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ツマヌダ格闘街13巻を読んで

 上山道郎さんの『ツマヌダ格闘街』の13巻を書店で見かけたので買ってきました。

 格闘系の漫画としてはおとなしいので、ちょっと地味過ぎるかな~?と思ったりもしていたんですが、武術に関する描写が詳しく、また、武徳の在り方について考えさせてくれる点が、個人的に好きだったんですが・・・。

 今回は、主人公とドラエさんの繋がりについて秘密が明かされ、「なるほど、そういうことだったのか?」という感慨で、マジで泣けました。

 漫画読んで泣けるというのは、あんまり経験ありませんけど、これは本当に感動的でしたよ。純粋にエンタメだと思っていたけど、こんなに武術と人の生き方について考えさせてくれるとは・・・。

 また、個人的に共感できる点があったのは、何でドラエのお祖父さんがシベリアに居たのか?ということで、舞台が終戦の時の満州から始まった点でした。

 何度か書いたと思いますが、私の両親は満州生まれです。

 特に子供の頃を大連で過ごした母親からは満州の話を随分、聞かされたものです。祖父が満鉄(満州鉄道)に勤めていたのですが、その頃は結構、裕福な生活だったようです。

 しかし、終戦の時に引き上げ船に乗るのに大変な苦労をしたらしく、あそこで船に乗れなかったら、母親は残留孤児になったり、祖父はシベリア抑留になったりしたかもしれないのです。

 まさに、今回の巻で描かれていたような事件は、私にとっては遠い話ではなく、まさか、こういう設定に繋がっていたとは夢にも思いませんでした。

 それと、武術を学ぶ者は、単に自分の身を護るんじゃなくて、人助けするために命を投げ出す覚悟も必要だ・・・というようなメッセージは、自分の生活空間だけ良ければいいというような利己的な考えしかできない現代人に考えさせられることでしょう。

 とかく、我欲として強さを求めるのがテーマになりがちな格闘技系漫画と異なり、何のために武術を学ぶのか?ということを考えさせてくれています。

 是非、御一読を・・・。


PS;DVDの注文をくださる方の中には、生活が大変な中からバカ高いうちのDVDに期待して買ってくださる人も居るみたいで、本当に有り難いのが半分、あとの半分は申し訳無い気もします。特に今回は生産態勢が整わず、不良品が出てしまって御迷惑をおかけした方もいらっしゃいます。改めて、お詫び申し上げます。私が余裕があれば地方での講習会もやりたいところなのですが、現状はちょっと無理です。その分、指導員を養成することに力を入れておりますが、私より遥かに才能のある人材も育ってきておりますので、後、2~3年後には地方での講習会も再開できるか?と思っております。それから、DVDを購入された方からの質問は随時、受け付けておりますので、気軽にお申し付けください。相模原以外でも東京、横浜に同好会をやっておりますので、どうぞ、御利用くださいませ。練習環境として一番いいのは東京同好会が広くてお勧めです

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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