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松田隆智先生と猫話

 ブログに松田隆智先生のことをちょっと書いたら、以心伝心? 松田先生から何カ月かぶり(1年以上か?)に電話を頂戴しましたよ。

 以前から書いてますが、こういうことが私は異常に多くて、最近は当たり前に感じてきています。

 昨日も、『SPA!』を読んでいて、どういう訳だか『サスペリア2』の一場面を思い浮かべてしまったんですが(何故だ?)、ページをめくったら、何と! その『サスペリア2』の記事が載ってて、これは流石に自分でもギョギョッ!としました・・・。

 これはもう、本格的に予知能力が芽生えてきたとしか思えん・・・? 流石に『サスペリア2』を突然、思い出すなんか無いでしょ~? ずっと昔の作品だし大ヒットした訳でもないし、『サスペリア』なら、まだわかる・・・ってこともないか?

 やっぱ、これは友寄先生が言ってた「五感を徹底的に鍛えれば自然に第六感が芽生える」ということかも・・・? それとも、青木先生に言われて心法の修行をやってるからか?

 まあ、それはいいんですけど、久しぶりなんで、松田先生とお喋りを楽しみましたよ。

「松田先生が武術の世界は小人(人を妬んで陰で誹謗中傷するような輩)ばかりと書かれていたことを実感していますよ~」と、愚痴をこぼしました。

「それでも、一人、おかしなヤツが居たら、その何倍も応援してくれている人が居るものだから・・・」と言ってくださいました。

 それは、松田先生の言われる通りだと思います。

 全国からDVDの注文をしてくださる方のコメントを読ませていただくと、どれだけ期待してくれていたり、少しでも私を支えてやろうとしてくれているのか?を、ひしひしと感じます。

 一度も会ったことがなくても、本を読み、DVDを見て、ブログをずっと読んでくださっている方とは、見えない縁が働いているんだろうと思います。

 仮に、悪口言っている連中も、要は、私に対する畏怖の感情があるから、執拗に攻撃して貶めようとしているのがミエミエ。

 いわゆる、既得権益を守るには武術の秘伝性を確保していないといけない・・・という危機感から、「長野が言うようなことはデタラメだ!」と、否定しなければいけない訳ですね。

「そんな簡単にできるものではない!」とか、「似たような技ができても本物と偽物は全然違う」とか、あるいは、私が過去に学んだ師範の話を持ち出して「長野はちゃんと学んでいない」とか・・・。

 一々、反論するのも大人げないでしょうが、誤解が広まるのは止めないといけないので、反論しておきますと・・・。

「武術の秘伝は原理が解れば簡単にできる技が多いです。だから秘伝にして教えなかったんでしょうね?」

「似たような技ができるということは、原理的には解明できているか、あるいはかなり近いところまで解明できているということ。そのまま修行を重ねれば確実に本物に進化するとは考えられませんか? 本物か偽物かという理屈で切り捨てるのは可能性を捨てるということですよ」

「私は量を積み重ねるのが学びだとは思いません。長く学んでいてもできない人はできないものです。私は技の本質を分析的に学んできたので、極論すれば技を見せてもらえば充分なんです。そして、私は自分の師匠にさえ自分の体得している技は見せない主義なので、私の本質的な武術的実力は誰も判らない筈ですよ。現に、長く付き合いのある人でも私のDVDを見て、“こんなにできると思わなかった”と感想を言っていましたが、DVDでも実力の半分も見せていません。DVDを見て“大した腕前じゃない”と批評している人は、私がどれだけ隠しているのか?について自覚しているのでしょうか? 私が隠しているのに気づいた人は一人くらいしか居ませんでした。特定の師の下で短期間しか学ばなかったとしても、私の総合的な修行歴は40年近くなりますし、技の研究という点では誰にも引けは取らない自信があります」

 誹謗中傷する連中については、同様のことを松田先生が著書を発表し始めた頃に経験されたことでしょうし、私と違って組織を持たずに孤軍奮闘されてこられたことを思えば、私は周囲に味方してくれる人が沢山居るので、恵まれていると思います。

 最近は、都内の大型書店に行っても、武道関係の本のコーナーは縮小されてきていますね。もう、古武術ブームも過ぎ去ってしまっているのでしょう。

 ブームの恐ろしさは、一気に注目が集まって、また、一気に潮が引くように忘れ去られてしまう点にあります。

 かつての古武術ブームは、実質的には身体操作のブームであり、それらが今は細分化して様々なトレーニング、エクササイズのブームとなって定着しているようです。

 要するに、スポーツや介護に応用が利くというウリを前面に出してしまったがために、武術そのものに秘められた様々な可能性や本質的な価値が見失われてしまったのです。

 そして、身体操作という観点だけが広がった結果として、逆に美容的観点に縮小集中していったように思います。

「長野さんは、そういう方向性でアピールしようとは思わないんですか?」と、何回、聞かれたことでしょう?

 私は武術の価値は、そんな日常的趣味の領域にあるとは思っていないので、その類いのお誘いは断っています。枝葉末節の価値しか見ようとしない大衆に迎合しても誤解しか広まらないと思うからです。

 例えば、武術修行の価値としては、「いざという時に心が動揺しない」「非常事態に遭遇しても落ち着いていられる」「落ち着いていられるから冷静に対応策を考えられる」といった、メンタルな要素にこそ比重が大きいものです。

 私の経験した例で言えば、いかにも喧嘩慣れしているような人からからまれた時、(早く胸倉掴んでくれないかな~?)と思っていたら、何か急に青ざめた顔になって去っていってしまった・・・ということがありました。

 同様のことを腕試し気分で入会した空手出身の会員からも聞いたことがありました。何か得体が知れないから「この人はヤバイ」と思って試す気がしなくなった・・・とか?

 いつも言ってるように、私は自分が強いとは全然、思っていませんよ。卑近な例を出せば、以前、習っていた道場の先生と比べれば、大人と子供の差があると思います。

 しかし、私は負けず嫌いなんで、それでも「どうやったら先生に勝てるか?」と、随分、考えましたね。

 そういう具合に考えるのが武術的研究に役立つ訳で、「勝負は時の運だよ」って考える人は武術を発展させたりできない訳ですよね?

 でも結局、私はそれを徹底的に考えた上で、「やっぱ、やられる時はやられるもんだ」と弁えてしまったので、やる時は最低でも相手と相打ちになってやろうと決めている訳です。

 しかし、往生際の悪い私は、「相打ちになれば打撃力に優る分、自分の勝ちだ!」と思ってます。そのために発勁を二十数年も徹底的に研究してきた訳です・・・。

 はっきり明記しておきます。

 私が発勁を本気で打ち込めば、大抵の人間は必ず倒せる(殺せる?)と確信していますが、これは、発勁のメカニズムを長年研究してきての結論です。

 本当に、背筋が寒くなるような恐ろしい技ですよ。人間の身体が耐えられるとは思えません。

 まさしく、松田隆智先生が説いてこられたことが事実だったと確信しています。

 ちょっと技術的な話になりますが、劉雲樵系李氏八極拳での打撃を当てるための秘訣は捨身法(しゃしんほう)だそうです。

 具体的なやり方は判りませんが、言葉から判断すれば捨身で相打ちを狙うものと考えられます。

 これは無刀捕りの極意と同じであろうと思います。だから、真剣を躱す練習をしたんですね。一発当たれば死ぬ!という極限状況で練習すれば、実戦時への恐れが無くなりますから・・・。

 実戦云々を考えれば、実戦時に最も重要になるのは精神力ですからね。ビビッたら、どんなに練習を重ねて体得した技も満足に使えなくなります。殺すか殺されるか?という状況に役立たない武術では意味がありません。

 しかし、そういう意味の無い水準で武道体育だの社会性だの偽善的屁理屈を論じる人があまりにも多過ぎますよ。自分で言ってて恥ずかしくならないんですかね?

 古武術の先生は普段から真剣を使っているので、こういう阿呆な理屈は言わないように思えますね。

 私はこういう考え方なので、試合上の強いか弱いかしか考えていない甘ったれた連中は眼中にありません。一生、ほざいてれば宜しい!


 日本人は、いい加減に、今の時代性をきちんと認識しなきゃダメだと思いますよ。

 中国や北朝鮮、あるいはロシアも武力で日本に侵攻する可能性が0だとは言えませんし、巨大地震や災害、テロなどに襲われたら、今の日本ではひとたまりも無いでしょう。

 戦う意志が無いし、行政に助けてもらうことしか考えない・・・。

 今の日本は戦争前夜に匹敵するような危険な状況にあることを自覚して、その刻に備える必要があります。

 まして、マスコミも真実を報道できないという現実が、東日本大震災以降、はっきりとしたではないですか?

 我々に必要なのは、自分で確認し、自分で考え、自分で行動することです。

 私は、武術修行してきたことが、結果として、自分を主体として考えて行動する習慣を養うことになりました。だから、他者の考えに従う必要を感じません。

 人間、生まれて、生きて、死ぬのは誰でも同じなんだから、自分の生き方は自分で決めましょうよ・・・。


 久しぶりに松田先生と話していて、松田先生もまた自身の考えに従って生きてこられた方なんだと思いました。何者にも縛られていない・・・。

 まあ・・・話の後半は、猫話になりましたが・・・。

 何か人間不信だと猫が好きになるのかな~?

 猫は自由だしね~。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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