コンテントヘッダー

三重に支部開設か?

 17日の日曜稽古会は、三重から会員のIさんが参加してくれました。

 個人指導希望だったんですが、「日曜日の稽古会にも参加してくれたら他の会員にも紹介できるから」・・・と誘った訳です。

 彼は2年前くらいにシダックスに毎週通っていたんですが(三重から夜行バスで来て夜行バスで帰っていた)、特に武器術に関しては天性のセンスがあり、これは本格的に教えたら凄い遣い手になれるかも?と思っていました。

 この日も、稽古会の後にファミレスで食事してから、研究室で武器術中心に指導する予定でいた訳です・・・。
20130224_003.jpg

 あっ、そうそう。またもや余談です(苦笑)!

 会員の報告で、「トレーニングのために部屋を借りるなんて他の住人に迷惑だ。長野は非常識な人間だ」と、例によって件の人物が書いているそうなので、書いておきます。

 この研究室は「個人指導するために広めの部屋を・・・」と、不動産屋さんに相談して紹介していただいたものであり、最初から使用目的を告げてお借りしています。

 もちろん、不動産屋さんは長くお世話になっていて、私が超絶貧乏生活していた20代後半の頃からのお付き合いで、社長さんは、私が本出したり地元タウン誌に載ったりした時は「長野くん、よかったな~」と自分のことのように喜んでくださいました。

 未だに「長野くん」と呼ばれるのは、ちょっと恥ずかしい気もしますが、それだけダメダメな時代を知っていて、私が活躍するようになったのを喜んでくださっている恩人なんですよ。

 だからこそ、不動産屋さんの方で「1Fでないと他の住民に迷惑になりますからね~。どこがいいかな~?」と、わざわざ選んでくださった訳です。

 どうも、この人物は、勝手に「契約内容と違う目的で使用している」と思い込んで私を“非常識だ”と書いているらしいですが、“事実誤認で他者を誹謗中傷しているだけ”で、自分のやっている行為こそが非常識の極みである事実に気づいてませんね。

 一つの物事には、それが成立する様々な要因が複雑にからんで影響しているものであり、一面から見て自分の考えで勝手に解釈することは事実誤認を招くだけです。

 まして、自分勝手な推論で他者の名誉を傷つけようとするのは、純粋な悪意しか感じられません。本人に電話で聞いた時は「俺は長野さんには何の恨みもないよ」と言っていましたが、どうにも言ってることとやってることがチグハグな印象を受けます。ひょっとして精神疾患を患っているのでは?とさえ思うのですが・・・。

 他者を批判するからには、批判するに足るデータを示し、批判の根拠を明らかにするのが筋でしょう。少なくとも私はずっとそうしてきたつもりですし、誰に聞かれても「これこれの理由で批判しているのです」と明確に答えられます。

 だからこそ、相手の名前をはっきり書いて批判してきた訳です。これは、“批評”というものであり、無責任に他者を中傷するのとはまったく別次元のことです。

 例えば、私が特定の有名な武術家を批判している場合、それは一般には知られない裏事情を知った上で、関係者への迷惑が及ばない範囲を検討した上で“無難な水準に引き降ろして”批判しているのであり、単に“徹底糾弾してぶっ潰すのが目的”であれば、もっとエゲツない裏事情をバンバン暴露していますよ。

 批判されている人達が私に反論しようとしないのは、私が“手心を加えて牽制しているに過ぎない”ことを自覚しているから、薮をつついて毒蛇を出すようなヘマをしないように黙殺している訳です。面と向かって訴えたりすれば自分がボロを出さざるを得なくなるからですよ。

 つまり、書いているのは私の知り得た情報の1/10以下でしかないのです。素人考えで文句を言うのは無知故の感情論でしかありません。プロの情報網を侮ってもらっちゃ困りますよ。

 今の私には、自分の今現在の付き合いのある関係者や会員を護らねばならない義務と責任があります。風評被害に関しても、できる限り、事実を明らかにして誤解が広まることを防がねばなりません。よって、既に練習にも来ていないYさんのことを書いたのも、誤った情報が広まって彼の立場が悪くなることを防ぐのは私の責任だからです。

 従って、過去に世話になった人との関係を絶っても(この人物の師であり私のかつての師であった先生には昨年、絶縁状を送りました。詳細は割愛しますが、この人物が誹謗中傷を続けるのであれば内容を公表して具体的な理由を説明せざるを得ませんが、それをやれば、かつての師への間接的攻撃になってしまうので気が進まないのが本音です・・・)、ネット・ストーカー紛いの行為は断固として許す訳にはいきません。

 それから、真剣を使ったり手裏剣を練習したりすることが“非常識だ”と、もしも、そういう意味で書いているのだとしたら、全国の居合道修行者、抜刀試斬修行者、手裏剣術修行者、古流剣術修行者、及び、刀剣愛好家、刀剣販売業者、武道具製作販売業者・・・等の存在を蔑視し、日本武術文化の伝統を貶める重大なる差別論者であると厳しく糾弾せねばなりません。

 自分が知らない、興味のないものを無価値なものと決めつける態度こそ、他者に対する敬意を持たぬ傲慢さであると自覚すべきですし、私は何年も実践し研究し指導して人を育てた結果を論じているのであって、やってみたこともない人間の言葉など耳を傾ける価値もありません。

 この人物は、平たく言えば、考えが狭過ぎる。自分のやり方が好き過ぎて、他のやり方を認める余裕が無いだけ。

 いや、別のやり方を持ち出されたら対応する自信が無いから、本心は怖がっているのでしょう。虚勢を張るのもいい加減にすることです。“自分達”だけが“強さ”を得ているという優越感を脅かされたくないから、懸命に否定しようと屁理屈を並べているだけ。

 私は、武術とは護身術であると考えているので、襲撃者がナイフや刀や鉄砲持ち出してきたらお手上げになってしまうような技術体系では意味が無いと思っています。

 今や、柔道も空手道も世界のレベルの方が高くなっているのが現実です。海外で武道の研究をしている人には日本の研究者も及ばぬレベルの人が何人も居るでしょう。

 そうした人達は、既に日本の競技偏重の武道の在り方に幻滅して、もっと身体文化として深い思想と技術を持った他国の伝統的武術(例えば、カリやシラット)に関心を移しているようです。

 武道が日本のお家芸であると思っているのは、既に日本の愛好家だけ。井の中の蛙。

 海外で圧倒的に支持されている戸隠流忍法は、現代兵器にも対応できる“戦術(思考)”を持っていたから評価されたのでしょう。素手の技が武器にも通じ、戦略的な考え方を基本としている。だから、軍や警察の関係者に支持されている・・・。

 ただ、趣味的に仲間内で素手で闘って強いの弱いのと論じるだけの武道が、一生賭ける価値があるとは私には到底、思えないし、本質的にそんな武道が当たり前になったのは、たかだか戦後半世紀くらいでしかない訳で、日本の武術文化の歴史から見たら、噴飯物だとしか思いません。

 よく居るのは、「実戦実戦と言うなら試合で闘って示してみせろ」というヤツ。そんなに自信があるなら、ルール無用で武装した相手が複数で向かってきても勝てる技術を持っているのでしょうか?

 試合競技で活躍している人達は、そんなイメージ上の実戦論はしないものです。あくまでも試合のルールの上での技能の優劣を競い合っているという自覚を持っています。

 武術武道が想定する実戦というのは、文字通り、実際の戦場で生き残る“実戦”であり、競技試合はスポーツの枠組みで考えるべきことです。土台が全然、別次元なのです。

 戦後20~30年くらいまでの武道家は、戦争になったらどう戦うか?ということを考えていたし、いろんな流儀の技を研究して、あらゆるシチュエイションでも戦えるように技を磨くのが当たり前でした。

 例えば、太気拳の澤井先生は棒術や抜刀術、剣術も修練されていたし、極真空手の大山先生も大東流や柔道、太気拳にムエタイにカポエィラ、そして抜刀術を修練していたし、櫻公路先生も空手・中国拳法・合気道・柔術・居合・抜刀術などを総合的に研究されていた。

 何のためにやっていたのか? それは、あらゆるシチュエイションでの実戦への対応を考えていたからなのは、一目瞭然に判るでしょう。

 戦時中は、陸軍中野学校で古武術(南蛮殺到流等を伝えた甲賀流忍術の藤田西湖)や空手(松濤会の江上茂)の師範が教師に招かれていたし、手裏剣術や弓術の師範が本気で対空迎撃の戦術を考えていた・・・というのも嘘のような本当の話。

 が、40年、50年と経過する内に、競技試合形式に引きずられて本来の武術的実戦性を忘れて、競技イコール実戦だという錯覚が広まり定着してしまいました。

 私はそこに異議を唱えている訳です。

 このような状況は、アメリカの3S政策(映画・スポーツ・セックスの頭文字から採った愚民化政策)の一環として日本人から武士道精神を壊滅させることを狙ったものだった・・・という裏歴史もあるようですが、まさしく成功したと言わざるを得ません。

 蛇足ながら、多くの人は、日本の歴史上、刀が規制されたのは秀吉の刀狩りが一番だろうと思っているかも知れませんが、実際は戦後のGHQの刀没収が最大の規制事件であり、その理由は、日本人の戦闘本能を根こそぎ潰すために、その象徴である日本刀を奪おうとした訳です。現にその時に国宝クラスの日本刀も多くアメリカに持ち去られています。

 武道の解禁や日本刀の保護を果たしたのは、実は日本国の政府ではなく、関係者の必死の交渉によるものだったのです。日本の伝統を護るために、いかに先人が決死の覚悟で対処してきたか?という事実を、今に生きる我々は、よくよく考えなければなりません。

 現在の日本人に、命のかかった戦闘状況に置かれて戦える人間が何人居るでしょう? 武道をやっている人間でも、極くわずかだろうと思いますし、警察官や自衛隊員でさえ、命のかかった戦闘になって充分に対応できるとは到底、思えません。

 日本人は精神的に去勢されているんですよ。ずぅっと、アメリカの家畜なんですよ。はっきり言って・・・。

 実際に戦後、武道が再開されたのもスポーツとして認められた訳ですしね。

 何故なら、武道の精神性を根こそぎ捨ててスポーツの枠組みに押し込めることで、日本人の戦闘民族としての精神を去勢する戦略だったからです。


 話は変わりますが、私は競技試合には興味がありませんが、それは私の個人的な嗜好でしかないことはよく自覚しておりますし、競技試合の場で頑張っている方々を尊敬こそすれ馬鹿にするような認識はまったくありません。

 昨年、出演させて戴いたニコニコ生放送での、りかっくまさんのような真摯な格闘家の方には尊敬の気持ちしかありません。

 無論、試合競技を楽しんでおられる方が、「武術なんか型だけで実際に戦う技能なんか無い」と暴言を吐かれるのであれば、「それは違いますよ。疑問があるなら、私がお相手しましょうか?」くらいのことは言ったりしてきていますけれど・・・。


 余談、終わり!

 いつものようにファミレスでダベッて、結構、時間たったので、そろそろ研究室に移るか?と、会計に向かった時、我々がチンタラしてたからいけなかったんですが、我々の列の間に若いカップルが並んでしまいまして、いつものように個別会計していたら、「割り込みすんなよっ!」と叱られちゃいました~っ(苦笑)。

「あっ、スイマセン・・・・かくかくしかじかで・・・」と理由を話して割り込みじゃない旨を説明したんですが、この人、頭に血が登っていてなかなか理解してくれません。

 何か、こっちも面倒臭くなって、一瞬、「ケンカ売るなら買ってやるぜっ」って口走りそうになったんですが、やっぱ、50にもなってカッコ悪いからな~と我慢しまして、一所懸命、説明して、まあ渋々納得してくれたんですが、長引かせると、このお兄ちゃんが騒ぎそうだと思って、私が残りの人の分まで全部払ったんですね。

 ところが、間が悪い時って重なるもんですよね? レジがフリーズしてしまって、ウエイトレスさんがアタフタしちゃって・・・「ほ~ら、そういうことになんだよぉ~」と、後ろでお兄ちゃんが悪態ついた時は、振り向き様にパンチしちゃいたい衝動にかられましたが、(いかんいかん、素人さんに手を出しちゃ~)と、何か高倉健さんのような心境になって、ぐっと我慢しましたよっ・・・。

 Iさんが私の後に払おうとするのを「あっ、もう全部、払ったから、いいよいいよ」と言って、店を出ました・・・。

 店を出て駅前の信号機のところに来たところで、さっきのカップルの女の子が走ってきて、「すいませんでしたっ!」と平謝りされるので、逆に恐縮しちゃって「いや、全然、気にしてませんから、大丈夫ですよ~。我々が誤解されるようなことやったのが悪かったんで、気にしないでくださいね~」と、皆で全力で慰めましたが、(いや~、あのお兄ちゃんに、この女の子はもったいないな~。今時、こんな気配りできる女の子も居るのか?)・・・な~んて、余計なことまで考えてしまいましたよ。

 勘違いとは言っても、正義感で言ったのはなかなか気骨のあるお兄ちゃんだろうし(でも、割り込みしたのはお前だよぉっ!)、個別会計は今後はやめて、事前に自分の分を出して一括で会計しないと、お店の方にも迷惑だろうしな~?と、いろいろ反省させられましたよ(従いまして、游心流では今後、個別会計は禁止です!)。

 ちなみに、翌日、神奈川新聞に記事載せてもらったので10部ほど記者さんに頼んで買うのに、待ち合わせにまた来たんですが、帰りに「昨日はお騒がせしてスイマセンでした」ってお詫びしておきましたよ。

 いつも利用しているんだから、こういうのは大切ですよね。


 さて、研究室に移動してIさんに武器類をいろいろ見せましたら、マタタビを見つけた猫のように狂喜してます。

 銃や刀の扱いも私が教える必要もなく、武器術に関しては、やはり天才と言っても過言とはならないでしょう。『史上最強の弟子ケンイチ』の時雨さんみたい?

 自作の縄ヒョウを畳に向かって放って刺してみせるんですが、先は特に研いでないし、紐を握って振った反動でビシッと刺せるんだから、驚きましたよ~。

 刀の抜き納めも凄い上手くてビックリ! Iさんには、うちの支部長候補としてやってもらいたいと話しておきました。

 何か漫画の登場人物みたい・・・。体術がNさんとすれば、武器術はIさんがうちの会の若手筆頭ですね。いや~、将来、どうなるかな~? 楽しみだ~。

 Iさんとは、『ヨルムンガンド』や『ヘルシング』『サムライ・チャンプルー』なんかのアニメ話で盛り上がりましたが、『ヘルシング』のアンデルセン神父の声をあてていた野沢那智さんの話でも盛り上がりまして、千葉師範代が野沢那智さんの生徒だったということを知ると、大喜びしていました。

 彼は周囲に趣味が合う人がいなくて変人扱いされてしまっていた様子ですが、そこもまた私の若い頃みたいで、他人事には思えないですね。

 世の中である分野で突出した業績を挙げる人間は、大抵、一般人からは変人扱いされてしまうものですが、単なる変人で終わるか、その道のプロフェッショナルになれるかは、出会う人との縁で決まっていくのかもしれません。

 先日、武芸考証を手伝った小説家の方からメールで御礼の言葉を戴きましたが、私の助言が無かったら時代小説の新作が書けなかった・・・という最大の賛辞で、本当に嬉しかったですね。

 しかし、武術に関して、私はどれだけ多くの方から貴重な教えを頂戴していることか?

 それを思うと、元の師匠に絶縁状を送らねばならなかったのは、本当に心苦しかったですが、何事も「会うは別れのはじめ」ですから、これも天命でしょう。信無くば形ばかりの縁を繋ぐなかれ・・・です。

 私は私の道を行くだけ。人に理解してもらいたくてやっているのでもないし、誰に強制されたのでもなく自分で選んだ道ですからね。舗装された安全な道路でもなく、ひょっとするとケモノ道かもしれませんが、頂上目指して真っすぐ歩いていくだけ!

 今の世の中は混迷を深めて自分の生きる道を見失う人が増えるばかり。だからこそ、武術の戦術的発想が役立つと私は考えています。そのための研究をするのが私の存在意義なんだろうと思います。

 結局、武術武道の世界は、自分だけが強くありたいという選民思想が蔓延る狭量な人間が跋扈する世界なんですよ。出る杭は寄ってたかって打たれまくる?

 まあ、好きにすればいい。それを跳ね返せないようでは何事も成せないですからね。

 神に遭うては神を斬り、仏に遭うては仏を斬る・・・今はそういう心境です!

関連記事
スポンサーサイト
このページのトップへ
コンテントヘッダー
著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

FC2カウンター
リンク
最新記事
カテゴリー
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

月別アーカイブ
ブログ内検索