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雪道歩くコツ

 会員さんから質問があって、「雪道で転ばないように歩いていたら丹田歩法みたいになったんですが・・・」というものでしたが、要領としては一緒なんです。

 コツは、足裏をそのまま上げて、そのまま下ろす・・・という八卦掌の“平起平落”のやり方です。雪道だとスリ足は無理ですが、普通にカカトから着地して蹴り上げて歩こうとすると滑りやすい訳です。

 アイスバーンになってるところで普通に歩くとツルッと滑って体勢を崩して転ぶ訳ですから、地面を蹴る動作をやらないことが肝心です。

 実は、この訓練をするのに、日曜日の公園の稽古では舗装されていない砂利の多い土の地面がある築山の上でやるようにしているんですが、ここだと地面を蹴る動作をすると砂利で滑ったりしやすく、雨や雪の後の泥濘んだ時には滑って転びやすい・・・。

「そんな足場の悪いところでやるのは危険じゃないか?」と言いたい人も居るでしょうが、発想が逆なんですね。

 足場が悪い場所で動けたら、普通の場所では自由自在に動けるようになる訳です。

 最近は、ちょっとでも危険だと思ったら安全に安全に・・・という考え方をする風潮がありますが、そんな過保護な環境でやっていたのでは実戦に通用しなくなりますよ。

 先日も、会員が八卦掌の走圏をカカトから踏んでやっていて、私は黙ってしばらく見ていたんですが、霜が溶けて泥濘んできたので、案の定、ヌルッと滑っていました。

 そこで、「カカトから踏み込むと滑る・・・」と指導しました。

 自分でうまくいかない経験をすることによって、改善の必要性が自覚できる訳です。

 何でもかんでも一から十まで教えていたら、会員が自分で考えなくても私に聞けばいいんだと安心してしまうでしょう。そうなったら、伸びなくなりますよ。

 無駄に思えても、こういう試行錯誤を繰り返す体験が重要なんです。

 あるいは、滑らないように・・・と注意していても滑る時は滑る・・・。そういう場合は、無理に耐えようとするより、自分から丸まって受け身を取った方がマシです。

 失敗しない方がいいけど、失敗したら仕方がない。ただし、被害を最小限に留めるようにするとか、再挑戦の糧にするのが賢明なやり方です。

 一番、悪いのは、失敗しても認めないで反省もせず、同じやり方を続けてしまうことです。

 こういう人は、同じ失敗を何度も何度も繰り返し、その度に自分の問題を自覚しないで外部に問題点があると責任転嫁してしまうものです。

 そんなことを続けていれば、周囲から人が離れて孤立していくだけでしょう。たとえ人が集まってきても、心の無い、信義を知らない烏合の集団となるだけですよ。

 誤解する人が居るので書いておきますが、私はアンチファンが多いですが、応援してくれる人も大勢居ます。だから、頑張ろうというモチベーションが続く訳です。

 それに、心理学的に考えても面と向かって敵愾心を燃やす人は、それだけ深く関心を持っている訳です。嫌い嫌いも好きのうち・・・って心理。

 本当に心の底から嫌いだったら、無視するものですよ。

 私は殺してやりたいと思ったくらい嫌いな人に関しては、一度も批判したことがありません。名前を書くのも嫌だから。

 先日のセミナーでも、「長野さんは甲野さんが嫌いなんじゃないんですか?」と質問されましたが、そんなにまで嫌いじゃありません。だって、面白過ぎるじゃないですか?

 だから、私にツッコミ入れられたら、「やったー!」って、若手芸人のように喜ばなきゃ~ダメですなんですよ(ホントか?)。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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