RAKUDO『時のかけら』公演
GWの5/5に、うちの会の特別会員でもある稲吉優流先生が主宰するダンス・カンパニーRAKUDOの公演があり、お招きいただいたので、小塚師範代と一緒に観に行ってきました。
前々日の木曜日のメイプルホールの稽古には、ポーランドでダンスを教えてらっしゃる松田孝子先生が見学に来られていて、武術とダンスに共通し得る身体について考える切っ掛けになっていましたが、一口にダンスといっても、様々なスタイルがあり、また、探究する人によって最終的には一人一流になるのは武術以上の世界なのではないかな〜?と、久しぶりに随分、刺激を受けましたね。
やはり、その翌日(5/4)の金曜日には、国際的な即興演奏のトランペッターとして有名な近藤等則さんの事務所にうかがって、仕事の依頼の打ち合わせをさせていただいていたんですが、武術も音楽もダンスも、自分の身体を使って技能を表現する点に於いて、共通原理が有るのでは?ということは、過去から現在にわたって無数の人が考えてきたことでしょうね。
そんな中で武術に注目してもらって、私に声を掛けていただいたというのは光栄なことであると同時に、責任重大だと思っています。
何しろ、武術のプロ?と呼べる立場なのかどうかは自分でも首を捻ってしまうからなのですが、では、私以外に武術に関して全般的な知識を持っていて、実技もそれなりにできる人というのが居るのか?と考えると、例えば、空手や合気道や古武術や中国武術に関してなら、居るかもしれませんが、全般的に知っている人間となると、多分、私しか居ないんじゃないか?と、傲慢かもしれませんが、思ってしまうのですね。
だから、「武術について質問されたら何でも答えられなければいけない」と思って、日々、勉強しているんですが、いやはや、勉強すればするほど、自分が知らないことがいくらでも有るもんだ・・・と、何か愕然となってしまうんですよ。
でも、「少なくとも、武術業界の誰よりも勉強し続けているのは私だ!」という自負心だけはあります。
で、なんで勉強しているか?というと、他のジャンルの一流の人と付き合うには、それだけの知識と見識と技能の蓄積が無いと、「な〜んだ・・・武術ってこの程度か?」と見下されてしまったら、私独りが恥をかくだけじゃ済まなくなるからですよ。
よって、責任が重い・・・という次第です。
いや、これは本音で申しますが、私以上に武術全般の知識も見識も実力も兼ね備えた人が居るのなら、私は武術研究家の看板は捨てます!
それぐらい、大変ですから。
多分、隠れて居るとは思うんですが、表だって活動している人の中には居ないと思います。自分の専門分野は詳しくても、ちょっとでも方向がズレると、あまりにもトンチンカンな解釈しかできない・・・そんな人が大半です。
むしろ、素人のマニアの方が、よっぽど的確な視点を持っていたりする場合も少なくありませんからね。
しかし、武術に関しては、やっている人間の大半が、あまりにも情報至上主義で考えてしまうので、案外、基本的な戦闘理論も知らなかったりするんですね。
言葉は知っていても、その内容をきちんと理解して体得していなければ、武術を理解することは不可能なんですが、情報量が多ければいいのだと勘違いしている訳です。
私は、研究家として情報が正しいかどうかは実験して確認してきました。
そして、確認したことを発表してきている訳です。
例えば、先日、武道漫画の第一人者として業界でも知られている坂丘のぼる先生に新作DVDをお贈りしたんですが、私が片手の逆手斬りでマキワラを斬っている点を非常に評価してくださいました。
いや〜、案外、誰も誉めてくれなかったから、正直、ガックリしてたんですよぉ〜。
だって、私はこの技を実演している人を誰も見たことがなかったし、「逆手に刀を持って斬っても刃筋が立たないから斬れない」と言われていたことへのアンチテーゼとして実験して成功したものだったので、もっといろんな人が絶賛してくれるんじゃないか?と期待していたんですよ。
だけど、誉めてくれたのは坂丘先生だけでしたよ。なんで?
結局、難しいことを普通にやって見せても驚いてもらえないんでしょうね? 甲野さんみたいに仕組みが解れば小学生でもできるようなことを、さも難しい秘術であるかのごとく、もったいぶって、やって見せないと驚いてもらえないんでしょう・・・。
しかし、RAKUDOの公演を観ていて思ったのは、とんでもなく難しい技を立て続けにニコヤカに演じ続けて見せるプロの表現力の凄まじさ・・・でしたね。
武術愛好家は、往々にして踊りを馬鹿にします。
私が武術と踊りの共通性を論じても、「納得いかない」と言う作家の方もいました。
結局、口で論じることじゃないんです。やって見せるしかないし、自分でやってみないと理解できない。
私は、実践の伴わない人の想像だけの論に対しては、物凄く冷淡な対応をする場合があります。
「やったことの無いヤツは黙れ!」とまで言ったりすることがあります。
どうして、そこまで厳しく言うか?と申しますと、私は実践し体技を磨いている人達の努力に対して敬意を持っているからです。
やりもしない人間が、無責任にあ〜だこ〜だと論じているのを見ると猛烈に怒りを感じてしまうのです。
努力している人達が報われるのが当然であって、やりもしない人間が何をほざこうが評価する価値は無いと思っています。
だから、人間、若いうちの苦労は買ってでもせよ!と言われるのは、本当のことだな〜と思うのです。苦労知らずの人間の浅知恵で世の中は良くはならんでしょう。
私も、売れる本を書くためには、もっともっと勉強しなきゃいかんと思っていますし、松田孝子先生、近藤等則さん、稲吉優流先生と、一流のプロの方と三日間、立て続けに会い、「武術研究に於いて長野峻也に勝る者無し!」と、早く言われるようにならねばならない・・・と思いましたね。
それにしても・・・稲吉先生は私よりちょっと年上くらいなのに、以前、観た時より技能が数段、レベルアップされていて驚かされましたね。
恐らく、ダンサーの中で最も年齢が高かったんじゃないか?と思うんですが、一番、若く見えるくらい全身をくまなく使って踊られていました。
いや〜、オレももう一回、鍛え直さなきゃ〜いかんな〜・・・って思いました。マジで。
PS;稲吉先生の創始した柔芯体メソッドの本とDVDがBABジャパンより近日発売予定です。50歳で驚異の身体技能を示されたことで実証されてますよ。お薦め!
前々日の木曜日のメイプルホールの稽古には、ポーランドでダンスを教えてらっしゃる松田孝子先生が見学に来られていて、武術とダンスに共通し得る身体について考える切っ掛けになっていましたが、一口にダンスといっても、様々なスタイルがあり、また、探究する人によって最終的には一人一流になるのは武術以上の世界なのではないかな〜?と、久しぶりに随分、刺激を受けましたね。
やはり、その翌日(5/4)の金曜日には、国際的な即興演奏のトランペッターとして有名な近藤等則さんの事務所にうかがって、仕事の依頼の打ち合わせをさせていただいていたんですが、武術も音楽もダンスも、自分の身体を使って技能を表現する点に於いて、共通原理が有るのでは?ということは、過去から現在にわたって無数の人が考えてきたことでしょうね。
そんな中で武術に注目してもらって、私に声を掛けていただいたというのは光栄なことであると同時に、責任重大だと思っています。
何しろ、武術のプロ?と呼べる立場なのかどうかは自分でも首を捻ってしまうからなのですが、では、私以外に武術に関して全般的な知識を持っていて、実技もそれなりにできる人というのが居るのか?と考えると、例えば、空手や合気道や古武術や中国武術に関してなら、居るかもしれませんが、全般的に知っている人間となると、多分、私しか居ないんじゃないか?と、傲慢かもしれませんが、思ってしまうのですね。
だから、「武術について質問されたら何でも答えられなければいけない」と思って、日々、勉強しているんですが、いやはや、勉強すればするほど、自分が知らないことがいくらでも有るもんだ・・・と、何か愕然となってしまうんですよ。
でも、「少なくとも、武術業界の誰よりも勉強し続けているのは私だ!」という自負心だけはあります。
で、なんで勉強しているか?というと、他のジャンルの一流の人と付き合うには、それだけの知識と見識と技能の蓄積が無いと、「な〜んだ・・・武術ってこの程度か?」と見下されてしまったら、私独りが恥をかくだけじゃ済まなくなるからですよ。
よって、責任が重い・・・という次第です。
いや、これは本音で申しますが、私以上に武術全般の知識も見識も実力も兼ね備えた人が居るのなら、私は武術研究家の看板は捨てます!
それぐらい、大変ですから。
多分、隠れて居るとは思うんですが、表だって活動している人の中には居ないと思います。自分の専門分野は詳しくても、ちょっとでも方向がズレると、あまりにもトンチンカンな解釈しかできない・・・そんな人が大半です。
むしろ、素人のマニアの方が、よっぽど的確な視点を持っていたりする場合も少なくありませんからね。
しかし、武術に関しては、やっている人間の大半が、あまりにも情報至上主義で考えてしまうので、案外、基本的な戦闘理論も知らなかったりするんですね。
言葉は知っていても、その内容をきちんと理解して体得していなければ、武術を理解することは不可能なんですが、情報量が多ければいいのだと勘違いしている訳です。
私は、研究家として情報が正しいかどうかは実験して確認してきました。
そして、確認したことを発表してきている訳です。
例えば、先日、武道漫画の第一人者として業界でも知られている坂丘のぼる先生に新作DVDをお贈りしたんですが、私が片手の逆手斬りでマキワラを斬っている点を非常に評価してくださいました。
いや〜、案外、誰も誉めてくれなかったから、正直、ガックリしてたんですよぉ〜。
だって、私はこの技を実演している人を誰も見たことがなかったし、「逆手に刀を持って斬っても刃筋が立たないから斬れない」と言われていたことへのアンチテーゼとして実験して成功したものだったので、もっといろんな人が絶賛してくれるんじゃないか?と期待していたんですよ。
だけど、誉めてくれたのは坂丘先生だけでしたよ。なんで?
結局、難しいことを普通にやって見せても驚いてもらえないんでしょうね? 甲野さんみたいに仕組みが解れば小学生でもできるようなことを、さも難しい秘術であるかのごとく、もったいぶって、やって見せないと驚いてもらえないんでしょう・・・。
しかし、RAKUDOの公演を観ていて思ったのは、とんでもなく難しい技を立て続けにニコヤカに演じ続けて見せるプロの表現力の凄まじさ・・・でしたね。
武術愛好家は、往々にして踊りを馬鹿にします。
私が武術と踊りの共通性を論じても、「納得いかない」と言う作家の方もいました。
結局、口で論じることじゃないんです。やって見せるしかないし、自分でやってみないと理解できない。
私は、実践の伴わない人の想像だけの論に対しては、物凄く冷淡な対応をする場合があります。
「やったことの無いヤツは黙れ!」とまで言ったりすることがあります。
どうして、そこまで厳しく言うか?と申しますと、私は実践し体技を磨いている人達の努力に対して敬意を持っているからです。
やりもしない人間が、無責任にあ〜だこ〜だと論じているのを見ると猛烈に怒りを感じてしまうのです。
努力している人達が報われるのが当然であって、やりもしない人間が何をほざこうが評価する価値は無いと思っています。
だから、人間、若いうちの苦労は買ってでもせよ!と言われるのは、本当のことだな〜と思うのです。苦労知らずの人間の浅知恵で世の中は良くはならんでしょう。
私も、売れる本を書くためには、もっともっと勉強しなきゃいかんと思っていますし、松田孝子先生、近藤等則さん、稲吉優流先生と、一流のプロの方と三日間、立て続けに会い、「武術研究に於いて長野峻也に勝る者無し!」と、早く言われるようにならねばならない・・・と思いましたね。
それにしても・・・稲吉先生は私よりちょっと年上くらいなのに、以前、観た時より技能が数段、レベルアップされていて驚かされましたね。
恐らく、ダンサーの中で最も年齢が高かったんじゃないか?と思うんですが、一番、若く見えるくらい全身をくまなく使って踊られていました。
いや〜、オレももう一回、鍛え直さなきゃ〜いかんな〜・・・って思いました。マジで。
PS;稲吉先生の創始した柔芯体メソッドの本とDVDがBABジャパンより近日発売予定です。50歳で驚異の身体技能を示されたことで実証されてますよ。お薦め!























