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2017GW特別講習会DVD完成!

 大変、お待たせ致しました。やっと、『2017GW特別講習会』の模様を収録したDVDが完成しました!
20170605_001.jpg
 もう六月に入ってしまったので、新作割引セールも六月いっぱいまで延長させていただきます!

 早くに注文された方、申し訳ありません!

 順次、発送しておりますので、悪しからず御了解くださいませ・・・。

 今回は2時間の講習会にテンコ盛り状態だったので、編集して約41分となっておりますが、ざっと見た印象として“異様に濃い”DVDになりました。

 個別の技術に関してはこれまでもDVDで紹介してきていますので、初見の技術は少ないかと思うのですが、これを組み合わせると全然、印象が違うので、自分で見てもちょっと驚きました。

 特に、歩法は最近、やっていなかったのと、具体的な実用方法についてはほとんど解説していなかったので、常連会員でも知らなかったかもしれません。

 しかし、入会して日が浅い大阪支部の面々(というか二人だけど?)が結構、体得しつつあったのはビックリしましたね。

 何しろ、この歩法はまともに体得できた人が数人しかいなかったし、一番最初に体得した人なんて武道経験0でうちで三カ月しかやっていないのに、この歩法を体得したお陰で甲野氏の稽古会に参加した時に甲野氏の後ろに廻って後頭部ツンツンしてみせたそうでした。

 もっとも、“現代の達人”と呼ばれている甲野氏を修行歴三カ月で上回ってしまったもんだから、自惚れちゃいましたね~(苦笑)?

 舞い上がってどうしようもなくなったので破門にせざるを得なかったんですが、せっかく才能あったのに、もったいないな~?と当時は思いましたよ。

 今の游心流の水準で言ったら、この人も全然、並み以下になってしまいますが、その後も修行を続けて私を驚かせるような超達人になっていてくれたら楽しいけどな~?とか思うこともあります。

 でも、その当時(20世紀が終わる頃)の身体論ブームの延長でうちに入った人だったので武術の腕は伸びていないと思いますけどね・・・。本人も「僕は武術には興味ないです」と堂々と私に言ってたし。

 20世紀から21世紀0年代にかけてブームになっていた古武術は、所詮、甲野氏が提唱する“武術という名称を冠した身体操作法のブーム”でしかなく、高岡英夫、日野晃、宇城憲治といった人達も「第二の甲野氏」のようなブームは起こせませんでしたね?

 伊藤昇先生や河野智聖先生のように身体操作そのものにより力を入れた人もいましたが、身体論と武術を結びつける文脈には、どこか牽強付会な印象があって、私は早々に「私が目指すのは自己防衛戦闘術としての武術であり身体操作は基礎トレに過ぎません」と宣言して離脱しました。

「スポーツや介護に応用が効くと言ったほうがメジャーになってお金も儲かるんじゃないの?」とアドバイスする友人や読者も何人もいたんですけど、それって、武術がスポーツや介護の下請けみたいで、私は絶対に嫌だったんですよ!

 編集者からも、そういうのを求められてガックリしたことありますよ。

 私はスポーツに全然、興味が無いし、介護の技術よりも介護が必要ない強靭な老人になればいいじゃん?としか思わない訳ですよ。

 中国の気功法って、人口比で医療施設が足りず充実していないから予防医学の観点で普及したそうです。

 この考え方は流石は中国だな~?と思いますよ。

 漢方では、病気を治す薬は下薬と呼ばれ、病気にならない薬膳食のようなものを上薬と呼んで、予防する医学こそが大事なのだと考えます。

 だから、中国から日本にお茶がもたらされた当時は“薬”だったんですよね。

 気功は呼吸運動とメンタルトレーニングが合体したもので西洋式の筋トレとは発想が全然違うものですし、易筋経なんてアイソメトリックス(静止して筋肉を鍛える)・トレーニングを先取りしていますよね?

 何か科学的理論がくっついたやり方を有り難がる傾向が日本人にはありますが、長い長い伝統医療は無数の経験智から成立してきた知恵なのですから馬鹿にはできないですよ。

 ただし、野菜なんかも土壌に含まれるミネラル成分なんかが変わって栄養が昔と比べて格段に落ちている・・・なんてこともあるので、自然のものだから身体に良いと単純に言えなくなってきていますが、何事も研究して損にはならないですよね?

 私が武術の研究を四十年以上も続けてきたのも、やればやるほど奥が深くて興味が尽きないからなんですよ。

 特に私は日本に拘らずに海外の武術も研究しているし、武器の研究もしてるでしょう?

 先日も千葉さんの友人のカールさんがタイの伝統武術を研究していたらしいので、そういう話もしたんですよね。

 そうしたら、通訳してくれている千葉さんは全然、知らなかったらしくて混乱していたんですが、言葉が通じなくても身振り手振りで結構、伝わりますよね?

 それでクエストさんに連れていったんですが、タイには何度も行ったことがあるという社長さんもムエタイ以外の武術なんて知らない訳ですよ。

 カールさんがスマホの動画で見せてくれましたが、普通のムエタイにムエ・カッチューア(ミャンマーラウェイ)みたいなものから、『マッハ!』に出てくる古式ムエタイみたいなのや、さらに武器を使うものまで、いろいろありました。

 それで、「長野さんは知ってたんですか?」と聞かれたんで、「社長~、誰に聞いてるんですか~? 僕が知らない訳ないじゃないですか~?」って、言っちゃいましたよ。

 要するに刀剣とか棒とかナイフとか使うクラビ・クラボーン(カビィ・カボーン)という伝統武術です。

 フィリピンのカリにも似てますけど、ちょっと違うんですよね。無論、武器だけじゃなくて素手の技もあります。

 東南アジアには日本には知られていない武術が結構あるんですよ。

 特に私がタイに注目していたのは、刀剣の形が日本刀に似ていることですよ。

 山田長政とかシャム王朝の頃に日本人がたくさん渡ってるから日本刀とも関係あるんじゃないか?と思っているんです。

 また、ルーツは不明ですが、タタラ製鉄に似た鉄の精製技術(野鍛冶で)がタイにあるらしいんですよね?

 こういう文化としての研究も武術の研究とは無関係じゃないんです。

 もう、強いの弱いのと言ってるような阿呆丸出しでは世界で通用しませんよ!

 オリンピックではしゃいでないで、文化学問として武術の価値をきちんと探究していかないと、日本は宝の持ち腐れになってしまいますよ。


 余談が過ぎましたが、『2017GW特別講習会』DVD。これが游心流の現在だ!という内容になりましたので、皆さん、是非、御高覧あれ!

+++++++   事務局注   +++++++
『GW特別講習会DVD』
価格:20,000円 
→ 割引 15,000円 (2017/06/30 23:59:59までに先行予約頂いた方のみ)

・内容(2017/05/04開催の特別講習会
 『攻防一致にして歩法で撹乱して接近密着し、一方的に打ち倒す“先の先”の戦闘法
  0インチ打撃法
  ハイスピード連環打法
  化勁
  蛟龍歩(這いに連続縮地法をプラスしたもの)
  零勁斬り

・ご注文方法 こちら(http://infoyushin.blog.fc2.com/blog-entry-12.html)の一番下の方をご参照ください

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游心流合気道稽古会ご感想

長野先生お世話になります。先日入会しました●●です。

昨日はご指導賜り誠にありがとうございました。

感想を述べさせて頂きます。

合気道や古武術は実戦的ではないと言いますが、長野先生の合気道は対キックや対パンチを想定されているので凄く実戦的だと思いました。

私がやりたかったのはこの様な練習です。

上段を手刀で打ち込まれたり、両手首を握られるというシチュエーションは現代ではほぼないと思い、そういった稽古ばかりでは現代の戦闘には対処できない。既存の合気道や古武術ではタックルやローキックを捌くのは難しいと感じていました。

ところが長野先生の合気道ならそういった技にも十二分に対応が出きると思いました。

色々な格闘技、武術を学びましたが1時間ですぐに使える技を教わったことが驚きです。

長野先生を批判されてる方で1時間ですぐに使える技を教えられる方はいらっしゃるでしょうか。いないでしょう。

長野先生の合気道は習ったその日から使えることが何よりの実用性の証明です。

今後は対ナイフの捌き方等を学びたいです。

練習本当に有意義でした。ありがとうございます。

今後とも宜しくお願い致します。●●●●拝

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DVD:特別講習会ご感想

先日はお忙しい中、特別講習会のDVDを郵送して下さり誠にあり がとうございました。

講習会の最中は、目の前の事をやるのに必死になっていて緊張もし ていたので、周りの参加されていた方々がどの様に動いていたかを あまり見れてはいませんでした。今回のDVDを見て、周りの方々 の様子や自分自身の様子を見る事が出来ました。 蛟龍歩の2ステップの動きや連環技法の動きの細かい部分が見れま した。最近、大阪支部長から「1、 2ヵ月すれば蛟龍歩はかなり良くなると思う。」と言われました。

零勁斬り・寸勁斬りの様子を見ましたが、 僕は刀を持って構えてから斬るまでの時間がとても長かったです。 全参加者の中で一番長かったと思います。 姿勢もガチガチに緊張して固まっている様にも見えて、 よくあんな状態で2回も斬れた事が不思議だなと思いました。 小塚師範や大阪支部長は刀を持ったら直ぐに斬っていたので、 本当に凄いと思いました。

いっぱい凝縮されてとても充実した講習会だったので、 出席して本当に良かったです。また、 本部のセミナー等にも出席したいと思っていますので、 その時はご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
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六月セミナー「交叉法」感想

 今回は、交叉法なんで参加者が多いと思っていたんですが、なぜか常連会員も何人も来なくて、総勢十人という少なさでした。

 いや、本当に、ここのところ、セミナー参加者が少ないです。

 最近、新刊を出していないのも関係あるのかもしれませんが、スマホでググれるようになって、ちょくちょくググッていたら、ついうっかり、「インチキ武術家を教えてください」みたいな掲示板を見てしまって、そこに、「インチキと言えば、なんといっても長野だな!」みたいなのが載ってて、「うげげっ? これは精神衛生的に悪いぞ」と思って、すぐやめたんですけど、こういう意見がネットに出回っているから、誤解されるんだよな~?と、ちょっと考え込んじゃいましたね~。

 それと、私に習ってること、うちの会員さん達は隠したがる人が多くて、その理由が、「いくつもの団体を掛け持ちしているから」という人と、「游心流がメジャーになると簡単に誰でも上達してしまうのでマイナーなままでいて欲しい」という人がいる訳ですよ。

 おいおい、もう少し、私の生活の心配してくれよ~?って言いたくなりますけどね。

 やっぱり、今でも「長野さんって本当にできるの? そんなに簡単に合気や発勁ができるように教えられるの?」って思ってる人が少なくないようですし、私が教えてできるようになった人達も、「游心流で習ってできるようになった」とは広言してくれないんですよね~?

 バンバン言ってもらったほうがいいんだけどな~? 何で隠すかな~?

 まあね~。どこかの団体に所属している人だと言いづらいのは解るから、私も「ひけらかしてはダメだ」とアドバイスしたりするんですけど、ネットで師匠をインチキ扱いする人間を放置しっぱなしでいられる感性も情けない気がします。

 もちろん、掲示板に書き込んで擁護しても炎上するだけなのは解るんですけど、自分のブログやツイッターやフェイスブックで書いてくれればいいのにな~?と、本当に思いますね。

 仁平師範は、「長野先生の名誉を僕が挽回します!」と言ってくれていますし、確かに彼の活躍のお陰で武道界での誤解と偏見もかなり解けてきつつあります。

 他の会員は、多分、私が口が達者過ぎるので自分の出る幕はないと黙ってるのかもしれませんし、擁護して書いたら信者扱いされるのが嫌だと思ってるんでしょうね?

 以前、青木宏之先生が、「自分の弟子は全然、批判意見に反論してくれなくて、反論擁護してくれたのが長野さんだけだった」って嘆いてらしたんですけど、確かに、直接、掲示板の心ない書き込みを読むと、私もそんな気分になりますね~?

 だって、私だったら自分の習ってる先生の悪口言われたら殴り込みますから!(というか、何回かやったことありますよ)

 自分がそうなので、道場破りに来る人や反論してくる人にはシンパシー感じて仲良くなることが多いですね。嫌がらせしかできない人間は軽蔑するだけですが。

 だから、今回のセミナーに初参加してくださった武術経験の豊富な方の感想文を載せさせてもらいました。お願いしたら快く許諾をしてくださいました。本当に有り難いです!

 いや、もちろん、「インチキだ」って感じるのは、その人の自由ですから、勝手になさって構わないと思います。

 私自身、自分のやっていることが正統だと思ったことは一度もありません。あくまでも私個人の体験によって得られた見解ですから、それが正しいのかどうかは実技として通用するかどうか?で確認するしかないでしょう?

 通じなければ、「間違ってました」と訂正しますよ。そりゃあ!

 でもね~。一般的価格の数倍の値段でDVD売ったりしている以上、「確実に体得できますよ」と保証することも料金に「込み」なんですよ。だから、「体得できなかった。インチキだ」と言う方には、責任もって体得できるように無料で指導しますよ!

 遠慮しなくていいです! 「DVD買って見たけど体得できなかった」と言われる方は、どうぞ、おいでください。納得いくまでタダでお教えしますよ!

 あるいは、「長野自身、インチキじゃねえか?」と疑ってるのでしたら、習いに来たフリしてガチで私をぶっ倒せばいいじゃないですか?

 私はそれを卑怯だなんて思わないし、自分が体張って武術研究している以上、いつでもそういう状況はあると備えてますよ。だから、インチキかどうか、どうしても確かめたい人はやればいいですよ。

 私がインチキでヘッポコだと思ってるなら、平気でできるでしょ?

 そのくらいの根性ある人間は嫌いじゃないです。過去に何人もいたし。

 そういうのも小説のネタにもなるし、貴重なデータが取れるでしょ?

 ここ十年くらい、そういう経験が皆無なので、54歳でどれだけできるか?という興味もあります。会員に本気でやる訳にいかないので・・・(ヤる気か?)。

 まあ、匿名で掲示板に誹謗中傷の書き込みするような恥ずかしい人間がそこまでやれるとは思っていませんけどね?

 匿名で姿隠して無責任に人の悪口言いっ放しの素人武術マニアと、名前を出して体張って批判しているプロを同列で考えるのが、そもそも間違っていますよ。


 さて、前置きが毎度長くなりますが、今回の交叉法は、例年と同じではなく、形意拳の三体式や、八卦掌、通背拳、詠春拳、意拳などのやり方に応用してやってみました。

 時間内でなるべく沢山教えようとハイスピードで指導したので、後半、結構、時間が余ってしまったので質問タイムを多くしました。

 それで、合気揚げについて質問されたので、游心流合気道部長の小塚師範にやってもらいました。

 その結果が、感想文です。

 どうでしょうか? これでもまだインチキだと言うのなら、私をぶっ倒してから言ってくださいね~? 調べもしないで人をインチキ呼ばわりするような恥ずかしい人間になりたくないなら、やってみてね。できないのなら、「長野先生、済みませんでした」って書き込みするのが男の筋の通し方ですよ!

 インターネットのよろしくない点は、匿名で何でも書けて責任取らなくて済むから、どんどん誇大妄想的に自我が肥大しがちだという点だと思います。

 歯止めをかけるのは自分の理性だけでしょう?

 私がいろんな武術家を糞味噌に批判するから、その人物に心酔している人は反感を感じるんでしょうが、立場が違うんですよ。

 私はジャーナリズムが皆無の武道武術の世界ではいかんと思ってるから、憎まれ役引き受けて問題点があれば採り上げて批判するようにしているだけの話です。人間を責めてるんじゃなくて、罪を責めてるんですよ!

 礼儀がどうこうなんて陳腐な考えでは世間的評価は確立できません。ダメなものはダメとはっきり指摘して改善していかない限り、武術業界は発展していかないんですよ。

 セクハラ、パワハラ当たり前の業界では、いずれ消滅してしまいますよ。

 20年以上前に専門雑誌で仕事貰ってた時から、「今のままでは武術業界はダメになる。それを防ぐには専門雑誌が本当の事実を書いて、音頭とって改善していくようにしなきゃ~ダメだよ」と編集部内部で言っていたんですが、「長野さんの言ってることが正しいとは思うけど、それをやれば雑誌が売れなくなって潰れてしまいますよ」と言われました。

 私は、見切りつけてやめましたけどね。要は、読者を騙しても構わないって考えてる訳でしょう? 読者にまっとうな情報を提供して業界を健全にしていこうという意志が無いんですよ。

 案の定、無難な記事しか載らない雑誌はジリ貧になって結局、休刊してしまいました。

 製作者が自己満足でやっている雑誌を誰が読むのか? 勘違いしてますよ!

 売れてる作家は危機感持って頑張ってます。常に向上していかないと読者は離れてしまうと解っているからです。

 私も、当然、毎度毎度変わり映えのしない内容のセミナーやっていたら、誰も来なくなってしまうと思っていますから、日々、新しいネタ?を提供するために研究しているんですよ。

 零勁斬りもできた時は、「やったぁっ! できたっ!」と充実感があったんですが、何か、もう普通にできるようになってしまって、会員も数人ができてしまったんで、もっともっと物凄~い秘技を体得すべく研究していますよ!

 来月の目付け(読み)も、最近、発見したネタ?がありますので、ちょっと凄いことになりそうですよ?

 最新作『GW特別講習会』DVDも、結構、評判いいです。蛟龍歩の使い方と練習法を細かく解説したのは初めてだし、これと鞭手連環打法をくっつけたのも初出しですからね。
“先の先”で自分から攻める技は、ほとんど公開していなかったので、驚かれたみたいです。「游心流は後の先しかない」と思い込んでいる人が会員にも多かったし・・・。

 今月中まで割引しますんで、宜しくどうぞ!

PS;先述したように、DVDを買って御不満がある方には無料で個人指導やりますから、遠慮なくお申し込みください。私は、ちゃんとできる人間をたくさん育てたいんです!

PS2;26日(月)の夜8時半から9時半に、また阿佐ケ谷のオルタナスタジオで游心流合気道の定期稽古会をやります。興味のある方はどうぞ!

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2017年6月セミナー参加者ご感想

長野峻也 先生


本日のセミナーでは、色々とご指導をいただき、

ありがとうございました。

今後の稽古のヒントをいくつもいただき、大変

有意義かつ楽しいセミナーでした。

自分が練習してきた太極拳に通じる動きもあり、

これまであまり経験のなかった動きもありで、興味が

尽きませんでした。

それにしても、合気上げの体験は衝撃的でした。

まさかほんの数分でできるようになってしまうとは…。

もちろん長野先生が理合を解析され、指導方法を工夫

された成果でしょうが、あれほど秘伝だ極意だと

騒がれていたのは一体なんだったのかと…。長年の

疑問が氷解して嬉しい一方、なにやら複雑な気分も

あり、衝撃の体験と表現するほかありません。

ともあれ、盛りだくさんの充実したセミナーで、

武術界の裏話も含めて楽しませていただきました。

また参加させていただきたいと存じますので、その

折にはどうぞよろしくお願い申し上げます。

取り急ぎお礼まで。
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六月は“交叉法”

 本当に時間が経過するのは早いもので、今年ももう半分ですよ?

 月に一回の武術セミナーも、江古田から数えて、もう随分、長くやってきています。

 その前は、ほびっと村で月一回ずつやっていましたし、本当に長く続けているものだな~?と、我ながら感心します。

 さて、六月の月例セミナーは、“交叉法”です!

 この理合を知ってから、私の武術研究は加速度がついて進展していきました。

 いかなる流儀の技も、交叉法の理合で解析することで本当の遣い方が明らかになるのではないか?と直感して、拳法、柔術、合気、剣、居合、棒・・・と、流派の垣根を超えて技の本質が洞察できていった・・・と私は思っています。

 無論、そんな簡単な道ではありませんでしたが、重要なのは、「諦めないで続ける」という、たったそれだけのことです。

 もちろん、長くやっているので欠点も判明しました。

 どうも、「合気さえ会得すれば無敵になれる」といった短絡的な考え方をする人が武術の世界には多くて、「発勁さえ」「遠当てさえ」「気さえ」といった具合に万能の技を求める人がいて、交叉法もその類いのものと誤解する人がいるのですが、当たり前の話ですが、万能に勝てる秘技なんか無いのです。

 手の内を明かすのはいやなので書きませんが、当然ながら欠点もあります。

 しかし、欠点が判ったら、それを補う方法を工夫すればいいだけでしょう? 私は、当然のごとく欠点を補う工夫をしております。

 何事もトライアル・アンド・エラーを繰り返して一歩一歩、真実に近づいていくのが醍醐味であり、苦労を避けて正解だけを教えてもらおうなんて考えの人間は、たとえ正解を与えられても、その真価に気づくことはなく、宝の持ち腐れに終わるだけのようです。

 私は、随分、凄い人に会いました。

 神業としか言えない技の持ち主もいました。

 しかし、私は人間を崇め奉る行為が非常に無礼なことのように感じられて、これまで誰も崇め奉ったことがありません。

 多分、今後もないでしょう。

 私は自己崇拝するようなナルチシストでもないので、信仰心が持てません。

 すぐに冷めてしまうのです。

 恐らく、だから、洞察眼が発達したのだと思います。

 普通の人は、優れた人に出会うと憧れのあまり、その人を神格化してしまいがちです。

 武道の世界で達人が滅多に存在しない理由がこれです。

「俺の習っている先生は天下一だ!」という憧れが思考停止を招き、自分などは及びもつかない大達人なのだと崇拝してしまう。

 つまり、崇拝することで自分の可能性に蓋をしてしまうのです。

 また、そんな従順な可愛い弟子を従えることが快感に繋がるので、多くの先生は弟子を自分以上に育てようとする努力を放棄してしまうのです。

 気持ちはよく解ります。

 私も弟子に追い越されるのは嫌だな~と思う気持ちがあるからです。

 先日、クエストさんである先生が零勁斬りで太い青竹を斬ったと聞いた時は、嫉妬の炎がメラメラメラ~ッ!と燃えましたからね?

 私みたいにクールな性格の人間でも「武術に関しては誰にも負けたくない!」という感情があるのですから(だから40年以上も続けている訳ですが)、世の武道家を名乗っている先生方はどのくらい負けず嫌いだろうか?と想像するのです。

 従順な無邪気な武道バカの軍団を従えるのは気分がいいのだろうな~?と思いつつ、私は基本的に頭の悪いヤツと話しているとムカついてくる性格なので、頭が良くて謙虚でユーモアセンスがあって常識を弁えていながら、いざとなったら捨て身になれる度胸を秘めたカッコイイ人間が好きなんですよ!

 そんな人間はいない? い~え、います、います!

 今回の交叉法は、基本の練習法と、いろんな流儀への応用法を中心に、欠点と欠点を補うやり方まで指導してみようと思います。

 GWの特別講習会で、かなり教えてしまったので、それ以上のことを指導しなければならなくなりましたよ。

 3時間でみっちり教えようと思っています。

 特に、交叉法の利点としては、「自分が学んだことのない流儀の技を見ただけで応用自在に遣えるようになる」という点があります。

 つまり、“方程式”みたいなものなんです。

 私が、剛柔流空手のサンチンや形意拳の三体式や二天一流の構えを見ただけで技への展開をいくらでも考案できる理由が、“交叉法”という方程式に当てはめて考えるから実戦応用法が次々に工夫できる・・・という次第なのです。

 普通、型の中の動きを技として使うには口伝を受けないと無理なのですが、口伝も記憶に頼っていると劣化していきます。

 武術の型というのは、練体・読み・身体感覚・技の用法・技の変化といった要素を内蔵しているんですが、大抵の場合、練体と技の用法しかないと考える人ばかりです。

「空手は型に始まり型に終わる」と言われたりするんですが、型というものは総合的な武術に必要な要素を内蔵しているから、こう言われる訳です。

 ところが、それが洞察できないと、まったく使えない。型無用論が出てくるのも道理なのです。

 なぜなら、口伝に頼る伝習形式では、教える内容がどんどん劣化していってしまうからです。

 はやい話、正しく口伝を受けた人が独りだけで、他の大多数の弟子が型を覚えただけで全然、遣えない・・・という悲惨な状況に陥りかねないからです。

 多くの古武術流派が失伝したり先細りしてしまう理由がここにあります。

 なので、“交叉法”を知ることは失われつつある武術の理合を蘇らせる鍵になると思います。志しのある方の参加をお待ちします・・・。

PS;『GW特別講習会』DVD、完成が遅れてしまいまして申し訳ありません! 5月中に完成できませんでしたので、新作割引セールを六月いっぱいまで延長させて戴きます。サンプル映像を見た限りでは非常に面白いものができあがると思います。お待たせしておりますが、御期待ください!

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オルタナスタジオにて

 29日の月曜日に、阿佐ケ谷のオルタナスタジオをお借りして游心流合気道の定期稽古会のプレ練習会をやりました。

 阿佐ケ谷駅から近いので、こちらも定期的にやるようになったら会員を募集するつもりでいますが、まずは指導者の養成とカリキュラムを固めないといけません。

 現在、西荻窪ほびっと村学校で游心流合気道をやっているんですが、こちらは従来の游心流のノリに近いので、合気道らしい内容ではありません。

 実際、7月23日のほびっと村講座では、詠春拳の武器である八斬刀(バッチャンダオ)の使い方をやるつもりでいますし、そのために手の内の持ち替えがやり易くなるように改造したりしています。

 こういう武器のカスタマイズや練習道具の自作、改造なんかをやるのも研究の一環で、刀や槍の拵えを自作するのが当たり前になりましたが、私は高校時代からエアガンのカスタマイズとかやっていたんですよね?

 今日も、ふと思いついて、S&W M29.44マグナム・クラシック(ガスガン)のグリップとシリンダー・ラッチを削ってみたんですが、何でか?というと、先日、六発まとめて装填できるスピードローダーというリボルバー用のアクセサリーを買ったので、それを使い易いようにしようと思った訳です。

 実銃でも、このような改造は行われるんですが、こういう作業をやることで銃の機能に詳しくなると同時に、操作も熟練して射撃スキルも上がる訳です。

 武術も、自分の使う武器は自作するのが本当はいいのです。手裏剣術の奥義なんか手裏剣の作り方ですからね?

 腕が同じなら、武器の性能で差ができるのです。サバゲやっている人なら解りますよね? 買ってきたそのままのエアガンじゃなくて、長くやっている人は必ずカスタマイズしたものを使っています。

 実際の銃の世界も同じですよ。海兵隊はベレッタM9がサイドアームに正式決定してからも、従来のコルトガバメントM1911A-1をカスタマイズしたMEWピストルを使っていましたし、現今の世界の特殊部隊では使用する銃をカスタマイズするのは当たり前です。

 余談ですが、なぜ、武術は身体を鍛えるのか?

 身体を自在に武器化するためです。

 つまり、武器が無い時に素手で戦うためなんですね。

 ということは、本来はいかなる武器も使いこなせるのが理想なんですよ。だから、武芸百般と言うんですよ!


 えっと、29日は、昼から新宿で千葉さんと千葉さんのタイの友人カールさんと待ち合わせて、日本刀大好きのカールさんを帝国ホテルの霜剣堂さんに御案内しました。

 店長さんが確か英語ペラペラだったからな~?と思って、お連れしたので、結構、楽しんでもらえました。

 お次ぎは、高田馬場のクエストさんにお連れしました。

 27日(土)に道場でカールさんに試し斬りを体験してもらった時に、タイの伝統武術について相当に詳しい様子だったので、クエストの社長さんに引き合わせたいと思ったのです。

 グッドタイミングで社長さんも会社にいらっしゃったので、これまた中々、有意義なお話ができたかな~?と思います。

 その後、阿佐ケ谷に向かい、駅で元合気道家のIさんと待ち合わせてスタジオに向かったんですが、夜に来たことないので場所がさっぱり判りません。

 参ったな~?と思っていたら、Iさんが事前に下見してきたそうで、無事、案内してくれましたよ。

 スタジオでは我々の前に、岡部先生が習われた深井信悟先生が練習されているとのことでしたので、御挨拶しようと早めに行きました。

 しかし、何しろ、初対面じゃないですか?

 不肖、私、この業界では悪名というか毀誉褒貶が轟いておりますので、迂闊に道場に入っていったら「道場破り」と間違えられる危険性が濃厚にあります!

 外で待っていて、出てこられたところに、まずお土産のミルフィーユをお渡しして・・・と考えていると、なかなか出てこられなかったのですが、最初に出てこられたのが、何と! 何と! 何と何と何と!

 かつて私が通った道場にいて今は独立されていると噂に聞く小川正人先生ではないですか?

 うわ~、びっくりしたな~、もう~。

 そういえば、深井先生が『秘伝』に出られていた時に相手役で小川先生が出ておられたな~?と思い出しました。

 岡部武央先生、岡部宜史先生に続いて、小川正人先生とも再会するとは?

 縁というのは切れたようでも繋がっているものですね~?

 そしてそして、深井先生!

 写真で見た時に驚いたんですけど、実際にお会いして尚、びっくり!

 私は邪気の出ない武術家という人に会った記憶がないのですが、深井先生はまったく邪気がありません。

 でも、天然で無邪気なのでもなく、まさしく修行によって洗練されたオーラなんです。

 世の中、本当に凄い人がいるもんだな~?と、この年になって初めて思いましたね。

 まだまだ武術は捨てたもんじゃないかもしれません・・・。


 さてと、初めて利用したオルタナスタジオですが、木刀やミット、トンファーなどの武具も揃っているし、バレエのバーと鏡がついているので少人数でじっくり身体を練る場所に最適だな~?と思いました。

 小塚師範が仕事の都合で来れなかったのでIさんと二人だけでカリキュラムの相談したりして過ごしましたが、取り敢えず、月一回借りて続けてみて、会員が増えたら毎週一回の支部活動としてやってみたいな~?と思っています。

 また、剣や居合ができるのも有り難いですね?

 やっぱり、独己九剣やると総合的にいろいろできるようになるんですよね~。本当に私は天才じゃないかな?と自惚れちゃったりするんですけど、素手でどんなに頑張ってもできない領域に居合術なら行けるんですよ!

 居合術というのは中国武術にも無いんですよね。

 真に日本武術のオリジナルと言えるのが、居合術なんですよ!

 0の状態(静)から電光石火で100の状態(動)に切り替わる・・・これぞ武術の絶招なんですよ。

 中国武術式に考えれば、まさしく“発勁”なんですよね?

 居合術は刀を使うけれども、その本質は“中芯力”なんです。

 この意味については、今後、説明していこうと思いますけど、知識じゃなくて体で実感しないと何にもなりませんからね。

 やっぱり、実感の無い人にいくら言葉で説明しても誤解して間違った方向に進むだけですからね。

 昔の武術家は言葉で一切、説明しなかった・・・というのも、実感しないと体得できないのが判っていたからではないか?と思いますね。

 そういう意味では、私は言葉で説明し過ぎるし、習いに来る人達も言葉にばかり注目し過ぎるきらいはありますね。


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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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