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俺は活劇しか書かんっ!

 作家デビューが決まったのは有り難いのですが、ふと考えると、私は文芸作品と言われる作品をまともに読んだことは皆無に近いのです。

 つまり、そういう作品は書こうと思っても書けない。

 いや、はっきり言ってしまうと書こうという気持ちがまったく無い!

 何故か?

 面白いと思わないから・・・。

 私はエンタメ小説しか読む気がしないし、それも活劇調の作品でないと手に取らない。

 だから、自分が書く物語も、必然的に活劇調のものになる。

 それは、私は自分が本当に読みたいと思う作品は自分で書くしかないと思っているからなんですよね。

 もちろん、好きな作品はありますよ~。

 夢枕獏のキマイラシリーズ・菊地秀行のバンパイヤハンターDや魔界都市シリーズ・柴田錬三郎に山田風太郎の剣豪や忍法の小説など・・・。

 特に浪人時代から大学時代には随分と本読んでました。哲学や宗教、神秘学、ヨーガ、仙道、魔術、武術、詩・・・等。小説以外も膨大に読むようになっていたんですけど、幻想文学系にはまってましたかね~?

 HPラブクラフトが好きになったのもこの頃でしたね。

 ブルース・リーが心酔していたというのでJ・クリシュナムルティにはまったのも、この時期でしたね。

 いわゆるニューサイエンスとかニューエイジ・ムーブメントが日本で活発になり始めた頃(80年代半ば頃)だったんじゃないか?と思いますが、最近はナリを潜めてしまっていますが、当時はトランス・パーソナル心理学が思想関係で脚光を浴びていた時期でもありました。

 大体、その頃はポストモダンの現代思想がブームになっていたので、その延長線上だったのかもしれませんが、ヨーガ、禅、気功、太極拳、合気道なんかが注目されて、よりディープな人達は伝統武術(中国武術や日本古武術)に深入りしたり、野口整体や野口体操、操体法に注目したり、あるいはTM(超越瞑想)やシルバ・マインド・コントロール、そして新体道に入る人が多かったみたいですね。

 確か、この時期に麻原彰晃がオウム神仙の会を結成して休刊した『トワイライトゾーン』で連載していたと記憶しています。

 で、今も続く『ムー』では、高藤聡一朗が仙道本でブレイクし、続いて高木一行が肥田式強健術でブレイク、治郎丸明穂が新体道や大東流六方会のビデオブックを出していましたね。(骨法も出てたな~?)

 90年前後には高岡英夫が『光と闇』という武道評論本で突如デビューし、『格闘技通信』では無門会が注目されていましたね。

 ついでに言えば、『武術(うーしゅう)』での呉伯焔の経歴詐称暴露事件というのも、確か、この頃じゃなかったかな~? あっ、そういえば、西野流呼吸法の捏造事件が『フルコンタクト空手』で書かれたのも、この頃だったように思います・・・。

 何か、時代性というのは確実にありますよね~? どっかの出版社で武術と精神世界についての評論本とか書かせてくれないかな~? これは私しか書けないと思うんだけど。意外と社会学的な内容になると思いますけどね?


 あれっ? 何か全然、違う話になっちゃったな~?(苦笑)

 まあね~。自分の見たい・読みたい作品は自分で書くしかないと思うようになったのは、やっぱり映画が好きで映画製作の仕事に関わりたいと思っていたことと無関係ではありませんね~。

 シナリオだって自分で書いたりしてましたし、シナリオライター目指して上京して、紆余曲折の果てが今の自分になっている訳ですからね。

 しかし、シナリオライターって自分のオリジナルで話を作れる仕事ではない訳で、むしろ、小説や漫画を原作にして映像化するというのが普通ですよね?

 武術に関する本は結構出しているから、これからは小説か漫画原作をやりたいな~と思って、それで小説家養成講座に通ったんですが・・・。

 ところで、小説家志望の人は日本中にゴマンと居るそうですが、デビューするには二つの手があります。

 一つは、新人賞に応募して受賞すること・・・。

 もっとも、大体、確率としては1%も無いらしいですね。講座の先生が傾向と対策を練るために、新人賞取った人が、受賞するまでに大体、何回くらい応募して落っこちたのか?という回数を調べたそうなんですが、何と! 驚くなかれ・・・平均して40回くらい落ちているんだそうです。

 私も恥ずかしながら学生時代に2回、30代に1回くらい応募しましたが、当然のことながら全然、引っ掛からなかったですね~。

 でも、この数字を知ると、才能とは“異常なまでに忍耐強く諦めないこと”なんだと思いますね。

 斬新な時代小説でデビューしたある作家さんなんて、70回も落ちているそうです。

 もちろん、書いた作品がいきなり受賞なんて人も居るんでしょうが、そんな夢物語を期待するのは素人の勘違いというものであるようです。

 そして、決定的な問題点は、受賞作家であっても、ベストセラー作家になれるとは限らないという現実です。

 華々しくデビューした新人作家が、数年後には影も形も無くなって、新しい本を出していない・・・というケースの方が多いようです。

 ただし、そう考えると、数十回も落ちるというのは経験として必要なことなのかも知れませんね?


 もう一つのデビューの方法は、ライターや編集者をやりながらコネを活用して小説や漫画原作を書くというものです。

 私は、こちらの方法でデビューできることになった訳ですが、これは講座の先生が出版関係の方を何人も御紹介くださったお陰で、はっきり言って、私の力は関係ありません。

 強いて言えば、“武術に関してブッチギリで詳しい”という点を高く評価していただいたのが理由ではありますが、映画好きなので阿呆なアイデアを思いつくところを面白がってもらえたのも関係しているのかもしれません。

 作家に向いているのは、“文章表現力のある人間”だと普通は思うでしょうが、実は、普通の人が知らないようなことを詳しく知っている人間の方が良いそうです。

 つまり、オタクが向いている訳です。

 それと、作家を目指していながら、一冊分の物語を書くことのできない人が非常に多いそうです。

 アイデアだけはあっても、それを地道に文章化して相応の分量の作品に仕上げることができない・・・。これでは職業としての作家になるのは無理ですね。

 黒谷先生から聞いた話ですが、以前、友人から「小説を本にしたいんだが」という相談を受けたものの、それが「7~8割までは書けているけれど完成していない」というので、「未完成の原稿を出版の検討をしてくれる編集者はどこにもいない」と突っぱねたようでした。

 その友人は私も知っている人でしたが、既にライターをやっていた人で、7~8割まで書けているのなら、徹夜して書けば完成させられるでしょう。何故、一踏ん張りして完成させた作品を検討してもらおうとしなかったのか? そこが、作家デビューできる人間かどうかの差なんだと思いますね。

 私は、携帯小説に挑戦していた頃に、一日で原稿用紙で400枚分くらい書いたことがありました。これくらいなら一冊分に十分ですが、自分でもビックリしましたよ。

 手書きで書いていた時期は、どう頑張っても40枚が限界でしたが、ワープロだとその十倍書けたんですね。時代小説家の鳥羽亮さんもインタビューで同じようなことを答えられていました。

 実際に職業作家になれば、一日に数十枚は書けないと仕事がこなせないでしょう。

 もう、書きながらアイデアを絞り出せるくらいでないと無理なんじゃないか?と思います。

 作家になりたいと思う人は多いでしょうが、それを仕事としてこなし、きちんと食えるようになるのは、やっぱり、並みの努力や覚悟では追いつかないでしょう。

 作家志望の人でも、たった一つでも作品を書き上げたことのある人は、もの凄く少ないそうです。願望として夢想しているのと、現実に書き上げるのは大きな隔たりがあるのですね。

 そう考えると、40回も落ちたと言っても、それは40の物語を考える力を持っているということなんですよ。だから、決して無駄にはならないし、デビューしてから落ちた作品を手直しして出してもいい訳です。未熟な頃に書いた作品でもアイデアを活かして熟練したプロ作家の技能で書き直せば、見違えるような傑作になる可能性がありますからね。

 ベテランと呼ばれる作家ならば、300~400冊くらい著書がある人も少なくありません。

 よく言われるのは、「まったくの素人であっても、一冊だけなら本は書ける」ということですが、プロであれば、月に1~2冊書けるくらいは当たり前にできなくては、職業として成立しません。

 これは、何よりも、好きじゃないと続かないでしょうね?

 だから、私は“小説と漫画原作は活劇しか書かない”と決めたんです。


 ちょっと余談ですが、小説講座の先生から小説を貰いまして、読みました。

 一つは『シャトゥーン・ヒグマの森』(宝島社)。これって北海道を舞台にしたヒグマとのサバイバル・パニックホラーなんですが、作者は『なぜ、木村政彦は力道山を殺さなかったのか』の著者の増田俊也(としなり)さん。名前が“俊成”だったので最初は気づかなかったんですが、著者のプロフィールを読んで、ピンと来ました。

 増田さんは、恐らく夢枕獏のファンなんじゃないか?と思います。アクション・シーンの書き方がそっくりだから・・・。

 それと、銃はあんまり興味ないんでしょうね? 散弾銃と弾丸の解説とかあって、いっけん、詳しいのか?と思わせますが、弾丸の装填の仕方とか構え方とかはおざなりになっているし、日本ではガスオート(自動装填式)であっても弾は薬室に一発とチューブマガジンに二発しか込められないようにスペーサーが入っているという細かい規制内容についてはご承知じゃなかったみたい。至近距離から発砲して散弾がすぐ散らばるというのも誤解ですし・・・。

 それに、銃に詳しい人間なら、必ずブローニングとかイサカとかベレッタとかの銃の製造会社名を書く筈ですからね。武道・格闘技を愛好する人は、「飛び道具は卑怯」という認識が強くて銃とか毛嫌いする人も多いから、増田さんもひょっとすると、銃は嫌いなのかもしれませんね。ストーリー上、書く必要があるから書いただけかも?

 でも、細かい点は置いておいて、かなり面白く読めました。流石です。お勧め!

 それと、『蛸比丘尼』(青松書院)。これは、時代劇ホラーです。著者の藤原葉子さんは、第四回『幽』怪談文学賞で佳作を受賞した方だそうですが、時代小説としての考証がしっかりしているので、私なんかお手本になるな~と思いつつ読みましたよ。

 蛸の妖怪の話なのかな~?と思ったんですが、戦場(いくさば)のリアリティーと、死が日常の中で体験する悪夢のような幻想的展開が、ちょっとマゾヒスティックな感覚で描き出されていて、「なるほど、これは怪談だ!」と思いましたね。

 蛸といえば、ウルトラQのスダールや、『テンタクルズ』の大蛸なんかを思い出すのですが、海洋冒険物だと定番ですよね?

 私が書いたら、巨大蛸が海から現れて侍たちをパクパク食べてしまう怪獣物にしかなりそうもありませんが・・・。

 そういえば、天草にも大蛸を退治する話が伝わっています。しかも、夏休みによく潮干狩りに行っていた海岸が舞台だったので、驚きましたよね~。

 熊本県の怪異な民話を集めた本の中に載っていて、確か小学生高学年か中学生くらいの時に読んだ記憶がありますね。いいネタ本だったんだけど、実家に残ってるかな~?

 ところで、妖怪といえば『夏目友人帳』って、熊本県人吉市がモデルなんだそうですね~? 熊本って妖怪のメッカみたいだな~? 河童・不知火・山童・猫又・油すまし・金ン主・キツネ・タヌキ・大蛸・磯女・化けフカとか・・・。


 え~っと、それと当会の特別会員でもある稲吉優流先生の著書『柔芯体メソッド』BABジャパン刊・・・も、町田のあおい書店で買ってきました。

 実用書ですが、コラムでナンバについてや武術についても書かれていて、面白いです。

 私の名前も出してくれていて、何か非常に嬉しいですね~。

 何か、「武道雑誌に出ないカリスマ武術研究家」としてのポジションが確立されてきた感じで、意外なところで、チョビッとずつ名前が出たりするというのがカッコイイような気がします。

 まあ、私、もはや、武道の雑誌とか出たいとは全然思ってないし~(金にならないから)、これからいろんな分野でバリバリ仕事してメジャー目指そうと思ってますからね。

 それはさておいて、稲吉先生の理論で私が注目したのは、意識の使い方ですね。

 いわゆる身体論って身体を機械的に使うやり方ばっかり論じていて、何か非常に底が浅い感じがしていたのです。

 というか、はっきり言ってしまうと底が浅いんですよ。身体操作法を研究している人達の意識レベルの粗雑さは、驚いてしまう程、酷かったりしますからね。

 特に武道・武術系の人はお粗末の一言である場合がほとんど・・・と言っても過言ではありません。

 私は筋トレはやらない方がいいと言っていますが、これは武道・武術系の人が筋トレをやると力む癖がつくだけで害ばかり肥大してしまうからなんです。

 また、力む癖がある人は脱力技法も使いこなせないようです。

 何のための脱力なのか?を、いつまでたっても理解できないからです。もう、武道や武術そのものをやらない方がいいのでは?と思う程ですよ。

 誰でもできることを、何故、できないのか? それは、できない自分が頑張っている姿を自己満足でとらえてしまって、それを“謙虚さ”だと勘違いしているからです。

 全部、はじまりは心の問題なんです。意識が身体を変えていくのです。身体が変わらない人は意識が頑ななだけなんですよ。つまり、謙虚な自己認識の正体は“度し難い傲慢さ”でしかない訳です。

 それを捨てれば、一瞬でガラリと変わるんですけどね~。

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新作DVD撮影

 新作のDVDの素材を撮るために、26日はメイプルホールを借りて夕方から撮影会兼の稽古会をやりました。

 生憎、北島師範は体調不良で、横浜同好会代表のK原さんも都合で参加できなかったんですが、大石総教練と、秋から東京同好会を始める小塚師範代と高校生指導員のNさん、それに入門一年で長足の進歩を遂げた“ジェット爺い”こと游心流最年長のUさんが参加してくれました。

 今回のテーマは“合気”です!

 しかし、世の中に合気のDVDは夥(おびただ)しく出ています。

 私も、かつて『合気の原理』『続・合気の原理』というビデオを作ったり、いろいろな合気チックなもの?を作ったりしてきました。

 お陰で、一時、私は「合気武術の遣い手」ランキングに入っていたそうです。

 でも、何度も申し上げているように、私は合気道は一時間半しかやったことがありませんし、大東流合気柔術、日本伝上法円天流道術などを体験した程度しかありません。

 強いて合気武道っぽいのを稽古したとすれば・・・20年以上前に甲野善紀氏の道場へ通っていたことくらいでしょうか?

 けれども、甲野氏に習った時は、まったく体得できませんでしたし、やはり、正確に言うなら本やビデオで独自に研究したというべきかもしれません。

 最初に参考にしたのは、吉丸慶雪氏の本でした。それから、岡本正剛先生の本や映像。

 当時はそのくらいしか理論的な合気技法の解説本は無かったですね~。

 特に吉丸氏が合気と太極拳の技術的同質性について伸筋技法について書いていた点は示唆に富んでいました。

 また、ほびっと村学校の大友先生から太極拳の化勁の原理をレクチャーしていただいたことが切っ掛けで、太極拳の化勁と合気の研究を始めました。

 それから、原理的に考えるようになったのは、武道医学を学んだ時にキネシオロジーの理論に触れたことが大きかったですね。

 筋肉の働きや骨格の構造、神経の反射などについて考えるようになった頃、伸筋技法とは別に、脱力技法の有効性や可能性について注目するようになりましたね。

「あ~、伸筋だけ遣うテクニックより、脱力しまくった方が可能性が断然、広がるな~」と思って、私は脱力技法に特化して研究していったのです。

 ただ、理論上は未解明だったんですね。

「伸筋を遣うというのなら、まだ理解できるが、完全に脱力したら動けない筈。動けなければ力は出ないでしょう?」と、大抵の人が思う訳です。

 しかし、伸筋技法だけでは対処できない。運動理論上の限界に気づいた人達は、更に、「体幹部の筋肉群を遣う」とか、「深層筋肉を遣う」と言い出したようでした。

 もっとも、私は、これらの“筋肉が力を生み出す”という強固な思い込みから離れるべきだと感じていました。

 何故なら、筋肉の収縮だけで生じる力では体格の差を埋めることができないからです。

 私は、「武術には、もっと圧倒的なパワーを出す秘術がある筈だ」と思っていたからです。

 それは何か?

「気の力だ」と、多くの武術愛好家や武術家は考えました。

 しかし、気という言語は感覚的で抽象的、曖昧で意味合いが広すぎます。

 つまり、証明しようがない宗教的な妄想の領域に入り込み易いのです。

 実際に、気と合気をからめて論じている人達の大半が一般常識から外れた妄言を口走ってみたり、酷い場合は、かつての自己啓発セミナーの出来損ないみたいな洗脳ビジネスを展開していたり、精神疾患養成所?みたいな危うい方向へ向かう例が非常に多い。

 では、「気なんかデタラメだ!」と言えるかというと、それもまた極論なのです。

 気の感覚的認識作用は、内功武術や古武術を稽古していれば大なり小なり生じてくるものですし、腕の良い治療家は人体の気の流れを視覚や触覚で具体的に感じていたりするのです。

 多くの場合、熱感や微風、ビリビリとした電気的感触として感じられるのは否定できません。

 けれども、それらは極めて微妙な感覚的察知によるものであって、武術に用いるパワーとしてはあまりにも微弱なものであることは論じるまでもありません。

 私自身、20代前半にヨーガや仙道の瞑想修行を独自に実践していて、世の中の風景がサイケデリックな原色の混合したような絵画的に見えたり、「俺は悟った!」という異様な昂揚感があった時期がありました。

 このような体験は、現在の精神医学では脳内の神経伝達物質の過剰分泌による生理作用であると解釈されています。

 私は心理学の本も好きで随分と読んでいましたし、心理カウンセラーの勉強をしていたこともあるので、あまり信仰的にはならずに済みましたが、人によっては誇大妄想に支配されて後戻りできなくなる無知な人もいることでしょう。

 宗教家や芸術家にとっては、このような体験はむしろ歓迎すべきかも知れませんから、一概に否定するのもどうか?と思うのですが、誇大妄想に陥った人間が権威主義的な支配欲を持つと、ロクな結果になりませんね?

 まあ、オウム真理教の事件を考えれば、私の言わんとすることは納得していただけると思います・・・。

 世の中には、どうしようもなく信心深い人も居るのです。だから、宗教も必要不可欠なのかもしれませんね?


 さてさて、話を合気に戻します。

 結論を述べれば、私は脱力技法によって体内の重心を操作し移動させることで、筋肉の収縮によるより圧倒的に効率良く大きなパワーを生み出せると考えました。

 つまり、常時、身体に働いていながら自覚していない“重力”を利用してパワーを生み出す。そのためには軟体動物のようにフニャンフニャンになった方が効率が良いと考えた訳です。

 そして、この考えに沿った技法を研究している段階で、私は合気の高級技法と言われている技のメカニズムが次々に解けていくのを感じ、また、力を抜くことによって相手の加えてくる力を作用させなくする・・・つまり、封殺してしまえるようになっていったのです。

 例えば、打撃技の効力を無くしたり、絞め技から抜けたり、関節技がかからなくなったり・・・という、武道や格闘技の攻防の約束事から逸脱したことができるようになりました。しかも、極めて簡単に・・・。

 どうしてそんなことができるのか?

 それは、「力が作用するということは、作用面から反発があるから」という原理に気づいたので、「それなら反発しなければ力は作用しない筈だよな? だったら徹底的に力を抜いて抜いて抜ききっていれば、相手の攻撃の力は、こちらに作用しないからダメージは負わない筈だ」と考えて、以前よりさらに脱力するようにしていったのです。

 これが、私の考え出した“游心流式合気の原理”なのです。

 ヒントになったのは、新体道の養気体の動き、そしてシステマですね。

 そして、この原理は、中国武術の発勁にも通じるものであり、脱力しきった身体内部の任意の局部に重心移動を加速させて打ち込めば、距離0で甚大な威力が出せる。

 それは、拳頭や足尖でなくとも、掌・前腕・内腕・肘・肩・額・腹・・・と、熟練すれば身体中のどこからでも打ち込めるようになるのです。

 これを“抖勁”と言い、発勁の究極奥義であるとまで言われたりしていましたが、これこそが伝説の武術家、大東流合気武術の佐川幸義先生が駆使した神技“体の合気”に共通する技法ではないか?と考えたのです。

 今回のDVDは、この“体の合気”の秘密に迫る内容になったと思います。

 私が出す以上は、他所様の技術解説とは一味も二味も違う内容にしなければ、期待している人達に申し訳が立ちません。

 そう思って、撮影に臨みましたが、いや~こりゃあ、見た人の価値観がガラガラガラ~ッと崩れて立ち直れなくなるかもしれませんよ?

 ある意味、これまで出した本やDVDのどれよりも問題作になるでしょう。

 何が問題作なのか?

 それは、「原理さえ解れば誰もがマジで達人になれる! しかも、身体を鍛える必要が無い!」という、武道を学ぶ者にとっては“外道”のような反則DVDだということ。

 うちの指導陣が、既に達人と呼ばれる域を突破しているのは自覚していたんですが、Uさんの「70過ぎて始めて1年で、こんなになってしまう?」というのは、ロボパーが「ショックのパァ~」とバラバラになってしまうようなインパクトがあります。

 しかも、大石総教練がその場で教えて体得させちゃってんだもん・・・これは、真面目に修行している武道の先生たちが見たら血圧上がって脳卒中起こすかもしれないし、膨大な謝礼を払って教えを受けている人達なんか、悔し涙で枕をグッショリ・・・なんてことにマジでなるでしょうね。

 いんや~、楽しいな~。想像すると・・・。

 う~む・・・今回のDVDも一万五千円で売るつもりだったんですが、これは武道界が引っ繰り返りかねない危険な内容だよな~?と思ってまして、二万円以上にするかもしれません。

 でも、多分、これを見て練習したら相当な人数ができるようになっちゃうと思います。

 突然、合気の超達人が続出するんですよ! しかも、武道や武術を全然やったことない人達が・・・。

 真面目に道場に通っていた人が、馬鹿馬鹿しくなって辞めてしまうかも知れません。

 そういう“超・問題作”になりそうですよ。

 何か、ヤバイ領域に入り込んじゃったかな~? 全国の武道武術で飯食ってる先生方の食いぶち奪っちゃうようなもんだからな~? 

 でも、事実は事実だから、心ある人達にとっては「武術というのは、ここまでできるものだったのか?」と感動してもらえるとは思います。

 非効率で間違った練習法をやっている人達が、本来の武術に目を向けて変わっていってくれれば、私は本望ですね。

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『るろうに剣心』は大傑作だよっ!

 待ちに待っていた『るろうに剣心』、地元の映画館MOVIX橋本で観てきました!

 前日、DVD撮影の時に香港アクション映画マニアの小塚師範代が「早速、観てきました」と、感想を言いそうになったので、「待てぃっ! 俺は明日、観に行くから、それ以上、言うなぁっ!」と口止めして観に行ったんです。

 TVでメイキング風景とか観ると、相当に大掛かり。でも大掛かり過ぎると、下手するとアクションが演出過剰でチグハグな印象になってしまいかねないかも?という一抹の不安もありました。

 時代劇とは言っても、『るろうに剣心』は一種のファンタジー伝奇物であり、リアルな時代劇にしたらダメだろうし、かといってデタラメにやり過ぎてもアニメならアリでも実写だと浮いてしまって乗れない・・・。

 実は、一番、難しいかもしれません。

『カムイ外伝』の時は、正直言ってしまうと、CGは要らなかったでしょう。実写の良さは生身でやっているというリアリティーであり、何でも描けるからという意味でCGを多用すれば、リアリティーはむしろ壊されて白けてしまいます。

 酷評する人が多かったのも、大部分がそこに原因があったと思います。

 CGはCGだと気づかれないくらいの精度で使うか? あるいは、CGアニメの味わいを楽しむ画作りをするか?でないと白けるだけでしょう。

 時代劇というのは、実のところ、ファンタジーの要素が濃いと思われます。

 何しろ、100年以上前の日本の風景や生活風俗なんか、誰も解らないからです。

 例えば、殺陣に関しても、日本の時代劇映画の殺陣の手法は、歌舞伎から流用されたものですが、歌舞伎というのは発祥の時点でリアリズムではなく“傾(かぶ)く”という誇張、デフォルメが施されたものだったのです。

 私は以前、「江戸時代以前の日本人はナンバで歩いていた」という説に批判論を提示してきましたが、ナンバという言葉の語源が、歌舞伎や日本舞踊のものであり、しかもデフォルメされた奇妙な動きという意味合いで伝わっていて、とても一般的なものとは言えなかったからなのです。

 そもそも、わざわざ日常の普通の動作を「ナンバだ」なんて言いますか?

 専門用語というのは、特定の学問的領域でネーミングするものであって、それは学問的な意味での必要性があるから名付けているに過ぎません。

 江戸時代の用語辞典にまで、「飛脚の走り方をナンバ走りと言う」なんて大嘘書いてあったりするんですから、阿呆臭い限り。それをまた疑いもせずに流用するウッカリ者の武道家の多さには辟易させられます。本当に、ちったあ自分で調べてみろっての!


 脱線してしまいましたが、要するに、現今の時代劇の考証なんかも、その程度のいい加減なものだったりする訳なので、下手にリアリティーを求めてハンパな演出なんかするくらいなら、思い切って飛躍した表現をするのも大いにアリだと私は思っています。

 とは言っても、『るろうに剣心』は、作家の加来耕三氏が考証家として原作のアドバイザーをやっていたそうなので、意外に細かいところの武芸考証なんかがあったりして、私は結構、好きだったんですよね。やっぱ、マニア心をくすぐるんですよ~。

 黒笠・鵜堂刃衛が駆使する、松山主水が使ったという二階堂流平法の“心の一方”、天剣の宗二郎が使う超神速の歩法“縮地法”、斎藤一が使う平突き(肋骨の隙間を貫くために刀身を寝かせて突く技)“牙突”、盲剣の宇水が使う琉球古武術の武器“ティンベー(海亀の甲羅を使った盾)とローチン(手槍)”、古武術の隠し武器(寸鉄など)、二段突きの当て身の秘訣“二重の極み”・・・。

 あるいは、夢想願流(願立流)の松林左馬之助蝙也斎をモデルにしたと思しき“飛翔の蝙也”や、刀狩りの張が操る限界まで薄く作ったベルト状の軟体剣なんかは、インド武術カラリパヤットの武器ウルミンそっくり。

 歴史考証家として有名になる以前の加来氏は武道武術の本もよく書いていたし、家に伝わる東軍流の宗家も名乗られており、タイ捨流も学んだりされているので、武芸考証は驚くほどの水準ではありません(縮地法を脚力で駆使する技と誤解してた)が、マアマア詳しいレベルかな?と思っていました。

 そんな訳で、『るろうに剣心』は、創作だけではない実際の武術や実在した剣客なんかのモデルも混在しているので、それがファンタジー系の作品なのにリアリティーを生み出していた点なんじゃないか?と思うのです。

 そもそも、主人公の剣心が、実在した肥後の“人斬り彦斎”こと河上彦斎をモデルにしていると原作者自身が発言しているのです。

 赤報隊の生き残りの相良左之助やら、新選組の斎藤一、それに京都見回り組の佐々木唯三郎をモデルにしたキャラも出てましたよね?

 明治という時代を選んだのも慧眼ですが、ひょっとすると三船先生主演の『人魚亭異聞・無法街の素浪人』あたりが作品イメージの元ネタなんじゃないかな~?と私は勝手に思っているんですがね~?


 さあさあ、そんな『るろ剣』好きの私にとっては、今回の実写版映画を観る目は自然に厳しくならざるを得ない。

 主演の佐藤健に関しては、電王のリュウタロスが取り憑いた時の鮮やかなダンス・テクニックで身体能力の高さに注目していた面もあり、まったく文句は無かったですね。

 生身で剣心が演じられるとすれば、佐藤健以外には居ないだろうと思っていたんです。

 無論、風貌だけで選べば、もっと居るでしょうが、剣心の超人的な体技を表現できる役者となると真田広之に20歳ばかし若返ってもらうしかなかった?かも・・・。

 でも、仮に真田広之だったとしても筋肉質過ぎて剣心の風貌には合わなかったでしょうね? 見た目がヒョロッとして小柄で弱そうでないといけない。

 こう考えると、やはり佐藤健をおいて外には何人も演じられないでしょうね?

 しかし、他のキャスティングに関しては、どうかな~?と思っていたんですよ。実は。

 ところが、劇場で江口洋介の斎藤一を見て、そのハマり具合にいささか驚きました。

 鵜堂刃衛に至っては、吉川晃司のド迫力にはビビリますよ!

 そして、意外と言えば一番意外だったのが、武井咲の神谷薫! いや~、こんなにハマるとは予想外でしたよ。正直いうと、私、顔立ちがキツそうだな~と思って、あまり好きな女優さんじゃなかったんですけど、何か、凄く可愛いな~と思いました。

 意外とアニメ顔だったのね~ん?

 前髪パッツンなのがいいね?(何で?)

 子猫見つけてキャ~ッてダッコするところがいい。あ~、猫好きな私は猫好きな女に弱いんだよ・・・。また、この子猫が生後1~2ケ月か?ってくらいのミケ猫で可愛かったです。やっぱ猫といえばキジ白かミケだよね。早く、猫飼える環境になりた~い・・・。

 左之助の青木崇高もハマってましたね~。知らなかったけど、『竜馬伝』に出てた人なの?

 恵の蒼井優は、「それは違うだろ?」って思っていたんですが、やっぱり演技力の勝利ですね? 役柄のキャラを自分に引き寄せてしまってましたね~?

 弥彦の田中偉登は、「ちょっと幼過ぎるだろ~?」って思いましたが、続編で活躍しそうな予感がありますね。

 ただ、武田観柳の香川照之は・・・(苦笑)、“やり過ぎ”だよね。配下が御庭番衆でなかったのも原作ファンとしては不満ですが・・・まっ、面白いから、いっかぁ~?


 キャスティングに違和感が無くなった時点で、私はこの映画の世界観にスンナリ入れました。後は、やっぱり、アクション!

 下手なCGを使っていないのは良いとしても、そうなると役者のスキルとアクション演出、つまり、谷垣健治監督のお手並み拝見・・・ということになる次第です。

「親しいと言えるほどの知り合いでもない知人」という微妙さは、誠に批評しづらい点があるのですよ。お世辞とか嘘とか言うのは逆に失礼だと思う性格だしね~。

 もし、「こりゃあダメだぁ~」みたいな感じだったら、むしろ、私は一切、触れないでしょう。「見なかったことにしよう」という気持ちになる場合だってあるかもしれないでしょう?

 だから、実は結構、ドキドキしてたんですよ~。

 TVなんかでメイキング風景とか見たら、かなり凄いことやらせているんですね~。

 でも、そうなると、「アクション専門じゃないけど、すっげ~、頑張りました~!」って感じの水準で終わる場合がほとんどでしょう。

 近年の日本映画でアクション映画が奮わないのは、かつての東映カラテ映画や角川のアクション映画みたいなのを演じられる俳優が居ないということが大きいと思うんです。

 千葉真一、志穂美悦子、真田広之・・・といった、アクションができて演技ができる若手主役クラスの役者が居ない。だから、アクション映画が奮わないんだと思います。

『SP』の岡田くんはJKDやカリ・シラットのインストラクターまで取って頑張っていたけれど、でも日本的なリアルな現代アクションという枠組みの中ではアクション映画の醍醐味を堪能できるような作品にはならない。微温的にならざるを得ない。

『十三人の刺客』は非常に面白かったけれども、でも、迫力はあってもアクションの醍醐味という点では勢いに飲み込まれてしまった印象があります。旧作のような、もっと個人個人の戦うスキルの交錯する殺陣の魅力が欲しかった・・・。

 一連の藤沢周平時代劇の映画化も、もう明確に殺陣の活劇の魅力を描くのは二の次というスタンスがミエミエなんで、やっぱり私としては物足りないと言わざるを得ない。

『あずみ』は私は大好きなんですが、もうちょっとアクションの見せ方が良ければ、もっともっと面白くなっただろうな~?とは思います。続編で失速しちゃったし・・・。

 そんな最近の日本映画のアクションに飢えを感じている自分としては、もし、『るろうに剣心』がダメだったら、もう日本映画にアクションの醍醐味を期待するのはやめようと思っていました・・・。

 しかし・・・期待と不安が入り混じった中で観た実写版『るろうに剣心』は、冒頭から凄まじいばかりのスピード感溢れるアクションに、めくるめく万華鏡の世界にほうり込まれたような心地よい酩酊感を覚えました。

 素晴らしいっ!

 俺が求めていたアクションはコレだぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(マッハ!ですか?)

 どう動いているのかギリギリで確認できるくらいの目まぐるしい剣殺陣の中で、上に跳び、下に沈み、スルリと潜り抜け、多数の敵の中を文字通り縦横無尽に駆け抜けながら斬っていく剣心こと佐藤健・・・。

 心配だったのは、香港映画のアクションに慣れた谷垣監督が日本刀のアクションの風格を出せるのだろうか?という点・・・でしたが、もう、そんな心配は木っ端ミジンコ。杞憂に終わりました。

 むしろ、既存の時代劇の殺陣演出家では、このような斬新で独創的で、しかも挑戦的なアクションを構築することはできないだろう・・・と思いました。

 剣だけでなく素手で殴ったり蹴ったり逆関節を取ったり叩き伏せるように投げ倒したり・・・という描写は実に武術的実戦性に満ちていて、総合格闘技的でもありました。

 実は、このような描写は香港のカンフー映画では昔から当たり前にあって、武術は武器だけに頼らず、突き蹴りも使えば、肩での発勁や足踏み、足がらみや膝裏踏み崩しなんかの暗腿技法なんかも普通に使っている訳です。

 当然、日本の武術だって本式に戦う場合は、武器だけでなくて間合が詰まれば柔術や鎧組み討ち術なんかの技も使った筈なのですが、そういう殺陣は滅多にありません。

 文献で確認できる日本最古の柔術流派である岡山に伝わる竹内流には、飛び蹴りや浴びせ蹴りなんかまであるし、東北に伝わる柳生心眼流では鎧の上から掌の重ね打ちで威力を浸透させて心臓を止めることを狙った“鉄砲”という必殺技まであります。

 合気道の四方投げなんかも原型は腕の逆を捕ったまま後頭部から地面に叩きつけて首の骨をぶち折ることを狙った凶悪な技ですからね~。

 古武術の関節技って、本式の使い方は一瞬で関節を破壊することを狙っていて、悠長に関節を固めてタップさせるようになったのは明治以降ですよ。

 古武術が型稽古しかしないのは、まともに技を掛け合ったら死傷者続出してしまうからなんですよ。

 流派名は伏せますが、昭和まで伝わっていたある居合術流派は、真剣で組み太刀の稽古をする習わしを忠実に守っていたがために死傷者が続けて出てしまい、やむなく失伝させてしまったそうです。

 武術の技は殺傷術なので、禁じ手を設けてルール付きで技を競うようにしたら、もう別物になってしまうんですよ。

 このような武術の本質論に関しても、『るろうに剣心』では「殺さずの誓いをたてた元人斬り」を主人公にすることで考えさせてくれますし、能天気な活劇ではない。

 そして、「剣は殺傷の武器」という本音で生きる刃衛との対決は、最高に燃える展開でしたよ。

 吉川晃司のピカレスクなキャラは素晴らしい!

 アクションも背中で刀を持ち替えながら風車のようにクルクルと斬ってくる技は非常に見ごたえがありましたが、カムイの必殺技“変移抜刀霞斬り”の発展形かな~?と思いましたが、戸隠流忍法の道場で“影の一刀”という背中に回した刀を抜くトリッキーな技があるんですよね。あれが原型かも?

 あと、須藤元気と左之助のガチンコ格闘戦も面白いです。

 この辺は考証を気にする人は文句を言うでしょうが、私は違和感を感じませんでしたよね~。このくらいシャレの効いたところが無いと面白くない。原作は漫画なんだし。

 そういえば、左之助が斬馬刀を投げ付けておいてドロップキックかますところは、若山富三郎先生が『子連れ狼・冥府魔道』でドロップキックかますところへのオマージュなのかな?

 あと、剣心が壁を駆け上がってクルッと回って着地するところは『忍者武芸帖・百地三太夫』で真田広之が大阪城の天守閣で薙刀持った別式女軍団の攻撃を躱すシーンを思い出しました。『七人のオタク』でウッチャンもやってたね。

 何か、ここまで凄いアクション見せつけられると、昔、新日本プロレスに出てきた初代タイガーマスクが、凄いチャチなマスクと小太り体型で失笑されていたのに、いざ試合が始まるとアクロバットのような華麗な空中殺法を次々に繰り出すので呆気にとられて、「四次元プロレス」と呼ばれて熱狂的人気を呼んだのを思い出します。

 それに、剣心が身体を斜めにしたまま駆けていきつつ逆刃刀でバシバシバシーッと敵を叩き伏せていくところなんかは『精武英雄』の戦地で陳真が仲間を救うシーンのアクションを応用しているんでしょうね~。

 こういうアクション全般に谷垣監督の長年の演出実績の中から抽出された要素を組み合わせて化学反応が起こったような独創的アクションが生まれているんだろうと思います。

 何よりも、日本の殺陣の文化にちゃんと敬意を払った上での先進的なアクションを構築して見せてくれたことが嬉しいですよね~。

 ハリウッドのニンジャ映画なんかだと日本刀使ったカンフーが多いもんね~・・・(カンフーはカンフーで大好きなんだけど・・・)。

 あまりにも感動し過ぎて、高瀬道場の技芸会でお会いした時に貰っていた名刺を探してメールで感想を書いて送りましたよ。

 忙しくされているだろうから、仕事の依頼でもないのに安易に連絡しちゃあ失礼だろうと思って、一度も送ったことなかったんですが、今回は直接、感想を伝えたくなったんですよね。

 わざわざ、お返事のメールも頂戴しましたよ。

 この『るろうに剣心』が切っ掛けになって日本も新しいアクション映画のムーブメントが起こってくれることを期待しています・・・っつうか、他人事じゃなくて、私も物凄~いアクション映画の原作を必ず書くぞぉ~っ!と、作家デビューが決まった私は燃えておりまする。

 それにしても、大友監督がこんなアクション映画撮れる人とは思わんかった・・・。

PS;『るろうに剣心』は公開一週目で一位だそうです。実際、劇場でも若い人がたくさん観に来てました。

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セガールがゾンビと戦う・・・

 という噂の映画『斬撃』をCSで観ました・・・。

 う~む・・・何か、セガールはゾンビ・ハンターのリーダーを演じているんですが、でかい日本刀風の刀でゾンビをスッパスッパ斬りまくってるだけで、いつものセガール映画のマンマ。

 むしろ、セガールが出てないシーンの方がゾンビ映画的にはまともな気がするんですがね~(苦笑)?

 日本刀でゾンビを斬りまくる映画っていったら、乙黒えり主演の『お姉チャンバラ』の方が断然、面白いです。

 というか、セガールは刀の扱い方がヒド過ぎて、何か観てると頭痛がしてきます。まともに習ったことが無いんだと思いますね。

『イントウ・ザ・サン』なんかは最低にヒドかったな~。日本刀のエキスパートなら絶対にやらない筈の峯打ち(刀は焼きの入っていない峯側で強く叩くと折れ易い)で、ヤクザを殴り殺すシーンなんか馬鹿丸出し!

 高倉健さんの『ザ・ヤクザ』へのオマージュだそうなんですが、居合道有段者の健さんの緊迫感溢れる殺陣とは比べるのも失礼な感じでした。

 余談ですが、『ザ・ヤクザ』をトンデモ映画扱いして語る人がいますが、ちゃんと観てるのかな~?と思います。任侠道の精神や日本刀の怖さを表現している点では極めて優れた作品だと思いますよ。

・・・っつうか、セガールは合気道とカリのテクニックは素晴らしいんだから、下手なことはやらないで、それらの技を一層、磨きをかけてアクション演出した方がいい。

 カンフーとか日本剣術は様式美に魅力があるんだから、変に崩して実戦的?に表現しようとすると失敗しますよ。

 で、この『斬撃』では、ゾンビ・ハンター達もセガール以外はあんまし強くなくて、女ハンターなんか、ろくに見せ場もないままサクッとやられてしまうし、ガッカリ感を倍増させてくれます。

 ミラジョボみたいに活躍しろとは言わないけれど、プロなんだから、そんな簡単にやられてんじゃ~ないよ~って思いました。

 それから、面白いって程じゃないけど、興味深かったのは、『シード・オブ・デストラクション』ってB級SF映画。

 これはウルトラQの『マンモスフラワー』の古代吸血植物ジュランを思い出しました。

 遺伝子操作した植物の種が盗み出されて、犯人は射殺されるものの、種は土に落ちる。

・・・と、種から根が伸びていき、超爆発的に成長!

 もうねっ・・・ほったらかしといたら地球丸ごと根を張っちゃうような勢いで、植物パニックホラー物としては、『トリフィドの日』を超えちゃってますよ。

 大地を割りながら伸びていく巨大な根とのカーチェイスなんかがあったりして、いちいちハッタリが効いてます。

 B級映画の魅力というのは、無駄に話の背景がデカイ!ということ。


 それと、『ぼくのエリ 200歳の少女』は、スウェーデン映画なんですが、北欧の寒々とした世界観の中で美少女吸血鬼といじめられっ子少年のほろ苦い恋愛を描いていて、非常にいい感じ。『キックアス』のクロエ・モレッツ主演でハリウッド・リメイクもされましたが、オリジナルの味わいは素晴らしい。

 映画秘宝でも好評価だったので楽しみにしていたんですが、期待に違わぬ傑作でした。

 ハリウッドのスタイリッシュ過ぎるヴァンパイア映画とは異なる、ちょっと切ない感じの作品です。

 ちなみに少女の親父だと思われていた中年親父は、昔、少女に惚れて一緒に暮らしてきていたんだな~?と解り、だとすると、主人公の少年も将来はああいう哀しい最期を迎えてしまうのかな~?とか思わせるんですが・・・。

 少女のために人を襲って血を抜いていたものの、それに失敗してしまい、正体がバレないように硫酸をかぶって顔面を溶かして面相を変える・・・という愛の荒業を使い、最期は少女に血を吸わせて死ぬ・・・なんとマゾヒスティックかつ犠牲的愛の精神か?

 ギレルモ・デル・トロ監督の『クロノス』を、ちょっと思い出した。


PS;26日(日)は、通常の公園の稽古はお休みで、夕方6:00~夜9:00にメイプルホールにてビデオ撮影をやります。会員の方でお手すきの方はおいでください。

PS2;長らく続けて参りましたシダックスのカルチャークラブの土曜講座も、9月で終了することになりました。御要望があれば平日夕方に再開するかもしれませんが、取り敢えず、休講となります。体験入門御希望の方はお早くどうぞ。

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戦いを忘れた者に明日は来ないぞ!

 何か、最近のイジメ自殺の報道とか見てると、悪質なのが多いみたいですね?

 恐喝、根性焼き、集団暴行・・・。さっさと警察にしょっぴいてもらえよ?って内容ばっかりですが、学校に相談したら退学させられた?というのには、流石に首を捻ってしまいましたよ。

 どういう論理なんでしょう?

「他の生徒に動揺を与えるから・・・」だって?

 さっぱり、意味が解りません。

 はっきり言って、これらはイジメという分類ではなくて、“犯罪”ですよ。

 でも、仕返しが怖いから誰もが見て見ぬフリをするというのも気持ちは解ります。下手に止めたら自分が標的にされるかも?という恐怖が連鎖していくのも、当たり前のことですからね。

 けれども、それでも見て見ぬフリしないで「やめろよ」と言う勇気を持って欲しいですね。

「そんなこと言っても、自分がやられたらどうするの?」って言いたいでしょうけど、そういう状況を黙認していたら、何もしなくても自分がやられる危険性はずっと続いてしまいますから。

 当然のことですが、暴力ふるう人間が悪いんです。世の中では暴力ふるう人間は裁かれて罰を受けるのがルールなんです。

 学校だろうが会社だろうが家庭の中だろうが、暴力ふるうことは認められないのです。

 だから、堂々と「やめろよ」と言っていいのです。

 で、自分が標的にされたらどうするか?

 徹底抗戦あるのみ!・・・ですよ。

「あなたたちのやってるのは犯罪なんだから、訴えられたら捕まることになるよ」と脅しつけてやったらいいんですし、それでもやるようなバカは写真や動画、録音しておいてネットに晒してやればいいのです。

 インターネットって、利用の仕方によっては大きな武器になりますからね。

 中には、捕まることも恐れない気合の入った馬鹿も居るかもしれませんが、そういう場合は親から慰謝料をガバチョッとふんだくってやればいいのです。

 泣き寝入りさえしなければ戦う手段はいくらでもあるんです。

 それでも、不安な人は居るでしょう。

 ブチ切れた相手がいきなり暴力をふるってきたら・・・。

 そういう場合こそ、武術が役立つんですよ!

 実際に教えたらすぐに体得できますが、一応、ヒントだけ書いておきましょう。

 まず、人間は、攻撃する瞬間が実は最も防御の意識が薄れます。どうしてか?というと、攻撃することを本気であればある程、攻撃の部位に意識が集中します。

 拳の当たる部位や、蹴りの当たる部位、あるいは首を締めてくる手、殴りかかろうとする木刀の先端・・・等々に攻撃の意識が集中するのですね。

 集中するから威力が高まる。

 けれども、逆説的に考えれば、意識が一部に集中すればする程、その他の部分は意識が薄れてしまう・・・、つまり、“攻撃してくる部位以外は隙だらけになった状態”になる訳です。

 武術で攻撃と防御を同時にやれと言われる理由がここにあります。

 最大の攻撃力を出す瞬間が、最も防御が弱くなってしまうのが人間の本能なんです。

 よって、武術の場合は人間の本能の動きを矯正して合理的な動きを神経に覚えさせて、無意識のままでも適切な攻防ができるように訓練する訳です。

 武術の技は、フィジカルな要素だけでは成立していません。すべて合理合法に則った戦略的効率性のある動きを無意識に出せるようになってはじめて実用できる訳です。

 例えば、掌打を多用するのも、実戦で拳を用いていれば手を痛める危険性が高く、掌で柔らかくいなしておいて打撃や逆、投げなどに繋げるのに有利だからなんですね。

 おまけに発勁に熟練すると掌で打った方が効率よく暗勁(浸透勁)が使えるんですね。

 それと、手のひらを開いて相手に向けておいて、「やめて下さいっ!」と言っておけば、周囲は「あの人は攻撃の意志はなくて相手を制止しようとしていた」と証言されるでしょう。

 その状態で相手が向かってきた時に「やめて~っ!」と言いながら顎を突き上げるようにしてやれば、一発で倒すことも可能です。

 掌底部分で相手の顎を突き上げるようにすれば、指先は相手の眼の位置に来ます。そこで指の先端で眼を軽く突いてやれば、数瞬、相手は見えない状態になりますから、さらに攻撃することもできます。

 つまり、防御しているフリをしながら偶然に見せかけて相手にダメージを与えることができる訳です。

 ちなみに、顎を突き上げれば、頸椎を痛めてしまう危険性がありますし、眼を軽く突いただけでも瞬間的に攻撃できなくなってしまいます。

 猛獣に襲われた時も偶然、眼に指が当たって逃げられた・・・という話があります。

 空手の急所も、“三玉”と言われ、「眼ン玉・金玉・喉っ玉を狙え」と言われます。

 暴力的な人間や格闘技・武道のプロであっても、人体の構造的弱点は普通の人間と変わるものではありません。

 急所の位置と攻撃の仕方を知っていれば、誰でも逆転可能なのです。

 特に眼は鍛えることができません。昔から目潰し武器が護身用具として多数作られてきたのも、それだけ有効性が高かったからなのは、言うまでもありません。

 試合で狙う訳にはいきませんが、暴行されそうな時には遠慮なく眼潰し攻撃してやればいいのです!

 イジメに悩んで自殺したいと考えている人がいらしたら、どうせ死ぬなら、戦って死んでくださいねっ! 理不尽な暴力には屈さない!という勇気を持ってくださいね。

 イジメ相談は大歓迎しますよ!

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怪談その二・・・

 お盆は終わりましたが、怪談?の続きを・・・。

 まっ、怪談と言っても、本日は、「私が出会った電車内の怪しい人達」です。

 ちなみに、私が生まれ育った天草には電車は通っておりません。橋で繋がってるけど、もともと離れ島なんで、高校の頃まではほとんど電車に乗ったことなかったんですよね。

 なので、電車を交通機関でよく利用するようになったのは、割りと上京してからなんですよ。

 そのせいか、向かい合わせに赤の他人と数十分も顔を合わせるのって、非常にいたたまれなかったですね~。今でも腰掛けたら寝るのが習性になってますが・・・。

 で、怪しい人を電車内で初めて見たのは、横浜線で妖怪白粉婆そっくりの白塗りの婆さんでしたね。いわゆる“白いメリーさん”という人だった訳ですが、私はてっきり都市伝説の怪人というか現代の妖怪みたいな空想上の人だと思っていたので、マジでびびりましたね。

 周囲の誰も無反応だから、自分だけが見えているのか?と思ったくらいですよ。

 後に、実在する横浜メリーさんと呼ばれた人だということを知りましたけど・・・。


 それにしても、電車の中では突如、ヘンな人に遭遇してしまう率が高い。

 地下鉄で北千住駅で白いブリーフ一丁で全身ずぶ濡れ、濡れた服を丸めて小脇に挟んだオッサンが、すっごい爽やかな笑顔で、「いやぁ~、濡れちゃったぁ~」って言いながら地下鉄に乗り込んできた時も、マジで固まりましたね。

 ビックリして逃げていく若いOLの方を照れ笑いしながら見送りつつ、シートにドカッと腰を下ろして、「いやぁ~、濡れちゃったぁ~」と、また笑顔で言うのです。

 変態じゃなくて、オツムのネジが緩いだけの人だったんでしょうね?


 かと思えば、「これは明らかに神経がどうかしてる・・・」というような人も居ます。

 先々月だったかの江古田のセミナーの帰り、京王線の新宿駅で準急に乗ってシルバーシートで寝てたら、何か50歳前後くらいのハーフっぽい顔立ちのインテリ風の御婦人から、「斎藤さん!」と呼びかけられました。

 私のことじゃないんだろうと思って無視していたら、「斎藤さん!」「斎藤さん!」と、しつっこく呼ぶので、あっ、この人、ちょっとおかしいな~と思いつつ顔を向けると、「斎藤さんですよね?」と言うので、手を振って違うというゼスチャーだけ返したんですね。

 下手に話すとずっと話しかけてきそうだと思ったんで・・・。

 すると、「ふぅ~ん・・・こんなところで斎藤さんに似た人と会うなんて・・・。さっき外人に会うと斎藤さんに会うなんて・・・なんて偶然なのかしら?」と、何かブツブツと独り言を言いながら、私の座っているシートの端に座って、何か「日本人はダメになって云々・・・」とか小難しいことを喋り始め、所々、ドイツ語?みたいな単語が混じっていました。

 発車直前に乗り込んだ別の御婦人が、うっかり彼女の隣に座ってしまったんですが、案の定、その御婦人に向かって意味の解らない問いかけを始めてしまいました。

 困惑した御婦人が席を立つと、今度は床を蹴りながら「クソ婆あ!」とか激高して罵り始めました。

 私は明大前駅でさくっと降りて、次の電車で帰りましたが、あのハーフっぽいオバサンはその後、どうしたでしょうね?


 そういえば、京王線から都営新宿線に繋がっている急行に乗っていた時に、向かいの席に凄い美人が座っていて、おっ、ラッキー?と思って、視線を落とすと、なんとその美女はミニスカートで大股開きのガニ股状態・・・。

「ゲゲッ? この女、オツムがどうかしてるぞ?」と思って、無視しました。

 多分、パンツ見せて男がどういう反応するのかを見たかったのかもしれませんが、アルカイックスマイルをたたえた美女なんだけどミニスカでガニ股というのが何とも言えず、ホラーな感じがしましたね。


 本当に電車の中って、突如として怪人と遭遇してしまいますよね~・・・。

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残暑お見舞い申し上げます

 本当に暑いですねぇ~。

 日曜日の公園の稽古も、日蔭でやらないと干からびたミミズみたいになってしまいそうですよ。

 19日には、ここ一カ月くらい練習に来ていなかった大石総教練が久しぶりに来ていたんですが、何で休んでいたか?というと、屋外で肉体労働をしている身で、日曜日に身体を休めないとマジで死にそうになっていたみたいです・・・。

 そうじゃないかな~?と思っていたんですがね。

 で、お盆休みで一息ついたので参加する体力ができた・・・ということだったそうですね。

 いや、しかし、本当に、こんな暑い日中に外で肉体労働していたら熱中症で倒れてしまいますよね~。昼間に外に出るの嫌だもんね~。

 1日の追加撮影の時も久々に日焼けで腕がヒリヒリしましたもん。スマイル学園の皆も日焼けしただろうな~?

 まあ、そういうことを思えば、福島原発で働いている人達は地獄のような思いをされているでしょう。本当に感謝しなければいけません。


 さてさて、ここ最近は会員の上達度合いも異常なスピードで急速な進歩を見せていますが、いよいよ東京同好会も開始する運びです。

 併せて新作DVDも撮ろうと思った訳で、今回は“合気技”をテーマにするつもりなので、大学合気道部出身の小塚師範代を勝手に游心流合気道部長?ということにしているんですが、本人がメッチャ恐縮してまして、「僕みたいに大学の合気道部でやっていただけの人間が合気道の先生みたいになるのはおこがましいし・・・」と、有り難迷惑を絵に描いたような困惑顔でした。

 でもね。「オッシャ~ッ! 俺が游心流合気道部長っス!」って、はしゃいだりするようなBAKAじゃないから、指名しているんですよね(笑)。

 何か、以前から、武術武道の本とか見ると、「これってうちのパクリじゃん?」と思われる人を見かけたりしていたんですが、『秘伝』で“寸勁斬り”って出てたのは、流石に驚いちゃいましたよぉ~(苦笑)。

 寸勁って中国武術用語だし、それを試し斬りにくっつけたのは私の造語の筈なんですけどね~? 私以外に誰か言ってる人が居るのかな~?

 いやはや、ここまで堂々とパクられると、むしろ、「してやったり!」という気持ちになりますね?

 まあ、「パクられるようになったら一人前だ」という説もありますからね。

 私は自分がパクった先は全部、書いてますけど、パクり先を隠す人が多いのは不思議な感じがします。

 でも、今後、私が漫画原作や小説、映画原案なんかの創作分野で活躍するようになったら、どうするんでしょうかね?

 私が駄洒落書いたら、それが広まったりしたりして?


 何か、今年は特に仕事上の人脈が広がったのですが、企画が同時進行でいろいろあって、具体的に目立った活躍は来年になると思います。

 そろそろ、無理してでも自前の道場を確保しなくちゃいかんな~?と思っています。特に試し斬りと手裏剣、サンドバッグトレーニングなんかを思いっきりやりたいので。

 あっ、そういえば、木曜日の稽古の後、ファミレスでマッタリして最終バスで帰ろうと思っていたら、お盆編成でバスが終わっていて、しょうがないから駅までUさんと一緒に歩いて帰ったんですが・・・。

“ジェット爺い”とあだ名つけた通りの驚異的な俊足で、横で歩いている私は汗がドロドロ、息も絶え絶え、体温が40度くらいなってんじゃないのか?ってくらいで必死で歩いていたんですが、Uさんは汗ひとつかかず息も乱れず、普通に歩けば35~40分くらいかかるところを25分で到着しましたよ。

 師匠の面目があるし、72歳に負けたらアカン!と思ったんですけど、Uさんは縮地法を日常的に体得してしまってますよ~。一年前はヨロヨロしてたんだけどな~?

 本当に人間は、変わろうと思えば変わるんですね~?

 しかし・・・武術って、本当に凄いな~?って、思います・・・。

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お盆なので・・・

 怪談風の話でも書いてみましょう・・・。

 私の郷里の天草には、鬼池という町がありまして、名前は忘れたんですが、長崎(島原半島)で女を買って女郎にして海外に売る男が居たそうで、「鬼池のナントカさん」と呼ばれて恐れられていたそうです。

 五つの橋がかかって熊本と繋がるまで、天草は大小の諸島の集まりで、北は島原半島に近かったし、東は熊本にも近かったし、南は鹿児島にも近い。島の中でも地域によって随分と方言も違っていました。

 戦前に満州に渡った人も多かったらしく、現に私の両親とも満州で生まれています。

 だから、海外との船の貿易もやっていたのでしょう。「鬼池のナントカさん」が島原半島で女を買ってきて“唐ゆきさん”として売り飛ばしていた・・・という話で、私が子供の頃にも、「昔、唐ゆきさんだった・・・」と噂されるお婆さんが居たりしました。

 かと思えば、天草には、実は水俣病の人や原爆症の人も結構居ました。

 天草の東の海を隔てて水俣があり、無論、北には長崎がありますから、漁師の中には水俣まで漁に出て有機水銀が蓄積した魚を常食していて病気になった人も居たようですし、長崎で原爆の被害を受けて天草に移住してきた人なんかも居たそうです。

 実家の隣の家の小母さんが、突然、精神疾患を患って言動がおかしくなった時も、「Sさんは長崎で原爆の被害を受けていて、それで発症したらしい」との話を後から聞かされました。

 また、戦争を挟んでの話だそうですが、天草のある村出身の従兄弟同士でアメリカに渡って商売をして、片方の人は成功して大金持ちになったものの、もう片方は失敗して無一文で帰ることになり、二人で船で帰ってくる時に、成功していた方が船から落ちて行方不明になってしまったのだとか?

 このことは当時の新聞にも取り上げられた程だったそうですが、実は無一文だった方が大金持ちになった方を船から突き落として金を奪って帰ってきた・・・という噂になったのだそうです。

 その人は奪った金を元手に商売して成功したものの、その人の家では男の子が育たず、女の子に婿を取っても次々に病死してしまうので、地元では「殺された~さんの祟りじゃ」と噂しているのだとか?

 田舎の裕福な家には、そんな話が付き物なんですね~。

 でも、人間の、思い、念というものが現実に影響を及ぼして不思議な現象を招き寄せたりする・・・という話を私は馬鹿にはできません。

 暗いことばかり考えている人は暗い人生になり、明るい前向きな性格の人はそういう人生になる・・・というのは現実にありますからね。


 もう一つ。ズバリ、怪談を一つ・・・。

 高校の頃の夏休みにクラスでキャンプをしたんですが、そこは天草の西海岸の非常に綺麗な海水浴場兼キャンプ場でした。

 で、水泳したりいろいろ遊んでいたんですが、一人、見えなくなってしまい、皆で探していたら、海から鼻の上をガラスか何かで切ったと言って上がってきていました。

 皆で地元の病院に連れていって二針くらい縫ってもらいましたが、その怪我した彼は波打ち際で遊んでいたら、突然、足首を掴まれて引きずり込まれてしまい、必死に暴れているうちに鼻の上を切ったらしい・・・という話でした。

 で、地元に住んでいる友達が言うには、この海岸、実は毎年のように水死する人間が居て、お盆の頃には海岸から無数の半透明の手が出て、手招きしていたのを見た人が何人も居るのだとか・・・?

 その後、何年かして、退職していたうちの母親が臨時採用で、この町の小学校に勤めたことがあったんですが、同僚の先生からこんな話を聞いたそうです。

 深夜近くまで仕事をしての車での帰りに、海岸沿いのつづら折りの国道で、白い服を着た女の人が曲がり道のところを歩いていたので、「こんな遅くに何でこんな場所を歩いているのか?」と思って、声を掛けようか?と思ったものの、何となく不気味だったので、そのまま通り過ぎたそうでした。

 ところが、また曲がり道のところで同じような女性が歩いていたので、ぞっとして走り過ぎた・・・と、また曲がり道のところで同じような女性が歩いている・・・「これは、この世の者じゃない」と確信して、できるだけ冷静にスピードを上げないで慎重に車を走らせて帰ったそうでした・・・。

 実は、この道はかなり細い上に曲がりが急角度で、スピードを出していて曲がり切れずに海に転落する車の事故が多かったそうなのですが、ひょっとすると、それらの事故車の何割かは、この白い服の女を見たのかもしれません・・・。

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『誰も知らない武術のヒケツ』文庫版発売

 早くも、アスペクトの武術シリーズ単行本の文庫化第二弾が発売されました!

 見本が送られてきたんですが、いい感じです。一部、写真を撮り直しまして、千葉師範代にモデルをやってもらいました。

 やっぱ、俳優だからオーラが違いますね~。シュッとした顔立ちで身長も183cmだし、カッコイイです。本当はモデル料払わないといけないんだけど、食事奢るくらいしかできなくって、申し訳ないっス・・・。

 53,62,146,148,150,152,154ページの写真が千葉師範代ですので、単行本持ってる人も買ってね~。

 今回、少し写真入れ替えて、若干、書き直した程度なんですが、版型が小さくなっただけで印象が丸っきり変わってしまうのは不思議な感じがしますね~?

 それにしても、今年はほとんど、本の原稿書いてないのに、既に二冊出てしまうし、DVD-BOXも出るし、映画にも出たし、漫画原作デビューもする予定だし、ど~しちゃったんでしょ~?という感じで、我ながら何か凄いな~?・・・と。


 実は未定の企画もいくつもあるんですけど、それらが全部、成立しちゃうと、生活サイクル変わりそうですよ。

 十年・・・いや、五年前だったら対応できなかっただろうな~?と思います。

 結局、私だけできてもダメだし、指導員が私と考えが相いれないと内容が混乱して分裂騒動に発展しかねないというのが判ったので、その辺りの指導者教育に苦労したというところでしょうか?

 最低限、脱力技法と、骨盤主導の体操作と、交叉法と、読み、それから歩法を外さないのが条件ですね。発勁や合気、縮地法はできて当たり前なんで、特に要求しませんが。

 どうも、自惚れてしまう人が何人も出てしまって、技がどうとかよりも、人柄を重視しないといかんな~と思ったものでしたが、その点、今は問題起こしそうな人はいません。

 ここ2~3年は指導員養成に力を入れていたので、指導を任せることができるし、休会していた東京支部も、同好会として秋から再開するメドが立ちました。本格始動したら本部より増えるんじゃないかな~?と思っています。やっぱ、都内でやった方が人は増えますからね。



 話は変わりますが、東映チャンネルで逢沢りな主演の『BADガール』という作品を観ていたら、4月に『ミリタリーむすめ』のロケで御一緒した俳優の高杉心悟さんが出演されていました。

 知ってる人が出ている作品をたまたま観ると、何か妙にワクワクしちゃいますね?

 2012年製作ってなってるから、同じ時期くらいに撮られたのかもしれませんね。

 独特の存在感のある役者さんだったので、これからもっともっと活躍されることを期待しています。頑張れ~!


 何か、昔はプロの役者さんって高ビーな性格の人ばっかりなんじゃないか?って思っていたんですが、実際には凄く謙虚で思いやりのあるいい人ばっかりですね~。やっぱり、人に人気があるというのは、外見が美しいだけじゃなくて、人柄が美しいことが必要な条件なのかな~?という気がします。

 もちろん、困った性格の人もいるんでしょうが、根っから嫌な性格だったりすると仕事干されてやっていけないでしょうからね?

 武術関係とか健康法関係とかで性根の腐ったヤツばっかり見慣れていたからなのかな~?とか思ったりもするんですが、でも、学校とか職場なんかでも、嫌なヤツって必ず居ますもんね~。

 多分、役者やってる人達って“演じることが好き”という楽しみを求めているから、普通の人よりずっと純粋さを保っていられるんじゃないでしょうか?

 で、純粋な人は強い部分と、モロい部分も持ってますよね? 芸能人で自殺したりする人が多いのも、純粋さ故に、図太く狡く立ち回ることができないからなのかもしれませんね?

 でも、それでも純粋な人だからこそ、多くの人の人気を得られるんだと思います。

 TVの番組で淡路恵子さんが姉のように慕っていた淡島千景さんと交わした最後の言葉を紹介していましたが、それが「アイスクリーム食べたい・・・」だったそうなんです。

 あの大女優の最後の言葉が、まるで無邪気な少女のようで、なんて可愛らしい人だったんだろう・・・と、逆に物凄く感動してしまいました。

 私も、死ぬ直前に、何かカッコイイ言葉とか遺すんじゃなくて、物凄いダッセェ~、スットコドッコイな駄洒落とか言ってみたいですね~?

 それが“粋”ってもんでしょう?

 真面目で真摯で謙虚で誠実で・・・ってのは、内に秘めていてこそ輝くのであって、外側に纏っていたらブランド物の装飾品をゴテゴテと飾り立てているのと同じで、“下品”ですよ。


PS;京王線橋本駅コンコースの本屋さんには並んでいましたが、文庫の棚になかったら店員さんに「『武術のヒケツ』ってアスペクトから出てる本はありますか?」って聞いてみてくださいね。

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八月セミナー『化勁』感想

 お盆の時期に重なる八月の月例セミナーは、お化けの季節だから?という訳じゃないんですが、“化勁”がテーマです。

 私が夏は苦手なんで、あんまり動き回って汗だくになるのは嫌だな~?と思っているのも手伝って、今回は特に受け崩しの技を中心にやりましたよ。

 どういう技か?っていうと・・・

 パンチしてくる腕にペトッと前腕を乗せて、そのまま沈身で体勢まで崩してしまったりする技・・・意拳の技に新体道の下段払いをプラスしたような技です。

 武術マニアは、自分の好きな流儀の優越性ばかり論じて、技そのものをアンタッチャブルに崇めて分析しようとしない人が多いんですが、流儀の枠を取り払って技そのものの技術的特性から検討していくと、物凄く可能性が広がっていくんですよ。

 例えば、私は手首から肘までの前腕部分をよく使うんですが、ここを活用することで交叉突きや封鎖手(粘り着くようにして相手の動きを拘束する技法)からの肘打ち、入身投げ、三角絞めなどへの変化技法を多彩に使うことができるようになるんですね。

 でも、これは意味を教えないと難しいので、大抵の人が、無意識に掌で処理しようとしたり、思わずガシッと掴んでしまったりしがちなんですよ。

 うちの場合では北島師範がこの癖を除くのに、相当、叱責しましたね~。彼だけは他の人より厳しく教えましたよ。優しいだけだと自惚れてダメになったりしますよね?

 どうして厳しく叱責したか?というと、それをやってしまうと自分で自分の手を居着かせてしまうんですね。相手を拘束しているつもりで実は自分の手も自分で拘束してしまっているのです。

 だから、私は掴み技とか逆手技の類いはほとんど捨ててしまいました。相手が十分に崩れていない状態では自分も拘束してしまうので、反撃される危険性があるからです。

“掴んだり逆手をガチッと掛けたりしない”というのは、それを手掛かりに相手が力を発揮できるように盛り返す危険性があるんで、それができないようにするにはどうしたらいいか?と何年も考えてきて到達したやり方なんです・・・。


 それからお次は、パンチしてくる腕を横から捻り受けしながら肘でこねあげて入身して崩す太極拳の技や、捻り受け流した腕の前腕で腋の下に打って、そのまま背勢を取って頭部を挟み掌打ちにする八卦掌の必殺技や、肘打ちに変化する八極拳の必殺技・・・といった具合に化勁からの発勁への変化用法も指導しました。

 こういう技は知らない相手には面白いように掛かったりします。相手は自分が攻撃したのに何だか判らないままメチャクチャにやられてしまうので、為す術なく呆然となってしまったりします。本気で打ち込んでしまうと簡単に殺せると誰でも確信するでしょう。

「倒す」とか「勝てる」じゃないんです。「死ぬな~、コレ・・・」って思いますよ。

 軍隊系特殊部隊なんかの暗殺野戦体術なんかもいろいろ研究したんですが、やっぱり中国武術の方が至れり尽くせり?ですね。意味が判ると本当にヤバイ。

 改めて思うのは、「中国武術は極めて実戦的なものだ」ということ・・・。

 自分で研究してきて思うのは、素手で効率よく人体を破壊するための研究を、これほどまでに深めたというのは驚異としか言いようがありません!

 試合形式で中国武術の巧妙な戦術を殺してしまっている愚に気づく人が少ないのは、本当に情けないことだと思いますが、仕様がない。武道・武術やる人間が技術分析能力が極めて低い人が多いのは、不幸中の幸なのかもしれません。

「中国武術は型ばっかりでクソ弱い!」と思われているのは、個人的には本当に情けないことだと思うんですが、誤解されている方が害にならなくていいのかも?

 あまりに実戦的過ぎて、これらの技を他人に使えば確実に殺してしまうな~と思われて、容易に真伝を伝えなかった・・・というのも納得できます。暗勁は特に、軽く打っても後から障害が起こるので、怖くて打てないんですよ。

 例えば、今回は裏技としての暗腿法の具体的な使い方も指導しましたが、これなんて、八卦掌の走圏法の練習が、そっくりそのまま用法として使える訳なんですね。

 この技も予想してない時に食らえば脚が折れたりしますよ。そして、予想してない時に掛ける戦術なんだから、本当に恐ろしい技ですよ・・・っつうか、それを知ってて教えている訳なんですけどね~(苦笑)。

 いや、武術の型・套路の動作って、意味が解ると、割りとそっくりそのまま実戦に使えたりするんです。

 あのヘンテコな酔拳の構えなんかが現実に使えるとは思えないでしょう? でも、私、実際に酔拳の技で空手や日本拳法の人と手合わせしてますからね。相手もビックリしてましたよ。まさか、こんなふざけた技が使えるなんて想像もつかなかったんでしょう。

 でも、「寸勁を使う」「間合が密着している」「打撃技だけでなく逆・投げ・崩し・点穴などが複合している」といった観点から解析すると、嘘でしょ~?って思うぐらい合理的だったりするんですよ!

 だから、面白過ぎて、やめられないんですけどね~(蛇拳でボクシングと対戦したこともありますよ。何か、オレ、よく考えると掛け試し経験がやたら多いな~?)。


 休憩を挟んで後半は、化勁を戦闘理論の中核に置いている太極拳で説明しようと思ってまして、まず、游心流初の高校生指導員Nさんに99式太極拳の演武をやってもらいました。

 99式というのは、台湾の王樹金老師が伝えて日本では簡化24式太極拳の次に普及して、正宗太極拳とか双辺太極拳とも言われています。楊氏太極拳をベースに、形意拳・八卦掌の技法の特徴が採り入れられたと言われています。

 私は、ほびっと村で大友映男先生に習い、後に躾道館の小林直樹先生に手ほどきを受けましたが、短気な私は長い套路を練習するのが苦手なので、簡化24式を主に練習するようになって、10年くらい練習していませんでした。

 だから、Nさんは本や小林先生のDVD、ネット動画などを参考に独習して会得してしまっており、私はちょっとコツや用法を教えた程度でしかありません。

 本人が覚えたと言っていたので、やってもらったんです。

 何で私がやらなかったのか?と申しますと、恐らく、もう、彼は私よりずっと上手くできるようになっているだろう?と思ったからです。

 自分より上手い人間がいる前で、得意満面で演武するような阿呆が、この世界には結構居るんですが、いや~、本当に恥ずかしいですよ~。見てるこっちが・・・。

 何かのDVDで太極拳だか何だか判らない内功武術をはしゃいで演じている人を見たんですが、内功が全然無くて技が軽い軽い。あまりのヘッポコぶりが逆に笑えてしまいましたよ。

 あるいは別のDVDで見た太極拳の正統継承者は、姿勢がヨタッてしまっていて、内功が虚脱してて、何だか、哀れに思えてしまいました。

 やっぱり、馮志強先生や王西安先生のようにグオオッと内力が満ち溢れてくるような太極拳や、バビューンッと触れた相手がふっ飛ばされてしまう王培生先生のようなミラクルな太極拳と比べてしまうと、こういう人達って、本当に勘弁してくれって感じですよ。

 それで、リアル刃牙みたいなNさんが会得した太極拳を個人的に私が見たかったから、やってもらったんですよね・・・実は・・・。

 ですが・・・う~~~~~む・・・もう、私より上手い筈だとは思っていたんですが・・・そうっすね~? ざっと、2~3倍・・・いや・・・4倍くらい差があるな~?と思いましたよ。まさか、ここまでとは・・・。いんや~、マジで恐ろしいヤツだぁ~。

 あ~、よかったぁ~。迂闊に演武しないで・・・ポリポリ(頭掻いてる音)。

 率直に申しますが、彼の太極拳の内功のレベルは既に日本でもトップレベルに到達していますね。どうしてか?というと、昔、西荻で手合わせした全日本チャンピオンだった太極拳の先生より遥かに高いレベルなんですよ。

 小林先生の演武をかなり参考にした様子ですが、優るとも劣りません。直接、見たこともないのに・・・もう、化け物染みた武才です! だって、まだ高校生なんですよ? こんなの格闘漫画かアニメの中にしかいないですよ~!

 うちの最強会員、大石総教練は、「N君は前世で何回も武術修行していたとしか思えませんよ」って言ってましたけど、確かに、そうとしか言えないよな~(笑)。

 まだ、若干の粗削りな面は感じられなくもありませんが、それは時間の問題で解消していくでしょう。多分、今年中には。何しろ、若いからね~。


 彼の場合は極端過ぎますが、私が公言している「超達人を育てる!」という目標は既に射程内に入っています。5~6人育てるのに10年も要らないでしょうね?

 無論、まったく素質も才能も無い人であっても、世に言われる達人の領域までなら、確実に到達できるように教えられます。

 これはもう、自信あります。全然、大丈夫。その気がなくても真面目に5年くらい続けてもらえば達人誕生!しますよ。

 これは、自慢して書いている訳じゃありません。

 武術という身体文化の中に、それだけの教育システムが内蔵されているのを私は発掘してしまった・・・というだけの話なんです。

 実際に武道・武術を学んでいるほとんどの人達が気づかないままであった上達の秘訣を私は解けちゃったんですよ。

“ゴルディアスの結び目”みたいなもんです。

 交叉法・読み・脱力・骨盤主導・・・といった要素を長年探究してきて、「あれっ? もしかして、こういうこと?」って直感したことが、真実であったということでしょう。

 そうでなければ、人間がこんなに短期間に変身していける筈がありませんよ。

 長かったような短かったような・・・いや、多分、短かったんだろうな~?と思う。

 武術の数百年、数千年の発展の歴史の鍵を十数年で解けてしまった訳ですからね。

 あれっ? 何か、今、自分で書いてて「俺ってば、超天才じゃ~ん?」って思っちゃいましたよ・・・(苦笑)。

 あっ、だけど、これってコロンブスの卵みたいなもんで、解ってしまうと、「な~んだ? その程度のことか?」って話です。

 事実、私は十数年かかってますが、私が教えている人は1~2年、人によっては数ケ月でガラッと変わってしまっています。変わらない人もいますが、それは原理が解ってないだけ。きちんと解ると、瞬間的にガラッと変わってしまいます。

 そして、上達スピードに加速度がつくようになります。

 謙遜でも何でもなく、私のできることなんて、大抵の人が真面目に数年練習すれば体得できちゃうんですよ。もっとも、一般的な武道や武術で言われていることとは逆のことをやらせたりするんで、経験者の方が苦労してますが・・・。

・・・ってぇことは、これまで成果が上がらずに悩んでいた人達も、一挙に何段階も上達してしまえるって景気のいい話なんです。


 どんどん混迷を深めて不安に押し潰されそうになっている世の中で、最終的に頼れるのは自分だけ! そのために一番、役立つ訓練システムになり得るんじゃないか?と、私は武術に対して、これまで自分が考えていた以上の可能性を感じています。

 もう現実逃避の誇大妄想狂の脳内パラダイスではなく、現実に武術を体得することで自信を持って堂々と生きて、不敵に笑って死んでいける生き方ができる人間になれるんですよ。

 かつて、“闘争”を標榜していた全共闘世代の革命の夢が潰えたのは何故か?

 彼らは人間を“弱い存在”だと考えて、集合して共闘することで世の中は変わると考えていたのが間違いだったと私は思います。

 私は烏合の集団というのが一番、嫌い!

 弱さを言い訳にする人間には吐き気がする!

 個人個人が強くなることで世の中は本当に成熟していけると思います。

 だって、弱い人間は人を救うことなんかやろうとしないでしょう?

 いじめを見て見ぬフリをするのは何故でしょう?

“弱い”から、救おうとしないんですよ。救う力が無いから、やるだけ無駄だし、力も無いのに救いに出ていったら、今度は自分がいじめのターゲットになっちゃうじゃないか?という恐怖心があるからですよ。

 自己憐憫は自己の弱さを自覚しているから出てくるんですよ。

 人をいじめる人間だって、自分が弱いから、より弱い人間をいじめることで自分を慰めている訳ですよ。

 子供を虐待する親なんかも心の病気だの何だのと理由付けする以前に、単に弱いから自分を制御できない。

 弱さを正当化して慰安する社会の風潮が、様々な悪を野放図に広げてしまったんじゃないですか?

 昔の日本人って、心の弱さを許さないところがあったでしょう? でも、今は弱さを優しさと勘違いして甘々にしていっている・・・そこに問題があると思います。

 だけど、極端に厳しくしたってダメですね。これは本当に難しいですよ。


 何か、今回は嬉しさ半分、同時に責任を感じさせられましたね。

 やっぱり、今の世の中って、下手したらマジで世界を終わらせてしまえる時代ですからね~? そんな時代に生き合わせた人間には、凄い責任が伴っているんだと思います。

 もう、弱い人間を前提に世の中を考えるのではなくて、強くなることと、強くなったら弱い人を救うのが当然のことだという考え方で、社会システムから先に考えるのではない個人の成熟によって社会が変わっていく教育システムが創り出していく世界を目指す時代になったんじゃないか?と私は思っています。

 そのために武術が役立てられたらいいな~と思います。

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游心流横浜同好会 稽古会概要

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2012/08/12
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 横浜市戸塚区で“游心流横浜同好会”は毎週金曜夜に稽古を実施しております。

 こちらは、游心流の稽古理論による太極拳を中心にした護身と健身に特化した同好の稽古会とすることに決めまして、料金も一回毎に1000円と、本部、東京支部の半額になっています(2011年5月22日より)500円となりました。

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・今後の稽古予定
2012/06/22(金)19:30~21:00 フォーラム(男女共同参画センター横浜)2階和室1
2012/06/29(金)お休み
2012/07/06 (金) 19:30~21:00 戸塚地区センター工芸室
2012/07/13(金)19:30~21:00 戸塚地区センター工芸室
2012/07/20(金)19:30~21:00 フォーラム(男女共同参画センター横浜)2階セミナールーム1
2012/07/27(金)19:30~21:00 フォーラム(男女共同参画センター横浜)2階セミナールーム1
2012/08/03(金)19:30~21:00 戸塚地区センター工芸室
2012/08/10(金)19:30~21:00 フォーラム(男女共同参画センター横浜)2階セミナールーム1
2012/08/17(金)お休み



参加資格:游心流武術健身法研究会会員であること。シダックス受講生、セミナー参加者は含まれません。
     入会希望者は下記の入会手続きに則って下さい。会員の方は、メール申し込み・予約は必要ありません。(会員以外の方の見学は、原則、お断りしております。)

日時:毎週金曜で19:00~21:00を予定。

内容:基礎錬体・歩法・対錬、簡化24式太極拳、太極拳の技を応用した推手、差し手からの交叉法の研究 など 
会費:1,000円  大学生以下 500円 (お釣りの無い様に!お返し出来ません!)    
会場:上記稽古日程をご参照下さい


●入会手続き

・游心流会員以外(※シダックスの受講生は游心流会員ではありません)の参加希望の方は、游心流事務宛メール(yusin_mail_from2006アットマークyahoo.co.jp)にて、下記の形式で申し込みください。(稽古日より前もって申し込みください。後日、入会申込書付きメールをお送り致します。)

  ①氏名(+ふりがな)
  ②年齢(何歳代でOKです)
  ③住所 (郵便番号から)
  ④電話番号
  ⑤Eメール
  ⑥ご職業
  ⑦武術・武道・格闘技・スポーツ歴(安全上必要なので詳細に。後で発覚すると…)
  ⑧用件  『游心流入会希望』『横浜同好会稽古参加』 + 稽古日の日付 をご記入ください
  ⑨何か一言
  ⑩今までにかかった、又は現在かかっている病気・怪我歴(安全上必要なので詳細に。)

未記入項目がある場合、返信致しません。
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游心流橋本同好会 概要 別名『猫の穴』

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2012/08/12
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2011年2月12日(土)より『游心流橋本同好会』が発足致しました!
2011年10月某日、橋本同好会は『猫の穴』と師匠より名づけて頂きました!

(主催者より)
游心流の稽古の補習的なニュアンスで、基本稽古や基礎練習をメインでじっくり指導致します!
  基本が出来る方には、特別メニューもご用意してます! たまに来られる方にはリクエストに応じますので、希望があればあらかじめ用意しておいてください

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稽古時間が長いので、質問タイムや自主練時間などの希望にも対応していく予定です。
最近はあまり来られていない会員さん、セミナー常連さん、普段の稽古が難しいと思っている方、初心者の方にも対応していきますし、遅刻・早退も自由ですので、是非お越しください!!

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・今後の稽古予定
2012/05/26(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/06/16(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/06/30(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/07/07(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/07/21(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/07/28(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/08/04(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/08/18(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/08/25(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/09/01(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/09/15(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/09/22(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00
2012/09/29(土) ソレイユさがみ セミナールーム6 18:00~22:00


●日時:ほぼ毎週土曜日 18:00~22:00(退出時刻)
 ※後片付けがありますので、21:30頃には稽古を終了致します。
 遅刻・早退も自由です

●場所:ソレイユさがみ(相模原市緑区橋本6-2-1 シティ・プラザはしもと内)
地図 http://www.soleilsagami.jp/access/index.html
JR・京王線「橋本」駅北口駅前「イオン橋本店 サティ」6階です。

●参加資格:游心流武術健身法研究会会員(会員の事前申し込みは不要)であること、または、月例セミナー常連参加者(事前の申し込みが必要)。シダックスの受講生は含まれません。


入会希望者は下記の入会手続きに則って下さい。会員の方は、メール申し込み・予約は必要ありません。(会員以外の方の見学は、原則、お断りしております。)

●入会手続き
・游心流会員以外(※シダックスの受講生は游心流会員ではありません)の参加希望の方は、游心流事務宛メール(yusin_mail_from2006アットマークyahoo.co.jp)にて、下記の形式で申し込みください。(稽古日より最低数日は前もって申し込みください。後日、入会申込書付きメールをお送り致します。入会金として10,000円必要になります。)

  ①氏名(+ふりがな)
  ②年齢(何歳代でOKです)
  ③住所 (郵便番号 都道府県もれなく!)
  ④電話番号
  ⑤Eメール
  ⑥ご職業
  ⑦武術・武道・格闘技・スポーツ歴(安全上必要なので詳細に。後で発覚すると…)
  ⑧用件  『游心流入会希望』『橋本稽古会参加』 + 稽古日の日付 をご記入ください
  ⑨何か一言
  ⑩今までにかかった、又は現在かかっている病気・怪我歴(安全上必要なので詳細に。)

未記入項目がある場合、返信致しません。
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事務担当からのご連絡(商品情報など)

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2012/08/12
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游心流事務担当からのご連絡です。


●●●● 長野峻也著作情報 ●●●●

『使える武術』
ちくま新書 新書判 224頁 刊行 03/08 ISBN 9784480065377 JANコード 9784480065377
定価756 円(税込)
20100305_01.jpg20100305_02.jpg


『ヒトを観抜く 武術の読み』
アスペクト  判型:四六/並製 ページ数:200 初版年月日:2010/03/08  ISBN:978-4-7572-1757-7  
定価 1,575円
20100222.jpg


●●●●●●●●●●●●●●●●●●


文芸社武術と生きる日々が、ケータイ読書館(http://books.spacetown.ne.jp/sst/menu/bunko/dokushokan/index.html)にて10月15日から販売開始されます。
恐らく、ほとんどの読者がまだ読んでいらっしゃらないと思いますが、「長野さんが書いた本の中で一番いい」と評してくれる人もいまして、自分でも納得できた本です。この機会に是非、読んでみていただきたいと思っております。
ブログより)



●長野峻也原作 逃れネコの漫画UPしました!

「逃れネコ 外伝」 原作・長野峻也 作・黒谷 薫 全28ページ

顔を猫に変えられた異形の剣士・夏目又十郎は、次々と襲いかかる追っ手をなぎ払いながら旅を続ける。アクション剣劇の外連味を知り尽くした長野峻也・黒谷薫のコンビが送る娯楽作。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~yushinryu/idea.html


特撮ドラマ小辞典 UPしました。



●よくあるご質問●

Q.セミナー申し込み・DVD購入・ご感想・ご意見等でメールを送ったが返信が来ない。

A.Yahooメールを受け取れる設定にして、再送信を御願い致します
それでも来ない場合は、

 (1)必須記入項目(以下の①~⑩)の記入不足・メール内容が非常識との事務局判断、などにより代表長野まで連絡が行かない為。

  ①氏名(+ふりがな)
  ②年齢(何歳代でOKです)
  ③住所
  ④電話番号
  ⑤Eメール
  ⑥ご職業
  ⑦武術・武道・格闘技・スポーツ歴(会員の方は会員暦も 安全上必要なので詳細に。)
  ⑧用件  セミナーの場合、参加希望セミナーの日付・タイトル(『20**年**月セミナー申し込み』 とご記入ください)
  ⑨何か一言
  ⑩(セミナー参加・入会希望者必須)今までにかかった、又は現在かかっている病気・怪我歴(安全上必要なので詳細に。)

以降のセミナーに既に申し込まれている方、又は、今後申し込まれる方は、
・武術・武道・格闘技・スポーツ歴
・怪我・病気などの歴
も、安全対策上必要になりますので、出来るだけ詳細の記載を御願い致します。


 (2)セミナー前日夜遅くの申し込み(電話番号書いてあっても流石に夜遅くは掛けられません。事務担当も寝てるし。)で返信できない為。

 (3)ネット・PCの不具合の為。

 (4)DVDの場合はDVD作成・入金確認などで時間がかかる為。(連休前のご入金ですと、連休後の発送になることなどもあります)

 (5)そちらで受け取れているが迷惑メールフォルダに振り分けられている?

 (6)非常識なメールなので長野へ取次がなかった為。

 などが考えられますので、再送信を御願い致します

 ※事務局から代表の長野にメールを渡してから、回答(対応)を受け取るまで
 数日から1週間以上掛かる場合もございます。
  一度メールを送信されてから、最低1週間程度はお待ちください。



長野峻也著作・DVD一覧(Amazon)

自習教材DVDのコマーシャル(特に遠方の会員さんにオススメ)
游心流武術健身法 上級 教材DVD
游心流武術健身法 初級・中級 教材DVD
http://yusin6.blog77.fc2.com/blog-entry-489.html
http://yusin6.blog77.fc2.com/blog-entry-484.html
http://yusin6.blog77.fc2.com/blog-entry-476.html


●セミナー情報
2010年月例セミナー
2009年月例セミナー
2009年月例セミナーの目標?
游心流HPセミナー情報
セミナー参加者のお便り
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入会要項・稽古会情報 (木曜本部稽古、日曜稽古、個人指導・団体などの出張指導)

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2012/08/12
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Q.稽古会(セミナー・シダックス以外)に参加したいのですが、どうすれば良いのですか?

A.游心流武術健身法研究会の会員になる必要があります。資格は、長野師範(又は代理のもの)の面接で許可が下りることです。会員になりたい方は、メールで申し込むか、セミナーにご参加頂いた際に長野師範に申し込んでください。(直接申し込む場合も、下記項目を紙に書いて提出して頂きます。)
yusin_mail_from2006(あっとまーく)yahoo.co.jp (氏名、生年月日、住所、電話・携帯番号、職業、経験された武術・武道・流派・スポーツ、入会希望理由、既往症・怪我・現在罹っている病気、など明記してください)
入会成立の際に入会金10,000円が必要になります。(各稽古会参加時は参加毎に指導料が要ります)

20100604_02.png20100603.jpg
●相模原本部道場(木曜稽古会)(日曜稽古会・セミナーとは別です) 

場所:MAPLE1990内 メイプルホール(Maple Hall メイプルビルB1F  〒229-0037 神奈川県相模原市千代田2-2-15 TEL042-751-5011)
アクセス:JR横浜線 相模原駅より 6番バス停『高校入口』下車2分 
maple_map.gif

時間:隔週木曜〔第一・第三(・第五)木曜〕19:00~21:00

指導料:一般会員 2,000円 (大学生会員 1,000円 高校生以下会員 500円)

※基本的に見学不可。
広い屋内ですので、武器術の稽古も沢山やる予定です!

2012年03月以降の木曜稽古会(メイプルホール 詳細は下の方に記載)
03/01(木)19:00~21:00
※03/05(木)休み
03/29(木)19:00~21:00
04/05(木)19:00~21:00
04/19(木)19:00~21:00

これ以降も隔週木曜〔第一・第三(・第五)木曜〕19:00~21:00
の予定です。

※会員の皆様 屋内の稽古(木曜稽古です)の際に道着を着用を(出来る範囲で)お願い致します!
美夜古企画さん(http://www.samue.co.jp/)の侍(サムライ)/袴スタイルセットをご注文ください。

先日の稽古で着用しましたが、かなり良い感じです!

購入されるときは、袴スタイルセットの上着、袴の両方『紺』でお願いします。
(ご注文の際は、『游心流の稽古で使う道着』『長野峻也の紹介』のコメントを入れて下さい。)



●日曜稽古会(セミナーではありません)
場所:JR横浜線 淵野辺駅 近くの公園
時間:10:30 淵野辺駅 改札前 集合
指導料:一般会員 2,000円 (大学生会員 1,000円 高校生以下会員 500円)
セミナーのある日には実施しませんので、ご確認ください。
※基本的に見学不可。


●引き続き道場候補地を探しておりますので、相模原渕野辺近辺にお住まいのお心当たりの方はお知らせいただけると有り難いです。使っていない倉庫や借り手のつかないお店などを格安でお借りできれば有り難いです(流石に無料で貸してとは申しません)。道場の時間貸しも有り難いです。



●会員限定 予約制個人指導 再開!
・メールにて申し込み下さい。日時と場所の調整をします。 yusin_mail_from2006(あっとまーく)yahoo.co.jp (連絡先、電話番号、会員暦、武術・武道・格闘技歴、怪我・病歴など明記してください)

・会員限定です。(入会は面接審査有り。入会金10000円添えて申し込みください。その他、会員規約有り。金さえ払えば必ずしも入会できるとは限りません。うちは人柄重視) 
・指導料 一回10000円 → 一回2000円 (一時間半)

・指導内容 基礎錬体・交叉法・合気・発勁・居合・手裏剣等・・・です。決まった内容ではなく、希望に合わせてやります。

・最近御無沙汰しているという会員の方もドシドシ御参加くださいませ。最新研究内容を指導します。

・学生サークル活動や劇団、ダンススタジオなどの出張指導の場合も問い合わせしてください。こちらは入会云々とは別として、交通費がいただければボランティアでやっても構いません。


●シダックスカルチャークラブ講座・武術で護身術
•場所:相模原橋本駅前シダックスカルチャークラブ
〒229-1103 神奈川県相模原市橋本3-12-8

•日時:
◦武術で護身術 第1~4土曜日 15:30~17:00 5,040円/(月4回)
◦武術で護身術 第1・3クラス 第1・3土曜日 15:30~17:00 2,520円/(月2回)
◦武術で護身術 第2・4クラス 第2・4土曜日 15:30~17:00 2,520円/(月2回)
•服装などについては、スポーツウェア等好きな服装で結構です。 
受講料は月払い可能です。
講座の後には飲み物サービスがあります。

•申し込み:
相模原橋本駅前シダックスカルチャークラブ  電話:042-700-1694
講座名は「武術で護身術」です。相模原橋本駅前シダックスカルチャークラブへ直接お申し込みください。


Q.シダックスのカルチャークラブ(『武術で護身術』講座)の会員も日曜の稽古に参加できますか?

A.できません。シダックス会員はシダックス(相模原橋本駅前シダックスカルチャークラブ)の管轄で、游心流武術健身法研究会会員とは別です。游心流の会員もシダックスに申し込まなければ、カルチャークラブの稽古には参加できません。


●東京支部情報こちら 
2010/04/06より毎週火曜 19:00~21:00

●横浜同好会情報こちら
2010/06/04 より毎週金曜 19:00~21:00

●橋本同好会情報こちら
2011/02/12 より毎週土曜 18:00~22:00
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游心流教材DVDのご案内(事務連絡)

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最新情報については、今後はこちらをご覧ください。
游心流武術健身法 インフォメーション

2012/08/12
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※※※ 商品一覧 ※※※


『游心流武術健身法 独己九剣の応用秘訣』 DVD-R 本編:53分
価格 15,000円 (送料はこちらで負担致します。)

『游心流武術の戦闘理論~読み・歩法・交叉法~』 DVD-R 本編:53分
価格 30,000円 (送料はこちらで負担致します。)

   『游心流武術の戦闘理論~読み・歩法・交叉法~』は、(2011年)7月より30000円に値上げしておりますが、セミナー参加される方には当初の20000円で販売継続することにしておりますので、宜しくお願い致します。それから、游心流会員の方には20000円でお売り致しますので、注文の時に申し出てください(長く来ていない人だと会員かどうか事務局で判らない場合がございますので、必ず自己申告してください)。


『発勁と化勁 原理と用法』 DVD-R 本編:1時間26分
価格 15,000円 (送料はこちらで負担致します。)

『游心流武術健身法 上級 教材DVD』 DVD-R 
価格 20,000円  (送料はこちらで負担致します。)

『游心流武術健身法 初級・中級 教材DVD』 DVD-R 
価格 20,000円  (送料はこちらで負担致します。)

 

ご注文方法

ご購入希望の方は、以下の要項を満たしてメール(yusin_mail_from2006(アットマーク)yahoo.co.jp)にてご注文下さい。折り返し、お支払い方法をご連絡致します。
(事務担当と販売・製作担当が別ですので、時間が掛かります。ご了承下さい。)

1.氏名(+ふりがな)
2.年齢(何歳代でOKです)
3.郵便番号+住所(郵便番号・送付先を明記してください。都道府県名も省略しないで下さい。)
4.電話番号
5.Eメール
6.ご職業
7.武術・武道・格闘技・スポーツ歴(会員の方は会員暦)
8.ご購入希望のDVDタイトル(ご希望の商品DVDタイトルとご購入本数をご明記下さい。 )
9.何か一言

※未記入項目がある場合、こちらからご連絡しないこともございます。ご了承下さい。




事務連絡より抜粋

Q.セミナー申し込み・DVD購入・ご感想・ご意見等でメールを送ったが返信が来ない。

A.Yahooメールを受け取れる設定にして、再送信を御願い致します。

それでも来ない場合は、
 ①必須記入項目の記入不足・メール内容が非常識との判断、などにより代表まで連絡が行かない為。
 ②セミナー前日夜遅くの申し込み(電話番号書いてあっても流石に夜遅くは掛けられません。事務担当も寝てるし。)で返信できない為。
 ③ネット・PCの不具合の為。
 ④DVDの場合はDVD作成・入金確認などで時間がかかる為。(連休前のご入金ですと、連休後の発送になることなどもあります)
 ⑤游心流事務が送信したメールがそちらの迷惑メールフォルダに振り分けられている?
などが考えられますので、確認の上再送信を御願い致します。

 ※事務局から代表の長野にメールを渡してから、回答(対応)を受け取るまで
 数日から1週間以上掛かる場合もございます。
  一度メールを送信されてから、最低1週間程度はお待ちください。
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2012年月例セミナー予定

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2012/08/12
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2012年月例セミナー予定

開催日と各回のテーマ(各回に『発勁』も含まれています。質問も受け付けますので、ご遠慮なく!)

2012/01/08(日) 11:00-14:00 『脱力』
2012/02/12(日) 11:00-14:00 『軸』
2012/03/11(日) 11:00-14:00 『丹田』
2012/04/08(日) 11:00-14:00 『読み(目付け)』
2012/05/13(日) 11:00-14:00 『読み(聴勁)』
2012/06/10(日) 11:00-14:00 『交叉法(差し手)』
2012/07/08(日) 11:00-14:00 『歩法』
2012/08/12(日) 11:00-14:00 『化勁』
2012/09/09(日) 11:00-14:00 『型』
2012/10/14(日) 11:00-14:00 『武器術』
2012/11/11(日) 11:00-14:00 『格闘技に活かす』
2012/12/09(日) 11:00-14:00 『一年の総まとめ』

 原則として毎月第二日曜日の午前11時から午後2時までの3時間。場所は江古田駅前の江古田ストアハウス稽古場。
 一年通して参加すると、武術一般の極意を知ることができます。定期的に通えない人の体験入門としても御利用ください。
(毎回ほぼ残り30分弱で質問タイムがあります。)

ブログ記事より抜粋)
 そろそろ来年(2012年)の月例セミナーの割引予約受付も開始します。料金は例によって、一回1万円の全12回分を半額の6万円。常連受講の方は更に1万円割引の5万円とさせていただきます。

 毎年、締め切ってから申し込みされる方がいらっしゃいますが、予約締め切りは事務処理の関係で12月10日までとさせていただきますので、御希望の方はお早めにどうぞ。


 都合で参加できなかった回数分の游心流本部・支部・同好会への体験参加も、引き続きやりますので安心してお申し込みください。

●日時:毎月第二日曜(を予定) 11:00~14:00

●場所江古田ストアハウス 地図(http://www.storehouse.ne.jp/ekoda/access.html

●料金:各回10,000円 大学生4,000円 高校生以下3,000円 (会員5,000円 大学生会員3,000円 高校生以下会員2,000円)

<参加方法>
参加希望のセミナー開催日以前に、下記の必要事項をご記入頂き、メールアドレス【yusin_mail_from2006(アットマーク)yahoo.co.jp】宛にお申し込み下さい。折り返し、返信を致します。(日時に余裕を持ってお送り下さい)

  ①氏名(ふりがなもご記入下さい)
  ②年齢(何歳代でOKです)
  ③住所(郵便番号・都道府県も漏れなくご記入下さい)
  ④電話番号
  ⑤Eメール
  ⑥ご職業
  ⑦武術・武道・格闘技・スポーツ歴 (安全上必要の為、詳細のご記入を御願い致します。会員の方は会員暦も追加。)
  ⑧用件  参加希望セミナーの日付・タイトル(『20**年**月セミナー申し込み』 とご記入ください)
        (年間予約一括払いの場合、『20**年セミナー一括申し込み』 とご記入ください) 
  ⑨何か一言
  ⑩今までにかかった、又は現在かかっている病気・怪我歴(安全上必要なので詳細に。)

(項目未記入等の不具合がありますと、参加受付出来ない場合がございます(返信致しません)。予約なしのご来場は即刻お帰り頂きます。交通費払いません。)

※セミナー時に参加不適当と判断された方にもお帰り頂くことがありますので、ご承知おき下さい。




■■■ 2012年セミナー一括申し込み(お得!) ■■■

●料金:各回10,000円×12ヶ月=120,000円 のところ、60,000円(半額!!)
    【游心流会員(シダックスカルチャー会員のみの方は含みません)、及び常連受講者の方】50,000円(半額からさらにに10,000円引き!!)
●予約/支払い期限:2011年12月10日まで(単発・一回毎の申し込みは期限はございません。)
●申し込み方法:下記参加方法をご参照下さい。折り返し、振込先をご連絡致します。

<参加方法>

下記の必要事項をご記入頂き、メールアドレス【yusin_mail_from2006(アットマーク)yahoo.co.jp】宛にお申し込み下さい。折り返し、返信を致します。

  ①氏名(ふりがなもご記入下さい)
  ②年齢(何歳代でOKです)
  ③住所(郵便番号・都道府県も漏れなくご記入下さい)
  ④電話番号
  ⑤Eメール
  ⑥ご職業
  ⑦武術・武道・格闘技・スポーツ歴 (安全上必要の為、詳細のご記入を御願い致します。会員の方は会員暦も追加。)
  ⑧用件  (『2012年セミナー 一括申し込み』 とご記入ください) 
  ⑨何か一言
  ⑩今までにかかった、又は現在かかっている病気・怪我歴(安全上必要なので詳細に。)

(項目未記入等の不具合がありますと、参加受付出来ない場合がございます(返信致しません)。予約なしのご来場は即刻お帰り頂きます。交通費払いません。)


※以前に前納予約(一括申し込み)したけれども都合で参加できなかった回があるという方は、その旨、申し出てくだされば、未参加回数分(料金分ではありません)、本部・東京支部・横浜同好会・橋本同好会(シダックス講座を除く)へ無料参加できることにしました。より密度の濃い武術技法が習えますので、是非、御検討ください。無論、入会を強制したりはしませんので、御安心を・・・。


情報が決まり(又は変更)次第、詳細を随時UPしていきますので、ご確認下さい。
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事務連絡 最新情報

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2012/08/12
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游心流教材用DVD割引セール
ブログ記事より》
今後、毎月、商品を決めて割引セールを続行しようと思います。8月の割引商品は『游心流武術の戦闘理論~読み・歩法・交叉法~』を一万円引きで二万円です。毎月変わりますので、ブログをよく御確認ください。

2012/07/26
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游心流武術の戦闘理論~読み・歩法・交叉法~
30,000円 → 20,000円   10,000円OFF!!
2012年08月01日~31日まで

2012/07/29
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2012年月例セミナー 参加予約受付中 
2012/08/12(日) 11:00-14:00 『化勁』

2012/07/29
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アスペクト武術シリーズ文庫化
アスペクト武術シリーズ『あなたの知らない武術のヒミツ』の文庫版が発売!
2012/06/25より書店に並びます!

2012/06/24
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DVD-BOX『游心流・武術秘伝伝授』発売決定!
クエストさんから出ていた『武術秘伝の原理』『武術秘伝の活用』『武術秘伝の戦略』をまとめた
DVD-BOX『游心流・武術秘伝伝授』が2012/06/20に発売されます!!

2012/05/18
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本部稽古会(木曜、日曜)、個人指導・団体出張指導、シダックス講座 情報 

木曜本部稽古 隔週木曜〔第一・第三(・第五)木曜〕19:00~21:00
日曜本部稽古 ほぼ毎週日曜 10:30~(セミナー・講習会・イベント等があるときは稽古なしです)
の予定です。

シダックス『武術で護身術』講座(土曜 15:30~17:00)

2012/02/28
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游心流横浜同好会

2012/08/09 更新
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游心流橋本同好会 『猫の穴』

2012/05/21 更新
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●『游心流武術・特別講座』

<日時>
2012年07月15日(日)13:00~15:00 『游心流武術・特別講座〜ついに極意解明か?「体の合気って、もしかしてコレ?」』

<場所>
ほびっと村学校 〒167-0053 東京都杉並区西荻南3-15-3 ほびっと村3F(地図
<アクセス>
JR中央線西荻駅南口下車 徒歩2分
講師/長野峻也
☆参加予約不要 費用3,000円(おつりの無いようにお願い致します!)

2012/06/06
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游心流の稽古会について
ブログに掲載されている通り、当会(本部・支部・同好会・セミナーも)稽古の見学は原則不可です。

2010/08/04
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2010/05/23のブログの通り、医療機関が対応するべきご相談・ご質問の類は、一切、当会代表に取り次ぎ致しませんので、悪しからず。

2010/05/23
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事務連絡より抜粋

Q.セミナー申し込み・DVD購入・ご感想・ご意見等でメールを送ったが返信が来ない。

A.Yahooメールを受け取れる設定にして、再送信を御願い致します。

それでも来ない場合は、

 ①必須記入項目の記入不足・メール内容が非常識との判断、などにより代表まで連絡が行かない為。
 ②セミナー前日夜遅くの申し込み(電話番号書いてあっても流石に夜遅くは掛けられません。事務担当も寝てるし。)で返信できない為。
 ③ネットワーク環境・個人のPCの不具合の為。
 ④DVDの場合はDVD作成・入金確認などで時間がかかる為。(連休前のご入金ですと、連休後の発送になることなどもあります)
 ⑤游心流事務局が送信したメールがそちらの迷惑メールフォルダに振り分けられている?(度々ありますので、よくよくご確認ください

などが考えられますので、確認の上再送信を御願い致します。

 ※事務局から代表の長野にメールを渡してから、回答(対応)を受け取るまで 数日から1週間以上掛かる場合もございます。
  一度メールを送信されてから、最低1週間程度はお待ちください。


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●インターネット(2ちゃんねる掲示板等)での風評被害について

こちら(http://yusin6.blog77.fc2.com/blog-entry-1020.html)のブログ記事の通りです。
ご一読頂き、ご理解頂けると助かります。
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八月セミナー“化勁”

 いんや~・・・あっついですねぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~~。

 ふぅっ・・・もう、本当に外を歩いていると干からびたミミズみたいになってしまいそうで、何だか命の危険すら感じてしまいます。

 九州男児なのに暑いのが苦手なんです!

 20代までは痩せていたんで、そこまで苦にならなかった記憶があるんですが、30過ぎて太っていくに従って、暑さが身にこたえるようになった・・・ような気がします。

 皆さん。節電なんか気にしないでエアコンつけて涼んでくださいね。電力不足なんか嘘なんだから・・・。

 原発再稼働させたいから国民を脅そうと国家戦略でやってるお芝居なんだから、気にしなくていいんです。

 電気代が高い? その分、仕事頑張って稼ぎましょう!

 私のような自由業で定収入の無い人間にとっては、毎日がサバイバルです。あの手、この手でいかにして稼ぐか?という人生。鬱々している暇はないのですっ!

 さっ、仕事だ、仕事だっ! 日本人は世界一勤勉が売りなんだから、呑気にしていちゃいけません! 

・・・てな訳で、私の一番の仕事は、この月例セミナーですかね~?

 月に一回とは言っても、会員以外のイチゲンさんにも教えたりしている訳ですから。

 で、今月は、暑いし、疲れるし、汗かいてビチョビチョになるのも嫌だし、最もエネルギーを使わない技である“化勁”をやりますよっ!

 要するに、究極の防御技法である「相手の攻撃力を受け流して0化したり、そっくり相手に送り返したり、相手の攻撃力を利用して自分の攻撃力に転換したりする」という、超高級技法・・・です。

 護身術としては化勁の技術は中核になるべきものなんですね。

 だいたい、襲われたからって迂闊に反撃したら過剰防衛になりかねない。正当防衛が認められるのは、結構、難しい面があります。

 だから、徹底的に自分は反撃しないで、相手の攻撃を受け流して自滅させてしまう化勁の技法は、極めてクレバーで実利的な技法だということなんですね。

 これらの技法を先鋭化した流儀というと、合気道、太極拳、システマなどがあります。

 原理的にはシステマが最も進んでいるように思えますが、武術的な攻防技術の完成度という点では、やはり合気道や太極拳は侮れませんね。

 先日のほびっと村での“体の合気?”講座で試してみた技なんかも、更に進めて実験してみようと思っています。

 それと、触れ合気と触れない合気の違いなんかもやってみましょうか?

 それと、纏絲勁を使った化勁のやり方も解説してみましょう。これは、最近、特に研究していて化勁の技術を最も簡単に誰でもできるように使えるんですね~。

 毎年、やってはいますが、游心流は日々発展していく超進化系武術を標榜しておりますので、昨年より更にバージョンアップしてシンプルに体得しやすくなった技を御指導致します。

 これはハッタリでも冗談でもなく、参加した人の戦闘力が3時間で倍加する!というのが、うちのセミナーの一大特徴ですよ(豪語!)。

 別に信じられない人に信じてもらおうとは思っていません。体験した人が実感してくれればいいだけの話ですから・・・。

 はっきり言えるのは、武術というのは理合さえ解れば、体力とか体格とか関係なく誰でも上達していけるし、150cmで40kgしかない人間が180cmで100kgの巨漢を一発でぶち倒せる威力が簡単に出せる!ということです。

 これも信じてもらわなくて結構ですよ~(笑)。

 信じる人だけ教えましょう。それが私の商売でございますっ!


 ところで、橋本同好会に千葉先生をお招きして、第一回の新陰流の御指導を戴きました!

 いんや~、やっぱり、実際に習うと見た目では判らなかった術理の深さに気づかされて、目からウロコがボロボロボロボロッ!と落ちる思いですよっ。

 楽しくて楽しくて仕方が無いっ! 本当にすんごい楽しいっ! 改めて学ぶことがこんなに楽しいとは予想していなかったですねぇ~。

 制剛流抜刀術も、本当に素晴らしい! やっぱり、日本の古武術は素晴らしいな~。

 本当は内容について報告したいところなんですが、修行中の身ですからっ(牧秀彦?)。
 ちなみに、千葉転會(ちば・まろばしかい)では会員募集中です! 真面目に真摯に日本に伝わる伝統文化としての武術を学びたい・・・という方! 是非、我々と一緒にやってみませんか? ここでは私も一門下生ですから、同じ立場で学べますよっ?


PS;8月の割引商品は、『游心流武術の戦闘理論』3万円を1万円引きの2万円とさせていただきます。

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ガスガンの正しくない使い方

 何か、今年は暑いせいか、丸々と太ったゴキブリがドテッと出てきて天井の角にいたりして、でも荷物をうずたかく積んでる箇所だったもんで、新聞紙丸めてぶっ叩くこともできません。

 くっそ~!と思っていて、ふと、『ミリタリーむすめ』の追加撮影で使ったガスガンで狙い撃てばいいのでは?と思って、早速、愛用のハイキャパ4.3デュアルトーン・ステンレスにガスを充填し、BB弾を数発詰めて狙い撃ちました。

 一発目外れ(ゲゲッ?)。二発目も外れ(ウゲゲッ?)。三発目でヒット!

 やった!

 しばらくして仕事していたら、二匹目が足元にピョコッと出てきて、出たな~・・・っと、慌てず騒がずガンを取って、狙おうとすると本の隙間に逃げ込みました・・・。

 しかし、このゴキブリ、またまたチョロッと顔を覗かせます。えらく動きがノロイので、よくよく見ると、お尻から白いハラワタがチョロッと出ています・・・。

 さては、さっきのゴキブリに完全ヒットはしておらず、掠っただけで逃げ延びていたのか?・・・と、今度は狙い澄まして真上からバスンと一発食らわしてやりましたよ。

 ゴキブリは真っ二つに千切れてしまいました・・・。なんか、『子連れ狼・地獄へ行くぞ大五郎』の時の雪山で胴体真っ二つになった裏柳生の者みたい?

 また、つまらぬ殺生をしてしもうたぜよ・・・。

 高校時代にタカトクのSSオートマグで撃ったゴキブリは、木っ端ミジンコになってしまって余計に汚くなってしまい、「もう、ゴキブリは撃つまい・・・」と思ったのを、つい今さっき思い出しましたよ。ああっ・・・。

 ゴキブリといえば、『宇宙猿人ゴリ』に出てきたゴキノザウルスを思い出しますが、あれって、ゴキブリをただデカクしただけだったような気がする~?

 スペクトルマンって、汚い怪獣とばっかり戦わなくちゃならなくって、大変だな~と思いましたね。ヘドロンでしょ~(臭くて汚いっ)? ミドロンでしょ~(カドミウム吐く怪獣なんだよっ)? ダストマンでしょ~(生ゴミだもんね~)? ネズバードンでしょ~(伝染病になるっ)? ネオヘドロンでしょ~(汚いだけじゃなくてIQ高いんだよっ)? メタノドンでしょ~(メタンガス吐くから臭いっ)?

 スペクトルマンはサイボーグだから金属部分が腐食したりしなかったのか? メンテナンスは大変だったのでは? ネヴュラ遊星の上司も口うるさいし・・・。

 それから、『ゴジラ対ガイガン』で人間の皮を被っていたエイリアン、M宇宙ハンター星雲人が“でかいゴキブリ”だったというのも特撮マニア間では有名な話で、それが元ネタかどうかは知らないけれど、お下劣人形劇映画『チーム・アメリカ』で金正日そっくりの悪の独裁者の正体が、これまたゴキブリ・エイリアンだった・・・。

 昔は人類が滅んだ後に地球を支配するのがゴキブリだというSF論があったけどね?

 あっ、そういえば、ゴキブリSF映画『燃える昆虫軍団』では、知能を持って高熱を出すゴキブリ群が「我々は生きる!」と、ゴキブリの群れが並んで壁に文字作ったりするバカ映画がありましたね~。

 群れで襲ってくるというのは、パニック映画のジャンルとして昔は確立してました。

 犬・鳥・蛇・コウモリ・ネズミ・蜘蛛・蜂・ミミズ(ゴカイ?)・ナメクジ・コモドオオトカゲ・ピラニア・フライングキラー(ピラニアとトビウオが合わさった)・トマト。

 最後の“トマト”というのは、かの有名なZ級パニックコメディー『アタック・オブ・ザ・キラートマト』のことですが、墜落して死人まで出たヘリコプター事故をそのままギャグに使うという掟破りをやったり、対キラートマト用に日本人科学者の作ったオッサンロボが、「走れ」と命令されると、その場でクルクル回り、「まだ片足しかできていない」と言う博士・・・が、「飛べ!」と命令されると横っ飛びにビヨ~~~ンと飛んで自滅。

 そんな命令すんなよ・・・。

『アタック・オブ・ザ・マクドナルド』という本作をパロッた自主映画も作られてますし、結構、シリーズ化されてて売れない頃のジョージ・クルーニーも出てたりします。

 大御所になった俳優が、デビューしたての頃にチョロッと出演している作品って、何かお宝映像ですよね~?

 セクシー系Vシネ『ブラックプリンセス』に出てたトヨエツ。特撮メタルヒーロー・シリーズ『特警ウィンスペクター』に出てた渡部淳郎。

 新東宝なんて凄いですよっ。『九十九本目の生娘』に出てた菅原文太。『花嫁吸血魔』に出てた池内淳子なんて髭もじゃの怪物に変身してしまう役だもん。これは生意気な池内へのパワハラで、新東宝の大蔵貢がワザとそういう役をやらせたんだとか?

 で、大物女優に成長した池内さんは『花嫁吸血魔』のネガフィルムを買って焼却したんだとか?(でも、残ってるフィルムがあって視聴可能)

 新東宝には、後に大物俳優になった人が多くて、宇津井健が主演した『スーパージャイアンツ』が白タイツに股間がモッコリのヒーローで有名ですし、天知茂も『女吸血鬼』で吸血鬼役を演じてます。

 他にも、『江戸川乱歩全集・恐怖!奇形人間』で奇形の双生児の片割れを演じていたのが近藤正臣だったというのはマニア間では有名な話です。

 吉永さゆりや太地喜和子、松坂慶子だって子供向け特撮ドラマに出てたんですからね。

 山本リンダや中田喜子が仮面ライダーに出ていたのも結構、有名な話だし、あの鳩山元総理の奥さんが子役で『黄金バット』に出てたそうだしね~。

『キャプテン・ウルトラ』のキケロ星人のジョーを演じていたのが小林捻侍だというのも有名だけど、そうだと言われなきゃ~気づかないよ。

 松田優作が『突撃!ヒューマン』の主役オーディションを受けていたというのは夏夕介の目撃談で語られていましたが、夏さんは、優作の超上手い演技を見て、「あっ、これは俺は落ちたな~」と思っていたそうです。

 もしも、松田優作が特撮ヒーローを演じていたら・・・という一コマ漫画を破裏拳リュウさんが描いていたけど、サイコーに笑えます。確か、『宇宙船』に載ってたか?

「おうおうっ、キングフラッシャーさんよぉっ? アンタもタヌキだねぇ~」ってグラサンかけた優作(一応、ヒューマンの格好してる)がタバコ吸いながら言ってる絵なんですけど・・・(笑)。


 役者さんは自分で役が選べるだけの人は少ないし、最初はどんな小さな役でもいいから演じたいと思うものでしょう。

 食えなくて辞めていく人も多い。

 けれども、一種、芝居って中毒的なものがあるから、辞めては復帰、辞めては復帰を繰り返す人もいますね。

 これは作家も同じかな~?

 新人賞取ってデビューしても、ヒットが出なけりゃ続けていけないのが現実で、デビュー数年後に続けている作家は非常に少ないと言われています。

 私なんか非常に恵まれてますよね?

 ゴキブリ並みのしぶとさがあるからかな~?

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新会員が増えてきました・・・

 ここ最近、ボチボチと新しく入会希望の方が増えてきています。

 文庫の効果が出ているのかも~?

 同時に、最近は技の進展が異常に進んできていまして、常連会員さんの実力アップはあり得ないくらいの進み具合になっています。

 いや、本当に、ここまで武術の極意を体現している武術団体は他には無いと思います。

 発勁でしょ~? 合気でしょ~? 交叉法に読みでしょ~? 差し手に体の合気でしょ~? 丹田でしょ~? 縮地法でしょ~? 逆手斬りでしょ~? 寸勁斬りでしょ~?

 はっきり言って、ぶっちぎりですね~(笑)。

 普通は、先生は凄い達人なんだけど、弟子は先生の1/10もできない・・・なんて道場が多いんですよ。達人は往々にして教え下手なんですね。

 でも、うちの指導者クラスは凄いですよっ。他流の師範クラスの人が例外なく驚くのが大石総教練。もともと、空手拳法系じゃなかったんですが、中国武術の実力がベラボーになりましたね~。これだけ中国武術使える人は滅多にいないと思いますよ。

 私の技を一番、忠実に体現しているのは北島師範ですが、高校生で初の指導者資格を認定したNさんも、何か、会う度に変貌していて、リアル刃牙?という感じ。

 基本ができていて技術分析能力も高い理論派は小塚師範代。いろいろ学んでいるけれども、どれも混乱することなく総合的に実力アップしていますね。特に、北島師範以外の会員が剣術は苦手なのに比べて、彼は試し斬りも上手い。高瀬先生から殺陣を学んでいるのが役立っているんですね~。刀は刀法がしっかりできれば、ちゃんと斬れますからね。

 横浜同好会長のK原さんも、長くフルコンタクト空手をやってきたので、なかなか柔らかい動きはできなかったんですが、今では嘘のように柔らかく受け流しながら戦えるようになりました。やっぱり、止めずに続けることって大切ですね。

 千葉師範代も役者業が多忙でなかなか通えていないんですが、最初にやっていた合気道の動きが意外と合っていることが判って、改めて合気道道場にも通っています。それが良かったんでしょうね~。全般的な技量が上がってきていますね。会員中、一番、上背があるので、前蹴りストッピングに戸隠流忍法式の踏み蹴りのコツを指導したんですが、ストッピングというより必殺踏み潰し?みたいな恐ろしい技になってしまいました・・・。

 ちなみに、うちの千葉師範代と千葉転會の千葉先生は別人です。何か、勘違いしているおバカさんが居たみたいなんで・・・(笑)。

 まあね~、「発勁は凄い!」「合気は凄い!」「試し斬りは凄い!」・・・といった先生は割りといらっしゃるんですが、“何でもできちゃう先生”って、ほとんどいないんですよね(間接的なオレ自慢?)。

 私は武芸百般を体現した人を育てたいんですが、やっぱり、好き嫌いがあるから剣術は嫌がってやりたがらない人もいますね。剣術やれば総合的な上達スピードが全然、違うんですけどね~。まっ、上達スピードが三倍になりますね。

 特に交叉法を深めるには、絶対に剣術が必要です! 拳法体術だけだと、どうしても打撃格闘技的な闘い方に引きずられて突き蹴りを応酬する間合で立ち止まってしまって、交叉法の意味が無くなってしまうんですよね~。

 それだとプロの格闘家や体格の大きなパワーファイターには勝てないでしょう。相手が打てなくて自分は打てる・・・という間合と拍子、角度をピンポイントで得ることで体格や体力を無効化できる・・・それが交叉法を使いこなすということであり、フリースパーリングやっていたらその感覚が鈍って、ついつい相手のリズムに付き合ってしまうんですよね。これは試合経験の豊富な人ほど、陥ってしまう罠なんですよ。

 武術の勝負は、絶対に相手に付き合ってはダメです。相手の動きに合わせながら自分の一方的なペースに引き込まなきゃ~ダメです。あるいは合わせないまま一方的にやっちゃうか? とにかく、相手に付き合ってはいけません! そのためには一定の間合に止まってはいけません。宮本武蔵だって、そういうことを言ってますよ。

 海外の武術家は自分の知らないテクニックは何でも貪欲に吸収しようとする人が多いみたいなんですが、日本の武道の先生は自分のやっていること以外にはまったく関心が無い人が多いですね。10年20年と同じことを繰り返すだけで、技のレベルが上がらない。

 同じことを繰り返すことで実力が上がると信じているのかもしれませんが、むしろ、年齢重ねて弱くなってしまったり・・・。

 昔は結構居た筈なのに、今では、いわゆる武芸百般を極めようと考える人は非常に少ないみたいです。桜公路先生は居合・試斬・太極拳・空手・柔術とやっていたし、澤井先生も柔道・剣道の他、棒術や合気術もやった。

 大山倍達先生だって、空手を深めるために柔道・試し斬り・大東流合気・ムエタイ・カポエィラなどを採り入れていますね。

 江戸時代だって、無眼流の三浦源右衛門なんて18流を免許皆伝したというし、剣術のみならず、居合術や柔術、弓術など複数の流儀を学ぶのは基礎的な教養だったのです。

 私は、拳法・空手・合気・柔などの素手の体術だけでなくて、剣・居合・手裏剣・槍・薙刀・小太刀・ナイフ・鎖鎌・ヌンチャク・釵・トンファー・棒・杖・半棒・カリスティック・弓などの武器術もずっと練習してきましたし、ピストルやライフル、サブマシンガン、ショットガンなどの操作法も研究してきました。

 身の回りの物を武器化するのも研究しているし、簡易的に武器を作るのもいろいろ実験してきています。

 今年になって、新陰流剣術・制剛流抜刀術を正式に入門して学び始めたのも、自分が前衛派の武術を創作している人間なので、逆に伝統的な流儀を比較研究したかったから。

 真剣に追及していたら、私のようになる筈だと思うんですよ。

 多分、現代武道が競技スポーツ化したせいで価値観が変わったんだと思います。複数の流儀を学ぶ人は非常に少ないですよね。

 青木宏之先生は超達人のレベルに入った先生だと思うんですが、その青木先生でも、もっと先に行こうとされていて、実はいろんな流儀に入門して学ばれています。

 武術マニアには青木先生が「日本剣術をわかっていない!」なんてネットで中傷したりする人間もいたみたいですし、今、私のところへ元新体道を学んでおられた方が通われているのですが、その方もネットの動画で見た青木先生の青竹斬りの映像を「姿勢が悪くて下手だ。青木先生は衰えてしまったのか?」と思っていたそうなんです。

「それは違いますよ。姿勢を固めて刀を振る遠心力で斬るのは誰でもできますが、あんな具合に背中を丸めて崩れた姿勢で青竹が斬れるというのは、斬る時に脱力して刀に重心落下のエネルギーを乗せて斬っている訳です。でなけりゃ、あんな太い竹が茹でた竹ノ子みたいにスカスカ斬れる筈がないでしょう?」と言うと、ハッとした顔をされて、「あ~、そうだったのか・・・?」と、非常にショックを受けた顔をされていました。

 先日の練習後には、「僕は、青木先生の本当の凄さを見抜けていなかった・・・」と、ポツリと言われていました。

 直接、習っていても、先生の本当の実力に気づかない人というのは居るものです。結婚して長く一緒に暮らしていても、嫁の気持ちが解らず、突然、離婚を迫られてパニクッてしまう人とか居るでしょう? そんなもんですよ。

 私が青木先生を心底、尊敬できるのは、お弟子さん達に自分が到達して得たモノをすべて渡していこうとされている点です。常に周囲の人達のことを考えられている。

 宗教家でもあるからかもしれませんが、武道の先生でそこまで博愛精神のある人には会ったことがありません。武術への探求心が薄い人が宗教に逃げるのなら理解できますが。

 70歳過ぎてから“剣武天真流”を興し、さらに76歳で新体道を発展させた“天真体道”まで創始してしまったんですよ~?(8/30に六本木SuperDeluxeにてライブ『天真体道パフォーマンス・危機一髪脱出大作戦』がありますよ!)

 生きてる限りは、ずっと進化していかないとダメだと思います。歩みを停めて自己満足に陥るのは退化しているのと同じですよ。だって、立ち止まってる間に時間は流れていってしまうんですから、相対的に取り残されていってしまいます・・・。

 私は、「達人だ」と周囲に持て囃されている先生方の孤独を感じます。「達人だ」と言うことでアンタッチャブルに祭り上げられて、“理解しようとされなくなってしまう孤独”です。

 だから、達人の弟子は劣化コピーになっていってしまうんです。7~8割りでもできれば上出来で、1/10、1/20・・・あるいは、師とは天地の差があったりします。

 どうしてこうなってしまうのか?というと、祭り上げて「自分たちのような凡人にはとても及ぶものではない!」と、自分で自分の意識を縛ってしまうからですよ。

 そこは、私は本当に恵まれていて、会員がちゃんとついてきてくれてますからね。進化することを恐れなければ、その人はどこまでも先に先にと進んでいけますよ。

 2~3年も経過すれば、うちの会員は別人のようになります。72歳のUさんは体重が50kgも無いような痩せて小柄な体格ですが、入会して1年で、パワー、スピードが若者もビックリするような感じになってしまい、驚いてしまいましたよ。

 1年前は、正直、ちょっとボケかかってるのかな~?という感じでヨロヨロッとしていたのに、今では駅の階段を一段飛ばしでタッタッタッと駆け上がってしまうくらい。ちなみに筋肉を鍛えた訳じゃありません。腕なんて私の半分の太さもありません。

 脱力して骨盤から動く・・・という私の理論通りにやっているだけです。

 元々、強かった人がより強くなったのなら、別に不思議じゃないんですがね~?

 うちの場合、目標が圧倒的に高いから、武術の世界で「達人しかできない」と言われていたような技程度は簡単に体現してしまえる・・・のかもしれませんね?

 だから、そんな考え方が違う私が教えているんだから、うちの常連会員さん達が異常な進化をするのも当然なんだろうと思いますね。

 ローキックを蹴られた箇所から跳ね返す技も、大体、皆、できるようになったみたい。タイミングが取れれば、大丈夫なんですよね~。

 そういえば、USA支部長がユーチューブで模擬刀使って寸勁斬りや逆手斬りでダイコンを斬るパフォーマンスを出しています。「真剣が欲しい~」と言っていましたが、「模擬刀でダイコン切って練習してみたらいいですよ~」って勧めておいたんですね。

 大分、練習したみたいですね。登録証の関係で日本刀を海外に持ち出すのはややこしいもんだから、仕方がないんですが、何とか一振りはプレゼントしてあげたいですね~。

 USA支部長は、もともと某流儀の実力者で、全米一のアクション・コーディネーターに游心流の技を教えているので、近いうちに、ハリウッド映画に游心流の技が使われるだろう・・・とのことでした。


 武術は口で論じるものじゃありません。

 できるか、できないか? できるなら、いかにすればできるのか?という合理的説明ができなくては何の意味もありません。

 私が、もしも、口先だけで実際には何の実力も無い人間だったら、とっくの昔に消えているでしょう。それなりの実力があって、人に教えて体得させることができるから、続けていられる・・・と考えるのが“まともな人間”の思考法でしょう。

 私、最近、青木宏之先生が基準になってしまったので、どんな強いと言われている人を見ても、「ふぅ~ん・・・でも、あそこが空いてるよな~」と、意識の抜けてる箇所(弱点)が判るようになってきたんですね。

 どれだけ肉体が強くても意識が抜けてるところを突けば、人間って簡単にやられちゃいます。人体は隙だらけなんですよ。虚実の判別がつかない人間は武術やっても無駄です。

 先日、シダックスに柔道をやっていた方が来られたので、いくつか技を実演してみせましたが、私が逆関節技で固められているところから抜けてみせたり、片手を両手でしっかり掴まれているのを簡単に外してみせたところ、「何か、軟体動物みたいな感触です」と言われていました。

 要するに、タコやウナギがヌルッと手の内から逃げるような筋肉の状態でないとダメなんですよ。それができれば大抵の固め技から抜けられます。

 以前、大阪でセミナーやった時の参加者も、私が脱力のやり方を実演していたら、「ええっ? ここまで力を抜かないとダメなんですか?」と、非常に驚かれていました。

 戦いの最中に力を抜くというのは、心理的には非常に難しいかもしれませんが、そうした方が圧倒的に有利に戦えるのは事実です。

 ただし、力を抜いて、より大きなパワーを出すという身体技法を使えないとダメなんですが、こればっかりは感覚的に体得するしかないですから、体得したい人はセミナーや講座においでください・・・と言うしかないですね。

 とにかく、何かを学んで体得していこうと思うなら、謙虚に学んで自分で考えて応用力を養うことです。

 基礎基本が無い人間が応用しようとしても無理です。が、基礎基本が大事だからと、それしかやらない人は進歩しません。

 基礎基本をやりつつ、応用発展させることを常に考えていなければなりません。これからは進化できるカリキュラムがないと武術は廃れていく一方でしょうね。

“兵法”というのは、戦いの考え方であり、戦術が大切なんですね。戦術も無しに技だけ磨いても勝負には勝てません。

“平法”は、常在戦場の意識を忘れることなく日常生活を送ることです。

 要するに、重要なのは“意識”のコントロール法、つまり、“心法”なんですよね。考え方を変える“発想の転換”こそが本当の武術の極意なんです・・・。


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追加撮影完了

ミリタリーむすめ』の追加撮影が8月1日にあったので、今回は千葉師範代と一緒に、お手伝いに行ってきました。

 朝6:30に渕野辺駅で待ち合わせて八王子へ。八王子で監督の車に拾ってもらって移動・・・車中で追加撮影分のシナリオを見せてもらいましたが、改造モデルガンみたいな表現があったので、「この表現はマズイから、直しましょう」と、一部のセリフを変更してもらいました。

 この辺りの言い回しの微妙な表現というのは、銃刀法の詳しい内容を知らないと、うっかり法律に引っ掛かるような内容になってしまう場合があります。

 モデルガンは、昔、ヤクザが改造モデルガンで実弾を撃てるように改造して使ったという事例があったことから、何度も銃刀法改正を繰り返してきています。

 銃口を塞ぐとか外側を金ピカにメッキするとか、亜鉛ダイキャスト製にするとか、いろいろあった訳で、そこで見た目がリアルじゃないモデルガンに変わって、ABS樹脂製のプラスチック製モデルガンが作られて普及するようになったり、アクリル製BB弾を発射するエアソフトガンが流行するようになると、ガスガンが登場して爆発的に人気が出て、モデルガンを駆逐するように普及しました。

 それに続いて、スプリングエアー式の古いタイプのエアガンも電動モーターでスプリングを圧縮するセミ・フル切り替えの電動エアガンが登場してからサバイバルゲームの主流となって、これまた爆発的に普及しました。

 ところが、高圧エア・コンプレッサーを使ってボールベアリングを発射したり、強力なスプリングをカーボンスチールギア・システム等で駆動させる装薬銃並みの威力の改造エアガン(ドラム缶に穴が開いた)を作るマニアやガンショップが出るに及んで、日本各地でエアガンのイタズラや殺傷事件(失明や肺を貫通して死亡など)が頻発し、また銃刀法が改正されてBB弾の威力の上限も1J未満に規定されました。

 このような細かい業界の変遷の経緯を知らない人だと、モデルガンとエアガン、ガスガンの区別もつかなかったり、威力の規制やら何やら、細かい法的規制に則したシナリオ内容にするのは無理な話で、そのために私に声が掛かっていた訳なのです。

 なので、今回のシナリオも、現場で見せられる前に監督と電話で話していた内容から、多分、問題があるだろうと予想していたのですね。

 まっ、問題の無いように直したので大丈夫になりましたし、表現法としても迫力が増したと思いますよ。

 正直、最初の段階から、「中学生がエアガン、ガスガン撃ち合ってもショボイんじゃないかな~?」と思っていたんですが、“ある工夫を施した”ことで、中々~な感じになると思います(予告編に一部、出てます)。

 それと、今回の追加撮影で登場した新キャラの生徒会長のお姉さん。カッコイイんですよ~。

 どんな人が演じるんだろうと思っていたんですが、イメージ通りのカッコイイ女優さんでした。

 河原でガスガンの水平撃ちを披露するんですが、このシーン。ただ撃つだけじゃ~もったいないから、石の上の空き缶を撃ち飛ばすところも撮ろう!と言っていて、その撃ち飛ばすカットは私がカメラアングルの外から撃ったんですけどね。

 風が強かったので空き缶が飛ばないように小石を入れたり川の水で重しにしたりしたんですが、そのせいでBB弾が命中しても倒れない・・・ゲゲッ・・・。

 重りを減らして風で飛ばないギリギリくらいに調整してやり直したんですが、今度はバッチリ! カンカンカーンッと撃ち落としましたよ。

 いやね~。何で、このカットに拘ったのか?と申しますと、松田優作が主演してハードボイルド・アクションの快作になる筈だったのに、優作の独断暴走で異様な“怪作”になってしまった・・・という伝説のノワール・アクション『野獣死すべし』の中で、鹿賀丈史演じる真田に射撃を教えるシーンを再現したかったんですよぉ~!

 河原で空き缶をコルト・ピースメイカーで撃つ優作・・・カーン、カーンと跳ね上がる空き缶・・・。

 アレって、火薬仕込んで電気着火式でやってる特殊効果(故トビー門口が担当)なんですが、今回、カメラのアングル外から別のガスガン(東京マルイのハイキャパ4.3デュアルトーンステンレスを使った)で撃てば同様の効果が見せられる筈・・・という計算で撮った訳です。

 まっ、本当いうと私の“趣味でやりたかっただけ”なんですけどね。結果は中々、いい感じになってると思いますよ(安上がりな特殊効果だな~?)。

 カットされてなければいいけどな~?と思ってます。

 後、ラストの撮影は唯一格闘シーンを演じている今井さんの朝自主練シーンでしたが、実は独りで練習しているシーンというのが、一番、難しいんですよね~。ずうっとやっている人が型とかやっても中々サマにならなかったりするんで、「これは難しいな~」と思っていたんです。

 で、やっぱり難しい。相手がいれば身体能力だけで魅せられるけど、独りで動くと相当に経験量が無いとサマにはならないんですよ。

 例えば、時代劇で剣豪が稽古しているシーンがあったりしても、「あ~、相当練習したんだろうな~」とは思うものの、むしろ逆に素人なのが目立ってしまってたりする訳。

 でも、しょうがないんです。型の演武が苦手な専門家も多いんですよ。

 ジャッキー・チェンやジェット・リーの凄さは、独りで演武してみれば、すぐに判りますよ。

 それと、今井さんは闘争本能が0なんで、空手的な動きは苦手みたい。時間があったら合気道とか教えたのにな~・・・。

 それでも、一所懸命、頑張ってくれました。練習が終わってお婆ちゃんから呼ばれて慌てて家に入るカットでは、慌てて靴を脱いで上がった後、きちんと靴を並べて爪先を外にする今時あり得ないくらいの礼儀正しさ!

 よっぽど家の教育がしっかりしているんでしょう。何か、みんな、呆気に取られてしまいました。

 監督のイメージに合わないとカットされてやり直しになってしまいましたが、私だったら、どんなに慌てていても要所要所で礼儀正しくなってしまう・・・というのは面白いキャラだと思って採用するんですけどね~(笑)。

 あっ、いかんいかん・・・。あんまり内容を書いてしまうと楽しみが無くなってしまいますね? これくらいにしておきましょう・・・。

・・・という次第で、追加撮影で見せ場が増えたと思います。お楽しみに~。


・・・と、いいつつ、今回は監督以外のスタッフは我々だけ。レフ板持ったり、マイク向けたり、完全に自主映画時代に戻った感じ。もちろん、ギャラもありませんよ~(笑)。

 本チャンの時は寒かったのに、今回は激暑っ。スマイル学園の面々も、相当、日焼けしちゃっただろうな~? 熱中症になってなきゃ~いいけどな~?

「追加撮影ってのは気分的にカッタルイだろうな~?」と思っていたので、主演の飯田ゆかさんがパワーストーン集めるのが趣味だということだったので、町田の東急ハンズで買っていた“鉄隕石”をお土産にプレゼントしてきました。

「流石に、隕石は持ってないでしょう」と思っていたのですが、やっぱり、喜んでもらえたみたいです。“宇宙のパワーストーン”だから最強でしょ?

「クラブの面々のキャラクターが際立つように・・・」というエグゼブティヴ・プロデューサーの指令での追加撮影でしたが、皆さん、夏休みに、お疲れ様でしたっ!

『ミリタリーむすめ』は、10月にイベント公開して、12月にはDVD発売になる予定です。よろしくねっ!

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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