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出版記念食事会

 あっ・・・またもや、記念写真撮るの忘れたっ!・・・という訳で、出版記念のお食事会でしたが、写真はありません。いつものオッサン軍団だけじゃなくって女性もいたのにな~・・・残念っ・・・。

 どうも、うちの会の特徴として、人が集まると夢中になって話し込んでお客さんを放ったらかしてしまうとか、気が利かないったらありゃしない。これも女性会員が少ないからかな~?とかも思うんですがね~。やっぱ、男に気配り求めるのは無理があるでしょ?

 この日は公園で稽古してから、駅で待ち合わせて和食ファミレス華屋与兵衛に行くという段取りだったんですが、天気予報で雨になるということだったんで、「練習は休みにして12時に駅に行けばいいかな~?」と思っていたら、曇天ながら練習可能で、カッタルイな~と思いつつ、10時半にいつものように駅に向かい、集まった会員と合流して普通に公園で練習しましたよ。

 今回の本で一番、写真モデルで活躍してもらったNさんも練習に参加してくれたので充実した練習になりましたね。

 彼は本当に、私が今まで会った人間の中で武術の素質・才能に関してはずば抜けています。10年20年先には、伝統空手・古武術・沖縄空手・中国武術、いずれも斯界のトップになる逸材だと私は思っています。

 でも、その素質や才能に驕ることのない素直な心根を持っていることが一番!

 うちに入会希望してきた時は中学生だったから、「中学生にうちの技を教えていいものか?」と北島師範と相談したものでした。

 だって、うちの技はマトモに使えば、簡単に人体を壊せる技ばっかり(武道に詳しいUSA支部長のアベさんがビビッたくらい凶悪で、ほとんど暗殺テクニック)ですから、暴れん坊の中学生とかに教えたら“ヒト死ニ”が出るかもしれません。

 実際、お父さんの太鼓判を得て入会した後、試合で交叉法を使って、危うく・・・(割愛します)・・・なんてこともあったりして、本人も武術の技をマトモに使えばどうなるか?ということをはっきり認識した様子で、私の注意もよく聞いてくれます。

 あ~、良かった~。

 やっぱ、バカチンに武術教えてはいかんと思います。

 最近、はっきり解ったんですけど、上達の要は、本心からやることですね。邪念がある人は、いくらやっても上達しないんですよ。テクニックとか理論とか、そんなものに頼る気持ちがある人は、結局、上達できませんよ。

 心と体は一体なんだな~と、つくづく思います。

 上達したかったら、一心にやること。それだけですね。秘訣は・・・。

 さて、早めに練習を切り上げて、12時に駅に戻ると、漫画家でいつもイラストをお願いしている黒谷薫先生と、今回、表紙イラストをお願いしたIさんも来ていました。

 いつも辛口批評な黒谷先生も、Iさんのイラストは絶賛していて、「女性ならではの描線の優しさとか、若い女の子だと明るいばっかりの絵が多いけれども、Iさんは暗い内面を感じさせるオリジナルのセンスがある」と評していました。

 もっとも、黒谷先生に私の小説原案とか漫画原案とか見せたら、散々に言われたんですけどね~(苦笑)。ショックのパァ~ですよ。

 華屋与兵衛は、いつも空いてるからお座敷で・・・と計画していたら、この日に限って予約されてて、テーブル席に大人数で座って、ちょっと窮屈・・・。だから、予約しとこうよって言ったんだよ~、もう~(忘年会はしっかり予約しとかなくっちゃ~)。

 実は小林先生御夫妻も呼ぼうかな~?とか思っていたんですが、呼ばなくて正解。「段取りが悪いっ!」って叱られるに決まってますからね~。

 何か、テーブル席だと、普通に、いつもの懇親会みたいな感じで、今イチ、出版記念という感じがしなかったですね~。

 編集のSさんも来なかったから、風邪でもひいてるのかな~?と思って電話したら繋がらず、帰宅してからまたかけたら留守電。深夜になって折り返し電話がかかってきて、徹夜で仕事して仕事場に缶詰になっていて疲れて出掛けられなかったとか? 電話しようとしたら携帯の充電が切れていたとか? オイオイ・・・。

 なんか、盛り上がりに欠ける出版記念食事会でしたが、黒谷先生が恩師の故・古城武司先生がコミカライズを手掛けたウルトラQの復刻漫画(マンガショップコミックス刊)と猫漫画雑誌『ねこころ』をプレゼントしてくれました。古城先生が病床で描かれた猫キャラの東海道五十三次の画集も発売されるそうです。

 私は、赤ちゃん猫を叔父さんが持ってきて飼ったので、最初のペットだったこともあって、やっぱ、猫好きなんですよね~。赤ちゃんから飼ってるから凄くなついて、家の玄関とかブロック塀の上で待ってて帰ってくるとニャ~っと甘えてきて、そのまま台所に直行してエサくれってアピールする・・・って、エサ欲しかっただけ?

 犬も好きなんですけど、散歩させたり手間がかかるから、エサやっていればいいだけの猫の方が物ぐさな私には合います。

 Iさんも記念にケーキを持ってきてくれまして、私が20歳くらい若かったら惚れたな~・・・とか思いましたよ。

 会員は何にもくれんかったな~・・・。

 武道業界では、2000部も売れてない本の出版記念パーティーを京王プラザホテル借りて盛大にやったりするのが恒例なんですが、何かね~、そんなに見栄張ってどうすんの?って、私なんかは思ってしまうんですけどね。

 アスペクトさんでシリーズ化して七冊。累計で5万部近くはいってるんじゃないか?と思うんですが、今回の本が、実は一番、自信が無い。

 けれども、案外、そういう時の本の方が評判が良かったりするんだから、不思議。

 何か、「今までの本で一番、良かった」とか、「感動しました」というメールをいくつも頂戴して面食らっています。

 気功とか、そういう方面にかなり批判的な内容なので、反発が凄いと思っていたんですよね。

 けれども、むしろ、「よくぞ、言ってくれた!」という意見もありましたね。

 もちろん、格別に苦労した本なので、評判が良いと嬉しいんですが、自分自身が満足できるには遠く及ばなかったので、多少、複雑な気持ちではあります。

 試し斬りの技も、もう、本で解説したレベルよりずっと上手くなってるし(もう、片手でスパスパ切れます。逆手斬りもできる)、はしゃいで披露してる自分が恥ずかしくなってきています。

 最近、以前に作った刀の拵えが気に入らなくなってきて、発作的に改造したりしていますが、相州綱廣の南蛮鉄で鍛えたという刀も、「ちょっと柄糸を巻き直そうかな?」と思っていたら、柄そのものが太過ぎるように感じてしまって、鮫(エイの革)を剥がして、補強用の針金をほどいて柄木をノミで削り、ミニカンナで削り・・・とやったりして一日がかりで改造し始めてしまった訳。

 こういう無駄っぽいことでも、経験が増えれば、それは財産になります。

 ラブホのバイトも、弟子の造反も、ストーカーの嫌がらせも・・・すべてが財産!

 ところで、時代小説作家になるためにいくつか読んでおこうと思って、『いっしん虎徹』という小説を買ってきて読んだんですが、これは非常に面白かった。

 中で南蛮鉄の描写が出てくるんですが、やっぱり、南蛮鉄と呼ばれたのはダマスカスナイフの原料として有名なウーツ鋼だったんですね~。

 刀好きにとっては必読の本です。虎徹のライバル?として三代目越前康継が出てくるんですが、将軍家お抱え刀鍛冶だったものの、何か、あんまりパッとしない印象があって好きになれなかったんですが、この作者も同じように感じていたんだな~・・・と、妙なところに共感してしまいました。

 虎徹、正宗、清麿は偽銘が多いですが、偽物でも出来が良い刀が多いみたいです。

 横浜名刀会で偽銘の虎徹を見ましたが、非常に出来が良くて、値段も頃合いだったので買おうかな~?とか思っていたら、さっさと売れてしまっていました。

 私はブランドで決めるタイプじゃないんですが、やっぱり、良い刀は有名な刀匠の作ですね~。

 武道やっている人間は、日本刀は一振りだけでも購入すべきだと思いますよ。

 なんて、綱廣の柄の拵えを作り直していたら、青木先生から電話があって、試し斬り用の刀をお弟子さんに使わせていたら、地面に切り込んでしまって刃毀れが出来てしまい、オイルストーンの砥石(ナイフ用のもの)で刃毀れは直したものの仕上げ研ぎ用の砥石が無いので研いでもらいたいとの御用でして、まあ、本職じゃないけど、試し斬り用の刀なら素人研ぎでも問題なかろうと思ってお引き受けしました。

 何しろ、青木先生から趣味の刀剣研ぎセットをプレゼントしてもらっていますから、これは御恩返ししなくてはいけません・・・。

 で、送られてきた刀を見てみたら、丁子刃紋で反りが深く、やや腰反りで重味のある刀です。試し斬り用には少しもったいないかな~?という感じです。銘は“助博”。新々刀か現代刀(明治頃?)かな~という感じですが、二尺二寸弱で扱いやすい。

 日本刀の定寸は二尺三寸とされていますが、私がこれまで多く見てきた限りでは、二尺二寸の刀がもっとも多いように思えます。

 江戸時代の日本人の平均身長からしても、二尺三寸だと現代人が二尺五~六寸の刀を使うくらいの感覚になってしまうんじゃないかな~?と思うんですが、二尺二寸だと二尺四寸から四寸五分くらいの感覚で扱えたのではないか?と・・・。

 現代の居合道の抜き方だと、二尺六寸以上の刀を抜くのはかなりきつくなってしまいます。二尺七寸あったら、もう抜けないでしょう。

 長い刀を抜くには真半身をきって鞘引きと腕・胴体・腰を開く動作を一致させねばなりませんし、鐔も小さくないと右手の合谷のツボ辺りに当たって痣になったりします。

 昔、二尺七寸の超合金模擬刀で居合の練習をしていた頃、右手の合谷の辺りに黒々と痣ができていて、何で、こんな所に痣が?と思っていたんですが、居合の練習で鐔が当たってできたんだと判るまで、しばらく気づきませんでした。

 おっと・・・また、関係ない刀話が長くなってしまいましたので、本日はこれまで!

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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