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お花見

 ここ数年、満開の桜の下での花見ができずにいたんですが、今年は早く咲いたお陰で、ちょうど良い具合の花見ができました。
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 天気予報では雨となっていたので、今年もダメか?と思ったんですが、何とか日中は曇りで済みまして、いつもの練習後に皆が持ち寄った料理を食べて、楽しく過ごしました。

 参加者は少なかったんですが、北島師範小塚師範代が料理を作って持ってきてくれたり、私は駅前の千代田寿司でウニとか大トロの入ったのをいくつか買って、他の会員も何かしら持ってきてくれたので、今年は食い道楽状態でしたね。
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 残った料理は「今月、金無いからヒモジイんで、俺にくれぇ~っ!」と、クレクレタコラ状態でダダ捏ねて貰いましたよ・・・フッフッフ・・・(我ながら威厳が無~い)。

 酒好きの横浜同好会代表のK原さんが急遽都合ができて来れなかったので、今年は酒無しになったんですが、酒無しでもなかなか楽しめましたね。

 まあ、酒のみ宴会は、四月にUSA支部長が来た時にやるとして、研究室でやればいいですからね。

 あっ、そうそう。四月はいろいろイベントとかセミナーとか講座とか目白押しなんですけれど、USA支部長と幸手支部長がシラット講習会を開催しますので、お楽しみに!

 場所は西荻窪ほびっと村で四月二十日の午後5:30~8:30。游心流会員はちょっと割引してくれるそうです。

 ここ最近、映画『レイド』で日本でも注目が集まりつつある東南アジアの最凶武術シラット! 是非、御参加くださいませ~。


 それから、游心流は四月から各同好会の名称を支部にすることにしました。

 活動内容が熟してきたので、同好会のレベルではなくなりつつあるからですが、近日中に技術教本も出版予定ですし、教材DVDシリーズも順調に製作販売してきています(第二弾も量産体制整いましたので、どしどし御注文ください)から、なるべく多くの人が習える環境作りをしていきたいと思っています。

 個人指導もコース分けしようかと思っております。一回一万円だと二の足踏む方も少なくないでしょうから、一技だけ集中指導する場合は二千円にしようかな?と思っております。初めての方も四月中までは入会金も半額ですから、お気軽にどうぞ!

 うちの場合、既に他流を相当やり込んでいる方が入会される場合も多いんですが、そういう方の場合は特に個人指導が向いているかな?と思います。

 剣道・杖道・居合道なんかをやった人が護身術を習いたい場合や、空手を長年やっているけれど逆手や崩しを知りたいという場合・・・等々、結構、そういう指導者レベルの人からの相談もあるんですね。

 何しろ、最近は本当に刃物沙汰の事件も毎日のように多発していますし、従来の武道ではもう対処できなくなると思います。

 いつも書いているように、素手で闘う練習しかしていないと対刃物に関しても感覚が鈍くなってしまうのです。

 日本のプロレスの立役者とも言うべき力道山がヤクザのナイフで命を落としたことは有名ですが、柔道家や空手家が暴漢のナイフで命を落とした事例も、実はいくつもあるんですよ。

 なまじ腕前に自信があるからこそ油断してしまったのでしょうが、鍛えたことのない人間でもナイフ一本持てば長年厳しい修練を重ねて超人的強さを発揮する武道家や格闘家を一瞬で殺してしまえる・・・という現実を、よくよく噛み締めて欲しいと思います。

 特に試合競技に慣れている人の場合、武器を持った相手といつもの間合で立ち向かうと、先に武器が届いてしまうんですよ。だからといって届かないように離れていると、いつまでも相手を制圧できずにちょっとずつ斬られて失血死してしまう危険性があります。

 いや、表向きにはされていませんが、対刃物なども想定している軍隊系護身術流儀のインストラクターでさえ、暴漢のナイフで命を落とした例もあります。

 私、最近、特に護身術系武術のDVDなんかもよくチェックしているんですが、ナイフの対処法に関しては、ちょっと首を捻るようなやり方も教えられているみたいですね?

 私見ですが、対ナイフで両腕を相手に向けて延ばして構えるのは危険だと思います。

 私だったら延ばした両腕の内側を払い斬りますよ。いわゆるリストカットする箇所。

 ねっ? 危ないでしょ? 誰がどう考えたって・・・。

 どうして剣術が防御に向いた正眼の構えでなく八相に構えたり大上段に構えたり、あるいは下段無構えに構えたりするのか?

 初心者は、「胴体を晒すのは危ないじゃないか?」と考えるものですが、そういう観点じゃないんですよ。これらの構えは、自分の目付けを殺さないよう死角を作らないための構えなんですよ。

 日本剣術の戦闘理論が読みを駆使して先を取る戦法であるからこそ、このような構えの有効性が出てくる訳ですよ。

 これ、物凄く重大な秘訣をバラして書いているんで、恐らく、『秘伝』とかでパクッて解説する人が出ると思いますが、先を取る戦闘法を知らない人間が解説すると、スットコドッコイな解説になると思うので、わざとバラしました~(笑)。


・・・突き蹴りと違って、刃物系は受け流すのは危険だと私は思っています。原則的に刃物を動かせないように拘束しながら同時に攻撃して戦闘不能にしていかないと反撃を許してしまいますからね。

 護身術にしろ武術、武道、格闘技にしろ、“こうすれば良い”というパターンで考えるのは危険だと私は思っています。

 武道の経験者は、“こういうやり方が正しい”というものを求めがちなんですが、ケースバイケースで対応法は変えるべきであり、その変化できる発想や身体感覚を磨くことが重要なんですね。

 ただ、長年、一つの流派に取り組んできた人ほど、そういう発想や身体感覚が失われていたりする例を随分、多く見てきました。

 今、柔道連盟が揉めていますけれど、組織内の常識が世間の非常識になっている事例は少なくありません。

 硬直化した考え方ではなく、物事は相対的に多角的に考える癖をつけた方がいいと思いますね。

 一番の護身術は、発想を柔軟にしてトラブルに遭遇した時に対処法を次から次に考えられるようにすることですね。

 小説講座に通っていて感心したのは・・・ある生徒から「ストーリーのアイデアはどのくらい考えたらいいか?」と聞かれた先生曰く・・・「う~ん。200ぐらいかな?」って・・・。

 ここで普通の人間なら、「そんなのムリ~ッ!」と思うでしょうが、考えてみてくださいよ。

 プロの売れっ子小説家であれば本の200冊くらい出していても、ちっとも珍しくないじゃありませんか?

 確かに新人作家にストーリー200考えろって言ったら無理があるかもしれませんが、デビューした新人が10年続けていれば200くらいストーリー考えていても少しも驚くべきことじゃないでしょう?

 つまり、コンスタントに作家としてやっていける人に必要なのは、ポンポンとストーリーを考えつく能力なんだと思いますよ。

 実際には、新人賞取ってデビューしても3年したら影も形も無い・・・みたいになってしまう作家の方が多いのですが、これは書く才能よりもストーリーを考える才能が無い点に原因があるかもしれません。

 つまり、即興でアイデアを思いついて、それをそれなりの形にしてしまえる能力。そういうのが創造力というものだと思いますね。

 そして、創造力の源泉は“想像力”です。イマジネーションが無い人はクリエイションもできないんですよ。

 武術に関しても、最もマズイのは、トラブルに遭遇した時に頭に血が昇ってワヤクチャになってしまうことです。

 冷静に理知的にキレないとダメなんですよ。

 力じゃなくて技術! だから、武“術”というのですね。

 現代はいくら武道がど~したと言ったところで、“術”を疎かにしたから単に権威主義的に道を説くばかり・・・。その結果が不正な行為を隠す組織的隠蔽体質になってしまっています。

 術を修めた先生は、自然に道に適った生き方をされていますよ。

 ただ、誤解してもらいたくないのは、術の本質は隠すことであって、パフォーマンスで衆目を集めることじゃないんですね。

 パフォーマンスでやるのは演武であって、それは祭りで神に捧げる踊りに通じる行為なんですよ。

 従って、演武は武芸なんです。マーシャルアートという訳。

 このマーシャルアートという言葉を文化的に進めると殺陣になるんですね。

「長野は強引な理論をぶってやがるな~?」と思った方・・・。

 無知ですねぇ~?

 世界中の武術は、原始の時代には神に捧げる戦いの踊りの中で醸成されていたのです。

 インドのカタカリ舞踊、中国の京劇、日本の神楽・能・歌舞伎、アフリカのスティックダンス、ブラジルのカポエィラ、タイのワイクー・・・etc。

 民族舞踊の中には明確に武術性を見いだすことができます。

 例えば、棒の手踊り。これは日本各地で伝承されています。

 さて、では殺陣はどこから出てきたか? これは歌舞伎、日本舞踊の中の“立ち回り”を語源としています。

 1930年代くらいの古い時代劇映画では「殺陣」ではなく「立て」と書かれているものもあります。

「回り」というのは、「舞う」と同じ語源で、回転動作を表すものとされます。

 要は、「立ち回り」とは、武術で言うところの“多敵の位”を表現している訳です。

 どうですか~? ちょっと好奇心を刺激されてきたんじゃないですか?


PS;新作DVD『歩法、這い、練り』、早速、注文が殺到してきております! ありがとうございます! 毎回、最高傑作にしよう・・・と考えておりますが、今回は確かに最高傑作になったと思います。特に“武道未経験の女性が、あっという間に寸勁を会得する様子”は、私も映像で見て改めて口アングリ状態になりましたよ。身長が20cm以上も高い男性がミット重ねて持ってる上から打ってフッ飛ばしてるんだもんな~? 私やうちの幹部ができるのは当たり前だとしても、まったくの素人女性なんだからね~? 重心移動のパワーの凄さが解る。ミット越しに受けてもコレなんだから直に受けたら内臓に障害が出るでしょう。これを見ても道場破りしようと思う人がいたら、自殺したいとしか思えないです。いや~、こりゃあ、嫌がらせされるのも無理ないかも?

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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