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新DVD『剣体一致の原理』

 早くも新作DVDを製作中です!

 前回、前々回が実用的な内容と続いたので、今回は基本原理的な剣の理合が素手の体術とどう繋がるのか?について解説してみようと思いました。

 最近は、いろんな人が「剣の理合」が基になっていると解いているようです。

 が、具体的に「剣の理合」というのはどういうものなのか?について理解している人は少ないように思いますし、中には、言っている本人も剣について全然解っていない場合すらあるように思えます。

 つまり、実際に剣を遣って戦う時代ではない現代に於いて、「剣とは何か?」ということを追求しようとするリアリティーが無い訳で、観念的にならざるを得ないのです。

 例えば、剣道の経験者はざらにいますが、剣道を長年やっていても日本刀を一度も持ったことがない人のほうが圧倒的に大多数ですから、日本刀を持たせてマキワラや竹を斬らせてもできなかったりします。

 理由は、剣道では手の内を瞬間に絞める“茶巾絞り”が大切だとして教えるのですが、これはインパクトの瞬間の衝撃力を高めるものの、真剣での試し斬りでは刃筋を狂わせてしまうからです。

 真剣の操作法は「刃筋を狂わせない」というのが大原則なのです。

 つまり、剣道は「竹刀で強く打つ」ものであり、「日本刀で斬る」ものではなくなっているのです。

 ただし、例外もあります。

 突きと叩き斬りです。

 これは剣道でも古流剣術でも共通しています。

 が、具体的に遣うには、やはり違いがあります。

 剣道の突きは喉しか狙いませんが、剣術だと刃を寝かせて肋骨の隙間に突き刺す“平突き”や、刃を返して刃が上にくるようにして腹を突くのが基本となります。

 叩き斬りは、真剣でやるには刀に負担が大き過ぎて折れる可能性があるので、あまり遣われませんが、“鉢割り”と称して分厚い前頭部の頭蓋骨を一撃で叩き割るのに遣ったりされたようです(鉢というのは頭蓋骨のこと)。

 私が寸勁斬り、零勁斬りという超至近距離から刀を振らずに斬る研究をしたのは、刀への負担を減らす意味もありました。

 ビュンビュン振り回して刀同士がぶつかれば刃毀れは免れませんし、折れたり曲がったりしたら使えなくなりますからね。

 私が拳で殴るより掌を多用するのも同じ理由ですよ。拳で殴り合えば、関節部の皮膚がズル剥けしたり手首を捻って、すぐに打ちあえなくなります。

 多数と戦う場合に拳打は不利なのです。

 ヘビー級世界チャンピオンのマイク・タイソンですら裸拳で殴って骨折してしまったりしているのです。

 素人の場合だと一回殴っただけで怪我してしまう危険性もあります。

 空手がマキワラ突きをして拳ダコ作ったり手首を鍛えるのも一理ある訳です。

 しかし、寸勁の類いの至近距離から突く技は、実は拳よりも掌、前腕、肘、肩や指先を多用します。中国武術の手型が蟷螂手や鶴嘴や鷹の爪や一本拳なんかが多いのも、寸勁打法を基本にしているからだと私は考えています。

 掌打を多用する八卦掌、劈掛掌、通背拳、通臂拳、太極拳、心会掌など、中国武術に掌打が多いのも、打法に秘訣があるのと、掌は打つだけでなくいろいろな拳型に変化したり、掴む・引っ掻く・巻き取るといった攻防自在に遣うことができるからなのです。

 拳を握ってしまうと基本的に殴ることしかできなくなります。変化に乏しくなる。

 最近、研究している八斬刀(バッチャンダオ)は、刃で斬るだけでなく、護拳で殴る・鉤を引っかけるの機能がありますが、実は幅広のブレイドで“ひっぱたく”という遣い方もされるようです。

 沖縄空手は中国南方の武術の影響を濃厚に受けていますから、手型のバリエーションが多くあります。その形そのものに戦闘理論が内蔵されている訳です。

 日本の古流柔術も当て身を秘伝にしていたので、あまり知られてはいませんが、実に多彩な手技の変化技法が伝承しています。

 ところが、これらの柔術の秘伝技は対剣術を想定して考案されたフシがあるのです!

 これは沖縄空手の技(特に首里手)が対示現流を想定していたフシがあるのと同様なのです。


・・・とまあ、今回のDVDは、剣術の理合と体術がどう関連しているのか?を明確にするのが目的です。

 論より証拠で、体術にもすぐに応用できる片手持ちの脇差での零勁斬りも披露しております。

 いや~、最初に寸勁斬りを体得するのにえらい苦労したのが嘘のように、今では接触したところから斬るほうが簡単に思えてきましたよ~。

 つまり、それだけ浸透勁の発勁が身体に馴染んでいる証明でしょう。

 勁力の発生のやり方には、十字勁・纏絲勁・抽絲勁・沈墜勁・弾勁・波浪勁・螺旋勁・抖勁といったいろんなやり方がありますが、発勁(発力)は身体操作を様々に組み合わせたり意念を用いたり、呼吸法による腹圧を遣うことで変幻自在に遣えるようにならねば本物とは言えないでしょう。

 銃で言えば、火薬が爆発して弾頭を弾き飛ばすのを銃身で方向を定める時に螺旋状の溝(ライフリング)で弾頭に回転を与えて弾道を安定させる・・・。

 が、火薬量が威力に繋がるので、中国武術では錬精化気、錬気化神の過程を重視し、それが功夫(クンフーあるいはゴンフーなどと発音)、いわゆるKUNG-FU(カンフー)となる訳です。

 つまり、錬功と呼ばれる日々の地道な鍛練のことですね?

 剣術の場合は直心影流の振り棒鍛練や居合術の数抜きがそれに当たります。

 そもそも、剣の素振り自体が丹田呼吸(腹式呼吸法)鍛練になります。大東流の合気揚げ下げも素振りの応用なのですね。

 見た目で解らなくとも、身体内部の操作は同じ原理である?という場合もあります。

 そういう意味でも今回のDVDは日本武術の原理解明となる内容にしたいと思います。

 例によって、いつものごとく、八月中の予約注文に限り、定価20000円(税込み)のところ、15000円とさせて戴きます。

 ちょっと、いつもと変わってますが、価値が理解されるに従ってプレミアがつくんじゃないかな~?と、密かに思ったりしつつ鋭意、製作中でございます・・・。

 タイトルは、『剣体一致の原理』です!

+++事務担当注+++
新作DVDタイトル:『剣体一致の原理』
価格:20,000円 →2017年8月31日23:59:59までの申込みの場合、15,000円
内容:ブログ(上記)参照
申込み方法:こちらの下方参照
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推手感想

 や~っ、えらいこってすわ~?

 今月のセミナーは一見、地味な“推手”・・・参加者もまた少なかったんですが、それだけ期待値が低かったんではないか?と思うんですよ。

 やっぱり、発勁や合気に比べると推手は地味だし、“これを練習して何になるの?感”がヒシヒシと感じられますでしょう?

 ほら、爺さん婆さんが手首を合わせてユル~リ・・・と触れ合ってる社交ダンスっぽさが、ガシガシ殴り合い蹴り合い投げ合い組み合いをしている人達からすると、「ありゃ、なんじゃい?」と失笑を誘うような練習法のイメージしかないでしょう?

 でも、こういう時に限って、内容が充実するというジンクスがうちはありまして、正直、今回はここまで教えちゃってよかったのか?と思ったりしております。

 そもそも、「推手って何?」と問われるのならば、太極拳が少林拳などの激しく速く攻撃する拳法を打ち破るために開発された“秘伝の戦闘法”なんですよね?

 即ち、激しさや速さを繰り出すための力を生み出すメカニズムを分析し、筋肉の収縮から爆発的な攻撃力を生み出すための身体操作を根本から封殺してしまう戦術「接近密着戦法」を体得するための訓練法として“推手”が編み出されたのです!

 しかしながら、私も最初は推手がそんなに有効な技法だとは期待していませんでした。

 どうしてか?と申しますと、こちらが接近して密着するまで黙って待っててくれるようなお人好しはおらんでしょう?と思っていたからですよ。

 近づく時に鋭いパンチやキックが猛スピードで襲撃してくる訳で、まずはそれを何とか捌いたり防いだりできなければ密着なんかできない訳ですよね?

 だから、少なくない中国武術修行者が空手やキックボクシングに挑んで無残なまでな滑稽な負け方をして、「ちきしょお~っ! 中国武術なんかクソだぁ~っ!」と小梅太夫みたいに涙目で叫んでキックボクシングや極真空手に転向する・・・か、スッパリ武道や格闘技から足を洗うかする訳ですね?

 また、実際に空手やキックに対抗できる中国武術家は非常に限られていて、いないことはないんだけども、巡り会える機会は非常に少ない。

 私だって30になるまでインチキ古武術やインチキ中国武術の先生に騙されて、「武術なんか山師の巣窟やんけ~っ!」と呪ってましたもんね~。

 でも、私は非常に運が良かったんですよね~。

 実際にメチャクチャ強~い武術家に次々に出会って教えを受けられましたからね?

 あ~、本当に諦めなくて良かった!

 ネット掲示板で人の悪口書いて自己陶酔してるような人達って、結局、本当に強い武術家に出会って教えを受ける機会がなかったんじゃないか?と思う訳ですよ。

 だから、かつての私みたいに斯界全体を呪うことで自己満足を得ようとしているんじゃないでしょうか?

 もしも、こういう人達も運命的な良い出会いがあったら、現実に希望を持って楽しく修行できて理想の自己実現に向かっていけているのではないか?と思う訳です。

 私は恵まれ過ぎているから、普通に学んでいたら一生、知らないままであろう秘伝も随分と学べました。

 そういうのを一つ理解できると、不思議なもので、他の秘訣も次から次に解けていったりするんですよね~?

 敢えて、私は自分が発見した秘訣を真実だとは申しません。が、私は発見した秘訣を会員や受講生と一緒に試して具体的な有効性を実験してきました。

 だからこそ、「この技はこういう具合に遣えば有効だけれど、コツを知らないとまるで遣えなくなったりする」という具合に細かく長所と短所を解説できる訳です。

 実験検証してきた技だからこそ、日々、完成度が上がり、技も進化できる訳です。

 従って、自信をもって、「これはこうやればいいんですよ!」と断言できる訳で、実験検証していない伝聞だけの技だと高い金取って教えたりできませんよ。

 とにかく、習ったことは全て実験検証してきていますから、「発勁って本当に効くんですか?」とか「合気を掛けるって何ですか?」と聞かれても、はいはいはい~っと実演解説できる訳ですよ。

 頭の中で考えている段階の技は、稽古や講習会の時にもちゃんとそう話しています。その場で試して成功すれば善し。そうでなければ問題点を検討し直すだけ。

 研究会だから許されるやり方でしょうね?

 これも一回や二回やったくらいでは実験検証の精度が低い訳で、繰り返し繰り返し何度も何度も相手を代えてやり続けていかなくてはならないし、それを年単位でやることが修行に繋がる訳ですよ。

 そうやって体得できたのが零勁斬りだったりする訳ですね。

 最近、初参加の人が一番、驚かれるのが、「合気揚げがこんなに簡単にできるのか?」ということでしたが、私はこれ、30年くらい研究していますから、30秒で教えられる訳ですよ。しかも何種類も・・・。

 結果、万能にかかる技じゃなくて、欠点もあると解った訳で、そうでなければキムタツ先生に対抗策を考えつくまでもなく手玉に取られてしまっていたでしょう?

 佐川先生が偉いところは、合気が万能にかかる技ではなく、ちゃんと欠点も解っていて、頑なに映像記録を残すことを拒否し続けていたというところです。

 つまり、私みたいな人間に見られたら、封じ手を考案されてしまうと警戒されていた訳ですよ。

 キムタツ先生が佐川先生に遠く及ばないのは、“そこ”ですよ。安易にやって見せたりする考えの甘さが決定的な越えられない差を生むのです・・・。

 習わなきゃできない人と、自分で創造できる人との差は決定的なのです。

 その決定的な差とは何か?というと、考え方の違いなんですよね。

 私が武術を教えたりDVD作ったりしているのはなぜか?というと、生活のためです。

 金を稼ぐ手段が今のところ、これしかないからです。

 昔は趣味でしたが、今は生活のための仕事ですから本気度が違いますよね?

 で、不思議なもので、本気度が違うためなのか、最近の研究進度は異常ですよ。昔は、とうていできるようになれないだろうと思っていたことが、今はあっさりできるようになっていますからね?

「スゲ~ッ? 俺って天才かも?」と思って教えてみたら、すぐ体得してしまう・・・。

「あ~、空しい・・・あんだけ努力した俺の立場は?」と思うと、会員がなかなかできないと、フフフ~ンッて内心、嬉しかったりしますよ。生活かかってなかったら教えてないですよ?

 推手も、以前は化勁で崩すための技法と考えていましたが、今は攻撃技に含んで遣っていますよ。

 つまり、発勁を確実に極めるための攻撃の手段として遣うようになりました。

 接近密着するための相手の攻撃を捌く技法にも応用できるようになりました。

 それが、空手でいうところの“受け技”であり、うちの場合は捌き・いなし・流し・封じの技法として遣うようになりました。

 今回のセミナーではある先生の沖縄空手のセミナーDVDを分析して教えて欲しいと大阪支部長から事前にDVDを送ってもらって見ていたんですが、改めて空手は難しいな~?と思いました。

 難しいと言うのは、普通の人間に教えてすぐに体得できるようなやり方ではないということです。

 言葉を換えると(失礼ながら)、「もっと効率よく安全にやれる技はある」ということなんですよ。

 私の基本コンセプトとして、「教えれば誰でもすぐに実用できるべき」というものがあります。

 武術はもともと圧倒的な体格や体力、戦闘力の差を戦略的に覆すことを目指して考案研究されてきたものですから、無闇に鍛えないと遣えない武術では意味がないと考えている訳です。

 しかし、不思議なことに武術武道の実践者は、超人的な鍛練を積まねばならないと言い張ります。実用性より訓練する日々の行為が目的となって、論理が転倒してしまっているのです。

 身体を鍛えることは手段に過ぎなかったのに、いつのまにか“目的”に刷り変わってしまっているのです。

 これではボディビルと変わらない訳ですよ。

 多分、ボディビルも本来は筋肉の鍛練のために工夫されていたのに、見せることに目的が移ってしまったのではないでしょうか?

 日本刀も斬れることより美しさに価値が転移していますよね?

 私は剣や銃も大好きなので、肉体を鍛えることにあまり意味を見いだせません。素手で殴り合うことしか考えていないような武術では話にならんだろう?と思うからです。

 昔は人並み以上に鍛えましたが(壁に踵を着けてだけど両手の親指一本で倒立して腕立てまでできたよ)、あんまり意味があったとは思えないんですよね?

 だから仁平師範がやたら「筋トレしろ!」と言ってることには「何のため?」と聞いてみたいところなんですけどぉ~(苦笑)。根性論かな?


 さて、セミナーは、単推手、双推手、脚の推手(暗腿)から始めて、推手破りの打拳・関節技、相手の構えを利用した推手、剣術(馬庭念流の“続飯付け”から香取神道流の“橋懸かる”)、牙突0式?、空手の上段揚げ受け・外受け・内受け・下段払いの交叉捻り突き、零勁斬りの応用・・・と、予定していたより大幅に多彩な内容になりました。

 御承知の人も多いと思いますが、私は質問しないと自分から積極的に教えたりしませんので、遠慮して聞かない人には延々と教えなかったりします。

 何で、そうするか?というと、「自分から求めないと与えられないんだよ」ということをまず理解してもらいたいから、敢えてそうしてるのです。

 金払えば自動的に教えてもらえると思ってる人もいますが、自動販売機じゃあるまいし、人間対人間なんだから、質疑応答がいかに大切か?ということですね?

 この様子は新作DVD『剣体一致の原理』に収録しますが、結果論ですが、何か物凄い作品になりそうですよ!

 個人的にはマジで5万円に値上げしようかな~?と思うくらい秘伝テンコ盛りです(実際、値上げするかもしれませんので、安く欲しい方は今月中の予約割引セールを御利用ください)。


 セミナー後はいつもお食事会で長々とダベるのが恒例なんですが、この日は夕方から銀座で日野美歌さんの35周年記念の朗読劇とライブのお誘いを受けていたので、私はそのまま帰らせてもらいました。

 この朗読劇には『セーラー服忍者』に主演した鶴巻星奈さんが出演されているのを事務所の社長さんに聞いていたので、うかがった次第です。

 しかし、私、銀座は過去に数回しか来たことなくって、夜だったこともあって道に迷い、開始時間に間に合わなくて焦りました~っ?

 まっ、ちょっと遅れたけど鶴巻さんの朗読劇のお芝居もちゃんと見れましたよ!

 この朗読劇の原作は、何と? ミラーマンの鏡京太郎を演じていた石田信之さんなんですね~。癌闘病中と聞いていましたが、お元気だそうですよ?

 石田さんはアクションが上手いな~?と思っていましたが、柔道黒帯で体気道という武道の会長でもあるんですね?

 ちなみに『セーラー服忍者』DVDの予告編映像、非常に評判がいいです。特典映像も使ってますから、何だか膨大に見た印象があります。他の劇場映画の予告編にも負けてませんよっ! 10月6日の発売の時はイベントやる予定ですから、お楽しみに~!

 途中休憩の時間に社長さんが呼んでくれたので鶴巻さんとちょっと話せました。今、立ち回りの稽古もやっているそうですよ! 今後の活躍に期待大です!

 後半は日野美歌さんのライブでしたが、生歌で聴くと物凄い上手い! 圧倒されましたよ。スゲ~ッ!としか感想が言えません。

 本当に素晴らしかったです!


 え~、それから、復活した大阪セミナーの場所と日時が決まりました!

 解散した後も、「また関西でセミナーやってください」とメールくださる方もいらしたのですが、随分とお待たせしました!

 進化した游心流武術をお目にかけますよ!

 久しぶりの方も始めましての方も、どうぞ、お気軽にお越しくださいませ!

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直前でゴメン! 8月は推手!

 忙しくて、スッカリ忘れておりましたが、今週日曜(13日の日曜日~!)は、月例セミナーの日でございまする!

 で、8月は暑いので、あんまり動きたくない。

 だから、あんまり動かなくてもいい技をやる!・・・というコンセプトで“推手”をやることにしております。

“推手”というのは太極拳の戦闘法なんですが、実は沖縄の那覇手にもカキエー(掛け手)という類似の稽古法があります。

 戦闘法と書かずに稽古法と書いたのは、このカキエーを戦闘法として遣うものだと理解している空手家が異常に少ないからです。

 つまり、二人でおこなう鍛練法だと考えられている訳です。

 よって、別名、“小手鍛え”(派閥による)とも呼ばれていたりする訳ですが、これは手首周辺をガンガンぶつけて鍛える鍛練法で、まあ、マキワラ突きや中国武術の拝打功みたいなもんですよ。

 詠春拳の錬功道具として有名な木人椿も、遣い方を知らない人はガンガン打って鍛えるものだと勘違いしていたりしますが、堅い木をガンガン殴って鍛えれば、毛細血管を潰し、神経を痛めるばかりですから、やめた方がいいですよ。

 柔らか~いサンドバッグとかを殴った方がいいです。

 さて、カキエーですが、これは本来は鍛練法というより逆技、中国式に言えば擒拿(チンナ)術の練習法だったのではないか?と私は推測しています。

 分筋錯骨法や點穴法も含まれているように感じます。

 どうして、そう考えるかと申しますと、太極拳の推手がそうだからです。

 ただし、太極拳の推手の主な目的は“化勁”です。

 相手の攻撃してくる力を受け流すこと。

 これが上手くできなければ、力に力で対抗することになり、高度な武術の技を駆使することは不可能になります。

 つまり、弱者が強者に勝つことは夢物語になってしまう訳です。

 では、化勁ができれば弱者が強者に勝てるのか?

 勝てます!

 勝てなければ太極拳の存在意義が無くなってしまいますからね?

 しかし、誰もが忘れていますが、本質的に化勁的な技術はほとんどの武術に内蔵されていますし、業師と呼ばれるような遣い手は必ずと言って良いくらい自然に体得して遣っています。

 例えば、「空手の突きはなぜ捻るのか?」という質問に対する答えが、「化勁の技術を含んでいるから」なのです!

 意味がわかりませんか?

 セミナーに参加すれば理解できます!

「なんだよ、教えてくれないのかよ?」と思った方・・・。

 いいえ、私は、やブログで、これまで何度も何度も言葉で説明してきています。

 それが解らないということは、言葉で説明しても理解できなかった?ということですよね?

 だから、本当に理解したい人は自分で体験してみないことには解らないだろう?という親切心で敢えて書かないのです。

 どうも、理論分析だけに興味があって、言葉で説明してもらえば理解できたつもりになる人がいますが、頭で解ったつもりになるのと、実際に技を体得することは全然、別次元なのですね?

 私は作家修行をしているので、作家志望の人や作家デビューした人から随分と質問されるんですが、言葉で説明しても必ず誤解されます。

 実際に教えて体得させないと正確に理解することには繋がりません。

 いや、体得しても勘違いして覚えてしまうこともあります。纏絲勁と白鶴震身を同じものだと誤解していた大阪支部長みたいに、理論が先走ると個別の技の原理特性を無視して大ざっぱに括って認識してしまう場合もあるのです。

 ユーチューブに勘違いした人が動画を上げて、勘違いが拡散してしまったりする場合もありますね。

 私が有名武術家?を批判する理由の一つもこれですよ。間違いを広める愚を正すのが研究家の使命だと考えるからです。

 ナンバとか? 今だに真実だと勘違いしている武道の先生がざらにいますし、“気配を消す”とか“動きの初動を消す”とかいう言葉も非常に観念的に使われていますね?

 これも練度の問題もあれば、根本から勘違いしている場合もあります。有名であるとか実力がある人だからとか、関係なく、誰にでもありますよ?

 先日の游心流合気道の時もIさんが指導している時に、「この動きは能や歌舞伎に共通していて・・・」と言っていたので、「おいおい、能は参考にしているけど歌舞伎の動きは参考にしてないよ。能は武士の嗜みだけど、歌舞伎は武士に対抗する町人のカブイた動きだから、わざと大袈裟な動きをしたりするんだから、同じ伝統芸能でも身体操作は全然違うよ」と訂正しました。

 説明の例に出すのなら、その分野のことも専門家並みに研究していなければいけないんですよ。知らなければ勘違い発言になってしまうでしょう?

 私は、知ったかぶりは恥さらしでしかないと思っています。

 もちろん、私も間違うことがある訳ですよ。

 だから、私は「自分の考え、理解していることが絶対に正しい」という認識自体をしません! 自分も間違っているかもしれない。だからこそ、真実・事実に対して謙虚でいなければならない・・・と、そう考えるからです。

 これは哲学です。認識論のイロハです。

 勉強する・追究する・研究する・・・ということは、一つの分野について突き詰めれば突き詰める程、無限にいろいろな分野についてまで調べていかなければならなくなる。

 それは物凄く大変であると同時に物凄く愉しいことなんですよ!

 もう日常的に新発見していくので、「これが正しいのだ!」と思い込んでいる人達が哀れで仕方がなくなるのです。こ~んな愉しいことを知らないなんて・・・と。

 そんな具合で研究してきたので、私はつらいと思ったことはありません。お金に苦労しているのと人付き合いで嫌な経験をするのが困ったくらいですが、それもこれも研究が邪魔されるのが嫌だったんですよね。一種の中毒ですね~?


 そういえば、「DVDを見て実験したけれど、どうもできなかった」という方も、先日、わざわざ相模原まで来られたので、実地にお教えしました。

 でも、自分でやってみてできているのに、「本当ですか? 信じられない」という顔をされていました。

 実際にできるようになっても、重心力を用いる技というのは手ごたえが無いので実感がわかないのが欠点と言えば欠点なのです。

 私が試し斬りを重要視しているのも、刀に重心力を作用させればマキワラを簡単に切断できるからで、これは切れるか切れないか?で、明白に判明します!

 この前の日曜もDVD用の追加撮影でマキワラ斬りをやりましたが、零勁斬りがなかなかできなかった栗原師範も成功しました。

 素手ではできているのだから、できない道理が無いと思って、苦手意識を取り除く意味でも「刀が折れてもいいから、思いっきりやってください!」とやらせました。

 もうね。最後は気迫ですよ!

 私は、片手持ちの脇差でスパスパ斬れるようになったので、逆手持ちで脇差の零勁斬りに挑戦し、一回目は台を倒して失敗しましたが、二回目はスパッと成功しました。

 北島師範もバッチリ成功しましたよ。

 他の人は苦戦しまくりでしたね?

 福島から来たSさんはどうしても斬れませんでした。関西のOさんは成功したので3.5段?を挙げましたよ。

 正直いって、寸勁斬り、零勁斬りはかなり難しい技です。

 私も始めた当初は、こんな技が本当にできるようになれるだろうか?と思ったくらい難しく感じましたから、滅多に来れない人ができないのは当然なのです。

 0の状態から一気に100のパワーを出すようなもので、しかも力のタメを一切使わないので、通常の打撃技とはまったく違う技術だからです。

 しかし、これができるようになると、発勁打法が飛躍的に進歩します!

“牙突零式”を素手でやるようなものだと考えてください。

 で、この斬りの技を体術に応用できるようになると、推手の戦闘法が俄然、実戦力を倍加することになります!

 その秘密はセミナーに来た人には持って帰っていただく予定です!

 それにしても栗原師範が零勁斬りに成功したことは私自身ができた時より嬉しかったですね~?

 青木宏之先生が、「刀は技の進歩を手助けしてくれる」と、剣武天真流を創始した頃に言われていましたが、その言葉を私も最近、実感しています。

 もともと、まったく刀に興味がなかった会員も、練習しているうちに異様に上達していくのです!

 逆に刀(独己九剣)を嫌ってやらなかった会員は、進歩が止まってしまっています。

 いや、進歩しているのかもしれませんが、刀を練習している会員と比べると格段に差ができているのです。

 どうやら、刀は中芯軸の感覚を知らないうちに高めてくれているようなのですね?

 つまり、下・中・上の丹田を満遍なく開発させているような気がします。

 もしかすると、青木先生はそれに気づいて剣武天真流を創始しようと考えられたのかもしれませんね?

 新DVD『剣体一致の原理』、これは、ひょっとすると武術の本質を解き明かすかつてない画期的なものになるかもしれません・・・。

 そういえば、一度も試し斬りしたことのない薙刀でも試し斬りやってみましたよ?


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日本を救うのが安倍さんしかいないと言ってる人達へ

 稲田さんが防衛相を辞任した時に、北朝鮮のICBMが発射されるという極めて重大な国防上の危機が起きました。

 最悪のタイミングです。

 事故が起こらなかったのが不幸中の幸いでしたが、もし、漁船が被害を受けたり、誤って日本の国土に落ちたりしていたらどうなっていたでしょうか?

 そもそも、稲田さんを防衛大臣に任命するという安倍さんの判断の甘さが、一連の事件を招いているのは明らかで、自分の後継者として日本初の女性首相として育てようとするなんて、ちゃんちゃら可笑しい政治の素人さんだったことが露呈しましたよね?

 森友や加計問題だって、安倍さんの脇の甘さ以外に何だと言うのでしょう?

 海外に金をバラ撒いて御機嫌を取ろうとしながら、その成果がどれだけあったのでしょう? 元銀行員の人から聞く話ではアベノミクスには否定的でしたね。

 アベノミクスの成果というのも具体的な数値がどうこうと言ったところで、貧困にあえぐ人達が救われている実感はまるでありません。

 給料が上がっても物価がもっと上がれば逆効果です。

 不倫の議員さん達のことなんぞ、放置しておけばいいんです。次の選挙で落とせばいいだけでしょう?

 むしろ、「人を好きになって何が悪い? お前たちは人に本気でホレたことがないのか? 俺は仕事は命かけてやっているんだ! ゴタゴタ言うなっ!」くらいのことを言う人がいてもいいじゃないですか?

 価値観というのは他人に合わせる必要はありませんよ。

 自分の生き方は自分で決めることで他人に従うことではありません。たとえそれが法に触れていたり、倫理観に外れていたりしようが、本人が覚悟して生きているならいいんですよ! 他人の評価なんか関係ない!

 無論、社会的に外れていれば処罰されたり社会的制裁を受けたりもするでしょう。

 しかし、「それでもいいんだ! 俺は生きたいように生きてやる!」というくらいの苛烈な生きざまを見せる人間があまりにも少なくなってしまった。

 私がムカつくのは、「安倍さんしかいない」と言ってる連中の依存体質ですよ!

 他人に依頼するより自分が率先して行動しようと何故しないのか?

 能書きほざく前に、やれることをやればいいんですよ。

 私は政治家なんか嘘つきばっかりの権威主義者だと思ってるから、何にも期待もしていませんし、社会のシステムが永遠に続くものとも考えていません。

 いつ、どうなるか解らないのが人生であり世の中であると思っています。

 だから、最終的には自分の力でサバイバルできなくてはならないと思ってるから延々と武術に取り組んできている訳です。

 競技で強くなりたいという願望も若いうちなら否定はしませんが、40も50も過ぎて試合で勝ちたいなんて言ってたら、ただのオバカサンでしょう?

「おいおい、他にやるべきことがあるでしょうが?」という話なんですよ。

 40も50も過ぎた大人が強いの弱いのと論争している姿って、「幼稚」の度が過ぎるでしょう? 自覚してたら、まだ解るけど、意外と自覚していなかったりするんですよ。

 頼むから、そういう頭の悪い話をネットで拡散せんといてくれよ?と思う訳ですよ。

 私が安倍さんや、その礼讚者の人達に嫌悪を感じるのは、美しいことを言っても醜く苦しい汚い現実に立ち向かう覚悟が無いということなんですよ!

 好戦的なことを言うなら自分が戦う覚悟があるのか?ということ。

 殴り合いの喧嘩ひとつやったこともないような平和ボケしたインテリが国防がどうのこうのと論じることそのものが噴飯物なんですよ。

 稲田さんの阿呆丸だしっぷりは現実の闘争を知らない脳内右翼の典型例でしかないし、それは安倍さんとその周辺の人達を象徴しているんですよ。

 国防は費用さえかければ足りると考える馬鹿・・・。

 私は、戦争の場にいかされた自衛隊員が無駄に殺されてしまうことの哀しさを回避して欲しいと思っていますが、自衛隊員と言えども実戦で戦う覚悟とスキルを持たない人達が大半だろうと思っていました。

 しかし、陸上自衛隊の特殊戦略群、いわゆる特殊部隊の人達がゼロレンジコンバットを学んでいると知って、少しほっとしています。

 関西の会員のOさんがゼロレンジコンバットのセミナーを受講できたそうで、日曜の稽古会で報告してくれたんですが、実に優れた戦闘術であり、現代戦に通用する武術なのだな~?と、感銘を受けました。

 私も以前、書籍を購読して注目していて、アクション俳優の坂口択さん(北村龍平監督の『VERSUS』他で活躍)がTV出演した時とアクションイベント時に披露した当て技で関心を持っていたのですが、Oさんからいろいろ話を聞いて、想像以上の優秀な武術であると確信しましたよ~!

 特に、私が素晴らしい!と思ったのは、日本剣術の理合をベースにしているという点です!

 私は、システマとJKDの影響を強く感じていたんですが、改めてユーチューブの動画を拝見してみると、大東流の合気技術にも通じる身体操法(「ウェーブ」と名乗ってますが、日本武術式に言えば「波の原理」、中国武術式に言えば「波浪勁」です)を遣われていますし、確かに剣術の理合を体術に活かせばこうなるな?という印象を受けます。

 また、動画や映画のアクションで表現する場合は、わざと大きく身をくねらせるようにするのでしょうが、リアルバトルの時は、外見から一切判らないように小さく微妙な動きで掛けられるのだろうと推察します。

 書籍を読んだ時には少々、「これって本当なのかな~?」と疑念も感じたのが偽らざる気持ちでしたし、やっている人間ならそう判断すると思いますが、あまりにもシステマに似過ぎているようにも思いました。

 けれども、百歩ゆずって、経歴も技術も捏造であったと仮定しても・・・この戦闘スキルは尋常なレベルではありませんよ!

 世界中の軍隊系野戦体術と比較してもず抜けた実戦即応性があると思いますし、確かに日本剣術の理合のエッセンスも感じられます。

 また、機能性のみならず芸術的な優美さも感じさせ、坂口さんはじめ芸能関係者が注目するのも道理だと思いました。

 そもそも、システマを日本で学ぶ場合、エクササイズとして普及されているので具体的な武術としてのスキルを学ぶのは困難な様子です。

 それに比較すれば、徹頭徹尾、清々しいまでの実戦性は既存の武道や格闘技とは隔絶したコンセプトでしょう。

 もっとも、だからこそ心配な面もあります。

 真面目な実戦追求者であればある程、殺人欲求が高まってしまう危険性があります。

 これは伝統的な武術流派では昔から指導者を悩ませてきた問題です。

 あの相模原障害者大量惨殺事件の犯人や、シンガーソングライター刺傷事件の犯人、そして女性を撲殺した犯人・・・彼らが格闘技の経験者であったという事実には、斯界の者として慚愧にたえませんでしたよ・・・。

 いや、私自身、過去に問題を起こした連中のことを思えば、指導者としての自分の足りない点を反省するばかりなのです。

 昔、柔気拳法という流派を起こした今田柔全先生とご縁をいただきましたが、その後、今田先生は門を閉ざしてしまわれたと聞きました。

 真相は不明ですが、弟子が問題を起こしたことを悔やんでのことだったのでは?と共通の友人である漫画家の黒谷薫先生からうかがいました。

 武道家には貴重な理論派の先生でしたから、実にもったいないことだと思います。

 今田先生! “風雲再起”を待っております!


 え~っと、脱線し過ぎて何の話か判らなくなりました・・・あっ、そうだった?

 Oさんの話では、「ウェーブって、そんな本当に効くのか?」とか挑発してくるヤツに対して、坂口さんがブチ切れて「ぶっ殺してやるから、かかってこいっ!」っていっちゃったそうなんですが・・・。

 まあ、普通の人だったら「大人げない」と思うところでしょうが、私は逆!

「よくぞ、言った! 流石は坂口拓!」

 昔、トークショーやったことあるんですが、そこに参加していた格闘技愛好者が帰りの道すがら、「長野さんは格闘技もやっていたのに、何で怪しい武術をやるようになったんですか?」と、冷笑的な笑顔をたたえて質問してきた時、瞬間、ブチ切れました。

「怪しいかどうか、見せてやるから、かかってこいよ」と睨んでしまいましたよ。

 その人、顔をひきつらせてドン引きしてましたが、私、この時、本気で発勁ぶち込んで悶絶させてやろうと思いましたよ!

 もう、随分、前の話、確か十年以上前だったと思いますけれど、今でも同じ質問されたら同じ反応しますよ?

 何でか?って、私は生活なげうって武術を追究してきたんだし、人生を捧げて武術を修行されてきた幾多の先生方から貴重な教えを受け継いだという自覚がありますから、自分のことを非難されても何とも思いませんが、私の研究している武術を侮蔑するような発言は絶対に許しません!

 坂口さんが激怒するのも当然のことなんですよ!

 自分が師事した師匠の技を侮蔑するような発言に怒りを感じられたのではないですか?

 こういうプライドは持っていなきゃ~ダメですよ。

 事実、坂口さんの打撃技を食らったOさんの映像を拝見しましたが、このパンチをフルで打ち込めば内臓破裂するのは当然と思います。

 システマ・ストライクや合成力、波浪勁、打撃訣を駆使していますが、このレベルの打撃技術を駆使できる人は希少だと思います。

 気功式の治療法も使われている様子ですし、ここまで知ってる人がいるとは驚きましたね~?

 だから、ついつい私も普段だとやって見せない打撃技を打たれた箇所から発勁で打ち返す技とか、パンチを食らった瞬間に相手の腕を粉砕骨折させる危ない技も実演してしまいましたよ~(苦笑)。

 私は殺人術的なのはほとんど隠して会員にも見せない主義なんですけどね、ゼロレンジコンバットのあまりの見事さに内心、メラメラ~ッとジェラシー(笑)が燃えてしまいましたよ~。

 ちょっとハッスルし過ぎて、もうちょっとでOさんの肘、へし折りそうになっちゃいました~(汗)。

 やっぱり、何だかんだと言っても、最も重要なのは気迫ですよ!

 武術の極意は“相討ち”。自分の命を敵に捧げて敵の命を頂戴する・・・その覚悟が無ければ、発勁だの交叉法だの縮地法だの何だのとグダグダ理屈並べても意味がありません。

 戦うというのは、つまりは、そういうことですよ。

 その覚悟が無い、戦う技術も戦略も無い、そんな連中が軽々しく戦闘を語ってはいけないのです。

 だから、安倍さんをわっしょいしているような連中は無益どころか有害なだけ。

 戦う以上は勝てなくてはならない。

 自衛隊に特殊部隊の必要性を痛感して決死の覚悟で組織させた荒谷先生の想いを継ぐ人達がゼロレンジコンバットを学んでおられることを知って、多少なりとも安心できました。
 これなら、もしも外国から特殊部隊が侵入してきたりテロリストが暴れたりしても、充分以上に戦える人達がいるんだ!という安心感ですかね?

 暗愚な政治家なんぞ期待してないけれど、現場で戦う人達に期待できれば、それでいい。

 坂口さん主演で下村勇二監督の『リボーン』が日本発の新しいアクション映画として世界に出ていくことを心から慶賀したいです!


PS;『セーラー服忍者』DVD予告映像を香港アクション熱烈愛好家の小塚師範に編集してもらってユーチューブに出してますんで、是非、御笑覧くださいませ!

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本と映画の感想

『つよい!THE24式太極拳「四正四隅」の秘密』池田秀幸著 東邦出版

 簡化24式太極拳は保健養生体操として全国に広まっていますが、本来の太極拳は非常に優秀な武術であり、その理合を知ることで武術としての真価を発揮できる!ということについて極めて明確に解説されたのが、この本です。

 著者の池田秀幸先生は実力の高さが斯界で噂され、人柄も良い方であるとクエストさんでも聞いていました。

 うちの大阪支部長が実際に学び、池田先生の凄さを熱烈に語っていましたので、やはり噂通りの方なのだろうな~?と思った次第。

 本の内容もこれまで以上に私的に共感を覚えました。非常に謙虚な物言いで人柄の良さが滲み出ています。

 だけど、何かタイトルのイメージとえらい違うな~?と・・・。

 多分、山田編集長の趣味なんでしょうね?

 ちなみに9月に、この本の内容に準じた新DVDがクエストさんから発売されますので、併せてご覧になられることをお薦めします!


『オニヒメ2』上山道郎著 少年画報社

 出ましたっ! 2巻です! 最近、異様に忙しくって、大阪支部長がプレゼントしてくれたので、出ているのも知りませんでしたよ。

 もうね~。キャッホーッ!って感じなのが、私が敬愛するタイ捨流開祖、丸目蔵人佐が出てくるんですが、何と、上山先生は地元の人吉まで取材に行かれたそうなんですね~。

 私も知らない新情報が披露されていて、本当に研究家として頭が下がりますよ!

 次巻が楽しみです!


『ゴジラの中は ある怪獣バカの足型』破李拳竜著 オルタナパブリッシング

 特撮マニアの間では、破李拳竜氏の名前は平成ゴジラ・シリーズのスーツアクターとしても有名な漫画家の人・・・というイメージでしたが、まさか、ここまで凄い人だとは知りませんでしたよ~!

 400ページくらいもある分厚い本なのに、読み出したら面白過ぎて止まらなくなり、あっという間に読み終えてしまいました!

 ノンフィクション本で、こんな経験は初めてですよっ!

 何故か?

 映画のこと。武道・格闘技・武術のこと。怪獣のこと。漫画のこと・・・全部、私の好物ばかりだったからです!

 竜氏の代表作『撃殺!宇宙拳』は失礼ながら読んでいなかったんですが、美少女中国拳法物ということだけは知っていました。

 本当は実写映像化したかった・・・ということでしたが、主人公を演じられる子役がいなかったので断念されたとのこと・・・。

 いる! 演じられるティーンの女優がいますよ!

・・・と、私は読んでいて叫んでしまいました。

 誰かって?

 それは秘密です・・・。


『エージェント・マロリー』

 TV東京のお昼の映画で見たんですが、主人公を演じているジーナ・カラーノは総合格闘技の美人格闘家から女優になった人だとか?

 その格闘スキルを存分に活かしていて、何か凄いマーシャルアーツ・ムービーを見たという気分になりました。

 ボーン・シリーズ辺りからアクションの見せ方が泥臭くなったと申しますか、華麗なアクションの優美さより、エグいリアリティーを見せる作品が増えたように思いますね。

 インドネシア武術シラットをフィーチャーした『ザ・レイド』からその傾向が強くなりましたが、サム・ペキンパーやルチオ・フルチの残酷描写が流行った70年代から80年代に戻ったのか?という気もします。

 多分、CGが発達して生身の肉体アクションが廃れたことに対するアンチテーゼとして、敢えて生身のリアルなアクションに拘る作家とファンが増えてきたということなのではなかろうか?と思いますね。

 ガチンコでガンガン戦うという行為は人間の本能的欲求としての闘争本能を満足させてくれますからね?

 理屈ばっかりのお茶の間ミステリーに飽きがきた人も多いのかもしれませんね?

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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