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ツボミ見会になっちゃったよぉ~ん

 どうも、ここ3年くらいバッチシ花見会ができない・・・。

「今年も三割咲いてたらマシな方かな~?」とか話していたら、公園の桜は見事なまでに全部、ツボミの状態で、まったく咲いていませんでした・・・。

 いくらなんでも、こりゃあ参ったな~(苦笑)。

 それでも、この日は数年ぶりに参加したOさんも来ていましたし、指導員クラスは全員参加していて賑やかになりました。

 公園の中では、今年から始まったという“渕野辺桜祭り”の出店やイベントがやっていましたが、まさかツボミ状態だとはイベント主催者も思わなかったでしょうね~?

 イベント会場から離れると、いつもの公園と変わらず、花見客が多少居るか?という程度で、練習するには都合が良かったですね。

 一説に、桜の花は覚醒作用のある物質が出るのだとか?

 なので、桜の季節に人は浮かれ騒いでしまうのだとか?

 ツボミ状態でもその効果があったものか? 大石総教練が完全にスイッチが入って、パンチもキックも若手にバッコンバッコン出して受けさせたり、何かムチャクチャな感じになってましたね~。

 抖勁でローキックを弾き返すというのも教えていたんですが、頭で解っていても身体が危険を感じて瞬間に腰が逃げてしまい、結果、痛いだけ!という感じになって、泣き笑いになってましたね。

 やっぱり、脱力技法って、恐怖心を超えて、「絶対に大丈夫だ!」という発想の転換が無いと使いこなすのは難しいんでしょうね?

 頭で解っていても身体が反応して及び腰になってしまう・・・。

 武術の技は、正直、誰でもできますが、それを実戦で使える人は一にも二にも度胸!であり、ハラの出来た人でないとダメみたいですね。

 素手でやっていると互いにわからないんですが、剣でやるようにしたのは、ここに意味があるんですよね。

 いくら巧みな身体操作ができても、度胸が無いと実戦に対応するのは夢物語です。率直に言って、今、游心流で稽古しているのは覚悟なんですよ。

 技はできて当たり前。戦術を知っているのも当たり前。

 けれども、心の強さというのは先天的な要素が大きいので、鍛えてどうにかなるというものではありません。

 けれども、今の世の中で武道・武術を学ぶという行為の本当の価値といったら、精神を鍛える・心を強くする・・・ということを無視したら何にもならないでしょう。

 絶対絶命の危機に直面しても超然としていられる心を獲得するのが重要なことで、技の稽古や戦術の工夫は二義的なものでしかありません。

 例えば、交叉法の練習は、本来の意味を理解してやれば、非常に怖いものなんです。

 これを怖いから・・・と防具を装着してやれば意味が無くなってしまいます。危険性を理解してそれを乗り越える覚悟をするから意味がありますし、もちろん、お互いに納得してお互いを尊重する気持ちもないといけません。

 ただ、強い攻撃を出して相手を圧倒してやろう・・・という気持ちでは練習が成立しないのです。

 そういう意味で、自分のことしか考えない人には向いていません。剣で語る・拳で語る・・・といった事柄は、絵空事ではありません。

 一緒に練習していれば相手の気持ちも判ってくるのです。

 その意味でも、今の游心流は非常に解放的に練習できていて、良い環境だな~と思っています。戸外の練習も良いものです・・・。

 練習後は花見らしく、皆で食べて飲んで・・・また、練習?という具合になりましたが、何か大石総教練がハッスルし過ぎて酔い潰れてしまいました。

 そりゃ~そうだ・・・。あんなに飲んでるのに多人数捌きとかやったら、酔いが廻って大変ですよ~。

 私は、丸々一週間くらい喉風邪をこじらせて体調が悪く、この日も顔だけ出して早く帰ろうか?と思っていたんですが、結局、二次会のいつものジョナサンまでいましたよ。

 NさんやK塚さんが入って間も無いというイメージばかりがあったんですが、二人とも、もう2年以上経過していたんですね~。中3で入ったNさんが、もう高3・・・。時間が経つのは早いもんです・・・。

 それに、去年の大地震以来、“世の中はいつどうなるかわからない”という価値観が当たり前になりました。絆の大切さも言われますが、個人としては、“悔いのない生き方をしたい”という想いが強くなってるんじゃないでしょうか?

 過日、松田隆智先生と電話でお話している時に、「いろいろ苦労したけど自分の人生はこれで良かったと思う」という点で意見が一致しましたよね。

 失敗は無数にしたけど、全部、無駄にはなっていません。“お陰様”で、今に繋がっています。不思議を通り越して、何じゃこりゃ~?って感じにいろいろ仕事の話が動いてきているんですが、それもこれまで培った実績があればこそ!

 そして、その実績ができたのも、いろんな人が支援してくれたお陰です。

 だから、“お陰様”なんですね。


 ところで、政治の話はもうするまい・・・とも思っていたんですが、消費税増税の茶番劇と、東電の電気料値上げの話をニュースで見ていて、本当に、腹が立ってきましたね。

 冷静に考えれば誰にでも判ることですが、今の瀕死の状態の日本を支えているのは誰なのか? 国民の収入が激減している時期に、支出だけが増えればどうなりますか?

 最低限の生活費は削れないから娯楽費を削るしかなくなりますね? そうすると娯楽産業は次々に潰れ、そこで働いている人達は仕事が無くなる。テーマパークだの動物園や水族館が潰れ、本だの何だのも売れなくなっていく・・・。

 金が無くなるから娯楽で憂さ晴らしもできなくて鬱々となって生き甲斐を失って、自殺者倍増、間違い無し!

 消費税上げるしか方法がないと言う論理は理解できますが、無い袖は振れないですよ。

 金が無いのに、払わなきゃならない金は増えていく・・・。死ねって言ってるようなもんですよ。

 そこそこ安定収入がある人達には、それが無い人達の苦労はわからないんでしょう。

 でも、下が潰れていけば、上も立ち行かなくなりますよ。連鎖的にどんどん潰れていきますよ。

 そんな中で電気料金大幅値上げというのもふざけた話ですね。もう、独占企業というシステム自体を構造的に改めないとシステムに首絞められて日本国が自壊するだけ。角を矯めて牛を殺すような愚を勇気をもって改めるのが政治家の役目であり、命を賭けてやるべきなのは、そこでしょう?

 私は、野田首相の無策なのにはガッカリしますよ。いや、民主党の皆さん方も国民の代表だという自覚があるなら、やるべきことの順番を間違えるな!と言いたいですね。

 今、もう一度、首都直下型でなくとも大規模な地震が起こって都市破壊が起これば、もう日本は立ち上がれなくなりますよ。

 優先すべきは、災害に備えることを事業として経済に結び付けることですよ。マイナスの要素をプラスに転換する知恵を使わなくては経済がどんどん一方的に冷え込んでいくだけでしょう?

 震災のガレキをどこに持っていくか?なんてことより、震災で出たガレキを利用して防潮堤を造るといった発想の転換が何故、できないのか? 放射能に汚染されたものを拡散するより、一か所に集めて処理する方が合理的と思いますけどね。

 その上で放射能の無毒化する実験研究をしたり新エネルギー開発の実験施設にすれば、新しい産業が活性化できるじゃないですか?

 それに、被災者が元の地域に戻って・・・と考えるより新天地に移住していくことを考えた方が、日本中の過疎に悩む市町村にとっては人口が増えて活性化するんだから、いいんじゃないですか?

 そこは地方自治体が何年間かは無料で土地と家屋を提供して移住して仕事をやってもらうようにすればいいんですよ。

 余震のレベルで震度5強まで起こっている今の状況で、チンタラ復興させていても無駄じゃないですかね?

 もう、今までの日本のやり方ではやっていけない時代になったんだと早く自覚して、大胆に改革していかなくてはいけないと思いますね。

 法律がどうこうと言ってる場合じゃなくて、現実的に有効なやり方を超法規的な発想で試みていく勇気が、今の日本の政治家には必要なんだと思いますね。利権に振り回されてるような器の小さい人間がいくら集まってもダメだと思いますね。


PS;4月15日のほびっと村の講座は、独己九剣の護身術への応用法をやります。この前の横浜の剣術講習会でやれなかったことをやってみようと思っています。
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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
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