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高瀬道場パーティー

 行ってきました!

 高瀬道場の新代表お披露目と殺陣・技斗の技術解説入門書出版のお祝いを兼ねたパーティーが、GWに入った28日の夕方からグランドヒル市ケ谷にて開催されました!(パチパチパチ・・・)

 しかしま~、ここ最近の高瀬道場の快進撃は凄いと思います。

 先日の『ジャパン・アクション・アワード2013』だって、高瀬先生が音頭をとらなければ、ずっと開催されることもないまま、「日本映画でアクションは日蔭者だからな~」と、嘆くばかりだったことでしょう。

 本当に、物凄く画期的なことだったと思うんですよ。

 マジで泣きそうになりましたよ!

 それに続いて、高瀬先生が殺陣アクションの技法解説書を出され、森先生が新代表となり、これから高瀬道場が多方面に活躍の場を広げていかれるだろうな~?と、最近、予知能力が芽生えてきた私は思うのですよ!


 この日は公園の練習が終わってから、Uさんに鍼を打ってもらって(約一週間に一度、打ってもらっていて、鳩尾にできていた硬結がどんどん小さくなってきました。和鍼はスゲェ~ぜ!)、それで帰宅してシャワー浴びて不精髭剃って着替えて出発!

 小田急町田駅でお誘いしていた小説講座の先生と合流して出発。

 JR市ケ谷駅で高瀬道場の殺陣講座を受講している東京支部長の小塚師範代と合流し、会場へ・・・。

 天候が素晴らしく風が気持ちいい。

 高瀬道場の門出を祝っているような感じでしたね。

 さて、会場で受付すると、高瀬先生が出迎えてくださって、席まで案内してくださいました。お忙しい中を恐縮です!

 小塚師範代が「ちゃんとした格好をしていかないとダメみたいですよ」と言っていたので、私は親父の形見の礼服を一応、クリーニングに出して着ていたんですが、白ワイシャツにネクタイとかまでしなくちゃいかんかったみたいで、ちょっと冷や汗・・・。

 もう何年もネクタイ締めてないから、締め方、忘れたもんね・・・。

 小説講座の先生は物書きの習性で、メッチャ、ラフな格好だったので、「しまった! 先生にも背広着てきてねって言っておくべきだった・・・」と、師匠に恥かかせてしまって申し訳ないです・・・。

 こういうところ、私は本当に社会常識に欠けてるから恥ずかしいです。田舎モンでごめんなさいっ!


 さて、会場には、高瀬道場の長い歴史に合わせて、そうそうたる顔触れの著名な方が来られていました。

 政治家、映画監督、小説家、編集者、もちろん、俳優やアクション監督も・・・。


 実は私、自分からお声かけていくのが苦手で・・・、もともとの性格が引っ込み思案なのもあるんですが、武道業界で「長野は有名人に取り入っていく・・・」みたいに誹謗中傷する人が多かったもんですから、嫌になっちゃって、極力、自分から声をかけないようにするのが習慣になっちゃったんですよ。

 だって、他人の力で仕事してるみたいに言われるのはしゃくにさわるし、私は本来、自分の力しか信じない人間だし、武道武術の世界は“実力”こそが第一に評価されるべき世界じゃないですか?

 だから、小判鮫みたいな連中と一緒にされたくないんですよ。

 人様から、「是非、力を貸してください」と言われるような男にならなきゃ~ダメじゃん?

 良い酒には看板は要らないって言うでしょ?

 口コミで広まるのが一番だと思いますね。もっとも、私のところは誹謗中傷が圧倒的に多いし、武道業界でも悪口言われまくりですが・・・、あまりに悪く言われると、逆に「こんなに悪く言われる長野さんってどんな人なんだろう?」って興味が湧いて、セミナーや講座が繁盛している訳ですが・・・(苦笑)。

 でも、出る杭は打たれるくらいでないと世の中に何事かを成し遂げることはできないと思うんですよ。

 武道業界は特にそうで、評判と実際がまるで一致しない人が少なくありませんし、他人を貶めることで自分を実際以上に大きく見せようとする人も少なくないものです。

 私は、そんな人達とは付き合いたくありません。悪口言いたきゃ~勝手にほざけ!という認識・・・。まっ、狭い業界だから、すぐ本人の耳にも入るんですが・・・(笑)。

 そして、付き合いを厳選するようになってから親しくしていただいている方のお一人が高瀬先生でした。

 芸能関係の方とは少なからず接することがありますが、以前は「有名人はタカビーなんじゃないか?」と思っていたものの、むしろ、そういう人は少ないみたいですね?

 武術の世界だと威張り腐った勘違いパワハラ野郎が多いんですが、芸能関係だとプロデューサー以外はそんな人は少ないのかな~?と、思ったりしています。

 例えば、先日のジャパン・アクション・アワードでビデオレターで登場した妻夫木さんなんて、メッチャいい人だな~と思いましたね。

 それと、高瀬先生の御紹介でお会いした谷垣監督は、本当に、ただもうアクションが好きで好きでしょうがな~いっ!って感じが、本当に邪気が無くてエ~人だな~・・・と思います。

 この日も会場におられたので少しお喋りさせてもらいました。

『妻は、くノ一』のアクションでカンフー系の中に忍法体術の打拳術を使っていたのに感心したという話をしたら、谷垣監督の親しい方がアクション演出やってるそうで、相当マニアックな方らしいですね。

 今、日本のアクションは変革期になっているような気がします。

 海外のアクション演出を学んだ世代が主に深夜のドラマなどで実験的なアクション表現を試みる中で、どんどんレベルアップしてきているような気がするんです。

 高瀬先生は、その様子を肌で感じながら、尚且つ、過去に日本映画が培ってきた殺陣アクションの芸道をさらに磨いていこうとされているのではないか?と、私は勝手に想像しています。

 率直に言うと、『るろうに剣心』が切っ掛けになったと思うのです。

 それまで、日本の殺陣は独特のスタイルが確立されているから、海外のアクションを持ち込んでも「アレは別物」という楽観があったことでしょう。

 しかし、『るろうに剣心』は、既存の殺陣に海外の進化したアクションを融合してのけたのです!

 これは、既存の殺陣のフォーマットを伝承することを命題にしていた人達にとっては、かつての“三十郎ショック”を超えるものがあったと思います。

 残された道は、「更に進化する」か、「無視する」か・・・。そのどちらかしか選択肢が無くなってしまったのです。

 当時の『映画秘宝』に掲載された高瀬先生の批評がそれを物語っていたように私見します。

 無論、高瀬先生は「更に進化する」道を選ばれたことでしょう。

 私は、最近、痛感するんですが、これと同じ状況は、今の日本の武道界にも言えることだろうと思っています。

 海外のマーシャルアーツは日進月歩しています。

 カリ、エスクリマ、アーニス、ペンチャックシラット、古式ムエタイ、クラビクラボーン・・・等の東南アジアの武術が、今、海外でブームとなっています。

 また、詠春拳もまたドニー・イェンの作品が切っ掛けで再び脚光を浴びてきています。

 ロシアのシステマや、イスラエルのクラブ・マガ、カパプなどの軍隊系武術も注目されています。

 しかし・・・日本に限れば、どうでしょうか?

 武道は旧態依然とした保守的形式主義に縛られたまま進化の方向性は皆無と言って過言ではありません。

 本来、武術は進化が止まれば死んだと同然です。

 歴史が長い流派ほど、その時代時代に応じた新しい技術を採り入れてバージョンアップをはかって来ています。

 ところが、伝統的な古武術流儀のほとんどが型の伝承のみに終始して、技の実用を考えなくなってしまっており、実際に型をすべて学んでも、一向に戦えるようになっていないのが現実なのです。

 はっきり言えば、10年20年30年やっても護身術にすらならない。

 では、ルールを決めた競技によって発展させるのが正しいか?となると、それはスポーツ的発展はしても武術としての内容の進化には必ずしもならない・・・。

 技を競うのと戦うのは別のことだからです。

 当然ながら、武術は戦う術であって、個々の技の優劣を競うものではないのです。ここを勘違いしている修行者のあまりの多さに、私はただただゲンナリさせられます。

 武術とは力ではなく、あくまでも術で戦うものであり、術とは人間の叡知の結晶なのです! そこに誇りを持たなければ、どこを誇るべきなのか?

「俺はこんなに強い!」と自慢しても、拳銃向けられたら何もできなくなるような“強さ”が誇れますか?

 私は、本当に、もう武道家だの武術家だのと自慢げにふんぞり返ってる人達の姿を見ると恥ずかしくてたまりません。こんな低脳な連中と一緒にされたくないんですよ。

 武術というのは知力がモノを言うのです。筋トレしても上達しません!

 武術の訓練法とは身体知を深めて、ただひたすら合理的に身体を使って最少の労力で最大のパワーを生み出すことであり、武術の戦闘法とは、ただひたすら敵の先手を取って何もさせずに一方的に打ち勝つ方法なのです!

 ねっ? こういうのを競技にしても面白くも何ともないでしょう?

 だから、武術は殺陣のような演武によってしか表現し得ないと私は思うのです。

 何しろ、私の真の師匠は、数多のアクション映画のヒーローなんですよ。

 武術の教材DVDとか見ても、あんまり実用的な技の使い方は出てないんですが、映画だと理想的な形で見せてくれるんですよね~。

 私が殺陣アクションを高く評価しているのは、武術の理想像を示してくれているのが殺陣アクションだからなのです。

 そんな訳で、皆さん、高瀬先生の本、絶対、買うべし

 谷垣監督の『アクション映画バカ一代』も買うべし!

(よしっ、ちょっとムリっぽいけど、何とか最後は纏まったかな?)

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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