甲野先生、それは犯罪です・・・
いつも、『コンバットマガジン』の甲野善紀氏の連載記事は立ち読みしているんですが、「ま~た、ヨシノリちゃんが阿呆なこと書いてんじゃないかな~?」とチェックして、阿呆なこと書いてたら指摘せねばいかん!という“武術界の御意見番”としての使命感があるんですよ。
笑って済ませば敵も増えなくていいんでしょうけど、嘘が広まるのをくい止める人間がいないと武術文化が世の中で誤解されるだけでしょう? 私が評判を気にして黙ってしまったら、もう、他に誰も間違いを指摘する人がいませんからね。
武術業界は自分の立場を守るためには平気で嘘つく人ばっかりですからね。経歴詐称を自分でやるのも他人を見逃すのも同じことですよ。
で、今月号の記事中で、オーマイガッ!と頭を抱える箇所がありましたので、ここに指摘させていただきます・・・。
『とにかく、今年の6月頃だったろうか、京都の旅館で風呂敷のような布を蛍光灯のプルスイッチのヒモに結びつけて垂らし、それに向かって袈裟斬りで斬りつけつつ、「影抜き」を行った時・・・中略・・・この時、横で見ていた人に「まるで手品でも見ているようです」と言われた。』
え~っと・・・、甲野氏と親しい人なら、彼が常に日本刀(真剣)を持ち歩いていることは御承知と思います。
ということは、彼は旅館の中で設備品に向かって真剣振り回した?ということを自分から自白しているということなんでしょうか?
そんでもって、そこにはスタッフみたいな人達もいて、一緒になって“共犯関係”をやらかしていたってことなんでしょうか?
いえ、百歩譲って、旅館の自分たちの部屋の中で真剣を抜いて見せたということくらいなら、外部に迷惑を掛けなければ良しとしましょう。
しかし、この場合、“蛍光灯のヒモに布を結んで、それを目標に刀を振った”ということだと、軽犯罪になると思いますよ。
甲野氏は、いつも「常識を疑え」と言っていますが、これじゃあ、単に自分が非常識なイカレポンチと自白しているようなもんでしょう?
それに、私が呆れてしまったのは、その場で見ていた人達の問題意識の欠落っぷりですよ。何で、そんな馬鹿げた真似を許してしまうのか?
「先生、こんなところでやっちゃダメですよ!」と窘めるのが真っ当な人間です!
私が甲野氏をずっと批判してきているのは、彼のように非常識で世間知らずな人間を大先生扱いしていれば、次第にその非常識さを問題に思わない愚鈍なシンパが周囲に増えていってしまうと予測しているからです。
狂気は盲信と共に伝染していくのです。
カルト宗教の教祖みたいな気質の武術家?を持て囃す風潮は、即刻、やめるべき。
そうしないと、武術業界は、いつまで経っても阿呆の巣窟ですよ・・・。
これからは世界の真相に目を向けて、信じることより真実に対する真摯な態度をこそ必要とされます。
個人の強固な信念が世の中に災厄をもたらす元凶になるという点を忘れてはいけません。甲野氏の言う「確かな体感を通した信念」なんて代物は、単なる現実逃避と傲岸不遜な自惚れしか生み出しませんよ。
大切なのは、「自分は間違っているかもしれない」という一歩引いた冷静さ。それが謙虚さと他者に対する敬意を生み出すのです。
昔、躾道館の小林先生から、「長野さんは神様になっちゃダメだよ」と言われたことがありました。
恐らく、小林先生は私の中にある甲野氏的なる邪心を察知して間違った道に向かわないように諭してくださったのだと思っています。小林先生のお陰で今の私があります。
上っ面を飾った謙虚さを観抜けない人達が甲野氏の邪心に侵されてしまうことを私は恐れますね。甲野氏を面白がって採り上げるメディア関係者は、注意して欲しいです(『爆問』の太田さんには期待したいですね・・・)。
大震災以後、日本のメディアからは信頼性が失われてしまった印象がありますが、今、必要なのは“無知で無力な大衆を導くカリスマ的なオピニオンリーダー”ではなくて、「正確な真実の情報を提供し、誰もが自身で考えて行動するのを促す」という基本姿勢なんじゃないでしょうか?
もういい加減に、馬鹿のひとつ覚えみたいに甲野氏のようなトリックスターを持て囃す茶番はやめてもらいたいですね。
大体、情報を発信する側の人間は受け手を馬鹿にしていますよ。
私の本が売れてるのは、読者が「本当の真相を知りたい」と思ってるからですよ。「長野さんだけは本当のことを書いているんじゃないか?」と期待しているから買ってくれてる訳でしょう。
読者は、専門雑誌に載ってる人だから間違いないと信じて習いに行って、「騙された・・・」という思いを何度も味わっている人が少なくありません。そんな人達が私の本を愛読してくれるようになっている訳です。
だから、「本当の真相を書けば必ず売れる」と思って、私は書いてきてる訳ですよ。思った通り、普通の武道の本の数倍売れてる。
率直に言って、私が本書いてるのは生活費稼ぐためだもん。売れる本を書くというのが大前提ですよ。
このブログは武道雑誌の編集者やライターも読んでいるらしいので、売上を上げる秘訣を教えます。
「本当の真相を書きなさい。そうすれば売れます!」
武術の雑誌作ってる人達は、読者の気持ちを理解しようとしていないし、無知な連中には真偽の区別もつかないんだから煽り文句の惹句さえ上手く書けばヘボでも何でも達人と信じてくれる・・・という甘い考えでテキトーに作ってきた側面が確実にありますよ。
売れっ子の先生さえ出しておけば売れる・・・という編集姿勢に未来はありません。ダメな人は「アイツ、本当はダメだよ」ってインターネットであっという間に広まりますからね。
良くも悪くも、今の時代は真相が一日で世界中に広まるのですから、情報産業に関わる者はビジネスに戦略と覚悟が必要ですよ。
まっ、嘘つかないのが一番だと思います。いずれ、自分の首絞めちゃうからね~。
笑って済ませば敵も増えなくていいんでしょうけど、嘘が広まるのをくい止める人間がいないと武術文化が世の中で誤解されるだけでしょう? 私が評判を気にして黙ってしまったら、もう、他に誰も間違いを指摘する人がいませんからね。
武術業界は自分の立場を守るためには平気で嘘つく人ばっかりですからね。経歴詐称を自分でやるのも他人を見逃すのも同じことですよ。
で、今月号の記事中で、オーマイガッ!と頭を抱える箇所がありましたので、ここに指摘させていただきます・・・。
『とにかく、今年の6月頃だったろうか、京都の旅館で風呂敷のような布を蛍光灯のプルスイッチのヒモに結びつけて垂らし、それに向かって袈裟斬りで斬りつけつつ、「影抜き」を行った時・・・中略・・・この時、横で見ていた人に「まるで手品でも見ているようです」と言われた。』
え~っと・・・、甲野氏と親しい人なら、彼が常に日本刀(真剣)を持ち歩いていることは御承知と思います。
ということは、彼は旅館の中で設備品に向かって真剣振り回した?ということを自分から自白しているということなんでしょうか?
そんでもって、そこにはスタッフみたいな人達もいて、一緒になって“共犯関係”をやらかしていたってことなんでしょうか?
いえ、百歩譲って、旅館の自分たちの部屋の中で真剣を抜いて見せたということくらいなら、外部に迷惑を掛けなければ良しとしましょう。
しかし、この場合、“蛍光灯のヒモに布を結んで、それを目標に刀を振った”ということだと、軽犯罪になると思いますよ。
甲野氏は、いつも「常識を疑え」と言っていますが、これじゃあ、単に自分が非常識なイカレポンチと自白しているようなもんでしょう?
それに、私が呆れてしまったのは、その場で見ていた人達の問題意識の欠落っぷりですよ。何で、そんな馬鹿げた真似を許してしまうのか?
「先生、こんなところでやっちゃダメですよ!」と窘めるのが真っ当な人間です!
私が甲野氏をずっと批判してきているのは、彼のように非常識で世間知らずな人間を大先生扱いしていれば、次第にその非常識さを問題に思わない愚鈍なシンパが周囲に増えていってしまうと予測しているからです。
狂気は盲信と共に伝染していくのです。
カルト宗教の教祖みたいな気質の武術家?を持て囃す風潮は、即刻、やめるべき。
そうしないと、武術業界は、いつまで経っても阿呆の巣窟ですよ・・・。
これからは世界の真相に目を向けて、信じることより真実に対する真摯な態度をこそ必要とされます。
個人の強固な信念が世の中に災厄をもたらす元凶になるという点を忘れてはいけません。甲野氏の言う「確かな体感を通した信念」なんて代物は、単なる現実逃避と傲岸不遜な自惚れしか生み出しませんよ。
大切なのは、「自分は間違っているかもしれない」という一歩引いた冷静さ。それが謙虚さと他者に対する敬意を生み出すのです。
昔、躾道館の小林先生から、「長野さんは神様になっちゃダメだよ」と言われたことがありました。
恐らく、小林先生は私の中にある甲野氏的なる邪心を察知して間違った道に向かわないように諭してくださったのだと思っています。小林先生のお陰で今の私があります。
上っ面を飾った謙虚さを観抜けない人達が甲野氏の邪心に侵されてしまうことを私は恐れますね。甲野氏を面白がって採り上げるメディア関係者は、注意して欲しいです(『爆問』の太田さんには期待したいですね・・・)。
大震災以後、日本のメディアからは信頼性が失われてしまった印象がありますが、今、必要なのは“無知で無力な大衆を導くカリスマ的なオピニオンリーダー”ではなくて、「正確な真実の情報を提供し、誰もが自身で考えて行動するのを促す」という基本姿勢なんじゃないでしょうか?
もういい加減に、馬鹿のひとつ覚えみたいに甲野氏のようなトリックスターを持て囃す茶番はやめてもらいたいですね。
大体、情報を発信する側の人間は受け手を馬鹿にしていますよ。
私の本が売れてるのは、読者が「本当の真相を知りたい」と思ってるからですよ。「長野さんだけは本当のことを書いているんじゃないか?」と期待しているから買ってくれてる訳でしょう。
読者は、専門雑誌に載ってる人だから間違いないと信じて習いに行って、「騙された・・・」という思いを何度も味わっている人が少なくありません。そんな人達が私の本を愛読してくれるようになっている訳です。
だから、「本当の真相を書けば必ず売れる」と思って、私は書いてきてる訳ですよ。思った通り、普通の武道の本の数倍売れてる。
率直に言って、私が本書いてるのは生活費稼ぐためだもん。売れる本を書くというのが大前提ですよ。
このブログは武道雑誌の編集者やライターも読んでいるらしいので、売上を上げる秘訣を教えます。
「本当の真相を書きなさい。そうすれば売れます!」
武術の雑誌作ってる人達は、読者の気持ちを理解しようとしていないし、無知な連中には真偽の区別もつかないんだから煽り文句の惹句さえ上手く書けばヘボでも何でも達人と信じてくれる・・・という甘い考えでテキトーに作ってきた側面が確実にありますよ。
売れっ子の先生さえ出しておけば売れる・・・という編集姿勢に未来はありません。ダメな人は「アイツ、本当はダメだよ」ってインターネットであっという間に広まりますからね。
良くも悪くも、今の時代は真相が一日で世界中に広まるのですから、情報産業に関わる者はビジネスに戦略と覚悟が必要ですよ。
まっ、嘘つかないのが一番だと思います。いずれ、自分の首絞めちゃうからね~。
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