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2009年4月~6月あたりのセミナーご感想

Q,
拝啓、長野先生。

6月の月例セミナーに参加させていただいた●●●●と申します。先日はご指導していただきありがとうございました。

今月のセミナーも非常に楽しく、特に相手の●●を変えるように●●を上げたり、●●を●●ながら下に落とすだけで、こんなにも簡単に崩せるんだ!と分かった事は非常に為になりました。

また相手と接点を作り、●●●●にして、相手の反応に合わせ攻めていく動きは、ぜひ自分も身につけたいと思いました。

しかし対人稽古の経験が少ないからか、相手の反応の仕方も、それに対する自分の対応の仕方も、あまりイメージが広がっていきません。

先生の本などを見て勉強する以外に、対応力を高める稽古法があれば教えていただけないでしょうか。基礎錬体は短時間ながらやってるのですが。



A,
拝復、●●様。

 御感想ありがとうございます。

 対応力を高める稽古となると、もう入会して定期稽古会に通っていただくしか方法はありません。こればっかりは相手がいないとどうにもなりません。

 もし、本気でやりたいと思われていたら、考えてみてください。

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Q,
拝啓、長野先生

本日はどうもありがとうございました。
回を重ねるに従って、1回のセミナーの密度がどんどん濃くなっている気がしますが、
それだけに出来る限り多くを吸収して帰ろうと必死です。
今回のテーマの「軸の操作」は、先生のDVDを初めて拝見したときに、「最小の動きで
相手の●●●●て制圧している」という印象を強く受けていましたので、前回に比べると、
イメージしやすく、何とかついていけたかと思いました・・・が、色々な技の組み合わせで
バリエーションが広がっていくと、いつの間にか「●●●●を意識し、●●●●を洞察する」
のをすっかり忘れてしまっており、形を真似るので手一杯でした。
実際にはもっとハイスピードで自在に動く相手に技が掛けれないといけないので、間合い、
角度、タイミングを体得しなければいけない訳ですが、即フルコンタクトルールの組手にも
応用できそうなコンビネーションもありましたので、相手の動きをイメージしながら再度復習
したいと思います。
喫茶店での●●先生の技の原理は大変興味深かったです。実際にその通りに技を掛けるのは
並大抵のことではないかもしれませんが、「秘技ではなく基本の延長にある」という技の構造が
わかるだけで、意識して練習することにより自分の動きにいつか変化をもたらせそうで、
感動的でした。

ご指導ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。




草々

A,
拝復、●●様。

 早速の感想、ありがとうございます。

 確かに、最近、ちょっと内容が複雑になり過ぎているかな~?とも思うんですが、最新研究成果を伝えたくなってしまうので、ついつい、突っ走る形になってしまいます。

 現実的にもっと早く動いて攻撃してくる相手にどう掛けるのか?と思われるでしょうが、私のやり方は、“とにかく●●●・●●●と同時に相手を居着かせる・そのまま一方的に技をたたみ込んで一気に潰す”というのが基本戦法です。

 だから、「●●たらもう勝てる」という自信がつくように練習してください。

 これは、“自分から●●●”のと“相手の攻撃をわざと安全に受ける”のと二通りありますが、戦術的には“先の先”と“後の先”になります。

 熟練した相手には先の先でやらないと通用しないでしょう。そのためには歩法も重要ですし、次回の「読み」がキーポイントになります。

 御参考までに・・・。



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Q,
 今回は『脱力技法』をテーマにご指導いただ
きました。合気上げや指合気などの基本を一通
り練習した後に、小手を押さえられた状態から
脱力して脱出する方法を練習しました。脱力と
言っても、合気上げの練習などで相手の身体を
掴む際は力を入れなくてはならないので、意外
と握力とスタミナが必要でした。

 基本以外では、相手の構えている手を上から
叩き落とし構えを崩してから反撃する技をご指
導いただきました。相手の構えを崩すには体重
を乗せることが不可欠であり、そのために脱力
が重要となることを学びました。
 また、今までのセミナーであまり練習したこ
とのない技としては、首をロックされた状態で
脱出する技をご指導いただきました。

 今回ご指導いただいた応用技は、単に脱力を
するだけでなく、同時に相手の力の方向を感知
し軸を崩すことで効果を発揮するものが多いと
感じました。その点では、軸がテーマである次
回の予習を兼ねていた、と思いました。

 次回のセミナーにも参加させていただく所存
ですので、宜しくお願い致します。


A,
 いつも御感想ありがとうございます。

 脱力技法は「相手の力のベクトルをずらして力を作用させなくする」という点だけ覚えてもらえば防御法としてほぼ完璧になります。

 その上で重心移動で力を出すことを覚えれば発勁は自在に打てます。

 もう、これだけでほとんど達人を目指すことも可能だと思います。



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Q,
拝啓 長野先生

長文失礼いたします。

第4回・5回の游心流セミナー、
ご教授ありがとうございました。

精神は常に脱力しているのに
肉体はなかなか脱力できない
●●●●です。

以前、セミナーの立禅時に肩を下げるよう
長野先生に修正していただいたこともありますが、
どうも肩があがってしまう癖があるようで
注意するようにしています。
肩があがると力みやすい上、
前かがみになり、
脱力できず、体を伸びやかに使うことができないように思います。
また、打撃が腕まわりだけの動きになり、
重心を当てていく攻撃が難しいように感じます。
私の中で、要注意事項です。

肩を下げ脱力すると、視野が広くなったような感じもします。
精神的にリラックスするからなのでしょうか。
また、深く息を取り込めるので、
重心を低い位置に体感できるような気がします。

脱力には、肩を下げることもそうですが、
頭の重さを身体が感じない姿勢が必要で、
その姿勢で動くためには歩法と
タイミングの良さ(読み)が必要だと痛感ました。
あらためて長野先生の教えの深さに感銘を覚えます。

今回の脱力技法では、
力んだ力とは
威力の方向が限定されてしまうものなのだと
感じました。
その方向をずらして相手を崩す、
いつもセミナーで練習していることの意味が、
またひとつ良く理解できたように思います。

力むと相手に動きを読まれてしまうということも
今回のセミナーで強く感じました。


前々回のセミナーでの立禅で、
下腹部が前にせりだし気味になっていたのを
長野先生に修正していただいた時、
ストンと腰が落ち着いたように感じました。
それを意識しながら
通勤電車で、
両手は下げたまま
膝を心持ち曲げる程度の立禅風で立ってみると
これが揺れをいなしてくれる上、
急停車で寄りかかられても、耐えられるというよりは
気にならない。
不思議に落ち着いた感じに味を占め、
先日も目を瞑りながら立禅風をしていましたところ、
気づくといつの間にか乗客の減っている中、
ドア脇に立っている女性のすぐ脇で、
そちらを向いて突っ立っている状態になっており、
女性は警戒心むき出しでこちらを睨んでいました。
確かに、何かを狙っているような、あやしいオヤジ状態でした。
帽子の鍔で女性の視線をかわしつつ、
これからは、つり革にちゃんとつかまろうと肝に銘じました。

セミナー後、
教えていただいたことを思い起こしながら
自分なりに意味などを考察したりします。
その中には、セミナー時に一瞬感じた感覚的なもので
理屈の証明のまだない空論のようなものがあったりしますが、
その真偽の証明の実験もまた、武術のおもしろさではないかと
考えたりしています。


次回のセミナーもご指導よろしくお願いいたします。

では、失礼いたします。

敬具


A,
 御感想ありがとうございます。

 肩を下げる時は肩甲骨から引き降ろすように心掛けるといいですよ。

 それと、力んで力を出そうとすると、力が一方向に集中するので、ほんの少しずらしただけで力を働かなくさせることができるのです。

 それと力んで固定すると重心が居着くので、簡単に崩れてしまうのです。

 という訳で、武術的に考えると力んでいいことなんか一つもないんですよ。

 通勤電車中で目を瞑って立禅をしているとスリにサイフ抜かれたり痴漢の冤罪にあうかもしれませんから、両手で吊り革を持ってきちんと目を開いておいた方がいいですよ。

 それと、立禅は基本的に目を瞑ってはいけません。どうしてか?というと精神がインナーに籠もって妄想が起こりやすくなるからです。

 気で触れずに相手を動かす流派で、目を瞑って立禅をやるように指導していましたが、これでは集団催眠に陥るだけです。御注意ください。


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Q,
拝啓、長野先生。

5月の月例セミナーに参加させていただいた●●●●と申します。先日はご指導していただきありがとうございました。

今月の脱力技法も非常に楽しく稽古させていただきました。

合気上げや指を持たせての崩しなどは、自分でも驚くほど相手が崩れたので、「こんなに大きく崩れるものなの?崩れたフリしてくれてるのか??」と逆に頭が混乱してしまったほどです。

ただ2人組んでの対錬の練習の時、相手の攻撃に差し手で合わせた後、1発は打てるのですが、そこで動きが止まってしまいトドメまで技を繋げる事が出来ません。

こういった事は初心者のうちはあまり拘らなくていいのでしょうか?それとも今のうちからそこまで繋げられるようイメージトレーニングのようなものをしておいた方が良いのでしょうか?


A,
 御感想、ありがとうございます。

 合気的な技は、こんなので本当に技が効いているのか?と、誰もが驚くものですが、筋力でやるより重心を制御する方がずっと威力が出るという証明だと考えてください。

 この重心の制御で力を出すことを覚えれば、差し手で一発目に合わせた時点で相手を崩せるようになっていきます。そうなれば、触れた瞬間に相手の重心をコントロールして何もできなくさせてしまうことが可能です。

 ですから、技を繋げることには、あまり拘らなくともいいでしょう。私がいろんな応用技をやっているのは、あくまでもバリエーションの展開のさせ方を見せているだけで、それを覚えても意味はありませんから。できないよりできた方がいいというだけです。


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Q,
セミナーに参加させて頂きました●●●●です。先日はご指導ありがとうございました。                            今回の脱力技法では私が学んでいる●●●とは異なるのではないかと思いましたので、頭                      で考えながら行っていました。そのため、うまくいったりいかなかったりでしたが、うま                          くいった時の体の脱力した感覚はこれまでに経験したことがないものでした。この感覚を                      忘れないようにしたいと思います。それにはこの感覚で基礎錬体を行っていくことが必要                           だと思いましたので、今後はそのように鍛錬していきます。                                                                         次回の6月セミナーにも参加させて頂きます。ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。


A,
 御感想ありがとうございました。

 脱力の合気技法は●●●や●●●などで特にやるものですが、●●●でも派閥によっていろいろやり方がありますから、いくつか覚えておくと便利かもしれません。

 また、六月の軸の操作も面白いと思いますので御期待ください。


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Q,
先日は脱力について講義していただきありがとうございました。
その際に出来る技と出来ない技があるとお話ししたとき、先生から理合を意識することが大事だと教えていただきました。
僕自身が短気なものですからセミナーに参加したときだけでも先生と同じことが出来ないと焦ってしまい、あのような質問をしてしまいました。
結局、游心流の技を習得するには基礎練体しかないということに気付かされてしまいます。
そこで質問ですが、以前、三元試力を練習するときは指先まで意識することが大事だと教わりましたがスワイショウで脱力を練習するときは何を意識したらいいでしょうか?
やはり何も考えない方がいいのでしょうか?


A,
 御感想ありがとうございます。

 まあ、焦る必要はないですよ。違う技をやっているようでも、原理的には同じことをやっているだけなので、脱力技法が通じない相手には次回の軸の操作の方が効く場合もあるし、それも効かなければ発勁で突き倒すという手もあります。

 合気道の練習の中でも相手の重心を崩す感覚は応用が利く筈なので、工夫次第でいろいろ発見することもあるでしょう。貴方はどうも、理屈をつけて、それに合わせようとし過ぎる傾向があるみたいなので、無心で稽古を繰り返す中から感覚を養成していくのが肝心でしょう。

 それから、スワイショウの時は、最初は背骨を軸に骨盤から捻転させるイメージを持ってやってください。しかも、ゆっくりリラックスしてやることが肝心です。

 慣れたら無心でやった方がいいですよ。


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Q,
この間セミナーに参加させていただいた●●です。
楽しいセミナーをありがとうございました。

セミナーの後長野先生の本「武術と生きる日々」を読ましてい
ただいただきました。
ありきたりな感想になってしまうかもしれませんがとてもおも
しろかったです。特に自分が気になったのは武術をやる意味で
す。
本を読んで自分はなぜ格闘技だったり武術だったりに興味があ
ってそれを学ぼう思っているのか考えてみました。
おそらく格闘技をやることで自分自身の弱い心に勝てるよう自
信をつけたいのかなっときづきました。

今の所興味本位の部分が強く恐縮なのですが、また是非セミナ
ーの方にも足を運ばせてもらいたいとおもっているのでよろし
くお願いいたします。


A,
 御感想ありがとうございます。

 もう、入会されていますから、次回からは会員料金で参加できますし、定期稽古会にも参加できますから、好きな時にどうぞ。

 武道や格闘技、武術をやる意味は、人それぞれだろうと思います。私の場合は本に書いたようにイジメ経験から護身の必要性を痛感して始めましたが、今では単純に楽しいからやっているのに過ぎないかもしれません。

 もう、ここまで続けてくると、やらないと生きていけないんじゃないか?というような天職みたいになってしまっていますし、人生は不思議ですね。


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Q,
長野先生

先日のセミナーでいろいろと細かいご指導を頂きましてありがとうございました。また、セミナーの後お茶を飲みながらいろいろな裏話を聞かせて頂きとても楽しい時間を過ごさせて頂きました。その中で蝶仙骨のお話をされてましたがそこを運動で柔らかくする方法はあるのでしょうか?教えて下さい。またセミナーに参加させてください。よろしくお願いします。


A,
拝復、●●様。

 御感想ありがとうございました。

 ●●●●●・●●●●って、噂には聞いていましたけど、ほんっとに嫌な性格ですね。

 武術業界長いと、本当に嫌な性格の人達ばっかりと関わってしまうので、最近は本当に付き合わなくなりました。

 でも、長年学ばれたものは、指導していかれると良いと思いますよ。私も今の1/3も実力が無かった頃から教えてきました(思い出すと赤面します)が、教えることが自分の修行になったと思っています。

 それに、練習している時が一番、充実していますし、その上、私はそれで生活しているので、何て幸せ者だろうと思っています。

 カルチャーセンターが難しければサークル活動で人を集められるのも良いと思いますし、是非、御検討されることをお勧めします。宣伝とか私で御協力できることもあると思います。特に日本では●●●を教えるところは至って少ないですし・・・。

 それから、仙腸関節を柔らかくする方法は、うちで練習する丹田歩法の訓練が適しています。それ以外ではカイロプラクティックで骨盤調整をするのも効果がありますが、これは下手な施術を受けると良くないので御注意ください。セミナーの後半の方で骨格調整もやる予定なので、その時はやりますが・・・。


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Q,
 今回は『スリ足のステップワーク』をテーマ
に、死角から相手の下半身を蹴り上げる技をご
指導いただきました。これらの技を使うには相
手に接近する必要があり、そういう意味では
『読み』や『歩法』のセミナーの応用でもある
と感じました。

 テーマのステップワークからは外れますが、
縦試力を酔拳らしく応用する技が面白いと思い
ました。他のセミナー参加者の方たちも
「今年のセミナーは毎回基本をご指導いただけ
るのが良い」
と仰っていました。

 今回は、片足に全体重が乗る寸前に骨盤を切
り変えることでもう片方の足を進めるーという
今までとは違う『這い』の歩き方をご指導いた
だきました。当初は難しいと思った這いも、
プールの中で練習すると意外と上手く行きまし
た。プールの底は摩擦が少なく、プールの水が
身体を支えてくれるから練習し易いのだと思い
ます。
 これをプールの外でも行えるよう練習するこ
とを課題とします。


 次回のセミナーでも宜しくお願い致します。


A,
拝復、●●様。

 いつも御感想、ありがとうございます。

 うちの『這い』のやり方は、太気拳のやり方にスリ足歩法を加えてアレンジしたものなので、厳密に言えば『這い』という名称を使うのはどうなのか?とも思っています。

 けれども、原点に敬意を表する意味で『這い』と呼ぶことにしており、もし、太気拳関係者の方々から問題視されるのであれば、その時は名称を変えるべきかな~?とも考えていますけれど、いつも言っていますように、私は自分のやり方が正しくて他所が間違っているという認識ではありませんので、当面は今のままにしておこうと思っています。

 また、プールの中で練習されるというのは、ナイスなやり方だな~と思います。

 王向斎老師は田圃の中で練習したという逸話がありますが、水中の抵抗と、浮力の助けの両面がどう稽古に影響するのか?という点の感想も聞かせてください。

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Q、
拝啓、長野先生

5月度セミナーに参加しました●●です。
限られた時間内で大変密度の濃いセミナーありがとうございました。
今回のテーマの脱力技法・合気技は初めて体験させていただいた訳ですが、
前回同様、出来ているのかどうかピンとこないというのが正直な感想でした。(出来て

いないのはハッキリわかりましたが・・・)
最初に組を組んで相手をしていただいた方は(すみません、名前忘れました!●●を
されていた方かな・・・?)、見ていて、「立禅」や「這い」がすごく上手い方で、
小柄で細身なんですが、漫画のように簡単に自分を転がされてカルチャーショックでした。
技をかけるコツやタイミングを細かくアドバイスしていただき大変勉強になりました。

他流派同士が技や流派の優劣を論じ合う風潮の多い中、このように異なる流派を学んだ

者同士がお互いの足りない部分を補い合えるような環境ってすばらしいな、とチョット感動しました。
質疑応答の折の「1人で練習する方法」という質問に重複するのですが、長野先生は直接
合気道を学ばれたことはないとのことでしたが、取材等で実際に技をかけられる中で、

コツや感覚を磨かれたのでしょうか?
何度か上手くいった感覚をイメージしていますが、いまひとつイメージだけではどうにも
ならないような気もします。相手がいれば解決するのですが・・・

ご指導ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

P.S.質疑応答の時は「そんなバカな・・・」と思っていましたが、自分もキッチリ筋肉痛に
    なってしまいました(涙)「脱力」がテーマなのに・・・


草々


A、
拝復、●●様。

 御感想ありがとうございます。

 結構、皆さん、できていたと思いますよ。脱力技法は自分で力を込めないから、効いているのかいないのかピンとこないところが難点ですが、相手が倒れたらOKですよ。

 確かに、うちのセミナーは、伝統空手・フルコン空手・合気道・大東流・少林寺拳法・クラブマガ・功朗法・新体道・・・と、いろんな流儀の人が参加されるので、その点でも随分と勉強させられます。教えている私も毎回、楽しんでやっています。

 私は合気道はほとんど学んだことはないんですが、見れば覚えられるので、その点は参考にならないと思います。取材時も実は全然、技をかけてもらったりはしていないんですよね。

 よく、合気武道系のものを学ぶ人は、「技をかけられた感触を大切にしろ」と言うんですが、これは間違いだと思います。

 むしろ、技を掛け合っている人の様子を観察して、どう姿勢が変化して重心がどこに動いていっているのか?という体勢の変化をよ~く観察した方が勉強になります。

 私が重心移動を重視しているのは、自分の体内を動かすことと、相手の体内を動かすことの両方の意味があって、前者は発勁、後者は合気の主要原理と解釈しています。

 この体内の重心移動を洞察する能力は、技の連続写真を観察して姿勢の変化を分析する癖をつければ、イメージが具体的に技能と結び付いていきますよ。最初はDVDより静止して連続している写真の方が分析しやすいですね。

 私は年期が入っているので、写真見ただけで技の原理を分析して、それを「こうやればできるよ」と教えることができるようになっています。昔の武術家が見取り稽古で体得できたというのも、そういうことなんだろうと思っています。

 コレができるようになると、本当に楽しいですよ。

 セミナーで指導している技も全部、アドリブでやっていますから、全然、練習したことないんですよね。研究会に直接入った人なんて、一度も合気技を教えていなかったりしますから・・・。

 まあ、そんな技は重心操作ができれば勝手にできるようになりますからね。

 ただ、最初は重心を点で探るのは難しいので、軸線で捉える方が簡単なんですね。それを次回は指導する予定です。


--------------------------

Q、
先月は大変ありがとうございました。

セミナーでは、約束組手のように、どうにか
身体は動いても、あれが実戦ではそう易くはないでしょう。
よほどの胆力がないと動けませんから。

セミナー後の喫茶店では先生のお話を目の前で
聞くことが出来、誠に有り難いことでした。

その折、5月のセミナーの予約を致しましたが、
もう一度、確認の為、ご連絡をいたします。

今月も、参加させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。


A、
拝復、●●様。

 御感想ありがとうございます。

 稽古と実戦、自由組手、試合・・・全部、違いますからね。胆力がないと動けなくなる人はざらに多いのではないでしょうか。

 私は、稽古自体は楽しく遊ぶつもりで良いと思います。平常心で非常事態に対処できれば一番良いと思うからです。

 日本の武道家は緊張し過ぎていると思います。身体はリラックスさせて心も動揺しないで頭脳はクールにしておけば、一番正しい選択ができると思います。

 5月のセミナーは、そのための脱力のやり方をやりますのでお楽しみに・・・。

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Q、セミナーに参加させて頂きました●●●●です。先日はご指導ありがとうございました。                          前半に行われた自分の両手を前に出し、左右に自分の体を振り、歩法を使用して相手にジグザクに接近して技を仕掛ける稽古では                           技を仕掛けることに集中しすぎて歩法の方がうまく出来ませんでした。これは骨盤から動けず足から動いてしまったからではない    かと考えております。また、両腕を動かさず、自分の正中線を左右に動かす動作も出来ていなかったと感じました。これは基礎訓   練(這)を徹底してやらないといけないと思いました。あらためて自分の基礎訓練不足を痛感しました。その基礎訓練におきまし  て、最後の質疑応答の際に重心を片方の足に完全にかけず、片足にかかる直前に腰を回転させて重心の乗っていないもう片方の足   を移動させる、重心を片方の足に偏らないようにする方法を聞くことが出来たのは私にとって大きな収穫でした。今後はこの這と    前回教わりました丹田歩法をみっちりやっていきます。                                     後半に行われた自らの脚を相手の脚に搦めていく技では方法を覚えることで精一杯でしたが、セミナー翌日での長野先生のブログ   を読ませて頂きまして、技の効用を知ることが出来て大変勉強になりました。相手に接近してからの引き戻し動作のある突き蹴り   では相手に防御されたりあるいは当たり損なった場合に自分が不利になる可能性がありますが、セミナーで教わった方法では自分   に有利な状況を作り出すとともに相手に立ち直る機会を奪うという効果があると思いました。今回もこれまでと同様に大変勉強に   なりました。                                                                       次回の5月セミナーにも参加させて頂きます。ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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