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何か、動画、好調みたいです

 ユーチューブにアップしてもらった、うちの師範、師範代、教練の演武動画が好調みたいで、結構、反響があるみたいです。

 27日の東京支部同好会の練習の時も、初参加の人もいらしたので、矢嶋師範代の技の示範の受けをとったりしたんですが、技の威力もスピードも格段にレベルアップしていてびっくりしましたよ。

 こんな急激にレベルアップすることが実際にあるのか?と思ったくらいです。

 でも、彼の良いところは、「先生の教えのお陰です」と言うところですね。

 けれども、こりゃあ、マジで陰練(カゲレン、こっそり練習すること)しないと抜かれそうだな~と思いましたよ。


 この四月で数名の新会員が入られました。

 若い人も入られたので、年齢層も広がりましたし、東京支部に続いて、早ければ5月後半には横浜支部も開設できるかもしれません。

 今年は既に本が二冊出たし、上級編DVDも出しました。

 セミナーも盛況です。

 二年半前の分裂騒動が嘘のようです。欲に振り回されずに良かったな~と思います。

 そういえば、極真出身の方がまた入会されたので、今、四名ですかね~? いつも思うんですが、いろんな流派の方が来られる中でも、極真空手を長く修行されていた方は、どなたも人柄が抜群に良いんですね。

 もちろん、ちょこっと齧った程度の人にはウ~ンと思うような人もいますけど、本当に極真空手をやっている人は他流に対して謙虚な人が多いですね。「知らないことを学ぼう」という純粋さと向上心があるように思えます。

 私は昔は、“ケンカ空手=ケンカばっかりする乱暴な人間ばかり集まっている空手”というイメージが強くて、それで中国拳法にのめり込んでいったんですが、実際にいろいろ見ていると、極真空手の人は謙虚で、中国拳法の人は人格がねじ曲がっている例が異常に多いんですよね~。

 人間は、痛い思いをしないと謙虚になれないのかな~?とか思ったこともありますが、そうとばかりも言えないようですし・・・やっぱり、極真空手を長く修行している人達は自信と誇りがあるから、他流に対しても欠点より優れた点に目を向けられるのかな~?という気がします。

 特に、指導者クラス以上の人になると人柄が良いな~って、つくづく感心しますよ。

 やっぱり、中途半端な腕前の時ほど、他流の師範とかに会っても「ホントに強いんスか~?」とかニヤついて挑発したりするもんですよね(って、俺も昔はそうだった)。

 私なんかも、ついつい習性で(職業病かな?)、人の欠点ばっかり探ってしまうんですけど、人付き合いを円満にして人生を幸せにするためには、人の良い面に目を向けて敬意を払うのが重要なんだと思いますね~。


 あっ、それと余談ですが、目隠しして組手をやっている大石教練ですが、あのような能力は新体道の瞑想訓練で開花した能力であって、游心流では心法技術はまだまだ研究段階でしかありません。

 游心流なりの心法を研究している段階で、実験的に推手を目を瞑って稽古し、そこからさらに逆技や崩し技を用いる練習や、差し手から推手に入る練習などを試行錯誤している時に、彼が飛び抜けて察知力が高かったので、「恐らく、できるだろう」と思って、ぶっつけ本番でやらせた・・・という次第なんです。

 ですから、「游心流は凄い!」と評価していただけるのは嬉しいのですけれども、そこは原点に敬意を表するのが筋だと思っております。

 心法に関しては、新体道が最も進化した武道であると私は考えておりますので、御関心のある方は、どうぞ、新体道の門を叩かれることを推薦します。
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游心流の動画

 北島師範(相模原本部総教練)、矢嶋師範代(東京支部長)と、大石会員(本部教練)の三人で、上級編DVD撮影の時に撮った応用組手の部分をユーチューブにアップしてもらいました

 何しろ、段取りも練習も無しでいきなりアドリブで「やってみなさい」とやらせたものなので、“あらびき芸?”で未熟な部分もありますが、「游心流で週一、二回の稽古を年単位でやっていると、こうなりますよ」という実例として、非常によいサンプルになったかと思います。

 ちなみに、この動画で出したような練習をいつもやっている訳ではなく、地道に基本稽古を続けていると、いきなりこういうこともやれるということを理解していただきたいと思った訳です。

 無刀捕りなんて、私が30歳くらいの頃に交叉法を知って実験的に練習してみた時なんか、まったくできなくて、袋竹刀でポカポカ頭打たれてしまいましたからね。

 打ってくるタイミングは判別できても、動きの間に入る体捌きができなかったのです。

 数年後に游心流を興した時点で試した時は、一発目を避け捌いて入身することはできるようになりましたが、まだまだ10年前くらいは未熟千万でしたね。

 しかし、この動画で北島師範がやっているのは、連続して斬り込んでくるのを体捌き・裏体捌き・間の外し・入身を使って避け捌いているんですよね~。

 彼は空手の経験はありますが、合気道の経験は“一秒”もありませんからね。砂泊先生や山口先生の動画を見て真似しただけなんですよ。

 普通、まったく運動構造の違うことは真似したくてもできないものなんですが、彼の場合は空手も太極拳も形意拳も居合も合気も縮地法も、ほとんど何でもこなせるようになってしまいました。

 しかし、それでも全然、自惚れないところが一番の良さですね。これだけできたら、普通は「俺は長野先生を超えたっ!」って、はしゃぎだすもんなんですが・・・。

 次に矢嶋師範代は、いろいろ武道・格闘技を学んできていましたが、正直いって覚えも悪いし身体が物凄く堅かった(筋肉つけ過ぎ)ので、入会した当時は期待していませんでした。

 ところが、分裂騒動の時に「僕は長野先生に習いたくて入ったので教えてください」と言って片道一時間半以上かかる相模原まで週二回通って、シダックスの講座と日曜の稽古会にずっと通ってきていました。

 やっぱり、こういう人に対しては、こっちも知ってることは全て教えたいと思いますからね。

 かなり細々としたことも教えるようにして、特別にアドバイスもしていました。

 特に、「ダンスをやるといい」と言ったら、彼はヒップホップダンスも習いに行くようになったんですね。

 これが決定的に良かったんでしょう。どうしても脱力できずにコチコチになっていた身体が柔らかくバラバラに動かせるようになっていきました。

 こうなると、後は早いですよ。

 半年したくらいからでしょうか? 別人のように動きが滑らかにシャープになっていきました。

 そして、うちの技法の中でも最も難しい(厳密に言うと二人しか体得できなかった上に、その二人とも実戦に用いることはできなかった)蛟龍歩を用いた加速歩法を使えるようになってきたのです。

 動画の中では後半に、この歩法をちょこっと用いてるシーンがありますが、この撮影以後数週間の間に、ほぼ完全にできるようになってしまったのですから驚きます。

 また、撮り直した方が格段に良い動きになっているんですが、まあ、過渡期の動きを見ていただくのもアリかな~?と思っています。

 矢嶋師範代の場合、過去に学んだ武道、格闘技では強くなれそうもないと挫折に近い感じを持っていたらしいのですが、苦労したからこそ指導者に適していると思います。

 どうも、誰もが勘違いしているのですが、天才的な才能のある武道家に学べば自分も上達できると思っている様子ですが、“天才に学んで開花するのは天才だけ”なんですよ。

 そして、天才というのは自分独りで研鑽していても向上できるから天才なんですよ。

 つまり、天才的武道家というのは基本的に凡人を育てる能力は欠けているんですね。

 うちの会でも私が教えても中々上達しない(はっ・・・これは、間接的に自慢しているのでは?)のに、矢嶋師範代が教えた会員は上達していくんですよね~(苦笑)。

 それは、技以前の基礎的な身体の練り方や、基本的な技を教えることに関しては苦労して体得していった矢嶋師範代だからこそ、きっちり教えられる訳です。

 何故なら、私は最初から自分のできる内容で稽古システムを作っていったので、“できないことをできるように頑張った記憶がない”からです。

 その意味で言えば、目隠ししての組手をやった大石会員の場合、かなり前に新体道と柔法をやっていたそうなのですが、気配を読む能力が最初から高かったので、“心法”を教えるようになってから、グングン上達していきました。

 彼の場合、構えてやってみせたら、それだけで意識の使い方から自分なりに分析してしまうので、ほとんど言葉で説明する必要がありませんでした。

 文字通り、気の感覚だけで通じてしまう特殊な感性のタイプです。

 なので、中国武術の経験はまったく無かったのですが、一回実演すれば体得してしまう上に、DVDを買い込んでいろいろ見ているうちに、ほとんど体得してしまい、もう、そんじょそこらで中国武術を教えている人より、よっぽど上手です。

 いわゆる“気の武道”の中でも新体道も柔法も武道としての核(コア)になる部分を大切にしていたので、私はそれを発芽させてやるだけで良かった訳です。

 もっとも、彼の場合、人に教えるのは向いていないでしょう。感覚先行の人は論理的に技を考えて教えるのが苦手だからです。

 彼が稽古中に技の解説を始めると、皆、ポカ~ンとした顔をします。気の理論で解説したり、実演しながら「ねっ、この感じが違うでしょ?」という具合に微妙な感覚の違いを説明するから、さっぱり解らない訳です。

 最近は、自分の説明では人には伝わらないということが理解できたらしく、ワハハッと笑って愉しむだけになってきて、「ねっ、先生、こうですよね?」と・・・私にしか意見を求めなくなっています。

 私自身、もともとは感覚的タイプだったのですが、親父が数学の先生だったからなのか、理詰めで考える癖もあったんですね。

 結局、感覚を共有するのは場の雰囲気だったり興味が同じ人間同士だったりしないといけなくて、誰とでも・・・という訳にはいかないんですよね。

 テレパシーで意思疎通できたら簡単でしょうけど、嘘もつけなくなるから大変でしょうね~? 浮気なんかもできないし・・・えっ?


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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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