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游心流DVDラインナップ

游心流DVDラインナップ

 通常の武術系DVDは5000~6000円くらいが相場ですが、これは販路の大きい大量に作れる会社だから可能な値段設定です。うちはチマチマと手作業で作ってますので、製作費や労力、販売部数の関係上、数倍にならざるを得ません。

 ですから、購入御希望の方は、安い買い物ではありませんので、くれぐれも後悔のないよう熟慮してご購入くださいますよう、お願い致します。値段に見合った価値はあると認識しておりますが、稀にプレーヤーとの相性で映らなかったという御報告もあります。

 DVDは発送前に一つ一つ作動チェックしてお送りしておりますので、少なくとも映らないことは無い筈です。このような事例は市販DVDでもたまにあることなので、プレーヤーやパソコンを代えて再生してみてください。

 それから、滅多にありませんが、注文されても、こちらからお断りする場合もあります。
 これは、私供は、単なる商売でやっているのではなく、武術を指導することには相応の責任が生じると認識しているためであり、悪用の恐れがあると判断した場合はお断りするということです。

「金さえ出せば、欲しい情報は得られる」とか、中には金さえ払わずタダで教えてくれと言い出す者も過去にはおりました。このような礼儀も常識も無い者に危険な技を教えるのはキチガイに刃物を持たせるに等しいですね?

 入会希望の方でも何人かに一人の割合でお断りするのが常です。それは、こちらが了見が狭いからではなく、本人のためにならないと判断したからです。

 武術を学んだが故に心がねじ曲がって人生を誤ってしまうことのないよう、善良な人に勇気と知恵と力を持ってもらうのが武術修行の目的です。


游心流DVD
 『游心流武術健身法奥伝・三元療術 その壱』 DVD-R  ご注文受付中!
価格 20,000円
(ブログ記事より)游心流DVD最新作『健身法』、完成しました! 指導は体道塾を主宰するN師範。筋肉・骨格・経絡(気)の三元療術・調正法のうちで最も基本となる分筋法について実演解説しています。武術のみならず手技療法の専門家の方にも役に立つ内容になっていると思います。料金は20000円(税込み)です。殺活自在の武医術を目指す方に是非!

游心流武術健身法外伝・秘伝神業の原理
見世物芸から極意(発勁・合気・読み)、演武会、詠春拳、体道塾、歩法などを二枚組にした豪華版。限定販売。¥25000(税込み)

発勁と化勁
発勁と化勁の体得と応用技法。発勁のメカニズムを知りたい人向き。¥15000(税込み)

徹底解説シリーズ『基礎錬体』『歩法』『初級対錬(一)』『初級対錬(二)
游心流の練習教程を収めたシリーズ。基本から練習したい人向き。各¥10000(税込み)

独己九剣の応用
游心流の上級居合型をベースにいろいろな応用技や武器術を収めた。いろいろ見たい方向き。¥15000(税込み)

合気の応用
DVDシリーズ中、最も売れ行きが良い作品。試し斬りなども入れており、合気に関心のある人向け。¥20000(税込み)

游心流DVDシリーズ特別編
カリ&シラット
フィリピン武術カリとインドネシア武術シラットの講習会を収録した作品。¥20000(税込み)

詠春拳&美体操&ベリーダンスエクササイズ1
タイトルの連続セミナーの第一回を収録したもの。詠春拳学習者にも好評。¥10000(税込み)

詠春拳&美体操&ベリーダンスエクササイズ2+3
セミナー二回目と三回目を二枚組にして値段据え置きのサービス盤。¥10000(税込み)


●最新作●
詠春拳&美体操 4』  DVD-R1枚組 本編:73分 
価格 10,000円
ブログ記事より)
太極拳の推手のような接近密着戦法を旨とする詠春拳の戦闘法訓練であるチーサウを主体として、実際に使う技法をいろいろやっています。これまでの小念頭(シーナムタウ)の套路の分解組手では形の説明という側面が強かったのに対して、チーサウになると実戦用法の趣が強くなります。これに美体操の身体操作法が加わることで技一つ一つの威力がアップする訳です。例えば、予備動作無しの蹴りが浸透勁の性質を帯びるとか? 甲野氏の技の秘密をペロッと説明しているとか? そういう内容になっています。
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連絡専用ブログ「游心流武術健身法 インフォメーション」

セミナーや稽古会の予定、DVD、商品関連等の情報については、こちらのブログをご覧ください。
最新情報も掲載してます!)

游心流武術健身法 インフォメーション

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詠春拳及び健身法講習会のお知らせ

 今月23日には、恒例の詠春拳&美体操の講習会があります!

 山田師範が現在、渡米中で、フランシス・フォン先生に会っている筈ですので、今回はよりアップグレードされた内容になると思います。乞う、御期待!

 ちなみに、先日の月例セミナーの後の喫茶店で、「山田先生はクエストから出したDVDのアマゾンのレビューでえらい悪口書かれていて大分、凹んだらしいよ。どんなこと書かれていたのかな?」と私が言うと、小塚師範が、「大したことは書かれていませんよ」と言う。

「でも、随分、凹んでたよ?」と言うと、「確かに悪く書いてる人もいましたけど、文面からして嫉妬と勘違いしかないのが解るから気にする必要はないです」とのこと・・・。

 小塚師範、クール過ぎまっせ。普通の人は凹むっしょ?

 まあ、武術には向いてる性格だけどな~・・・。

 そもそも、アマゾンのレビューって、私なんか全然、読まないんですけど、高飛車に書いて自己満足を得たいスターストーカーみたいな人が書いてるんじゃないですか?

 初めてエクササイズのDVD出した人が、酷いこと書かれてめっちゃ、凹んだという話も聞いたことあります。

 私みたいに特定の悪口言いたいアンチファンが居ると、膨大に悪口書かれるから、気にならなくなりますが・・・初めての人はショックですよね~?

 そういえば、真鍋かおりの熱狂的ネットストーカーが殺人予告繰り返して捕まったそうですが、私も随分、襲撃予告だの「死んだ」だの書かれていたそうですね?

 インターネットって、呪いの増幅装置みたいなところがありますね?

 言霊(ことだま)の思想がある日本では、言葉使いは大切にされたものですが・・・?


 さて、第二期 正体士育成講座が、12月20日に実施されます。

(2回目は1月10日、3回目は1月24日です)

 少数(6人限定)に実地指導していく形式ですので、申し込みはお早くどうぞ。

 また、事前にDVD『三元療術その壱』を買って予習しておくと学びやすいかと思います。

 既にカイロプラクティックや武道医学を学んでいる人や、自身でエクササイズを興した方(有名な方なので詳細は伏せます)など、セミプロやプロの方も学ばれています。

 武術にとっても医術や養生術というのは奥伝に相当するものですから、初級者には難解でしょう。予備知識もない興味本位の方にはお薦めしません(真面目に学びたい人が学べなくなると困るので)。

 詳細はインフォメーションをご覧ください!

 初級者にも参考になる内容は、今後もDVD化や書籍化していく予定ですので、そちらに御期待ください。


PS;山田師範の連続講習会は、自主製作DVD『1』、『2&3』、と、最新作の『4』が発売中です。全然、関係ないんですけど、山田師範って、初代ウルトラマンに似てる?

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ナイフマガジン休刊にショック

 数年前から必ず購読していた雑誌、『ナイフマガジン』が、突如、休刊になってしまい、ショックです。

 骨董品の雑誌『集』も、突如、不定期刊行(実質的休刊)になって以降、出ていないし、こういう「趣味の専門雑誌は特定の読者が居るから安泰だ」と言われていたのも、今は昔の印象があります。

『宇宙船』や『Gun』が復活した例もあるから、『ナイフマガジン』も出版社を変えて復活してもらいたいな~?と思うばかりです。

 いっそ、刃物全般を扱う雑誌にして、日本刀とか西洋の刀剣、中国やインドの刀剣なんかも扱う雑誌にしたら面白いんじゃないかな~?

 おっと・・・自分の趣味に走ってしまったぜ・・・。

 この雑誌がお気に入りだったのは、とにかく写真が綺麗なところでした。

 日本刀以外の刃物にはあまり興味がなかった私に、ぐぐっと視野を広げてくれたのも、『ナイフマガジン』を書店で見てからでした。

 そして、ナイフメイキングという技能があることも知り、「年とり過ぎたから日本刀の刀匠は無理! でも、ナイフメイキングならできそう?」と思ってから数年、光四郎先生へのプレゼントに両刃の模擬ナイフを作ったのみですが、安~い錆び刀を磨いたり、拵えを作ったりしてきた経験を応用して、そろそろ“ナガノナイフ”?を作ろうか・・・と思っていた矢先でした。

 非常に残念・・・。

 カスタムナイフの神様といわれたラブレスが亡くなって、一時代が終わったのかな~?という印象もありましたが、度重なる通り魔やストーカーの事件で、「ナイフは犯罪者の使うもの」という印象ばかりが肥大し、規制が重なった点もあるでしょう。

 でも、だからこそ、「ナイフというのは生活必需品で、尚且つ美術品にもなり得る」という正しいイメージを広める貴重なメディアだったと思うんですが・・・。

 しかし、この雑誌は偉いな~?と思ったのは、広告記事であるナイフ専門店が批判的なコメントを載せていたのを、そのまま載せていた点でした。反論も無し!

 実にカッコイイ。

 無論、雑誌は広告収入に支えられていますから、お金を払えば内容には関知しないという出版社もあります。

 それでも、掲載されてる雑誌そのものを批判している広告記事をそのまま載せるというのは器量が大きくないとやれません。

 多分、親会社の方針で突然、休刊が決まったんだと思います。大きな出版社にはよくあることです。

 で、営業の人が広告出してたお店に知らせる・・・「何だよ、そりゃあ?」と店の人が怒ったりもするでしょう。

 何しろ、宣伝媒体が無いと刃物店という特殊なお店は売上が激減してしまう可能性があるからです。死活問題です・・・。

 経営破綻している大会社がなかなか潰れないのも、そこが潰れると周辺の小さな会社が巻き添えで絶滅してしまいかねないからです。

 出版業界は、それで何とか支えられている状態なんですよ。

 だから、私のような三流もの書き(今、死ぬと無職とされかねない?)は生き残りに必死ですよ。

 もっとも、出版社も銀行から金借りるのに出版事情を説明しなきゃならないから、とにかく本を出し続けないとならない。そのため、新人デビューは以前よりは門戸が広い。

 でも、売れない本書いたら一発で捨てられるから、デビューは楽でも生き残るのは難しくなっています。

 ただし、宣伝は自分でインターネット使えばできる訳だから、今後はどんどん形態が変わっていくんでしょう。

 だけど、やっぱり、私は紙の本がいいよな~・・・。実体の無い情報だけってのは好きじゃないな~。

 最近、CSで昔のジャッキー・チェンやリー・リン・チェイ時代のジェット・リーの作品を見直しましたけど、彼らのアクションはCGで再現しても面白くはならない。

 以前、身体論流行の時は、人間の身体を機械のように考える人が多かったんですが、最近は、すっかりナリを潜めました。

 そんな単純なものではないと判ったからでしょうね?

 文章を書いていても思うんですけど、無味乾燥に書くのが優れた文章だと勘違いしている人が多過ぎますね。

 書いた人のキャラクターが見えてこないような文章ではダメですよ。面白くも何ともない。

 プロが無駄だと思うところが、読者にとっては面白い味わいだということに気づかないと、出版業界は上向いていかないと思いますね・・・。

 情報だけで良いと考える人は、情報を成立させている背景を洞察できないバカなんだと思いますよ。

 そういう意味で、この国はバカばっかり量産している気がしますね。


 あっ、余談ですが、最近、私の住んでる相模原で殺傷事件とか増えてきてます。

 酔っ払いとか痴話喧嘩とか車の衝突事故に遭遇したことはありますが、親父狩りとか通り魔とかの事件にはまだ会わないですね~?

・・・っつうか、やっぱ、普通のオッサンと違うオーラが出てるのかな~? やる気満々で向かってきても、面と向かったら顔色が変わってクルッて回って去っていってしまったりするから・・・。

 護身術で一つ・・・。

 ナイフや包丁で雑誌やカバンを貫くのはほとんど不可能に近いですから、もし、刃物持った通り魔とかに遭遇したら、カバンなんかを盾にしてください。かなり防げる筈です。

 カバンに折り畳み傘とか入れておいて、さっと取り出せるようにしておくと、あっという間に楯と剣になります!

 ベルトを抜いて鞭にする手もあります。

 上着や靴も防具にできます。女性のニーハイブーツなんか、私の目には戦闘用ブーツにしか見えません。蹴りが得意だったらナイフにも対抗できるでしょう。

 そういえば、確か、中国で刃物持ってるオバチャンの刃物を蹴り落としたお姉さんは、ニーハイブーツ履いてなかったっけ? オバチャン、ビックリしてそのまま逃げてた。

 蹴り技はひっくり返されやすいですが、ブラジリアン柔術やってたら、そのまま寝技で相手の首締めて失神させちゃうといいし・・・。

 ミットが四つついてる練習台のタンクにちまちまとコップで水入れて、蹴りの練習も始めたんで、19歳の頃の華麗な蹴り技(開脚180度できたし旋風脚や飛び後ろ廻し蹴りもできた)をまた再現するように頑張ろうと思います(大丈夫か? オレ?)。

 でも、スタンディングバッグも買わないと重い蹴りの練習はできないな~?

 しかし・・・私の体型で蹴り技バンバン出したら不気味かも?

 とりあえず、ストレッチとミット蹴りとカポエィラのジンガの練習しよっ!

PS;個人指導の予約入ってたのをスッカリ忘れておりました! スマン! 自宅に迎えに来てくれたんで思い出したよ。元、極真空手と合気道の指導員やっていた人で、小塚師範の指導で手裏剣がえらい上手くなってましたよ。北島師範も「小塚師範の教え方が上手いです」と感心していました。

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古式泳法の本をありがとうございます

 古式泳法と言えば、私の郷里の熊本県には小堀流踏水術という流派が伝えられていて、私は習ったことはありませんが、TVで何度か演武を見たことがあります。

 兜を着けて水上に上半身を揚げて火繩銃を撃ったり、書道をしたりする様子は、小学六年でようやく泳げるようになった運動音痴な私にとっては驚異の一言でした。

 やはり、武術研究家を名乗るようになってから、すべての武術を知らないといけないと思ったので、多少は調べたんですが、習える環境でもないので体験していない種類の武術です。

 ただ、私が学んだ武道医学の創始者である中山清先生は古式泳法も修められていたそうです。

 競泳のように早く泳ぐ訳ではないので、健康法としても優れているかもしれませんね。

 そんな古式泳法の教則本を自費出版されている方から、贈呈がありました。

 時々、専門の研究家の方から著作を頂戴したり長文のお手紙を戴くこともあるんですが、武術武道格闘技をやっている人は一家言がある人ばかりで、付き合っているうちに必ず喧嘩別れになってしまう・・・というのが身に染みまして、「後々、お互いに嫌な想いをするくらいなら、最初から接点を持たない方が賢明では?」と考えるようになり、最近はお返事しないことが多くなりました。

 私は、若い頃は他人と論争するのが大好きで、鼻高々の自信家を二の句が継げなくなるくらい論破して人格崩壊に追い込んでストーカーを量産してしまっていました。

 やっぱり喧嘩好きなんですね?

 ネットで甲野氏を検索すると、批判者の代表として私の名前も出るんだそうですね?

 それで、甲野氏のファンから抜けて、私のところに来るようになった人が多数居ります(詠春拳山田師範もその典型的パターンで、最初は相当に躊躇したそうです)。

 余談ついでに書くと、システマのミカエル・リャブコ先生の“無刀取り”に破れまくってる甲野氏の動画がユーチューブに出ていてビックリしました!

 下方から煽り気味に撮影されているので、座って見ていた参加者が隠し撮りしたものなのかな~?と想像するんですが、「ちょっと本気でやると、負けまくってる・・・という甲野レジェンドの一端がついに公になったか~?」と、私は非常に感慨深くなりました。

 いつも柔和で楽しそうに実演されているミカエル先生が困惑気味の表情をされているのが印象に残ります。

 普通、一、二回やって通用しなかったら、「ありがとうございます」と退くのが礼儀じゃないでしょうか? 貴重なミカエル先生の直伝セミナーなんですから、他の参加者も体験したいでしょう? 「失礼なヤツだ」と憤慨した人が投稿したのかな~?とすら思えますが・・・。

 斬りかかった刀の刃を返して自分の首筋にあてがわれていながら無反応な甲野氏の様子には、情けないのを通り越して哀しくなりました。

 聞くところでは、セミナーはロシアの剣や鞭といった武器術のものだったそうですが、甲野氏は「日本刀でもいいか?」と持参の模擬刀を持ち出して、それでも素手のミカエル先生に幼児のようにあしらわれてしまった訳で、挑戦的であり、尚且つ、恥さらしです。

 本当に、全然、(ひん曲がった根性が)直ってないな~?と・・・。お願いですから、周囲の人達も、こんな人物を日本武術の代表のように持て囃す愚行はやめてください!


 ふ~、つい、興奮しちゃいましたけど、まあ、いいです。他人のことだし・・・。

 さて、元に戻って、この古式泳法の本を贈呈してくださった方は、私の書いた『誰も知らない武術のヒケツ』をたまたま買って読んで、参考になったので御礼としてお贈りくださったそうでした。

 いや~、本当に嬉しいですね~。

 こういう方だったらお返事しないと失礼ですよね?


PS;「『詠春拳4』のDVDは、どんな内容なんですか?」という御質問がありました。太極拳の推手のような接近密着戦法を旨とする詠春拳の戦闘法訓練であるチーサウを主体として、実際に使う技法をいろいろやっています。これまでの小念頭(シーナムタウ)の套路の分解組手では形の説明という側面が強かったのに対して、チーサウになると実戦用法の趣が強くなります。これに美体操の身体操作法が加わることで技一つ一つの威力がアップする訳です。例えば、予備動作無しの蹴りが浸透勁の性質を帯びるとか? 甲野氏の技の秘密をペロッと説明しているとか? そういう内容になっています。

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郵便局のロックバンド女

 DVDを購入いただいた方は判ってらっしゃると思いますが、自主製作DVDは注文を受けてから事務局でマスターからコピーし、作動確認の上、カラーコピーしたジャケットを切り抜いて入れたケースに入れて私が発送しております。

 人件費削減のために、やれることは自分でやっている純家内産業なんです。

 それで、発送は近所の郵便局で纏めてやっているんですが、何しろ、十年以上も、ずっと利用しているので、郵便局のオバチャンにも覚えられている訳です。

 DVDを送っているというと、怪しげな卑猥な代物では?というイメージも持たれてしまうと思うのですが、わざわざ中身を出して見せる訳にもいきませんからね。

 で、時々、新入りのお姉さんとかが受け付けると、「中身は何ですか?」と聞かれるので、「DVDです」と応えると、一瞬、胡散臭そうな顔をされたりするんですね。

 愛想笑いしたりするとスケベなオッサンと思い込まれてしまうので、そこで笑ってはいけません。あくまでも堂々と、紳士的な態度でいなければなりません。

 だって、違法なもの売ってる訳じゃないし・・・。


 例えば、人間はなんだかんだ言っても外見で人を判断してしまうものです。

「服装が人をあらわす」と解くビジネス本もありますよね?

 私の親父は「ボロを着てても心は錦」という言葉が好きで、高校の校長までやっていて熊本県の教育界では割りと有名だったんですが、家に居る時はバカボンパパみたいな格好でいました。

 そんな時に「校長~!」と、学校の先生が訪ねてくると、親父の格好見て唖然としていましたし、特に女性の先生だったりすると、顔が青ざめていたりしましたね。

 今だったらセクハラになっちゃうんじゃないか?とも思うんですが、「男の中身は外見じゃない。仕事の実績で評価されるもんだ」という考えでしたから、頑固にこのスタイルは変えませんでしたね。

 もっとも、今、思い出そうとしても親父の不精髭生やした顔って記憶に無いんですよ。

 仕事に行く時の背広なんかもきちんとしてました。

 こういうところは弟が受け継いでいて、結構、お洒落でしたね。

 兄貴と私はボロい格好するのが気にならないというか、むしろ、きちっとした服とか着るのが苦手でしょうがない。兄貴も結婚して変わりましたけどね。

 私がポニーテールにしたり髭伸ばしっぱなしにしたりするのも、おシャレという観念は一切、ありません!

 単純に、毎日、髭剃ったり散髪に行くのが面倒臭いだけだからです。ファッションとかも、全然、興味ないですからね。

 帽子は北島師範がハゲ隠しにプレゼントしてくれて、気に入って自分でも買うようになりましたけど、ダンディな感じがするから、いいでしょ? マカロニ・ウエスタン好きだったからかな~? 帽子は妙にシックリきましたね~。

 もはや、次元みたいに帽子がないと拳銃の照準が合わせられない?みたいな感じ・・・。

 ただ、自分はどうでもいいんですが、女性はカッコイイ服着てて欲しいな~と思う訳です。

 でも、カワイイ服とかは嫌いなんですよね~。何か、最近はボキャブラリーが貧困で、誉め言葉って「カワイイ」か、「ヤバイ」とかしか言わないでしょ? 頭悪そうだよ。

 私は、「カッコイイ」のが好きです。

 私が自分の服装に拘りが無いのも、男が服装を気にするのは「カッコ悪い」と思っているからで、マカロニウエスタンの小汚い格好の主人公が実は強い!というのが刷り込みされてるからなのかもしれません(酔拳の爺さんかも?)。


 先日、最新作の『詠春拳&美体操4』(みんな、買ってね~)を発送しに郵便局に行ったら、行列の二つ前にロックンローラーみたいに襟に鋲の付いた革ジャンに革のミニスカ、黒のレギンスにショートブーツという女の人が居て、何か異様に違和感がある訳です。

 渋谷とかならアリかと思うんですけど、相模原の小っさい郵便局に、この格好だと、物凄ぉ~い浮いてる感じがしました。

 何か海外に送るかどうかの話をしていて時間がかかっていたので、私が隣で受付した時に、どんなお姉さんだろう?と思って横目で顔を見てみたら、結構、年齢高そうで、少なくとも30代後半から40半ばくらいはいっていると思ったんですけどね。

 多分、普通のオバチャンみたいな格好していたら、あ~、オバチャンだね~?という感じなんでしょうけど、何故か、この人、異様にカッコイイように思えてしまうんですよ。

 いや~、小説家養成講座に通っている御婦人方によれば40代でも19歳くらいに化けられる人が居る?って話だったんですけど、それはムチャだろ~?と思うものの、多少、年食ってもセクシーな服着てたらごまかし効くんだろうな~?と、あらためて思いましたよ(違うか?)。

 まっ、自分が50過ぎたからそう思うだけかもしれませんけどね?

 それにしても、この人、こういう格好して御町内を歩くことにためらいとか無くて、堂々としてるからカッコイイと思ってしまうんでしょうか?

 私は、ジーナ・ローランズの『グロリア』を思い出しましたよ。

 シャロン・ストーンがほれ込んで自分が主演でリメイクしたほどの傑作ハードボイルドですが、ラストの墓地で死んだと思っていたグロリアに再会するプエルトリカンの男の子のシーンが泣かせるんですよ~。

 多分、『レオン』も影響受けてると思うんですけど、あっちはレオンが死んじゃうじゃないですか?

「死んだ」と思っていたら、生きていたっていう展開がいいですよね~?

『カプリコン1』とか、『最も危険な遊戯』とか・・・。

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11月セミナー“他流破り”感想

 江古田ストアハウスでの月例セミナーも、残すところ、12月のみとなりましたが、まずは千秋楽一つ前の今回は、他流と対戦した時に、どうやれば破れるか?という純粋な戦術論の展開となりました。

 これはもう、はっきり言って、技じゃありません。

 相手の戦闘法を洞察して、即座に破り方を工夫する“思考法”の基礎理論を教えるのが目的な訳です。

 私は、ずっと前から、「流派に優劣は無い!」と、言い続けてきました。

 それを証明するには、あらゆる流派の技を打ち破って見せて、始めて証明できます。

 ですが、それを個人でやって見せても、「それはアンタだけができることだ」と言われてしまえばオシマイなんですね。

 だから、誰にでも教えればできる!という方程式を作らねばなりません。

 それに時間がかかった(十数年?)訳ですが、解ってしまえば、どんどん簡略化してきて、今では別に大して難しいことだとは思えなくなりました。

 結局、「強い方が勝つ!」と考えるから、破り方が見えないのです。

 どんな必殺技でも、駆使するのが人間である以上、人間の身体構造や神経反射のメカニズム、心理作用などを利用すれば、弱点なんか無数に見つけることができる。

 最近、『刃牙道』を読んでいると、板垣さんがそのような観点に興味が移ってきているんだな~?というのが推測できて、非常に面白い!

『範馬刃牙』の後半から、意識と身体の動きのタイムラグについてなど描写が武術の“読み”に入ってきていましたが、この辺を理論的に説き明かそうとした漫画は無かったと思います。

 もう、いい加減に筋肉理論か気の理論で説明するばっかりだった武道武術漫画に辟易していたので、『刃牙道』の先行きが非常に楽しみです。

・・・そういえば、システマ(ロシアの武術)の創始者のミカエル・リャブコ先生のセミナーがあったそうですが、そこに日本武術の代表みたいな感じで、とても有名な先生が参加していたそうです。

 ところが、模擬刀で何度も斬りかかってミカエル先生に“素手で”あしらわれてしまい、顔を真っ赤にして向かっていったそうですが、やっぱり、ヒョイヒョイとあしらわれて、見ていた人の中からも失笑が漏れてしまうくらい大人と子供状態だったそうです。

「名前のある人なのに立派だ」と受け止める人も居るかもしれませんが、私はそうは思いません。

 恐らく、ミカエル先生に一泡吹かせてやるくらいの野心と自分の技能への誇大妄想的な自信があったのでしょう。

 どうしてそう思うのか?というと、この方は十年も二十年も三十年も、いろんな武道家を相手に同じ過ちを繰り返して、一向に学習しない方だからです。

 日本武術の大家のごとく振る舞い、世間に間違いを拡散しながら、生きてきた欺瞞家だからです。

 欺瞞家の周囲には欺瞞家的気質の人間が集まります。そうでない者は離れます。

 私が、「いかがなものか?」と思うのは、むしろ、周囲の人間です。中身の無い虚構の権威者にツルんでいながら、実は本性を解っていて嘲笑している・・・そんな糞みたいな根性のひん曲がった連中をこそ、私は嫌悪します。

 武術は、そんな連中の手に負えるような甘い代物ではありません。

 総合的実力に天地の差があることくらい、手合わせするまでもなく、一目見れば判るでしょう。真に武術を探究している人間なら、そのような洞察力は養われる筈です。

 閑話休題・・・。


 さて・・・、“他流破り”について、一番、基本的なことは、相手の“構え”。

 これを見て、どういう戦闘スタイルなのかを洞察して、先手先手で潰していく・・・というのが要点です。

 今回は、なるべく、いろんなスタイルの破り方を指導しようと思ったので、伝統空手・フルコンタクト空手・ムエタイ・ボクシング・柔道・合気道・少林寺拳法・ブラジリアン柔術(総合格闘技)・詠春拳・形意拳・太極拳・八極拳などの技の破り方を解説しました。

 また、これらの破り方は、武器に対しても応用することができ、例えば、剣術や剣道の破り方にも応用できます。

 解ってない人からすれば、こんないろんな流儀の技を簡単に破れる筈がないと思うでしょう。そもそも、そんなにいろんな流儀の戦い方を知らない・・・。

 でも、私は研究家ですから、ありとあらゆる流儀の人と手を合わせていますから、研究データは恐らく、日本一揃っている?と思います。

 で、気づいたのは、「簡単に破れないのは理由がある」ということです。

 つまり、“相手と同様の戦い方をするから”です。

 他流破りの基本原則は、“相手と違う戦い方をする”ことです。絶対に付き合って同じ戦い方をしてはダメです!

 同じ戦い方をしたら、その戦い方に慣れている方が圧倒的に有利です。

 セミナー中にも参加者から話題が出たんですが、ボブ・サップが登場したばかりの時に、圧倒的な筋肉パワーで精密な格闘マシーンの選手をボコボコにしてしまったりしていたものの、技術を覚えていくに連れて逆に勝てなくなってしまった・・・という例がありました。

 あれも、その実例です。

 もちろん、これはルールを決めてやる試合や自由組手では許されないでしょう。K-1が格闘技関係者から批判されがちだったのも、興行を優先してあり得ないルール上の曖昧さがあったからですが・・・。

 ですが、“ルール上で許されない”ということは、それをやれば簡単に勝てるから禁止する訳です。

 ここで原点に帰って考えましょう。

 武術は生き残りのための戦闘術です。だから、卑怯も糞もなく、勝つためにはどんなことでもやります。

 武術の目的は生き残ることですから、技量を比べ合う必然性はありません。勝ちさえすればいい。どうやっても勝てないと判断したら脱兎のごとく逃げるか降参する・・・それも戦術的にはOKです。

 何しろ、命を護ることが目的なんですから・・・。

 戦法として一番いいのは、相手が技を出す前に一方的に打ち倒すことです。

 これが、先の先!

 確実に勝つのが目的だから、このような“相手が技を出す前の先を取る”戦い方が発達した訳です。

 これは、スポーツ的な考え方からしたら根本的に卑怯でしょう? 競技じゃなくて、相手に技を出させないで自分だけ出す訳ですから・・・。

 だから、スポーツ的な考え方の人は武術が理解できませんし、私を批判する人達の論理が、この“競技”という視点で論じている場合が多いようです。

 競技上の強い弱いという観点は、武術の勝負理論とはまったくかみ合いません。別に考えないといけない訳です。

 基本的に武術にはルールがありません。駆使する者の倫理観に多少左右されるだけ。

 強いとか弱いとか関係ない。より巧妙な戦術で相手が実力を発揮できないようにして倒す騙しのテクニックな訳ですから・・・。

「それじゃあ、有名な先生が弱くたって構わないじゃないか?」と言う人もいるんですが、「はい、弱くても構いませんけど、“弱いことを自覚して強がって見せたりしなければいいのに、自分の実力を勘違いして無礼を働いた揚げ句に負けまくってること”がダメじゃん?と、言いたい訳です」ということです。

 例えば、私が普通の武道や格闘技をやっても平均以下ですよ。どんなに頑張っても二段か三段くらいがやっとこさだったでしょうね。

 つまり、武道や格闘技の才能は私には無かった訳です。

 それでも武術だったら勝てる訳ですよ。ルール無しなら戦略戦術を工夫する人間の方が有利になりますから・・・。

 ただし、戦術を駆使するには、相応の身体の動きと意識の使い方が必要です。

 これは、理詰めに組み上げていかないと使えません。

「武術はバカには体得できない」と言われるのが、この部分です。

 クレバーな頭脳でないと上達できない(間接的な自慢ですね?)。

 もっとも、技ができるのと、戦術脳が発達するのは、どうも、別のような気がします。

 武術家にも演武型と実戦型が居ますからね。

 ミカエル先生にもてあそばれた人は、典型的な演武型な訳ですね・・・?

 デンデがネイルさんやピッコロのような戦闘タイプにはなれないでしょ?

 それでも、武術には、デンデがネイルさんやピッコロにも勝てる戦略があるんです。

 今回のセミナーを受けた人の中には、「なるほど~」と思った人も居るでしょう。どんな必殺技にも必ず盲点、弱点があるということが解れば、怖がる必要はありません。

 まあ、ここには書きませんが・・・。


 この日は、セミナーが終わって、いつもの喫茶店でダベッてから帰りました。日本映画専門チャンネルで『ゴジラ対メカゴジラ』をまだ放送中だったんで、見ました。

 ゴジラ映画では『ゴジラ対ヘドラ』と、この『ゴジラ対メカゴジラ』がお薦めです!

 ゴジラがヒーローだった時代の作品ですが、メカゴジラが非常にカッコイイし、キングシーサーもメカゴジラの両目から出る虹色のスペースビームを右目で吸収して左目から反射して打ち返すという伝説神獣らしい必殺技を繰り出します。

 しかし、何といっても睦五朗演じるブラックホール第三惑星人の地球侵略司令官の憎々しさが秀逸です! 本当にこの人は悪の親玉が上手い! すっごい偉そうな態度といい、「ゴジラめ。メカゴジラがお前と同じ性能だと思うなよ・・・」とか含み笑いで言う台詞なんか、本当にヤな感じです。

 悪役専門の俳優さんだと、こうはなりませんよね?

 インターポールの捜査官、南原を演じた岸田森もダンディでカッコイイんですよ~。

 沖縄が舞台なのに冬に撮ったんでしょうかね? コート着てたり、田島令子はロングブーツだし。

 平田昭彦の博士役は、続編の『メカゴジラの逆襲』ではバージョンアップしてチタノザウルスを発見したマッドサイエンティストになる・・・。

 平田さんはあんまり悪役のイメージ無いけど、レインボーマンとか、大鉄人ワンセブンとか、何回かやってますよね。特撮系のイベントにも気さくに出てくれて、奇声を挙げて怪演してくれたりするお茶目な人だったらしいです。

 ジャリ番とバカにして特撮作品に出演したことを隠したがる役者もいますが、影響力という点では子供の人格形成に絶大な刷り込みがありますからね~。もっと誇りを持ってもらいたいですね~。

「特撮物って普通の演技じゃないからな~」って言われますが、だから、遊べる訳で、役者にとっても面白いと思うんですけどね~?

 一眠りして、道場にマキワラ切った後のゴミを溜めてたんで、深夜に掃除しに行きました。

 切り残したマキワラがあったんですが、乾いて硬くなってるから切れるかな~?と思ったんですが、ものは試しに斬ってみますと、問題なく切れました。

 濡らして巻くのも面倒臭いから、今後はそのまま巻いて切ってみてもいいかな~?と。

 ついでに手裏剣も練習しました。

 小塚師範が研究した打ち方をいろいろ試してみたら、私もできるようになってきましたよ~。5本握って打ってみたら、これも成功しましたよ。畳針に近い細~いコンクリート針だったんですが、こんな細くてもピシッと刺さるんだから、手裏剣術も工夫次第だな~?と。

 ペーパーナイフも小塚師範の解説通りに打ってみたら、ピシッと刺さるので、唖然?

 逆袈裟斬りみたいに打つのも、結構、刺さりましたよ~。やっぱり剣術と共通点あるな~?

 もっと、いろんな形状の手裏剣揃えて研究してみたいですね? 握り方も重要だと痛感しました。

 研究会だから、皆でいろいろ研究して教え合うという今のスタイルは、非常にいい感じだと思います。

 試し斬りや手裏剣は、戸外や公共施設では練習できないので、いつでも使える専属道場ができて、本当に良かった~!

 後は、漫画原作で売れっ子になって道場付き一件屋建てるか、小さなビル丸ごと買うか、どっちかかな~? 頑張らなくっちゃ、いけません!

PS;最新作DVD詠春拳&美体操4』、発売中です! 山田師範が何と? 甲野氏の秘技のネタばらししています! いいのか? ベリーダンスのリナ先生が仕事が忙しくなって来れなくなったのが寂しいんですけど、地元で活躍するリナ先生を応援してまっす!

PS2;今年も残り少なくなってきました。来年の月例セミナーは相模原本部道場で武芸百般の体得を目指しますよ! 借りてる場所ではできなかった技も自由にできますからね~。一括申し込みの締め切りも迫ってきましたので、お申し込みはお早くお願いします!

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11月は“他流破り”で、御座候・・・

11月は“他流破り”で、御座候・・・

 最近は滅多に聞きませんが、武道武術の道場には“道場破り”があるのが“当たり前”でした。

「『空手バカ一代』みたいなのは劇画だから・・・」と思っているアナタ!

 甘~いっ!

 確かに、「道場破りで~す」と名乗って来る人間はいませんが、腕試し気分で尋ねてくる人なんか、普通にいる訳です。

 私より上の世代の人達は、(道場破りとか)大抵、経験されていると思います。

 例えば、青木宏之先生は、空手他派のチャンピオン・クラスが随分、押しかけてきたようです。

 皆、痛い目に合って、泣いて帰った・・・という話を関係者から聞いています。けれども、青木先生はそういう武勇伝で自分の名前を売ろうとはせず、逆に指導してあげたりしていたようですし、だからこそ、世界中に熱烈なファンが居るのでしょう。

 スポーツ化した現代武道は、現代的価値観に沿った形で発展しました。それは国境を超えて世界中に広まっていきました。

 その一方で武術としての本質が忘れ去られてしまった点もあり、私は研究家として、その部分を掘り起こしていこうと願って、古流武術や中国伝統武術を研究してきました。

 その結果として判明したのは、武術は体力ではなく重心操作の身法と理合(間・拍子・読み・交叉)を体現した者が自動的に勝てるという真相にたどり着きました。

 もちろん、そこに辿りつけたのは、優れたその道の諸先輩方に教えを受けることができたからなんですが、その数は数十人に及びます。

 剣道・柔道・拳正道・忍術・空手・ボクシング・キックボクシング・中国武術・古流柔術・古流剣術・古流居合術・手裏剣術・合気道・カポエィラ・シラット・カリ・ケンポーカラテ・JKD・カラリパヤット・・・ETC

 もう、どのくらいの流派を学んだのか自分でもよく判りません。

 一つの流派を集中して探究して極めていらっしゃる先生方の技術には憧目する点が多く、他派の秘伝や極意に相当する術技を自然に体得されていた方もいらっしゃいました。

 私は権威には興味がありません。中身があるかどうか? そこにしか関心がない。

 この業界、宣伝下手な先生こそが優れた術技を持っている事例が多く、私はコーディネーターとして、そんな先生方を紹介することを自分の責務だと考えてきました。

 無論、いろんな流派でやり方は微妙に違いますし、体得者のレベルでも全然、違ってきますが、私自身は、流派による優劣を論じるのは間違いであると思います。

 例えば、「M16とAK47では、どちらが優秀なアサルトライフルか?」という論争で考えてみると、命中精度なんかではM16の方がずっと高性能で、AK47は頑丈で壊れにくいだけが取り柄みたいなものなんです。

 普通は、精密な銃の方が優秀だと考えるでしょう? でも、戦場で戦うには精密な銃は簡単に作動不良を起こして使い物にならなくなったりする訳です。つまり、遊びの少ないパーツ間のかみ合わせに砂や泥、あるいは発射した後のカーボンの煤が溜まった程度で作動不良を起こす訳です。精密過ぎると・・・。

 まあ、射撃場で使う競技用の銃なら一発撃ってクリーニングするということも可能ですがね?

 昔、Gun誌で、リボルバーのロールスロイスと呼ばれるコルトパイソンと、コンバットマグナムの比較記事で、パイソンは精度の高い弾丸しか込められないくらいキチッと作られているのに対して、コンバットマグナムは安い弾丸が込められるように弾倉の穴に誤差があるそうでした。

 で、実戦向きなのは弾丸を選ばないコンバットマグナムだから、パイソンの銃身をコンバットマグナムのフレームに合体させた最強の実戦リボルバー“スマイソン”を作ったガンスミスがいました。

 同様の理由で、精妙な術理の武術は、逆に泥臭い実戦には向かない。何故ならば、精妙な技を使うためには厳密な条件を満足させないといけない。ところが、予測不能な事態が起こる実戦では、その余裕が無くなってしまうからです。

 無住心剣術三世の真里谷圓四郎は、実戦で多数の敵に囲まれた時の対処法として、「剣に拘らずに、殴ったり蹴ったり何でもしろ!」と教えています。

 高邁な思想と至高の剣理を持つ同流の実戦秘訣がこれかい?というガッカリ感を某氏は覚えたそうですが、私はむしろ、感心しました。緊急事態に綺麗事言ってるようなヤツはダメでしょう?


・・・ほとんど余談で引っ張ってしまいましたが、“他流破り”ということは、武術を学ぶ者が考えるべき最重要点であり、それは、現実の戦いというのは流派なんて関係がないということなのです。勝つためにあらゆる手段を工夫する知恵のある人間の方が勝つのが当然の理(ことわり)です。

 特に、現代のようにあらゆる流派の技がDVDや動画で見られるようになっている時代には、ただ、型や技だけ教えるというのでは道場の存続は難しいでしょう。

 私も道場経営者の端くれなので、そこはやはり、考えます。

 武術というのは、いかなる戦いにあっても生き残ることを目指す術です。

 火山の噴火、突然の地震、津波、原発事故、テロ、通り魔、オヤジ狩り、カップル狩り、拉致監禁・・・あらゆる危機をかい潜って、しぶとく生き延びるための知恵と技術を学ぶのが武術の本質であり、歴史の長い流派には、必ず、そのための知恵が併伝されているものです。

 また、敵は外部から来るだけではありません。自分の身体や精神に巣くう疾病にも負けないようにしなければなりません。

 日本武術は武医同術が、旨なんですね。

 また、根本的な問題としては、自分の心の弱さを改めていくことが重要でしょう。いかなる問題を克服するにも、根本に揺るぎない意志の強さが必要です。


 今回は、そういった話も交えて実技の練習をしていくつもりです。


PS;突然ながら、『詠春拳&美体操4』DVD、完成しました! 今回は、詠春拳戦法の対人練習の要点である黐手(チーサオ)を収録しています。イメージしにくいかもしれませんが、太極拳の組手練習である推手と同様のものです。美体操は、仙骨や腹筋、腰椎の調整です。

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目指せ!ワンピース!

 小説家養成講座に通い始めて、よく解ったのは、「自分は普通の小説は書けない」ということでした。

 編集関係の方、何名かからも、「長野さんは漫画の原作者が向いてますよ。作画家と組んでやれば長野さんの専門知識が活かせるでしょう」と言われていました。

 文章が映像的であることと、発想がジャンル映画的であることが原因でしょう。

 でも、私が考えるストーリーだと、描き手の嗜好と合わないと共同作業は難しいでしょうからね~?

 なかなか、先に進めなかった訳です。

 基本ラインとしては、“バトル物”であることが絶対条件ですし、ファンタジー色の強い作品の方が得意ですからね。

 簡単に言うと、キマイラ・シリーズとか魔界都市シリーズとか、あるいは、拳児やケンイチ、刃牙とかの少年修行物とか、幽々白書みたいな妖怪バトル物とか、もしくは松田優作的ハードボイルドアクション物とか・・・そんな感じのものですね。

 私の場合は特撮ヒーロー物が原点なんで、普通の人間が右往左往する日常的な話って、全然、興味がない訳です。

 超能力者とまではいいませんが、超人的な能力のある人間が活躍する話しか考えられない訳です。

 で、そういう小説って、ラノベ以外では新人賞取れないらしい?

 普通の人間が悩んだり悪戦苦闘する話が取れる?・・・みたいなんですが、そんなもん、書きたくない訳ですよ。

 だから、新人賞狙いは早々に諦めて、持ち込みに賭けようと思ってる訳です。


 小説講座に通っていて中国武術を習っていた人と仲良くなって、話していたら、漫画家の友達がいるということだったんで、「是非、紹介してください!」と拝み倒して紹介してもらいました。

 その方と漫画家の方と、小説講座の友人と四人で、5日に道場でお話しました。

 秘蔵のエアガン、クリスベクター・サブマシンガンと、チェイタックM200ロングレンジスナイパーライフルを見せたり、鎖鎌や南蛮千鳥鉤や卍釵や十文字鎌槍見せたり、試し斬りやったり・・・と、小学生魂全開でおもてなししましたよ!

 その後は、最近、行きつけのファミレス『和食よへい』で3時間くらいダベッて帰りました。

 作品も見せてもらいましたが、時代劇も現代劇も描ける方で、青年誌向けの絵柄だな~と思いました。実力のある方で、人柄も凄く謙虚で真面目な方でした。

 私のホームページに載せてる猫又侍の小説に興味を持ってもらったそうで、それをベースに描いてみたいとのことで、有り難い限りでした。

 初対面であれこれ企画を売り込むのも、いかがなものか?と思っていたんですが、遠慮する必要はなかったみたいです。

 聞くところでは、作画はできてもストーリーを考えつかない漫画家の卵の人も多いのだそうで、それだったら、ストーリーはいろんなものを提供して、それぞれ気に入った作品を選んでもらって、複数の作画家の方と組んでやっていくのがいいな~?と思いました。

 私は小学生の妄想脳のまま50年以上生きてきてるので、お話は、いっくらでも思いつけます。そこだけ自信満々ですよ! 現時点で十数本ストックあります。

 ようやく漫画原作者として本格始動できそうな塩梅で、本当に有り難いですよ!

 時代小説のお手伝いもやってきたし、来年一月には時代考証本(共著)も出る予定だし、手相から判断して50歳くらいから人生の大活躍期に入るようになっていたのが、現実化しそうです。

 ガンガンやってやろうと思ってま~す!

・・・とか書いてて、ふと手相(左手)を見てみたら、太陽線と財運線がググッと伸びてるではないですか? なんじゃ~こりゃあ?

 ただし、財運線には浪費線もくっついてるから、多分、貯金は無理かも?

 あっ、そうか? 人脈の運が強まったということかも・・・?

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友寄先生ありがとうございました

 私が最も尊敬する武道家のお一人である賢友流空手道二代宗家、友寄隆一郎先生が、6月30日に御逝去されていたことを、「喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます」とのお葉書を奥様より頂戴して知りました。

 もう、雷に撃たれたような衝撃で、稽古に行く足がくじけそうでした。

 ここ最近、空手雑誌などは買っていないので、まったく知らなかったのです。

 友寄先生からお預かりしている原稿を書籍化するお約束も果たせないまま、合わせる顔も無いと思いつつ、何とか出版のお手伝いはできないか?と思っていたものの、もう、二度とお目にかかる機会が失われてしまいました。

 残念というより、申し訳ないという思いがいっぱいです。

 ちくま新書の本で友寄先生のことを書いていたら、お弟子さんから聞かれたそうで、わざわざ御礼のお手紙と記念会報をお贈りくださいました。

 約束を果たせない私を叱るどころか、暖かい言葉をかけてくださいました。

 が、それが逆に申し訳なくて、本一冊出すこともできない自分が情けなくなったものです。

 言い訳は男らしくないと思いつつ、ちょうど、出版不況が本格的になり始めた時期と重なってしまったのが悔やまれます。

 内容がハイレベル過ぎたのです。

 専門書は売れないという出版社の判断で企画が通らなくなったのですが、本当に価値があるものを出せないというのは、残念なことでした。


 ただ、今でも友寄先生とお会いした時の記憶は、一つ一つを鮮明に覚えています。

 忘れようにも忘れられない技の見事さ。

 明快で豪快なお人柄。

 そして、本質を観抜く洞察力。

 本当に、凄い先生でした。

 そのくせ、ギャグを言って笑わせるのが好きな茶目っ気もある優しい方でした。


 しかし、「昔の武道家はもっと凄かった」と言われていました。綺麗事を言われる先生ではなかったので、本心からそう思われていたのでしょう。

 けれども、私がお会いした先生方の中でもトップレベルのず抜けた実力の先生であり、空手家でありながら中国武術の実力も本場の名高い老師に優るとも劣らないものでした。

 先を取る理論(先の先・対の先・後の先)、交叉法の理論(攻防一致)も、私がお手本にしたのは友寄先生の考えられた理論でした。

 多くのお弟子さんに尊敬されてお幸せであったと思います。

 また、世に二人といない鬼才に学ばれた方々は幸せでしょう。

 本当に見事な技には、「やられてみたい」という気持ちになってしまうものです。

 友寄先生の技には、希代の名刀のような圧倒的な美しさがありました。

 直にお会いしたのは数回でしかありませんが、何十年も学んだような濃厚なお付き合いに感じられます。

 武道のみならず、仏教や神道といった宗教哲学にも通じておられ、霊能力のような不思議な能力も示され、慄然とさせられたこともありました。

 武道に秘められた人間の潜在能力を示された経験は、今も強く心に残っています。

 だから、私の心の中に永遠に友寄隆一郎先生のお姿が消えることはないでしょう。


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著者プロフィール

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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