コンテントヘッダー

特撮の発展

 私もリアルタイムで見たことがなかった特撮ドラマが、今ではCSで見ることができるんですから、実に良い時代になったものです。

『マリンコング』や『アゴン』、月光仮面の『マンモスコング編』、『恐怖のミイラ』『河童の三平』『忍者部隊月光』とかはCSで初めて見ましたけど、兄貴が「恐怖のミイラは怖かった・・・」と、よく言っていたので、忘れているだけで私も見ていたかもしれませんね。

 直接、見た中では、『マグマ大使』や『ウルトラQ』『悪魔くん』辺りが一番、古い記憶でしょうか?

 ただ、恐らくは再放送で見たんだと思いますね。

 田舎は放送局も少ないので、『ミラーマン』とか『メガロマン』『サンダーマスク』なんかは見られませんでした。

 しかし、ウルトラ・シリーズや仮面ライダー・シリーズなんかは見られた。

 これらは、シリーズ化の中でヒーローがファミリー化したり組織化したりするのが楽しかったんですね。

 怪獣なんかも、レッドキングの兄貴がブラックキング、テレスドンの弟がデットン、アーストロンの弟がゴーストロン、バルタン星人やメトロン星人、メフィラス星人はJr.が登場したし、初戦で帰ってきたウルトラマンの太ももに角刺して勝ったキングザウルス三世なんて、「親父(二世)や爺さん(一世)はどんだけ強いのか?」と妄想が膨らんだものでした。

 やっぱり、兄貴や親父の方が強いのが普通ですからね? 特にメフィラス星人Jr.なんてウルトラマンと引き分けた格好いい親父とは似ても似つかない頭の悪さとひ弱さでしたから・・・。

 しかしまあ、普通に考えても、星人というくらいなら同族が沢山いる筈だし、怪獣もそうですよね?

 地球人だって何十億と居るんだし。

 ロボットだって量産型だと沢山出てくる筈・・・。

 そういう認識も最近では出てきましたね。メビウスとかウルトラギャラクシー以降は同じ怪獣がゾロゾロ出てきたりする。

 キングギドラも、ギドラ一族みたいな設定が平成モスラ・シリーズではされていましたから、デスギドラとかカイザーギドラとかも一族なんでしょうね~?(ドラットが合体巨大化したのは別か?)。

 モンスターXからカイザーギドラに変態したみたいに、キングギドラには謎があるのかもしれません・・・ひょっとして、クトゥルー神話の邪神みたいなヤツなのかも?

 佐野史郎もファイナルウォーズでそんなこと口走っていたし・・・?


 別に特撮に限りませんが、シリーズが変わっても連続性を匂わせる設定があると燃えますよね?

 作者の遊びと言えば、それまでですが、例えば、夢枕獏のキマイラ・シリーズは九十九乱蔵シリーズと地続きになっている・・・。

 こういうのは金庸の武侠小説にもあって、時代の違う作品に子孫が出てきたり武芸が伝わっていたりすると、燃えます。

 三部作と言われる射鵈英雄伝・神鵈侠侶・倚天屠龍記には、乞食の組織、丐幇が出てきて、幇主の“北丐”こと“九指神怪・洪七公”の得意技“降龍十八掌”や、“独孤九剣”の創始者、独孤九敗(名前だけ)が登場しますが、これらは別の作品、天龍八部や笑傲江湖にも登場します。

 書剣恩仇録や碧血剣なんかにも同一登場人物がいたりするらしいです。

 そういう点から言うと、『牙狼』シリーズは凄いな~と思います。

 来年で十周年だそうですが、深夜の特撮ドラマでここまで発展した例は他に無いでしょう。

 クオリティーの高さ、キャラクターの魅力、世界観の広がり・・・と、いろいろ理由はあるでしょうが、作り手が楽しんで本気で作っているというのが一番の理由ではないか?という気がします。

 それと、ファミリー的な属性が感じられるからかな~?と思うんですね。

 例えば、第一シリーズの主人公、鋼牙は、両親は既に死んでいるんだけど、かつてのヒーローみたいに孤高の存在のままではなく、恋人や親友を得る。

 それが次の雷牙のシリーズに繋がっていて、しかも執事のゴンザは三代に渡って仕えていたり、鋼牙の親友の零が師匠になっている。

 ゴンザのGFが松坂慶子で、引退した元魔戒法師だってのもビックリしましたが、スピンオフでゴンザの話も作ってもらいたくなりましたね。

 世界観をガラッと変えた流牙のシリーズにも裏設定がありそうだし、中世の外国を舞台にした現在放送中のアニメにも繋がりがあるんでしょう。

 牙狼のイベント生放送がファミリー劇場でありましたが、本当にファミリー的で楽しそうでした。エキジビションで、アクション監督が失敗して中山くんがバッチシ成功するというのも生放送ならではの醍醐味でしたが、流牙役の栗山くんがお茶目過ぎるのはヒーローの自覚が無さ過ぎか?(苦笑)

 映画は流牙、雷牙に、やっぱりスピンオフの媚空(秋元才加)主役の作品も撮るそうですし、アニメの次は流牙の新シリーズもTV放送されるようです。

 深夜の作品が、ここまで発展していくというのは、本当に物凄い奇跡的なことだと思いますよ。

 多分、ホラーとファンタジーとアクションが融合しているヒーロー作品であるという点が大きかったのではないか?と・・・。大物の俳優(松方さんに竹中直人に松坂慶子に哀川翔)も続々と出てたし。

 あ~、それと、子供向けでない点も大きいかもしれませんね? 深夜だから、ちょいエロだもんね?

 ライダーや戦隊、ウルトラは、基本的に子供向けだけど、牙狼はジュブナイルくらいでしょうか? でも、私みたいに生涯特撮オタク!にとっても楽しめる作品ですよ。

 いずれにしろ、特撮物が増えるのは大歓迎ですよ!


 さて、時代考証本(一月発売予定)を書いていて、昔のことを調べていたら、ツタヤや、華屋よへい、さいか屋、風月堂なんかのルーツが判って、「へえ~、そうだったのか~?」なんて思ったりするんですけど、こういうのは実に面白いものです。

 歴史に学ぶというのは時代物でも現代物でもストーリーに深みを与えてくれますよね?

 今後、漫画原作なり小説なり書く場合も、作品間の繋がりをいろいろ仕掛けていくと面白いかもな~?と思っています。

 もちろん、アニメや実写映像化前提で・・・。

スポンサーサイト
このページのトップへ
コンテントヘッダー

霊感発動?

 いつも気にしていない人のことが突然、脳裏に浮かんでくると、その当人から電話がかかってきたり、手紙がきたり・・・ということが、私の場合、妙に多くて、それもまた運命論者になった切っ掛けの一つだったりします。

 特に、昔の会員から電話がくる時は、かなりの確率で思い出します。

 なので、最近は、ふと誰かのことを思い出すと、「そろそろ、あいつから電話があるかもしれんな」と、当たり前に考えるようになりました。

 で、今回は、Sさんという数年に一回くらいの割合で稽古に来る会員さんのことを思い出したので、北島師範に、「Sさんのことを突然、思い出したから、近々、来るかも」と言っておきました。

 と、北島師範が帰った後、本当にSさんから電話がかかってきましたよ。

 まあ、2年ぶりくらいですかね? 電話があったのは・・・。

 近況報告をしてくれましたが、元気にやっているみたいで安心しました。

 彼は最初に会が潰れかかった時の前に入会していたので、今も足を運ぶ(といっても2~3年に一回くらい?)会員の中では最古参になっています。

 もともと、空手をずっとやっていて指導員もやっていたんじゃなかったか?と思いますが、ちょいヤンキーっぽいので、最初に訪ねてきた時も、ずっと狙ってる感じがありましたね。

 そのときの印象を、「最初はチョロイと思ったんですけど、向かい合ったら急にデカク見えたんで、こりゃヤベ~と思ったんですよ」と語ってくれました。

 似たようなことを元ヤンの会員数人から、まったく同じように言われたことあります。

 そういう人達って、武道の初段くらいの同年配の相手ともよく喧嘩して勝ったりしているという場合が多くて、権威を信用しないんですね。

「空手初段なんて弱いっスよ~」と、ヘラヘラしながら言ったヤツもいました。

 要するに、喧嘩慣れしてないから簡単にスキが突けるんだそうですが、確かに、初段くらいだと、そういう人が多いと私も思います。

 試合経験の多い人でも、喧嘩の駆け引きは全然知らなくて、簡単に騙されて一方的にやられてしまう場合があります。

 武術の術の部分は、相手の意識を読むことが重要なので、意識の隙間をついて有名なチャンピオンをあしらったりすることもできるようになります。

 だけど、これは構造的な戦闘理論の違いによるものなので、簡単に強い弱いで考えることはできない訳です。

 先日も、極真空手と合気道をやっていた会員さんに個人指導している時に、私が彼の技が出せないように封じてしまうので、「こんなことを言うと問題があるかもしれませんが、正直、長野先生には~~先輩でも勝てないと思います」と感想を言っていました。

 この~~先輩というのは極真空手で非常に有名な方です。

「確かに、この戦法を使えば、~~さんも自分の技が出せなくなるから、この状態にまで持ち込めば私が勝てると思いますよ。でも、この状態にまで持ち込むのが大変だし、私は大抵の流派の戦い方を研究して破る方法を工夫しているのに対して、~~さんは、こういう戦い方は知らないでしょう? だから、どっちが強いの弱いのと比較して論じることそのものがナンセンスですよ」と説明しておきました。

 多分、長年やってきて自信があるのに、私に全然、通じないから悔しいという気持ちもあったのかもしれません。

 ですが、40年近くやってきて、私はありとあらゆる武術を研究しまくってますから、普通の武道のやり方で私に勝つにはパワーが十倍あるとか、五倍のスピードで動けるとかくらいの圧倒的な差が無ければ、私と大差のない実力だったら勝つのは難しいでしょう。

 誤解しないで戴きたいのは、私は自分が強いと思っているのではないのです。

 強い弱いという判断は、同じ戦い方をしてこそ区別できるのであって、違う戦い方をすれば勝ち負けはいくらでも変わってしまいます。

 私の場合、他人の戦い方を見て、弱点を見つけるのが圧倒的に上手いので、弱点だけを執拗に狙って攻撃する・・・というだけです。

 特に、ここ数年で、視点がガラッと変わってしまったのです。

 いくら強かろうが、明らかな弱点が判っていたら怖がる必要がないでしょう?

 そして、往々にして本人は自分の弱点を解っていないのです。解っていないから直そうとしない。従って、ちょっと違う視点から観察すると弱点がモロバレになってしまう。

 こう言って、ハッとするような人なら改善できるでしょうが、「長野は何を偉そうに屁理屈言ってるんだよ」と虚勢張ってるような人間は絶望的に馬鹿だから延々と弱点を晒したままなんですよ。

 前回だったかのセミナーの時に、「指一本で倒せると言えば、大言壮語してると思うでしょう?」と言っておいてから、抵抗する相手を指一本で倒して見せました。

 やって見せて、説明すれば、別にどうということもないのです。

 ところが、知らない相手にいきなりやられたら無防備に食らってしまうものなのです。

 無論、試合では弱点を狙うのは基本的に禁止されていますから、試合で勝つのは無理だと思います。が、ルール無用なら堂々と弱点だけ狙えるでしょう?

「そんな簡単に急所には当たらない」と言う武道家もいますが、認識不足ですね。

 人体の仕組みを熟知している人間にとっては人体は急所だらけです。急所というのは効かせ方に秘訣があるのです。単純に狙っても無駄ですし、たまに急所を攻められてもさっぱり効かない人もいます。

 しかし、人体の構造上の弱点は必ずあります。

 おまけに、ルール無用というのは武器でも何でも使うということですよ。

 ニュース番組で報道される殺人事件で、犯人が素手で殴り殺したという事例がどれだけあるでしょうか? 幼児の虐待死以外では、ほとんど皆無でしょう?

 この前も、ミニバイクに当て逃げされたので追っかけて捕まえたら果物ナイフで刺されたという事件がありました。

 つまり、果物ナイフを持ち歩いていたということですよね?

 日常生活の中に、いくらでも殺傷力のある武器に転化できるものはあります。

 包丁・果物ナイフ・ボールペン・花瓶・タオル・ゴルフクラブ・バット・・・。

 傘なんか楯にも槍にもなりますよ。

 ネクタイなんか「絞め殺してください」って言ってるようなものだから、基本、私は冠婚葬祭の時しかしません。

 ヤクザがデカい指輪をいくつもつけてるのも、あれ、メリケンサック代わりですよ。

 帽子なんかも針や小形のナイフやワイヤーとか仕込めるし、咄嗟に目隠しにも使えますよね? 江戸時代なんか鉄板張った笠で鉄砲の弾防いだりしたようですし、小形の矢を内側に何本も仕込んでおいて、半弓を持ち歩いて暗殺用にしたようです。

 こういう身の回りのものを咄嗟に武器に転化するというのも武術の基本的心得なんですが、それすら認識していない武道愛好家が大半でしょう?

 甘っちょろ過ぎです!

 武道をやっている人間がある意味で最も護身の知識が欠けている・・・。

 相手が素手で、堂々と一対一で自分と同じ戦い方をしてくれると信じて何も疑わないのですから・・・。

 例えば、アメリカで素手だったりオモチャのピストルを持っていた人間を警官が射殺した事件を日本で報道する場合、「酷い!」と論じますが、事情を何も判っていないんですね。

 アメリカでは威嚇射撃などしようものなら、即座に警官が射殺されてしまう。一瞬の油断で射殺される警官が非常に多い。

 だからこそ、わずかでも怪しい動きをしたらどてっ腹に銃弾を撃ち込むしかない。

 ハイウェイパトロールの警官が強力な.357マグナム弾を撃てる拳銃を持ったりするのも、麻薬中毒患者などは普通の弾丸を何発も撃ち込んでも反撃してきたりするからなのだそうです。

 コップキラーと呼ばれる防弾チョッキを貫通する特殊弾まであるんですから、警官が非情にならざるを得ない訳ですよ。

 武器を持っていなかったとか、銃がオモチャだったというのは結果論でしかありませんし、もし本物の銃を持っていたら、射殺しなければ犠牲者がどんどん出るかもしれない。

 そういうリアルな警官の世界を描いたのが『ダーティハリー』なんですよ。

 あの主人公は、実在のモデルになっている警官がいるんです。流石に.44マグナムは愛用していませんが、.357マグナムを使うエングレーブ入りニッケルメッキのコルトパイソンを愛用しています。

 私が銃に拘るのも、本当にリアルな戦闘を考えれば、銃の使い方も知らないのでは話にならないからですよ。

 日本だって、ヤクザや不良外人が拳銃を出さないとも限らないでしょう?

 そういうシチュエーションをまったく想定しないで子供の喧嘩レベルのことしか考えない連中が武道だの武術だのの最強論を話すのは“阿呆の極み”です!

 私は本物の銃は競技用のファインベルクバウ・エアライフルしか撃ったことありませんが(昔、新宿のエアライフル射撃場に通っていた)、エアガン、ガスガン、モデルガンで銃のメカニズムをよく研究していたので、警察官になった親友に射撃のやり方を教えて、彼は警察学校で射撃の成績が非常に良かったそうでした。

 北島師範にも使い方を教えていたので、ハワイの射撃場で何種類か撃った時にも、ちゃんとターゲットに当てていたそうです(ガスガンで練習していたのと同じで反動があるかないかくらいの違いだったそうです)。

 実際、エアガン、ガスガンの競技会で活躍していた人がアメリカに渡って射撃訓練を積んでエキスパートになったりもしています。

 これは、模擬刀で居合術の稽古を積んでいれば、真剣もちゃんと使えるというのと同じことです。

 武道や武術の稽古も、本質的には現実の戦闘に対応する模擬訓練なんですよね。

 ところが、競技形式に縛られ過ぎて、本来は現実的な戦闘に対応する能力を磨くためのものだったのに、“本質”から外れてしまった訳です。

 システマのミカエル先生に刀で切りかかりながら幼児のように翻弄されている甲野氏の姿こそが“現在の日本武術の悲しく痛ましい現実”なんだと猛省し、本当の戦いに対応できる武術を追究し直さなければ、日本武術は世界中の笑い者になってしまいますよ!

 介護やスポーツに役だったと喜んでいる場合じゃないんです。

 日本の武道武術が、もはや、のっぴきならない非実戦的な骨董品に成り下がってしまっているという現実を認識しなければなりません。

「神武不殺」という言葉が日本武術の理想です。

 が、この言葉は、「いつでも殺せる圧倒的な威力を持っていながら敵を殺さずに改心に仕向ける」という技術を超えた精神の境地を示した言葉であって、殺す力も無い人間が称するのは愚劣なのです。

このページのトップへ
コンテントヘッダー

高倉健さんの思い出

 最近のお顔をTVで見て、多分、循環器系の疾患があるだろうな~?と思っていたので、急逝の報にもそれほど驚きはありませんでしたが、それでも、一俳優の死ということでは言い表せない喪失感がありました。

 よく、“最後の銀幕スター”みたいな言い方をされる方もおられますが、高倉健さんに関しては、もっと昭和の日本男児のシンボルみたいなイメージがあったと思うんですね。

 無口で武骨で不器用で、金や権力では動かない信念の男・・・といったイメージ。義理と人情を大切に、ストイックに生きる男の中の男・・・というイメージは、むしろ、健さんが作り出したものかもしれません。

 何しろ、現実社会にそんな日本男児は存在していませんでしたから・・・。

 もっとも、健さんのイメージは、九州男児には一般的なものでした。

“肥後もっこす”とか“薩摩隼人”とか、九州男児的イメージはありますからね。

・・・とか思っていたら、北九州出身だったんですね~? 道理で・・・。

 60代以上の人達にとっては、健さんは任侠の人というイメージが強いようですが、私の世代(50代)だとスタイリッシュなアクションスターのイメージの方が強いです。

『野性の証明』『ゴルゴ13』『ザ・ヤクザ』の、寡黙なアクションスターというものです。

『幸福の黄色いハンカチ』も良い映画だと思いますが、若い頃の任侠映画のスターだった頃や、その後のアクションスター時代があってこその“健さん”だったと思います。

 昭和の男にとっては“健さん”は理想の日本男児であり、「男と生まれたからには、かくありたい!」と思っている人も多かったでしょう。

 亡くなられた松田隆智先生と話していた時も、何度か健さんの話になりましたが、松田先生が原作を書いた『拳児』にも、健さんそっくりのキャラが出てきて、拳児が憧れるシーンがありました。

 ヤクザ稼業をやっている人達も、健さんのイメージでヤクザに憧れた人が多いのではないか?と思います。

 もっとも、ほとんど知られてはいませんが、『電光空手打ち』『流星空手打ち』でデビューした健さんは、要するにブルース・リーの先輩格に当たるマーシャルアーツ系俳優?だった訳です。

 もし、空手やカンフーのブームの時期であれば、千葉真一のような空手映画の主演作ばかりやらされていたでしょう。

 事実かどうかは知りませんが、大学で合気道部の部長だった?とか、空手をやっていたとか、ボクシングをやっていたとか、そういう話を何かの本で読んだことがあります。

 もっとも、芸能人の“特技”は、相当に脚色されていると知ってからは、本当かな~?と思うようになりました。

 ただ、あまり知られてはいない様子ですが、居合道を嗜み、相当な愛刀家であったことは事実だった様子です。

 日本刀の専門家が書いた新書の本に健さんが推薦文を書かれていたのを見ても、相当な愛刀家であるだろうことが想像できます。

 一般的にはインチキな日本を描いたハリウッド映画のように言われているシドニー・ポラック監督の『ザ・ヤクザ』では、ロバート・ミッチャム、岸恵子と共演し、元ヤクザの剣道師範、“タナカケン”を演じています。

 私は、この作品の時の健さんの殺陣の静かな緊迫感が大好きです。日本刀の鋭さ、怖さを、これほど感じさせた作品は無いと思います。

 プロの殺陣師は「健さんはあまり上手い人ではない。動きが硬かった」と、あまり、評価していない様子なのですが、真剣の重みや殺気を出してぶった斬る表現に関して、健さんの太刀捌きは極めて武道的でした。

 余計な演技を省いたリアルな真剣の戦いというのは、こんな具合になるのでは?と思わせました。

『ゴルゴ13』も、「高倉健主演で外国で撮らないと許可しない」と原作者が無理難題を出して、それが実現したというエピソードもありますが、ゴルゴのイメージが健さんだったのは誰が見ても一目瞭然だったでしょう。

 映画としては傑作とは言えないでしょうが、健さんが演じているだけで尋常でない大作感が出ていて、続編の千葉ちゃんが演じた『ゴルゴ13・九竜の首』のゴルゴがモミアゲ濃過ぎてコスプレ感が強過ぎたのと比べると、やっぱり健さんしかできなかったよな~?と思いました。

 しかし、私が一番、好きなのは、『野性の証明』。この作品でデビューした薬師丸ひろ子の神秘的な顔立ちは、角川映画の象徴になりました。

「男はタフでなければ生きられない。優しくなければ生きている資格がない」「ネバーギブアップ」という惹句も良かった。

 まさに、健さんそのものを表現していたと思います。

 原作を大幅に変更しているそうですが、私は原作を読んでないので、『野性の証明』といえば、映画のアレなんです。

 この作品には、“杉沢村”や“おいらん渕”といった心霊物のアイコンも実は含まれているんですが、自衛隊の特殊工作隊という特殊部隊的なチームが、実は政府の暗殺部隊的な存在だということが描かれて、普通の自衛隊員でも任務のためには平気で殺すシーンがあります。

「先輩」と慕っていた筈の隊員が任務になると平然と健さん達を捕まえるのも怖い(だけど、かつての仲間を平然と殺していく健さんもハードボイルド過ぎます)。

 健さん演じる味沢を、部落の虐殺事件の犯人と誤解して追い詰める夏八木勲演じる北野刑事が、「お前ら、キチガイだっ!」と罵りながらも、味沢の人柄に触れて自分が犠牲になってトラックで戦車に体当たりして死ぬシーンなんか男泣きしちゃいますよ。

 味沢と負傷した頼子(薬師丸ひろ子。父親を殺されたショックで記憶喪失し超能力発現!)を降ろした北野が、「死ぬなよ」と一言、独りでトラック走らせて戦車に激突していく・・・。

 やっぱ、男と生まれたからには権力に媚びてはいけません! 

 たった独りで巨大な権力に戦いを挑む・・・というのは男のロマンですよね~?

 使っていた銃が、アーマライトAR18というのも、一時、日本の豊和産業でライセンス生産していたことを知っていて選んだのではないか?と思われますね。

 この作品の当時は、自衛隊の小銃は国産の64式だった筈ですから。

 この銃は同じくアーマライト社から出たM16シリーズとはメカニズムが違うプレス加工で作られたシンプルなアサルトライフルなんですが、当時はモデルガンもエアガンもありませんから(今も国産のトイガンは無い)、実銃を使っている筈なんですよ。

 ちなみに、その後、自衛隊に採用された国産銃89式は、このAR18のメカニズムを参考に研究開発されたのだそうです。

 蛇足ついでに書くと、64式は、7.62mm口径NATO弾(.308win)でしたが、その後、M16に使われる小口径高速弾、5.56mm(.223rem)口径がNATOの正式口径に採用されたので、89式は5.56mm口径になりました。

 日本人の体格から考えても反動の小さい5.56mm口径の方が使いやすいでしょう。

 AR18も5.56mm口径でした。

 ところが、イラク紛争とかアフガン紛争の時に砂漠地帯の遠方の敵を撃つには小口径の弾丸では威力が足りないことが判り、旧式のM14ライフル(7.62mm口径)なんかを引っ張り出して使ったのだとか?

 遠くまで弾丸が安定して飛ぶには弾頭に重量がある方がいい訳です。軽量の弾頭だと風の影響を強く受けてしまうからです。

 実際に、重機関銃で.50口径の巨大な弾丸で1.5km以上先の敵を狙撃したことから、.50口径のアンチマテリアルライフル(ロングレンジスナイパーライフル)の需要が増大し、ゴルゴ13やカリオストロの城に出てきた戦前の対戦車ライフル(口径は14.5mmとか20mm)のような独りでは持ち運びに困るような、どデカいライフルが各社で作られるようになりました。

 そんな、『野性の証明』の裏側から考えてみる日本の軍事事情なんかも興味深いものです。

 現在は、自衛隊にもアメリカやロシアやイスラエルのような特殊部隊が設置されていますし、警視庁にもSITやSATがありますね。

 でも、日本軍にも昔はあったそうですね。ま~、当然だと思いますけどね。

 北朝鮮の拉致被害者の返還なんかも、日本にスパイ組織があれば簡単に見つけ出して救出作戦がたてられたんじゃないか?と思いますけどね。

 やっぱり、忍者の伝統があるんだから、使わないのは馬鹿だと思いますよ。戦国時代とか昔のことを勉強していると、つくづく、今の日本人は去勢されてるな~?と思います。

 健さんは、「食うため」に俳優になったと言っていました。食えるようになるために好きでもないヤクザ役を数多く演じたのでしょう。

 しかし、たった独りで巨大な権力に立ち向かっていく健さんの姿は、一役者としでてはなく、現実の一人の日本人の男として憧れを感じない人はいなかったでしょう。

 死んだ頼子を背負って、コルトM1911を片手に戦車隊に向かっていく健さんの姿には、いつも権力が踏みにじっていく民衆の怒りと意地が溢れていました。

 今の日本人に最も必要なものだと思いますよ。

 そんな『野性の証明』、必見です!


 末筆ながら、高倉健さんの御冥福を祈ります。

このページのトップへ
コンテントヘッダー

詠春拳及び健身法講習会のお知らせ

 今月23日には、恒例の詠春拳&美体操の講習会があります!

 山田師範が現在、渡米中で、フランシス・フォン先生に会っている筈ですので、今回はよりアップグレードされた内容になると思います。乞う、御期待!

 ちなみに、先日の月例セミナーの後の喫茶店で、「山田先生はクエストから出したDVDのアマゾンのレビューでえらい悪口書かれていて大分、凹んだらしいよ。どんなこと書かれていたのかな?」と私が言うと、小塚師範が、「大したことは書かれていませんよ」と言う。

「でも、随分、凹んでたよ?」と言うと、「確かに悪く書いてる人もいましたけど、文面からして嫉妬と勘違いしかないのが解るから気にする必要はないです」とのこと・・・。

 小塚師範、クール過ぎまっせ。普通の人は凹むっしょ?

 まあ、武術には向いてる性格だけどな~・・・。

 そもそも、アマゾンのレビューって、私なんか全然、読まないんですけど、高飛車に書いて自己満足を得たいスターストーカーみたいな人が書いてるんじゃないですか?

 初めてエクササイズのDVD出した人が、酷いこと書かれてめっちゃ、凹んだという話も聞いたことあります。

 私みたいに特定の悪口言いたいアンチファンが居ると、膨大に悪口書かれるから、気にならなくなりますが・・・初めての人はショックですよね~?

 そういえば、真鍋かおりの熱狂的ネットストーカーが殺人予告繰り返して捕まったそうですが、私も随分、襲撃予告だの「死んだ」だの書かれていたそうですね?

 インターネットって、呪いの増幅装置みたいなところがありますね?

 言霊(ことだま)の思想がある日本では、言葉使いは大切にされたものですが・・・?


 さて、第二期 正体士育成講座が、12月20日に実施されます。

(2回目は1月10日、3回目は1月24日です)

 少数(6人限定)に実地指導していく形式ですので、申し込みはお早くどうぞ。

 また、事前にDVD『三元療術その壱』を買って予習しておくと学びやすいかと思います。

 既にカイロプラクティックや武道医学を学んでいる人や、自身でエクササイズを興した方(有名な方なので詳細は伏せます)など、セミプロやプロの方も学ばれています。

 武術にとっても医術や養生術というのは奥伝に相当するものですから、初級者には難解でしょう。予備知識もない興味本位の方にはお薦めしません(真面目に学びたい人が学べなくなると困るので)。

 詳細はインフォメーションをご覧ください!

 初級者にも参考になる内容は、今後もDVD化や書籍化していく予定ですので、そちらに御期待ください。


PS;山田師範の連続講習会は、自主製作DVD『1』、『2&3』、と、最新作の『4』が発売中です。全然、関係ないんですけど、山田師範って、初代ウルトラマンに似てる?

このページのトップへ
コンテントヘッダー

ナイフマガジン休刊にショック

 数年前から必ず購読していた雑誌、『ナイフマガジン』が、突如、休刊になってしまい、ショックです。

 骨董品の雑誌『集』も、突如、不定期刊行(実質的休刊)になって以降、出ていないし、こういう「趣味の専門雑誌は特定の読者が居るから安泰だ」と言われていたのも、今は昔の印象があります。

『宇宙船』や『Gun』が復活した例もあるから、『ナイフマガジン』も出版社を変えて復活してもらいたいな~?と思うばかりです。

 いっそ、刃物全般を扱う雑誌にして、日本刀とか西洋の刀剣、中国やインドの刀剣なんかも扱う雑誌にしたら面白いんじゃないかな~?

 おっと・・・自分の趣味に走ってしまったぜ・・・。

 この雑誌がお気に入りだったのは、とにかく写真が綺麗なところでした。

 日本刀以外の刃物にはあまり興味がなかった私に、ぐぐっと視野を広げてくれたのも、『ナイフマガジン』を書店で見てからでした。

 そして、ナイフメイキングという技能があることも知り、「年とり過ぎたから日本刀の刀匠は無理! でも、ナイフメイキングならできそう?」と思ってから数年、光四郎先生へのプレゼントに両刃の模擬ナイフを作ったのみですが、安~い錆び刀を磨いたり、拵えを作ったりしてきた経験を応用して、そろそろ“ナガノナイフ”?を作ろうか・・・と思っていた矢先でした。

 非常に残念・・・。

 カスタムナイフの神様といわれたラブレスが亡くなって、一時代が終わったのかな~?という印象もありましたが、度重なる通り魔やストーカーの事件で、「ナイフは犯罪者の使うもの」という印象ばかりが肥大し、規制が重なった点もあるでしょう。

 でも、だからこそ、「ナイフというのは生活必需品で、尚且つ美術品にもなり得る」という正しいイメージを広める貴重なメディアだったと思うんですが・・・。

 しかし、この雑誌は偉いな~?と思ったのは、広告記事であるナイフ専門店が批判的なコメントを載せていたのを、そのまま載せていた点でした。反論も無し!

 実にカッコイイ。

 無論、雑誌は広告収入に支えられていますから、お金を払えば内容には関知しないという出版社もあります。

 それでも、掲載されてる雑誌そのものを批判している広告記事をそのまま載せるというのは器量が大きくないとやれません。

 多分、親会社の方針で突然、休刊が決まったんだと思います。大きな出版社にはよくあることです。

 で、営業の人が広告出してたお店に知らせる・・・「何だよ、そりゃあ?」と店の人が怒ったりもするでしょう。

 何しろ、宣伝媒体が無いと刃物店という特殊なお店は売上が激減してしまう可能性があるからです。死活問題です・・・。

 経営破綻している大会社がなかなか潰れないのも、そこが潰れると周辺の小さな会社が巻き添えで絶滅してしまいかねないからです。

 出版業界は、それで何とか支えられている状態なんですよ。

 だから、私のような三流もの書き(今、死ぬと無職とされかねない?)は生き残りに必死ですよ。

 もっとも、出版社も銀行から金借りるのに出版事情を説明しなきゃならないから、とにかく本を出し続けないとならない。そのため、新人デビューは以前よりは門戸が広い。

 でも、売れない本書いたら一発で捨てられるから、デビューは楽でも生き残るのは難しくなっています。

 ただし、宣伝は自分でインターネット使えばできる訳だから、今後はどんどん形態が変わっていくんでしょう。

 だけど、やっぱり、私は紙の本がいいよな~・・・。実体の無い情報だけってのは好きじゃないな~。

 最近、CSで昔のジャッキー・チェンやリー・リン・チェイ時代のジェット・リーの作品を見直しましたけど、彼らのアクションはCGで再現しても面白くはならない。

 以前、身体論流行の時は、人間の身体を機械のように考える人が多かったんですが、最近は、すっかりナリを潜めました。

 そんな単純なものではないと判ったからでしょうね?

 文章を書いていても思うんですけど、無味乾燥に書くのが優れた文章だと勘違いしている人が多過ぎますね。

 書いた人のキャラクターが見えてこないような文章ではダメですよ。面白くも何ともない。

 プロが無駄だと思うところが、読者にとっては面白い味わいだということに気づかないと、出版業界は上向いていかないと思いますね・・・。

 情報だけで良いと考える人は、情報を成立させている背景を洞察できないバカなんだと思いますよ。

 そういう意味で、この国はバカばっかり量産している気がしますね。


 あっ、余談ですが、最近、私の住んでる相模原で殺傷事件とか増えてきてます。

 酔っ払いとか痴話喧嘩とか車の衝突事故に遭遇したことはありますが、親父狩りとか通り魔とかの事件にはまだ会わないですね~?

・・・っつうか、やっぱ、普通のオッサンと違うオーラが出てるのかな~? やる気満々で向かってきても、面と向かったら顔色が変わってクルッて回って去っていってしまったりするから・・・。

 護身術で一つ・・・。

 ナイフや包丁で雑誌やカバンを貫くのはほとんど不可能に近いですから、もし、刃物持った通り魔とかに遭遇したら、カバンなんかを盾にしてください。かなり防げる筈です。

 カバンに折り畳み傘とか入れておいて、さっと取り出せるようにしておくと、あっという間に楯と剣になります!

 ベルトを抜いて鞭にする手もあります。

 上着や靴も防具にできます。女性のニーハイブーツなんか、私の目には戦闘用ブーツにしか見えません。蹴りが得意だったらナイフにも対抗できるでしょう。

 そういえば、確か、中国で刃物持ってるオバチャンの刃物を蹴り落としたお姉さんは、ニーハイブーツ履いてなかったっけ? オバチャン、ビックリしてそのまま逃げてた。

 蹴り技はひっくり返されやすいですが、ブラジリアン柔術やってたら、そのまま寝技で相手の首締めて失神させちゃうといいし・・・。

 ミットが四つついてる練習台のタンクにちまちまとコップで水入れて、蹴りの練習も始めたんで、19歳の頃の華麗な蹴り技(開脚180度できたし旋風脚や飛び後ろ廻し蹴りもできた)をまた再現するように頑張ろうと思います(大丈夫か? オレ?)。

 でも、スタンディングバッグも買わないと重い蹴りの練習はできないな~?

 しかし・・・私の体型で蹴り技バンバン出したら不気味かも?

 とりあえず、ストレッチとミット蹴りとカポエィラのジンガの練習しよっ!

PS;個人指導の予約入ってたのをスッカリ忘れておりました! スマン! 自宅に迎えに来てくれたんで思い出したよ。元、極真空手と合気道の指導員やっていた人で、小塚師範の指導で手裏剣がえらい上手くなってましたよ。北島師範も「小塚師範の教え方が上手いです」と感心していました。

このページのトップへ
コンテントヘッダー

古式泳法の本をありがとうございます

 古式泳法と言えば、私の郷里の熊本県には小堀流踏水術という流派が伝えられていて、私は習ったことはありませんが、TVで何度か演武を見たことがあります。

 兜を着けて水上に上半身を揚げて火繩銃を撃ったり、書道をしたりする様子は、小学六年でようやく泳げるようになった運動音痴な私にとっては驚異の一言でした。

 やはり、武術研究家を名乗るようになってから、すべての武術を知らないといけないと思ったので、多少は調べたんですが、習える環境でもないので体験していない種類の武術です。

 ただ、私が学んだ武道医学の創始者である中山清先生は古式泳法も修められていたそうです。

 競泳のように早く泳ぐ訳ではないので、健康法としても優れているかもしれませんね。

 そんな古式泳法の教則本を自費出版されている方から、贈呈がありました。

 時々、専門の研究家の方から著作を頂戴したり長文のお手紙を戴くこともあるんですが、武術武道格闘技をやっている人は一家言がある人ばかりで、付き合っているうちに必ず喧嘩別れになってしまう・・・というのが身に染みまして、「後々、お互いに嫌な想いをするくらいなら、最初から接点を持たない方が賢明では?」と考えるようになり、最近はお返事しないことが多くなりました。

 私は、若い頃は他人と論争するのが大好きで、鼻高々の自信家を二の句が継げなくなるくらい論破して人格崩壊に追い込んでストーカーを量産してしまっていました。

 やっぱり喧嘩好きなんですね?

 ネットで甲野氏を検索すると、批判者の代表として私の名前も出るんだそうですね?

 それで、甲野氏のファンから抜けて、私のところに来るようになった人が多数居ります(詠春拳山田師範もその典型的パターンで、最初は相当に躊躇したそうです)。

 余談ついでに書くと、システマのミカエル・リャブコ先生の“無刀取り”に破れまくってる甲野氏の動画がユーチューブに出ていてビックリしました!

 下方から煽り気味に撮影されているので、座って見ていた参加者が隠し撮りしたものなのかな~?と想像するんですが、「ちょっと本気でやると、負けまくってる・・・という甲野レジェンドの一端がついに公になったか~?」と、私は非常に感慨深くなりました。

 いつも柔和で楽しそうに実演されているミカエル先生が困惑気味の表情をされているのが印象に残ります。

 普通、一、二回やって通用しなかったら、「ありがとうございます」と退くのが礼儀じゃないでしょうか? 貴重なミカエル先生の直伝セミナーなんですから、他の参加者も体験したいでしょう? 「失礼なヤツだ」と憤慨した人が投稿したのかな~?とすら思えますが・・・。

 斬りかかった刀の刃を返して自分の首筋にあてがわれていながら無反応な甲野氏の様子には、情けないのを通り越して哀しくなりました。

 聞くところでは、セミナーはロシアの剣や鞭といった武器術のものだったそうですが、甲野氏は「日本刀でもいいか?」と持参の模擬刀を持ち出して、それでも素手のミカエル先生に幼児のようにあしらわれてしまった訳で、挑戦的であり、尚且つ、恥さらしです。

 本当に、全然、(ひん曲がった根性が)直ってないな~?と・・・。お願いですから、周囲の人達も、こんな人物を日本武術の代表のように持て囃す愚行はやめてください!


 ふ~、つい、興奮しちゃいましたけど、まあ、いいです。他人のことだし・・・。

 さて、元に戻って、この古式泳法の本を贈呈してくださった方は、私の書いた『誰も知らない武術のヒケツ』をたまたま買って読んで、参考になったので御礼としてお贈りくださったそうでした。

 いや~、本当に嬉しいですね~。

 こういう方だったらお返事しないと失礼ですよね?


PS;「『詠春拳4』のDVDは、どんな内容なんですか?」という御質問がありました。太極拳の推手のような接近密着戦法を旨とする詠春拳の戦闘法訓練であるチーサウを主体として、実際に使う技法をいろいろやっています。これまでの小念頭(シーナムタウ)の套路の分解組手では形の説明という側面が強かったのに対して、チーサウになると実戦用法の趣が強くなります。これに美体操の身体操作法が加わることで技一つ一つの威力がアップする訳です。例えば、予備動作無しの蹴りが浸透勁の性質を帯びるとか? 甲野氏の技の秘密をペロッと説明しているとか? そういう内容になっています。

このページのトップへ
コンテントヘッダー

郵便局のロックバンド女

 DVDを購入いただいた方は判ってらっしゃると思いますが、自主製作DVDは注文を受けてから事務局でマスターからコピーし、作動確認の上、カラーコピーしたジャケットを切り抜いて入れたケースに入れて私が発送しております。

 人件費削減のために、やれることは自分でやっている純家内産業なんです。

 それで、発送は近所の郵便局で纏めてやっているんですが、何しろ、十年以上も、ずっと利用しているので、郵便局のオバチャンにも覚えられている訳です。

 DVDを送っているというと、怪しげな卑猥な代物では?というイメージも持たれてしまうと思うのですが、わざわざ中身を出して見せる訳にもいきませんからね。

 で、時々、新入りのお姉さんとかが受け付けると、「中身は何ですか?」と聞かれるので、「DVDです」と応えると、一瞬、胡散臭そうな顔をされたりするんですね。

 愛想笑いしたりするとスケベなオッサンと思い込まれてしまうので、そこで笑ってはいけません。あくまでも堂々と、紳士的な態度でいなければなりません。

 だって、違法なもの売ってる訳じゃないし・・・。


 例えば、人間はなんだかんだ言っても外見で人を判断してしまうものです。

「服装が人をあらわす」と解くビジネス本もありますよね?

 私の親父は「ボロを着てても心は錦」という言葉が好きで、高校の校長までやっていて熊本県の教育界では割りと有名だったんですが、家に居る時はバカボンパパみたいな格好でいました。

 そんな時に「校長~!」と、学校の先生が訪ねてくると、親父の格好見て唖然としていましたし、特に女性の先生だったりすると、顔が青ざめていたりしましたね。

 今だったらセクハラになっちゃうんじゃないか?とも思うんですが、「男の中身は外見じゃない。仕事の実績で評価されるもんだ」という考えでしたから、頑固にこのスタイルは変えませんでしたね。

 もっとも、今、思い出そうとしても親父の不精髭生やした顔って記憶に無いんですよ。

 仕事に行く時の背広なんかもきちんとしてました。

 こういうところは弟が受け継いでいて、結構、お洒落でしたね。

 兄貴と私はボロい格好するのが気にならないというか、むしろ、きちっとした服とか着るのが苦手でしょうがない。兄貴も結婚して変わりましたけどね。

 私がポニーテールにしたり髭伸ばしっぱなしにしたりするのも、おシャレという観念は一切、ありません!

 単純に、毎日、髭剃ったり散髪に行くのが面倒臭いだけだからです。ファッションとかも、全然、興味ないですからね。

 帽子は北島師範がハゲ隠しにプレゼントしてくれて、気に入って自分でも買うようになりましたけど、ダンディな感じがするから、いいでしょ? マカロニ・ウエスタン好きだったからかな~? 帽子は妙にシックリきましたね~。

 もはや、次元みたいに帽子がないと拳銃の照準が合わせられない?みたいな感じ・・・。

 ただ、自分はどうでもいいんですが、女性はカッコイイ服着てて欲しいな~と思う訳です。

 でも、カワイイ服とかは嫌いなんですよね~。何か、最近はボキャブラリーが貧困で、誉め言葉って「カワイイ」か、「ヤバイ」とかしか言わないでしょ? 頭悪そうだよ。

 私は、「カッコイイ」のが好きです。

 私が自分の服装に拘りが無いのも、男が服装を気にするのは「カッコ悪い」と思っているからで、マカロニウエスタンの小汚い格好の主人公が実は強い!というのが刷り込みされてるからなのかもしれません(酔拳の爺さんかも?)。


 先日、最新作の『詠春拳&美体操4』(みんな、買ってね~)を発送しに郵便局に行ったら、行列の二つ前にロックンローラーみたいに襟に鋲の付いた革ジャンに革のミニスカ、黒のレギンスにショートブーツという女の人が居て、何か異様に違和感がある訳です。

 渋谷とかならアリかと思うんですけど、相模原の小っさい郵便局に、この格好だと、物凄ぉ~い浮いてる感じがしました。

 何か海外に送るかどうかの話をしていて時間がかかっていたので、私が隣で受付した時に、どんなお姉さんだろう?と思って横目で顔を見てみたら、結構、年齢高そうで、少なくとも30代後半から40半ばくらいはいっていると思ったんですけどね。

 多分、普通のオバチャンみたいな格好していたら、あ~、オバチャンだね~?という感じなんでしょうけど、何故か、この人、異様にカッコイイように思えてしまうんですよ。

 いや~、小説家養成講座に通っている御婦人方によれば40代でも19歳くらいに化けられる人が居る?って話だったんですけど、それはムチャだろ~?と思うものの、多少、年食ってもセクシーな服着てたらごまかし効くんだろうな~?と、あらためて思いましたよ(違うか?)。

 まっ、自分が50過ぎたからそう思うだけかもしれませんけどね?

 それにしても、この人、こういう格好して御町内を歩くことにためらいとか無くて、堂々としてるからカッコイイと思ってしまうんでしょうか?

 私は、ジーナ・ローランズの『グロリア』を思い出しましたよ。

 シャロン・ストーンがほれ込んで自分が主演でリメイクしたほどの傑作ハードボイルドですが、ラストの墓地で死んだと思っていたグロリアに再会するプエルトリカンの男の子のシーンが泣かせるんですよ~。

 多分、『レオン』も影響受けてると思うんですけど、あっちはレオンが死んじゃうじゃないですか?

「死んだ」と思っていたら、生きていたっていう展開がいいですよね~?

『カプリコン1』とか、『最も危険な遊戯』とか・・・。

このページのトップへ
コンテントヘッダー

11月セミナー“他流破り”感想

 江古田ストアハウスでの月例セミナーも、残すところ、12月のみとなりましたが、まずは千秋楽一つ前の今回は、他流と対戦した時に、どうやれば破れるか?という純粋な戦術論の展開となりました。

 これはもう、はっきり言って、技じゃありません。

 相手の戦闘法を洞察して、即座に破り方を工夫する“思考法”の基礎理論を教えるのが目的な訳です。

 私は、ずっと前から、「流派に優劣は無い!」と、言い続けてきました。

 それを証明するには、あらゆる流派の技を打ち破って見せて、始めて証明できます。

 ですが、それを個人でやって見せても、「それはアンタだけができることだ」と言われてしまえばオシマイなんですね。

 だから、誰にでも教えればできる!という方程式を作らねばなりません。

 それに時間がかかった(十数年?)訳ですが、解ってしまえば、どんどん簡略化してきて、今では別に大して難しいことだとは思えなくなりました。

 結局、「強い方が勝つ!」と考えるから、破り方が見えないのです。

 どんな必殺技でも、駆使するのが人間である以上、人間の身体構造や神経反射のメカニズム、心理作用などを利用すれば、弱点なんか無数に見つけることができる。

 最近、『刃牙道』を読んでいると、板垣さんがそのような観点に興味が移ってきているんだな~?というのが推測できて、非常に面白い!

『範馬刃牙』の後半から、意識と身体の動きのタイムラグについてなど描写が武術の“読み”に入ってきていましたが、この辺を理論的に説き明かそうとした漫画は無かったと思います。

 もう、いい加減に筋肉理論か気の理論で説明するばっかりだった武道武術漫画に辟易していたので、『刃牙道』の先行きが非常に楽しみです。

・・・そういえば、システマ(ロシアの武術)の創始者のミカエル・リャブコ先生のセミナーがあったそうですが、そこに日本武術の代表みたいな感じで、とても有名な先生が参加していたそうです。

 ところが、模擬刀で何度も斬りかかってミカエル先生に“素手で”あしらわれてしまい、顔を真っ赤にして向かっていったそうですが、やっぱり、ヒョイヒョイとあしらわれて、見ていた人の中からも失笑が漏れてしまうくらい大人と子供状態だったそうです。

「名前のある人なのに立派だ」と受け止める人も居るかもしれませんが、私はそうは思いません。

 恐らく、ミカエル先生に一泡吹かせてやるくらいの野心と自分の技能への誇大妄想的な自信があったのでしょう。

 どうしてそう思うのか?というと、この方は十年も二十年も三十年も、いろんな武道家を相手に同じ過ちを繰り返して、一向に学習しない方だからです。

 日本武術の大家のごとく振る舞い、世間に間違いを拡散しながら、生きてきた欺瞞家だからです。

 欺瞞家の周囲には欺瞞家的気質の人間が集まります。そうでない者は離れます。

 私が、「いかがなものか?」と思うのは、むしろ、周囲の人間です。中身の無い虚構の権威者にツルんでいながら、実は本性を解っていて嘲笑している・・・そんな糞みたいな根性のひん曲がった連中をこそ、私は嫌悪します。

 武術は、そんな連中の手に負えるような甘い代物ではありません。

 総合的実力に天地の差があることくらい、手合わせするまでもなく、一目見れば判るでしょう。真に武術を探究している人間なら、そのような洞察力は養われる筈です。

 閑話休題・・・。


 さて・・・、“他流破り”について、一番、基本的なことは、相手の“構え”。

 これを見て、どういう戦闘スタイルなのかを洞察して、先手先手で潰していく・・・というのが要点です。

 今回は、なるべく、いろんなスタイルの破り方を指導しようと思ったので、伝統空手・フルコンタクト空手・ムエタイ・ボクシング・柔道・合気道・少林寺拳法・ブラジリアン柔術(総合格闘技)・詠春拳・形意拳・太極拳・八極拳などの技の破り方を解説しました。

 また、これらの破り方は、武器に対しても応用することができ、例えば、剣術や剣道の破り方にも応用できます。

 解ってない人からすれば、こんないろんな流儀の技を簡単に破れる筈がないと思うでしょう。そもそも、そんなにいろんな流儀の戦い方を知らない・・・。

 でも、私は研究家ですから、ありとあらゆる流儀の人と手を合わせていますから、研究データは恐らく、日本一揃っている?と思います。

 で、気づいたのは、「簡単に破れないのは理由がある」ということです。

 つまり、“相手と同様の戦い方をするから”です。

 他流破りの基本原則は、“相手と違う戦い方をする”ことです。絶対に付き合って同じ戦い方をしてはダメです!

 同じ戦い方をしたら、その戦い方に慣れている方が圧倒的に有利です。

 セミナー中にも参加者から話題が出たんですが、ボブ・サップが登場したばかりの時に、圧倒的な筋肉パワーで精密な格闘マシーンの選手をボコボコにしてしまったりしていたものの、技術を覚えていくに連れて逆に勝てなくなってしまった・・・という例がありました。

 あれも、その実例です。

 もちろん、これはルールを決めてやる試合や自由組手では許されないでしょう。K-1が格闘技関係者から批判されがちだったのも、興行を優先してあり得ないルール上の曖昧さがあったからですが・・・。

 ですが、“ルール上で許されない”ということは、それをやれば簡単に勝てるから禁止する訳です。

 ここで原点に帰って考えましょう。

 武術は生き残りのための戦闘術です。だから、卑怯も糞もなく、勝つためにはどんなことでもやります。

 武術の目的は生き残ることですから、技量を比べ合う必然性はありません。勝ちさえすればいい。どうやっても勝てないと判断したら脱兎のごとく逃げるか降参する・・・それも戦術的にはOKです。

 何しろ、命を護ることが目的なんですから・・・。

 戦法として一番いいのは、相手が技を出す前に一方的に打ち倒すことです。

 これが、先の先!

 確実に勝つのが目的だから、このような“相手が技を出す前の先を取る”戦い方が発達した訳です。

 これは、スポーツ的な考え方からしたら根本的に卑怯でしょう? 競技じゃなくて、相手に技を出させないで自分だけ出す訳ですから・・・。

 だから、スポーツ的な考え方の人は武術が理解できませんし、私を批判する人達の論理が、この“競技”という視点で論じている場合が多いようです。

 競技上の強い弱いという観点は、武術の勝負理論とはまったくかみ合いません。別に考えないといけない訳です。

 基本的に武術にはルールがありません。駆使する者の倫理観に多少左右されるだけ。

 強いとか弱いとか関係ない。より巧妙な戦術で相手が実力を発揮できないようにして倒す騙しのテクニックな訳ですから・・・。

「それじゃあ、有名な先生が弱くたって構わないじゃないか?」と言う人もいるんですが、「はい、弱くても構いませんけど、“弱いことを自覚して強がって見せたりしなければいいのに、自分の実力を勘違いして無礼を働いた揚げ句に負けまくってること”がダメじゃん?と、言いたい訳です」ということです。

 例えば、私が普通の武道や格闘技をやっても平均以下ですよ。どんなに頑張っても二段か三段くらいがやっとこさだったでしょうね。

 つまり、武道や格闘技の才能は私には無かった訳です。

 それでも武術だったら勝てる訳ですよ。ルール無しなら戦略戦術を工夫する人間の方が有利になりますから・・・。

 ただし、戦術を駆使するには、相応の身体の動きと意識の使い方が必要です。

 これは、理詰めに組み上げていかないと使えません。

「武術はバカには体得できない」と言われるのが、この部分です。

 クレバーな頭脳でないと上達できない(間接的な自慢ですね?)。

 もっとも、技ができるのと、戦術脳が発達するのは、どうも、別のような気がします。

 武術家にも演武型と実戦型が居ますからね。

 ミカエル先生にもてあそばれた人は、典型的な演武型な訳ですね・・・?

 デンデがネイルさんやピッコロのような戦闘タイプにはなれないでしょ?

 それでも、武術には、デンデがネイルさんやピッコロにも勝てる戦略があるんです。

 今回のセミナーを受けた人の中には、「なるほど~」と思った人も居るでしょう。どんな必殺技にも必ず盲点、弱点があるということが解れば、怖がる必要はありません。

 まあ、ここには書きませんが・・・。


 この日は、セミナーが終わって、いつもの喫茶店でダベッてから帰りました。日本映画専門チャンネルで『ゴジラ対メカゴジラ』をまだ放送中だったんで、見ました。

 ゴジラ映画では『ゴジラ対ヘドラ』と、この『ゴジラ対メカゴジラ』がお薦めです!

 ゴジラがヒーローだった時代の作品ですが、メカゴジラが非常にカッコイイし、キングシーサーもメカゴジラの両目から出る虹色のスペースビームを右目で吸収して左目から反射して打ち返すという伝説神獣らしい必殺技を繰り出します。

 しかし、何といっても睦五朗演じるブラックホール第三惑星人の地球侵略司令官の憎々しさが秀逸です! 本当にこの人は悪の親玉が上手い! すっごい偉そうな態度といい、「ゴジラめ。メカゴジラがお前と同じ性能だと思うなよ・・・」とか含み笑いで言う台詞なんか、本当にヤな感じです。

 悪役専門の俳優さんだと、こうはなりませんよね?

 インターポールの捜査官、南原を演じた岸田森もダンディでカッコイイんですよ~。

 沖縄が舞台なのに冬に撮ったんでしょうかね? コート着てたり、田島令子はロングブーツだし。

 平田昭彦の博士役は、続編の『メカゴジラの逆襲』ではバージョンアップしてチタノザウルスを発見したマッドサイエンティストになる・・・。

 平田さんはあんまり悪役のイメージ無いけど、レインボーマンとか、大鉄人ワンセブンとか、何回かやってますよね。特撮系のイベントにも気さくに出てくれて、奇声を挙げて怪演してくれたりするお茶目な人だったらしいです。

 ジャリ番とバカにして特撮作品に出演したことを隠したがる役者もいますが、影響力という点では子供の人格形成に絶大な刷り込みがありますからね~。もっと誇りを持ってもらいたいですね~。

「特撮物って普通の演技じゃないからな~」って言われますが、だから、遊べる訳で、役者にとっても面白いと思うんですけどね~?

 一眠りして、道場にマキワラ切った後のゴミを溜めてたんで、深夜に掃除しに行きました。

 切り残したマキワラがあったんですが、乾いて硬くなってるから切れるかな~?と思ったんですが、ものは試しに斬ってみますと、問題なく切れました。

 濡らして巻くのも面倒臭いから、今後はそのまま巻いて切ってみてもいいかな~?と。

 ついでに手裏剣も練習しました。

 小塚師範が研究した打ち方をいろいろ試してみたら、私もできるようになってきましたよ~。5本握って打ってみたら、これも成功しましたよ。畳針に近い細~いコンクリート針だったんですが、こんな細くてもピシッと刺さるんだから、手裏剣術も工夫次第だな~?と。

 ペーパーナイフも小塚師範の解説通りに打ってみたら、ピシッと刺さるので、唖然?

 逆袈裟斬りみたいに打つのも、結構、刺さりましたよ~。やっぱり剣術と共通点あるな~?

 もっと、いろんな形状の手裏剣揃えて研究してみたいですね? 握り方も重要だと痛感しました。

 研究会だから、皆でいろいろ研究して教え合うという今のスタイルは、非常にいい感じだと思います。

 試し斬りや手裏剣は、戸外や公共施設では練習できないので、いつでも使える専属道場ができて、本当に良かった~!

 後は、漫画原作で売れっ子になって道場付き一件屋建てるか、小さなビル丸ごと買うか、どっちかかな~? 頑張らなくっちゃ、いけません!

PS;最新作DVD詠春拳&美体操4』、発売中です! 山田師範が何と? 甲野氏の秘技のネタばらししています! いいのか? ベリーダンスのリナ先生が仕事が忙しくなって来れなくなったのが寂しいんですけど、地元で活躍するリナ先生を応援してまっす!

PS2;今年も残り少なくなってきました。来年の月例セミナーは相模原本部道場で武芸百般の体得を目指しますよ! 借りてる場所ではできなかった技も自由にできますからね~。一括申し込みの締め切りも迫ってきましたので、お申し込みはお早くお願いします!

このページのトップへ
コンテントヘッダー

11月は“他流破り”で、御座候・・・

11月は“他流破り”で、御座候・・・

 最近は滅多に聞きませんが、武道武術の道場には“道場破り”があるのが“当たり前”でした。

「『空手バカ一代』みたいなのは劇画だから・・・」と思っているアナタ!

 甘~いっ!

 確かに、「道場破りで~す」と名乗って来る人間はいませんが、腕試し気分で尋ねてくる人なんか、普通にいる訳です。

 私より上の世代の人達は、(道場破りとか)大抵、経験されていると思います。

 例えば、青木宏之先生は、空手他派のチャンピオン・クラスが随分、押しかけてきたようです。

 皆、痛い目に合って、泣いて帰った・・・という話を関係者から聞いています。けれども、青木先生はそういう武勇伝で自分の名前を売ろうとはせず、逆に指導してあげたりしていたようですし、だからこそ、世界中に熱烈なファンが居るのでしょう。

 スポーツ化した現代武道は、現代的価値観に沿った形で発展しました。それは国境を超えて世界中に広まっていきました。

 その一方で武術としての本質が忘れ去られてしまった点もあり、私は研究家として、その部分を掘り起こしていこうと願って、古流武術や中国伝統武術を研究してきました。

 その結果として判明したのは、武術は体力ではなく重心操作の身法と理合(間・拍子・読み・交叉)を体現した者が自動的に勝てるという真相にたどり着きました。

 もちろん、そこに辿りつけたのは、優れたその道の諸先輩方に教えを受けることができたからなんですが、その数は数十人に及びます。

 剣道・柔道・拳正道・忍術・空手・ボクシング・キックボクシング・中国武術・古流柔術・古流剣術・古流居合術・手裏剣術・合気道・カポエィラ・シラット・カリ・ケンポーカラテ・JKD・カラリパヤット・・・ETC

 もう、どのくらいの流派を学んだのか自分でもよく判りません。

 一つの流派を集中して探究して極めていらっしゃる先生方の技術には憧目する点が多く、他派の秘伝や極意に相当する術技を自然に体得されていた方もいらっしゃいました。

 私は権威には興味がありません。中身があるかどうか? そこにしか関心がない。

 この業界、宣伝下手な先生こそが優れた術技を持っている事例が多く、私はコーディネーターとして、そんな先生方を紹介することを自分の責務だと考えてきました。

 無論、いろんな流派でやり方は微妙に違いますし、体得者のレベルでも全然、違ってきますが、私自身は、流派による優劣を論じるのは間違いであると思います。

 例えば、「M16とAK47では、どちらが優秀なアサルトライフルか?」という論争で考えてみると、命中精度なんかではM16の方がずっと高性能で、AK47は頑丈で壊れにくいだけが取り柄みたいなものなんです。

 普通は、精密な銃の方が優秀だと考えるでしょう? でも、戦場で戦うには精密な銃は簡単に作動不良を起こして使い物にならなくなったりする訳です。つまり、遊びの少ないパーツ間のかみ合わせに砂や泥、あるいは発射した後のカーボンの煤が溜まった程度で作動不良を起こす訳です。精密過ぎると・・・。

 まあ、射撃場で使う競技用の銃なら一発撃ってクリーニングするということも可能ですがね?

 昔、Gun誌で、リボルバーのロールスロイスと呼ばれるコルトパイソンと、コンバットマグナムの比較記事で、パイソンは精度の高い弾丸しか込められないくらいキチッと作られているのに対して、コンバットマグナムは安い弾丸が込められるように弾倉の穴に誤差があるそうでした。

 で、実戦向きなのは弾丸を選ばないコンバットマグナムだから、パイソンの銃身をコンバットマグナムのフレームに合体させた最強の実戦リボルバー“スマイソン”を作ったガンスミスがいました。

 同様の理由で、精妙な術理の武術は、逆に泥臭い実戦には向かない。何故ならば、精妙な技を使うためには厳密な条件を満足させないといけない。ところが、予測不能な事態が起こる実戦では、その余裕が無くなってしまうからです。

 無住心剣術三世の真里谷圓四郎は、実戦で多数の敵に囲まれた時の対処法として、「剣に拘らずに、殴ったり蹴ったり何でもしろ!」と教えています。

 高邁な思想と至高の剣理を持つ同流の実戦秘訣がこれかい?というガッカリ感を某氏は覚えたそうですが、私はむしろ、感心しました。緊急事態に綺麗事言ってるようなヤツはダメでしょう?


・・・ほとんど余談で引っ張ってしまいましたが、“他流破り”ということは、武術を学ぶ者が考えるべき最重要点であり、それは、現実の戦いというのは流派なんて関係がないということなのです。勝つためにあらゆる手段を工夫する知恵のある人間の方が勝つのが当然の理(ことわり)です。

 特に、現代のようにあらゆる流派の技がDVDや動画で見られるようになっている時代には、ただ、型や技だけ教えるというのでは道場の存続は難しいでしょう。

 私も道場経営者の端くれなので、そこはやはり、考えます。

 武術というのは、いかなる戦いにあっても生き残ることを目指す術です。

 火山の噴火、突然の地震、津波、原発事故、テロ、通り魔、オヤジ狩り、カップル狩り、拉致監禁・・・あらゆる危機をかい潜って、しぶとく生き延びるための知恵と技術を学ぶのが武術の本質であり、歴史の長い流派には、必ず、そのための知恵が併伝されているものです。

 また、敵は外部から来るだけではありません。自分の身体や精神に巣くう疾病にも負けないようにしなければなりません。

 日本武術は武医同術が、旨なんですね。

 また、根本的な問題としては、自分の心の弱さを改めていくことが重要でしょう。いかなる問題を克服するにも、根本に揺るぎない意志の強さが必要です。


 今回は、そういった話も交えて実技の練習をしていくつもりです。


PS;突然ながら、『詠春拳&美体操4』DVD、完成しました! 今回は、詠春拳戦法の対人練習の要点である黐手(チーサオ)を収録しています。イメージしにくいかもしれませんが、太極拳の組手練習である推手と同様のものです。美体操は、仙骨や腹筋、腰椎の調整です。

このページのトップへ
コンテントヘッダー

目指せ!ワンピース!

 小説家養成講座に通い始めて、よく解ったのは、「自分は普通の小説は書けない」ということでした。

 編集関係の方、何名かからも、「長野さんは漫画の原作者が向いてますよ。作画家と組んでやれば長野さんの専門知識が活かせるでしょう」と言われていました。

 文章が映像的であることと、発想がジャンル映画的であることが原因でしょう。

 でも、私が考えるストーリーだと、描き手の嗜好と合わないと共同作業は難しいでしょうからね~?

 なかなか、先に進めなかった訳です。

 基本ラインとしては、“バトル物”であることが絶対条件ですし、ファンタジー色の強い作品の方が得意ですからね。

 簡単に言うと、キマイラ・シリーズとか魔界都市シリーズとか、あるいは、拳児やケンイチ、刃牙とかの少年修行物とか、幽々白書みたいな妖怪バトル物とか、もしくは松田優作的ハードボイルドアクション物とか・・・そんな感じのものですね。

 私の場合は特撮ヒーロー物が原点なんで、普通の人間が右往左往する日常的な話って、全然、興味がない訳です。

 超能力者とまではいいませんが、超人的な能力のある人間が活躍する話しか考えられない訳です。

 で、そういう小説って、ラノベ以外では新人賞取れないらしい?

 普通の人間が悩んだり悪戦苦闘する話が取れる?・・・みたいなんですが、そんなもん、書きたくない訳ですよ。

 だから、新人賞狙いは早々に諦めて、持ち込みに賭けようと思ってる訳です。


 小説講座に通っていて中国武術を習っていた人と仲良くなって、話していたら、漫画家の友達がいるということだったんで、「是非、紹介してください!」と拝み倒して紹介してもらいました。

 その方と漫画家の方と、小説講座の友人と四人で、5日に道場でお話しました。

 秘蔵のエアガン、クリスベクター・サブマシンガンと、チェイタックM200ロングレンジスナイパーライフルを見せたり、鎖鎌や南蛮千鳥鉤や卍釵や十文字鎌槍見せたり、試し斬りやったり・・・と、小学生魂全開でおもてなししましたよ!

 その後は、最近、行きつけのファミレス『和食よへい』で3時間くらいダベッて帰りました。

 作品も見せてもらいましたが、時代劇も現代劇も描ける方で、青年誌向けの絵柄だな~と思いました。実力のある方で、人柄も凄く謙虚で真面目な方でした。

 私のホームページに載せてる猫又侍の小説に興味を持ってもらったそうで、それをベースに描いてみたいとのことで、有り難い限りでした。

 初対面であれこれ企画を売り込むのも、いかがなものか?と思っていたんですが、遠慮する必要はなかったみたいです。

 聞くところでは、作画はできてもストーリーを考えつかない漫画家の卵の人も多いのだそうで、それだったら、ストーリーはいろんなものを提供して、それぞれ気に入った作品を選んでもらって、複数の作画家の方と組んでやっていくのがいいな~?と思いました。

 私は小学生の妄想脳のまま50年以上生きてきてるので、お話は、いっくらでも思いつけます。そこだけ自信満々ですよ! 現時点で十数本ストックあります。

 ようやく漫画原作者として本格始動できそうな塩梅で、本当に有り難いですよ!

 時代小説のお手伝いもやってきたし、来年一月には時代考証本(共著)も出る予定だし、手相から判断して50歳くらいから人生の大活躍期に入るようになっていたのが、現実化しそうです。

 ガンガンやってやろうと思ってま~す!

・・・とか書いてて、ふと手相(左手)を見てみたら、太陽線と財運線がググッと伸びてるではないですか? なんじゃ~こりゃあ?

 ただし、財運線には浪費線もくっついてるから、多分、貯金は無理かも?

 あっ、そうか? 人脈の運が強まったということかも・・・?

このページのトップへ
コンテントヘッダー

友寄先生ありがとうございました

 私が最も尊敬する武道家のお一人である賢友流空手道二代宗家、友寄隆一郎先生が、6月30日に御逝去されていたことを、「喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます」とのお葉書を奥様より頂戴して知りました。

 もう、雷に撃たれたような衝撃で、稽古に行く足がくじけそうでした。

 ここ最近、空手雑誌などは買っていないので、まったく知らなかったのです。

 友寄先生からお預かりしている原稿を書籍化するお約束も果たせないまま、合わせる顔も無いと思いつつ、何とか出版のお手伝いはできないか?と思っていたものの、もう、二度とお目にかかる機会が失われてしまいました。

 残念というより、申し訳ないという思いがいっぱいです。

 ちくま新書の本で友寄先生のことを書いていたら、お弟子さんから聞かれたそうで、わざわざ御礼のお手紙と記念会報をお贈りくださいました。

 約束を果たせない私を叱るどころか、暖かい言葉をかけてくださいました。

 が、それが逆に申し訳なくて、本一冊出すこともできない自分が情けなくなったものです。

 言い訳は男らしくないと思いつつ、ちょうど、出版不況が本格的になり始めた時期と重なってしまったのが悔やまれます。

 内容がハイレベル過ぎたのです。

 専門書は売れないという出版社の判断で企画が通らなくなったのですが、本当に価値があるものを出せないというのは、残念なことでした。


 ただ、今でも友寄先生とお会いした時の記憶は、一つ一つを鮮明に覚えています。

 忘れようにも忘れられない技の見事さ。

 明快で豪快なお人柄。

 そして、本質を観抜く洞察力。

 本当に、凄い先生でした。

 そのくせ、ギャグを言って笑わせるのが好きな茶目っ気もある優しい方でした。


 しかし、「昔の武道家はもっと凄かった」と言われていました。綺麗事を言われる先生ではなかったので、本心からそう思われていたのでしょう。

 けれども、私がお会いした先生方の中でもトップレベルのず抜けた実力の先生であり、空手家でありながら中国武術の実力も本場の名高い老師に優るとも劣らないものでした。

 先を取る理論(先の先・対の先・後の先)、交叉法の理論(攻防一致)も、私がお手本にしたのは友寄先生の考えられた理論でした。

 多くのお弟子さんに尊敬されてお幸せであったと思います。

 また、世に二人といない鬼才に学ばれた方々は幸せでしょう。

 本当に見事な技には、「やられてみたい」という気持ちになってしまうものです。

 友寄先生の技には、希代の名刀のような圧倒的な美しさがありました。

 直にお会いしたのは数回でしかありませんが、何十年も学んだような濃厚なお付き合いに感じられます。

 武道のみならず、仏教や神道といった宗教哲学にも通じておられ、霊能力のような不思議な能力も示され、慄然とさせられたこともありました。

 武道に秘められた人間の潜在能力を示された経験は、今も強く心に残っています。

 だから、私の心の中に永遠に友寄隆一郎先生のお姿が消えることはないでしょう。


このページのトップへ
コンテントヘッダー

試し斬りとフラメンコと大刀剣市

 日曜に、来年一月に発売予定の時代考証本に使う写真撮影で、試し斬りとか鎖鎌、仕込み脇差、十文字鎌槍、南蛮千鳥鉤とかを撮影しました。

 この時代考証本は共著で、私が武術関連の章を担当しています。

 で、通説(「右肩越しの背負太刀では抜き納めできない」とか)の“間違い”を正すために、実際に実演している写真を載せたらいいか?と思った次第です。

 通常の稽古を一通りやった後で、用意した武器とかマキワラとかを準備して撮影しましたが、ついでに、以前買った、錆び錆びの関の兼元の脇差の刃先を研いで、どのくらい斬れるか?を試してみました。

 以前の持ち主がグラインダーで削ったらしく、かなりチビてしまって姿が崩れてしまっているんですが、それでも中々の斬れ味を示してくれました。

 一尺八寸足らずですが、日子流小太刀仕様に柄は長目にしています。室内戦用には丁度いい、忍者刀くらいの長さなんですね。

 本物だったら最上大業物(ランクA)の刀ですが、はてさて・・・?


 翌日は、文化の日。死んだ親父の誕生日なんですが、晴れの特異日だそうで、予報では雨天になりそうだったのに、やっぱり晴れました。

 この日は午前中に個人指導の予約(試し斬りを指導! 俺がやってみせたら失敗! テヘペロッ?)があったので、これをやって、それから昼には渋谷の国学院大学で会員のKさんがフラメンコを踊るそうなんで、これを北島師範小塚師範と一緒に見に行きましたよ。

 学園祭だった様子で、Kさんの晴れ舞台をお母さんや御友人の映像関連の会社をされている方も見に来られていました。

 この社長さんは、Kさんから「是非、紹介したい」と言われていた方でしたが、日取りが合わずに、その時は会えなかったんですが、著書を渡しておいてもらったので、すぐに気づいて気さくに話しかけてくださいました。

 専属の女優さんやデザイナーの方も連れておられましたが、怪獣話で即、意気投合!

「この前、薩摩剣八郎さんと会ったんですよ!」「えっ、それは平成ゴジラを演じた『ゴジラ対ヘドラ』ではヘドラに入っていた、あの?」という具合・・・(北朝鮮でプルガサリにも入った人です)。

 やっぱり、趣味は人間のコミュニケーションの要ですよね~?

 映像の仕事もまたやりたいな~?と思っていたので、Kさんに感謝感謝!

 で、彼のフラメンコがまた、ステップが震脚になっていて動きが連続発勁みたいになっていて、私は驚きましたよ! 踊りのステップじゃないよ!

 あれは、ちょっと誰も真似できないだろうな~?と・・・。

 ただし、「身体を故障する危険性があるから、注意してね」と、本人には言っておきました。

 俺ジナル過ぎる踊りだけど、游心流的には、初段あげます! 大したもんだ!

 余談ですが、“踊り”の原点は、シャーマニックな神との邂逅にあります。

 お神楽、スーフィーダンス(旋舞)、インド舞踊・・・みんな、そういうところから出発しています。

 人智学のルドルフ・シュタイナーが創始したオイリュトミーもそうですが、新体道も武道をベースにした神人合一を目指した体技だったんですね。

 ひょっとすると、武術が目指すべきは、そこなのかもしれませんね?

 その後は、年一回の大刀剣市の最終日だったので、渋谷から御成門に向かいました。

 会場で青木宏之先生と待ち合わせしていたんです。

 ここ何年か、毎年、青木先生と刀剣市を見てまわるのが恒例行事になってます。

 欲しいと思う刀はベラボーに高いし、手頃に使える刀は既に充分、持ってるから、余程、フィーリングに合う刀でもないと、買う気は起こりません。

 で、今年は何も買いませんでしたよ。

 まっ、お金がないからですけどね~。

 清麿の短刀なんて二千万以上でしたよ! 家が買えちゃうよ・・・。

 その兄貴の正雄の大刀は三百万代でありましたけど、刀好きの間では兄貴の方がいいと言う人も多いんですが・・・。

 ここ二年くらいは、高~い刀も出てますね? 安くしたから売れるって訳じゃないから、刀の底値も一段落ついたかもしれません。

 金持ちの中国人みたいな人もいたし、物凄く場違いなバンドマンみたいな二人連れがいて、何か、変わってきたな~?と、思いました。

 ラノベか漫画原作で売れっ子になったら、名刀の二、三振りも買ってみるべ~か?

このページのトップへ
著者プロフィール

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

FC2カウンター
リンク
最新記事
カテゴリー
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

月別アーカイブ
ブログ内検索