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『精武風雲』だったよ~

るろうに剣心』の感想のところで、ドニーさんの陳真の映画を『精武英雄』と書いていたかと思いますが、香港カンフー映画マニアの小塚師範代から「『精武風雲』ですよ」って指摘がありました。

 小塚師範代と一緒に新宿武蔵野館で観たのに、タイトル間違っちゃったよ~ん(苦笑)。
 それはそれとして、先日のセミナーで九州から最近、毎回通ってこられている参加者の方からお土産に戸隠流忍法を学んで独自のマーシャルアーツ流派を興した外人さんから、その人が考案したという寸鉄風の隠し武器を頂戴しました。

20120916.jpg

 これ、プラスチック製で、六角レンチ兼用にもなっているので、一見して武器には見えません。

 寸鉄とか知らない人が見たら、どういう具合に握って使うのかすら解らないでしょう。

 でも、「一見して武器に見えない」「どうやって使うのか解らない」というのは、暗器として理想的なんですね。

 有名なところではアメリカで活躍されている空手家のクボタ先生が考案したクボタン(コブタンという名前でも広がっている)がありますが、この武器はセンスがいいな~と思いましたね。

 流石、忍法を学んだだけあって、パッと見、武器に見えないというのはスグレ物です。

 次回のセミナーは武器術なので、そこで用法を説明しようか?と思って、帰ってから捻くり回して使い方を工夫しました。

 私も海外に游心流を普及する時は護身グッズを作って儲けようかな~?と思っているんですが、護身グッズの問題点というのを考えると、やっぱり基本的に体術ができれば武器は周辺にある物を応用できるので、護身術としてより合理的な体術を考案するのが一番、重要だな~と思っています。

 ただ、うちの会でも体術が好きな人は武器には目もくれない傾向がありますね。

 あるいは特定の流派だけが好きという人も結構いるものです。

 こういう人達は教えても自分の好きなことしかやろうとしないので、自然、上達は遅れてしまいますね。

 私は、以前から「日本の武術は剣術・居合術を学ばないと本当の意味は理解できない」と言ってきていますが、これはもう、やればやる程、強く思うようになってきています。

 もっとも、剣術・居合術だけしか知らなければ、それがどう他の武器術や体術に繋がっていくのかが見えてこない人も多いみたいです。

 例えば、現在の剣道から素手の柔術への展開を考えることは不可能に近いでしょう。

 何故なら、剣道は競技偏重になっているので、使う技が、面・小手・胴・突きしかないからです。

 しかし、剣道形を練習してみれば、案外、合気道の剣と共通性があったりするんです。

“木刀で斬る”という動作だからでしょう。

 現代居合道の主流である夢想神伝流、無双直伝英信流となると、奥伝に柔術の理合が含まれていますから、もっと濃厚に理解することができます。

 これが古流剣術・居合術になると、さらに明確に体術との関連がうかがえます。

 私が転會(まろばしかい)に改めて入会志願したのも、それを具体的に確かめたかったからなんですが、無論、天然理心流や香取神道流のように柔術も伝承している剣術はざらにあるのです。

 私が交叉法の研究の過程で重視するようになった“差し手”の技法も、一刀流の切り落とし、新陰流の合し撃ちを素手でやったらどうなるか?と考えて、太気拳の高等戦術であるとされる差し手を理論的に研究していったものです。

 結局、見様見真似でやっていても中々体得には結びつかないのでしょうが、明確に理論的意味を理解した上で練習することで、体得のためのハードルは低くなっていくのだと思います。

 そして、当初は予想していなかった様々な拳法流儀の戦闘理論も解読できてきた訳なのです。

 ここに至って、剣術と拳法は原理的に重なりました。

 そして、交叉した瞬間に合気を効かせることで体の合気も可能になる・・・と考えて研究してきましたが、これも的外れではなかったようです。

 今の調子だと、来年には10人くらい体の合気らしきことができる人間が育つと思いますね。何しろ、修行歴一年の72歳で体重50kgも無いような人ができるんだから。

 まあ、物真似じゃおもしろくないので、もっと凄い技ができるように進化させていきたいと思っていますし、それは充分に可能だと思っています。

 流石に定期的に通ってもらわないと無理だとは思いますが・・・。

 来年の月例セミナーでは、こうした高級技法の体得を念頭に置いて指導していこうかな?と思っています。

 既にセミナーだけ通って5年くらいになる人もいます。月一回であっても理論と実技を兼ねて集中して学ぶことが上達の近道になっているようです。

 例えば、入会しても全く通えない人もざらにいらっしゃるんですが、それでは意味がありませんね。まだDVD見ながら独習した方がずっとマシだと思います。

 仕事が多忙な方は、無理して入会しないでDVD買って何度も見直してもらった方が良いと思います。値段が高いのには、それなりの理由がある訳ですからね。

 一度も教えたことが無いのに地方から初参加して常連会員と変わらないくらい上手い人が、これまで何人かはいらっしゃいました。

 おかしいな~と思ったんですが、DVDを見て練習した結果だそうでした。

 他流はいざ知らず、游心流に関しては、上達の要は理解力です。技の原理とメカニズムを理解すれば技は勝手に上達していきます。

 逆に、ただガムシャラに練習しても意味がありません。

 上達しない人に共通するのは、頭が堅い人・自己満足で運動をこなしている人・筋肉運動理論から抜け出せない人・・・です。

 はっきり申し上げますが、游心流は脳力開発法です。徹底的に頭脳を使って訓練しなければ意味がありません。

 特に、戦闘理論に関しては極論したら誰にも習わずに私の頭の中だけで組み上げたものなのです。

 もちろん、膨大な情報をインプットして分析し、10年20年と実際に使えるかどうかを実験検証しながら組み上げてきたものなので、そういう意味では0から独力で作ったとは言えませんが、特定の誰かに習ったものではないことは事実です。

 ただ、習った先生は数十人おられますし、研究した流儀は二百は下らないですね。

 だから、私は自分が日本で一番、武術を研究している人間だと自負している訳ですが、まっ、想像はつかないと思いますよ。単なるハッタリとしか思えないでしょうからね。

 そう思いたい人は勝手に思ってもらって構いません。

 私は、私を信用して習いに来た人に真摯に応えたいだけで、疑ったり足を引っ張ってやろうとか思ってる人間にかまってやる余裕はありませんからね。

 そして、現実に達人、超達人と呼べるに足る人間を沢山育てたら、否定したくてもできなくなるでしょう?

 論より証拠ですよ。

 結果出せば誰も文句言えないんです。

 そして、武術は凡人を達人に確実に変えるチカラがあります! それも、誰もが思っているより遥かに簡単に短期間に・・・!

 私はその秘密が解けたので、これから普及活動に励みますよ。

 悪口言ってるヤツには教えてあげな~い・・・(笑)。



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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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