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天真會・青木宏之先生からのメール

 チェコスロバキアやフランス、スイスを書道と剣武天真流天真体道の指導で回ってこられた青木宏之先生から、帰国の御連絡メールを戴きました。

 一読して、「これは私だけで読むのはもったいなさ過ぎるな~?」と思いまして、青木先生にブログに転載しても良いでしょうか?とうかがいまして、許可を頂戴しましたので、転載させて戴きます。

 どうぞ、御覧ください・・・。


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長野峻也殿
梅雨前の毎日お変わりありませんか?
チェコの日本祭(書道展・書道指導・演武会)及びフランスの剣武合宿より帰りました。
天真書法塾の会員達や剣武天真流の諸君が大活躍してくれて共に大成功でした。


旧プラハ発祥の地ベナトキ市では展覧会とデモンストレーション、新体道と剣武の演武をやり、 またボヘミアの首都であるプラハでは東京オリンピックとメキシコオリンピックの名花チャスラフスカさんの大歓迎を受け、大分派手に演武と書のデモンストレーションをやりました。
この日本祭には鎧兜で完全装備したチェコ人武者が三人出演しましたが、彼等の兜、鎧、日本刀など全て自分たちの手作りだったのには驚嘆しました。鎧など細部まで全く本物でした。


その後スイスのジュネーブへ飛び、スイス国境に近い、そしてシャモニーにも近いムジェーブと言うスキー場の町で合宿に入りました。
フランスでの剣武合宿と審査会は天真会のフランス会員諸氏が我々を心底から歓迎してくれ、何から何までほんとうによくやってくれました。剣武天真流に対するフランスの人達の尊敬と情熱には圧倒される思いでした。
彼等の刀技は昨秋日本へ来た頃とはもう全く変わってしまい、審査会でみんなの演武を見た時、あまりにも上達しているのでその迫力には息を呑む思いでした。
25人のほぼ全員が私の稽古を何年も(長い人は40年も)やってきておりますので、今や日本の何処の剣術に出しても8.9.10段は簡単に取れるほどの力をつけているようです。
代表のジョエルとデルフィの指導、そしてDVDだけを頼りにやっているだけなのですが…。(ジョエルは私が初めに教えてから42年、デルフィは25年以上になります。)


合宿も本当に素晴らしい成果がありましたが、ただただこちらを信じてくれ、まっしぐらに前進しているという感じなのです。
彼等の演武を見ていますと新体道に関する限り時代が激しく変わりつつあるのを感じさせられます。


合宿の道場や宿舎がムジェーブと言ってヨーロッパアルプスの一角にあるスキー場の町で、近くのシャモニーへも二度行きました。
3842mもあるエギーユ・デュ・ミディという超険しい岩山の頂上まで会員たちが連れて行ってくれ、一気にゴンドラで上がりました。すぐ目の前に聳える真っ白に輝く巨大なモンブランと周りを取り囲むアルプスの迫力と美しさにはもう圧倒されるばかりでした。
ヨーロッパアルプスはイタリア、スイス、フランス、ドイツにまたがる広大な山域を持っていますが、その厚い氷と雪に囲まれた険しく真っ白な山々の威容の中に立った時には、文字通りの大自然の前で人間の小ささを嫌というほど見せつけられる思いでした。


そして私も道を歩む一人として「76歳だあ~」なんて寝ぼけていないで、天真書法塾でも剣武でも瞑想カレッジでも新体道でももうめちゃくちゃに頑張らなければいけないなあと痛感するのみでした。


世界の新体道グループを刀に例えれば私の創造力は剣尖であり、次々に開発してきた最先端の技はその刀の刃を研ぎあげる行為だったのかなあと思えるようなことが続けざまにありました。
切っ先きを失い刃もすっかり丸くなった刀などもう戦場では全く役に立たない無用の長物ですからね。


もう新しい剣技創造へのエネルギーをたっぷり貰い続けた旅になりました。


ということで取り急ぎ帰国の御報告まで。
青木宏之
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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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