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今度の都議選は祭りだね?

 あ~、東京都民じゃないのが残念!

 今回の東京都議選挙は、何か近来稀に見るエンターティンメント性があるんじゃないですか?

 もはや、“祭り”ですよ!

 各自、キャラ立ちが凄いですね?

 小池さんのブリッ子ぶりも凄いけど、鳥越さんのハッスルぶりも予想以上です。

 この二人の強烈キャラに挟まれた増田さんもまた、地味過ぎるところが逆に目立ってしまって、案外、一番おいしい思いをしているのかもしれません?

 私は安倍自民は嫌いだから、増田さんも小池さんも応援できませんけど、無策なまま情熱だけで突っ走っている鳥越さんの危なっかしさも、ちょっとな~?と思えてきました。

 例のスプリングセンテンスの記事も読みましたが、本当に事実無根なんでしょうかね~?と。何か、生粋のプレイボーイ気質でアレコレ細かいこと考えないだけの人?という印象を受けましたね。

 事実だったとしても、単に“女にだらしのない人”というだけに思えるし、そんなに悪党扱いするのもちょっとな~?という気はします。

 というのも、武術の世界は女にだらしのない人ばっかりだったりするからで、被害者の女性があまりにもウブ過ぎたと言えるようにも思えるし、そんな女性に手を出そうとしたのがプレイボーイ仁義を外したと非難されるべきかもしれない・・・。

 いや、もっと酷いことしたのかと思っていたので、えっ、この程度で?と思ってしまいました。ちゃんと話し合いに応じてくれただけでも鳥越さん、いい人じゃん?と思ってしまうのは、私が武術界の“わからんちん”ばっかり相手にしてきたせいなんですかね?

 そもそも、左翼系の人達って恋愛が軽過ぎるような気がしますね? いい年こいたオッサン、オバチャンがホイホイくっつく様子は笑えますよ。ホストクラブやキャバクラ行く代わりに市民運動やってるのか?と思ってしまうくらい・・・。

 まあ、副知事に優秀な人を選べば問題ないと思うんで、例えば、鳥越さんが都知事になっても宇都宮さんを副知事にしたらいいのではないか?と・・・。

 で、右向け右の国政に東京都だけ逆らうという構図が面白いのではないか?と思いますね~。

 よく指摘されるところですが、今の日本の政治状況はナチスが台頭してきた頃にそっくりだと言われています。

 私は知りませんが、確かに国が全体主義化しつつあって、多様な意見や生き方を許さなくなりつつあるようには思えます。

 そもそも“親米愛国”というのが解らん?

 ナショナリスト(愛国主義者)というのは排外的なもんでしょ?

 それが何でアメリカにだけは追従するのか?

 長年、実質的にアメリカの属国だったから?

 アメリカの核の傘に守られているから?

 でも、アメリカが弱体化してきたから、今度は日本がアメリカを守らねばならん!という義理人情の話なのか?

 それじゃあ、アメリカ以外の国とは親しくしない(排外主義)ってことなのか?

 何か、異様過ぎるとは思いませんか?

 トランプさんが人気があるのは、あの人、「アメリカだけを守る!」と断言してしまう鎖国主義者だからなんじゃないですか?

 実に解りやすい。

「自分の国のことだけしか考えません。アンタら勝手にやんなさい」と言い切ってしまうところが小気味いいように聞こえるんでしょうね?

 ただし、これは論理的には破綻してますよ。

 アメリカ、つまりUSA(アメリカ合衆国)の国民って人種も宗教も多様で、その多様性を許容する自由さを第一に掲げている訳ですよね?

 ということは、国の定義そのものが非常に複雑で、その中の国民をどう扱うのか?

 トランプさんを毛嫌いするまっとうな人達が多いのも当然でしょう。

 けれども、今の日本も似た状況だと思わないでしょうか?

 安倍首相は言葉は丁寧だけども、やってることは戦後民主主義の破壊ですよ。明治時代に戻したいのかもしれん・・・?

 でも、第二次大戦以前の日本がそんなに良かったんですかね?

 西欧列強に追いつけ追い越せ!という国政の向上意欲は高かったかもしれませんが、明治・大正・昭和初期の時代は、日本がアジアの支配者になろうとした時代だったんじゃなかったっけ?

 だから、今でもアジアの中で日本は嫌われてしまっているんじゃないの?

 そんな時代の中で国民はどうなりましたか?

 国民の大多数は戦争に駆り出されたり軍需産業に従事させられたり、悲惨な生活を強いられたんじゃなかったっけ?

 何だかんだと言いながら、最も平和で文化的な時代は第二次大戦以後でしょう?

 国民がどう生きられるか? それが最も重要なことであり、国家の誇りとかそんなものは一部の施政者の誇大妄想に過ぎませんよ。

 政治家は国民に尽くすものであって、国民を支配するものじゃありません。

 その意味では、今回の都知事選で選ばれる人は、この基本を理解していて欲しいと思いますけどね~?

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ほびっと村護身術感想

 17日は西荻窪のほびっと村での三カ月に一度の講座でした。

サバイバル護身術”というテーマだったので、もう、エグいのばっかり(耳千切るとか鼻の穴に指突っ込んで投げるとか?)やる気でいたんですが、参加者の要望で合気的な技を使った護身術を主にやりました。

 護身術というと、何の鍛練もしていない人でもすぐにできて、しかも屈強な相手を簡単に撃退できないといけません。

 武道や格闘技をやりこんでいる人ほど、「そんなのあり得ない!」と現実的?な反応をするものなんですが、ここには大きな誤解があるんですね。

 武道や格闘技では「急所を攻めてはいけない」というのが大前提なのです。

 だから、簡単に決着がつかないんですよ。

 武術は違います。

「急所だけを攻める」のが大前提です!

 一撃で倒せないような箇所はそもそも狙いません!

 ですから、武道や格闘技を長年やればやるほど、危険性のある急所を避ける癖がついてしまうのですね。

 これは長年(二十数年)、いろんな流派(伝統空手・フルコン空手・中国武術・合気道・少林寺拳法・古武術・ボクシング・キックボクシング・総合格闘技・スポチャン・剣道・居合道・杖道・なぎなた・弓道・JKD等々)の修行者に指導してきて確信をもって言えます!

「そんなことはない! 長野は極論を言い過ぎだ!」と文句を言いたい方もおられるでしょう?

 しかし、“そんなことがある!”のです。

 例えば、武術の基本戦法では、目潰しの粉をかけておいて短刀で刺す!みたいなやり方が非常に多いです。

 素手でやる場合も、最初にバラ手で顔面を払い打ちしておいて逆手技をかける・・・みたいなやり方が一般的です。

 型稽古は怪我しないように注意してやる訳ですが、本気でやったら確実に相手をカタワにしてしまいますよ。

 バラ手の使い方も、軽く顔面をなでるように打てばいいと思ってる人が多いのでしょうが、実戦用の本来の使い方は指先の爪で眼球を引っ掻くようにしたりしますし、それ用の隠し武器“猫手”なんてものもあります。

 武術の秘伝というのは、大抵、“基本技を必殺技に変えるコツ”を教えています。

 秘伝の中には、隠し武器や毒薬を使ったりする極悪な技もある訳で、だから一般の生徒には秘密にして教えない訳ですよ。

 特にスポーツ化した現代武道しか知らない人にとっては、本来の武術の使い方を説明すると拒絶反応を示す場合もあります。

 もう、目的が全然違うからですね。

 それに、結論を書いてしまうと、“いくら鍛えても使い方を知らなければ無意味”という現実があるので、「鍛えてさえいれば達人になれる」と信じて修行している人間にとっては根本から価値観を覆させられてしまうので、頭で理解できても感情的に受け入れられないんですね。

 でも、“武術に関して”は、これが“真実”です。

 本当の使い方を教わらなければ、いくら練習を積み重ねても無駄なんです!

 例えばローキック。毎日サンドバッグを飽きるほど蹴りまくって鍛えても、一発で相手を歩行不能にできるだけの技とするのは至難です。

 しかし、相手が蹴ってきた瞬間に軸脚の膝を正面から踏み付けるようにすれば、素人であっても簡単に相手を歩行不能に陥らせることができます。

「そんなの反則じゃないか!」と怒る武道愛好家も多いと思います。

 ですが、中国武術の斧刃脚やトウ脚といった技は、明らかに膝を正面から蹴って破壊することを狙った技です。また、まともに極まったら完全治癒は難しいでしょう。

「そんな反則技は試合じゃ使えないだろう? 使えない技を練習しても無駄だ」と言い出す人もいます。

 そうです。言ってることは正しい!

 武術の技というのは“試合で使えば反則になる”ものがほとんどです。

 格闘技の修行者に何度も教えましたが、私の指導する技はほとんど反則になってしまうらしく、最近は「お役に立てないからな~?」と思って、「武術と格闘技は目的が違うので折衷するのは無理がありますよ」と、最初からお断りするようにしています。

 試合に勝つことを目的にするなら、ルールに沿った技術を磨くのが合理的なのです。武術が参考になったとしても、武術の技をそのまま使えば反則になる可能性が高い。

 私は試合に勝つことを目的にはしておらず、護身術としての武術の精度を高める研究をしているので、“まったくの素人でも屈強な武道格闘技の猛者にも勝てる”という方法論にしか興味がありません。

「そんな馬鹿なことができるものか?」と思われるでしょうが、不可能を可能にする知恵が武術の醍醐味なんですよね?

 いくら強かろうが不死身の肉体を持つ人はいません。弱点を的確に攻めればウルトラマンでもゴジラでも倒せるんですよ!

 こんな簡単な理屈が何故、解らないんでしょうかね?

 余談ですが、昔の武術流派には忍術を伝えるものが実に多くあります。

 これは何故か?というと、武術にとって最も厄介な敵が忍者だったという事情があって、忍者にやられないために自分達も忍術について研究した!という次第だったのです。


 まっ、今回の講座は初参加の人、数年前に江古田セミナーに参加して二回目の人が参加されていたのですが、かなり喜んでいただけたみたいでした。

 二回目参加の方は、「発勁が体得できなかった」と言われたので、今回はきっちりと体得してもらいました!

 これまた極論ではありますが、武術に於ける身体操作法というのは、“重心の操作”が核心であり、身体各部の動かし方とか何だとか、そんな細かいことはどーだっていいんですよ!

「手の形をあーやって、指はこうやって・・・」とか、そんなメンドー臭いことを考えながらやってて間に合う訳がありません。

 まして、相手がいれば、相手の重心をいかに誘導するか?を考えないと武術になりませんよ。


 また、話は変わりますが、興味深いことを聞いたので、かいつまんで御紹介します。

 十数年前の話です。ある著名な空手家が、噂を聞いて訪ねてきた中国武術と古流武術の遣い手に、何度も不意打ちを食らわしたものの、すべて開掌で遮られてしまったのだとか?

 私、噂では聞いたことあったんですが、何と、ビデオで撮られていて映像があったのだそうですね?

 空手家は普通に話している最中に突然、突きを入れたりして、普通だったら反応できずにボコボコに入ってしまうでしょう。が、その武術家は全ての不意打ちを造作もなく払いのけてしまい、バツが悪くなった空手家がウ~ンと考え込んだフリをして、また攻撃したそうです。

 が、それも遮られてしまったそうで、これは甲野氏がシステマのミカエル先生の無刀捕り(“剣道三倍段”と言われるように、刀で素手の相手に向かってやられるというのは実力差が三倍以上あるということです)にあしらわれたのと似た感じですね?

 ビデオを見た人からの又聞きですが、私も見たいですね~(笑)。

 その著名な空手家は、初めて会った武道経験者に不意打ちを食らわせて度肝を抜き、従順な信者をこさえる“やり口”を遣うという話も聞いていたので、なるほどな~?と。

 武士の情で名前は伏せましたが、こんな姑息な真似をしていれば、いずれどこかでしっぺ返しを食らうことになりますよ。

 それにしても、不意打ちを防いでみせた先生。私も知ってる方なのですが、御自分からこの話をされたことはありませんでした。私も一度も聞いていません。

 何と奥ゆかしい!

 私は形意拳と新陰流刀法の初歩の初歩の手ほどきを受けただけ(と、ここまで書いたらピンとくる人もいるでしょうね~?)ですが、技術以上の武人の凄みを教えていただけた気持ちで、自分のことみたいに何とも誇らしい気分でした。

 武術の世界は名誉欲と金銭欲に塗れた人が多いですが、中には、こういう無欲な先生もいる!ということですね~・・・。

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ストーカー事件であのアイドルが・・・

 先日、いつものように朝までTVつけっ放しで原稿書きして、疲れたのでゴロ寝して目を瞑って朝のニュース番組を聴いていたら、アイドルをストーカーしている男が捕まった事件を報道していました。

「またか~?」と、画面も見ずにうたた寝していたら、何か、聞いたことのある名前?

「タレントの“いいだゆか”さんをストーカーしていた・・・」

「んっ? いいだゆか・・・って、何か聞いたことあるような?」と思って、TV画面を見てみると、何と! 私が2012年に撮影にスタッフとして参加したもののお蔵入りになってしまった映画『ミリタリーむすめ』に主演したアイドルグループ“スマイル学園”の、あの“飯田ゆか”さんだったので、ビックリしてしまいました!

 その後、他局でも報道していましたが、今度は匿名になっていたので確認できません。

 本当にあの飯田さんなのか?と思って、何か知ってるか?と思って、『ミリタリーむすめ』のながせき監督に連絡してみましたが、「マジっすか?」と、全然知らなかった様子で、やはり驚いていました。

 日曜日のワイドショーで結構、詳しく採り上げられて、“いいだゆか”という全平仮名の名前で活動していること。犯人は、“2011年頃に飯田さんがスマイル学園に所属していた頃から熱心過ぎるファンで、イベントで身体を触ってきたりするので弁護士に注意されていた”ということを知りました。

 撮影の時を思い出しても、非常に花の有る人だったので、映画がお蔵入りになったのと同時期にスマイル学園を辞めて、その後、別の芸能プロダクションに入ったという話は聞いていました。

 頑張っててもらいたいな~?と思っていたんですが、まさか、こんな事件で知るとは思いもしませんでしたよ。

 ストーカーが捕まったとしても、ここまでくると自分の意志でやめるとは考えにくく、病気ですから、また付きまとわれたり、危ない事件に発展したりしなければいいけどな~?と、ちょっと心配になりますね。

 ブログのトップにも書いているように、私もネットストーカーの類いにしつこく嘘を書き込まれたりしてきましたが、こういう連中は嫉妬に狂ってまともな神経ではないので、相手するだけ無駄だと思います。

 中には自己憐憫でやっている人間もいるので、「ストレス解消になるのなら勝手にやっていればいいんじゃない?」と大目に見ていますが・・・。

 無視するのが一番で、次に法的対処をする。それくらいしか対処法がありませんが、問題なのは、エスカレートした場合ですよ。

 武術の世界だと容易に実力行使に発展しますから、私は暴力を迎え撃つ覚悟は必要だと思っていますし、日々の修行もそのためにやっていると言っても過言ではありません。

 しかし、私のようにできる人は少ないでしょうし、ショービジネスの世界で芸能活動をやっていこうとしている人が、暴力的なことを想定して準備しておくなんてことは無理があります。

 せいぜい、事務所のスタッフやファンが守ってあげるくらいしか有効な手段は無いんじゃないでしょうか? そのためにも、我慢して黙っていてはいけませんから、危険を感じたらすぐに公表して助けてくれる人を増やすのが大切かと思います。


・・・ただ、私個人の感想なんですけれど、特に地下アイドルと呼ばれるイベント中心のアイドルグループの活動のやり方ではストーカーを増やしこそすれ減らすことは困難ではないのか?とも思えます。

 つまり、そもそもの形態が危険を誘発してしまうと思います。何か、未成年者どころか児童をキャバクラで働かせているみたいに見えたりする場合もあるんですよ・・・。

 やってるアイドルの女の子達の大半はバイト感覚で部活やってる意識だろうとは思いますが、やらせてる事務所の認識次第では、どんどんエスカレートしそうな危険性は感じますね~。

 ファンとアイドルの距離が近過ぎると勘違いする人間は必ず出ますよ。

 そもそも、いい年こいたオッサンが高校生・中学生・中には小学生の美少女に入れあげてる構図というのは客観的に見たら“異常”なんですよね。大人の節度が見えない。

 ましてや、中には女性と付き合った経験が皆無のようなオッサンも少なくない訳で、何か、見てるとこっちが辛くなってくるんですよね~?

 太気拳の澤井先生は、「下半身に人格無しだよ」と言われたそうですが、まさしくその通りと思います。純情奥手なだけだった男が、突如目覚めて、疑似恋愛妄想の衝動につき動かされてしまう・・・のだとしたら、あまりに哀れじゃないですか?

 ましてや、芸能活動をずっと続けていきたいと考えて本格的歌手や女優を目指しているアイドルが、妄想に狂ったオッサンのせいで人生狂わされたら堪らないでしょう?


 そういえば、小説講座で映像関係の仕事をされている女性の方が来られていて、帰り道でノックアウト強盗?みたいなのに遭遇した体験談をされていました。

 某坊っちゃん大学のアメフト部員だったそうなのですが、遊び感覚で人を殴ったりしていたらしいのですが、まともな神経をしていないですよね~?

 こういう通り魔的な筋肉バカと遭遇してしまったら、どうすればいいのか?と聞かれたのですが、これも状況によりますよね? 私だったら何とかする自信はありますが、ちょっと武道かじった程度では無理だろうな~?と思いますね。

 ましてや、何の心得もない人だと180cm以上の巨漢にいきなり殴りつけられたら為す術がないかもしれません。

 やっぱり、女性や老人、子供向けの護身術を普及する活動をやった方がいいかもしれないな~?と思いました。

 ちなみに護身術の本が出ていたので参考までに買ったんですが、拳で殴るやり方とか解説してあって、「こりゃあ、アカン」と思いましたよ。

 何でか?というと、素人が拳を握って殴ったら自分の方が骨折したり手首をくじいたりしてしまうからです。

 蹴りもお勧めできませんね。素人は威力の乗った蹴りなんか出せません。蹴り足キャッチされてしまうか、自分でバランス崩してすっ転ぶかが関の山です。

 打撃技を使うなら掌打か肘。これなら素人でも一発で屈強な相手をKOできるだけの威力が出せます。もちろん、打ち方のコツと当てる箇所を知っていないといけませんが。

 どれだけ屈強に見えても、人間の肉体には急所がたくさん有ります。そこを的確に攻撃すれば体格や体力の差は問題なくなります。

 体力に任せて暴力で他人を害するような輩はカウンターパンチで伸してやればいいんですよ!

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妖怪の変遷

 予告していたので、今回は『妖怪』を扱った作品について論じてみましょう!

 何といっても、妖怪と言えば、水木しげる先生ですよね?

『ゲゲゲの鬼太郎(最初は「墓場鬼太郎」というタイトルで、TVアニメ化の時に「墓場じゃタイトル的に良くないから・・・」という理由で、水木先生の子供の頃のあだ名「ゲゲ」から採ったとされます)』『河童の三平』『悪魔くん』が三大代表作と言われています。

 その中で、『河童の三平』と『悪魔くん』は白黒の実写ドラマ化され、『ゲゲゲの鬼太郎』だけ白黒のアニメ(当時は「動画」とか「TV漫画」と言うのが一般的だった)番組として放送されました。

 数年後に『ゲゲゲの鬼太郎』は70年代の公害ブーム(水俣病・四日市喘息・カドミウム病・光化学スモッグなんかが社会問題となった時代で、『ゴジラ対ヘドラ』『ガメラ対深海怪獣ジグラ』や『帰ってきたウルトラマン』の公害怪獣ザザーンや『宇宙猿人ゴリ』の初期の“公害Gメン”やヘドロン、ネオヘドロン、ミドロン、ダストマン、ネズバードン、ゴキノザウルスとか公害怪獣が出ていた)とリンクしたテーマ性を打ち出してカラー版となってカラー版第二シリーズが放送されて、これが好評。

 以後、ほぼ十年周期でシリーズ(現時点で第五シリーズがあり、深夜枠ノイタミナで元祖『墓場鬼太郎』もアニメ化された)が放送される国民的アニメ・シリーズとなっています。

 しかし、妖怪のブームというのは江戸時代くらいからあった訳で、水木先生が一番影響を受けたとされているのが、鳥山石燕。

 石燕がそれまで伝承されていた様々な妖怪に具体的な姿を与えたと言われています。

 この妖怪画というのが江戸時代や明治時代にはブームだったらしく、かの有名な葛飾北斎も描いています。

 江戸時代にはパロディーで将軍とか奉行とかを妖怪になぞらえて皮肉る風潮もあったそうで、例えば、時代劇でよく悪者として登場する鳥居甲斐守を妖怪(名前が耀蔵で甲斐守なので、“耀甲斐”と呼んだ)と皮肉ったりしていたんですね?

 もっとも、“妖怪”という言葉がいつ頃から使われるようになったのかは諸説あって定説はありません。

 日本の歴史上、最も妖怪が闊歩していたであろう時代は平安時代だと思われます。

 この時代の妖怪とは鬼と総称されていたみたいですが、この“鬼”という概念もまた変遷しているみたいなんですね?

 今日の鬼のイメージは、角があって虎皮の褌を締めているイメージですが、これは、丑寅(うしとら)の方角、つまり鬼門と呼ばれる東北地方を指す方位が転じて、「牛の角を持ち、虎の褌をしている恐ろしい民族」という、かつての中央(大和)政権から見た東北の異民族に対する勝手なイメージとして創作されていた訳です。

 そもそも、鬼(オニ)とは、“隠れる”という意味を持ち、サンカのような山岳漂泊民を呼んでいたのではないか?とする説もあります。

 この辺の民族学的解釈は『もののけ姫』にも参考にされているようです。

 この前、深夜アニメで見ていて、はっと気づいたのは、『うしおととら』も、「うしとら」から採られたタイトルだったんだな~?と・・・。

 日本はもともと、八百萬(やおよろず)之神が居るという多神教の国ですが、「妖怪は零落した神」という柳田國男の説もあります。

 元が神様だったので、日本人は妖怪に親しみを感じるのでしょう。

 そんな具合に、「日本人は妖怪が好き」という前提で考えると、数多くの妖怪の作品が生まれた理由にも納得がいきますね?

『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』ではゴジラは「呉爾羅」という伝説の神獣でしたが、これも要するに“大妖怪”だったという訳でしょう?

 今回の『シン・ゴジラ』もそのような設定らしいです。

 怪獣物にも妖怪がモチーフの作品が少なからず有ります。

『ウルトラQ』のクモ男爵、『ウルトラマン』のネロンガやウー、『帰ってきたウルトラマン』のドラキュラス、『ウルトラマンタロウ』のエンマーゴ、『ウルトラマンティガ』のスクナ鬼・・・なんかは妖怪物ですよね?

 大映の『妖怪百物語』『妖怪大戦争』『東海道お化け道中』は、モロに妖怪ブームの余波を受けて製作された時代劇ですし、『大魔神』『大魔神怒る』『大魔神逆襲』は時代劇ファンタジーとして非常に優れた作品です。

 東映も、『怪竜大決戦』で忍術ではありますが、怪竜、大蝦蟇、大蜘蛛(原作ではナメクジだけど気持ち悪過ぎるから変更されたらしい)の妖怪が出ます。

 その後、妖怪物の映画というのはほとんど見当たらないんですが、未見ながら『妖婆』という作品を兄貴が見たことがあると言っていました。京マチ子と神保美喜が主演だったのだとか?

 ちなみに芸術映画系ですが、『草迷宮』(前衛劇団“天井桟敷”の主宰者、寺山監督作)や『夜叉ガ池』『天守物語』といった泉鏡花原作の作品も妖怪がモチーフです。

 TVでは、鬼太郎のヒットによって、妖怪物の作品はぐぐっと増えました。

 巨匠、手塚治虫が水木先生への対抗心ムキダシで描いたという『どろろ』は時代劇ながら人間の業をえぐった内容が衝撃的で、最終回で男の子だと思っていたどろろが、実は女だったというオチが衝撃的でした。

 私が好きだったのは『ドロロンえん魔くん』。やはり公害ブームの時期だったので公害によって凶悪化した不良妖怪をえん魔大王の甥っ子のえん魔くんが退治するという内容で、明らかに鬼太郎へのチャレンジ精神がのぞいていました。

 鬼太郎には皆無だったオイロケ担当の雪子姫が居たから良かったのかも? エンディングの実写にアニメを足す手法もシュールで印象深かったですね~。

 数年前にリメイクされた時は盛り過ぎパロディーが面白かったですが、案外、この作品は実写にしても面白いかもしれませんね?

 ちなみに永井豪先生は、『どろろとえん魔くん』という手塚先生のどろろが成長して美女になった設定にえん魔くんをからませる作品を描いています。

 えん魔くんより少し早かったと思いますが、『デビルマン』も妖怪物ではあります。

 妖獣(デーモン族という悪魔の種族)と呼んでいましたが、この時期、TVの特撮ヒーロー物は、怪獣という言葉に対抗して独自性を出そうと、『流星人間ゾーン』は恐獣、『ウルトラマンA』は超獣、『サンダーマスク』は魔獣、『マジンガーZ』は機械獣、『グレートマジンガー』は戦闘獣、『コンバトラーV』は奴隷獣、『ゲッターロボ』はメカザウルス、『ウルトラマンレオ』の後期は円盤生物といったネーミングをしていました。

 デーモン一族と戦うデビルマンの構図はTVアニメと原作漫画では相当に違っていましたが、「悪魔の力を身につけた正義のヒーロー」というフレーズは矛盾しているようで示唆に富んでいました。

 人類のためじゃなくて、一目惚れしたミキちゃんのためだけに戦うという超個人的な理由付けも面白かったですね?

 デビルマンの元ネタになったという『魔王ダンテ』はSF的解釈による神と悪魔を描いた作品でしたが、これなんか特撮映画で実写化したら相当凄いと思うんですが?

 その後の妖怪物というと・・・

『変身忍者・嵐』の後半は、悪魔道人率いる西洋妖怪軍団と戦い、背後で操っていた大魔王サタン(特撮物ではお馴染みの天本英世)を倒して母親を助け出して大団円という展開でした。

 その他の実写物には『ぐるぐるメダマン』『白獅子仮面』『牛若小太郎』『超神ビビューン』『ワラシ』などがありますが、『怪奇大作戦』にも「青い血の女」や「吸血鬼の叫び」といった科学捜査がお手上げの回がありました。

 映画だと、やはり『血を吸う人形』『血を吸う眼』『血を吸う薔薇』の三部作が出色でしょう。第一話がゾンビ物で、二、三話は日本の吸血鬼物として成功した貴重な作品と言えるでしょう(岸田森の吸血鬼演技が素晴らしい)。

 そうそう、『狼の紋章』も忘れてはいけませんね? 松田優作のデビュー作として有名ですが、志垣太郎が狼男に変身する少年、犬神明を演じる青春スターっぷりや作品全体のチャレンジ精神が好ましい佳作です。

 私は、松田優作の『最も危険な遊戯』と、この作品を浪人時代の福岡のテアトル西新という名画座のオールナイト特集で見たことが映画製作への夢を持つ切っ掛けになりましたよ。

 大林監督のメジャー・デビュー作『ハウス』も、妖怪物と言えるでしょうね? 戦争で死んだ恋人の帰りを待って田舎の高級屋敷で暮らすうちに妖怪化したオバちゃまが美少女グループを餌食にする化け猫映画の変種でした。

 後に大林監督がTVスペシャルで撮った『麗猫伝説』とも共通性を感じさせます。

 和製オカルト映画と言われた『犬神の祟り』も、「これは迷信に躍らされた村人が殺人を犯すミステリーなのかな?」と思っていたら、後半に堂々と化け物映画に変わる強烈な作品でした! ちなみに田中泯さんが踊りのシーンで出ているそうです。

 後、『アギ鬼神の怒り』という自主製作映画(源頼光の四天王の一人、渡辺綱が一乗戻り橋で茨木童子という鬼の腕を斬ったものの、取り返される話。同じ題材で鬼平役が有名な中村吉右衛門主演作もありました)もありましたが、この時期には自主映画で妖怪物ホラー?が結構ありました。

『餓鬼魂』とか『バイオセラピー』『キクロプス』『処女のはらわた』『グズー神に見捨てられた物』『ギニーピッグ・マンホールの中の人魚』とか、ホラー・スプラッターが流行った時期に大量に作られていました。

 また、『うろつき童子』に始まるエロホラーアニメ、いわゆる触手系エロVシネが大量に作られたのも、この時期以降だったと思います。結構、特撮系でヒーロー演じた俳優が出ていたりして、「芸能界で生き残っていくのは大変だな~?」と思いましたね。

 Vシネ系には妖怪的なホラー物が無数にあって、特にゾンビ、リビングデッド物となると、どのくらい有るのか私も想像つきません。お薦めなのは、北村龍平の『VERSUS』と室賀厚のタイトル忘れたけどギャングアクション的ゾンビ映画があって、あれは面白かったな~?

 井口昇の『クルシメさん』とか『恋する幼虫』なんかも妖怪物っぽいですね?

『へんげ』という作品もクトゥルー神話的で面白かった。心霊物だと思っていたらラストでダイダラボッチみたいにでかくなる・・・?

 特筆すべきVシネ系妖怪映画というと、手塚真監督の『妖怪天国』『妖怪天国ゴーストヒーロー』があります。ビジュアリスト手塚監督の作品中でも最もエンタメ性が高く、楽しい作品でした。

 それ以外の作品では、諸星大二郎の『黒い探究者』『赤い唇』をミックスした『妖怪ハンター・ヒルコ』が非常に面白かったですね? 原作のオドロオドロしさを損なわない程度のユーモアも良かった。塚本晋也監督の才能を感じさせる作品でした。

 この作品以降はJホラー・ブームで幽霊や怨霊の実録風作品が増えていきますが、妖怪物としては、『学校の怪談』シリーズが、昭和の妖怪、トイレの花子さん、口裂け女、紫の鏡、テケテケ、動く標本人形などを活躍させました。

 現代の妖怪というと都市伝説と融合しているような印象で、『高速ばぁば』とか、クネクネ、八尺様、ベッドの下の殺人鬼・・・とか?


 一方、アニメの方では妖怪物は廃れることなくずっと続いているようです。

『妖怪人間ベム』『地獄先生ぬ~べ~』『ゼンキ』『妖刀伝』『妖魔』『犬夜叉』『吸血姫・美夕』『吸血鬼ハンターD』『夏目友人帖』『結界師』『モノノ怪』『ブラッド ザ・ラスト・バンパイア』『ブラッド-C』『ぬらりひょんの孫』『うしおととら』『妖怪ウォッチ』・・・etc.

 珍しいものとしては、ゲキメーション『猫目小僧』というのもありました。

 紙芝居みたいな感じのレトロな味わいが放送当時は受け入れられなかった様子ですが、ある種の斬新さが一部のクリエイターには受けて、『ほん怖』や『墓場鬼太郎』のテーマ曲(電気グルーブ)のPVや『闇芝居』などに受け継がれています。

 特撮物でも戦隊シリーズでは『カクレンジャー』や『シンケンジャー』『ニンニンジャー』の敵が妖怪でしたし、『仮面ライダー響鬼』は『変身忍者・嵐』のリメイクを目指したという当初の企画案から、“魔化魍”なる妖怪の存在を位置付けていましたし、『美少女仮面ポワトリン』や『有言実行三姉妹シュシュトリアン』も妖怪?と戦ったりしていました。

 妖怪物の映画も作られなくなった訳ではなく、『さくや妖怪伝』や『跋扈妖怪伝・牙吉』や、『妖怪大戦争』『ゲゲゲの鬼太郎』『ゲゲゲの鬼太郎千年呪い歌』といった大作も作られています。

『デスカッパ』というのも、河童だから妖怪物かな~? 庵野監督が特別出演してたりするんですよ。

 TVでも『大魔神カノン』のように意欲的な実験精神のある作品もあります。

 最新の作品では『貞子VS伽椰子』は、もう完全に妖怪映画となっていました。

 よく考えてみたら、佐伯日菜子が主演した『エコエコアザラク』TVシリーズにも、夢魔や吸血鬼といった妖怪や、映画版ではクトゥルー神話の邪神を呼び出そうとするホムンクルスなんかが出ていました。

 そうすると、『富江』シリーズや『うずまき』『蛇女』なんかも妖怪映画かも?

 しかし、最も正統派の妖怪ハンター物としては、『牙狼』シリーズがまさにそうなんですね? “ホラー”というのは悪魔であり妖怪みたいなものでしょう。

 そうすると、牙狼シリーズが十年も続き、今後も新たなシリーズが続いていきそうなのも、妖怪物のお陰なのかもしれませんね?

 妖怪は永遠に不滅の存在なのかもしれません・・・。


PS;DVDの半額セールが好評で、「買いたくても高くて買えない。また、やってください」との意見を頂戴しています。安売りしたくはないんですが、この不況の御時世ですから、要望に応えて毎月ひとつ半額にしてみようと思います! 7月はすぐ終わるので、8月までで、『続・合気の応用』を半額にしてみます。御希望の方は宜しくどうぞ!

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次は“護身術”

 ほびっと村学校の今度の講座は“護身術”です!

 でも、バカにしてもらっては困ります!

 護身術というのは命を護るための術なのです。

 自分より強い敵、複数の敵、武装した敵・・・そうした敵に狙われた絶対絶命の時を危機回避する術・・・それが護身術なのです!

 常識的に考えると、「そんなの無理!」と思うでしょう。

 ですが、それを可能にするのが“本来の武術”だったのです!

 という訳で、今回の講座では情容赦なく敵を戦闘不能にする必殺技の数々をお教えします。

「なるほど、人間ってこんな簡単にブチ殺せるんだ?」という心の余裕を持つことによって、ヒロピン(ヒロイン・ピンチの略)も無問題で脱出できる訳ですね。

 いつもは危険過ぎて、皆がドン引きするので教えなかった“必殺スキル”を初公開しようと思いまっスル。

 講座で覚え切れなくとも、講座の時はDVD半額ですからDVDを買って家で練習してもらえば大丈夫!(さりげなく宣伝・・・)


 さて、話は変わりますが・・・久々に映画館に行ってきました!

 観たのは、『貞子VS伽椰子』・・・。

 この映画は是非、観たいと思っていたのと、ラストで登場する貞子と伽椰子がフュージョンした怪物がヘドラのイメージだと知って、“ヘドラ好き”としては黙って見逃す訳にはいかん!と思って、ヒマを見つけて行ってきました。

 これ、ホラー映画としてはあんまり怖くはないんですが、モンスターの対決映画としては大傑作ですよ!

 何といっても、登場人物が威勢よく死んでいく描写が何だか凄過ぎて笑えます。

 貞子と伽椰子が戦ってるうちに合体してしまうのも面白いですが、何といっても私が驚かされたのは俊雄クン!

 白塗りでブリーフ一丁の子供がニャ~オ~と鳴くのが怖い感じだったのに、今回はまるで必殺仕事人!

 天井からピョ~ンと目指す相手の両肩に乗って、両手でガシッと頭を掴んでグリンッと捻り殺すんですよ!

 悪霊退散の儀式のシーンも、ヒシャクで水くんで、「飲めっ!」と女の子に飲ませるんですが、拷問シーンにしか見えません・・・。

 何か、熊本で悪霊祓の儀式で“水行”させて死なせちゃった事件を思い出しましたよ。

 最強の怨霊ハンターも、作戦がことごとく裏目に出て、「すまん。失敗だ。こうなったら、どっちかに犠牲になってもらうしかない!」とはヒロイン二人に言っちゃうし・・・結局、期待持たせて役に立たない。

・・・続編やってくれないとモヤモヤしそうですけどね?

 でも、面白かったからいいや~。

 これは必見です!

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青木先生久々にTV登場

 TV東京の名物番組『YOUは何しに日本へ』に、剣武天真流の合宿に参加するイタリア人二人が空港で取材スタッフに捕まり?「けんぶ? 剣道のことか?」と、荷物を見せてもらって模擬刀を見て「剣道じゃないみたい?」と興味を持った取材スタッフが調べて剣武天真流の合宿を取材した・・・ということでした。

 確かに「けんぶ」と聞いても、ピンとくる人は少ないでしょう。多少詳しい人なら“詩吟・剣舞”の剣舞を思い浮かべるかもしれませんが、一般人のみならず一般的な武道しか知らない人だと「武道に“けんぶ”なんてのあったっけ?」と思うでしょう。

 そもそも剣舞は日本舞踊の一種として認識されていますが、古流居合や剣術の流派が明治以降に存続が危ぶまれた時に“踊り”として伝承されていった裏事情があるのです。

 例えば、田宮流居合術の先代宗家である妻木正麟先生は田宮神剣流という剣舞を主体とする流派を継承されていて、田宮流の正統嫡伝が途絶えていたことを憂いて居合術の名門である田宮流の再興を祈念して田宮流を名乗られた・・・という経緯があったと聞いています。

 妻木先生が立派だな~と思うのは、他流の居合師範にも教えを受けにいって技術的な田宮流の再興に努力されたという点でしょう。古流武術の世界に圧倒的に多い名前の権威にばかり固執している人にはできないことですよね?

 青木先生にお聞きしたところでは、剣武天真流のコンセプトをスタッフに説明して理解してもらうのに、えらい苦労をしたということでしたが、仮に武道やっている人だったとしても同じだったでしょうね。

 私は青木先生が剣武天真流を創始する過程を見ていたので、よく解りますが、そうでなければ演武だけ見ても意味が解らないでしょう。

 かつて青木先生が新体道を創始した時、従来の空手道のほとんどの形を分析してエッセンスを抽出して作ったのが天真五相であり、インスピレーションを得て極意として纏めたのが栄光。基礎的心身を作るのがワカメ体操であったり開脚前進、連続反り跳び。

 これらは親和体道(現在は親英体道)の理合を融合した中から武道の根源的理合としてエキスを絞り出したものでした。

 具体的な武技としては新体道棒術や新体道空手、新体道剣術、新体道柔術、新体道杖術などで交叉法と縮地法、読みなどを養成する構成になっていた訳です。

 青木先生自身は気合術や催眠術、ヨガの瞑想といったことを研究しつつ、手裏剣術やナイフ術なんかも研究したらしいですね。

 なので、新体道は一般的には武道らしくないし稽古体系が見えにくいのですが、私にとっては非常に示唆に富んだ優れた武術となりましたね?

 実際、新体道の技だけ使って手合わせしたこともありますよ。「あんなの使えない」と馬鹿にした人に対して・・・。

 結果、その人は放心状態になっていました・・・。

「ねっ? 私みたいにちょっと真似しただけでも、これだけ威力があるんだから、青木先生が弱い訳ないでしょ?」って言っときました。

 で、この新体道と剣武天真流は別々に考えられたものだそうですが、最近は融合してきているように見えます。

 新体道の欠点としては、異常に体力を使い過ぎるように思いますし、だから私も入会はしなかった訳です(陽性気質の人向き。私のように元々が陰性気質の人間だと体力的についていけません)が、剣武天真流は体力の無い中高年が始めても無理なく上達していけるように作られています。

 これは、やはり、青木先生が70歳を過ぎてから創始したという事情とも関連しているでしょう。

 日本刀を使うことに抵抗感を持つ人もいると思いますが、日本刀というのは身体操法を助けてくれる道具として非常に優れているのです。

 私も独己九剣の型を作ったのは、素手では会得できない武術の奥義(読み・見切り・無刀取りなど)を体得するのに手助けになると考えたからでしたが、もしかすると青木先生もそう考えておられたのかもしれません。

 番組は、取材スタッフが“けんぶ”という謎の武道を探る・・・という展開で進みましたが、非常に楽しくドラマチックでもありましたね。

 主人公であるイタリア人二人が昇段審査に挑むも落ちてしまう・・・という展開が、嘘が無くて逆に良かった!

 番組中、武神館に行く外国人を捕まえて、ちょこっと初見先生が紹介されるのも面白かったですが、多分、あまりに多いので今回はパスッてなったのでしょう。

 それにしても、日本のTVメディアは本物の達人を紹介しないでインチキ達人ばっかり紹介する傾向がありましたが、少しは見る目ができてきたのかな~?と・・・。

 BSプレミアムの初見先生といい、今回の青木先生といい、海外で評価されている凄い先生をもっと紹介していって欲しいですね?


 話は変わりますが、東京都知事選、鳥越さんが決死の覚悟で出馬し、宇都宮さんが断腸の想いで断念されたのに、私は何か非常に感動しました!

 男は負けると判っていてもやらなきゃならないことがあるんですよ!

 戦争を知らないボンボンに好き勝手にさせていてはいかん!という老兵の覚悟を見せてもらった気がしますよ。

 権力にくるまって自分の安全しか考えない小市民しかいなくなったと思っていた中、このお二人はカッコイイな~?と思いました。

 保守だの野党だのうるせーって言いたいんですよ!

 私は組織だの権力だのクソみたいなもんに奴隷根性で従う国に未来はないと思います。

 周囲の顔色うかがって自分を殺して生きる人生に何ほどの価値がありますか?

 先日のセミナーの後で、「先生は猪木とアリの番組についてどう思われますか?」って質問されたんです(技術的なことが聞きたかったんでしょうね?)が、「試合なんぞどうでもいい。アリがベトナム戦争の徴兵を断って非国民扱いされながらも“どうして恨みもない人間と殺し合わなきゃならないんだ”と言ってのけた姿勢こそが素晴らしい!」と答えました。

 生前退位を示唆されたという天皇陛下も、同じ考えだと思います。

 民衆を大切に思わない国家観はダメですよ。自国民を護るためなら他国民は殺して構わないんですか?

 戦争の論理は国家が主体であって国民は蚊帳の外。

 でも、天皇陛下は本当に国民のためを考えていらっしゃるんだな~・・・と思います。

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初見良昭先生

 戸隠流忍法体術“武神館”館長として長年指導普及をされてこられている初見良昭(はつみまさあき)先生がBSプレミアムで特集されていました。

 久々に初見先生の技を拝見して感銘を受けました!

 もう触れるだけで相手を固めてしまっていたり、指や拳をちょいっと摘まむだけで激痛を与えてコントロールしてしまう骨指術の様子は、相当に武道をやっている人でもチンプンカンプンで何をどうやっているのか判らないでしょう。

 しかし、私は最初に通った町道場が戸隠流の野口先生の道場でしたから、基本的なやり方は判ります・・・が、あまりのレベルの高さに絶句してしまいましたね?

 合気道やシステマの方がまだ判り易いです。

 流れで相手の重心をコントロールしているからです。

 ところが、初見先生ときたら、相手の流れをプチンと切って固まらせてしまうので、もう、やりたい放題で無人の野を行くがごとし!

 要するに、相手と戦わないで自滅させてしまっているのです。

・・・と解説したところで、真似できます? もう、幽体離脱(アストラル・プロジェクション)して戦っているようなもんです。

 まさしく、虚実を使い分けておられる訳ですが、御自身は虚・虚・虚・・・です。

 長瀬先輩は明確に虚と実を使い分けておられるのが見えるので、技の鋭さと柔軟さが判別できますし、一見、それが判るから初見先生より強く見えるんですが・・・やっぱり、本当に達人を超えてしまうと強いのか弱いのか外見からはさっぱり見えなくなりますね?

 私、ここ何年かでようやく判ってきましたが、本当に武術を極めると形が見えなくなってしまうので、強さも何も外見から判別できなくなるし、俗に言う“内功・内力”でさえ外からは見えなくなってしまう・・・ということに気づきました。

 だから、強そうに見えないし、底が知れない。判らない。だから抵抗できない。

 現実にやられているのに何故やられてしまうのか判らない。だから、コテンコテンにされているのに顔は笑ってしまう・・・。

 FBIや海兵隊、モサド・・・なんかの、普通に戦えば空手や柔道の高段者でも勝てないような猛者が、コントのようにやられてしまいながら痛がって悶えていたり、クニャクニャに固められて苦笑したり、半泣き状態になっている様子は、ここ最近の「世界の人が日本を尊敬している!」路線のヤラセと比べても、圧倒的過ぎて、どう反応していいのか判らない・・・。

 判らない・判らない・判らない・・・???と、無限にクエスチョンマークが続いているような印象で、まさしく、「これが忍法(NINPO)だっ!」という印象でした。

 初見先生は武道武術の世界で、これまで誤解されまくってきました。

 古武術の世界でもインチキ扱いされたり、現代武道の世界からも怪しまれたりしていました。

 しかし、その技の卓越した応用変化の自在性については、実は斯界の第一人者から脅威として見られていたのです。

 一人は、養神館合気道の塩田剛三先生。

 実戦合気道の第一人者と言われ、他流何するものぞ!との気概を示し、かの今武蔵と呼ばれた鹿島神流の国井善弥師範が植芝盛平翁にしつこく挑戦していた時に、「私が先生の代わりに立ち合います!」と申し入れる程の熱血漢だった、あの先生ですよ。

 あの塩田先生が唯一、「戸隠流忍法侮り難し!」と言っていたそうです。

 もう一人は、松田隆智先生。

 中国伝統武術の存在を日本に伝えて、本場中国の武術界から大恩人として尊敬されている松田先生が、私と雑談している最中に、「あの初見さんは凄いよな~。あれだけ自由自在に古武術の技を応用させられるのは大したものだよ」と、突然、さも感心したように言われたのを、私はよく覚えています。

「日本の古武術の凄さを世界中に広めてくれたのは、本当に有り難いと思う」と付け足されていました。

 会ったことは無いと言われていましたが、どこかで演武を見られたのでしょうね?

 それと、もう一人。古武道研究家として活躍されていた高橋賢先生も、私と雑談している時に、「初見先生は凄いね。戸隠流が正当かどうかはともかく、あれだけ技を自由自在に使えるのは大したものだ」と、ほぼ松田先生と同様の感想を言われていました。

 いずれの方も、武術武道に関する見識に関して斯界の第一人者と言える人である点が、初見先生の客観的評価として信用に値するのではないでしょうか?

 私自身、自分で学んだ経験が無ければ、理解できなかったかもしれません。

 そのくらい一般的な武道のセオリーとは逸脱しているのです。

 その逸脱の仕方は新体道に近いかもしれませんが、一見、摩訶不思議ながら実は非常に実用的な護身術として体系立てられている点を見なければなりません。

 そうでなければ84歳の年齢でモッサリと動いていながら屈強な若い武道家をコテンコテンにしたりはできません。

 私は武術の研究家として、日本に戸隠流忍法体術という流儀があってくれて良かった!と、心の底から思っています。

 そして、自分が目指すべき方向は、これだな?と、ぱっと目を開かせてもらえたような気がしました。素晴らしい番組でした!

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7月セミナー“目付け”

 7月の月例セミナーのテーマは“目付け”です!

 これも、例年やっているんですが、毎年同じ内容では芸がありません。

 今年は、基本的な目付けのやり方に加えて、人相・体形や体癖から読み解く性格や癖といった事柄についても解説しようと思います。

「何で、人相とかが武術と関係あるんだ?」と思われた方は受講は御遠慮ください! 無駄な説明をしたくないので・・・。

 関係大アリなんですよ!

 武術の理想としては、「戦わずして勝つこと」です。

 つまり、実際に戦う以前に、一瞥しただけで相手の敵意の有無や攻撃の兆し、身体構造上の弱点、動き(戦い方)の癖・・・といった情報をどれだけサーチできるかによって勝敗の行方を分析するのが武術に於ける“読み”の役割だからです。

 これは意識的に養成するように眼力・眼識を鍛えていかないと、そうそう育ってきません。

 もちろん、場数をこなしている人は自然成長するものですが、それではイレギュラー過ぎます。

 例えば、試合経験が豊富な人でもストリートファイトに対応できなかったという例があります。これは、理由は簡単で、ルールのある試合と特別のルールがない当事者の倫理観や目的意識によって内容が変わるストリートファイトは構造的に別物だからです。

 また、戦場であったり自然の中だったり都市の中だったりという環境によっても戦闘の状況はガラリと変わります。

 そして、最も肝要なのは、戦闘する者の意識です。

「ちょっと、ビビらせてやろう」「ぶっ殺してやる!」「手足の一本も折ってやる」「殺してから死骸はどう始末しよう?」・・・といった具合に目的意識によって戦闘状況はガラリと変わってしまうのです。

 なので、相手に対した時に、相手に敵意が有るかどうか? 敵意が有れば、どのような行動を起こすつもりなのか? 殺意が有るのか? 殺意が有るとすれば、どのような手段を取るつもりなのか?・・・とまあ、こういう具合に細分化して対処法を適切に選んでいかなくてはなりません。

 そのために読みの基本段階としての“目付け”が重要なのであり、それは“読心術”とも言うべき内容にまで発展していかざるを得ない訳です。

 これが試合であれば、さほど重視されません。

 何故なら、試合は競技能力の比較が目的であって、生死がかかった戦闘をする訳ではないからです。

 防具やルールで最低限の身体的安全は守られた上で試合するので、不必要に相手を傷つける行為は禁止されています。その枠内で真剣に闘うのが正しい在り方でしょう。

 一方で、武術が想定しているのは生死がかかった戦闘状況に置かれた場合の危機脱出であり、基本は「殺意を持つ敵の排除」です。

 だからこそ、武術の技は殺傷性が極めて高く考案されている訳で、秘伝伝授システムは悪用誤用を阻止するための処置だった訳です。

 ちなみに、秘伝伝授システムというのは、要するに、「縁無き衆生には伝えない」という選別制度だということです。

 現代武道や格闘技では理解に苦しむ制度でしょうが、伝統的武術流儀の多くが、今でもこの制度を厳守しています。

 私はどうか?というと、やはり、あまりに危険な技は一般公開するのは憚られますね。

 武術を学ぶ人は、理性と知性を磨いて反社会的な人間にならないよう自戒しなければ、学んだばっかりに自滅してしまうことになりかねませんから・・・。

 江戸時代には、腕前は優れていても狂気に陥った門人を師匠が密かに抹殺したという話もあります。

 教える以上は、そういう責任も有ると思いますね~?

 私が教えた人が社会的に活躍してくれれば嬉しいですが、人様に迷惑をかけて逃げた?とかいったことを聞くと、本当に哀しくなります。

 そんな哀しい人間も数人はいたので、私は本当に指導方針は変えてきましたよ。

 独善的な人間には教えない!

 自由に楽しくやれれば一番いいと思うんですが、武術である以上、根本的な危うさを自覚していないとキチガイに刃物持たせるのと同じになりかねませんから・・・。

 26日は、島根在住で小説家をやっている吉田恭教さんが久しぶりに稽古に参加しました。デビュー以来、もう7冊も単行本出しているそうで、デビューした途端、消えていく新人作家が大半の御時世で、大したものだな~?と感心しました。

 吉田さんはミステリー物を書いていますが、今後、飛躍していくんじゃないか?と思います。

 また、27日には俳優をやっている千葉文博さんと会いました。

 彼は今夏、岩槻で映画監督に初挑戦していますので、私も応援したいと思っています。

 元々、俳優だけでなく演出も志していた様子なので、撮影スナップを見せてもらいましたが、『セーラー服忍者』にも主演してくれた鶴巻星奈さんが素晴らしく綺麗に映されていました。

 その写真一つで、千葉さんの監督としての適性がうかがえて感心させられましたね。

「千葉さんは、ひょっとすると俳優より監督が向いているかもしれないよ」と、前回、会った時に言っていたんですが、直感的に当たっているような気がしましたね。

 素質や才能、あるいは適性というものは、いろいろやってみないと判明しないものなんですね?

 私も、実は文才が有るとは高校時代くらいまでは一瞬たりとも思ったことがありませんでした。

 二浪して入った大学時代に友人の栗原君から、「長野~、お前、文才有るな~」と言われて初めて、「えっ? そうなの?」と思って自覚してからですよ。

 本読むのは好きだったけど、書くことにはあまり興味がなかったですから。

 文筆業やるようになったのが30前後で、小説家目指すようになったのは40半ばですからね~?

 でもね~・・・。

 今は、作家として売れっ子になる自信もありますよ。名作は書けないだろうけれど、エンタメ小説や漫画原作はいくらでも書く自信があります!

 千葉さんと馬鹿話している最中にもアイデアがばんばん出てきます。ストーリー設定とかではあまり悩まずに考えつきますね。

 小説仲間からも驚かれましたが、やっぱり映画とかTVドラマとか大量に観てるのが役立ってるんだろうと思いますね。

 オタク気質も作家としてはプラスですよ。

 人間、適材適所ですね? 私は長くかかったけれど、自分のポジション見つけられたんだろうと思います。

 まだ、見つけてない人は、いろいろチャレンジしてみてくださいね?


PS;DVD割引セールは六月いっぱいです! いつも、期間が過ぎてから割引してくださいって泣きつく人がいるので、欲しい方はお早くどうぞっ!

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七月“目付け”感想

 暑い季節は嫌いですっ!

 買い物に出るのも億劫になります。何で、都会は変な暑さがこもるんですかね~?

 多分、地面をアスファルトで覆い過ぎているんだと思います。土があれば熱を吸収してくれている筈です。

 で、道場もビルの3階で太陽光線が当たりまくるので、風が吹いていてくれれば助かるんですが、夏の練習はちょっと嫌です。

 エアコンつけると電気代がかさむし、本当に早く十月にならないかな~?と・・・。


 さて、今回の“目付け”は、具体的な技ではない分、意味を理解するのが難しい。

 多くの流派で重視していないか、あるいは全然存在も知らないか?

 そのどちらかだと思います。

 どうしてか?というと、大抵が身体感覚で代用できるので重視しなくなるからです。

 特に気を察知する訓練をしている人は、目付けなんか必要ないのだと軽視しがちです。

 では、本当に必要ないのか?というと、私は重要だと思いますし、逆に重視します。

 どうしてか?というと、身体感覚は個人差が大き過ぎて技術的な理論化ができないからです。いわゆる神秘化されてしまうしかないからです。

 理論化できないと稽古の指針が見いだせません。

 体得のための稽古法と、体得した技術を有効に遣えるようにするための応用稽古ができなければ意味がありません。

 そういう次第で、目付けを具体的に技として活かすための稽古法を工夫するのに二十数年も費やしてきている訳です。

 最初は中途半端なレベルで公開しては斯界に混乱を招くだけと考えて、門外不出にしていました。

 これは、私が教わった先生がそうしていたからでもあります(多分、今でもそうされていると思います)。

 私は何年か前に本を書いた時に公開しました。

 応用稽古まであれこれ考えて、目付けを必要としないレベルまで身体感覚を高められるようになったからです。

 しかし、依然として軽視はしていません。

 初級から中級までの修行者には必要だと思うからですし、また、武術の戦術的思考法の養成に役立つからです。

 今回は、この戦術的思考法について多少なりとも解説できれば・・・と思って臨みました。

 ところが、前日に徹夜してセミナーでの販売用DVDの作動チェックとジャケットをケースに入れる作業をやっていたもので、脳がオーバーヒートしていて何も考えられませんでした・・・。

 結局、いつもの行き当たりバッタリの進行になってしまいました~(苦笑)。

 このリベンジは次回「聴勁」で・・・。


 ちなみに人相や骨相については質疑応答で話しましたが、これって大っぴらに書くと差別と受け取られる危険性が高いので、解説するにも気を遣いますね。

 どうも、武道やっている人には差別意識が希薄な人が多いみたいで、平気で問題発言をして、それだけならまだしも、周囲のドン引き状況も無視して問題発言を正当化するような屁理屈をこねる人がいます!

 いいですか~?

 人種や性別、性癖、出身地、障害、思想、宗教・・・などを理由として人を排斥するような発言をする人は、“社会のまっとうな場”では相手にしてもらえません。

 つまり、礼儀を知らないバカだと認定されてしまう訳です。

 私も、セミナーや講座が終わった後の食事会とかでは問題発言を平気でしていますが、それはブラックユーモアのつもりで言っていることであって、“差別意識”は人として最低のことだという人類共通の認識を持っています。

 時々、真顔で差別発言する人もいたりするんですが、その人はもう私の認識の中ではキチガイになっていますよ。

 で、武道の世界では差別意識をマジで持っている人が結構いるみたいに思えるので、心当たりの有る人は、よくよく御注意くださいね?

 ちょっと考えれば解るでしょう?

 自分が差別されたらどんな気持ちになりますか?

 自分がされて嫌なことを他人にしてはいけません・・・。

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特撮映画に於ける怪獣(クリーチャー)

 久々に復活する日本映画最強のキャラクター『シン・ゴジラ』が公開されるのに対して、すっかり怪獣から離れてしまっている日本人の心に再び、怪獣愛を呼び覚ますために、少しでもお役に立ちたい!と思います。

 そもそも、日本人には異形の怪物に対する畏怖憧憬(いふしょうけい)の心がありました。

 八岐大蛇、ダイダラボッチ、鬼、天狗、河童、竜、九尾の狐、猫又、大蛇、鵺(ぬえ)、猿神、犬神、人魚、海坊主、牛鬼、濡れ女、ろくろっ首、山姥、土転び(ツチノコ)、ひょうすべ、覚(さとり)、狸、ムジナ、ケンムン、キジムナー、大入道・・・といった、いわゆる“妖怪”。

 しかし、当然ながら日本だけでなく世界中に異形の怪物というものは伝承しています。

 クラーケン、ドラゴン、レビヤタン、ビヒモス、ヨルムンガンド、フェンリル、ナーガ、シーサーペント、キメラ、ヒュドラ、ダゴン、ゴーゴン、メデューサ、セイレーン、スキュラー、タロス、グリフォン、マンティコラ、アンリマンユ、ラミア、グール、ゴブリン、バンシー、ゾンビー、ノスフェラトゥ、ベート、ルーガルー・・・等々、神話や伝説に登場する怪物は無数にいますし、悪魔や邪神となると物凄く多い。

 伝承される怪物ばかりでなく、実は創作された作品の中でも多くの怪物は生まれているんですが、案外、知られていないように思えます。

 代表格と言えば、もう“ゴジラ”が代名詞と言える存在でしょう。

 が、しかし・・・実際はゴジラ以外にも海外の映画作品の中で怪物は多数生み出されてきているのです・・・。

 まず、ドラキュラ。『吸血鬼ノスフェラトゥ』で造形されたドラキュラはハゲ頭に長い爪を延ばした異様な姿でしたが、これはブラム・ストーカーの原作使用権が得られなかったための翻案だったとされています。

 その後は、ベラ・ルゴシ、クリストファー・リーによって何度も演じられ、ホラーアイコンとして定着します(日本でも『血を吸う眼』『血を吸う薔薇』の岸田森がドラキュラ愛のある役者として有名)。

 ドラキュラに並ぶ人気者は、フランケンシュタインの怪物。ボリス・カーロフの特殊メイクが有名になり過ぎました。

 もう一つ、狼男も人気者です。エポックメイキングとなったのは、『ハウリング』と『狼男アメリカン』でしょうが、『狼の血族』の変身シーン(人間の皮を破って狼が出現する)もインパクトがありました。狼男役者として有名なのはポール・ナッシー。勝新が座頭市を演じ続けたのに近い?

 漫画『怪物くん』は、この西洋ホラー映画の古典にオマージュを捧げた作品でした。

 その他、厳密には怪物ではありませんが、ノートルダムのせむし男、オペラの怪人、ジキルとハイドも、怪物のカテゴリーに入れられるでしょう。

 巨大な怪物が登場する映画としては、太古の恐竜が蘇る『ロストワールド(失われた世界)』が初出かと思いますが、本格的な怪獣物としては、『キングコング』でしょう。

『キングコング』が無ければ、怪獣物の映画は誕生していなかったかもしれません。

 ちなみに日本の作品でも水戸黄門に大猿が出たり、月光仮面にマンモスコングという巨大猿怪獣が出たりしていて、『ウルトラQ』のゴローや『ウルトラセブン』のゴーロン星人や、『流星人間ゾーン』では逃げ出した動物園のゴリラが巨大化して暴れる回もありました。

 日本の特撮陣が参加した香港映画『北京原人の逆襲』となると、キングコングの亜流でありながら本家を凌ぐインパクトがありました。

 もっとも、海外で巨大な怪物が暴れる映画となると人形アニメを使うのが定番で、ウイリス・オブライエンからレイ・ハリーハウゼンという流れがあり、ジム・ダンフォースやデビッド・アレン、フィル・ティペットといった人形アニメーターが活躍しました。

 代表的な人形アニメ作品を列挙すると、『ロストワールド』『キングコング』『猿人ジョー・ヤング』『恐竜グワンジ』『恐竜百万年』『アルゴ探検隊の冒険』『シンドバッド黄金の航海』『シンドバッド七回目の航海』『シンドバッド虎の目大冒険』『フレッシュゴードン』『SF巨大生物の島』『空の大怪獣Q』『おかしなおかしな石器人』『ピラニア』『タイタンの逆襲』『ハウリング』『ロボジョックス』『ロボコップ』等々があります。

 特筆すべきは、やはりハリーハウゼンでしょう。巨大蛸やカーリー女神、七頭の水蛇ハイドラ、髑髏戦士、一つ目巨人サイクロプス、蛇体を引きずるメデューサ、猫くらいから大魔神サイズに巨大化する金星竜イーマ・・・等の多数のクリーチャーを匠の技でアニメートした特撮の神様として、円谷英二と並んで尊敬されています。

 余談ながら、日本の人形アニメでは『歌姫魔界をゆく』やTVドラマ『コメットさん』『魔人ハンター・ミツルギ』『ボーンフリー』くらいしか見当たりませんが、実は、牙狼シリーズが絶好調の日本特撮界の巨匠、雨宮慶太監督が多用していたことはあまり知られていません。私が記憶する限りでは、『仮面ライダーZO』『人造人間ハカイダー』『ゼイラム』『タオの月』などで使われていたと思います。

 雨宮監督作品で人形アニメーターとして活躍していたのは、小杉和次さん。自主映画の『エイリアンハンター』という作品で注目され、『ナイティナイト真夜中の悪夢』というオムニバスホラーの中の『サバイバルゲーム』という作中で不気味な怪物をアニメートしていました。

 ちなみに、この『ナイティナイト真夜中の悪夢』は8mm自主映画(国生浩久監督)で、特撮系デザイナーとして後に活躍する人材が何人も参加していて、自主映画作家からプロになる路線があった頃の後期の作品でした(庵野監督や樋口監督が有名ですね? 私は乗り遅れたクチ・・・)。


 さて、ゴジラが登場する1954年前後には、どんな作品があったのでしょうか?

 ゴジラの元ネタと言われているのが、放射能に汚染された恐竜が都会で暴れる『原子怪獣あらわる』です。この恐竜はリドサウルスと呼ばれ、ローランドエメリッヒが撮ったハリウッド版ゴジラは、実はこの作品のリメイクだったのでは?と噂されています。

 この時期、怪物が誕生するのは放射能のせいだというのが御定まりでした。

 巨大アリが暴れる『放射能X』、3mくらいのカタツムリが出てくる『大怪獣出現』、『巨人獣』『タランチュラの襲撃』・・・なんかがありました。要するに、放射能のせいで虫や人間が巨大化して怪物となったりしていた訳です。

 しかし、ゴジラの世界的ヒットによって、御当地ゴジラ映画とも言うべき作品も次々に生まれました。

 日本では、会社間の競争となり、大映のガメラ、大魔神、そして妖怪シリーズが成功しましたが、松竹の『宇宙大怪獣ギララ』、日活の『大巨獣ガッパ』(大女優、山本陽子がヒロイン!)、東映の『怪竜大決戦』は、さほど話題にはなりませんでした。

 けれども、海外でもガッパの元ネタと言われる『怪獣ゴルゴ』、『冷凍凶獣の惨劇』のレプティリカス、韓国の『大怪獣ヤンガリー(ヨンガリー)』、北朝鮮の『プルガサリ』、香港の『大蛇王』(日本の『里見八犬伝』で使用された大蛇の作り物の出稼ぎ怪獣映画)といった作品が出ました。

 また、『ジョーズ』以降に大量に作られている動物パニック物も、怪物映画と考えても構わないでしょう。

 鮫、ワニ、タコ、イカ、シャチ、クマ、ピラニア、雷魚、コウモリ、ミミズ、ゴカイ、ナメクジ(見たことないけど強烈に気持ち悪いらしい)、鳥、犬、ゴキブリ、大蛇(アナコンダ・パイソン・ボア・キングコブラ)、クモ、コモドドラゴンといったものがあります(トマトが襲ってくる『アタック・オブ・ザ・キラートマト』シリーズというバカ映画もあって、第二作には無名時代のデビッド・ドゥカブニーも出てた)が、やはり、圧倒的に多いのが鮫!

 最近は、タコと合体したシャークトパスや、ひたすらデカいメガロドン(18~25mくらいの大きさの昔いたとされる鮫。生存説が根強い)がB級怪物映画の王道シリーズとなっています。

 海外では怪獣は既存の動物が巨大化したものという固定観念があるのか? ローランド・エメリッヒのゴジラもイグアナが巨大化したものという設定みたいでしたが、日本の怪獣は恐竜タイプをベースに多彩でオリジナリティーが高く、やはり妖怪の文化があったことが影響しているのかもしれません。

 それと科学を信じる国だからか? ロボットや宇宙人の登場するSF設定の作品が多いのも特徴でしょう。が、決定的なのはTV特撮物が発達したことが関係あるでしょう。

 つまり、キャラクターが膨大に生み出され続けてきたという事情があるからです。

 ざっと思いつくままに書き出すと、『月光仮面』『恐怖のミイラ』『マリンコング(実はロボット怪獣だった)』『アゴン(アトミックドラゴンの略)』『スーパージャイアンツ』『遊星王子』『宇宙快速船』『海底人ハヤブサ』『ナショナルキッド』『鉄腕アトム』『鉄人28号』『黄金バット』『マグマ大使』『ウルトラQ』『ウルトラマン』『キャプテンウルトラ』『ウルトラセブン』『魔神バンダー』『スーパージェッター』『ジャイアントロボ』『仮面の忍者・赤影』『怪奇大作戦』『怪獣王子』『マイティージャック』・・・などがあります。

 その後、少しの低迷期を経て、1970年代に『帰ってきたウルトラマン』が放送されるのと同時期に、『宇宙猿人ゴリ(後に『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』『スペクトルマン』と改題)』が始まり、空前絶後の特撮番組百花繚乱期となります。

 私は田舎に住んでいて見れなかった作品が多かったんですが、大人になってからCS放送で見直して、感動したものです。

 これまた、ざっと記憶に頼って書き出すと、『サンダーマスク』『ミラーマン』『ジャンボーグA』『突撃!ヒューマン』『ファイヤーマン』『シルバー仮面(後に『シルバー仮面ジャイアント』に改題)』『ウルトラマンA』『流星人間ゾーン(ゴジラ、キングギドラ、ガイガンも登場)』『ウルトラマンタロウ』『ウルトラマンレオ』『緊急指令10-4-10-10』『スーパーロボット・レッドバロン』『スーパーロボット・マッハバロン』『小さなスーパーマン・ガンバロン』『恐竜大戦争アイゼンボーグ』『大鉄人ワンセブン』など。

 一方で、予算がかかる巨大怪獣物ではなくて等身大のヒーローが怪人と戦う『仮面ライダー』の成功(『V3』『X』『アマゾン』『ストロンガー』と続く)によって、『人造人間キカイダー』『キカイダー01』『快傑ライオン丸』『風雲ライオン丸』『白獅子仮面』『愛の戦士レインボーマン』『超人バロム1』『変身忍者・嵐』『すきすき魔女先生』『トリプルファイター』『電人ザボーガー』『ザ・カゲスター』『ダイヤモンドアイ』『正義のシンボル・コンドールマン』『鉄人タイガーセブン』『快傑ズバット(厳密にいうと怪人というより“怪しい悪人”と戦ってたけど?)』『宇宙鉄人キョーダイン』『アクマイザー3』『超人ビビューン』などの作品が続々と生み出されました。

 しかし、特撮黄金期も永遠には続きません。

『ウルトラマンレオ』を最後に巨大ヒーローと怪獣が戦う番組は姿を消したようでした。

 これは、『マジンガーZ』以降の巨大ロボットが活躍するアニメ番組が予算のかかる特撮番組に代わるコンテンツとして台頭してきたからだとされていて、『宇宙戦艦ヤマト』『ガンダム』の大ヒットによって決定的になったと思われます。それを象徴するように、ウルトラシリーズさえも『ザ・ウルトラマン』でアニメ作品として再登場しています。

 一方で、東映でアメコミの版権を得て製作した『スパイダーマン』や、その後の長期特撮コンテンツとなる戦隊シリーズの元祖『秘密戦隊ゴレンジャー』が出て、以後、『ジャッカー電撃隊』『バトルフィーバーJ』・・・と長期シリーズが続いていきます。

 もしかすると、この流れも合体ロボットアニメ『ゲッターロボ』『超電磁ロボ・コンバトラーV』『超電磁マシーン・ボルテスV』などの影響によるチーム編成で戦うヒーローという図式だったのかもしれません。

 実際、戦隊シリーズの中でも「戦うトレンディードラマ」と話題になった『鳥人戦隊ジェットマン』は、明らかにタツノコアニメの金字塔『科学忍者隊ガッチャマン』風でした。

 では、特撮物が全然なかったのか?というと、そうでもなく、『炎の超人メガロマン』や、満を持して登場した『ウルトラマン80』はありました。

 しかし、80年代は特撮物の冬の時代だったと言っても過言にはならないでしょう。

 代わりに、宇宙刑事シリーズに始まるメタルヒーロー・シリーズと後に呼ばれるコンテンツが登場し、90年代に引き継がれていきました。

『宇宙刑事ギャバン』『宇宙刑事シャリバン』『宇宙刑事シャイダー』『巨獣特捜ジャスピオン』『スピルバン』『超人機メタルダー』『世界忍者戦ジライヤ』『機動刑事ジバン』『特捜ロボ・ジャンパーソン』『重甲ビーファイター』『ビーファイター・カブト』『ブルースワット』・・・と、かなり長く続きました。

 中断していた仮面ライダーのシリーズも、『仮面ライダー・ブラック』『仮面ライダー・ブラックRX』で一時、復活の兆しがありました。

 また、『青雲仮面マシンマン』と『兄弟拳バイクロッサー』という作品もありました。

 しかしながら、怪獣の登場する特撮番組はほとんど無くなってしまいました。

 この理由は、バブル期が終わり、番組制作に予算がかかるので敬遠されたという事情もあったとされますが、水木しげるの妖怪ブームが続いていたのと関係があるのでは?という説もあります。

 初期の頃(1960年代)の『悪魔くん』『河童の三平・妖怪大作戦』は実写特撮ドラマでしたが、その後、『ゲゲゲの鬼太郎』がアニメ化されて国民的な大ヒットをすると、ほぼ10年周期でアニメ・シリーズが登場し続けています。

 特に80年代に放送された鬼太郎の第三シリーズ(夢子ちゃんが登場するシリーズ)は国民的なヒットをしていて劇場版も次々に製作され、実写ドラマも単発で放送されたり、ビデオ・オリジナル『ゲゲゲの鬼太郎・魔笛エロイムエッサイム』では水木作品の二大キャラである鬼太郎と悪魔くんが共演するという夢のような企画が実現していました(これは『マジンガーZ対デビルマン』みたいなもの?)。

 妖怪物はそれこそ無数にあるので別の機会に論評してみたいと思いますが、怪獣はクリエイターの創作ですが、妖怪は昔から伝承されていて“文化”となっています。その差があるのかもしれません。

 海外でも怪獣物は続いていませんが、吸血鬼やゾンビ(リビングデッド)は映画やドラマで延々と続いています。

 これはもう、人類のDNAに刻まれた魔物に対するマゾヒスティックな憧れの感情があるとしか思えません。

 そう考えると、日本の怪獣は妖怪に近い存在かもしれません。謎の巨大な動物ではなく幻獣なのです。怪獣が妖怪からイメージされたような例もいくつもあります。

 地獄を描いた昔の絵には、蛾の怪物“神虫”がありますが、これなんかモスラの原型かもしれませんし、ウルトラマンの『怪獣墓場』の回に出たシーボーズなんて、“化け鯨”の絵にそっくりです。シーボーズという名前自体がシー(海)ボーズ(坊主)なのでは?

 そもそも、ゴジラが初めてその姿(顔)を披露するシーンは、山の上にぬぅっと巨大な顔を出すのですが、これは昔の大入道が旅人を脅かしている絵とそっくりで、ほぼ間違いなく参考にしたのであろう?と思われます。

 ゴジラが怪獣そのものを意味した時代、「ゴジラのような怪物を見た」という話が“南極ゴジラ”という都市伝説を生んだように、正体不明の物に名前をつけることで存在を確認していったのです。

 さて、怪獣というカテゴリーには入らないような奇怪な生物(生命体?)というものもあります。

 ドゴラ、バルンガ、ブルトン、ペテロ、プリズ魔、バキューモン・・・など。

 中でも、不定形のアメーバ状態の“ブロブ”と呼ばれる怪物も結構多い。

『人食いアメーバの恐怖(マックイーンの絶対の危機)』『ブロブ』『カルティキ』なんかがそうですが、ゴジラと戦ったヘドラ、流星人間ゾーンが戦ったジュラー、ウルトラマン80が戦ったアメーザなんかもこのカテゴリーでしょう。

 巨大なものでなくとも、『吸血鬼ゴケミドロ』のアメーバ状寄生エイリアンや、『怪獣総進撃』のキラアク星人の正体もアメーバ状でしたが、『美女と液体人間』の液体人間や、『怪奇大作戦』の燐光人間もそうですね。

 それから、怪獣映画のカテゴリーでは、先に述べた巨大動物パニック映画もありますが、もうちょっと怪獣らしいものの傑作としては太古の恐竜が生き残っていたロストワールド方式の作品があります。

 これも『ジュラシックパーク』の大ヒット以降、海外で無数に製作されていますが、日本特撮の作品を最後に挙げておきましょう。

『極底探検船ポーラーボーラ』『恐竜怪鳥の伝説』です。

 特に『恐竜怪鳥の伝説』は奇妙な味わいのあるカルト作品(富士五湖と樹海にプレシオサウルスとランフォリンクスが生きていたという作品。まるでモケーレ・ムベンベ対コンガマトーみたいな作品?)で、一見の価値があります。

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青木先生讃寿の御祝い会DVD

 3月6日に青木宏之先生の80歳の誕生日をお祝いする会を撮影していたDVDを天真会から贈って戴きました!

 青木先生が作品(書)を書かれている様子も収録してあり、新体道や剣武天真流の演武や師範の書のパフォーマンスもあり、バースデイケーキを刀(真剣?)で切ってしまう青木先生らしい肩の凝らない内容で、改めてパーティーの様子を思い出しました。

 それにしても、時間の経過するのの早いこと早いこと・・・。

 今年の3月にあったことなのに、もう何年も前のことのように思えてしまうのは、青木先生が常に進化し続けているからなのかな~?と思えるのです。

 DVDの最後に来場者と写っている青木先生の静止画が次々に出てきますが、私も出てきて、「あれっ? いつの間に撮ってたんだろう?」と思いました。

 そういえば、この時にBABの記者の方も来られていて『秘伝』に載るということだったので『セーラー服忍者』も宣伝したんでしたよ!

 青木先生のお陰で記事にしてもらえました。ありがたや~、ありがたや~・・・。

 しっかし、ま~・・・地震は起こるはテロが頻発するや、世界はこれからどうなっちゃうんでしょう?って時代に、私は武術やっていたお陰で、いろんな異能の人とお付き合いさせて戴いて、やっぱり超強運の持ち主だったんだろうな~?と思うばかりです。

 私は本当に権力が嫌いです!

 何でか?というと、人間は権力持ったら人を人とも思わなくなってしまうからです。

 尊敬できる政治家って、全然、思い浮かびません。

 武道の世界も政治的権力志向の強い人が多いですが、青木先生はまったく無い!

 私がまったく無名などこの馬の骨クン状態だった頃から、今に至るまで一切、対応が変わりません。

 だからなんでしょうが、当日、会場に集まった人達は有名無名問わず、皆さん、青木先生の人柄が好きで付き合いのある方ばかりだったのでしょうね。

 青木先生と縁があったことに感謝!と思っているのは私ばかりじゃないでしょうね?


追伸;7月11日(夜6時55分~8時TV東京)の「YOUは何しに日本へ?」に青木先生の剣武会員イタリア人二名様が出演するそうですので、是非、ご覧くださいませ!

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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