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人身事故で

 京王線が止まってしまったので、毎年楽しみにしていたスコーレの親睦会に出られませんでした。残念・・・。

 それにしても、京王線で人身事故があるのは珍しいような気がするんですが、JRだと圧倒的に中央線が多いイメージがあって、『中央線の呪い』という本もありましたね?

 オカルト的な解釈をするのは不謹慎なのでしょうが、特定の場所で事故や自殺が多発すると、やっぱりその場所の因縁のようなものを感じざるを得ません。

 私はもともとはオカルト話大好き人間だったんですが、学生時代から30半ばくらいにかけて、この方面がいかに胡散臭くてインチキ詐欺が横行する業界なのか?を痛感して否定論者になり、科学的に解釈する習慣ができていたんですが、ここ最近は、やっぱりオカルト的な現象も完全否定する訳にもいかないな~と思うようになりました。

 ただし、それでも私は科学的な考察を捨てて信仰には逃げません。

 オカルト好きだけれども科学的に究明したい性分なんですね。宗教的な解釈ができない性分なんですよ。

 信じる信じないではなく、私にとっては真実かどうか?ということが重要なんです。

 だから、人身事故が起こる場所に、何故、同じ場所が多いのか?ということを考えると、土地に何らかの原因があるのではないか?と考えるのが合理的でしょう。

 夜の小田急線に乗っていると、時々、電車が止まって、「線路に人が居る様子がありましたので、現在、安全を確認中です」というアナウンスがありました。

 で、「安全が確認できましたので発車します」と、走りだしたりするのですが・・・。

 これ、何か変だな~?と思いませんかね。

 線路に人影が見えてから停車したのなら、轢いてしまった可能性が高いでしょう。「あっ、轢いてしまった・・・」と思ったのなら、何の安全を確認したのでしょう?

 また、轢かずに済んだのなら、線路から人が出たのを確認して発車した・・・と考えられますが、夜ですから、そう簡単に確認できないのではないでしょうか?

 聞いた話では、このアナウンスは、轢死した人間の幽霊を見た時のものだという話ですね。

 電車は線路の上をず~っと走っているから単調なリズムで眠気を誘います。運転士が眠気を感じた中で幻覚を見たりする可能性もあります。

 まして、実際に轢死する人間の瞬間を見る機会も少なからずある仕事でしょうから、幽霊を見ても不思議ではありません。

 幽霊とは脳の中のイメージが作り出す幻像であるというのが脳生理学的な解釈ですが、この典型例としては「タクシー幽霊」の例があり、これはまったく、電車の幽霊と同じメカニズムですね。

 もっとも、霊園から自宅に乗ってくる幽霊の料金を自宅の母親がタクシーの運転手に払った・・・という都市伝説になると、ぐっとリアリティーが出てきます。

 これが霊園の代わりに病院になったりもしますが、車のナビゲーターの通りに走っていると墓地に到着したとか断崖絶壁の手前で止まってナビゲーターから「死ねばよかったのに・・・」という声が聞こえた・・・という怪談話に発展していきます。

 ともあれ、都会に暮らしていて最も死を身近に感じるのが、人身事故で電車が止まることではないか?と私見します。

 また、今回の人身事故にはオマケがついてきて、翌朝も同じように人身事故が発生したと、調布に仕事場がある横浜支部長から聞いて、ちょっと怖くなりましたね。

 夜起こって、また朝起こるというのは、ちょっと不気味過ぎです。

 もともと“通り魔”という言葉は、このような“場所”に関する死の現象を指す言葉でした。

 京王線は最近、地下化の開発をしていますが、もしかして地霊の怒りをかってしまったのでは?なんて帝都物語的な想像をしてしまったのは私だけでしょうか?


 まあ、そんな訳で楽しみにしていたスコーレ親睦会には行けず、仕方なくその後の小説講座に向かいました。

 町田の読売文化センターで受講しているんですが、この日は講座が終わった後にロビーで呼び止められまして、はて、誰かな?と思ったら、高瀬道場加賀谷さんでした。

 アレッ、何でここに・・・?と、多分、加賀谷さんも思われたでしょうが、同じ時間帯で殺陣の講座もあったので、そこの講師として来られていたそうです。

 私は「小説講座を受講してるんです」と、少々、お話しました。

 それにしても現役のアクション俳優が講師をしているんですから、読売文化センターはなかなかですよね~。

 地方出身の私なんて、上京するまでTVや映画に出ている人を見かけたり、実際に話したりするなんて想像もつかなかったですよ。

 武道の世界でも、青木宏之先生松田隆智先生というと、伝説上の人物というイメージしかなかったので、今、親しくさせて戴いているのが不思議ですよね?


 さてさて、翌々日の日曜日は普通に公園で稽古しましたが、最近は私が居ても居なくても大石総教練が率先して密度の濃い稽古をしてくれるので、安心して見ていられます。

 基本的なところは北島師範が、応用技は大石総教練が教えてくれるので、ここに通っている会員は相当に実力がついていきますね。

 基礎錬体に歩法、対錬、推手、差し手・・・といったスタンダードな練習だけでなく、合気や連環打撃法、蹴り、逆技、崩し・・・等々、多彩な複合技の中で、空手や中国武術の分解組手練習なんかもやっています。

 伝統的な武術の問題点は、型稽古の中で約束された状況でしか技を練習しないから自由に攻防する相手には通用しない・・・ということになりがちなんですが、それを補うような実験研究の場になっていますね。

 何よりも、これまでいろんな流儀の経験者が来てくれたので、いろんな流儀の長所と短所を研究することができました。

 戦闘法の違いから攻略法を工夫する研究ができた訳です。

 特に、ここ数年は各流儀の指導員クラスの人も多く来られているので、国内最高の研究ができていると思います。

 素人に毛のはえた程度の人間だけで研究していても、オタクのマスターベーションにしかなりませんからね。

 しかし、レベルが高くなればなるほど、読みと交叉法の大切さが痛感されます。

 自分より実力が高い相手を制圧するには、読みと交叉法を駆使するしか有効な方策がありませんね。

 ただ、それだけでもダメで、それにプラスして合気的に触れたと同時に相手を崩して死に体にさせられなくては、力で押し切られてしまう危険性があります。

 技術も力が倍以上ある相手にはなかなか通じない。それが現実です。

 しかし、これを突破するのに脱力技法による重心移動力を駆使するようにしたのは、正解だったな~と思います。

 何しろ、体重が倍以上ある巨漢が相手でもパワーで負ける気がしませんからね。

 これが筋力に頼っていたら、50過ぎたオッサンが勝てる道理がありませんけれど、こと技の威力に関しては誰にも遅れを取らない絶対の自信がありますよ。いくら強くても人間の身体が耐えられるパワーは限度があるでしょうから・・・。

 むしろ、どのくらい手加減しないといけないか?と考えます。ホント、発勁は恐ろしい技だな~と心底、思いますよ。

 松田隆智先生は、「両手に常に44マグナム拳銃を握ってる感じ」と言われていましたが、まさにそんな感じですね。

 ヒグマは一発で殺せなくても、人間にはオーバーパワーだと思います。

 そして、発勁って、コツを教えればまったく鍛えてない人間でも充分以上の威力が出せてしまう点も二重の意味で恐ろしいんですよ。

 無論、洗練していけば454カスールマグナムや500S&Wマグナムみたいな打撃力になるかもしれませんが、対人間なら357マグナムくらいで必要充分でしょう。

 もっとも、それだけの威力も貫通するだけだと致命傷にはならないでしょうが、炸裂弾のような打ち方をすれば甚大なダメージになります。

 それが打撃訣と呼ばれる打ち方ですが、これは危険過ぎるので公開は憚りますね。

 けれども、カリやシラットの技は打撃訣のようなものを普通に教えるみたいですね。これに寸勁を加えれば、超実戦的になりますね。

 うちの技はカリやシラットとは相性が良いみたいです。まあ、組み合わせると尋常じゃなく必殺術になっちゃいますから、公開していいのかな~?と・・・(苦笑)。

 ただ、日本以外の海外では最も実戦的な武術として有名で、システマとかクラブマガにも採り入れられてますね?

 やはり、ブルース・リーがイノサント師父から学んで詠春拳と共にJKDの技術的支柱にしてますからね。日本でも、これから真価が知られるようになるでしょう。


PS;『カリ&シラット』と『発勁と化勁』の割引セールは今週中で終わりますので、御注文はお早めにどうぞ! 

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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