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青木先生と東京散歩

 原宿の刀剣店、霜剣堂さんでセールがあるという葉書を頂戴していて、青木先生から一緒に行きましょうとお電話をいただき、その日に天真書法塾のお弟子さんで独立してシャンバラ教室を運営されている小原蘭禅さんの個展に寄ってから行くということだったので、私も個展に足を運ばせてもらいました。

 個展会場は青山だったんですが、私、こういう東京の小洒落た場所って、ほとんど来ないもんですから、結構、迷うかな~?と思ったんですが、割りとスンナリ到着できましたよ。

 小原さんの作品は結婚される前の姓の時に天真書法塾の作品展で見て、非常に印象に残っていたんですが、特別な感性のある方だな~と思っていました。

 私は書の良し悪しは解りませんが、これでも中学時代は美術部の部長だったんで・・・。

 教室の名前がシャンバラというくらいなんで、スピリチュアル系の感性のある方なのは想像がつくんですが、今回、あらためて作品を観てますと、単純に紙に墨で書いたとは思えない文字中にキラキラ光るツブのようなものが感じられました。

 目の錯覚かな~?と思ったんですが、それがある作品と無い作品があります。

 小原さんに質問してみたら、墨だけだと味気無いと思って、金墨とかをごく微量、混ぜてみたりしているそうでした。

 それで刀に金筋が走るような墨文字中の働きが出た訳ですね。

 こういう発想は、なかなか、男だと考えつかないかもしれないですね~。女性ならではなのかな~?とも思いましたが、でも、文字は力強くエネルギーに満ちていて青木先生に似ています。

 次回は本田虹風さんも、ここで個展をされるということでしたが、天真書法塾は益々、広がっていくようですね。


 さて、ギャラリーを後にして、青木先生と一緒にタクシーで霜剣堂に向かいました。

 私は、昨年、青木先生にプレゼントしてもらった小烏丸の刀の外装を完成していたのをお見せしようと思って持参していたのを受付で預けて、店内を見て回りました。

 かなりの名刀が陳列されていますが、幕末の固山宗次とか三善長道、肥前忠吉、孫六兼元、虎徹二代目興正などの最上大業物もあり、古備前の真恒や備前一文字、幕末の長運斎綱英、綾杉肌の地肌が有名な月山貞一、清麿の兄の真雄や弟子の清人など、有名な刀匠の作品がいろいろ見られました。

 また、比較的安い数十万円で買える中には靖国刀もありました。

 全体的に値段はかなり安くなっており、固山宗次の大刀でも150万というのがありました。試し斬りやる人にとっては喉から手が出るんじゃないですかね?

 帰り際に拵え付きの小烏丸をお店の方にお見せしましたら、結構、私が自作しているのに驚かれた様子で、ちょっとドヤ顔になりましたよ。

 青木先生は武道家というより本来は典型的な芸術家タイプなので、そうですね~、レオナルド・ダ・ビンチみたいなタイプと言えば外国の人は納得できるでしょうかね?

 武術は身体表現の面もありますが、基本は技術ですね。

 美術工芸品も、実は技術に裏打ちされていないと高いレベルでの評価はされないものです。

 そういう深いところの芸術談義みたいなのをできる武術関係者は少ないらしいですね。

 私の方も、青木先生でないと理解してもらえないような話もあるので、こういう機会は贅沢だな~と思います。

 ま~、贅沢と言えば、今、青木先生の直接の指導を受けられている人達も、本当に贅沢なことだと思いますよ。

 小原蘭禅さんが、「(個展を開けたのも)青木先生と吉田先生のお陰です・・・」と御二方に深々と頭をさげておられた様子を見ていて、感謝する気持ちが無いと学び向上することはできないものだと、改めて痛感させられました。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
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