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映像作品紹介

山田聡朗 詠春拳』 クエスト

 当会埼玉幸手支部長でもある山田師範のクエストさんから出た詠春拳DVDです! 自主製作では限界のある映像作品としてのクオリティーをご覧くださいませ。詠春拳の必殺技法も惜しむことなく披露していますよ~。ドニー・イェンのイップマン映画で目覚めた方は必見!


池田守利 本部流御殿武術 武器術篇』 クエスト

 游心流体道塾を主宰するN師範が昔、御殿手を習っていたのも、池田先生の道場だったそうで、その強力無比な取り手技法に「ハンパないっスよぉ~」と申しておりました。今回の武器術篇でいろんな武器を駆使する御殿手を見ていると、この流儀が実に“読み”に特化した流儀であることが判ります。とにかく速い! 相手が攻撃しようとする隙間にスルッと入り込む妙技には唸ります。お弟子さんよりも池田先生が速い! でも、上原先生の映像を見ると、もっと速い? 見た目はゆっくり淡々と入っているように見えるものの、それは間を読むのに余裕があるから。ゆっくり動いているのに速い!という秘密がよく判りますね。


鳥居隆篤先生の動画

 N師範から鳥居先生の動画を見せてもらったんですが、「何じゃこりゃあ~?」と言ってしまいました。もう、凄過ぎて唖然となりました。確かにこれは超達人クラス。甲野氏や宇城氏とは比較になりません。あんまり凄過ぎて、もはや、誰も判らないかも? 鳥居先生の凄い話はいろいろ聞いていましたが、確かに真実なんでしょう。游心流内では、今、鳥居先生ブームです・・・。

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ムック本用撮影終了

 DVD付きムック本用の撮影が、無事、終了しました。

 今回は、事前に悪質な嫌がらせもあったので、当日も何か妨害があるか?と心して臨みましたが、そのようなことはありませんでした。

 嫌がらせをした人物も反省してくれていればいいな~と思っていますが・・・。

 私は、これまでいろんな嫌がらせに遭遇してきて慣れているので、仮に直接、ナイフ等の刃物で襲ってこられたとしても対応する覚悟があります。

 世の中、話せば解る・・・というような人は少ないのが現実です。聞く耳を持たず、自分の思い込みだけで意見の違う人や価値観の違う人を目の敵にして排除しようとする幼稚な人間で世の中は溢れかえっています。

 特に武道武術の世界は我の強い人が多いので、視野が狭く、自分の考えに固執して意見の違う人の存在そのものを認められない人が多いようです。

 普通は討論して互いの考えの同じ点には納得し、違う点は尊重しよう・・・という大人の対応をするものですが、武道武術をやっている人は、これが全然できないのです。

 批判を非難・否定としか認識できない。問題提起はもっての外! 虚礼で取り繕ってハラの中では敵愾心を燃やす・・・。そんな人ばっかりです。

 だから、発展もしないし、何十年もおかしな習慣を続けてみたりするのです。合理精神のカケラもありません。

 もともと、武術というのは本質的に合理精神から工夫された叡知の固まりだったのですが、今では不合理精神の温床となり果てています。道場は“バカの養成所”なのか?と思えるくらいです。

 法律で対処するのが基本原則ではあっても、時には法を無視して暴力をふるう人間もいます。残念ながら武道武術の世界には、暴力で自分の意見を通そうとする人間がいます。

 本末転倒ですよ・・・。

 そもそも、不心得な人間の暴力に対応するために自己防衛術としての武術の存在価値があると私は考えていますし、そのための“対暴力”の一点で、武術を長年、追究してきました。

 身体の動きが変わるとか、介護やスポーツに役立つとか・・・そんなものは武術とは何の関係もありません。枝葉の一部を応用することの価値を全体の価値と誤解することの愚かしさ・・・。

 武術は徹頭徹尾、サバイバルのための戦闘実践哲学です。生き残りをかけた戦闘に勝ち残るためのものであって、そこから目を背けても何の意味もありません。

 この点は、はっきり申しますが、世間で注目されている武術の価値など、別に武術である必然性はまったくありません。

 戦って“生き残る”ことが唯一絶対の武術の価値です。

「でも、油断しているところを不意打ちされたら無理でしょう?」とも、よく言われますが、刺された瞬間に反撃して相手をメクラにしてやれば、たとえ私は死んでも相手は一生を不自由な身体で殺人犯としてすごさねばならなくなる。

 それに対して、私は、「流石は長野さんだ! 殺されてもただでは死ななかったな~」と、日本の武術の歴史に“名前が残る”でしょう。

「命を無くしたら終わりじゃないか?」とも言われるんですが、世の中に死なない人間はいません。死ねば肉体の存在そのものが消滅して誰の記憶にも残らない人間が大多数であるとすれば、死んでも“名が残る”のなら結構じゃないですか?

 男なら、ブルース・リーや宮本武蔵のように、死んだ後も語り継がれる存在になりたいとは思いませんか?


 さてさて、撮影会です。

 荷物が多かったので誰か車出してくれないかな~?と思っていたら、大石総教練が気をきかせて手伝ってくれたので助かりました~。

 今回、兵庫県から会員の来住さん(F拳法師範。この度、游心流兵庫支部長に任命!)が駆けつけてくれたり、小塚師範の殺陣(高瀬先生の講座)仲間で日本舞踊の先生であるOさんが協力してくれました。

 そして、会員ではありませんが、先日のほびっと村の講座に来られた方(Sさんとしておきます)が、わざわざ手伝いに来てくれて、本当、有り難かったです!

 ほびっと村では場所的にあまり本気で動く訳にいかなかったので、「游心流のマジ技が見たい!」と、何と、川越から相模原までバイクを飛ばして駆けつけられたそうです。

 フルコンタクト空手や合気道を学ばれたそうで、「少しだけ」と言われていましたが、相当、打ち込んでされていたと思いますよ。

 ここまでされたら、こっちも本気で応えたいじゃないですか?

 大石総教練が一所懸命に撮影の合間も教えたりしていて、私も普段はやって見せない鞭手連環掌打法とかお見せました。

 ちなみに、この技、何で普段はやらないか?というと、マジ・スピードでやると止めるのが難しくて怪我させかねないのと、喧嘩の時に使う技なんで、手のうち晒したくないから・・・。

 Sさんも、「来て良かったですぅ~」とニコニコして帰られたので、こっちもホッとしました。

 わざわざ期待して一時間半もバイク飛ばして見にきたのに、「な~んだ・・・」と思われたのでは申し訳ないでしょう?

 私は著名な武術武道の師範のやり方を散々、批判してきていますから、私自身がそれらと同じ内容しか提示できなかったら、論外。

 その意味で、今回は映像も出るから背水の陣ですよ。口先だけと判断されたら、もう誰も私の本もDVDも買わなくなるでしょうから。

 Oさんと、このSさんのお陰で、当初の予定では本の内容に準じた解説オンリーの薄い内容になるところだったのが、臨場感のある武術の楽しさが伝わるものになったと思います。

 これはこれで、アリだよな~・・・と思いましたね。

 特に、Oさんは、物おじしない明るい性格で、流石に日本舞踊の先生だけあって身体能力も高く、女性に教えてこれだけできた人は初めてです! こっちが驚きました。

「合気や発勁はできても、これはちょっと無理かな~?」と思っていた、今武蔵と呼ばれた伝説の国井善弥先生の得意技(下段払いで中段突きを払って体勢まで崩して潰す)まで教えたらできてしまった!

「老人でも女性でも武術はできる! ズブの素人でも原理がわかれば達人技はできる!」と言ってきた私の主張を、今回、Oさんが完全に証明してみせてくれました。

 皆さん! 六月後半の発売を期待しててください。これを見れば武術に対する概念が根底から変わるでしょう・・・。

 もし、武術に期待してガッカリした・・・という方にも、「あ~、やっぱり武術って面白いじゃん?」と思ってもらえれば、研究家として嬉しいです。


PS;25日には詠春拳・ベリーダンス・美体操のいつもの講習会が開催されます! 今回、発売されたばかりのクエストさん『詠春拳』DVDもありますよ~。皆さん、ふるって御参加ください!

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撮影のお知らせ

 延び延びになっていたアスペクトさんの新刊ですが、紆余曲折、交渉の末に、初のDVD付きの技術解説ムックとなることが決まりました!

 つきましては、DVD用の撮影を18日(日)の夕方6:00~9:00に相模原市千代田のメイプルホールで実施しますので、お手伝いできる方は、是非、おいでください!

 本のタイトルが『武術のコツ』なので、まったくの素人さんでもOKです。

 全国の書店に並ぶ本ですから、結構、自慢になりますよ~?

 何といっても、昔、私が『朝日グラフ』に載った時は、父ちゃんが天草の親戚中回って自慢したらしく、「こぎゃんこつは、一生に二度も無かけん。大事にしなっせ」と親戚の伯母さんに言われたとか・・・?

 それまで、大学中退で無職、独身(田舎では最も軽蔑される)の私は一家の恥!と、存在しなかったことにされていたのに・・・。

 近所の小母さんから「そぎゃんいえば、長野さんとこの真ん中の息子さんは、どけおらすとですか~?」と聞かれた母ちゃんは、「はあっ? なんば言うとっとですか? うちは二人しか息子はおりませんばい」と、そらっとぼけていたそうで、この時も、「あら~? 長野さんは息子は二人しかおらんて言うとったじゃなかですか~?」と言われて、「はあっ? なんば言うとっとですか? わたしゃ、そがんことは言うとりまっせん」としらばっくれたそうです・・・。

 田舎の人間は、大体、こんな感じですが、特にうちの家系はプライドが高いのがDNAに刻み込まれています。まっ、見えっ張りなだけなんですけど・・・。


 それから、最新DVDは『秘伝神業の原理』というタイトルになり、ただ今、絶賛、発売中です。

 セミナーの様子を映したものが大半なので分かりにくいかと思っていたんですが、逆に臨場感があって、退屈しないで見れました。

 以前、絶盤にした『戦闘理論』を大幅に改修したような内容になっており、特に体道塾を主宰するN師範の講習の様子は、ハイレベル過ぎて唖然とします。

 まだ勉強中なので名前を出せませんが、やがては武術の世界の前人未踏の領域に足を踏み入れるだろうと確信して疑いません。

 先日もGWだからか、稽古に参加する会員もぐっと増えまして、大石総教練が非常に感心して「彼がもしダークサイドに陥っちゃったら、どうしたらいいんでしょう?」と言うので、「その時は、俺と大石さんがフュージョンして戦うしかないよな~?」なんて冗談を言っていたくらいです。

 何しろ、目付けと歩法という、我が流派の二枚看板を詳しく解説している上に、発勁も合気も化勁も、U氏やSテマの技なんかもバンバン解説しているんですから、一巻で十巻くらい買うのと同様の内容になっていて、北島師範が顔を合わせる度に、「先生、やっぱり2万5千円じゃ安過ぎませんか? 他流の奥義の仕組みとかバラしまくってるじゃないですか?」と心配するんですが・・・。

 う~ん・・・確かに、これは“神業”でお客さん釣ってる人のところは潰れるかも?

 神秘の技だと思ってたら、「な~んだ? こんな簡単にできるんじゃ~ん?」と笑っちゃうか? 「びぇ~ん・・・こんな真実は知りたくなかった~」と泣いちゃうか?のどっちかでしょうね?

 でも、武術業界が詐欺スレスレ過ぎたんだから、真相を明かして体質改善に繋げていくのは研究家としての義務ですからね。

 武術は武術としての本道である「護身制敵・心身錬磨」から外れてはいかんですよ!

 見敵必殺! 悪即斬! 正義無き力は暴力なり、力無き正義は無力なり!

 介護やスポーツに応用が効いて良かったね~って・・・、戦えない武術に存在の意味無~しっ!

 男なら戦って死ねぃっ!

・・・は~、興奮しちゃって、失礼しましたぁ~!

 何か、ニュース番組見てるとムカつく事件ばっかりでしょ?

 韓国のフェリー沈没事件なんて、あれ、完全に殺人事件じゃないですか? あの船長とか死刑でいいでしょう?

 アフリカの女子学生誘拐人身売買の事件も、イスラム教の名でそんな真似するような連中はアラーの神の神罰が下りますよ!

 とにかく、危機に陥ったら誰かの助けを待つのでなく自分の判断で動くのが大切です。そのために武術が役立てばいいな~・・・。

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林邦史朗先生殺陣ライブ

 直前情報で恐縮ですが、NHK大河ドラマの殺陣で有名な林邦史朗先生殺陣ライブが開催されます。

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 シアター代官山で16、17、18日にあるそうです。

 林先生といえば試し斬りの第一人者としても有名で、私も10年くらい前に古武術ムックの取材でお会いしたことがあります。

 今回も是非、観に行きたいな~と思ったのですが、本の原稿書きが三つも重なっていて、流石に無理でした。

 18日なんてDVD撮影ですしね~・・・。


 やっぱり、今の私は日本刀の操法に最も関心が深くて、素手の技にはあまり魅力を感じません。

 というか、日本刀の操法に熟練すれば素手の技も同時にレベルアップする!という事実を確認してからは、日本刀マニアっぷりが進行するばかりなんですよ。

 源清麿展に行ってからは、大帽子の切っ先の刀が欲しくて、「本物は無理だけど、せめて練習に使う模擬刀くらい」・・・と思って、水道橋の尚武堂さんで刀身だけ買ってきて外装を自作しています。

 買ってきてから気づいたのは、この刀身、かなり長くて、二尺六寸くらいはありましたね。製作用に持っていた長めの白鞘でもギリギリで、反りも深くて合わない。

 これは、どうするか?と思いましたが、途中で切り込み入れて接着すれば問題無いと判断して加工してみました。

 まあ、何とかなったんですが、身幅も広かったんで、鞘を割って、削り直しましたが、結構、ギリギリで、もし、真剣だったら鞘が割れてしまいそうで、危ないかも・・・?

 冷静に考えると、鞘材買って、最初から作った方が良かったかも?

 練習用なので、鍔や金具は有り合わせの物を使いましたが、せっかくだからDVD撮影に使おうかな?と思って、少しばかり凝ってみました。


 全然、話は変わりますが、牙狼の新シリーズに佐伯日菜子さんが出演していてヒャッホーと思いました。シングルマザーで頑張ってる佐伯さん。エコエコの時とちっとも変わらないミステリアスな美貌でした・・・。

 元AKBの秋元才加が魔戒法師役で出るそうなので、そちらも楽しみです。合気道の遣い手ですからね~。日本のアンジェリーナ・ジョリーと呼びたいです!

 それから、特撮好きの会員のIさんから聞いていた岩佐真由子の『009ノ1』、これもメチャクチャ面白かったです。

 サバゲークイーンとして有名な岩佐さん。拳銃撃つ時に眼を瞑らないのがカッコイイ。

 敵のアンドロイドを演じた長澤奈央は、もうすっかりアクション女優ですね。確か少林寺拳法やっていたんだっけ?

 戦隊ヒロイン出身でコンスタントに活躍しているのは、恐らく、性格が良くてスタッフに気に入られているのでしょう。

 木下あゆみと共演したSFアクション物も面白かった。こういうオリジナル作品をバンバン作っていくべきだと思いますね。

 それにしても、最近、日本のアクションのグレードがぐぐっと上がってきているのは何なんでしょう?

 香港やハリウッドのアクションを導入したアクション・コーディネーターの活躍によって、老舗の日本の殺陣アクションの指導者も頑張っているのでしょう。

 何事も刺激があって議論が深まるのは良いことですし、もう、ぬるいアクションでお茶を濁すようなものは自然に淘汰されていくんじゃないでしょうか?

 武道の世界も同じで、水面下では海外の武術が流入してきて日本の武道業界は地殻変動を起こしそうです。

 昭和初期の唐手が入ってきた時もそうだったでしょうし、中国武術が紹介された時もそうでしょう。

 これはムエタイやグレイシー柔術が入ってきた時も武道の世界は鳴動しました。

 ちょっと前はクラブマガ、その次はシステマ、それからカリ、シラット・・・と続いています。

 比較神話学というのがありますが、私はずっと以前から比較武術学とでも言えるような研究を続けてきました。

 武術を始めたのが映画などに感化されたからで、必然的に空手やカンフー、居合や剣術が中心になりました。

 若い頃にはアクション俳優になりたい!と思ったこともありましたよ。

 でも、演技というのが苦手でですね~? こっ恥ずかしくて笑っちゃいそうですから。

 自分ができないことをできる人達は尊敬しますよ。


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他人を呪うのは自分を呪うこと

 剣体一致の月例セミナーも、楽しく事故なく終わりました!

 マジで達人になりかかってる人も出てきましたね。

 無刀取りは、やり方を知らないと相当危険な技です。約束組手であっても、一歩間違えれば大怪我を負いかねませんから、細心の注意を払って・・・と、普通はなるんですが、うちの場合は、「仕組みが解れば誰でもできるのが武術」だという考えなので、割りとアバウトです。

 だから、知らない人が見たら、「スゲーッ!」と思うか、「こんなの絶対ヤラセだ!」と思うかのどっちかでしょう。

 ただし、無刀取りは切りかかる人間が止めない限り、ヤラセはできません。

 タイミングの取り方にコツがある。つまり、“読み”で必要なんですよ。

「当たる間合で全力で振ってくるのを躱して刀を奪う・・・というのは、達人だけが到達できる心技一体の至極の技なんだ」と思い込んでいる人からすれば、コツがあるなんて夢にも思わないかもしれません。

 事実、コツを知らずに演武する師範も相当います。

 私は、そういう人の演武を見ると、ハラハラしちゃって落ち着きません。「うわ~、この先生、コツを知らずにやってるよ~? 危ないよ~! 死ぬぞ~? 誰か止めろよ~!」と、叫びたくなります。

 無論、私も若い頃はコツがあるなんか夢にも思いませんでした。

 が、それに気づいて研究してきた結果、演武としてやる分には安全にやれるコツを発見し、これを教えるようになりました。

 このコツを知っている限り、どんなに相手が速く振ってきても関係ありません。

 動きの速さではなく、動きの隙間に付け入る技だからです・・・。

 間合という言葉には、単純な距離だけでなく、「動きの隙“間”」という意味も内蔵しています。

 この“間”が解らないと武術は体得できません。

“間”が解ると、達人の技の秘密が簡単に読み解けます。

 これを教えているので、私に習っている人は異常な上達をするのですが、単なる技の合理性を教えているに過ぎないと思い込んでいる人は、いくら教えても上達できません。

“読み”の重要性を理解できない人は、個々の技でしか考えることができないからですし、一番多い勘違いが、身体操作法や深層筋肉の働きで考える人です。

 そんなの関係ないです。重要なのは“読み”。

 有名な先生に学んで上達できないと悩んでいる人も来ますが、私の教えていることの本質に気づく人は、やっぱり少ないですね。それでも、熱心に通っていれば、知らない間に異常に上達していたりします。

 ある流儀を学んでいた人は、“読み”のレベルが上がるに連れて、相手の先手が取れるので短期間に指導者レベルになってしまった様子です。うちの会では、正直言って、まだまだ下手な方なんですが・・・。

 他流ではあり得ないような異常な上達をしてしまうと、「自惚れるな!」といっても無理かもしれませんが、自惚れは現状認識を甘くしてしまうので、必ず言動に甘さ、油断が生じます。

 功なり名を遂げた人が、ふとした事件で自滅への坂道を転がり落ちていくことがありますでしょう?

 勝って兜の緒を締める人だけが本当の成功者になるものです。

 けれども、いつまでも秘密主義にしておく訳にもいきません。今後は段階的に公開していくつもりで、その意志の現れとして『秘伝神業の原理』というDVDを作った訳です。

 どうしてか?というと、これ以上、隠していたら武道の世界がダメになってしまう恐れを感じるからです。

“読み”を駆使する武術の根源的理合を理解している人間が希少になっていると思うからです。

 実際に“読み”を体得している師範でも、感覚的に何となくできるようになった人だと、やはり理解できない可能性もあります。

 私が理論解析できたのは、私が素質も才能も無く、ただ眼力と分析能力を磨いてきたからかもしれません。私が素質と才能に恵まれて、感覚的に体得できてしまっていたら、人に教えることができなかったでしょうから・・・。

 武道武術の理論を指導する著名な師範に学んだ人から、よく聞く話では、この手の師範は教えるのがとてつもなく下手くそで、自分はできても人をできるように教えることができないそうです。

 教えたくないか、理論的に体得できるように教える能力が無いかのどっちかでしょう。

 地方在住で某拳法流派の師範をやっている会員さんから電話があって、彼の友人でフルコンタクト空手をやっている人が達人として有名なU師範の講習会に参加したところ、全く技がかからず白けてしまったとか・・・?

「噂はあてにならないな~」と言っていたそうですが、恐らく、U師範が具体的な体技ではなく“気の技”に凝るようになったので、催眠術的な技の掛け方をしたのではないか?と思います。

 催眠術というのはラポールのある相手(予備暗示にかかっている相手)にしか掛からないものなのです。

 気功と催眠は原理的には同じものと考えてよく、かなり古くから存在していました。

 飛び加藤と呼ばれた凄腕の忍者、加藤段蔵が駆使した呑牛術なんかも催眠術の応用ですし、日本の古武術では“幻視の術”なんかも結構、伝えていました。

 大正から昭和にかけて流行った“霊術”なんかも催眠術を応用した流派が多く、メスメルの生体磁気論に白隠禅師のナンソの法とかを掛け合わせた和洋折衷の疑似科学だったんですね。

 田中守平の太霊道なんて自発動功の応用だし、現在、割りと知られるようになった野口整体の創始者である野口晴哉が気合術の松本道別の弟子だったというのも、その筋では有名な話なんです。

 この辺の東洋の近代的オカルティズムと武術や健康法、新宗教(特に大本教)の関わりについて書いたら本が数冊書けるでしょうが、ブログで書いても一銭にもならないので、やめておきます。

 しかし、現在の武道武術愛好家で、この辺りの事情をまるっきり知らない人が大半みたいですね?

 だから免疫が無くて、気の技とか見せられると簡単に信じてしまう。知識が無いと、やってる技の仕組みが解らないから、盲信して崇めてしまう訳です。

 専門誌でも話題性があると影響力も考えないで取材してしまったりします。私は裏事情を知っているから専門誌に載っているから本物だ・・・なんて考えない訳ですが、一般の人は専門誌に載っている人なら間違いないと信じてしまうでしょう?

 でも、万能に通じる技なんか無いし、仕組みが解っている技は通じないものです。

「最近のU師範は技が通じない相手がちょくちょく出てきているらしい」とも聞きましたが、気の技が万能なんだと勘違いしているんじゃないでしょうか?

 かつての西野流呼吸法とそっくりですが、若い人だと西野流が武道界で批判されて消えていった事件を知らない人も少なくないかもしれませんね。もう20年くらい前だから。

 ちなみに気功に凝ると“読み”の感覚が逆に鈍る場合があります。

 どうしてか?というと、感応にかかって自在に操れる弟子ばかり相手にしていると、外部の感応にかかっていない相手にも通じると誤解しやすいからです。

 私はU師範が気の技に凝るようになってからの動画を見て、腕前が如実に落ちていると感じていましたが、予想通り、実際に他流の指導者クラスには通用しなくなってきた様子ですね。

 だから、武道系の修行者が離れはじめているのではないでしょうか?


 ところで、過日、しつこく公衆電話で嫌がらせ電話をかけてきていた人が、ついに一線を超えてしまった様子で、市内の花屋さんに「游心流の演武会の花束」を注文したようです。

 私の携帯電話に花屋さんから確認の電話があって、頼んでいないと言うと、「公衆電話で注文がありました」とのことでピンときましたが、これはもう立派な犯罪であり、その花屋さんの業務を妨害している訳です。

 一件だけじゃなかったので、もう、私への憎悪に凝り固まってしまい、犯罪を犯しているという認識も無くなっているのかもしれませんね? 見境がついていない。

 この人は、どうもU師範の信奉者の様子なのですが、このような振る舞いが何の得になるのかを考えているのでしょうか?

 第一、どんな嫌がらせをやったところで、私が精神的にヘコむ筈がありません。むしろ、「嫌がらせでやめるとでも思ってんのか? バカヤロー。もっと徹底的にやってやるぜ!」と燃えるだけです。

 なので、私を応援している人達に、「どんな陰湿な嫌がらせにも動じないで一途に信念を貫く長野さん」という私のプラスイメージを広げるだけでしょう?

 また、こんなくだらない犯罪をおかせば、「Uさんの信者は犯罪までおかす。あそこはやっぱりカルトだな~」というマイナスイメージを広げるだけで、贔屓の引き倒しにしかなりません。

 私が何の根拠も無くU師範の批判をしていると思うのは大きな間違いで、既に武道の世界でU師範への疑問や批判の声が公然と交わされているのです。私が特別に“親切な人間”だから、わざわざ忠告しているんです。

 普通は、口では「お見事! 流石は達人」とか褒めちぎりながら、腹の中では舌出して小馬鹿にしていたりするのです。U師範は、既に武道の世界でカルト教祖扱いされはじめています。そういう裸の王様ポジションになっていることを気づいてない。

「そんな詐欺紛いの教え方していたらヤバイですよ」という忠告をしてあげているんだから、感謝されこそすれ非難される筋合いじゃありませんよ。

 無論、忠告を聞かずに嫌がらせで返すような性根の腐った人間も何人もいました。が、そんな人間は嫌がらせを繰り返せば繰り返す程、周囲から人が離れて信頼を失い、仕事も無くして警察のブラックリストに載ってしまったり、精神を病んで入院したり、犯罪を犯して外国に逃げて行方不明?なんて結末になった人もいます・・・。

 私は憎くて批判したり忠告したりしたことは一度もありません! 使命感や、その人のためを考えた末に言ったり書いたりしてきましたから、ただの一度も後悔したことはありません。

 清廉潔白な生き方はできませんでしたが、自分の本道を貫く点で恥ずべきことはしてこなかったと自負しています。

 もちろん、私は言動が過激になり過ぎるので、こちらの気持ちが通じずに逆恨みされたり礼儀知らずと誤解された経験も腐る程ありますよ。

 けれども、相手の表面ではなく真意を洞察できる理知的で人間として尊敬できる人とのお付き合いは逆に多くなったと思います。

 だから、マイナスなんか一つもありません。

 私は、本当に憎いと思っている相手は完全に無視して関わらないことにしています。話すだけ無駄だと思ったら、形ばかりの挨拶をしてスタコラサッサと離れるだけ・・・。

 今回の事件に関しては、うちの演武会だの道場開きのお祝いという名目で注文したらしいのですが、これは無意識に私の言っていることが正しいのだということを認めてしまっているからでしょう。有り体に言えば、この人は本当は私に教わりたいという願望が歪んでしまっている・・・と考えられます。

 しかし、今回のように何の関係もない花屋さんにまで営業妨害を働くのでは、もう救えません。本当に、この人は自分のやっていることが、どれだけ惨めで卑屈で卑劣で、男として最も最悪のやり方であるということを自覚しているんでしょうか?

 こんな真似を繰り返していれば、いずれ確実に捕まり、自分の人生を台なしにしかねません。そんなに自分の人生をドブに捨てたいんでしょうか?

「今回の事件は実際に花屋さんにまで迷惑をかけているので、被害届けを地元の警察に出しておくべきだ」とアドバイスされていますし、見境がついていない様子なので、仕方がありませんから警察に届けるつもりです。

 いくらバレないように公衆電話を使っても、かけた時刻から割り出して公衆電話近辺の監視カメラを調べればバレますからね。複数のお店に営業妨害を働いた時点で、罪は悪質と認定されてしまいます。

 が、この人も哀れです。そこまでU師範に憧れていても、事件が発覚して捕まった時にU師範が助けてくれる筈もありませんからね。「こんなヤツは知らない」の一言です。

 他人を呪うのは、実は自分に呪いをかけることなんです。嫌がらせをこれ以上、続けていれば、いずれ自滅します。そんな事件はTVや新聞で毎日やっているでしょう?

 もう少し冷静さがあって、「これは長野が言っている通りかもしれない?」と考えて、私のところに試しに来ていれば、あっさりと神業を使えるようになって、「何だ~、ばかばかしい・・・」と、笑って楽しく上達できる・・・。実際にそうなった人も何人もいるんですよ?

 もう、私のところの会員の何人かはU師範以上の実力になっています。これから、もっと出てくるでしょう。

 今回のDVDを見てN師範を見れば、既にU師範以上の実力なのが、はっきり判るでしょう。形意・八卦・太極・戴氏心意・御殿手・システマなどの技法の原理を専門にやっている人以上に会得してしまっているんです。未成年でも、うちの稽古システムによって、こんな奇跡のような進化ができたんです。

 武術の原理を理解すれば、誰もが驚異的に進化できる。

 武術というのは、素質も才能も関係なく、理合が解れば、それに応じて戦闘力はどんどんドラゴンボールみたいに上がります。だから、面白い!

 達人しかできないと思っていた技がどんどんできるようになる・・・というのが当たり前になり過ぎて、ちょっと感覚が狂ってしまいましたが、知ってる知らないで、こんなに差が出るとは夢にも思いませんでしたよ。

 でもね。本当に、今回の事件で私は考えさせられました。

 いかに、武道の世界で、嘘・インチキ・間違いが蔓延しているか? 真面目な修行者が道を誤らせられて無駄な時間と金と労力を吸い上げられているか?

 こんなことでは日本の武道武術の文化は滅亡してしまう。何とかしなきゃいかんと思っています。

 他にできる人、やろうとする人もいないので、私がやる!と、そう決めてるだけです。

 この公衆電話君も、恐らく、このブログを読んでいるでしょうから、最後に私信です。

「自分の人生をドブに捨てても気に入らない相手を潰したいですか? でも、貴方がやってることは憧れのU師範にとって何一つメリットが無く、ただ“カルト団体に洗脳された”というマイナスイメージを世間に広げてU師範の名前にも傷をつけるだけですよ。自分の価値を下げるのはやめておきなさい。捕まる前に自分から名乗り出てお詫びすべきですよ。それができるかどうかで、貴方の人生は変わりますよ」

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五月セミナー『剣体一致』

 五月の月例セミナーは、剣術と体術の関連について解説し、最終的には無刀捕りができるようにお教えします。

 まっ、こういう具合に書くとビビッてしまう人もいるかもしれませんが、無刀捕りには純然たるコツがあり、これを知っていれば、そんなに難しい技でもありません。

 無論、ブンブン振り回しているのを取り押さえろと言ったら達人でもできるかどうか?というくらい難しくなりますが、人間、最初から最後までブンブン振り回せる訳ではなく、振る直前と振った直後は動作が途切れる瞬間がある訳です。

 そのタイミングの捕らえ方が無刀捕りを練習する最大の意味であり、それが“読み”に直結している訳です。

 つまり、読みの訓練として無刀捕りは一つの完成形と考えることもできます。

 素手で刀を奪えるのなら、剣で剣を制するのはもっと簡単な筈ですし、刃渡り70cm前後の刀を奪えるのなら、ナイフや包丁なんか屁でもない?という具合に精神的余裕が生まれていく訳です。

 さらに言えば、日本刀を素手で奪えるくらいになれば、素手のパンチやキックは、すかしっ屁ほどにも感じない・・・という具合になるでしょう。

 私が武術に絶大の信頼を持つのは、“読み”を駆使するからであり、個別の技ではありません。

 相手の攻撃が読めれば、対処法はいくらでも工夫できます。

 何故、その点に言及する人がほとんどいないのか? 私は不思議で仕方がありません。

 恐らく、“読み”の習得法を知らないから感覚的にこなしているだけで、戦闘理論として明確に説明できないからなのでしょう。

 仮に、“読み”って何?と言っている人がいたら、その人は武術の本質をまるで解っていないと考えて間違いないでしょう。

 一時期、「武術とは身体操作法である」と勘違いする人が続出しました。

 今でも、そんなことを言っている人がいますが、“身体操作法”というのは百の流儀があれば百通りのやり方があるのであって、唯一絶対の正解がある訳ではありません。

 身体の使い方というと、あまりにも漠然とし過ぎています。

 一口に武術といっても多種多様な流儀があって、それぞれ特徴的な身体の使い方を伝えているのですから、そもそも何の理論的裏付けにもなりません。

 極論すれば一人一人全部違うのです。

 誰でも柔道と空手が全然、身体の使い方が違うことは判るでしょう。

 空手とボクシングだって違いますね?

 これは踊りで考えれば判りやすいかもしれませんね。

 バレエ、フラメンコ、パントマイム・・・、みんな違いますね?

 では、共通点は無いのか? もちろん、あります!

 それが今回のテーマである「剣体一致」です。

 外見上、まったくの別物に見える剣術と体術を原理的に一致させるものが何か?ということを、今回は解説指導するつもりなのです。

 それは人間の身体そのものであり、身体の機能性に着目した合理的な動きについて考えられたものが武術なのだ・・・ということを明らかにしたいと思っています。


PS;新作DVD、完成しました! 4時間近くの膨大な内容ですが、意外と退屈せずに見れると思います。特に数十人を崩す技?などが、気のパワーによるのではなく具体的な身体技術で簡単に体得できるものだ・・・という点は見物じゃないかと思います。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
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