コンテントヘッダー

新作DVD『合気の応用』ほぼ完成

 新作DVDの粗編集が終わり、チェックと追加撮影分を駅前のカラオケでやりました。

 いんや~・・・自分が監修していて言うのも何なんですが、物凄っい高レベルの技を、冗談のように簡単に解説実演していて、何か、これ見たら武道の認識が180度変わっちゃうと思いますよ。

 一年前は認知症になりかかってるのかな?と思うくらいだった72歳のUさんが、どう見ても伝説の合気の遣い手にしか見えなかったり、指導陣の自在な技ももちろん、游心流最年少指導員のNさんの太極拳・八卦掌・空手の驚くべき身法レベル・・・と、見所満載で、私もこんな武術DVDはいまだかつて見たことがありません!

 もし、これ見てケチつける人間が居たら、どれだけ名の有る人物であっても、私は「アンタ、目ン玉、腐ってんですか?」って言えます。

 それぐらい、皆のレベルが尋常でない水準に達しています。遊びながらグングン上達していっている様子は、何か武道や武術の練習とは別物のように見えるでしょうが、これこそが游心流が追究してきた上達の方程式なんですよ。

 闘争心に任せてダメージを与えあって競う練習ではダメなんですよ。

 今回のテーマである合気ということでは、佐川幸義先生の伝説の“体の合気”が中国武術で言うところの“抖勁”と同様の技法であると考えて示している訳ですが、これも技の質としては何段階かあるということも判明しています。

「力が集中する瞬間に堅くぶつける」のが第一段階とすれば、「当たってから力が作用するまでのゼロコンマ何秒のタイムラグに化勁を効かせて発勁で跳ね飛ばす」というのを第二段階と考えています。

 最初はタイミングを合わせて発勁するだけでしたが、今は、当たってから力が作用するまでに極めて僅かながら時間差が生じることが体感できるようになったので、当たってから受け入れるようにしておいて跳ね返す・・・ということができるようになりました。

 後者は脱力技法ができなければできませんが、前者はタイミングが読めれば特別難しくはありません。

「馴れ合いの練習で強くなれるのか?」と文句を言いたい方もいるでしょう。

 心配無用です。

 我々の技はまともに食らえば死ぬ“必殺技”を練習しています。

 重心移動で生じる力は自分で力感が無いのでピンときませんが、受けた側は、あまりの威力に愕然となります。

 軽く打たれただけなのにダンプカーに跳ね飛ばされたのようにふっ飛んだり、打たれた瞬間は特にどうということもなかったのに、後から後遺症(血尿が出たり身体が鉛のように重くなって動けなくなったり色々)が出たり・・・。

 つまり、人体が耐えられない威力なのです。

 馴れ合いでなければ危な過ぎて練習できないのです。

 私は若い頃は型稽古なんて馬鹿にしていましたが、今はよく解ります。こういう類いの技は型や約束組手でしか練習の仕様がないのです。

 もし自由組手でバシバシ出したら、マジで死人が出てしまうでしょう。

 先日の木曜日の稽古でも、熱中していたUさんの顔面にKさんの肩発勁が入ってしまい、Uさんはメチャクチャ痛がっていましたが、まさか“肩で打たれる”とは思ってもいなかったので無防備に食らってしまったようでした。

 この、「予想していない時に技を食らう」というのが一番危なく、逆説すれば一番、有効なんですね。予想している技に関しては百パーセントの威力を食らうことはまず無い訳ですが、予想していない時に食らうと百パーセント効いてしまう訳です。

 考えてみてください。ボケッと突っ立っている人にいきなりバックドロップ掛けたら、受け身もできずにモロに食らって死んでもおかしくないでしょう?

 必殺技の本質は、“相手が予想もできない技”という点にあり、だからこそ武術は本来、秘密主義なのです。深く知っている人ほど、知らないフリをして隠すものなんです。

 それを自覚していれば、単なる競い合いとは次元の違う超然たる精神になり得ますから、ケンカや試合の強さしか念頭に無い者を恐れる理由はありません。

 ちなみに、組み居合をやっているところでは、打ち太刀の小塚師範代の持ってるのは真剣です。無論、刃挽きではありません。当たったら斬れますよ。

 これも手順はまったく決めていません。アドリブです。

 つまり、私が失敗したら大怪我するか、下手すれば死ぬ訳です。そうすると、小塚師範代も業務上過失傷害とか過失致死の罪になってしまう・・・。

 いろんな意味で打ち太刀の恐怖心も並みではない筈ですし、北島師範が、「小塚さんは凄いな~。僕は恐ろしくてたまらなかったけど・・・」と感心していました。

 最初は私が遣おうか?と思ったんですが、彼なら真剣も扱えると思って、私は模擬刀を遣いました。

 素手の武道、格闘技しかやったことの無い人は、素手の技を一発二発食らうぐらいは屁とも思っていないものです。

 が、真剣の一撃を素手で受け止めることはできません。

 真剣がどれくらい斬れるか?というのも、各種のマキワラ斬りを収録したので理解してもらえるでしょう。逆手で抜いて斬るというのもやりましたし、寸勁斬りもやりました。

 単純に比較戦術論で考えれば、他人のできない、知らない技を多数知っている人間の方が優位にあります。

 その上、殺すか殺されるか?という観点で考えている人間と、単に技量を競おうと考えている人間の戦い方が同じである筈がありません。

 前者が武術の基本の思考であり、後者とは別物なのです。

 例えば、警察や軍隊で射撃より格闘術を重視したりするでしょうか? 世界中で素手の格闘術しか練習しない警察や軍隊は無いでしょう。

 どうも、格闘術と武術をごちゃごちゃに混同して考える人が少なくありません。全然、別物と考えた方が明白に分類できるのです。

 もっとも、そこまで明言できるのは、武術の研究が深く進展したからに外ならないでしょう。

 正直、ここまで研究が進展してしまうと、後は個別の技をより洗練させていくしか道がありません。

 私だけができるのではなく、指導員クラスの常連の会員もできるし、真面目に続けている会員もできる。

 脱力技法の奥深さは、結局、固定観念を捨てることで人間の潜在能力がどんどん目覚めていく・・・ということだと思います。

 簡単にできて、30年も40年もやらねば体得できないと思われている技をすぐに体得できてしまう・・・。

 これは最早、武術の革命だと言えると自負しています。


 来週からは量産体制で発送できそうですので、注文も受け付けます。2万円ですから安い買い物ではありません。一般に流通している武術DVDとは内容が著しく異なっているので同列で考えてもらいたくないのです。

 本気で体得したい方だけ御注文ください。

 しかし、期待を裏切ることはないと確信しています。繰り返し見て理解してもらえれば、誰でも達人の領域に入ることができる! それだけの秘訣を解明できたと思っています。


※※※ 事務連絡 ※※※
新作DVD・『合気の応用』
価格 20,000円 (送料はこちらで負担致します。)
下記URLにてご注文受付中 
http://infoyushin.blog.fc2.com/blog-entry-12.html
関連記事
スポンサーサイト
このページのトップへ
コンテントヘッダー
著者プロフィール

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

FC2カウンター
リンク
最新記事
カテゴリー
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

月別アーカイブ
ブログ内検索