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青木先生喜寿のお祝い

 天真會の青木先生が77歳になったのをお祝いして会員の皆さんが主催してパーティーを開くというので、3日の日曜日の稽古会の後に、飯田橋のホテル・エドモントに向かいました。

 12時ちょいくらいに向かったので、開始時刻の1時くらいには到着できるかな~?と思っていたら、何だか2時間くらいかかってしまって、到着したのは2時過ぎになってしまいましたよ。

 やっぱ、相模原って都心からすると遠いのかな~?

 飯田橋駅から会場へ向かう途中で、日子流の田中光四郎先生にお会いしました。二日後に海外へ行かれるとのことで、今後は海外で活動されるお気持ちのように人伝えに聞いています。

 ひょっとすると、もうお会いできないかも?と思っていたので、お会いできて良かったです。光四郎先生、海外にサムライ・スピリットを広めてくださいね!

 会場に入ると、仮装パーティーということで、変な格好した人が大勢居ました(苦笑)。
 兵庫に移られた河野智聖先生もおられたので、久しぶりにお話しましたよ。本当に、武術の先生で、これだけ謙虚で温厚な性格の方は滅多にいないと思いますね。

 他にも、インド哲学の河野亮仙先生、スコーレの永池会長もおられましたし、自然身法の出口衆太郎先生もおられました。

 新体道の皆さんとは顔見知りなんで、いろいろ話したりましたが、シャレが通じる武道団体ってのが有り難いですね~。

 青木先生の剣武は、固山宗次(四ッ谷正宗と呼ばれた幕末の刀匠で、山田浅右衛門が試刀術で愛用したので有名)と、肥前忠吉(忠廣とも名乗る。江戸時代前期の刀匠で最上大業物にランキング)を使い分けられていましたが、「剣舞に使うには固山宗次の方が良くて、忠吉は使い難い」と電話で言われていたので、よく観察したんですけれど、これは見ていた人で違いに気づいた人はほとんどいなかったんじゃないか?というくらいでした。

 後で青木先生が持たせてくださいましたが、宗次は細身で柄が太目なので重心が後ろに来ているのに対して、忠吉は柄はちょうど良いのですが、刀身がやや重いので重心が前方に寄っています。

 忠吉は同田貫のような感じでしたね。

 先重りのする刀は斬れ味がいいんです。重さで刃が食い込んでいくから・・・。

 しかし、実戦で使う場合は軽くてコントロールしやすい刀の方が変幻自在に扱えます。

 青木先生のように繊細に技を遣う方にとっては、軽い刀を好む傾向がありますね。特に物凄く微細に術を遣いこなそうとされる青木先生にとっては、凡庸な武術家ではまったく気にならないところでも神経質になる訳です。

 忠吉は鍔が小さかったので、これをもっと大きくて重いものに替えるとちょっとは違うと思いますが、後は柄を分解して柄木に鉛を仕込んだり平鉄板を埋め込んで重くするとかやってみるといいでしょうかね?

 要するに、重心バランスの問題なんで・・・。

 それにしても、忠吉は直刃で有名でしたが、一時期は乱れ刃文の見事なものも打ったそうで、この刀は飛び焼きも入った乱れ刃文が凄く綺麗な刀でした。

 あっ、それから、青木先生が私にプレゼントしようと『游心流』と、書を書いてくださいました。
20130311_001.jpg

 研究室に飾ろうと思っていますが、青木先生も会心の作が出来た!とのことで、天真會のお弟子さん達も、「私が欲しい~っ!」と言ってましたよ。

 これも買ったら新作刀と同じくらいの値段になるんだろうな~・・・?

 青木先生は日本で唯一人、中国に認められた中国書法の達人“青木天外”でもありますからね。

 その辺の武道家とは格が違い過ぎるんだけど、それをちゃんと判ってる人が少ないのが残念だな~と思いますけどね。

 有名人と名人は違うってことで・・・。


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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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