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ストロンガーよ、永遠に・・・

 仮面ライダー・ストロンガー、超神ビビューンに主演された俳優の荒木しげるさんが逝去されました。

 新聞で見つけた時は、ショックでしたが、やっぱりな~という気もしました。

 ご生前に、一度だけ荒木さんが経営されているスナックを特撮好きの矢嶋さんに連れられてお訪ねしましたが、その時にも大病をされた後で、かなりお痩せになっておられましたから・・・。

 それでも、眼の輝きと内に秘めた正義感の強さを感じさせられ、政治家も志された荒木さんの生きざまを思うと、ヒーローを演じてこられた人でなければ得られない様々な感慨があるんだろうな~と思いました。

 私は、歴代の仮面ライダーの中でもストロンガーが特に印象深かったですね。

 電波人間タックルという女性の相棒がいながら、変にベタベタしないでストイックなぶっきらぼうな性格を通していたり、硬派な不良っぽさがストロンガーの魅力でしたね。

 敵の奇っ怪人の毒ガスが効かなかった時も、奇っ怪人から「なぜ、効かなかったんだ?」と言われて、「そんなの俺が知るかぁっ!」と一喝する気合で乗り切る体育会系な性格が素敵でした・・・。

 そんな豪快なストロンガーを演じる荒木さんもまた、やっぱり豪快な性格だったみたいですし、お会いした時も、チバちゃんの空手映画や暴れん坊将軍に出演した時の撮影の裏話をうかがったことはよく覚えていますが、正直、あがってしまって、頭が真っ白になって記憶が曖昧になってしまいました。

 ただ、荒木さんは国の政策などに対する怒りの気持ちから政治家を志されたらしく、また、選挙にも出るお気持ちがあったそうですね。

 特撮番組に出ることは俳優としてワンランク低い評価を受けるという話も以前はあって、、ジャリ番と小馬鹿にされたりもしていたようですが、今では若手の登竜門として特撮番組に出てブレイクするのが当たり前になりました。

 考えてみてください。

 吉永さゆりや松坂慶子、真田広之、オダギリジョーだって子供向け特撮番組出身なんですよ。

 北川景子だってセーラーマーズだったんだし、どんなに有名な俳優になって、どれだけ多くの役柄を演じても、特撮番組のヒーロー、ヒロインを演じていた時の印象の強さに勝る役柄は、ちょっと無いと思いますよ。

 あの松田優作だって、いろんな役を演じましたが、一番印象が強いのは、やっぱりGパン刑事でしょうし、その次に探偵物語の工藤ちゃんではないでしょうか? 特撮じゃないけど、普通の文芸ドラマじゃないでしょ?

 しかし、そんな伝説の俳優・松田優作も、売れない頃は『突撃!ヒューマン』のオーディションを受けていたそうなんですね。もし、ヒューマンが優作のデビュー作だったら?と思うと、何か微笑ましくなりますね。

 ちなみに、荒木しげるさんの“しげる”は、東映の岡田茂氏から採ったそうです。共演の岡田京子さんの“岡田”と分けた?という話もありますが、つまり、それだけ期待の大きい俳優さんだったということでしょう。

 岡田京子さんも早くに亡くなられたそうですが、荒木さんも、まだ63歳。早すぎますよね。原口監督の『デスカッパ』にちらっと顔見せ的に出演されていたのを見たのが最後でしたが、健康でありさえすれば、まだまだ、これから政治の世界で活躍できたでしょうに、本当に残念です。

 でも、映像作品はずっと後の世にも残り、ヒーローは心の中に永遠に生きています。

 私は、「俺は仮面ライダー・ストロンガーに会ったことあるんだぜ」と、一生、自慢し続けますよ。

 荒木しげるさんの御冥福を心よりお祈り致します・・・。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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