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緊急告知 『重心力を極める武術のコツ』 2014/06/27 発売!

今週金曜発売『重心力を極める武術のコツ』プロモーション用動画が出ておりますので、是非、御覧ください。

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https://www.youtube.com/watch?v=p5krvmkOoes&index=3&list=FLo4uCncLF4gupZRmmkn7r6Q
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清心館道場十周年記念誌

 佐原文東先生が主宰されている清心館道場が、昨年、開設十周年を迎えたとのことで演武会とパーティーが開催され、私は仕事の都合でパーティーだけ参加致しました。

 また、十周年を記念すると共に、会の行く末と合気道のこれからを考える記念誌を出すのに、対談記事を載せたいとの御要望を戴き、不肖、私も佐原先生と佐原先生の御門弟のMさんとの三人で対談をやらせて戴きました。

 とは言っても、いつだったっけ?というくらい時間が経過してしまい、記事内容の確認と構成の相談を受けたのも数カ月前だったので、忘れかけていたのが正直なところ。

 しかし、「ようやく完成しました」とお電話を戴き、橋本駅前で待ち合わせて記念誌を頂戴すると共に、いつものように武術談義をしてきました。

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 現在は遠慮することなく佐原先生と交流があることを隠さなくなりましたが、最初の頃は武道業界で悪魔のごとく忌避されている私と親しいことが知れ渡っては佐原先生の御迷惑になるのでは?と思って、お名前を出さないようにしていたものでした。

 佐原先生の方から「気にしないでいいですよ」と言って戴いて、こうしてお名前を出すようになりましたが、やっぱり今でも少しは気にしています。

 ただ、「出る杭は打たれるけれども、出過ぎた杭は打つに打てない」という誰かのアレンジ格言の通り、「実質的に武術の業界で最も活躍しているのは私だよな~?」と思うので、もはや専門雑誌に載るかどうか?を考える必要もないでしょう。

 人伝えに聞いた話では昔のライター時代の同僚が、「長野さんは所詮、専門雑誌には採り上げてもらえないから、武道の世界で評価はされないよ」と言っていたそうです。

 別にそう言われても腹も立ちませんでした。武術武道の専門雑誌がどうやって作られているか知ってるから、専門雑誌に載ることがブランドの確立になるという認識は私には全然無かったので・・・。

 だって、恐らく現状の専門雑誌より、私の単行本の方が部数が多いでしょう。

 クエストさんのDVDだって、何年も前に出したものなのに、未だにチョコチョコ売れてるんです。専門雑誌に載ってないのに、これだけ売れるという事実が、現在の武道武術の世界に物足りないものを感じている人達の受け皿になっているということを表しているんじゃないでしょうか?

 専門雑誌イコール、ブランドだという認識そのものが既に十年以上も前の感覚です。

 現に、中国武術の専門雑誌が無くなって十年くらい経過しますよね? 何で復活できないのか?というと、要するに、面白くないから売れないんですよ。

 面白く書けない自分達の努力の足り無さを反省しなきゃダメでしょう? 志しが無いのなら、せめて野心くらい燃やして欲しいですよね。「俺は絶対、成り上がってやる!」みたいな気持ちが無くて、売れっ子になれる訳ないじゃないですか?

 確かに私は評判が異常に悪いですよ。でも、裏を返せば、それだけ支持者が居るってことで、マイナスの評価を気に病む必要もないでしょう。

 今は、とにかく何だかんだと理屈言ってもダメ! 売れるかどうか?という一点をハードボイルドに追求しなきゃダメですよ。

 私の戦略は、目先の売れ行きを考えてアイドル武術家をでっち上げようとするんじゃなくて、読者が求めている本当の情報を提供する!ということを考えて書いてるから、「待ってました! 流石は長野さん」という信頼感を築いてきている訳ですよ。

 ライターや編集者のやっちまいがちなのは、マニアックなだけの自分の考えで書いてしまうってことです。読者目線じゃないから受け入れられなくなるんですよ。

 はっきり言って、私が書いたら中国武術の雑誌だってバンバン売ってみせますよ!


 佐原先生の著書も増刷されて一万数千部に達しているようです。

 それだけ内容が良いから支持されている訳です。

 佐原先生は、いろんな流儀を学ばれているので技術論が抜きん出て優れていますし、学ぶ姿勢に関して非常に謙虚な方です。

 合気道や剣術について佐原先生とお喋りしていると時間を忘れてしまいます。

 正直、これだけ技術論を交わせる先生は佐原先生くらいかな~?とも思いますし、合気道の良さを注目するようになったのも佐原先生の教本を書かせて戴いた点が大きかったですね。

 直接習った訳じゃありませんが、十年くらい道場に通ったのと同じくらいの情報を戴いた印象があります。「これはラッキーだ!」と仕事そっちのけでのめり込みましたよ。

 そして、佐原先生を通して山口清吾先生のことを知ることができたのも有り難かったですね。

 本当の人の縁というのは、直に会ったとか習ったとかよりも、どれだけ自分の意識がその人に向かっているか?という“想い”の問題だと思うんですね。

 例えば、私が昔から本を読んで憧れだった松田隆智先生青木宏之先生初見良昭先生とは、その後、会うことができました。

“想い”が縁を引き寄せた訳です。

 その手の話は挙げればキリが無いくらいあります。が、それは私が“想い”が特別強いからなのかもしれません。

 だから、格安で常設道場が入手できそうだし・・・。

 50万くらいかかったけど、何と、30畳くらいの広さだったんですよ! やったぜ!

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『初心者からの居合道 新陰流』小山将生氏への疑問

 奇しくも同じ相模原市内で活動されている新陰流居合道の小山将生氏の著書を町田の書店で見かけて、購入してきました。

 以前の著書には千葉真一さん、今回は若林豪さんという時代劇で活躍されている俳優さんのインタビュー記事も載っていて、時代劇ファンとして楽しく読んでいます。

 千葉さんも若林さんも柳生十兵衛を当たり役にされていたのは50代以上の時代劇ファンにはおなじみでしょう。もっと上の世代だと近衛十四郎のイメージが強いかもしれませんが・・・。

 小山氏は編集者出身の方だと聞き及んでおりますが、出版のプロだからこそ、著名な俳優への取材も可能だったのかもしれません。

 それは、大変、結構なことで読者としても楽しく読んでいるのですが・・・。

 しかし、今回の著作中には、研究家として見逃す訳にはいかない重大な間違いがありました。

 誤解されると困るんですが、ここに書くことは、「事実はどうか?」という疑問の提示であって、他意はまったくありません。

 直接、小山氏に質問すべきか?とも思いましたが、公刊された本に書かれている事柄なので、公に質疑をするのが適切か?と思って、ここに書くものです。

 私のブログは武術関係のプロの方も多くチェックしているので、本に書く以上に業界関係者に広まり易いので・・・。悪しからず、御了解ください。


 まず、著書中、54ページの「新陰流居合道について」ですが、問題の箇所は、“新陰流継承の以前より、柳生宗厳は、新當流居合なども極めていたといわれており、そのような居合・抜刀の技法も、剣術などとともに柳生家には伝えられ、それらが今日における新陰流居合道の基礎となっている”とあります。

 また、小山氏の経歴によれば、“江戸柳生流剣術”を伝承されているとのことです。

 新陰流は上泉伊勢守信綱によって創始され、多くの流派を生み出した日本剣術の母体的な流派の一つです。

 ざっと挙げても、疋田陰流(疋田豊五郎)、神後流(神後伊豆守)、松田派新陰流(松田織部之助)、奥山流(奥山休賀斎)、駒川改心流(駒川太郎左衛門)、狭川派新陰流(狭川甲斐守)、タイ捨流(丸目蔵人佐)とあり、また、小笠原玄信斎の真新陰流からは神谷伝心斎の直心流、針ケ谷夕雲の無住心剣術が出ていますし、松田織部之助の門からは近衛十四郎の最高傑作と評価が高い『十兵衛暗殺剣』の敵役、幕屋大休が出ています。

 その上泉伝の正統な伝承は、無刀取りの工夫をして伊勢守に認められた柳生宗厳(石舟斎)に伝えられ、以降、柳生家の家伝として江戸時代に隆盛します。

 当初は、宗厳の息子の宗矩が将軍家の兵法指南役となり、また後に惣目付となって但馬守となって伝えた江戸柳生と、宗厳が正統な後継者と定めた孫の兵庫介利厳による尾張柳生の二つの系脈がありましたが、江戸柳生は江戸時代半ばで衰退し、明治の頃には失伝してしまっています。

 尾張柳生は代々、継承されていき、“最後の継承者”とされる柳生厳長が苦心して育てた弟子達によって現代まで伝えられました。

 今日、日本各地で新陰流を名乗って活動している団体のほぼすべてが厳長に学んだ高弟の流れを汲むものと言えます。

 とすれば、現在、江戸柳生の系列の新陰流を名乗っている団体の出自は何か?という疑問が出るところでしょう。

 江戸柳生を名乗っていた人物としてはTVや映画の時代考証にも関わった大坪指方という方が居ました。

 小山氏が学んだのがこの系列の師であるとすれば、当然ながら名前を挙げるのが筋であろうと思いますし、もし、教授資格を得ていないから名前を出せないのであれば、その旨、きちんと公にして「個人的に新陰流を研究している」と言えば良いのではないか?と思います。

 この点は日本武術の最も曖昧にしてきた問題なので、とやかく言うつもりもないのですが、間違いを広めてもらっては困るので、研究家として指摘している次第です。

 無論、江戸柳生の伝書も宗矩の『兵法家伝書』や十兵衛三厳の『月之抄』といった優れたものが遺されていますから、それらを参考に復元した“江戸遣い”という新陰流の勢法(型)もありますけれど、それを江戸柳生の剣術だと称して指導するのは常識的に考えてもおかしな話でしょう。

 それから、肝心の“新陰流居合道”に関してですが、これは小山氏の解説は完全に間違いであります。

 なぜ、断言できるか?と申しますと、そもそも新陰流には居合抜刀術は付随していなかったからです。

 余談ながら、上泉伊勢守信綱の息子の常陸介の息子権右衛門は、父の命令で長野無楽斎に弟子入りして居合術を学んでおり、これを勘違いして新陰流の居合道だと取り違える人も居るのですが、長野無楽斎は居合術の開祖とされる林崎甚助重信の弟子であり、新陰流とは無関係なのです。ちなみに、古武術界の超有名人である黒田鉄山先生が伝承している民弥流居合術が、この上泉権右衛門の開いた流儀です。

 では、新陰流居合道とは何か?と申しますと、これは、柳生厳長と、その父で最後の尾張藩剣術師範だった厳周に学んだ鹿嶋清孝が広めたものです。

 鹿島が“新陰流居合”と称して広めたのです。

 鹿嶋が学んだ居合術は、幕末に尾張柳生の技術的再興を果たした長岡桃嶺が制剛流抜刀術を組み入れて以降、伝えられたものなのです。

 制剛流は水早長左衛門信正によって創始された柔術・拳法・捕手・捕縄・隠し武器等を総合的に伝える流派で、独自の居合抜刀術も伝えていました。

 この流儀の梶原源左衛門直景(制剛ヤワラ組打骨砕きの伝と称する)が召し抱えられて、尾張藩に広まったようで、その子、源左衛門景明から柔術と居合術が伝わったようです。

 制剛流が新陰流に併伝されるようになり、刀法に新陰流剣術との融合性が見られるようになりますが、新當流に伝わる居合抜刀術とは技法的にまったく別物で、多少なりとも居合の心得がある者が見比べてみれば一目瞭然に別物なのが判るものです。

 余談ながら長岡桃嶺は、幕末の各流儀の竹刀での試合稽古への対応を考えて、試合勢法を考案したりしており、新陰流の歴史上でも特筆されるべき名手でした。

 他流の技を組み込んでいく例としては、現代に伝わる無外流(辻月丹創始)が、併伝された自鏡流居合術(多賀自鏡軒創始。新田宮流和田平助の門人)のみが伝わって、無外流剣術そのものは失伝してしまっている・・・という皮肉な事情もあります。

 より有名な流派名で広めようとする宣伝戦略は理解できますが、文化伝統の真相をねじ曲げてしまうのは感心しません。その流儀を興した先人の努力を踏みにじることになるでしょう?

 小山氏が、これらの事情をまったく知らなかった可能性もありますが、そうだとするなら、いかにも不勉強の謗りを受けても仕方がありますまい。少なくとも古流を指導する以上は、学んだ師伝を明らかにするのは最低限の礼儀ではないでしょうか?


 かく申す私自身、様々な流儀を齧り歩きましたが、師より教授の許しを得た流儀は一つしかありません(武道医学の中伝位に相当する免許として東郷平八郎の書いた「武医同術」の書のコピーを卒業証書代わりに武道医学会の二代目会長サイード・パリッシュ・サーバッジュー先生に頂戴しています。突き指とギックリ腰治すくらいしかやってませんが、せっかく学んだんだから無駄にしないで勉強し直そうかと思ってます)。

 だからこそ、私は自分を武道家だの武術家だのと名乗る資格が無いと思っており、さりとて、これを指導するしか生活の手段が無く、致し方もなく“研究家”と名乗って教えるようになっていった次第ですが、武歴に関しては記憶している限り、正確に書いてきたつもりです。そうしなければ詐欺だと思うからです。

 もの書きでちゃんと食えるようになったら、隠居して代表は譲り、後は研究活動だけ続けて稽古は完全に趣味道楽でやるつもりなのです。私自身は、最初から広く普及するつもりも無いのです。

 それでも私が研究してきた事柄が、いろんな流儀の修行者に役立ててもらえているという声があるから、続けてこれた訳です。

 事情を知らない人はギョッとする話ですが、元来、武術武道の世界は、経歴詐称、流派捏造が大半と言っても過言ではありません。八割九割がそうなんですよ。私も最初は唖然となりましたから・・・。

 が、だから、「自分もやっていいんだ」ということにはなりません。

 流派や団体の正統論争なんか糞食らえだと思っている私ですが、間違ったことが広まって武術武道が誤解されていくことだけは容認できません。

 正しい情報、正しい知識が広まれば、武術武道という文化が世の中に貢献できる要素は極めて多大だと思うからで、そのために個人の考えで伝承内容を破壊してしまってはいけないと思うのです。

 世の武道家の多くが、ただ自分の腕前を磨くことにしか興味がなく、無批判で従順な弟子を可愛がり、遅々として上達しない弟子に十年二十年三十年と愚直に練習を積み上げることの重要性を説き、自分に及ばない弟子の未熟をほくそ笑むような不合理な指導をしています。

 武道の世界は“馬鹿”を称賛し、“愚直さ”を美徳とする愚かな風潮を延々と続けてきました。

 その結果が、嘘と間違いと嫉妬と頑迷・・・その結果としての独善思考の持ち主の巣窟となり果てています。

 文化として腐っている現状を、なぜ、改善しようとしないのか? 自己保身と現実逃避の区別もつかない人が多過ぎるようです・・・。

 けれども、個人が造作もなく情報発信できる時代で、間違いを延々と定着させ続けることはできないでしょう。やってる人間に洞察力が無くとも、外部にそんな人間が居ないとも限らないからです。

 ただ、真面目に練習してさえいれば良い・・・という時代ではなくなったのです。

 少なくとも指導者たる者は、まず、人を指導するに足る知識・技術・見識を磨いておくのが先決であり、自身の学ぶ門流について如何なる質問にも答えられるように生涯に渡って日々の勉強を欠かさないでいることは最低限の心得るべき条件でしょう。

 営業能力は指導者にとっては“外の物”なのです。無くとも構わない。

 普及することを急いではなりません! 間違いが広まるより失伝させた方がマシだというのが日本の武の伝統だからです。

 武術に限らず伝統文化を継承していくという行為には大変な責任が伴います。現状が、いいかげんな業界だから自分もいいかげんにやって良いということにはなりません。

 これまで、あまりにもいいかげん過ぎたからこそ武術の文化伝統は社会的評価が得られて来なかった・・・。

 だからこそ、次代を担う我々は改革の志しを持たねばなりません。それには、「事実は事実としてしっかり提示すること」であり、私心を持ち込んではなりません。

 以上、自戒を込めての斯界への提言とさせて戴きました。

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六月セミナー“伸筋”感想

 今年の月例セミナーも半分終わりました。

 早いですね~?

 うちの技は基本的に脱力技法なんですが、比較のために、今回は伸筋を使った技について解説指導してみました。

 伸筋技法について最初に理論を出したのは、私の記憶する限り、吉丸慶雪氏だと思います。発勁や合気の技法の本質が「伸筋を使った透徹力(吉丸氏の造語)である」というもので、20年以上前でした。

 この理論は密かに武道業界でかなりの注目を浴びていたように思います。

 もっとも、後の著作では「あれは間違いだった」と吉丸氏自身が書かれていたようにも記憶しています。

 恐らく、伸筋技法と脱力技法の違いに気づかれたからではないか?と思いますが、詳細に読み比べていないので確実なことは言えません。

 事情を知らない人が私が提示した理論と勘違いしたら困るので、敢えて付言しました。

 特に、空手や拳法、打撃系格闘技の人が、「脱力が大切というのは、屈筋の力を抜いて伸筋を使うことなんだ」と説明するようになったのは、吉丸氏の本が出て以降のことだと思われます。

 どうも、武道をやっている人間の特徴として、名のある人が言うことや本に書かれていることは何の疑いもなく鵜呑みにする習性があるようですね?

 例えば、「ナンバが江戸時代以前の日本古武術の身体操作法である」という真っ赤な嘘も、もはや何の批判検証もされないまま既製事実であるかのように流通されたままになっています。

 広めた張本人の甲野氏なんて、「誤解されて広まった」と責任逃れコメント出して済ましてるんだから、開いた口が塞がらなかったですけど、まあ、元からそういう平気で嘘ついて責任取らない人なのは十二分に判っていたので、今更、腹も立ちませんが・・・。

 でもね~、いい加減に真贋見抜ける人が、ちゃんと出てきて欲しいですね? でないとバカと嘘つきしかいない業界みたいでしょ?

 ナンバ、ナンバって言ってる武道の先生を見かけると哀しくなるんですよ。

 私はもの書きなので、専門の本に書かれていることが、いかにいい加減なものなのか?という現実(武道研究の大家というフレコミの藤原ナントカって人の本は、壮絶にデタラメでのけ反った。仮託の話を本当だと思って書いてるから笑えます。三蔵法師は武術の達人なんだって?)を知ってるので、基本、他人の理論は信用しません。試してみて、「これは正しいけど、これは間違い」という具合に判断しています。

 やっぱり、気質的に根っからの研究者タイプなんでしょうね?

 そんな訳で、私は屈筋だけでなく伸筋の力も抜くのが脱力技法の要だと考えています。

 けれども、どこがどう違うのか?というのは、見た目ではほとんど判らない。だから勘違いされてしまう。

 なので、伸筋技法をまず体得してもらって、それから脱力技法との違いを身体で判ってもらおうと考えた訳です。恐らく、自分で体得しない限りは違いに気づかないから。

 他に言ってる人が居るかどうかは知りませんが、私の研究によれば、いわゆる伸筋技法は、武術で言うところの剛の技法のことなのですね。

 剛の技というと誰もが力任せの筋力をイメージしますが、武術が戦闘の技術である以上、単純に生来の力任せの筋力を使う道理がありません。

 武術では、生来の力任せの筋力を“拙力”と呼んで区別しているのです。拙力と剛の技の威力は別物なのです。

「武術は肉ではなく筋(すじ)を使うのだ」とも言われますが、この言葉の意味を判ってる人がどのくらい居るでしょう?

 筋(すじ)を腱(筋肉と骨を繋ぐ部分)のことだと考えることもできますし、間違いとは言えませんが、それだけが正解とはなりません。

 正解は、「全身の伸筋の連結」であり、そのコツとして「骨格による誘導」がある。

「筋肉ではなく骨が大切」という理論を唱える人もいますが、これも正確に言えば、「骨格で誘導することで伸筋を連結していき全身の筋連動を用いる」ということになります。

 伸筋技法が打撃技と相性が良いのは、全身の筋肉を繋いでいくので威力が大きくなるという点にあります。

 そして、屈筋のように筋肉の収縮解放によって瞬発力を発揮するのではなく、筋肉を伸ばして繋げていくことによって力を伝達することができます。

 ブルース・リーが演武してみせたワンインチ・パンチも、広背筋から肩甲骨、肩、上腕、肘、前腕、手首、拳へと筋肉を繋げて力を伝達していました。

 これは南方の拳法によく見られる上体のみの操作で打撃力を出すものですが、各派に独特の工夫があって、中には内股の締め付けで骨盤を捻って力を送り出すやり方をする人も居ますし、これが沖縄剛柔流に見られる尻をしゃくりあげるように“巻く”動作に結びついているのだろうと思われます。

 つまり、伸筋を繋ぐ時に筋肉を締める剛体化の身体操作をする訳です。

 少々、細かく書きましたが、伸筋技法は私の専門ではないのでメカニズムが知れわたっても、うちの技とはかぶらないから無問題なので・・・(笑)。


 さてさて、今回のセミナーですが、のっけから「私は伸筋技法は嫌い!」と宣言してからやったんですが、やっぱり発勁、それも零勁(0距離打撃)でやってもらうのが一番、わかりやすいかな~?と思って、普通の冲捶(中段順突き)からやってもらいました。

 要領はいつもの発勁と同じですが、伸筋を使う場合、いつもはやらない足裏を踏み込んで力を足首、ふくら脛、膝、太もも裏、骨盤、背骨、肩甲骨、腕・・・へと背中側を対角線上に力が伝わるようにします。

 つまり、右足を踏み込んで左拳で打つ、左足を踏み込んで右拳で打つ・・・という次第です。

 ちなみに、このやり方は誰にも指導していませんでしたが、体道塾のN師範は自分で気づいていた様子で、先日、指導中に解説していました。

 多分、やってるうちに自分で気づいたのだろうと思いますが、一を聞いて百も千も応用させられる感じになってきて、オイチャンは彼が闇に呑まれないことを祈るしかできないっスね~。

 セミナー開始前にも回し蹴りやってみせていましたが、キック・スタイルでもプロ級の技のキレで、格闘家になっても活躍できるだろうな~?と思いましたが、ショービジネスの世界で“金”に塗れてダメになるより、彼の才能は活殺自在の武術家としてこれからの時代に役立てて欲しいから、目先の個人的成功は目指して欲しくないです。

 ただ、私は押し付けがましいセンセイにはなりたくないから、個人的希望として書いておくだけ・・・。

 これまで、不本意ながら何人もの会員を破門にしてきました。注意して直らなかったら破門にする。それだけのことでしたが、私は、やっぱり武術は生きるか死ぬかの精神を背景に持つものだという厳しい認識を無くしてはいけないと思うんですよ。

 強さを他人に見せびらかすためにやるものじゃないんですよ。

 無論、「俺、最強!」という自己満足に浸るためのものでもない。

 スポーツは競うためのものです。競うことで自分を磨き、相手を尊重するスポーツマンシップも生まれます。

 しかし、武術は生き残るための戦闘術です。生き残ることが目的だから手段は選ばないものです。卑怯卑劣も戦術の内です。戦う以上は勝たなきゃ意味がないんだから・・・。

 が、その修羅道の果てにあるのは、戦いの連鎖から逃れることです。敵が無い状態だから“無敵”と言う次第。

 そういう深い生命哲学に想いを馳せることのできる倫理的で理知的な人間でないと、軽薄な人間が武術を学べば、覿面に自惚れて舞い上がって優越意識に凝り固まってしまい、現世利益の亡者になった揚げ句が“外道”に成り下がってしまうんです。

 失敗例は腐る程、あります。

 少なくとも、游心流からそんな人間は出したくありません。方法は二つしかありませんね。入会希望の時点で排除するか、入会してからその兆候が現れたら二回注意して改善しなかったら破門にする・・・。

 まあ、経験上、言えることは、同じ失敗を二度繰り返す人は、だいたい、三回やりますよ。そして、三回やる人間は、いくら注意しても直らないですよ。

 なので、一回は笑って注意します。二回目は真剣に叱責します。三回目は破門します。

 破門した人のその後を風の便りで耳にすることもありますが、案の定、問題が拡大してしまっている人が多い。自覚的に直さないと自然に直らないですからね。

 そして、自惚れて舞い上がっている人間は注意しても無駄な場合が多いから、逆恨みされても嫌だから・・・と、注意しない先生も多いです。よって、注意しない先生から「認められている」と勘違いしてしまう訳ですよ。

 大体、成功哲学とか凝ってる人って、自惚れ屋になりがち(口先では謙虚さや誠実さをやたら言う)なんですが、やたらプラスのイメージ、快感原則ってことばかり言うんですけど、多くの場合、現実的問題点から目を逸らしてしまうんですね。

 脳内ファンタジー・ワールドに溺れて現実感覚が麻痺していく。現実逃避なんですよ。

 自惚れの怖さは、自分の問題点を反省しなくなることです。反省しないから問題点が拡大再生産されてしまう。

 で、事件に発展する時は、だいたい、金か女か、どっちかですね~。欲望は理性を狂わせるからね。


 あっ、すいません。余談過ぎました・・・。

 かく言う私も自惚れた時期はありましたよ。でも、そういう時期は天罰覿面で失敗するし、うまく行かなくなるもんなんですね~。

 ただ、本当に幸運なのは、「もう、ダメ! どうしようもない・・・」って、お手上げ状態に陥ると、不思議に助けてくれる人が現れるんですよ。

 そういうのが何度も何度もあって、「あっ、これは俺の力じゃないな~。何か役割があって、それを達成させるために俺が選ばれてるだけなんだ」と、ある時、ふと思った訳ですよ。

 だって、私の能力では、本来、ここまで武術の秘伝だの極意だのの秘密を解読できなかったですよ。

 解読できる先生方と縁があって教えを戴いて(見せてもらえば教えたと同然で、解説してくれただけでも半分以上は教わったようなものです)、次から次にいろんな種類の武術を研究する機会があったんですね。

 気づいてみたら、技の読解能力に関して斯界に並ぶ者が居ない水準に達していました。

 しかし! いろんな失敗を繰り返したのも無駄にならなかったですよね? もう、自惚れないもんね~。自惚れたら自滅の坂道を転がり落ちるだけだと判ってるから。

 だから、本当に良い縁だけが繋がってきていますし、問題起こしそうな人とは自然に離れていくようになりました。

 いや、離れるのもお互いのためであって、私と接触することで問題を起こしそうな人が起こさないで済むようになったりしてるみたい?

 そもそも、破門した人達も憎くて破門した訳じゃありません。「貴方には重大な問題点があるから反省してくださいね」という気持ちだった訳です。

 本当に憎い人には何も言いませんからね。

 そういえば、松田隆智先生もそうだったらしいですね? 愛情のある人に対しては時に凄い怒鳴ったりするらしい。でも、それは、その人に特別に愛情があるから相手の問題点を許せない訳ですよ。

 今は、私も松田先生の気持ちが凄くよく解ります。愛情が無いと怒れないもん・・・。


 で・・・セミナーに戻りますと、空手の逆突き(骨盤の横回転を加える)、形意拳の崩拳(骨盤の縦回転と後ろ足の寄せ足震脚)と続けましたが、伸筋技法は脱力技法と比べてキツイので、皆さん、ちょっと苦労してました。

 ただ、これで苦労しておくと、脱力技法が実に楽であるということが、より判る。

 それと弱点について理解していれば、効かなくさせることもできるんです。

 吉丸氏が「間違いだった」と書かれていたのも、ここに気づかれたからではないか?と思いますが、空手・拳法系で言及している人がいない様子なので、黙っておきます。

 何でか?

 弱点に気づいてない相手と戦えば楽勝で勝てるでしょ?

 やっぱ、うちみたいな弱小団体は大手から本気で潰しにかかられたらどうしようもないでしょう? 絶招(奥の手の必殺技)の十や二十は用意しとかなきゃ~ね~?

 大サービスで、一つだけ伸筋技法と脱力技法の見分け方を書いておきましょうか?

 指を大きく開いて張り出していたら伸筋使ってる。指が半握りで丸まっていたら脱力技法を使っている・・・という具合に思えばいいでしょう。

 無論、見た目で判らない先生も居ると思いますが、見た目で判らなければ、戦っても勝てないと考えてください。本当の達人は分析不能なんですよ・・・。

 ちなみに・・・最近、スピードを出して動いている人を見ると、何か無駄に見えて仕方がなくなってきました。予備動作が消えていればスピード出す必要が無いからです。

 個人指導で来ている人に発勁ローキックを1/3くらいの力で枕越しに蹴ってみせたら悶絶してしばらく(一分くらい)起き上がれなくなってしまいました。

 これは、見た目はヒョイッて感じの何のスピード感も迫力もありませんが、重心沈下のエネルギーを用いるのでメチャクチャな威力が出ます。キックミット越しに受けても脚が折れそうになるので、北島師範はまともに受けないで流すようにします。

 この時も、「先生が、メチャクチャ加減して蹴ってるのは判るんですけど、いきなり骨をぶっ叩かれたみたいに響いて、これ、直接、まともに入ったら絶対に脚折れますよ」と、ブルっていました。

「ねっ? 俺が怪我させないようにメチャクチャ加減してるって言ってるのがハッタリじゃないって判るでしょ?」と言うと、「いや、これは受けてみないと、見た目じゃ絶対、判らないですね?」と感想を言っていました。

 威力の質が違うんです。浸透勁の威力が地面と反発して骨に爆発的な衝撃を発生させるみたい。

 重心移動で沈身のエネルギーを作用させるには、フワッと打って、ズドーンと重さを乗せないとダメなんです。ビュッ!と打って素早く引き戻したら、力の作用する時間が短過ぎて、効かなくなるんです。

 確認していないんですが、人伝えに聞くところでは、同様のローキックを使うフルコンタクト空手家が居るんだそうですが、ひょっとして、うちに来たことある人かもしれませんね? この技、重心移動の威力をローキックに如何に作用させるか?と考えた末に私が開発したオリジナル技なんで・・・(新作DVDムック本でも実演しています)。

 スピードを出すためには予備動作が余計にかかってしまいます。そうやって出したスピードは、射出速度は速くてもすぐに落ちてしまいます。

 一方、重心移動を駆使すると緩急の使い分けもできるし、途中から動きを急加速することもでき、予備動作も必要ありません。速く見える動きはまだ遅い。武術の速さはまったく見えない動きの速さでなければなりません。

 この理屈は日本剣術を本格的に学び始めて判ってきましたよ・・・。発表するには、もう少し時間が必要ですかね~?


追伸;値段がバカ高いから、どのくらい売れるかな~?と思っていたら、お陰様で『秘伝神業の原理』、限定販売部数の半分を越えました。この調子だと数カ月後には入手不能になると思いますので、どうしても欲しい方はお早めにどうぞ。尚、生産中止したものの再販はしません。自分でも、ちょっとでも古い作品は恥ずかしくて見たくないんですね。会員の実力もどんどん上がっているので、最新作が最高傑作と御理解ください。

追伸2;念願の常設道場、相模原市渕野辺に七月から開設できそうです。もっと何年もかかるかと思ったけど、安い場所がこんなに近くにあったとは・・・?

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天真會吉田先生個展

 天真會の吉田晶子先生の初の個展があると青木宏之先生からメールを戴きましたが、おっちょこちょいにも中身が書いてな~い!

「もう~、しょうがないな~(苦笑)」と思って深夜だったんですが、「青木先生はいつも起きてるから、まっ、いっか~?」と思って電話してみました。

 すると、3日から7日に掛けて銀座のギャラリーで開催されるそうで、特に3日はお昼から吉田先生の娘さんの倫子さんと丸山さんの剣武天真流の演武もやるそうで、「もう、去年の年末の時から比較にならないくらい上手くなってるよぉ~」と言われるので、それは是非、見てみたいな~と、ちょうど、アスペクトに打ち合わせに都内に出る予定でもあったので、足を延ばして銀座に行くことにしました。

 翌日、2時間前くらいに出掛けて、橋本から京王線で新宿へ、そこで都営新宿線に乗り換えて市ケ谷で有楽町線に乗り換え、銀座一丁目で降りました。

 地下鉄の3番出口から近く、“ギャラリーうえすと”はすぐに見つかりました。

 地下1Fの現地に降りると、天真書法塾の会員さんなんでしょうね。相変わらず女性の方が多い中、新体道と剣武の会員さんも見かけました。

 意外にも吉田先生の個展は初めてなんだそうで、お弟子さんをどんどん独立させているから、とうの昔にやっているものとばかり思っていました。

 何しろ、吉田先生は私にとって恩人なんですよね~。数年前に急にパニック障害が酷くなって、電車をまともに乗れないくらいになってしまった時に、パワーネックレスというか? これを頂戴して発作がケロッと治ってしまい、それ以来、これを持っていれば発作が起きないので、非常に助かっています。

 体内の循環が良くなるみたいですね。

 父親もそうだったから遺伝的に私は循環が悪くなりがちなんだと思います。修行で副作用がいろいろ起こったのも体質的な問題でしょう。

 逆に意念が強過ぎるので、身体が精神についていけない感じがありますね~。

 脱力技法系になったのも体質気質の問題だったと思いますよ。堅くやるのが合わないんですよ。

 吉田先生の書を観ていると、何かヒーリング効果があって、もともと汗っかきなんですけど凄く汗が出て空調効いてるのにサウナに入ってるみたいになり、後から凄く体調が良くなって、滅多に飲まないんですけど、夕飯の時に缶ビール飲んでもクイクイッっていきましたね~。

 墨絵のような不思議な書で、もう説明できません。もう、実際に観て感じてくださいと言うしかない。7日までやってるそうなので、ARTに関心のある方は是非、どうぞ!

 倫子さんと丸山さんの演武も、確かに青木先生の言う通りに進歩されていました。

 最近、つくづく思うのは、今の日本の若い人は凄い能力を秘めてるみたいだな~?と。

 私が同じくらいの年齢の時は、単なる阿呆だったけどな~?と。

 その後、青木先生も演武されました。「あれっ、弟子のことしか言ってなかったけど」と思いましたけど、なんかここ最近でも調子がいいみたいです。78なのに。

 ま~、青木先生を普通の人間と比べてもしょうがないんですけど、常にも増して気合が入ってます! 剣をギュンギュン廻して、一瞬も歩みを止めない運足は驚異です。

 運足の速さだけ上げても、止まる瞬間があるものなんですが、止まらないままずっと動き続けるというのは見た目と違って神業の領域なんですよ。

 私なんか、とてもとても真似できません。これができる武道家は・・・私が思いつく限り、二人くらいかな~?

 でも、刀を振り続けながらとなると、青木先生だけだろうな~?と。

 途中からステップワークだけ観察しましたよ。

 せっかく青木先生が見せてくれるんだから、今はできなくても、いずれできるように盗んで帰らないと罰当たりですから。

 武道家が技をやってみせるというのは、そういうことなんです。

 何年も何年も手取り足取り細かく教えてもらっているのにできない・・・というのは、もう学ぶ資格が無いんですよ。厳しく言えば。

 学ぶのは“真似る”ところから始まる訳で、自分の解釈を捨てて、虚心坦懐に先生の一挙一動を観察して真似る・・・そして、自分の動きに溶け込んでから工夫を凝らして発展させて自分のオリジナルの技を生み出していく・・・というところまで行かないとダメ。

 先生の動きと似ても似つかないとしたら、その人はダメですよ。素質や才能以前の問題で、学ぶ資格が無いんです。なぜなら敬意が無いから・・・。

 以前のうちの会では北島師範が唯一、私の動きをちゃんと真似していました。分裂騒動も起こるべくして起こったんだな~と思います。

 私が自惚れ屋が大嫌いなのも、自惚れる人間というのは自分の才能に酔っているだけで学んだ先生に対する感謝の気持ちが薄いからなんですよ。

 余談ですが、先日、最弱武器決定戦?として鎖鎌が優勝しちゃいましたけど、「これは私が弱いんであって鎖鎌がダメなんじゃありませんから・・・」と言われる木訥な師範の姿に感動しましたよ。私はむしろ、この先生に習いたい!

 スタジオに呼ばれてる解説の師範のヤ~な感じにはガッカリしたけど、古武術の先生方が木訥な人柄ばかりで良かったですね~。トンファー、ヌンチャク、三節棍、十手、六尺棒なんかが闘う?というのはスゴイな~?と思いました。何げに横山和正先生が会場の解説者になっているのにも驚きました。横山先生の演武も見たかった・・・。

 余談、終わりっ!

 口先でいくら「感謝」という言葉を使っていても本心が別だったら意味がありません。

 私は言葉は信用しない。例えば、本気で惚れてる相手に、そうそう好きだって言えないでしょう? 言葉にするのが憚られるのが本心ってもので、美辞麗句をちりばめる人間は軽薄なだけですよ。

 今の游心流は本当に人柄の良い人ばっかりなんで、このまま広がってくれるといいな~と思っていますけど、現在の天真會を見ていても、やっぱり同じように感じますね。

 みんなが青木先生に敬意を持って信頼している。だから、あれよあれよと言う間にどんどん会員が増えていっています。

 それは子供が親を無条件に信頼するようなものです・・・。


 会場で倫子さんが音頭とってワカメ体操や天真五相で身体をほぐすようにしてくれたので私も久々にやりましたけど、やっぱり新体道メソッドは先進的だったんだよな~と思いました。

 お姉さんも、たまたま帰国されていたそうで、高瀬道場の技芸会以来でした。

 そうそう、私のブログ読んで入会された方も紹介してもらいました。宣伝効果バッチリですかね~?

 アスペクトで打ち合わせがあったので一時間ちょっとで失礼しましたが、その後の打ち合わせもスムーズに進んで、イラストを担当してもらっている黒谷先生とサイゼリアで涼んで帰りました・・・。

 の打ち合わせも最終段階で、27日に予定通り発売されるでしょう。何と! 初の技術解説書ですからね~? DVDも面白いと思いますから、お楽しみに~。


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ヤンキーアクションはやっぱり高瀬道場

・・・だな~と、改めて思ったのは、BS11の早朝に放送していた『疾風!虹丸組』を観てでした。

 ヤンキーが死滅寸前になっても、ヤンキーアクション物は無くならないのかもしれません。

 不良・番長・学ラン・・・というアイテムは、ヤクザ物と青春物が合体した喧嘩アクションの魅力として数々の映像作品を生み出してきました。

『夕焼け番長』『男組』『魁!男塾』『幽々白書』・・・もう、数え上げればキリが無いくらいあるでしょう。

 しかし、決定版と言えるとすれば、私は『ビーバップハイスクール』を挙げますね。

 泥臭くも滑稽味のあるアクション。あれは高瀬道場がヤンキーアクションのスタイルを確立した作品群だと思っています。

 例えば、JACだと綺麗過ぎるし、大野剣友会だと真面目過ぎるでしょう。

 私は、極真空手にのめり込んでちゃんとした蹴りを出せるようになったナガブチより、それ以前のチンピラチックなナガブチキックが大好き!

 現実にリアルな喧嘩で空手の構えしてエッシャーッ!とか言ってごらんなさい。メッチャ恥ずかしいんだよぉ~?

 中国拳法で構えたりしてごらんなさい。もっともっと恥ずかしいよぉ~?

 そんでもって、負けたりしてごらんなさい。せっかく恥ずかしいの我慢して構えたのに、恥ずかしさが倍加するよぉ~?

 今、無構えだから恥ずかしくないけど・・・実をいうと公園で練習させてるのも、「人に見られても恥ずかしいと思わなくなる訓練」でもあるんですよ~。

 現に、最初に公園で練習した時は、皆、人に見られることを意識し過ぎて恥ずかしがってモジモジしてましたね。

 今、怪しい集団と思われるのも平気でやってますね。

 まあ、道場できても天気のいい日は公園の練習は続けるかな~?


 おっと、またまた脱線しまくっちゃった・・・。

 高瀬先生が『映画秘宝』の連載で書いていた本編も演出されたというヤンキーアクションのドラマ『疾風!虹丸組』がBS11の早朝4時半から放送していたのに気づいたのは、既に半分が放送された後でした。

 いつも夜通しで原稿書いて、朝のニュース番組見てから午前中は寝る・・・という生活スタイルになってるんで、早速、チャンネルを合わせて見ました。

 主演はゲキレンジャーでゲキブルーやっていた高木万平?・・・だと思う(双子だから、違ってるかも?)。

 しかし、私の目当てはカラミの敵役で登場する高瀬道場の面々が、いつ出てくるのかな~?と、ワクワクしてしまいましたよ。

 高瀬先生の本編演出回に登場する野球のユニフォーム着た傭兵軍団?というキテレツな役柄でしたが、鉄球投げたり、金属バットで殴ったりする中、スリングショットで矢を発射するキャッチャースタイルの加賀谷さんを発見!

 いや~、久々にビーバップを思い出しましたよ~。

 また、再放送あると思うので、今度は全編、しっかり観ようと思います!

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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