェンマが殺されたのはショック!

『サスペリア2』もミステリー物だったと記憶しています。『サスペリア』以前の作品なんだけど、『サスペリア』がヒットしたから続編として上映してました。

 この作品、高校で感動作品の上映会があった時に手違いで上映されて、それがまた御丁寧に、人形がハハハハハ・・・って笑いながら駆け寄ってくるところがいきなり映されて、トラウマになりましたよ。

 近年も『サスペリア・テルザ』や『アルジェントのドラキュラ』と新作を撮ってくれていますが、往年のパワフルなショッカー描写は、なりを潜めてしまってるとか?

 しかし、昔からアルジェントの作品は「ストーリーがとっちらかって整合性が無い」と批判されていました。

 実際、映像と音楽に圧倒されてストーリーがどうだったか?というのは、さっぱり記憶に残りません。

 でも、そんなのはどうでもいいんです!

 アルジェントの作品はシュールレアリスムの絵画のような美しさにこそ、価値がある。

 都会に潜む三人の魔女姉妹の設定である『サスペリア』と『インフェルノ』、そして『サスペリア・テルザ』の三部作には、さりげなくフリーメイソンのシンボルである「プロヴィデンスの眼」が出てきたり、魔術、秘密結社、現代社会の裏の仕組み・・・みたいな隠喩が出てきて、私は好きですね~。

『インフェルノ』は、特にストーリーがハチャメチャで何がなんだか判らない映画でしたが、何か凄い映画を見た?という不思議な余韻がありました。

 傑作の一つとしては『フェノミナ』がお勧め。ジェニファー・コネリーの美少女っぷりは『野性の証明』の薬師丸ひろこを彷彿とさせました。

 虫や動物と精神感応できる超能力を秘めているという設定も凄いです。

 マッドサイエンティスト風の怖い風貌のアルジェントですが、娘のアーシア・アルジェントは『デモンズ』の姉妹編でデビューした時から美少女っぷりが注目されてました。

 イタリアンホラーのマエストロ、ダリオ・アルジェントの歪んだ美意識は、前衛芸術好きな人なら、きっと気に入るでしょう。


このページのトップへ
コンテントヘッダー

何とか常設道場を・・・

 雨が降ると日曜の公園の稽古はできないので、事務所(研究室)でやる訳ですが、5~6人で手狭な上に、今度は木人椿を置いてしまうので、これはかなり無理になってきました。

 取り敢えず、30日は推手からの逆手捕りとか、狭くてもできるハンドテクニックを練習しましたが、前日に新陰流・制剛流をやった時に、そろそろここも限界かな~?と思いましたね。

 でも、もう一年以上、経過してるんですよね。ここを借りてから。

 部屋代の支払いに四苦八苦してきた割りには、何とかなりましたし、いろいろ手裏剣とかも練習できて研究も進みました。

 何より、仕事の打ち合わせに使えるので助かっています。

 ただ、八畳ちょっとじゃ、個人練習には充分だけど・・・やっぱ、狭い。

 ほびっと村が17畳だと聞いて、ここの二倍あれば充分かな?と思って、常設道場のスペースを探しています。

 近いうちに何とかしようと思ってますが、資金作らないといけないから、数カ月は先になるでしょう。

 文筆業(小説や漫画の武芸考証)が広がってきつつあるので、半年とか一年後なら安定してやれるかな?とも思うんですが、取り敢えずはDVD売って金稼ぐしかないんで、皆様、応援ください。

 ここ最近、各支部も入会者が増えてきていますから、各支部長もぐんぐん実力が上がってきています。

 特に先に師範に任命した支部長は、皆、ちょっと、驚くくらい短期間に実力アップしています。

 30日も、八極拳の打開(双撞掌)や頂心肘の応用変化法を指導したら、見事に体得していました。

 八極拳は30前後の頃に結構、集中して練習してたんですが、威力を出すには最適な拳法です。

 形意拳の遣い手の某先生が、「八極拳は防御を考えないで突っ込むから怖いよな~」と苦笑していたんですが、“捨身法”と呼ばれる戦闘理論で構成されていると知ってから研究したところ、攻撃が防御を兼ねていることに気づきました。

 今となっては当たり前なんですけどね。

 要するに、読みと交叉法を駆使すれば、所謂、受け技は必要無い。何故なら、先の先で攻め潰すのが八極拳の戦法だから・・・。

 ただね。ここで誰もが誤解するのは、「気合と根性で突っ込め!」って話になるんですけど、そんな無策な拳法じゃないんです。

 ある程度以上の相手には通じないし、武器持ってる相手だったら、尚更です。

 突っ込むタイミングと入る角度、最低でもこれを知らないとカウンターの餌食になるのがオチです。

 松田先生が学んだ蘇先生が、いろんな格闘術の猛者を簡単に倒した話がありますが、この話から洞察すべきなのは、蘇先生は中国武術の技を遣っていろんな格闘術の技を凌駕してみせた・・・という点ですね。

 これは、いろんな格闘術より中国武術が上だということではありませんし、蘇先生が特別強いということでもないと私は考えます。

 つまり、どんな格闘術の遣い手であろうが、人間の動きには隙間があり、蘇先生はそこが見えていたから簡単に勝った・・・ということだと思います。

 逆説すると、どんな優れた武術や格闘技を学ぼうが、戦闘法を理解していないと常勝は覚束無いということです。

 常々、私が言ってるように、強い弱いではないのです。

 戦闘のセオリーを知っていて、その通りに駆使できるかどうかの問題なんですよ。

 少なくとも武術は、そういう仕組みになっています。そして、それは容易に教えない。

 素手の格闘の強さしか考えない人は理解できないかもしれませんが、私の言ってることは銃を扱っている人なら納得するでしょう。

 つまり、銃の構造を知り、遣い方を知っている人間しか使えない。

 まったく知らない人は、銃は引き金を引くだけだと思ったりする訳ですが、弾丸の込め方、射撃準備、狙い方、構え方、引き金の引き方にだってセオリーがあります。

 これを知らない人間がいきなり手にしても遣いこなせません。

 私が武芸百般に拘るのも、武装した敵と戦う技能を修得することが目的で、スポーツ的に武道や格闘技を楽しむ趣味が無いからです。

 古武術は、誕生の瞬間はリアルな戦闘術だったのに、時代が変わって骨董趣味の習い事、文化遺産になってしまった・・・。

 けれども、時代を超えた普遍的リアリティーが秘められているんですよ。私はその発掘作業をやっている訳です。

 話を戻して、もっと簡単な例で説明すると、箸を遣ったことのない外国人が和食で箸を遣おうとしてもうまくいかないでしょう?

 格闘技だって、パンチの打ち方以前に拳の握り方から教わらないと拳を痛めたりしますからね。

 しかも、拳の握り方といっても流儀によって様々なやり方がありますし、それも遣い方と併せての握り方であることを知らないと、見当違いな批判をしたりするんですよ。

 正解は一つじゃありません。

 それを理解するためにも、自分の好みを外に置いて、いろんな流儀を研究することは重要だと思いますね。

 練習法にも型にも意味がありますが、それを解らないまま延々と練習しても何にもならない。むしろ、時間の無駄、人生の浪費にしかなりません。

 東京支部長が「型の分解と言うと、皆、決まりきった型の形の通りにやろうとするから無理がありますよね。無理があるから“使えない”と結論付ける。“状況に応じて崩して遣う”とは考えないみたいですね」と言っていました。

 まったく、その通りです。

 いわゆる楷書の形で遣うことしか考えないから、遣えないんですよ。

 教科書通りに技が極まるなんて、よっぽど何も知らない素人を相手にする時くらいでしょう。

 型の分解は、一つの技で最低でも5~6通りは応用できなきゃ、遣いものにならないと思います。

 つまり、形に捕らわれていたら遣いものにならないんですよ。

 型は崩して技の原理を抽出し、変幻自在に応用させないと遣えないんです。

 だから、偉い先生に技の用法を教わった・・・と自慢たらたらにしているような阿呆はフルコン空手を半年くらいしかやってない人間のローキック一発で粉砕されてしまう訳ですよ・・・。こういう“悲喜劇”を十数回は聞きましたね~。

 武術が遣えるかどうか?という論議している人達は、要するに、応用変化して遣うレベルじゃないんでしょうね。そりゃあ、遣う自信は持てないでしょうね?

 でも、そのレベルの人達が武術の専門家としてメディアに取り上げられたりしているんだから、しょ~がないですよね?


 さて、チマチマと支払いを続けている中で座頭市逆手剣法の研究のために買った直刀を引き取ってきました。

 よくよく見ると若干の反りはありますが、ほぼ真っすぐ。江戸時代初期くらいの刀で刃渡りは二尺四寸近くあるので、片手の逆手握りでは、ちと長くて重いかな~?という感じもしますが、重い方が斬撃力は出るので、これはこれでいいか~?と・・・。

 問題は、鐔を装着するか?ということでしたが、逆手斬りの練習するには鐔は邪魔なんですね。はみ出し鐔とか買うのも面倒だから、帰りに町田の東急ハンズに寄って適当な木材買ってきました。

 プラでもいいか?と思いましたが、堅いと割れるかな~?と思って、若干の弾力がある木材にしました。

 これを、はみ出し鐔くらいの大きさに加工(茎穴の部分はキリで穴空けてノミと彫刻刀で加工し、工作用鋸で切り出してヤスリで成型した)して装着!

 いつものように鉄鐔じゃないから作業もさくさくっと進みました。

 後は漆塗って強化すれば完璧かな?

 鐔は安いの買っても数千円はしますから、木材ブロックの105円で済んで安上がり。茎に目釘穴が四つもついていたので、もう一つくらい控え目釘入れた方が安心かな?と思ってます。


 さて、翌日はクエストさんに預かってもらっていた木人椿を持ってきてもらいました。

 イサミさんで受注生産のものなんですが、山田師範の詠春拳DVD(クエストさんから5月発売予定です)撮影用に本社に飾ってあったのを譲ってもらったものです。

 宇宙生物か猫タワー?みたいな形だからな~。

 同時に三人練習できるゴッツイ木人椿・・・これは、やっぱり道場開設しないといかんですな~?

 で、本格的にいろんな武術を教えることにしますかね~?

 場所があればいろんなクラスやれるから、太極拳クラス、健身法クラス、剣術、護身術、詠春拳クラスとか・・・。

 時間貸しスタジオもやろうかな?

(というのも、今、予定してる物件あるからなんですけどね~・・・)


追伸;13日の四月の月例セミナーは、歩法(縮地法)です。先日、体道塾のN師範が橋本支部に来て、最新研究成果を披露していってくれたんですが、「独己九剣は左剣と右剣が一番大切です」とか、島津先生が解説していた骨掴みのやり方や八光流の雅勲(脈攻めの握り方)とか、周天法の小と大の違いによる身法の違い、八極拳の把子拳の打撃用法・・・等々の心法口訣について実演解説してくれて、もはや19歳とは思えない日本の武術界の最前衛を突っ走っているな~・・・と、感心して聞いてました。松田先生に会わせたかったな~? この時に縮地法の応用法なんかもいろいろやって見せてくれたんですが、そうなんですよ! 歩法は攻撃技に直結しているんです。今回はこれもやろうかな~?

このページのトップへ
コンテントヘッダー

欲か理想か?

 私が政治家が好きじゃないのは、理想を求めているようなことを言いながら、本当は名誉欲や金銭欲、権力欲を求めているんじゃないの?と思うからなんですが、金が集まると庶民の感覚と掛け離れていって、自然に欲に引っ張られてしまうんじゃないですかね?

 私は政治家の中ではみんなの党の渡辺さんは割りと好きだったんですが、なんか独善的になっていった印象があって、今回、DHCの会長から8億円も借りていたとバッシングされて、「あれまぁ~」と思いましたね。

 まあ、政治家なんだから財界人に金借りるのも常識でしょうが、もう凄い額ですよね?

 猪瀬さんの時とはケタが違うもんな~・・・。

 流石は党首!って言うべきなんでしょうか?

 個人で借りたと言ってますけど、そんな巨額の金を個人に貸してくれる人が居るんでしょうか? 当然、政治資金として貸してる訳ですよね?

 選挙だなんだと、どうして、そんなに金がかかるのか? そんな莫大な金を使うんだったら、被災地の復興資金に寄付するとかワーキングプアの支援金にするとかした方がいいんじゃないですか?

 日本の経済を低迷させてるのは金持ちの責任ですよ。

 まっ、自由競争社会なんだから、負け犬の遠吠えしてもしょうがないけどね・・・。


 え~っと、それとSTAP細胞。いよいよ怪しくなってきましたけど、どうなんでしょうかね~?

 結局、幻でした・・・ってことになっちゃいそうだけど、何か、釈然としませんね?

 潰しにかかられたのか?という疑問もまだありますが、科学の発展には付き物のトラブルでしょうね。

 そういえば、エジソンはニコラ・テスラの発明を潰すために陰険なバッシング・キャンペーンをやっていたそうですが、これも欲にかられてだったみたい。

 人間、欲にかられるとコロッと人格変わったりしますからね~。

 それでも時代は新しくなっていきます。それと共にものの価値観も変わっていきますからね。

 できれば、私は新しい価値観を提供していく仕事をしていきたいです。

 そのためには損得抜きで地道な研究を延々と続けていく・・・それだけですよ。

 さて、遅々として進まない松田隆智先生の批評本企画ですが(私が忙しくなって手がつけられないから)、噂に聞いていた松田先生の武術に関する本『八極拳と秘伝 武術家・松田隆智の教え』が、町田の有隣堂さんにGun雑誌を覗きに行っていて出ていたので、早速、買ってきました。

20140330_001.jpg

 著者の山田英司氏は、晩年の松田先生が嫌っていた人です。

 私は、福昌堂でライターの仕事を頂戴していた頃に三回くらい挨拶程度に顔を会わせただけでしたが、松田先生の告別式に行った時にお会いして誘われて一緒に写真撮って戴いたりしました。

 正直に言えば、(松田先生が嫌っていた人と一緒に写真写ったりしたら松田先生が化けて出るかも~?)なんて思ったりもしたんですがね。

 けれども、福昌堂で散々聞かされていた山田氏の悪口も、松田先生の口から聞くと、ちょっとニュアンスが違っていて、会えば毎回のように話題になる人だったので、(あ~、松田先生は山田さんが気に入っていて裏切られたと思ってるんだろうな~?)とも思っていました。

 また、福昌堂では居なくなった元社員の悪口を言うのが編集部の伝統?だったので(私も散々悪く言われてたそうです)、これも、今となってはあんまり鵜呑みにはできないな~と思っています。

 特に武術武道の世界は俺様体質の人ばっかりなので、俺様が一人いたらその周囲は信者が取り巻いているものです。新興宗教の世界とよく似ていますよ。

 人間、ある程度付き合わないと、どんな人かは判りません。

 誰からも良く言われる人というのは、誰にも心を開かない人かもしれません。

 私も松田先生に会うまでは悪口を聞かされることの方が多かったんですよ。確かに気難しいところもあったから、逆恨みされ易かったろうとも思います。

 私は晩年から最晩年の松田先生しか知りませんが、結構、厭世的でしたね。人間関係が嫌になっちゃった~みたいな印象がありました。

 今回、山田氏の本によって、私が想像していた通りの理由があったんだと、再認識しました。

 思っていたよりも、松田先生というよりも山田氏自身の自伝的な内容だったので、アレ~?と思ったのが偽らざる印象ですけれど、それは逆に、正確に書くには「自分の知っている松田先生は・・・」という形にならざるを得ないことを示していて、同じ物書きとして理解できます。

 いや、むしろ、山田氏の純粋さや真面目さ、松田先生への元弟子としての敬愛の気持ちがよく出ていたと思います。

 逆に言えば、松田先生があれほど悪く言っていたのも、愛情の裏返しだったのでしょうね。

 事実、最晩年の松田先生は、「最近の山田は中国武術が最強だって言ってるそうじゃないか?」と笑ってましたが、多分、山田氏がフルコンタクト空手に浮気?して中国武術を捨てたように感じて怒っていた面が大きかったんだろうと思いますね。

 でも、そうではなかったことが、今回の追悼技術本で、はっきりしたように思えます。

 また、何故、松田先生があれほどまでに私を評価して応援してくださったのか?という疑問が解けたように思いました。

 それは、中国武術の真の戦闘法が最後まで明確に解らなかった(教えてもらえなかった?)松田先生が、独自に中国武術の戦闘法を解明しつつあった私に期待してくださったんだ・・・と、改めて思いました。

 だから、最後まで松田先生は私を友人として扱ってくださいましたし、修行法のことやいろんな流派の戦闘法についてどう思うか?と、常々、意見を求められていました。

 接近密着戦法の優位性を説きながらも、「ではどうやって密着するか?」という方法論に関しては、真剣に中国武術をやっている人の誰もが悩むのです。

 何故なら、その方法論が個人の感覚で処理されてしまうから、「一、二発食らっても突っ込め!」という具合の根性論に擦り代わってしまうからです。

 素手ならまだ解ります。ボクシングの試合を見れば判る通り、興奮状態の人間が一発で倒れることは中々無いからです。

 しかし、私は最初から一発入ったら死ぬ・・・という前提で武術を考えてきたので、こういう根性論には疑問がありました。

 真剣だったら死ぬじゃん?と思っていたので、いかにして相手の攻撃を封じてしまうか?を先に考えて、剣術の戦闘法から考えたのです。

 それが、読みと交叉法であり、先を取って戦うのが武術である・・・という認識で研究してきました。

 自由組手や試合を選ばなかったのも、それをやると武術の目指すべき方向を見失ってスポーツにしかならないと思ったからです。

 スポーツとしての強さを武術は目指していません。命のかかった戦闘に勝ち残るためのものが武術なのです。

 そんなのは屁理屈だ!と、随分、いろんな人から悪く言われましたが、意外と全然、関係のない人達からは賛同されましたね。

 例えば、ヤンキーや元暴走族とか、元ヤクザとか、元特殊部隊だとかといった人達。

 あるいは、まったく武道なんか知らない人。そしてプロの格闘家や武道の高段者。

 つまり、命のかかった戦闘に強い弱いは関係無いと解ってる人達は、素直に私の意見に賛同してくれた訳です。

 素手で格闘して強いと思っている人でも、武器で武装している相手と戦う技能はありません。同じ条件で闘って強くても、条件が変われば対応できない人がほとんどなんです。

 また、若い頃は強くても年とれば全然弱くなってしまう。これじゃあ、意味が無いでしょう?

 体力的には今の私は19歳の頃の1/3も無いと思います。一日10時間もメチャクチャに練習していた29歳の頃と比べれば、まったく何の練習もしないに等しい。

 けれども、どこからどう見ても今の私は19歳、29歳の頃とは比較にならないくらい戦闘力があります。

 これは練習で維持する身体能力ではなくて、脳機能が身体を瞬間的に武器化して使うことを覚えてしまっているからなんですよ。

 合気や発勁も私は特に誰かに習った訳ではなく、自分で分析して体得しました。松田先生はそれが凄い才能だと誉めてくださって、福昌堂に紹介してくださいました。

 研究家としての能力を認めてくださったんですが、一方では「自分は武術研究家とは名乗りたくないな~。なんかオタクみたいじゃないか」と、自己認識としては武術家でありたいと思われていたみたいで、私にも武術家と名乗れと言われていました。

 そういえば、青木宏之先生からも、「長野さんが堂々と武術家と名乗ってくれないとみんな困るじゃないか」と言われていたんですが、私は研究家としての自分の能力をちゃんと使って武術文化の復興者として歴史に名前を遺すという壮大な“野望”があるので、単なる一達人みたいにはなりたくない訳ですよ。

 武術家なんて自分で名乗ってる連中は馬鹿ばっかりで、頭が悪そうだし・・・。

 私は生前の松田先生とこんな話も随分としましたが、松田先生御自身が長年悩んでこられた事柄を私が平気で折り合いつけてしまっている点を「うらやましいよ」と言われたこともありました。

「長野君みたいに捨て身になれるヤツは今時、いないよ。君は任侠道がわかってるな~!」と、延々とヤクザの話をされてました・・・(苦笑)。

 実際、武術よりヤクザの話の方が多かったような気がしますね~。まあ、書けない内容だけど・・・(苦笑)。

 山田氏が知っている頃の松田先生と私がお付き合いしていた松田先生とは、別人とまでは言いませんが、相当に考え方や目指す方向は変わっていたと思いましたね。

 武術よりは精神世界への傾倒の方が強まっていたと思います。

 だから、八卦掌と心意六合拳が好きみたいでしたし、「形意拳や心意六合拳は小周天が解らないと意味がない」みたいに言われて、私がそのことを指摘して書いていたのを、よく気づいたな~と非常に誉めてくださいましたね。

 つまり、晩年の松田先生は戦闘術としての武術の奥にある超人開発法としての可能性に視点が移っていたと思うんですよ。

 最晩年に青木先生を御紹介したら一遍で心酔されていて、私は本当に、「あ~、もっと早く会わせていれば・・・」と思いましたよ。心残りは、それだけですかね?

 でも、山田氏の本を読んで、安心しました。松田先生の武術研究は、かつてのお弟子さんがこれから引き継いでいってくれるだろう・・・と思います。誰もいないんじゃないか?と思って心配だったので・・・。

 第二弾で日本の中国武術史みたいなのも山田氏には書いてもらいたいですね。

このページのトップへ
コンテントヘッダー

BS朝日で高瀬先生が・・・

 BS朝日の金曜夜11:00から一時間。サラリーマン転覆隊が行く・・・というアウトドア番組で、高瀬道場の高瀬將嗣先生が口うるさい部長役で出演されていると会員から聞いて、ちょくちょく見ていましたが、高瀬先生が登場しない回もあり、ついついチャンネルnecoの武侠ドラマを見ていたんですが、高瀬先生が主役?の回があるということで、ようやく見ましたよ!

 考えてみたら、私は高瀬先生が芝居されているところを、ほとんど見たことなかったんですよね。

 口うるさくて人望の無い部長役なんですが、なんか、ゆるキャラっぽくて憎めない感じの部長(名前はそのまんま“タカセ”)です。

 アウトドアを体験するドキュメンタリータッチのドラマなんですが、激流の川下りとか、毎回、ハードな展開で、今回は特に犬ゾリのレースというテーマなんですね。

 高瀬先生は高血圧と吹雪との戦いという、マジで命がけになってしまったらしく、映画秘宝の連載でもぼやかれてまして、それで実際に見たら、本当に、これは大変だぞ?と思う内容でした・・・。

 多分、殺陣師として乗馬なんかは当然、体験されていると思いますが、“犬ゾリ”ってのは無いでしょう?

 高瀬先生も、台本読んだ時は「ええ~っ?」って思われただろうな~・・・と。

 いつもはしごく方なのに、今回はしごかれる方だから、参っちゃっただろうな~?と、思います。

 私なんか、武術以外で身体動かすのは全部、ダメですからね。ビックリする程、走って遅いし、球技系は全滅。体育は高校の時に5段階評価で1取ったことあって、普通は2です。確か、3は取ったことないです。

 体力測定で垂直飛びとかは学年一だったけど、高跳びや幅跳びは平均くらいだったし、普通の運動は本当にダメでしたね~。

 だけど、武道系は大体、何でもできたんですよ。何故か・・・。

 高校の時の同級生にも私みたいなタイプがいましたね。武道は普通の運動と違う?

 高瀬先生の剣技は本当に凄いんですけどね~。そっちを活かす企画じゃないのが、もったいないな~・・・と。

 でも、知ってる人が活躍されているのを見ると、嬉しいというか自分が自慢したくなるというか・・・不思議な感覚ですね~?

このページのトップへ
著者プロフィール

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

FC2カウンター
リンク
最新記事
カテゴリー
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

月別アーカイブ
ブログ内検索