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谷垣監督頑張って

 日本の・・・と言うよりも、もはやアジアを代表するアクション監督の一人と言うべきかもしれない谷垣健治監督が、先週木曜日放送のNHK・BS1『エルムンド』に出演されていたので、稽古が終わってデニーズでお喋りしてからダッシュで帰って観ました。

 何か、なかなか登場されないので「もしかして違う日なの?」と思ったりしていたら、番組後半に、ようやく登場されました。

 多分、5分くらいの短い時間だったんじゃないか?と思うんですが、非常に密度が濃くて一時間くらいのドキュメンタリー番組を観たような感じがしましたよ。

 香港に渡ってから現在に到る軌跡をササァーッと紹介しながら『捜査官X』のシーンや『るろうに剣心』『猿飛三世』の演出風景なんかもインサートされ、谷垣監督自らのマシンガントークによる解説が入りつつも、「何か説明すんのメンド臭っ!」みたいに動いてみせる谷垣監督の姿は“全身アクションバカ”っぷりが溢れていて、知ってる人なだけに何か笑えてしまいました。

 やっぱね~、男は少年時代の夢を40になっても50になっても、それこそ死ぬまで一途にわき目もふらずに追いかけて、アレッ?と気づいたら三途の川に立っていた?なんて生き方するのが正しいんですよ!

 だから、そういう生き方してる人に憧れるし、自分もそうありたいと念願している次第ですが、私はまだまだ邪念が多くていけませんな~。

 谷垣監督直々のお薦めだった『捜査官X(原題・武侠)』は、忙しくってついに劇場では観れなかったんですが、香港カンフー映画マニアの小塚師範代がDVD貸してくれたんで、オーディオコメンタリーやキャスト・スタッフのインタビュー等も含めて楽しみました。

 そちらでもオーケンを聞き手にいろいろ解説されていたり、インタビューでも話されていたんですが、本当に谷垣監督は話しているより動きたい!という感じで、身振り手振りどころじゃないですね。

『エルムンド』でも芝居用の模擬刀を使って即興でアクションをやって見せたり、映画(多分、孫文の義士団か?)の格闘シーンの練習風景や打ち合わせなどのシーンもインサートされていましたが、そこらの武術家よりずっと動けるし上手い。

 全然、見せかけだけの武術家とかいくらでも居るんだし、もう“武術家”って名乗って欲しいくらいですよ。私が認定しますよ。あ~、そうだ。マーシャルアーティストって名乗ればいいんですよ。俺も海外行く時は名乗っちゃおぅっと・・・(笑)。


 そうそう、『捜査官X』ですが、ドニー・イェンは中盤までほとんどアクション見せないんですが、ここがミステリーとして中々面白いところです。

 タメてタメて、一気に爆発!というのがアクション映画の醍醐味ですよね~。

 ちなみに谷垣監督は前半に出てくる二人の殺し屋の一人を演じていますが、弱いフリをしているドニーさんの策略にはまって死んじゃいます。

 この辺りはジャッキーも得意にしているアクションですが、あちらはコメディで、こっちはミステリー。金城武演じる捜査官が妄想的な推理でドニーさんの正体に迫っていく下りが面白い。

 でも、やっぱ、ドニーさんは怒涛のハイパー・カンフーを披露してくれなきゃイヤッ!という方も、御安心ください。

 クララ・ウェイ演じるオバチャン殺し屋との戦闘で、ついに正体が暴かれたドニーさんの豹拳(猫拳かと思ったよ・・・)が炸裂! オンボロ屋根の長屋をパルクールみたいに飛ぶように走ってのおっかけっこが凄いです・・・ちなみに、ここはワイヤー使ってなくてマジ走りしたってんだから、流石、香港アクション!

 そして、組織の長である父親ジミー・ウォングとの対決は、何かカンフー積み木崩しか刃牙VS範馬勇次郎か?って感じでコワ過ぎます・・・。

 ジミーさんはその後、脳梗塞で倒れてリハビリ中との噂を聞いておりますが、あのカリスマ性はジミーさんしか出せない。頑張って復帰して欲しいです・・・。

 それにしてもドニーさんは私と同じくらいの年の筈だから、もう50くらいでしょ?

 やっぱ、プロは凄いな~と思いましたね。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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