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『マツコの知らない世界』ご感想(2)

長野先生

お世話になっております。滋賀の会員の●●●●です。先日、放送 されました「マツコの知らない世界」を視聴致しました。感想が遅 くなり大変すみません。

中国の防犯カメラの女性が男を叩きのめしたのは凄かったですね。 最初の顔面への一撃がかなり効いていたと思います。女性といえば 、▲▲さんがベルトを使った技を鮮やかに極めたのは本当に素晴ら しかったです。ベルトを抜いて構えた姿は相手が誰であっても確実 に仕留めてしまえる感じでした。江古田ストアハウス以来姿を見て いなかったので、久しぶりに見て変化に驚きました。

護身術道具でアンブレイカブルアンブレラを紹介されていましたが 、この時に初めて知りました。楽天やアマゾンで普通に買えるんで すね。ボーナスが入ったら買おうかなと考えています。

小塚師範はマツコさんにかなり気に入られていた様子でしたね。マ ツコさんに何度も声を掛けられていましたが、ちょっと困惑気味の 様な表情をされていたのかな~、と思いました。

青木先生の遠当てを拝見しましたが、 何と言って表現すればいいのか、 もうとにかく凄まじいという感じでした。 一般の人が見れば長野先生が何もしていない状態で次から次へと大 きな声で制されてしまうのは、マツコさんみたいに、「 ちゃんと説明しろよ。」と思われた人が沢山いたと思います。

番組の都合上、 カットされた未公開シーンが非常に沢山あると思いますが、 未公開のところの内容がどんな風になっているのか気になります。 もしも公開出来る時が来たら是非とも見てみたいです。

長野先生、今回のテレビ出演大変お疲れ様でした。 ありがとうございました。
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『マツコの知らない世界』ご感想(1)

游心流武術健身法 長野峻也先生


長野さんこんにちは。

先日は『御先祖様は忍者ガール』を頂きましてありがとうございました。

お礼を言わせて頂きたく、長野さんのホームページからメールアドレスを辿りメールさせていただきました。

とても面白く、大爆笑で一気読みしてしまいました!!

山田風太郎のような物語のはじまり方に心地よさを感じていたところ、往年の角川や東映、香港アクション映画のような まさかの展開に大興奮し、技から心法へと至る最終場面のシーンはリアルに目の前で繰り広げられるかのようでした。

そして武術・護身等に精通された専門家にしか描くことのできない機微の描写は、このジャンルの津本陽や大藪春彦だな~と思いました。

たぶんここまで広いジャンルを網羅できる作家はいないでしょうから彼らを超えていると思いました。

そして、『マツコの知らない世界』も拝見させていただきました。

いつもの長野さんがテレビに映っているのが不思議な感覚でしたが、とても面白く、何よりも長野さんがこうやってテレビ出演されていることがとても嬉しく感じました。

色々な人に番組の紹介をしたので感想を聞きましたが、やはりフルコンタクト系の空手になじみのあある人には青木先生の凄さが理解しにくいようでした。

しかし逆を言えば、世間一般に知られているステレオタイプの「強さ」や「護身」の誤解に対して、7長野さんが追求される「本物の護身や武術」を紹介されたことは画期的だったのではないかと思います。



今、フルコンタクト空手諸流派の方等と交流していると、彼らが彼らの技術の限界を痛感している様が強く伝わってきます。

今後、武道・格闘技界は益々「伝統的な武術」へ回顧する方向に進むのではないかと思います。

そうなると、長野さんの存在が益々重要になるのではないかと思います。

またオルタナスタジオでお会いすることがあると思いますが、今後とも宜しくお願い致します。

ありがとうございました。


※注:長野の昔の兄弟弟子で、現在は団体を率いている先生よりのご感想を、許可を頂き掲載させて頂きました。

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DVD紹介

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池田秀幸 24式太極拳 実戦性の追求』クエスト刊

「本当に強い武術家は誰か?」と議論される時に必ずと言ってよいくらい名前が挙がるのが、太極拳無形塾秀武館道場の池田秀幸先生です。

 その池田先生が、日本で最も愛好者人口の多い簡化24式太極拳を素材に、実戦応用法を示されたのが、このDVDです。

 ほとんどの中国武術愛好家が、「陳氏太極拳のみが実戦に通用するのであって、一般の太極拳は老人の保健養生体操に過ぎない」みたいなイメージを持っていて、「簡化24式なんて中国版ラジオ体操みたいなものだ」と冷笑的に言うものです。

 こういう考え方は、「実戦的な何々拳法」を求める伝統武術マニアの間で広まって定着していたものでしたが、本気で武術そのものの実戦性を追求している少数の人達は、流派や門派によって実戦性に優劣があるのではなく、個人の研鑽による見識によって優劣が生じるだけである事実に気づいていました。

 池田先生もそんな中のお一人なのだろうと思います。

 ですから、敢えて簡化24式太極拳が理合を知ることで極めて実戦的な護身術に変貌するものである!という真相を丁寧に説き明かしています。

 このDVDを見ていて思ったのは、池田先生の技量ももちろん、何よりも“人柄の良さ”でしたね~。

 強いだけの武術家なら掃いて捨てるほどいますが、実力と見識と人格を兼ね備えている人は極めて少ないものです。

 池田先生はその極めて少ない中のお一人であるのだな~?と、つくづく思いました。

 買って損のないDVDです。

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新作DVD間もなく完成!

 今年ラストのDVD『2017游心流武術圧縮セミナー』、間もなく編集作業完了する予定です!

 21日の『マツコの知らない世界』では割愛されていた“発勁・合気・無刀取り・零勁斬り”等を収録し、現時点での游心流武術の集大成となる内容です!

 初めて武術に触れる人でも会得可能な内容ですので、是非、どうぞ!


 さてさて・・・それにしても、「番組を見た」という友人知人からのメールが殺到しまして、改めてマツコさんの人気の高さを思い知りました。

 お陰様で視聴率も良かったらしく、ほっとしました。

 特に、青木先生が登場する瞬間に視聴率がググッと上がったのだとか?

「遠当ては本当に効くのか?」という検証番組風になりましたが、受けた私は断言できます!

 本当に効きます!!!!!!!!!!!!!!!

 嘘だと言うなら、実際に受けてみたらいいでしょう。

 ただし、後遺症が出ると思いますし、もし心臓に潜在的疾患があったりする人だとショック死するかもしれませんので、覚悟の上でお試しあれ!

 いや、正直、私もここまで具体的に物理的な効果が出るとは予想外だったので、驚きましたけどね~?

 来年は遠当てを研究テーマにしようと思いますよ。


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『マツコの知らない世界』感想その弐

 番組が放送された後、会員や小説仲間、親しい武術の先生(深井信悟先生岡部宜史先生、岡部武央先生)などから感想のメールが殺到致しました。

 自分で見ても、「うまく編集されたな~」と、まず思いました。

 追加撮影の様子なども聞いた上で勝手に推測すると、単純な収録量から削ったとすれば、恐らく、“百分の一”くらいの分量になっていると思うんですよ。

 物凄ぉ~く難航したと思いますよ。

 無論、肝心な箇所はしっかり残されていますが、1時間番組の半分(30分)としてもCFなどを除くと、放送時間は正味約20分くらいだと思います。

 スタジオ収録も実はかなり削られて半減していたんですよ。その上で新たに追加撮影を何カ所も廻って撮ってこられているのですから、本当に番組スタッフの労力を考えると頭が下がります!

 例えば、山田師範のところでは3時間以上撮られたそうなんですね?

 で、使われたのは20秒くらいでしょう?

 他のキックボクシング、システマ、クラブマガ、合気道はもっと短いですよね? イメージ映像みたいだし、東京イサミさんのところも、もっと沢山撮っていたんですよ(ちなみに、撮影時に偶然にも会員のMさんとばったり出くわして、「放送まで黙っていてね」とお願いしました)。

 天真体道も、本来は剣武天真流の居合の稽古だったろうと思うんですが、刀を使うシーンを敬遠されたらしく、映されたのは素手の体術だけでしたね?

 うちの道場でも二回、追加撮影されていたんですが、なるべく武術の高度な技をお見せしたいと思って合気揚げ、発勁、無刀取り、手裏剣、零勁斬りも実演したんですが、まったく使われていませんでした。

 サンドバッグ適当に殴ってるところと舞の手(自由演武)の最後の辺と、無理やり演じた自由組手っぽいところが使われていましたが、これって要求されてやったもので、うちの稽古ではやらないんですよね~(苦笑)。

 やっぱり格闘技のイメージしかないからなのか、そういう“ガチンコで戦ってるような画”が欲しいと言われたんだと思いますね。

 意外と高度な武術の技って素人目には地味過ぎて意味が解らないのでしょう。力感が全然無いし・・・。

 遠当てなんかその最たるものです。

「武術は違うんだけどな~」と思いつつ、別に今回は「武術とは何か?」という番組を作ってる訳でもないので、ディレクターの要求に従ってやりましたけども、例えば、私でなくて型稽古しかしたことのない武術家に要求したら、多分、できないと思うんですよ。

 私は、現代武道も格闘技も若い頃に一通り体験しているから、今でもやろうと思えば少しはできますけど(でも、メッチャ疲れた)、やったことない人だと全然、無理ですよね?

 だから、いい年して勝てる道理も無いのにも気づかずに総合格闘技に挑戦する武術家とか出てくる訳で、そういう勘違いした武術家の失敗をもって「武術なんかインチキだ」と冷笑する体質がいまだに有ると思うんですよ。

 格闘技がハンパ無いのは知ってますよ。はっきり言って、ルール決めた試合をやらされたら私なんかイチコロで負けます! もう50半ばですからね~。

 これは自信をもって明言できますよ。

 まず、体力がありませんからね。試合で大切なのは、まずは体力ですよ。だから、40過ぎたらまず無理ですよ。反射神経だってピークは16歳から25歳と言われてますし。

 それと、ルールによって規制されたら武術家の実力は大幅に半減します。使える技が激減してしまうから。

 ここが解らない人が多いんですよね~? どうして解らないのかな~? 馬鹿なのかな~? 馬鹿なんだろうな~?

 武道や格闘技には反則があります。「これをやってはいけない」という決まりがあります。

 しかし、武術には反則という概念そのものがありません。

 勝ちゃあ何やってもいいんです!

 だから、基本技がすべて反則技なんですよ。目突き・金的蹴り・喉攻めが三大基本技!

 勝つためには武器を使うのも毒薬や爆薬を使うのも、戦術に陥れて暗殺するのもすべてオッケーです。それこそが「武術の真実」なんですよ。

「違う」と言う人もいるでしょう。しかし、そう言う人は武術の真実を理解できていない上っ面しか見ていない人です!

 それに、どうしても勝てないなら、逃げてもいいんです!

 卑怯も糞もありません!

 何故、そう考えるのか?

「武術は命を護るために駆使する術だからです!」

「命を護る」という目的があるからこそ、ありとあらゆる手段が是とされるのですよ。

 武道や格闘技の試合は何のために実施するものでしょうか? 命を賭けた真剣勝負ですか?

 違います!

 技量を競い合うスポーツだからです!

 スポーツとは何ですか?

 運動を通じて楽しむ遊戯です!

 ねっ? ぜ~んぜん、違うでしょう?

 スポーツという概念は人間の理性が生み出した高度な闘争本能を昇華する発明です。

 大きく考えれば戦争を駆逐するために生み出されたものとも言えます。

 戦いの本能を理性的にコントロールして社会化したものがスポーツなんですよ。

 だから、スポーツは人類の偉大な発明なんですよ!

 しかし、これはルールを守るという共通認識を持たない限り、機能しません。だから、いつまでも戦争は無くならないのです。

 一方で、武術はルールを守らない無法者の暴力から身を護るために工夫されたもの。

 だから、ルール無用の敵を想定しているので、こちらもルール無用で対策を考える訳なのです。

 武器を使うのが基本なのも、本気で殺意を持つ者は必ず武器を持つからですよ。

 銃や刃物を持って殺意を向けてくる相手に対して、「そんなの卑怯だから素手で勝負しろ」と言っても笑われるだけでしょう?

 私が武器術の修練に拘るのも、“ここ”にあります。

 理解できない人には教えません。そんな人に教えても無駄だからです。

 しかし、人間は常に武器を携帯することは不可能です。特に一般社会生活の上では許されません。

 だから、素手の技をまず体得しておく。

 これは武術にとっても基本以前の基礎教養なんですね。

 打撃・投げ・逆固め・絞めといった技は必須です。

 その上で、あらゆる武器を使いこなし、身の回りの物を武器に応用できる感性を養成するべきでしょう。

 非常に限られた時間の中でしたが、そうした私の考えは番組中でもくみ取ってもらえているように思いました。

 一つには、海外の武術事情を知ることで日本の武道や格闘技をやっている人達には刺激になると思ったのです。

 しかし、「実戦的なのは海外の武術だ」と単純に考えるのでなく、日本武術の最も極意となる思想を体現した技を知ってもらいたい・・・と思ったので、青木先生に出てもらって遠当てを実演してもらったんですよ!

 本当に、この一点だけで私は今回のTV出演は大きな意義があったと思います。

 遠当てが成立する条件としては、相手の心(脳波)を読むというものがありますが、これこそが日本武術の究極の極意なんですよ!

 そこだけ解ってもらえれば、私は満足ですよ・・・。


 それ以外の感想としては、「随分、ギャグが切られたな~?」というのもあります(『男組』や『魔太郎がくる』や『北斗の拳』の話した)けど、妃羽理さんを紹介してもらったのは有り難かったですね~。

 妃羽理さんは武術家として非常に優れた技の持ち主なのに、ニューハーフということが偏見を呼んで、正当に評価されているようには見えなかったので、残念だったんですよ。

 これを切っ掛けに注目されて欲しいです!

 それと、話の流れ上、何だか合気道の映像を紹介された時に批判的ニュアンスになってしまって、申し訳ありませんでした! 御協力いただいた先生には心から、お詫び申し上げます!

 私は現代武道の中でも合気道を最も評価していますから、誤解ありませんよう、お願い申し上げます!

 山田師範にも突然のムチャブリに対応してもらって本当に申し訳ない!

 でも、女性会員で最も熱心に練習されてきた牛窪さんが見事に技を極めている映像を見て、別の会員からも感心したという感想を頂戴しましたが、私も驚かされました。

 知らない間に随分、腕を上げられていたので迷わず二段を進呈しました!

 游心流では二段から指導者資格を認定しています。

 来年は游心流女子護身術をけん引してくれると思います!

 キックボクシング、クラブマガ、システマの各道場には私は同行しておりませんが、御協力いただき厚く御礼申しあげます!

 それにしても女子護身術は本当にブームになりつつあるみたいですね~?

 悲しいことに、女性を狙った凶悪な猟奇事件も増えているようですし、護身術の訓練で護身の意識を高めることは決して無駄にならないと思いますよ。

 後はセクハラ先生が経営するヘンな教室に入らないよう注意してもらえれば・・・。


 それと、私の紹介で「70種以上の武術を習得」というのは少し誤解を受けるかもしれませんね? 正確には「70種以上の武術を体験」とします。

 嘘だと思われるでしょうが、体験しているのは事実です。ざっと挙げます。

剣道、空手(芦原・和道・松濤館・沖縄剛柔・賢友流)、柔道、弓道、合気道(気の研)、杖道、居合道、少林寺拳法、新体道、竹内流(棒と柔の基本)、大東流(三系統)、八光流、戸隠流(九流派)、鹿島神流、香取神道流、小野派一刀流、新陰流、制剛流、無双直伝英信流、柳生心眼流、駒川改心流、民弥流、四心多久間四代見日流、示現流、二天一流、根岸流、白井流、天然理心流、日本武道医学、真極流当て身、江戸町方捕手十手、正木流万力鎖、現代忍法道(琉球古武術・空手)、拳正道(少林寺拳法・杖道・ヌンチャク)、南派五祖拳(達磨・太祖・白鶴・羅漢・猴拳)、詠春拳、酔八仙拳、酔酒拳、地ショウ拳、蟷螂拳、洪家拳、八極拳、白鶴拳、形意拳、通背拳、通臂拳、孫ビン拳、太極拳(簡化24・陳・楊・呉・陳拌嶺)、八卦掌(宮派二つ・馬・尹・程・劉)、太気拳、意拳、嫡流真伝中国正派拳法、シュアイジャオ、チンナ、中国剣術、中国棍術、六合大槍、中国扇子術、拳法術(カリ・ケンポーカラテ・白鶴拳・本部御殿手)、JKD(詠春拳・カリ・シラット)、ムエタイ、ボクシング、キックボクシング、シュートボクシング、ニューマーシャルアーツ(サンボ・詠春拳)、日本伝上法円天流道術、巍櫻流拳法、カポエィラ・アンゴーラ、カラリパヤット、ブラジリアン柔術、エアライフル射撃・・・ETC

 ざっと思い出すだけでも70種以上ありますよね?

 当然ですが、体験するのと体得するのはまったく別です。

 私は体得しているとは言えません。が、それぞれの流儀を深く研究した上で游心流武術健身法を名乗った点では技の真相に迫っているという自負は持っていますから、通り一遍に学んでいる人には引けを取らないつもりでいます。

 実際、長年、特定の流儀を学びながら本当の使い方が解らずに学びに来られる方にも随分、教えてきました。本来の使い方については専門家以上に分析しているので、そういうことも可能になったのです。

 例えば、空手の型の分解用法についてなら専門の先生より詳しいと思いますよ?

 というのも、多くの流儀を学んで研究してきた過程で、各流儀の長所と短所も熟知しているからです。

 これまで多くの武道家と接してきましたが、自身の学ぶ流儀が最強であるという自負を持っていても、自流の弱点を自覚している人は滅多にいませんでした。

 実力があれば勝てると簡単に考えているのです。

 これは同じ闘い方をする試合の弊害でしょう。

 武術的に考えれば、勝負はジャンケンみたいな相性があります。

 専門的に言えば、皮肉にも最強の技にこそ最大の弱点が隠されているものなのです!

 まあ、これは明かしません。明かしてしまえば対策を講じられる。だから、明かさないのが護身の知恵なのです。

 無論、謙虚に習いに来た人には教えますよ。武術に敬意を持って、私に敵対しない人であれば教えます。

 しかし、それを口先で言うだけの人は私は信用しませんけどね。


 それと、「全国に200人以上の弟子がいる」と紹介されたのも本当です。

 会員登録している人は全国に散らばっていて、そのくらいの人数はいます。が、現在も定期的に通っている人は20~30人くらいです。

 これは道場としては平均的なレベルではないかと思います。

 海外にまで支部がある組織だと万の数の門下生がいるのも不思議ではないでしょう?

 弟子が数人しかいないと言う師範は、単純に宣伝して増やそうという努力が足りないだけでしょう。

 往々にして、自己修養を優先して考える師範ほど弟子は少ない傾向がありますし、弟子の多さを誇ることほど空しいものもないように思います。

 ですが、良い先生には弟子も増えて欲しいと個人的には思いますね~。武術は無形文化財なんですから、強いの弱いのと論じるより、もっと広い価値を認識して欲しいものだと切に願います・・・。

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『マツコの知らない世界』出演感想

 この原稿を書いてる時点ではまだ番組を見ていないんですが、ブログアップは番組放送後にしてもらっていますので、感想を書いてみます。

 お話を頂戴した時点では番組企画の相談がしたいということでしたが、道場まで来て戴いて話をした結果、企画が通ったとの連絡を受けて本格的に出演の準備をしました。

 終わってるからいいかと思いますが、当初の企画内容でスタジオ収録した後、「テーマを変えたい」とのプロデューサーからの電話を頂戴して慌ててしまったんですが、再度収録ということではなくて道場での稽古の様子とかを収録したいということだったので安心しました。

 要は、「面白いテーマだから、もっと掘り下げてみよう」と思ってもらったみたいなんですね?

 だとしたら、研究家として、こんな嬉しいことはありません。

 それにしても、TV番組というのがいかに多くの素材を収録して作られるのか?ということを知って、大変な世界だな~?と思いましたよ。

 追加撮影とか含めるとロケも十数回やっている筈で、いくつもの団体も取材したらしく、中でもカリシラットの道場を知らないか?との質問を受けたので、幸手の山田師範のところを紹介しました。

 すると、山田師範から電話があって、急にふられたから焦ってるとのことでしたが、何とかできたみたいです。夜の11時過ぎまで収録したらしいですが・・・。

 昔、古武術のムック本に協力した時も、編集スタッフが武術について何も知らなかったので、結局、私が半分以上やることになってしまった・・・という、あの時を思い出しましたね。

 業界の内情を知っている人間がいないと、どうしようもない面があるんですよ。

「うちだけが正当派で他所は全部インチキだ」なんて、ほぼ全員が思ってる業界ですからね~(苦笑)。

 だから、仲の悪い団体同士をブッキングすると血の雨が降りかねないんですよ。

 やっぱり、番組スタッフもかなり困ったみたいでしたね? 収録後も質問がちょくちょく来ましたから・・・。

 だって、知らない分野のことを短時間で調べて調整するんですから、そりゃあ、大変ですよ~。

「次の機会があれば、最初っから僕に相談してくれたほうが無駄に苦労しなくて済みますよ」と言っておきました。

 正味、20~25分の番組のためにここまでやる。それを毎週毎週やるんですから、その大変さは、ちょっと私には想像もつきませんよ。本当にTVの仕事は大変ですよ!

 さて、それと、番組を見た皆さんが最も関心があるであろう「遠当て」について説明しておきましょうか?

 実は長い付き合いにもかかわらず、私は青木先生の遠当てを受けたことが一度もありませんでした。

 だから、「やっぱり、お弟子さんにいくらやって見せても信憑性が無いので、長野さんにやってもらえませんかね?」と番組側から言われて青木先生も渋っていたんですが、私もこの機会に一回受けてみたいな~と思った訳ですよ。

 でも、皆さん、御承知のごとく、私は相手がどんな人であれヤラセはやりませんよ。

 技のメカニズムは分析してきているので、かからなくするやり方も考えています。だから、かからなければ、「かかりませんね~」と言ってしまうつもりでしたし、TV的に、「遠当て、破れたりぃ~っ!」とか言ってやろうかな?とまで考えてましたから・・・。

 けれども、わざわざTVに引っ張り出して恥かかすようなことしたら人非人でしょ?

 だから、ここは私が青木先生の凄さを知らせる実験体に徹して、青木先生にも「技がかかりやすいように模擬刀できりかかるのはどうですか? それなら先生もかけやすいでしょう?」と、確実にかかるつもりで打ち合わせしたんですよ。

 ところが、ところが・・・いざやってみたら、模擬刀を構えるどころか、気を入れる寸前に「えいっ!」て、かけられて「げげぇ~っ! そこを察知すんのかよ?」って、あまりの速さにびびってしまいましたよ。

 要するに、攻撃しようと思う一瞬、前に察知されてしまう訳で、正確に言うと殺気が出る寸前に解るみたいなんですね?

「嘘だろ? これで解るのか~?」と思っていたら、何か闘志がシューッと抜けていく感じで力も入らなくなってきて、右手なんかだる~くなる。

 これは何やっても敵わないよ~と、すっかりやる気を失いましたね・・・。

 念のため、リハーサルでは受けなかったんですが、正解でした。リハーサルで受けてたら本番できなくなってましたよ。

 私は軽~く三回くらい入れられただけでしたが、模範演武で受けを取った丸山さんとウィウソンさんは顔面蒼白になっていたし、後で倒れたらしいです。

 そりゃあ、そうなるだろうと思いました。

 何故なら、私も帰りのタクシーの中で咳が出てきたり心臓がチクッと痛くなったりし、翌日はずっと心臓が痛くて気味が悪い思いをしましたから・・・。

 心配して電話かけてきた青木先生にも「先生、あれだったら誰にでもかかりますよ~。余計なことやる必要なかったですよ~」と文句言いましたけどね。

 古武術には気合当てというものがあり、私も研究して一応できますが、青木先生は超能力レベルでできると言うべきかもしれません。

 よく、触れずに気で操って倒すという技のパフォーマンス(ピョンピョン跳ねたり海老ぞったり酔ったような動き)がありますが、あれは催眠暗示で錐体外路系反射運動なんですね。業界用語で感応にかかると言います。

 しかし、青木先生の遠当て自体は気合当てが物凄く高度になったもので、あれとは別物なんです。

 演武を見て練習法を分析した今田柔全先生が、昔、同じものと考えて書かれていましたが、技としては実は別なんです。

 多分、現時点で区別できるのは私ぐらいしかいないんじゃないか?と思います。

 それでも、番組を見て「あんなインチキを放送するなんてけしからん」と文句を言う頭でっかちの武道家もいるだろうと思いますが、そういう人は青木先生の技を受けてみられたらいいと思います。青木先生自身も自覚しないまま、今が最高の水準に到達しているのではないか?と思いますよ。

 補足ですが、具体的な作用として遠当てを受けた感触は浸透勁の打撃を受けた時に似ていました。その場はそうでもないのに後から効いてくるんですね。

 気合も音波ですから、音の振動波が体内の水分に波紋効果を与えているのではないか?と、今回、私は感じましたね。

 昔、松田隆智先生が雷声をかけたら相手が下痢したという話をされていましたが、水分に作用すると考えれば納得しやすいですね。

 後、音の高低は骨に響いて高い音は頭へ、低い音は下っ腹に響くようです。

 高音の発声でワイングラスを割る人もいますでしょう?

 高度な発勁も振動波を使いますが、気合当ての正体もこれかな~?と思いました。

 武侠物にも時々、出てきますよね?

 それにしても、マツコさんが青木先生と会えたことを大喜びされていましたが、その後、体調を崩して入院された時は、「まさか、マツコさんにも効いてしまったのか?」なんて思ってしまいましたが・・・(それは無いよ)。

 リハーサル含めて二時間足らずしかやっていない私がグッと疲れたんだから、その日、三つの収録もあって、毎日、どこかの局の番組に出ているマツコさんは完全にオーバーワークなのだろうと思いました。

 身体をいたわって欲しいと思いますね。

 本当に得難い経験でした。関係各位に深く御礼申し上げます!


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整体活法セミナー感想

 12日は、整体活法の月例セミナーを開催しました・・・が。

 前日の夕方にTV局から電話がありまして、番組収録の追加撮影をしたいという依頼があり、セミナーの様子も映るかどうかは判りませんが多少、撮って戴きました。

 何か、面白いと思ってもらったみたいで、他にも追加撮影もいくつか重ねられたらしくて放送が楽しみですね?

 まっ、事前告知はNGだそうなので、たまたま見たという方は感想でもお聞かせくださいませ~。

 小塚師範以外の人は撮影があるとは知らずに来られたので、びっくりしていましたが、私としては武術に関心を持ってもらえるのが一番、嬉しいです。

 何しろ、かつては武術の専門雑誌もいくつもあったのに、今では『秘伝』ひとつだけ。

 40代の会員ですら、武術の世界で有名な師範や流派の名前を知らないということが多くなってきています。

 私の会に入会するくらいだから、一般的な武道愛好家と比べれば情報のアンテナは多く持ってるほうなんですよ。それなのに知らない?というのは、私にとってはアンビリバボーな事態なんです。

 元来、武術好きな人間はオタク気質ですから、異常に情報を集めるのが普通で、例えば太極拳ひとつ取っても、陳式、和式、呉式、武式、孫式、楊式、陳拌嶺式、常式・・・と事細かく門派に言及し、さらに派閥にまで優劣を論じる人間がざらにいました。

 自分の技量よりも、いかに他人がやっていない珍しい流儀の技を知っているか?という希少価値のある知識を披露してエバる!というのが中国武術業界のステイタスになっている時代が長く続いて(20年くらい?)いたんですよ。

 だからこそ、一般の武道や格闘技の愛好家は、「中国武術なんて厳しい練習に耐えられないオタクが口先三寸で達人を装う怪しい世界だ」と断じて毛嫌いしていた訳ですが、これはかなりの割合で当たっていたんですよね。

 中には、試合で強さを証明しようとする潮流もありましたが、主流になったとは言えないでしょう。

 何故なら、「フルコンタクト空手に勝った」みたいな目先の強さを求めたりしている時点で、世間にアピールして認めてもらいたいという子供っぽさが透けて見えてしまうのです。

 つまり、コンプレックスの裏返しで強さをアピールしようとしていたんですね?

 これでは世間的には相手にされませんよ。

 そうやって、どんどんマニアックなマイナーな世界に閉じていった訳ですね。

 しかし、私は長く研究しているうちに、武術はスポーツではないし、試合競技を目的にしたら完全に間違ってしまうな~と確信するようになりました。

 やはり格闘技と混同されていると思うんですが、武術は世界中に自然発生的に誕生して伝えられているものですし、身体的に強い者にしかできないのではなく、むしろ、身体的弱者が技術と知恵、知識を用いて身を護ることができる!という点が魅力なんですね。

 具体的にいうなら、「武術は武器を使うのが基本」だということです。「空手は武器を使わないだろう?」と言う論理も、「武器を取り上げられたから素手の技を武器化せざるを得なかった」というのが真相で、過剰な鍛錬で拳足を鋼のごとく鍛えて武器の代わりにしようとした訳ですよね。

 では、武器が使えたら、どうなっていたか? そこまで肉体を鍛えることに拘らなかったのではないか?と思いますよ。

 肉体を鍛えるより高性能な武器を開発したほうが、遥かに効率的であることは誰にでも解ることですから。

 私自身は、もう「強くなりたい」なんてほざく年齢ではありませんし、武術の伝える叡知の素晴らしさを主張したいんですが、今回のTV出演では、割りとそれが表現できたのではないかな~?と思っていたりしますし、番組側でも関心が高まって追加撮影がどんどん増えましたから・・・。本当に有り難いことだと思っています。


 それと、今回のセミナーのテーマであるところの整体や活法は、日本武術が伝える本当に価値ある伝統医術の一つであると思っています。

 これもまた格闘技や武道には無いものでしょう。

 いや、本来はあったのだ・・・ということを主張したいんですが、それをやるには自分ができなくちゃいけない。

 論より証拠です。

 今回は、私が武道医学で学んだことをやりました。

 運よく? 栗原師範が突き指したので、突き指の治し方も実演できましたよ。

 その他、参加者で調子の悪い箇所を施術してみましたが、概ね、好評でした。

 まあ、習っていた当時は開業するつもりで学んでいましたから、一日講習会で開業したカイロプラクター辺りよりはできる自信がありましたけど、四半世紀も練習してないんですからね~。忘れていないだけで御の字ですよね?

 大阪支部長は、「今年習った中で一番良かった!」と言ってくれましたが、何か、ちょっと引っ掛かるけど・・・まあ、いっか?


 翌日は、阿佐ケ谷オルタナスタジオでの游心流合気道です。

 何と、本部稽古を含めても支部中で参加者が一番多い?という会になりました。

 毎週やって欲しいという要望があったので、全員に聞いてみたところ、全員が毎週やって欲しいとなりましたので、来年からは毎週やることにしました。

 つきましては、オルタナスタジオの団体登録もしました。

 まだまだ実験段階ですが、一時間の練習時間を目一杯使ってやっていますので、近隣にお住まいの会員さんもお気軽に御参加ください。

 また、我々の前の時間帯は深井先生の練習会がありますので、御関心のある方はいかがですか? 幕末の剣聖、男谷下総守のような先生ですよ!

 本当に、最近は素晴らしい先生方と出会えて嬉しいです!

 研究家として、そういう先生方を紹介していきたいですね~。


PS;新作DVD、鋭意編集中です! これ一本で最新の研究成果が解る内容になっておりますので、お得ですよ~。今年最後の作品なので先行予約割引は年内一杯に延長致しますが、早く見たい方はお早く申し込みくださいませ。

PS2;冗談じゃなくTVに出た後は殺到しそうな予感がしますので、来年月例セミナー一括予約御希望の方はお早くお申し込みくださいませ。私自身が技見せる予定じゃなかったんですけど、追加撮影で沢山やったんで・・・。

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12日セミナーは整体活法術プラスアルファ

 直前になっての告知で申し訳ありません!

 12日の月例セミナーは武術に伝わる整体・活法がテーマです。

 本来だったら仁平師範にやってもらいたいところなんですが、彼はどんどん研究が進み過ぎて、もはや、人に教えてどうこうというレベルではなくなっている?と思いますので、今回はオーソドックスな武術に伝わる基礎基本のやり方をやります。

 また、それにプラスして、今回は護身術についての基礎知識も講義したいと思います。

 なぜかと言うと、またもや、私が住む相模原にも程近い座間(隣町ですよ)にて、猟奇殺人事件が発生しまして、こういうアメリカのホラー映画に出てくるようなマーダーが増えてきているのではないか?という印象があるからです。

 しかしま~、本当に物騒な世の中になってきましたね~?

「FBやSNSとかどうしてやらないの?」と、よく聞かれるんですが、私、別にそんなに友達欲しい訳じゃなくて、引きこもって趣味に没頭したい性格なんですよ。

 早い話が、他人と付き合ってる時間がもったいないと思う人間なんです。

「独りで寂しくないの?」とかもよく聞かれるんですが、どうしてそんなに人と関わっていないとダメなのか?と不思議に思うんですよね。

 自分の知識や技能を伸ばすことにしか関心が無いんですよ。基本的には。

 人間にあまり興味がない。付き合うのは面倒臭い。

 TVと本があれば一年間、誰とも付き合わなくても全然、へーき。

 ただね~。年とって無性に猫飼いたくなってきたんですけどね。人間より猫が好き。

 趣味に生きてる人間だから、趣味の合う人としか付き合いたくないんですよ。

 そういう意味では道場がパラダイスですよ!

 練習して、仲間とファミレスで武術談義に興じる・・・それだけで私の人生は満足なんですよ。

 で、趣味を仕事にしているんだから、こんな幸せな人生はないですよ。

 だから、生活に苦労するのも仕方がないかな~?と思ってますけどね。

 もっとも、経済的に生活が苦しいというのは自殺も考えざるを得なくなるほど、大変なことです。

 私も何度か考えたことありますもん。

 ええ~?って思いますか?

 いや、私は自殺を一度も考えたことのない人間のほうが少ないんじゃないか?と思いますよ。

 だから、座間の猟奇殺人事件の犯人には腹が立つんですよ。

 自殺願望のある人を狙った殺人淫楽症の変態というのが、この犯人の実体ではないでしょうか?

『IT』というスティーブン・キング原作の映画の元ネタになったジョン・ウェイン・ゲイシーの事件を彷彿させますね。

 ピエロの扮装をして慰問に廻る地元の名士だったゲイシーが、少年愛とサディズムの変態で少年を襲って殺し自宅地下に捨てていたという猟奇事件です。

 あれにそっくりだな~と思いました。

 多分、この手の犯罪は増えることはあっても減らないだろうと思います。

 それは人間そのものが狂気に陥る確率が高くなりつつあると思うからです。


PS;今月の阿佐ケ谷の游心流合気道は13日と27日です。

PS2;今月のメイプルホールの30日の稽古は、23日(祝)の昼1:00~3:00に変更します。お休みの日ですから、日頃、来られない方も来てもらいやすいと思います。広い道場ですから長物の練習もやりますよ~。

PS3;今月のDVD割引セールですが、先日3日に実施した特別圧縮講習会を中心に護身術など最新の游心流武術技法を織り交ぜてDVD化します。題して『特別圧縮2017游心流武術セミナー』で、料金は20000円(税込み)のところ、いつものように今月の予約申し込みに関して15000円(税込み)とします。発勁・合気・蛟竜歩・無刀取り・拳銃捌き・零勁斬り等々盛りだくさんで、参加人数が少なかったのが幸いしまして見やすくなっております。乞、御期待!

PS4;来年の月例セミナ一括予約申し込み、期限が迫っておりますので、宜しくどうぞ。近日、TV出演しますので、ひょっとすると一気に増えるかも解りませんので、お早くお申し込みください。

PS5;『御先祖さまは忍者ガール』の感想を兵庫支部長より頂戴しました。「もう、ムチャクチャ面白かったですぅ~。技の描写がマニアックだしギャグがピンポイントで僕の世代にぴったりなんで、余計に面白かったですわ~」との大絶賛でありました。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
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