コンテントヘッダー

武器術セミナー感想

 10月は武器術でしたが、今回は、武器の構造を知ってもらおうと思いまして、自動式拳銃(COLTガバメント系ハイキャパ4.3デュアルトーン)と回転式拳銃(COLT PYTHON .357マグナム・8インチハンター)のガスガンを一丁ずつ持って行きまして、自動式の方はその場で分解組み立てを実演してみせました。

 まず、マガジン(箱型弾倉)を外し、スライド(遊底)を半引きにして溝を合わせてスライドストップ・ピンを抜いてスライドを前方に引き抜きます。

 参加者からは、「ドライバーとか使わないでここまで分解できるんですね~?」と驚きの声もありました。

 普通、機械の分解はドライバーやレンチが必要だと思うのが当然ですよね。でも、銃というのは小まめに手入れしないといけないので、クリーニングが必要な箇所は割りと簡単に分解できるようになっているんです。

 更にバレル(銃身)も外してみせて、「ここまで分解すれば射撃後の分解掃除ができます」と示しましたが、銃身の短さにも驚きの声がありました。「こんな短い銃身で当たるんですか?」と・・・。

 確かにライフル銃と比べたら、拳銃の銃身は指の長さ以下だったりしますからね~。こんなんで当たるのかいな?と思うのも無理はありません。

 飾っておくコレクション派の人だったら銃の分解なんかできなくて構いませんが、コンバットシューティングとか実際にバンバン撃つ人間が、通常分解もできなかったら話になりません。

 もちろん、建前上、ガスガンやエアガンの分解はしてはならないことになっていますが、カスタマイズして使う人なら分解のやり方は知らないとダメなんですよね。

 ましてや実銃を使うなら、通常分解してクリーニングができないと火薬カスや弾丸の削りカスが銃腔や薬室に溜まって性能が落ちてしまいます。

 ベトナム戦争で実戦投入されたばかりの頃のM16ライフルは、軽合金とプラスティックを多用した銃で「クリーニングしなくともバンバン撃てる」と誤報が広まったために作動不良が続出して大変なことになったそうです。

 それで、クリーニングの徹底指導と、ボルトが不完全閉鎖した時に強制的に押し込むボルト・フォアードアシスト装置が組み込まれたM16A1に変更され、ようやく傑作アサルトライフルとしての地位を築いたそうです。

 このM16A1も、M16A2、M16A3と変更され、現在はM4A1となっていますが、5.56mm口径の威力不足から長距離狙撃もできる7.62mm口径を使う派生モデルなども増えていますし、超長距離狙撃ができる.338ラプアマグナムを使うスナイパーライフルも採用されるようになっているのが現在のミリタリーやSWATなどの流行のようです。

 本当は、そういうアサルトライフルの電動エアガンなんかも持ってきて説明したかったんですが、取り敢えず、護身術の観点から遭遇しやすいような拳銃への対処法を知って欲しかったんですね。

 それと、最近のガスガンなんかは結構な威力があるので、これでビシバシ撃たれたら暴漢でも怯むと思うんですよ。目に当たったら失明するくらいの威力はありますし・・・。

 だから、護身用を考えればガスガンやエアガンを持つのも有効性があると思うんです。

 小石や手裏剣より命中精度も連続射撃性能も高いし、電動フルオートエアガンに500連発マガジンとか装着したらスゴイですよ!

 この日持参したガスガンも、撃ってみせたら結構な威力があるのに驚かれた方もいらっしゃいました。

 クラウンのパイソン8インチなんて、えらい安かったんですが、威力は結構強くて驚きますよ。

 護身用にエアガン、ガスガンを持ち歩くのはどうか?と思いますが、家に持っておくのは悪くないと思います。ストーカーに付きまとわれている女性は装備しておいていいかもしれませんね? ナイフで襲ってくる相手でも顔面にバシバシ撃ちまくれば怯む筈。

 エアガンは、よく猿とかカラスの撃退用に使われたりしていますが、本物の銃を使えない庶民にとって有り難い道具です。

 最近は女性向けのサバイバルゲーム・チームなんかも出来ていますから、そういうところに入れば初歩から教えてくれるでしょう。


 さて、銃の解説で時間を食ってしまい、この日は妙に時間が短く感じられ、棒術や無刀捕りとかやっていたら、あっという間に終わってしまいました・・・。

 何か予定していた内容の半分もできなかった・・・。

 帰りに小塚師範代からも提案がありましたが、武器術は2回に分けた方がいいかも知れませんね~? ご意見を聞かせてください。

 ただ、アメリカでジークンドーを修行されていた山田先生(幸手市にて武術やベリーダンスのスタジオを経営)からフィリピノ・カリの解説をしてもらったので、皆さん、感銘を受けられていた様子です。

 先日、相模原の稽古会に来られた時も、うちの会員が感心していましたが、本場で学んだ人はやっぱり違いますよ。一回、セミナーやってもらおうかな~?と思っています。

 世界の武術は日本では想像もつかない程、進化し続けています。

 武道の母国という驕った考えではなく、伝統を発掘しつつ、より発展させていくことを考えないと、日本は取り残されてしまうでしょう。いや、もう既に取り残されているかもしれません。

 日本武術の精華は、“合気と剣”だと私は思います。

 体格が小さく草食系の日本人は、力に力で対抗することをやっても勝てる道理がありませんからね。

 相模原本部でも、今、毎日使える道場の場所を探しています。広い場所は無理でも常連会員が自由に稽古したり個人指導したりできる場所があれば、今の何倍もレベルアップできるでしょう。

 私も試し斬りと手裏剣、それからサンドバッグ・トレーニングとかはもっとやりたいんですよね。武器術は人目に触れると誤解されやすいので、練習そのものをあまり自由にできません。

 学生時代までは田舎の家が広かったんで、庭で自由に練習できたんですが、体育館でも限界があるし、自分の道場が無いと武器の練習は難しいですね~。

 世間的な認知度が上がれば場所を提供してくれる人も居るでしょうが、今のところは自分達で何とかするしかありません。もっとも、自分でやった方が安心確実で、早い。

 何しろ、武術業界は、「昨日の友が今日の敵」が当たり前の業界なので、下手に仲良くコラボしていても、俺が俺が・・・タイプの仕切りたがる人間ばっかりで、どんなに謙虚そうに振る舞っても、要は「自分さえ良ければいい。人は利用するものだ」というのが本音の人が多いんですよね~。

 最初は謙虚でも、手のひら返す人が多いですよ~。教えた人間でさえ、そうなってしまう人が少なくありません。だから、武術関係者とは気持ち悪くてコラボしたくないんですよ。ほんっと~に、コリゴリです。

 そうですね~。だから青木宏之先生とか、ごくごく少数ですね~。今、付き合いのある先生は・・・。

 まあ、あんまり疑心暗鬼になってもいかんとは思うんですが、もう私独りじゃなくて会員にしろ付き合いのある先生方や団体にしろ迷惑を掛けたくありませんから、注意してし過ぎることはないだろうと思っています。

 活躍している先生だって、楽に稼いでいる人なんかいませんよ。活躍度が大きければ大きいほど、団体の運営とか人件費とかでカツカツなのが普通です。

「長野はいろんな団体の技を盗んで一派を名乗ってけしからんヤツだ!」なんて陰口叩く先生もおられるそうですが、「フザケルな!」の一言しか感想はありません。

 はっきり申し上げておきますが、今の日本の武術業界で私以上に武術文化の復興を目指して研究している人間はいないと断言できます。

 大抵は、武術を利用して自分の名前を売りたいだけですよ。

 どうしてか?

 簡単なことです。自分のやっている流儀を広めることしか考えてないでしょう?

 私は武術やっている連中はほとんど嫌い! 気持ちが悪い。自己チュー人間ばっかり。

 しかし、武術は大っ好きです! 本当に人類が生み出した大発明ですよ!

 だから、自己チュー人間の捏造・虚偽を徹底的に暴いて、武術の文化としての本当の価値を明らかにし、歴史にきちんと位置付けるのが私の果たすべき天命だと思っています。

 その大仕事を果たすために私は生きているんだと思っています。

 その大仕事とは・・・

1,達人を多数育てる!(これは順調です)

2,誰もが達人になれるシステムを確立する!(これも順調)

3,世界中の武術文化の学問的観点での社会的位置付けと個別の流儀の研究と継承!(これは私一代じゃ無理だろうな~)

・・・の、主に三つです。

 流派を立ちあげて、その枠組みの中に閉じこもって普及を目指すだけなら、別に難しくはないでしょう。でも、私はそんなセッコイ人生で満足できません。

 将来的には武術で金稼がなくてもいいようにしたいので、小説家養成講座とか通ったりしている訳ですし・・・。

 自己チュー武術バカ連中に何と思われようが、気にしません。「お前らのレベルで考えてるんじゃねえよ。まっ、スズメは好きにさえずってろ」ってことです・・・。

関連記事
スポンサーサイト
このページのトップへ
コンテントヘッダー
著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

FC2カウンター
リンク
最新記事
カテゴリー
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

月別アーカイブ
ブログ内検索