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新会員が増えてきました・・・

 ここ最近、ボチボチと新しく入会希望の方が増えてきています。

 文庫の効果が出ているのかも~?

 同時に、最近は技の進展が異常に進んできていまして、常連会員さんの実力アップはあり得ないくらいの進み具合になっています。

 いや、本当に、ここまで武術の極意を体現している武術団体は他には無いと思います。

 発勁でしょ~? 合気でしょ~? 交叉法に読みでしょ~? 差し手に体の合気でしょ~? 丹田でしょ~? 縮地法でしょ~? 逆手斬りでしょ~? 寸勁斬りでしょ~?

 はっきり言って、ぶっちぎりですね~(笑)。

 普通は、先生は凄い達人なんだけど、弟子は先生の1/10もできない・・・なんて道場が多いんですよ。達人は往々にして教え下手なんですね。

 でも、うちの指導者クラスは凄いですよっ。他流の師範クラスの人が例外なく驚くのが大石総教練。もともと、空手拳法系じゃなかったんですが、中国武術の実力がベラボーになりましたね~。これだけ中国武術使える人は滅多にいないと思いますよ。

 私の技を一番、忠実に体現しているのは北島師範ですが、高校生で初の指導者資格を認定したNさんも、何か、会う度に変貌していて、リアル刃牙?という感じ。

 基本ができていて技術分析能力も高い理論派は小塚師範代。いろいろ学んでいるけれども、どれも混乱することなく総合的に実力アップしていますね。特に、北島師範以外の会員が剣術は苦手なのに比べて、彼は試し斬りも上手い。高瀬先生から殺陣を学んでいるのが役立っているんですね~。刀は刀法がしっかりできれば、ちゃんと斬れますからね。

 横浜同好会長のK原さんも、長くフルコンタクト空手をやってきたので、なかなか柔らかい動きはできなかったんですが、今では嘘のように柔らかく受け流しながら戦えるようになりました。やっぱり、止めずに続けることって大切ですね。

 千葉師範代も役者業が多忙でなかなか通えていないんですが、最初にやっていた合気道の動きが意外と合っていることが判って、改めて合気道道場にも通っています。それが良かったんでしょうね~。全般的な技量が上がってきていますね。会員中、一番、上背があるので、前蹴りストッピングに戸隠流忍法式の踏み蹴りのコツを指導したんですが、ストッピングというより必殺踏み潰し?みたいな恐ろしい技になってしまいました・・・。

 ちなみに、うちの千葉師範代と千葉転會の千葉先生は別人です。何か、勘違いしているおバカさんが居たみたいなんで・・・(笑)。

 まあね~、「発勁は凄い!」「合気は凄い!」「試し斬りは凄い!」・・・といった先生は割りといらっしゃるんですが、“何でもできちゃう先生”って、ほとんどいないんですよね(間接的なオレ自慢?)。

 私は武芸百般を体現した人を育てたいんですが、やっぱり、好き嫌いがあるから剣術は嫌がってやりたがらない人もいますね。剣術やれば総合的な上達スピードが全然、違うんですけどね~。まっ、上達スピードが三倍になりますね。

 特に交叉法を深めるには、絶対に剣術が必要です! 拳法体術だけだと、どうしても打撃格闘技的な闘い方に引きずられて突き蹴りを応酬する間合で立ち止まってしまって、交叉法の意味が無くなってしまうんですよね~。

 それだとプロの格闘家や体格の大きなパワーファイターには勝てないでしょう。相手が打てなくて自分は打てる・・・という間合と拍子、角度をピンポイントで得ることで体格や体力を無効化できる・・・それが交叉法を使いこなすということであり、フリースパーリングやっていたらその感覚が鈍って、ついつい相手のリズムに付き合ってしまうんですよね。これは試合経験の豊富な人ほど、陥ってしまう罠なんですよ。

 武術の勝負は、絶対に相手に付き合ってはダメです。相手の動きに合わせながら自分の一方的なペースに引き込まなきゃ~ダメです。あるいは合わせないまま一方的にやっちゃうか? とにかく、相手に付き合ってはいけません! そのためには一定の間合に止まってはいけません。宮本武蔵だって、そういうことを言ってますよ。

 海外の武術家は自分の知らないテクニックは何でも貪欲に吸収しようとする人が多いみたいなんですが、日本の武道の先生は自分のやっていること以外にはまったく関心が無い人が多いですね。10年20年と同じことを繰り返すだけで、技のレベルが上がらない。

 同じことを繰り返すことで実力が上がると信じているのかもしれませんが、むしろ、年齢重ねて弱くなってしまったり・・・。

 昔は結構居た筈なのに、今では、いわゆる武芸百般を極めようと考える人は非常に少ないみたいです。桜公路先生は居合・試斬・太極拳・空手・柔術とやっていたし、澤井先生も柔道・剣道の他、棒術や合気術もやった。

 大山倍達先生だって、空手を深めるために柔道・試し斬り・大東流合気・ムエタイ・カポエィラなどを採り入れていますね。

 江戸時代だって、無眼流の三浦源右衛門なんて18流を免許皆伝したというし、剣術のみならず、居合術や柔術、弓術など複数の流儀を学ぶのは基礎的な教養だったのです。

 私は、拳法・空手・合気・柔などの素手の体術だけでなくて、剣・居合・手裏剣・槍・薙刀・小太刀・ナイフ・鎖鎌・ヌンチャク・釵・トンファー・棒・杖・半棒・カリスティック・弓などの武器術もずっと練習してきましたし、ピストルやライフル、サブマシンガン、ショットガンなどの操作法も研究してきました。

 身の回りの物を武器化するのも研究しているし、簡易的に武器を作るのもいろいろ実験してきています。

 今年になって、新陰流剣術・制剛流抜刀術を正式に入門して学び始めたのも、自分が前衛派の武術を創作している人間なので、逆に伝統的な流儀を比較研究したかったから。

 真剣に追及していたら、私のようになる筈だと思うんですよ。

 多分、現代武道が競技スポーツ化したせいで価値観が変わったんだと思います。複数の流儀を学ぶ人は非常に少ないですよね。

 青木宏之先生は超達人のレベルに入った先生だと思うんですが、その青木先生でも、もっと先に行こうとされていて、実はいろんな流儀に入門して学ばれています。

 武術マニアには青木先生が「日本剣術をわかっていない!」なんてネットで中傷したりする人間もいたみたいですし、今、私のところへ元新体道を学んでおられた方が通われているのですが、その方もネットの動画で見た青木先生の青竹斬りの映像を「姿勢が悪くて下手だ。青木先生は衰えてしまったのか?」と思っていたそうなんです。

「それは違いますよ。姿勢を固めて刀を振る遠心力で斬るのは誰でもできますが、あんな具合に背中を丸めて崩れた姿勢で青竹が斬れるというのは、斬る時に脱力して刀に重心落下のエネルギーを乗せて斬っている訳です。でなけりゃ、あんな太い竹が茹でた竹ノ子みたいにスカスカ斬れる筈がないでしょう?」と言うと、ハッとした顔をされて、「あ~、そうだったのか・・・?」と、非常にショックを受けた顔をされていました。

 先日の練習後には、「僕は、青木先生の本当の凄さを見抜けていなかった・・・」と、ポツリと言われていました。

 直接、習っていても、先生の本当の実力に気づかない人というのは居るものです。結婚して長く一緒に暮らしていても、嫁の気持ちが解らず、突然、離婚を迫られてパニクッてしまう人とか居るでしょう? そんなもんですよ。

 私が青木先生を心底、尊敬できるのは、お弟子さん達に自分が到達して得たモノをすべて渡していこうとされている点です。常に周囲の人達のことを考えられている。

 宗教家でもあるからかもしれませんが、武道の先生でそこまで博愛精神のある人には会ったことがありません。武術への探求心が薄い人が宗教に逃げるのなら理解できますが。

 70歳過ぎてから“剣武天真流”を興し、さらに76歳で新体道を発展させた“天真体道”まで創始してしまったんですよ~?(8/30に六本木SuperDeluxeにてライブ『天真体道パフォーマンス・危機一髪脱出大作戦』がありますよ!)

 生きてる限りは、ずっと進化していかないとダメだと思います。歩みを停めて自己満足に陥るのは退化しているのと同じですよ。だって、立ち止まってる間に時間は流れていってしまうんですから、相対的に取り残されていってしまいます・・・。

 私は、「達人だ」と周囲に持て囃されている先生方の孤独を感じます。「達人だ」と言うことでアンタッチャブルに祭り上げられて、“理解しようとされなくなってしまう孤独”です。

 だから、達人の弟子は劣化コピーになっていってしまうんです。7~8割りでもできれば上出来で、1/10、1/20・・・あるいは、師とは天地の差があったりします。

 どうしてこうなってしまうのか?というと、祭り上げて「自分たちのような凡人にはとても及ぶものではない!」と、自分で自分の意識を縛ってしまうからですよ。

 そこは、私は本当に恵まれていて、会員がちゃんとついてきてくれてますからね。進化することを恐れなければ、その人はどこまでも先に先にと進んでいけますよ。

 2~3年も経過すれば、うちの会員は別人のようになります。72歳のUさんは体重が50kgも無いような痩せて小柄な体格ですが、入会して1年で、パワー、スピードが若者もビックリするような感じになってしまい、驚いてしまいましたよ。

 1年前は、正直、ちょっとボケかかってるのかな~?という感じでヨロヨロッとしていたのに、今では駅の階段を一段飛ばしでタッタッタッと駆け上がってしまうくらい。ちなみに筋肉を鍛えた訳じゃありません。腕なんて私の半分の太さもありません。

 脱力して骨盤から動く・・・という私の理論通りにやっているだけです。

 元々、強かった人がより強くなったのなら、別に不思議じゃないんですがね~?

 うちの場合、目標が圧倒的に高いから、武術の世界で「達人しかできない」と言われていたような技程度は簡単に体現してしまえる・・・のかもしれませんね?

 だから、そんな考え方が違う私が教えているんだから、うちの常連会員さん達が異常な進化をするのも当然なんだろうと思いますね。

 ローキックを蹴られた箇所から跳ね返す技も、大体、皆、できるようになったみたい。タイミングが取れれば、大丈夫なんですよね~。

 そういえば、USA支部長がユーチューブで模擬刀使って寸勁斬りや逆手斬りでダイコンを斬るパフォーマンスを出しています。「真剣が欲しい~」と言っていましたが、「模擬刀でダイコン切って練習してみたらいいですよ~」って勧めておいたんですね。

 大分、練習したみたいですね。登録証の関係で日本刀を海外に持ち出すのはややこしいもんだから、仕方がないんですが、何とか一振りはプレゼントしてあげたいですね~。

 USA支部長は、もともと某流儀の実力者で、全米一のアクション・コーディネーターに游心流の技を教えているので、近いうちに、ハリウッド映画に游心流の技が使われるだろう・・・とのことでした。


 武術は口で論じるものじゃありません。

 できるか、できないか? できるなら、いかにすればできるのか?という合理的説明ができなくては何の意味もありません。

 私が、もしも、口先だけで実際には何の実力も無い人間だったら、とっくの昔に消えているでしょう。それなりの実力があって、人に教えて体得させることができるから、続けていられる・・・と考えるのが“まともな人間”の思考法でしょう。

 私、最近、青木宏之先生が基準になってしまったので、どんな強いと言われている人を見ても、「ふぅ~ん・・・でも、あそこが空いてるよな~」と、意識の抜けてる箇所(弱点)が判るようになってきたんですね。

 どれだけ肉体が強くても意識が抜けてるところを突けば、人間って簡単にやられちゃいます。人体は隙だらけなんですよ。虚実の判別がつかない人間は武術やっても無駄です。

 先日、シダックスに柔道をやっていた方が来られたので、いくつか技を実演してみせましたが、私が逆関節技で固められているところから抜けてみせたり、片手を両手でしっかり掴まれているのを簡単に外してみせたところ、「何か、軟体動物みたいな感触です」と言われていました。

 要するに、タコやウナギがヌルッと手の内から逃げるような筋肉の状態でないとダメなんですよ。それができれば大抵の固め技から抜けられます。

 以前、大阪でセミナーやった時の参加者も、私が脱力のやり方を実演していたら、「ええっ? ここまで力を抜かないとダメなんですか?」と、非常に驚かれていました。

 戦いの最中に力を抜くというのは、心理的には非常に難しいかもしれませんが、そうした方が圧倒的に有利に戦えるのは事実です。

 ただし、力を抜いて、より大きなパワーを出すという身体技法を使えないとダメなんですが、こればっかりは感覚的に体得するしかないですから、体得したい人はセミナーや講座においでください・・・と言うしかないですね。

 とにかく、何かを学んで体得していこうと思うなら、謙虚に学んで自分で考えて応用力を養うことです。

 基礎基本が無い人間が応用しようとしても無理です。が、基礎基本が大事だからと、それしかやらない人は進歩しません。

 基礎基本をやりつつ、応用発展させることを常に考えていなければなりません。これからは進化できるカリキュラムがないと武術は廃れていく一方でしょうね。

“兵法”というのは、戦いの考え方であり、戦術が大切なんですね。戦術も無しに技だけ磨いても勝負には勝てません。

“平法”は、常在戦場の意識を忘れることなく日常生活を送ることです。

 要するに、重要なのは“意識”のコントロール法、つまり、“心法”なんですよね。考え方を変える“発想の転換”こそが本当の武術の極意なんです・・・。


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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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