コンテントヘッダー

詠春拳セミナーDVD完成!

 最近、目まぐるしく、いろいろなことがありまして、テンテコ舞いしております。

 まず、作家向け武芸考証の仕事が一気に増えてきていまして、なかなか大変な思いをしております。

 アスペクトさんの武術シリーズ最新刊も、再始動! 発売が伸びた分、これまでの集大成的なものに仕上げたいと思いますっ! も~ちょっと待っててつか~さい。

20140218_002.jpg
 詠春拳・美体操・ベリーダンスエクササイズの講習会DVDは、やっと完成!

 しかも、何と何と! 第二回と第三回を二枚組にしましたよっ! 小念頭の套路はこれで完了し、分解用法も今回はコッテリ収録されています。

 あのドニー・イェンのマシンガンパンチの打ち方(ちょっとしたコツなんだけど自分じゃ気づかないかも?)も解説されていて、独習者にとっては最適の詠春拳DVDではないか?と思います。

 また、自己整体法としての美体操(全米セレブの間でブームのジャイロキネシスがベース)と、身体能力を飛躍的に高めるベリーダンスエクササイズも、肩・骨盤の可動性を高めて、発勁打法の中でも最も秘伝である振動波発勁(例・白鶴拳の白鶴震身や陳氏太極拳の纏絲勁打法)の応用法を示しています。

 これだけでも武術愛好家失禁物の秘伝公開ですよっ!

 本当は100分越えのDVDが二枚入ってるので最低でも2万円にしたいところだったんですが・・・これで値段が高いと皆さん、泣きたくなるでしょう?

 だから、今回は、太っ腹大サービスで、値段は税込み1万円据え置きにします!(俺が泣く・・・製作費と手間暇が二倍になっちゃうから・・・)

 もう、申し込み受け付けますので、どしどしどうぞ!

 あっ、それから注文申し込みされても事務局からの返信メールが迷惑メール扱いになってしまって届かないケースが何度かありました。返信が無い場合、無視している訳ではありませんので、お問い合わせください。原則的に必ず返信はしております。

 大変、心苦しいのですが、電話での問い合わせは受け付けられません。とにかく悪質な嫌がらせ電話を日に数十回もしてくる人間も居て、電話番号は非公開にさせていただいています。恐縮ですがメールにてお問い合わせくださいませ・・・。

 振り込みしても商品が届かないという場合も、必ずお知らせください。郵便事故の可能性もあります。黙っておられると、こちらは対応できませんので・・・。

 それと、DVDはプレーヤーとの相性で映らない場合もあり得ます。発送前に必ず作動チェックして送っておりますので、まったく映らないということはあり得ませんので、その場合、大変、申し訳ありませんが別のプレーヤーかパソコンでご覧くださいますよう、お願い致します。

・・・以上、インフォメーションでした!


 さてさて・・・東京都知事選、元首相コンビは敗北しましたが、理由は二つあると思いますね。

 一つは都民の現実路線。具体的な策を掲げられない人には入れないということ。

 細川さんは具体策を提示できず自然再生エネルギーばかり言っていたのがマズかったでしょうかね。東京電力の一社独占ではない電力分散と新エネルギー開発事業の活性化対策を具体的に示せれば結果はまったく違ったと思います。

 この点、宇都宮さんは頑張ったな~と思います。

 もう一つは、小泉さんも言っていたマスコミのネガティブ・キャンペーン等が確かに露骨だったと思いますね。

 NHKの会長が安倍首相のお気に入りの人になって、政府の方針に従うようなニュアンスの発言で物議を醸していましたが、既にマスコミでは協定が張られていた様子です。

 安倍首相の危なっかしい面(独裁者的資質)が現れてきているような・・・。

 でも、マスゾエさんは安倍さんの思い通りにはならなそうな感じだから、ベストじゃないけどベターかな~?と・・・。

 オリンピックも、ようやく日本も勢いが出てきた感じですね。

 でも、スポーツの祭典なんだから、順位にそこまで拘らなくても・・・という気もします。期待の大きさに選手が潰されて実力を発揮できなくしている印象があるし・・・。

 佐村河内さんのゴーストライター事件も、ビックリですね?

 ですが、こういう人はメディアに持て囃される人のかなりの割合で居るように思いますよね。名誉欲の強い人が目指すのが芸能界と政治の世界でしょう?

 18年間で約700万くらいと告白したゴーストライターやったという新垣さん。20作くらい作ったそうですが、単純計算すると一作品35万ですよね?

 安過ぎるんじゃないかな~? 一年間で40万に満たないでしょ?

 私の小説の先生は「この手の事件は、払った金額が安過ぎる場合に起こる」と言っていましたが、確かに7000万貰っていたら黙ってたんじゃないかな~?と・・・。

 印税と講演なんかで一億円超の収入にはなった筈と言われている佐村河内さん。要はケチ臭いのが問題だったんじゃないですかね~?

 でも新垣さん、大学も辞職しようとしたところ、学生たちの嘆願で残れたらしく、よっぽど人柄が好い人だったんでしょうね~?

 知らない方にはショックかもしれませんが、出版業界でゴーストライターは当たり前の職業です。フリーライターでゴーストの仕事やったことない人は、ほとんどいないと思いますよ。

 例えば、昔、格闘技界を一世風靡したある流派の先生の本は、弟子の某氏(結構、有名な人)が書いていたと編集者から聞いたことあります。

 また、新人賞取ってデビューしたものの、あまりに文章が下手だったので編集者が全面的に書き直して出した・・・という人気作家の裏話も、いくらでもあります。

 漫画家でもストーリーを全然、考えられないので担当編集者が原作をやって描かせたとか・・・?

 アイドルが本を出した時に「一番、苦労したところはどこですか?」と記者に質問されて、「私もまだ読んでないんです~」と、完全にゴーストが書いたことがバレてしまった事件もありましたね?

 武道格闘技の世界でも、文章まともに書ける先生は非常に少なくて、文章書けるだけで専門雑誌デビューできる!というヘンな風潮もありますよ。

 典型的なのが甲野氏。かつての『合気ニュース』では随分、重宝されていました。

 宇城氏に焼き餅焼いて陰口たたいたせいで切られちゃったけど・・・。

 武術の雑誌で、どう見ても弱そ~なのに連載書いてる人とか居るでしょ? 実力じゃなくて文章書ける点がポイント高いんですよ。


 当然、私もゴーストやったことあります。空手と合気道と古武術の教本で・・・。

 文章書くのは誰でもできそうで、実は難しいんです。

 読者の興味を惹いて、楽しませたり感動させたりする文章は素人にはまず無理です。才能と訓練が必要です。

 作家修行している私は、いかに自分が文章書いて下手糞だったか?と、毎度、痛感してますよ。

 小説家デビューするような人は、中高生の頃から文芸サークルでバリバリ書いてたような人が普通で、まず、一度もまともな文を書いたことないような人間では無理ですよ。

 それに、ハンパじゃなく、いろんなこと知ってないと書けないですね~?

 時代小説なんて最低でも日本史の授業できるくらい知識ないとダメだと思いますね。

 本当、私、苦労してますよ~、今・・・。

 本当に私は自分の興味のあることは異常に覚えるんですけど、興味のないことはぜ~んぜん覚えられない・・・。人間の脳って、こうしてバランス取ってるのかな~?


 それから、16日の日曜の公園の稽古はあまりの積雪で、とても練習できず、仕方ないから事務所でやりましたが、雨を含んだ雪で靴がビチョビチョになりましたよ。

 セミナー不参加分の稽古に名古屋から来ている人も居たので、骨盤起動の動きを中心にやりました。

 ここ最近、個人指導の人も増えているんですが、私は金払えば何でも教える方式ではないので、オタク的な興味を満足させたいとか、目的意識も無く危険な技を体得したいという人は、まず、「何で武術をやりたいのか?」ということを質問しながら教えるようにしています。

 長年の経験で、武術をやったばかりに自惚れて頭おかしくなったりする人が居るというのを随分と見てきたので、考え方から教えないとダメだと思ってる訳です。

「武術の考え方はこうですよ。この考え方を理解できないと技なんか覚えても身を滅ぼしますよ」と言いながら教える・・・。

 はっきり言って、興味本位で技だけ知りたいならDVDで十分ですよ。面倒臭い人間関係が嫌いならDVD買って練習してもらえばいいと思います。

 だけど、本当に遣えるようになりたいと思うんだったら、ちゃんと道場に通って同門の人と手を交えて地道に練習する以外の道はありません!

 私は一つの道場に長居したことありませんが、20年以上、教えながら自分の技にフィードバックさせて研究してきました。やっぱり人と触れ合って練習するのが一番いいんですよ。

 ただ、これまた難しい問題で、練習仲間同士が練習の意味をちゃんと理解していて段階的に緻密にやっていかないと上達しないんですよね?

 そういう意味で、良い道場というのが中々無い。

 私は自分で主宰したから自分の理想を反映する形にしていけたけれど、普通はそうはいかないんです。

 特に武術は非常に繊細な身体の内部感覚を養成するような練習法があるので、解ってる者同士で練習しないと体得できないんですよね。

 そこで、ただ強くなればいいとか、勝てる技を・・・って考えて実戦向け?の練習ばかりやると、そういう繊細な感覚的技を体得することができなくなってしまう訳です。

 もっとも、そういう感覚的な技は、練習のやり方のままでは遣えないんで、これまた段階的に実戦的な状況で遣えるように練習法を組み立てていかないといけない。

 武術が実戦に遣えるかどうか?というのは、この練習法の工夫に尽きると思います。

 もちろん、伝統的な流派にはそういう練習法がちゃんと伝わっているんですが、それをきちんと練習できるのは、「解ってる師匠に気に入られた選ばれた人間だけ」です。

 だから、内容の質が高ければ高い程、本当にできるようになれる人が非常に限られてしまう訳です。

 事実、いろんな流派会派の指導員クラスの人にも随分、教えましたけれど、その流派の真価を理解している人は残念ながら一人も居ませんでしたね。

 第一、解ってないことすら自覚していなかったりするんです。

 習いに来たのではなく、私がどれだけできるか確認したくて来たような人すら居ましたよね。習うつもりが無いんだから、まったくの時間の無駄。

 そういう人はやっぱり、いつまで経っても“できない人”のままです。

 ちゃんと解る人は一目見れば、私のレベルを見抜けるし、文章読んだだけで解るくらいの人だと、最初から学ぶ気で来ますからね。

 見て解らない人だと教えても解らなかったりするんですよ。自分が解ってないことすら自覚できずに解ったつもりで評論だけしたがるIQ低過ぎの人も結構居ます。

 で、あいつは強い! 弱い!としか言えない。バカ過ぎる。話にならない。

 そういう主観でモノ言うんじゃなくて、「これこれこういう理由で彼の実力はこの程度である」と、きちんと論理的に解説できない人間は物事を評論してはアカンと思います。

 結局、名の有る人間を批評して自分がさも優秀な人間であるかのごとく自己満足を得たいだけ・・・というのは公開オナニーショーでしかないんですよ。恥ずかしいから、やめなさいって・・・。

 私は評論活動も仕事のうちなんで、自己満足でやってませんから、勘違いせんで欲しいですね・・・っつっても、決めつけたがるヤツが居るんだから、忠告しても無駄なんでしょうがね?


スポンサーサイト
このページのトップへ
コンテントヘッダー

二月セミナー“骨盤起動”感想

 二月のセミナーでは、「骨盤から動く」という初歩的な原理を解説指導しました。

 例えば、空手の基本突きなんて、私が思うに「骨盤から動いて突きを出す」ということを身体に覚えさせるのが目的なんですね。

 武術でも武道でも基本練習と呼ばれるものには、その流儀の最も肝心な身法を体得させる意味があります。

「極意は基本にあり! 基本こそが極意である」と、よく言われるのは、この点にこそあった訳です。

 ハラ、腰、丹田と呼ばれるものは、抽象化されていますが、要は骨盤のことだと思えばいいでしょう。

 無理に、「仙腸関節が・・・」とか、「恥骨が・・・」とか、「股関節が・・・」とか、「腸腰筋が・・・」とか細部に拘ると余計に判らなくなるんですよ。

 大ざっぱに「骨盤から動く」とした方が結果的に体得しやすいのです。

 それを自覚してもらうために、今回は骨盤の横回転・縦回転を中心に、発勁や合気などに応用してもらいました。

 ただ、今回、改めて基本に立ち返ってみると、会員でさえ、きちんとできていなかったり意識が薄いのが判明して、オイオイって思いましたね~(苦笑)。

 うちで練習している三元試力という練習法は、実は骨盤の動きを練ることを主目的に設定したものなんですが、自覚してやらないと意味が無くなってしまったりするんですね。

 まあ、「自分は実はうまくできていなかった・・・」という点を自覚できただけでも良かったんじゃないでしょうか?

 できてるつもりで、できていないより、明確にできないことを自覚した方が稽古の目的意識がはっきりできるから、いいんですよ。

 私も、最近、ベリーダンス・エクササイズを改めて習って、まだまだ自分の身体の練り具合が足りないことを自覚できました。

 マジで、三元試力やめてベリーダンス・エクササイズ採り入れようか?と考えてるくらいです。

 やっぱり、舞踊は深いですね~。武術や武道は身体の練りに関しては浅いんだと思わざるを得ませんでしたね。

 舞踊の研究をしなかったら解らなかったことが随分、ありました。

 武術だと要は戦って勝ちさえすればいいので、技なんか無くても糞力でねじ伏せることもできる訳です。

 だからですかね~? 最近は“武術”という言葉が非常に抽象的に、曖昧に、感覚的に使われるようになってしまって、言ってる本人も武術についてテンで解っていない。ロクな知識も持っていない・・・ということが多くなってきました。

 いくつか例を挙げますと、やっぱり甲野氏が登場して以降、誤解と混乱が広がってしまったと思います。

 それ以前は、それほど誤解は無かったと思いますね。

 武術と言えば、中国武術や古武術の存在を知らせた松田隆智先生の独壇場でした。

 しかし、甲野氏の俺ジナル武術理論が一般に広まったことによって、「武術はスポーツや介護に応用できる特殊な身体操作法である」という側面ばかりが前面に出てしまって、武術そのものの全体像がかえってぼやけてしまったように思います。

 まず、武道と武術の境界線が混乱して、武術を知らない武道家が武術家を自称するようになった(例・宇城氏)。

 そして、甲野氏の問題点が拡大再生産されるようになってしまった点が大きな問題点となっていると思います。

 つまり、見世物演芸的パフォーマンスを披露することで従来の武道や格闘技を超える万能の技であるかのごとく衒学的イメージが一般に広がり始めてしまったという点です。

 さも特別な「身体操作法」や「気のパワー」が従来の武道や格闘技の技術を凌ぐがごとく喧伝し、世間を睥睨する誇大妄想狂を増殖させつつある・・・と思うのです。

 これは、かつてのオウム真理教に集った連中と精神性が似通っていますね。

 武道の世界で言えば、80年代末から90年代初頭にかけての西野流呼吸法の事件(ヤラセをやったことを専門誌で告白した元西野塾の空手家が居て、これが切っ掛けで武道界から西野流が撤退し、20年近く武道メディアには登場しなかった。先頃、『秘伝』で特集されて物議をかもした)が、その典型例でした。

 甲野氏の登場はそれを想起させましたが、辛うじて、そうはならず、長くブームが続きましたが、それは恐らく、甲野氏が権力者的資質が無かったために組織的な広がりをせず、類似の性格のプチ甲野氏?が分裂増殖するだけだったからではないか?と思います。

 これは私としては否定的に論じているのではありません。

 西野氏のようにカリスマとして君臨して組織拡大を目指すより、ずっと害が無いと思うからです。

 甲野氏が武術家としての実力に著しく欠けているのも、性格的に戦闘タイプ(本人はマニア気質)で無いことが関係しており、それは逆に率先して大衆を導いて扇動していこうとする権威主義志向が無かった。

 しかし、普通の武道家は権威主義志向の強いタイプが圧倒的に多いのです。

 それは戦闘タイプ特有の「人と戦って制圧する快感を求める」精神構造が関係しています。

 オウム真理教の松本は、典型的な覇権主義的人間で、ヒットラーを敬愛していたのにも頷けます。実際、オウムには武術家や武道家が勧誘されていました。

 実は私も勧誘の葉書が来たことがあったんです。オウムが事件を起こす前の80年代半ばの頃、『トワイライトゾーン』というムー系の雑誌で麻原名で連載していた頃です。

「こいつは怪しい・・・」と思って行きませんでしたが、もし、その時に行っていたらと思うと、ゾッとしますよ。

 私が最近、宇城氏を強く批判しているのも、彼の手法が西野流やオウム真理教に極めて似通っているからです。

「気で触れずに飛ばす」「空中浮遊」・・・なんかをウリにしていた頃にそっくりではありませんか?

 ああいう恥じらいの無い覇権主義的手法で強引に自説を喧伝しようとするのは昭和のビジネスのやり方ですね。時代の流れを無視した過去の栄光を崇拝するカルト教団のようになり果ててしまうのではないか?

 私は非常に危機感を覚えますね。

 何故なら、彼はイエスマンしか周囲に置かない。反対意見には耳を貸さない。自己崇拝もここまで極まると滑稽を通り越して独裁者の誕生を予感させます。

 彼を敬愛していたお弟子さんが「昔の先生に戻って欲しい」と悔し涙を浮かべたのを見た私は、心の底から宇城氏に「正気に戻れ!」と言ってやりたいですね。

 私にできることは、見世物演芸パフォーマンスの仕組みを明かしてやることぐらい。

 それで目を覚まして、地道な修行こそが王道で、武術を学ぶことは日々、自己認識を深めて自分の分を知り、社会と時代の中で自己が生きる意味を探っていくことなんだ・・・と自覚して欲しいですね。

 余談ですが、陽明学の林田先生から、地方の勉強会で講演をして欲しいというお話を頂戴していたんですが、その勉強会のメンバーで宇城塾に通っている人達が私の話は聞きたくないとボイコットされたそうでした。

 つまり、私が宇城氏の知られざる真相を話したり、彼の実演する技を簡単に解説して体得させてしまっては困る・・・という訳でしょう?

 要するに、薄々、私が言ってることが真実なんじゃないか?という予感があるので、真実から目を背けたい訳ですよね~。

 お断りしておきますが、宇城氏に学んで、私のところを尋ねてきた人たちは、私が口先だけだったら無事では済まさないぞ!という覚悟の人がほとんどでした。

 だから、すぐに打ち解けて親しくなったり教えたりするようになったのです。

 しかし、この人達は林田先生には大変、失礼ですが、「尊敬する人を悪く言うようなヤツとは会いたくない」という感情で言っているだけで、単なるファン心理で宇城氏に憧れているだけでしょう。

 それでは宇城氏に何を学んだところで得るものはないでしょう。

 大体、この人達、林田先生の立派さが判ってないですね~?

 林田先生御自身、元々、甲野氏と親しくされていて、以前新体道を学んだ師である青木宏之先生から推薦されて私と会おうと決心された様子です。

 好悪の感情だけなら青木先生が薦めても私と会おうとはなされなかったでしょう。実際に会う以前に私の本やブログを読んで、私の論じている内容が的を射ていると感じられて、真実に向き合うべきと考えて会われた訳ですよ。

 大体、私の方が林田先生に御迷惑がかかってはいかんと思って遠慮していましたから。

 好き嫌いではなく、真実に向き合うということは精神的に苦痛を味わうことが多いのですが、それを乗り越えないと本当のことは判らないんですよ。

 佐村河内さんの事件だって、ゴーストライターの人が真相を明かすのは自分だって大きなリスクがありますからね。

 でも、真実は損得で考えてはいけないんですよ。

 日本人はあまりにも損得勘定で行動するのに慣れ過ぎてしまったんじゃないですかね?

 あっ、そうそう・・・。私が松田隆智先生を利用してるんじゃないかって批判している人間も居るそうですが・・・。

「うるせーよ、ゲスの勘ぐりすんなっ!」と、お答えしておきま~す!


PS;バキ外伝『拳刃』で私をモデルにしているんじゃないか?という敵キャラ、見ました! う~ん・・・ビミョーだな~? 普段着で日本刀使ったり、身体つきとか癖とかは似てる気もするんですが、顔はあんまり似てない。知らない人が映像とか見たら、こう見えるのかも~?という気がしなくもないんですが・・・。名前は佐部京一郎って、多分、愛隆堂から居合の本を何冊も出してる京一輔さんをもじってるんじゃないか?と思いますがね。いきなり「何すんじゃ、コラッ!」って刀抜いたりするところは瞬間湯沸かし器と言われた私の性格には似てる・・・かも? でも、私は人殺したことない・・・多分。

このページのトップへ
コンテントヘッダー

新年会と詠春拳撮影

 2月1日の夕方には町田で小説家養成講座の新年会がありました。

 講座の新年会とは言っても、先生のお弟子さんはメール添削指導の方を含めると三百人くらいおられるそうで、この新年会もお店を借り切ってのパーティー形式です。

 私は昨年から参加しましたが、とにかくゴッタ返していて大変だったな~という記憶ばかり残っています。

 私はパーティーとかで自分から進んで人に話しかけていくのが大の苦手で、しかも着慣れない礼服とか着ないと失礼になるから・・・とか考えると億劫で、本当はあんまり好きではありません。

 人付き合いが嫌いという程でもないんですが、話題が合わない人と無理に話を合わせるのが年々、苦痛になってきているんです。

 だから、趣味が合う人達としか話したくない。

 もう、疲れるから、変人だと思われてもいいから、自分から話しかけないで話しかけられたら応じる・・・というようにしていますよ。社会人としてはダメですけどね~。本当は・・・。

 ただ、変人なのがそれなりに認められてステイタスみたいになると、本当に気が楽で、最近は周囲の人達が“武術の先生”だという認識で接してくださるので、無駄に話を合わせようとしなくてもいいので、本当に助かります。

 今年は、どうやら先生が他の講座なんかでも私の話題をよくしていたらしく、「あっ、貴方が長野さんですか?」と、話しかけてもらう一方だったので、非常に気が楽でした。

 もう、「ありとあらゆる武術をやっていて、日本で一番、武術に詳しい」という説になっていたので、ちょっと困惑はしましたが、まあ、それなりに業界に名前の知られている武術関係者の間では私がぶっちぎりで詳しいから、イチバ~ンとハルク・ホーガンみたいに吠えてみせても問題ないと思いますけどね。

「空手だけ詳しい」「古武術だけ詳しい」「中国武術だけ詳しい」・・・といった方はざらに居るんですが、「空手も合気も中国武術も古武術も格闘技も海外の武術も何でもかんでも詳しい」という“超オタク”は、私しか居ないでしょう?(自慢になら~ん!)

 大体、いろんな流儀の研究家の方と話していて、あまりにも私が詳しいから段々、呆れて笑うしかなくなってこられるんですよね~(松田隆智先生も呆れて笑ってました)。

 特に皆さんが唖然とされるのは、私が裏話に異常に詳しい点ですね。いろんな先生の知られちゃいけない話を知ってるもんだから、妙に怖がられたり・・・。誰が経歴詐称してるとか・・・フッフッフ・・・。

 有名な流派だと「私のところが正統だ」と言ってる人が団体率いている・・・というのが十も二十もあったりするんです。JKDとか新陰流とか大東流とか極真とか・・・。

 単純に考えれば、ほとんどの人が嘘ついてる訳ですよね? 本当に正統を名乗れるのは先代に認められた人がたった一人の筈なんですから・・・。

 私が自分の流儀を「インチキです、パクリです、デッチ上げです」と平気で言えるのは、このような捏造虚言詐欺体質の業界で正統派、正伝を名乗る人達の「恥じらいの無さ」に辟易しているからなんですよ。

 アホ臭っ。武術は戦って勝てなきゃ意味ないでしょ? 肩書振りかざすのは自分の無能をひけらかすに等しい!

 私のところに来る人間にも居ます。「私は合気道二段です」とか・・・笑っちゃいますよ。二段程度がそんなに自慢になると思ってる時点でOUT!

 うちに来られている居合道七段の方は一切、段位をひけらかしたりしませんし、ずっと年少の会員を先輩扱いしています。まともな修行していたら、こうならなくちゃ~嘘!

 まあ、「達人」だの「最強」だのと言われたら私なんかよりずっとできる方はいくらでも居ますから、当然、否定しますけど、武術に関しての総合的な知識と見識だけなら私以上に詳しい人には会ったことないので、特に否定はしません。

 以前は謙遜して「そんなことないですよぉ~」とか言ってたんですが、「そうですか。そんなことないんですか~」と、そのまま鵜呑みにされてナメた態度とる人なんかも居たので、最近は、不必要な謙遜はすまい!と決めています。

 ともかく、それで、機嫌よく二次会まで参加して帰りました。

 この日は地方から来られている時代小説作家の先生を事務所に泊めて、新作の剣豪小説のネタを考え、帰宅したのは12時近く。そうしたら、新年会でお話した方から早々にメールを戴きました。

「後で先生に聞いたら、長野さんは30分もあればどんな流派の奥義でも見抜いてしまう天才だ・・・と言われていました・・・」と書かれていて、口アングリ・・・。

 大袈裟過ぎるよ~と思いましたが、一点だけ、訂正・・・。

 私、技の原理を見抜くのは30秒かかりません。大体、一目で見抜けます。二回見たら再現できます。三回見たら返し技工夫できます・・・。

 しかし、こういう能力は、恐らく、昔の武術家で師範クラスなら誰でもできたと思うんですよね?

 現代が劣化し過ぎてるんだと思います。観察することそのものの重要性を解ってない。

 本来の武術は、「一眼二足三胆四力」というくらい、眼、つまり観察することを最も重視していました。でなかったら、秘伝というシステム自体が存在しなかったでしょう。

 技の秘密を見抜くには、動きの本質を考えて観察しなきゃいけません。

 本質が解れば、長所と短所も解ります。

・・・ということは、短所に付け入れば技を破ることができる訳です。

 自分の技を喜々として披露する人は、破られる心配をしていない。つまり、武術家としての戦闘に備える心構えが無いことを示しています。

 私は何でも解説しているようですが、本質的なことは信頼できる人にしか教えていません。気安く聞いてこられる方もいらっしゃいますが、まず、ごまかします!

 ズルイとか時代錯誤だとか評する人もいますが、そんな評価しかできない人間は武術を学んでもものになりません。

 戦闘に時代は関係ありませんし、実戦に綺麗も汚いもないのです。

 ヌルいこと言ってるのは日本の武道愛好家だけですよ。スポーツに慣れ過ぎて武術の本質をまともに考えたことすら無いんでしょう。

 海外だと実戦とは命がかかるものなのが、当たり前でしょう?

「日本刀で斬ったり、銃で撃つのが武術なのか? そんなの非常識で反社会的なことだ!」と論じる武道家もいましたが、素手であっても人を殴ったり蹴ったり投げたり絞めたりするのは非常識で反社会的な許されない行為であることには違いがありません。

 暴力は暴力。許されることでないのは同じことです。

 それを、スポーツという社会的なゲーム装置として位置付けたから許容されているだけなんですね。

 そもそも、武術は人を殺傷する技術を修練するものですが、その技を使って人を実際に殺傷することを認めている訳ではありません。

 ここが大事なことなんです。

 軍隊だって警察だって人を殺傷する兵器を持っていますが、それは社会と市民を守るための治安維持に必要だから持っている訳です。

 そして、無法な暴力を駆逐するという一点で使用される訳ですね。

 で、重要なのは何か?ってことは、武術を暴力として使用しない堅い意志がある者にしか教えてはいけないってことです。

 大した実力でなければ、そこまで要求する必要もないでしょうが、並以上の実力を持っているのに倫理観のカケラもなかったらキチガイに刃物持たせるようなもんでしょう?

 重要なことは、何のために現代で殺傷の術である武術を修行する意味があるのか?ということです。

 私は、権力によって無慈悲に犠牲にされるだけの民衆が自己の自由を維持するための最後の砦だと考えています。

 今の日本の流れを見ていると、権力持つ者達が法制度的に国民を支配しようとしているようにしか思えません。

 国家という概念が絶対権力へと変容しようとしているように見えます。

 戦争前夜に酷似していると言う戦中派の方の意見を聞いていると、同世代だった私の父や母の戦時中の話を思い出すんですね。


 まっ、それはいいや・・・。

 翌日は、クエストさんで出す詠春拳DVDの撮影に、久しぶりに新宿コズミックスポーツセンターに行きました。

 今回は埼玉幸手支部長の山田師範が主役で、我々はお手伝いですから、気が楽です。

 うちでも自主製作で毎回の講習会の様子をDVD化していますが、詠春拳という門派を紹介する映像作品として武道格闘技ビデオの老舗であるクエストさんから出す以上は、恥ずかしくないものにしなくてはいけない・・・と、小塚師範N師範が相手役を務めました。

 ところが、やっぱり詠春拳が世界中で太極拳に次ぐ人気拳種だということの意味がよく判りますね?

 非常に実戦的で実用性が高い!

 山田師範も怪我のないように加減はしているんですが・・・勁力が浸透してしまって、二人ともグッタリ・・・。

 特に暗腿の技法をいろいろかけられたN師範は消耗しまくって、彼がこんなにグッタリしたのを見たのは初めてですよ~。

 これは他の人にやったらヤバイかもしれませんね~?

 やっぱり、詠春拳の実戦性の高さは噂通りですね~。山田師範もドニーさんが乗り移ったかのような技も見せてくれましたよ。

 後、木人椿を注文しているので、それが着いたら木人トレーニングを撮影して今年の前半には出せるだろうと思います。

 今後は中国武術もちゃんとした評価をされるようになるんじゃないかな~?と思いますね。

追伸;当会の自主製作DVDシリーズの詠春拳・美体操・ベリーダンスエクササイズの第二弾も近日中に発売します。今回は第二回と第三回の講習会を収録した二巻セットで価格据え置き一万円とします。詠春拳は、これで小念頭の套路は終わりです。ベリーダンスは驚異の振動波発勁も披露していますよ~。

このページのトップへ
コンテントヘッダー

二月セミナー「骨盤主導の動き」

 二月一日、ついに51歳になっちゃった・・・。なんか、もうあんまし嬉しくないな~(苦笑)。

 人間がもし野生の生活をしていたら、45~50くらいが平均寿命なんだという話をどこかで聞いた記憶があります。

 そういえば、私が高校生くらいの頃は、犬や猫は7~8年くらいが寿命で、10年越えてたら長生きと言われていましたが、最近は20年くらい生きていても珍しくなくなってきたみたいです。

 室内で買ってペットフードだけ食べさせているからだとか・・・?

 それだけ野生で生きていくことは苛酷だということなんですかね?


 さてさて、二月九日は月例セミナーの二回目です。

 今回は“骨盤主導の動き”についてです。

 これは別に武術に限った話ではなく、何事も下手くそな者は小手先で処理しており、だからこそ無駄に力んでしまいやすい。

 世の中に達人、名人と称賛される人達の身体の動きを見ると、無駄な力みが抜けて、スッと自然に全身が無理なく協調連動して動いているものです。

 そして、その協調連動の動きの起動点になっているのが、“腰”と呼ばれる骨盤の仙骨部分であることは、今や常識となりつつあります。

 そうと知って、改めて伝統的な武術を見渡してみれば、これ全て骨盤主導で動く訓練をしているものです。

 空手の基本突き、剣道の素振り、居合の抜き・・・etc

 漠然と「腰を入れろ」と言っていたことは、より具体的に換言すれば、「骨盤から動け」ということになるでしょう。

 当たり前の動作を意識的に骨盤から起動することで、運動効率が何倍にもなるのです。

 今回はそれを体感してもらいましょう・・・。


 ちと近況報告をしてみます。

 新刊本、発売がまたまた伸びてしまいました。私自身は、正直、これ以上、伸ばしたくないんですが、より一般向けのわかりやすい本にしたいという編集サイドの要望からなので、仕方がありません。

 申し訳ありませんが、後、少しお待ちください。


 それから、漫画の戦闘シーンのため・・・とのことで取材を受けました。

 守秘義務があるでしょうから具体的なことは書けませんが、日本刀と日本刀を使った戦闘法について、剣術・居合術・無刀捕り等の技を実演解説し、これまで誰にも教えたことのないような口伝(目付け・暗殺術・奪刀術)についても披露しました。

 漫画家の方が時代劇映画にも詳しい方だったので、私も嬉しくなってペラペラいらんこと喋って呆れられてしまいましたよ~。でも、趣味の話になると止まらなくなっちゃうんですよね~。

 受けをとってくれた月イチで個人指導を受けに来ているHさんが、「先生、本当に時代劇映画の話とかなると止まらなくなっちゃうんですね~」と微笑していました・・・。

 数カ月後には雑誌で連載が始まるらしいので、妙に戦闘描写が詳しい漫画が始まったら、「これが長野さんが関わった作品か?」と思ってくださいませ・・・。

 小説の武芸考証は既にやっていますが、漫画は初ですよ!

 やっぱり、絵で表現してもらえるのは楽しみですね~。

 あっ、そうだ? 漫画といえば、Hさんがバキ外伝の独歩ちゃんの漫画の敵役が私をモデルにしているんじゃないか?と思えるキャラが出てると話していたんですが、どなたか知りません?

 何か、バキのキャラって、大抵、実在モデルがいたりするじゃないですか?

 大山倍達、塩田剛三、アントニオ猪木、ジャイアント馬場、高松寿嗣(戸隠流忍法の先代宗家)、黒田鉄山、宗道臣・・・あの佐川幸義先生だって全然関係ない医者の顔がそっくりだったりして、何か楽しいんですよね。

 この手法を掟破りだって批判する人もいますが、そんなこと言うんだったら『空手バカ一代』だって『拳児』だって批判されなきゃならなくなる。

 実在剣豪を主人公にした作品もすべて批判されなきゃならない・・・。

 バキの場合、登場キャラが残酷な目にあったりするから弟子筋の人達が怒るのかもしれませんが、私は板垣さんの並々ならない格闘技、武術愛を感じて楽しかったんですね~。

 だから、恥ずかしながら、私は、いつかバキの敵役キャラのモデルにしてもらうのが夢で、そのくらい活躍しなきゃ~!と思っていたんで、もし、本当だったら、すっごい嬉しいんですけどね。

 多分、私みたいに夢想していた武術師範は結構いたと思いますよ? ナルチシストの巣窟だからね~(苦笑)。

 バキが終わってしまった時は本当に残念で・・・、「あ~、俺もオーガと口喧嘩してえな~(なんじゃ、そりゃ?)」と・・・。

 でも、なんかバキも復活するらしいですね? 板垣さんも寂しいんじゃないかな?

 私に取材してくれたら武術ネタいっぱい提供しますけどね~(って、登場する武術家が口先ばっかりのヘナチョコ揃いで、何かコメディ漫画になっちゃったりして・・・?)。


 あっ、それはそうと、この日は隔週木曜日のメイプルホール本部稽古だったんですが、多分、誰も来ないと思ってイラストお願いしている黒谷先生と新刊本の打ち合わせをしていたんですね。

 そうしたら、北島師範に習っている会員さんがやって来て、バス停を二つばかり前で降りてしまったので場所がわからなくてグルグル回ってしまった・・・と言っていました。

 多分、節電してるのかな~?と思うんですが、相模原は夜になるとやたら暗いんです。

 街灯が少ないんでしょうか?

 彼も、違う場所に来てしまったのか?と、不安になってしまったそうです。

 せっかく横浜の方から来てくれたので、マンツーマンで教えましたが、北島師範がしっかり教えていたらしく、一通り形はしっかりできていました。

 うちの会員は地元が少ないので、本部稽古が一番、人数が少ないという困った展開なんですけれど、彼も「うわ~、ここは広くてオシャレですね~」と驚いていましたが、ここが一番、稽古環境がいいんですね。刀や槍も振れるし・・・。

 ライブとかやる場所だから天井は高いしミラーボウルや照明もありますからね。

 相模原近郊の方は是非、どうぞ!

 練習は隔週で第一・第三・第五の木曜日の夕方7時から9時です。

このページのトップへ
著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

FC2カウンター
リンク
最新記事
カテゴリー
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

月別アーカイブ
ブログ内検索