『もっと知りたい武術の極意』九月発売決定!2008-08-13 Wed 23:08
ただ今、最終仕上げ作業中なんですけれども、アスペクトの武術シリーズ最新刊がタイトルも決まりまして、九月に発売する運びとなりました。
ふぅ〜っ、でも大変ですぅ・・・。 掲載写真とイラストも、これからなんですぅ・・・(大丈夫かな? 月刊雑誌作るような猛スピードで進行中。単行本のペースじゃないよな〜)。 でも、今回はついに游心流の基本技そのものも紹介解説することになりました。よくよく考えると、私は自分のところの技はほとんど紹介してないんですよね。空手や中国武術、合気道とかの技を解析していただけ・・・。 それでタイトルが『もっと知りたい武術の極意』ってんだから、何か、こっ恥ずかしいっスね? 間接的に自慢しちゃってるみたいだもんな〜。まあ、過去のDVDではやってたから、今更、恥ずかしがることでもないけど・・・。 「せめて“極意”を“ゴクイ”ってしてくれないかな〜」って言ったんですけど、「この期に及んで何故、カタカナに拘るの?」って企画会議で言われちゃったそうで、私もポシリー(何の?)を曲げざるを得ませんでした・・・。 何か、「この前、出したばっかりじゃん?」って思う人も多いでしょうね。年二冊のペースというのもムチャな感じがしますけど、書いて早いのだけが自慢ですから、私的には三冊でも四冊でも構わないんですけど、アスペクトさんで季刊雑誌出してるのと変わらなくなっちゃうからな〜。 どうも、武術雑誌のライターやってたもんだから、次々に新しいこと書きたくなっちゃうんですよね。癖だね。 毎回、テンコ盛りにし過ぎだって意見があったんで、テーマを絞って解説に力を入れてみましたよ。 でも、脱線して途中で何書いてんだか判らなくなるという毎度のお約束は今回もきっちりと実践しております・・・(今回も大槻ケンヂさん以外は誰もツッコマないだろ?って、読者おいてけ堀のネタを用意しております)。 あっ、それから、以前、バイオメカニズム学会の機関誌に原稿を書いたのに続いて、もっと大きな関連学会の機関誌から執筆依頼を頂戴しまして、「その後の研究の進展に応じて書いてください」ということで、前回はメッチャ場違いなことを書いてしまって「うっひゃ〜、浮きまくってるな〜」と我ながら反省していたので、今回はIQ高そうな原稿を書くぞっと、キバッテみようと思っとります。 一般に発売することはありませんが、来年六月に出るそうです。やはり、ロボットに関する学会誌です。 え〜っと、それから新作DVDは、游心流の稽古法に沿った教則DVDにする予定で、初級と中級を製作します。どちらも基本技とその応用法について収録する予定でいます。 こちらも発売時期などがはっきりしたら告知しますので宜しくお願いします。多分、九月に入るか、早くとも八月下旬になると思います。 過去の作品に関しては、今でも要望の声をいたただいていますので、注文生産の形にしたく思っております。詳細はホームページをご覧ください。 尚、嫌がらせが酷く(武術家の実態ってこんなもんだよ。姑息なヤツが多い)、業務に支障をきたしてしまうため、現在、電話番号は非公開にしております。御連絡は申し訳ありませんが事務局へメールでお願い致します。 追伸;アスペクト武術シリーズの次回作は『本当はコワイ武術の世界』って案を出してみたんですけど、「何故、そこまで敵を作りたがるの?」って言われちゃいました。テヘッ。 |
※事務連絡 出版記念飲み会2008-05-31 Sat 20:20
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大槻ケンヂさん、いつも宣伝していただいてありがとうございま〜すっ!2008-05-24 Sat 18:20
ぴあの連載『神菜、頭をよくしてあげよう』146回中で、大槻ケンヂさんが、また私の本を紹介(ツッコミ?)してくれていて、照れちゃいましたよ。
ヒミツ・ヒケツ・シクミと、三部作(第四弾以降も書くつもりですけどね)とも紹介してくれていたので、宣伝広告費で考えると相当なもんでしょうから、本当にありがたいですね〜。 まあ、シャレのめして書いてくれる分には私は全然、モーマンタイなんで、好きにツッコミまくっていただきたいです。でも、武道の世界の住人は基本的にシャレが通じない人が多い(小島さんとか)ので、注意してくださいね。 正直ぶっちゃけて言ってしまうと、『武術のシクミ』で甲野さんの名前を出しちゃったのも、彼の“真の面白さ?”に誰もツッコミ入れない“もったいなさ”を理解して欲しかったからなんですね(センバキッチョウですか?)。 そういう意味では、本で遠慮してるところまで書いてるから、大槻さんにも、このブログ、是非、読んでもらいたいけどな〜。 でも、私は別に小島一志さんみたいに義の精神?(うわっ、胡散臭っせぇ〜。そんなのテメーで言うヤツがまだ生息してたんだ?)で甲野さんをバッシングしている訳じゃないんですよ。 その1,「面白過ぎるから、是非とも皆に教えてあげたい・・・」 その2,「そろそろ武術界から引退した方が甲野さんのためだと思うから」 その3,「介護武術とかいうヘンな名称が広まるのをやめさせたかったから」 まあ、以上の理由によります(主に1番目)。 大槻さんの文では、私の大っ嫌いな保江さんと一緒くたにされてるのが、ちょっとナンでしたけど、「武術は胡散臭い」という強固なイメージがあるみたいなんで、しょうがないんでしょうね。 でも、「合気は電気」って言っちゃう物理学者には、確かに私も「はぁぁ〜?」と思ったですよ。その瞬間、私は“電気人間ストロンガー”を思い出しました・・・。 ストロンガーって、手袋取ると手がコイルなんですよ。それをシュシュバッと擦って変身すんの。 演じた荒木茂は、超神ビビューンも演じておりますが、ヒーローを演じると再度演じる率が高いですよね。突撃ヒューマンを演じた夏夕介は宇宙鉄人キョーダインのスカイゼルもやってたし、高速エスパーを演じた三ツ木清隆は白獅子仮面も演じてた。キカイダーの伴大介はイナズマンや忍者キャプターもやってた。 伴さんは、10年前には、貞子を井戸に突き落とした博士も演じてましたけど、この博士は、超能力研究で異端の学者になってしまった福来友吉博士がモデルなんですよね。 (って、俺ってば、無意識のうちに大槻さんが食いつきそうなネタ書いてるな〜?) 中には宮内洋みたいにヒーロー役者に特化してしまってる(V3・アオレンジャー・ビッグワン・ズバット等)人すらいるし、千葉ちゃんだって昔はそうだったのだ(新七色仮面・くらやみ五段・アラーの使者・アイアンシャープとかね)。 かの高倉健のデビュー作?も、『電光・空手打ち』という空手ヒーロー映画だったというし、ゴルゴ13の実写版第一弾にも主演していた・・・(映画化を渋った原作者が無理を言えば諦めるだろうと思って「主演は高倉健でオール海外ロケでないとダメ」と言ったら、その通りになってしまったのだとか)。 武術の世界って、特撮ドラマと似てるからな〜。マジで自分をヒーローみたいに思い込んでいる人とか実際にいたりするし・・・。 ところで、保江さんの“遠隔電磁波合気”と鳥居隆篤さんの“プラズマ投げ”が戦ったら、どっちが勝つのかな〜? |
『ダ・ヴィンチ』の書籍紹介コーナーに載ってました!2008-04-17 Thu 12:00
え〜、売れ行きはいいのに、何故か私のアスペクトから出していただいている武術シリーズ本は、どこの雑誌でも完全無視?(大槻ケンヂさんが面白がって紹介してくれたのみ)で、「何か、恨みでもあるんですか? それとも陰謀?」みたいに思っていたんですけれど、先日、コンビニで本の紹介雑誌である『ダ・ウィンチ』をペラペラとめくっていたら、編集部が厳選した「今月の注目本130」のコーナーで、エトセトラの分類のところで紹介されていました。
紹介されていたのは最新作『そこが知りたい武術のシクミ』で、確か、毎回送られているんじゃないかな〜?と思うんですけれど、紹介されたのは初めての筈です。 やっぱり、「シリーズで第三弾ということは、それなりに売れているんだろう?」という判断だったんでしょうね。 武術関係の本というと、これまで圧倒的に甲野氏の本ばかりが紹介されていたんですが、読者の側からすると食傷気味になっていたみたいですし、読んでも意味が解らない。講習会に参加しても、やっぱり解らない・・・そんな経験をした人がアンチ甲野を標榜している私の本を読んでいる?という構図があるみたいです。 ただ、私の文体はプロの書評家には違和感があるらしくて、敬遠されるみたいですね。 なんだかんだ言いつつ、本というのは権威を重んじるから、本音をバシバシ書き散らすような品格が無いのは嫌われるんでしょう。 でも、私はもの書きである以前に本好きとして、読んで疲れるようなものは読みたくないんですよね。退屈させられるような本はダメです! だから、自分でもそんな本は書きたくない。 映画なんかも同じで「しっとりした情感が日本人の心に訴える時代劇」よりも、大チャンバラ活劇時代劇が見たい! どんなドラマがしっかりしていても、チャンバラがダメだったら駄作!と決めつけちゃいますから・・・。 日本人はヘンな権威主義をすぐにくっつけて、アンタッチャブルにして祭り上げたがる悪い癖がありますよ。面白くないものは面白くない!って、はっきり言わなきゃダメ。 出版社は「本が売れない」と言われて久しいですが、売れないのは面白くない本を出すからそっぽ向かれてしまう訳ですから、単純な話で、「面白いものを作る」というコンセプトを掲げていれば、読者の本離れは防げる筈ですよ。 その意味で、特撮SF雑誌『宇宙船』の奇跡の復活は、作り手と読み手の関係が深かったからこそ実現したものだと思います。 アスペクトの武術シリーズも次の本の企画を進めていますし、今年はそれ以外にもできる限り、出したいと思っています。書いて早いのだけは自信があるので、お声がかかればジャンジャン書きますよぉ〜! |
『そこが知りたい武術のシクミ』完成!2008-02-20 Wed 08:30
お待たせしました。武術シリーズ第三弾『そこが知りたい武術のシクミ』、完成致しました。
今回は連続写真とイラストで技の解説を充実させております。また、空手道の鍛錬型である“三戦(サンチン)”の応用技法や脱力技法の応用技、手裏剣、居合術、無刀捕り、剣術、武道医学に関する内容も書いておりますので、幅広く武道・武術・格闘技に関心を持ち実践されている方にも楽しんでいただけるか?と思っております。 内容的には、第二弾『誰も知らない武術のヒケツ』を補完する構成になっていますが、今回の方がより初心者向きになっていると思います。 一カ月後にはクエスト第二弾のDVDも出る予定ですので、実践されている方にもお役に立つか?と思います。 全国の書店には2月の25日くらいに並ぶと思いますが、都内のデカイ専門書店とかでしたら、もうちょっと早く23日くらいかな〜?と思いますので、気が早い方はどうぞ。 「それでも遅い!」という方は、アスペクトに直接御注文くださいませ。 また、単独で読んでいただいても充分、楽しんでいただけるか?と思いますが、シリーズ第一弾『あなたの知らない武術のヒミツ』『誰も知らない武術のヒケツ』も、併せてお読みいただければ、面白さ倍増しますよ。書店店頭では在庫切れになっているところが多いと思いますので、アスペクトに在庫問い合わせください。 さて、話は変わりますが、ハワイに旅行していた師範代が帰ってまいりまして、射撃場でピストル、ショットガン、ライフルを撃ってきたお土産の空の薬莢と標的の紙を見せてくれました。 私、以前、新宿のライフル射撃場(現在は無くなったという噂を聞いたんですが未確認です)で、4.5mm口径の鉛の弾丸を撃つ競技用の本物のエアーライフル(確かファインベルクバウかアンシュッツだったか?の、サイドレバー式スプリングエアーライフルでした)を何度か撃ちに行ったくらいで、装薬銃は撃ったことないんです。 海外旅行するなら射撃場だけに行きたいと思っているくらいでしたけど、師範代が羨ましい〜。 で、まあ、空の薬莢を見せてもらうと、.22LR(ロングライフル)のリムファイアに、.223レミントン(ゴルゴ13が使うアーマライトM16ライフルに使う軽量高速弾)、12ゲージのライフルドスラッグ弾(散弾銃用の一発弾。長崎のスポーツクラブ襲撃事件で使われたヤツ)、9mmパラベラム(ドイツのルガー・ピストル用に作られて今も広く使われるセミオート・ピストルの定番弾薬)、.45ACP(オートマチック・コルト・ピストル。コルト・ガバメント用の大口径重量低速弾で、マン・ストッピングのパワーを求めて開発された。アメリカ人好み)、.38スペシャル(警察官が使うリボルバー用で最も普及している弾薬。.357マグナムも同じ口径)、.44レミントンマグナム(ダーティーハリーで有名になった当時世界最強の拳銃用弾薬。現在は6〜7番目くらいかな?)などを撃った模様・・・。 師範代は銃に詳しくないので、感想は曖昧でしたが、標的の紙には結構、命中していて初めてでこれだけ当てられたら大したものだな〜と思いましたよ。 カタログを見せてもらうと、アメリカン・ルガー(ドイツのルガー社とは別会社でつづりも違う)の異名があるスターム・ルガー社のスーパーレッドホーク.44マグナムも載っていて、ハワイでも結構、いろいろ撃てるんだな〜と思いましたね。 何でも、昔、新婚旅行でハワイに行ったカップルが射撃場でふざけて新妻を誤って撃ち殺してしまうという事件があって、ハワイでは日本人観光客の射撃に関しては厳重に対処するようになったんだとか・・・。 それにしても、空の薬莢の実物を見ると、予想していたより小さい。こんなチッポケな弾丸に長年修行した武術が通用しないというのは切ないよな〜・・・。 でも、西部を開拓した銃と言われるコルト・シングルアクション・アーミィ.45は、“ピースメイカー(平和を築く者)”と呼ばれるんですけど、これは、女、子供、老人でも銃を持てば屈強な荒くれ者を簡単に倒せる・・・という「弱肉強食の力の原理を根底から覆すものだったからだ」という考え方があるんですよね。 この思想というのは武術より先に進んでいると言えなくもないと思います。 昔々、種ヶ島に火繩式銃がもたらされてから、織田信長の時代には日本はヨーロッパをも凌ぐ銃大国だったと伝えられます。秀吉の刀狩りや江戸時代の「入り鉄砲に出女」の政策とかがもし無かったら、日本は世界一の銃大国になっていた可能性もあるのです。 実際に、武術の流派には銃砲術を伝えるところも少なからずあります。連発銃の研究なんかも進んでいたし、江戸時代に空気銃(気砲と言う)まで開発されていたんですよ。 脇差や仕込み杖、十手に偽装した銃もあったし、火薬の製法秘伝なんかも甲賀流忍術の秘伝書『萬川集海』に書かれています。 『子連れ狼』に登場した乳母車に搭載された連発銃なんて、映画で見た時は冗談だろ?って思っていたんですが、何と! 本当に実在していたんですよね〜。小池一夫氏の博覧強記っぷりは本当に凄いな〜って思いますよ(忘八者の“ブリブリ”の拷問も本当にあったそうな・・・)。 |
新刊本最終仕上げに悪戦苦闘中!2008-01-19 Sat 18:52
いや〜、大変でございます・・・。アスペクトから出す武術シリーズの新刊本『そこが知りたい武術のシクミ』の最終仕上げ中なんですけど、写真やイラストのはめ込む箇所とか、文章の直しとか、結構、大変なんですよね〜。
昨年の企画時には健身法を共著で出す予定だったんですが、やっぱりコンセプトの統一(武術と健身法)が難しいし、お互いの考え方や目指す方向性が違うということが露呈していったんですね。 結局、話し合った末、健身法の師範代は独立させたので、共著の形ではできなくなった訳なんですよ。ハイ。 それで、私は従来通りにシリーズの新刊を書くことにして、彼は別に健康法の本を書くことにしているんですね。 彼の書いた原稿の一部も見ましたが、健康法として、かなりエポックメイキングな内容になるんじゃないかな〜?と思っています。彼も本を書くのは初めてだから、かなり苦労しているみたいですが、人間、苦労した方が成長しますからね。なんか、ネット上で間違った情報だけ一人歩きしてるみたいだから訂正しておきますね・・・。 彼は健康法の分野では私よりずっと才能あるし・・・っていうか、逆に私の方がどっちかというと健康法にはあまり関心ないんですよ。実は。 だから、彼は別に私とやらなくとも自分の才能をそのまま活かした方がいいと思ったんですよ。本来、ナンバー2でやるのは向いていない性格(能力に秀でた人にありがちな上から目線でしか物事を見られない)だし、正直、「このヤロー、つけあがりやがって〜」って思った訳ですよ。 自分で何でもできる(と思っている)人は他人の仕事にイラついちゃうからね。 でも、自分でやってみると予想外に大変なんだよね〜。 敢えて彼の欠けている点をいうと、「武術に対して愛情がない」ってことです。武術に関して観る目はあっても、幅広い知識は無い。というか、興味がない。だから、悪気はなくても無遠慮な発言をしてしまうところがあったから、「対外的にそれはマズイでしょ?」ってところの見極めが、どうにもヘタでしたね・・・っていうか、ものの言い方とか態度とかが外部の人に不快感を抱かせていたことも後からいくつか判明したんです。 こういうところに書くのはマイナス・イメージを煽っていると考える人がいるでしょうが、私の真意は違いますよ。本人が自覚していない欠点は指摘しておくのが親心ってものだと思います。彼は游心流所属中は私を経済的に支えて頑張ってくれましたし、トラブル処理にも奮闘してくれていました。指導法に関してもいろいろ工夫してくれました。だから、そういった貢献度と長所を台なしにしかねないような欠点は直して欲しいと思っているんです。 独立して自分でやっていく以上、自分の欠点を自覚して、充分、注意してやっていって欲しいと思っています。自覚できなかったら、多分、潰れるでしょう。それは、本人の責任だから、私の知ったことじゃありません。人生は勉強の連続です。反省しないで他人に責任転嫁しかできない人間は、所詮、そこまでの器で終わるんです。 余談ですが、ウィキペディアの甲野善紀氏のところで私のことも書かれていて、“粘着的”だとか“ストーカー”とか“出自や実力や人格が疑われる”とか書かれていたんですが、「長野さんはそういう風に書かれて反論しないんですか?」っていわれたんですけどね〜。これって、その文章を書いた人の“印象”であって、事実かどうかってこととは無関係なのが読めば解る。私が嘘書いているとか経歴詐称しているとか書かれているのなら抗議しますけど、人様がどういう印象を抱くかってことは、その人の自由で他人がとやかく言うことじゃないと思ったんですよね。むしろ、“他人からそう見えてしまう”という事実は、私自身の欠点を顧みる素材を提示してもらったと思えば、有り難い話ですよ。 自分の欠点は自覚しにくいでしょ? 私は、こう考えています・・・。 私はムチャな発言をバンバンして誤解されてるようだけど、業界に長くいるから駆け引きは弁えているんですよ。でなかったら、とっくの昔に潰されてますし、むしろ、誤解されてた方が都合が良い面もある。 もちろん、タイトロープを綱渡りするようなものだから、私の真似したらたいていの人は潰されるでしょう。間合の取り方が判らないから、自家中毒起こしてしまう・・・。 よくも悪くも、武術の世界は実力行使されるのが当たり前のヤクザ的メンツの世界なのですから、それを弁えていない人間が団体を構えると危ないんですよ。 私が、意外にメンツとかこだわるのは、「そういう世界にいる」という自覚があるから、他人のメンツを潰すことを何とも思わない節操の無い人間に対しては厳しい態度を取るんです。自分が問題ないと思うのと、他人の目にどう映るか?は全く別のことです。 実力があっても思い上がって個人プレーに走っていたら反発されるのに、実力もない人間がそれやってたら、もう危ないですよ。 お陰で、私は敵も多いけど、味方してくれる人も結構いますから、ここまでやってこれました。「お前は任侠道が判っているな〜」と、以前、ある武術の先生から誉められたことがありましたけれど、武術の世界は義理と人情が根っこにある世界ですよ。 もちろん、だからこそ逆に仁義無き戦いも起こりがちですし、自分のことは棚に上げて他人のメンツを踏みにじっておきながら、裏切り者呼ばわりするIQ低い人もいますけどね〜(って、そういう人は誰に対しても同じ対応するから嫌われるものです)。 私は研究家だから他流の先生をたてることに抵抗がありませんが、たいていの武術、武道の先生はこれができないんですよね。ヤクザと一緒で親分気質だから、最初は謙遜していても、慣れてくると必ず「俺の方が強いんだぞ」という態度が顕れてくる・・・。 口で言わなくったって、態度に滲み出るものなんですよ。この怖さを解っていない人が多過ぎますね。表面上の言葉をどう取り繕ってもダメなんですよ。むしろ、腹黒いヤツと警戒されるだけです。捨て身になって、自分をさらけ出すのが武術の極意です。口先でどんなに取り繕っても本心がすけて見えてたら、もうダメですよ。 私はこの点について厳しく指摘してくれる先生に出会ったから、随分と矯正されましたけれど、技だけ習って、こういう駆け引きを全く頓着しない人が多いですね。私は、そういう自惚れた人間は相手にしません。 武術では自分の行動が師匠のメンツを潰すことにも繋がるということを丸っきり認識していない人も多い。「俺の自由だ」って言い張る。そんな考えなら他人にものを習いに行くなっ!という話です。団体の掛け持ちに慎重になってもらいたいのも、ここに理由があるんですよ。 まあ、基本的に私は他人のことに干渉する気はありませんよ。ただ、研究家として間違ったことや虚偽の発表に関しては厳しく訂正を求めていくつもりです。ここは義理人情を排除してクールにやっていく覚悟ですよ。これができるのは俺しかいないという自負心と使命感がありますからね。 そんな訳で、今回の本は、かなり“蔵出し”してみました。遠慮していた部分を解禁した箇所もありますから、恐らく、紛糾するんじゃないでしょうか? でも、「今、これを書かなきゃいけない!」という強い想いがありました。でないと武術という文化そのものが間違った方向へ雪崩のように崩れていってしまう・・・と、そういう危機感があったのです。 もちろん、私は自分こそが正しいと主張するつもりはありません。が、この本を切っ掛けにして、武術に関して本気で考える人が一人でも多く増えていってくれたらいいと思っています。 絶対にこのままでは危ない! 流派の枠組みに埋没して外を顧みない人達が、ここまで武術の世界をひび割れさせてしまったのだと、そう主張しておきたいと思います。 話は変わりますが、本の印税を当て込んで、分割払いで十文字鎌槍を買いました。2m40cmくらいあるので、室内で垂直に立てることは不可能ですが(上の階の人を突き刺しちゃうかも知れない?)、せっかく江戸時代の柄も健全な形で残っているので、今回は切り詰めないでおこうと思っています。 その代わり、もっと短い柄を自作して室内用の拵えも別に用意しようかな?と思っています。十文字鎌槍は操作法が多彩になりますから、研究用として最適ですからね。 確か、一年以上前にお店で見せてもらってから、ずっと売れずに飾られていたんですが、「こんな珍しいものはすぐに売れるだろうな〜」と、購入は諦めていたんですけど、何だか、私に買ってもらいたくて残っていたみたいに思えてきたんですよね〜。 「早く買ってぇ〜」って、槍が囁いているみたいに思えた(幻聴?)。 槍穂はもちろん、鎌の部分の後ろ側にも刃が付いているので、突くだけじゃなくて引っかけて斬ることもできるタイプなんですよ。ちょっと小ぶりですが、カッコイイですよ。 ある程度、支払いが終わるまでお店に預けておくことにしていますが、5月くらいには自宅に引き取ることになるでしょう。槍術の研究も本格的にやってみようと思います。 また、剣術師範代のSさんが刀を預けていると聞いたので、ちょっと見せてもらったんですが、何と? 先日、私が「これはいいですね〜。欲しいな〜」と言っていた脇差で、やっぱり、目の付け所が同じだったんだな〜と、一緒に店にきていたK師範代(現在も以前もうちの筆頭師範代なので悪しからず)と笑いながら帰りましたよ。 仕事が多忙で稽古にも来れていなかったSさんとは、先日のDVD撮影の時に本当に久しぶりに会いましたが、やっぱり彼の剣は素晴らしいです。見せかけの速さではなくて柔らかく自在に変化する要素を秘めています。昔、鹿島神流を至誠館(稲葉稔師範)で学んだそうですが、彼の刀法を見れば、稲葉先生の素晴らしさがよく判ります。 あっ、そうそう・・・。 私、44歳にして、ようやく親孝行できましたよ〜。長い間、貧乏生活を続けてきて、親には金を無心することしかできなかったのに、初めて、77歳の母親から「家の保険料が足りないから立て替えてくれないか」と電話があって、丁度、先日のセミナーでお金に余裕があったので、振り込むことができました。 親父が生きていたころは、本当に金の迷惑しかかけてこなかったし、私は「金が無いのが当たり前」だと親から思われていたので、ただの一度も金を貸してくれなんて言われたことがなかったのです。 母親も学校の先生だったので年金で問題なく生活していたし、自分が貸すことはあっても人に借りることなんかなかっただろうと思うんですね。それでも親父が死んでからは家のローンとかで生活費がギリギリになっていると聞いていたので、本当に初めてですよ。 親父が心臓病で大変だった時も、全て弟が面倒みていたので、私は恥ずかしくて仕方なかったです。親父には恩返しできなかったから、せめて母親にはできるだけのことはしないと人間としてダメ過ぎるぞ・・・と思っていたので、今回は「よくぞ、頼ってくれました」って感じでしたよ。 今年はバリバリ仕事して金稼ぐぞぉ〜っ!と、燃えております。 でも、今回、親孝行できたのも、セミナーに参加してくれた皆さんのお陰です。だから、本当にありがとうございました! 特に年間参加費を先払いしてくださった方には御礼申し上げます。御期待を裏切らないよう、2月10日も頑張りますっ! 逆転の発想で自分より強い相手に勝つ借力の秘術について最新研究を初公開させていただきますよ。 |
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