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合体変身の仕組み

 チャンネルnecoで、70年代に放送されていた円谷プロの『トリプルファイター』が放送中なんですが、男女三人が各々変身しておいて、更に三人が合体してトリプルファイターになる!という設定に、「どういう仕組みやねん?」というツッコミを入れて見てしまう自分に、「あ~、俺も素直に楽しむ子供の頃の純粋さを失いつつあるのかな~?」なんて思ったりする今日この頃です・・・。

 大体、変身ヒーロー物そのものが科学的合理性とは無縁な作品ばっかりですからね。

「なんで仮面ライダーは服着たまま変身してるの?」とか、「何でウルトラマンは急に身長40mで体重3万5千tに巨大化しちゃうの?」とか・・・。

 まあね~。「それいっちゃ~、おしめえよ・・・」とは思うんですけど、やっぱりね~・・・合体変身というのは何か仕組みが解らな過ぎて、おいおいって思っちゃうんですね。

 最初の作品って何だったんでしょうかね?

 やっぱりウルトラマンAかな~? 北斗と南の男女合体変身という、何か誤解しそうな設定でしたけど、それまでウルトラマンゴッコしていた子供達も、女子を誘って遊ぼうとするヤツはいなかったですね~。

 でも、二人合体というのはアニメの『マグネロボ ガ・キーン』でもあったし、実写にアニメを合成した『恐竜大戦争アイゼンボーグ』でも描かれてました。

 あ~、そうだ! 超人バロム1も優等生とガキ大将が合体して誕生するヒーローでしたね~?

 ちなみに、この作品、次元大介の声で有名な小林清志さんがガキ大将の父親の刑事役でレギュラー出演されていたんですよ? 原作は、ゴルゴ13の、さいとうたかを・・・そのせいか? 原作のバロム1の顔はゴルゴそっくりで、何かの冗談みたいでした。

 ウルトラマンコスモスもウルトラマンジャスティスと合体してウルトラマンレジェンドになったり、今回のウルトラマンサーガなんて、ウルトラマンゼロとコスモス、ダイナが合体するんでしょ?

 そういえば、ナメック星人も合体できるし、悟空とベジータや悟天とトランクスがフュージョンしたり・・・人造人間セルが17号と18号を吸収して完全体になったのも、アレも合体の一種かな~?・・・なんて・・・。


 トリプルファイターと同じ三人合体で兄弟(長男・次男・末っ子の妹)というのは、忍者物で怪獣を人形アニメで表現した『魔人ハンター・ミツルギ』がありました。

 特撮時代劇物には赤影以降、ライオン丸や嵐といった出来の良い作品もありますが、白獅子仮面とかになると逆に失笑されちゃうような感じになっていたし、ミツルギも巨大ヒーロー物なのに、人形アニメのカクカクした動きには著しく重厚さが欠けていて、「これはダメだな~・・・」と思いましたね。

 いや、人形アニメはハリーハウゼンとか好きなんですけど、なんかね・・・バトルシーンに関してはビンボー臭いと言うか何と言うか?

 トリプルファイターも、朝に5分ずつ放送して一週間で一エピソードが完結する方式だったそうで、ウルトラファイトやレッドマン、ゴッドマン、グリーンマンとかの感じなんだろう?と思っていたんですが、予算の少なさは感じられるものの、思っていたより特撮ヒーロー物としてちゃんとドラマが出来てる印象があります。

 等身大の変身ヒーローで戦隊物の元祖?という感じでもありますね。

 アクションを担当していたのが林邦史朗先生の若駒プロで、『小さなスーパーマン・ガンバロン』のスーツアクターとして知られる車邦秀さんのインタビューも放送されていて貴重な裏話が聞けたのも、私にとっては収穫でしたね。

 その当時は殺陣、スタントの団体は今よりずっと少なかったと思うんですが、車さんも千葉ちゃんに憧れて上京してきてJACに入るつもりだったのに若駒に入った・・・というところが、何だか運命的な感じもしますね。

 ウルトラマンに於けるホシノ君みたいな少年がレギュラーで出ているんですが、何かバク宙とかできて、戦闘員と戦ったりしてて、ちょっと驚きました。

 紅一点の笛真弓さんも、何かだんだんアクションが上手くなっていて、スタントマンがいなくて自分で殺陣やってるから、やっぱり数こなすと上達するんだな~?と思いましたね(おりん2の青山倫子も結構、上手くなってる)。

 今は、殺陣、スタント、アクションの団体はプロアマ問わなければ、かなり多くなってるみたいです。

 殺陣教室がカルチャーセンターでもぐぐっと増えてますから、実際の総数は、露出している団体の何十倍もあるでしょうね。

 カルチャーセンターでは、役者の技能としての殺陣を学ぶというより、芸能としての殺陣を踊りや武道を学ぶように楽しむというスタンスが主流なんだと思いますが、私個人は、武道や武術、格闘技を学んだことがない人には、殺陣をやる方をお勧めしますね。

 長年やってきて思うのは、武道・武術・格闘技というのはメンタルな部分で学ぶ人を選んでしまうんですよ。向き不向きが割合、はっきりと出ますね。

 私なんか、武道や格闘技は、多分、向いてなかったと思いますね。

 頑張ってやってもあんまり上達できなかったと思うな~・・・。

 で、「上達できないのは本人が根性がないからだ」という一面的な見方しかできない人が99%以上の世界なんで、少なくとも個性を活かすという場ではないですよ。

 私なんかも散々、根性無しのオタクみたいに陰口たたかれましたよ。

 私が自分で研究会をやろうと思ったのもそこが大きな要因でしたね。自分のような才能も根性もなくて持病のある人間でも上達できるシステムを作りたいと思ったんです。

 それは、システムとしての武術を構造的に解体再構成すればできると考えました。

 でも、武術も武術で、やっぱり、人を選びますからね。


 あっ、そうそう。思い出しましたけど、『ツマヌダ格闘街』の最新刊を読んでいたら、やっぱり、作者の方は私の本なりDVDなりも参考にされているみたいですね?

 いや、照れ臭いような何とも言えない感じなんですが、やっぱり、自分が長年研究してきて到達した原理なり理論なりを漫画で表現してもらえるというのは、嬉しいですよ!

 私自身がいろんな先生の技をパクりまくって自分の理想の武術を構築しようとしている人間でしょう? そりゃあもう~、これまで散々、悪口言われまくってきましたからね?

 だから、私の考案した技や理論をエンタメ系で使ってもらった時は、それだけ認めてもらえたってことですから、やったぜっ!って感じですね。

 それに、この作品は、本当に武術漫画の歴史に残るべき作品だと思いますよ。てっきり、やっている人だと思っていたんですがね~?

 漫画家の洞察眼というのには、改めて恐れ入りますよ。むしろ、こっちが勉強になるくらいです。

 私も、四半世紀の夢が叶って、映画の仕事ができるようになってきました。協力要請された作品も、結局、メインスタッフの一人で関与することになりました。

 これから映画や漫画、小説などジャンルを問わずに創作の世界に本格的に参入していって、歴史に残るような作品を生み出したいと思っています。

 それができれば、いつ死んでも本望ってところですね・・・。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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