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『技斗番長・活劇映画行進曲』発売中!

『映画秘宝』に連載されている高瀬將嗣先生(高瀬道場主宰・芸道殺陣波濤流創始)の連載が一冊に纏められ、加筆訂正再編集されて単行本となりました!

 9月3日に発売とされていたのですが、私も新刊本の最終作業チェックなどで忙しかったもんですから、町田のあおい書店に買いに行ったのが8日で、映画コーナーで棚に一冊、平台に二冊残っていたので、遅ればせながら購入できました~。

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 表紙に使われている写真は、亡くなった那須博之監督の代表作シリーズである『ビー・バッブ・ハイスクール』で、主演の仲村トオル、清水宏次朗と共にガクラン姿で闊歩している若かりし日の高瀬先生その人・・・。

 思えば、那須監督が『デビルマン』でメチャクチャに非難されていた時に、唯一と言っても過言とはならないくらい那須監督を擁護されていた高瀬先生の想いがあって、この写真を選ばれたんじゃないかな~?と、私は想像するんですね。

 余談ながら、以前、うちのセミナーの常連だったシナリオライターの方がいて、その人から聞いたんですが、『デビルマン』は制作側が物凄い揉めていて、誰が監督しても、とてもまともな出来は期待できなかったそうで、那須監督ばかりが責められていたのは可哀想だと言われていました。

 高瀬先生も、そういう制作サイドの現場の苦労をよ~く御承知だからこそ、「死ね!」とまで罵詈雑言を投げかけられていた那須監督(その後、本当に急逝されてしまったのですから、後悔した人も多かったでしょうね)を見捨てておれなかったのでしょう。

 表紙を見て、その時のことも思い出しましたね。

「戦後日本アクション映画秘史」というタイトルにもある通り、この本は高瀬先生個人のアクション映画演出の体験記というに留まらず、日本の活劇映画の変遷や、銀幕で暴れ回ったヒーローやヒロインについての評伝、殺陣の技術、スタントの技術、カメラワークなどについても縦横無尽に語られています。

 私は『映画秘宝』で毎回、読んでいた筈なんですが、かなり加筆訂正して再編集されたらしく、非常に新鮮な印象で一気に読めました。

「武術・武道と殺陣は違うもの」という認識でありながら、高瀬先生の武術・武道の造詣の深さはハンパではなく、武道家を自負している人達で、ここまで勉強している人はほとんどいないと私は思います。

 特に古流剣術、居合術に関しては相当、勉強されているのが判ります。“孤刀影裡流”なんて、みんな、知らないでしょう? 読み方すら判らないでしょう? この流派について知ってる武道関係者は、ほとんど皆無に近いと思いますよ。『武芸流派大事典』くらいにしか載ってないもんね・・・。

 ここまで勉強している武術関係者は五人といないんじゃないか?と思いますね。

 最近、読んだ、ある武道家の本と比べても、断然、レベルが高い考察をされています。

 なので、私の本を読んでいる人は、是非、購読して欲しいですね。

 ところで、私の名前もちょこっと書かれていて、照れちゃいましたよ。光栄です。

 なんだか、武道武術の専門雑誌にもほとんど出ないのに、都市伝説のようにインターネットで噂されてる俺ってば・・・何者だと思われてるんでしょうね?


 ともあれ、殺陣は日本の誇る文化であり、武術と根っこの部分では繋がって芸能の世界で発展してきたものなのですから、広い意味で「マーシャルアーツ」と言えると私は考えます。

 現に、海外のマーシャルアーツ専門雑誌では、ブルース・リーを筆頭に、ジャッキー・チェンもジェット・リーもドニー・イェンも“マーシャルアーティスト”なんですし、ミフネも若山先生も、“サムライ”。

 武術と芸能の関連を研究してきた私の論では、み~んな、“マーシャルアーティスト”なんですよ!(きっぱり、断言!)

 世の中には、一度も殴り合いのケンカしたこともない(一方的にボコられた人は結構いる?)のに「武道家です」って名乗ってる人がいっぱいいるんですから・・・。

 私も、今後は「アイ・アム・マーシャルアーティスト!」って、名乗ろうと思ってま~す。


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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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