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松田先生特集は先送りか

『秘伝』の松田隆智先生の追悼特集記事が先送りになっていて、「えらくま~、時間がかかるな~?」という思いと、「それだけ、きちんと作るつもりなのかな~?」という好意的な推測もしていますが・・・。

 さて、露払いの企画なんでしょうが、「“勁”とは何か?」という特集記事で松田先生について語らせていましたが、私が聞いている松田先生が嫌っていた団体の人物にも語らせていたりして、ちょっと、「あ~あ~、やっちまったな~?」と頭を抱えましたね。

 松田先生は私と性格が似てると以前に書きましたけれど、それはつまり、「好きは大好き、嫌いは大嫌い!」という性格だということです。嫌いな人物や団体も多く、それは武術業界の捏造体質と密接に関係しているからなんですよ。

 例えば、私が付き合いのある人物に関しても、「長野くん。あいつには気をつけなさい。決して信用してはいけない」と、何度か注意されたことがありましたが、そのことごとくが、松田先生の言われた通り、後にケンカ別れになって嫌がらせを受けたとか、人が変わってしまったとか、そういう点に関しては神業のように人間の本質を観抜く名人でした。

 何度か人を紹介した時も、「彼は自分では気づいていないだろうけど・・・」と、その人のトラウマに起因するであろう性格の問題点とか、非常に的確に指摘されていました。

 今になって考えると、松田先生が語っておられた事柄の何一つとして間違っていないんですね。そのものズバリなんですよ。

 これは、よく考えてみると、物凄いことですよ。誰も言っていなかったことを最初に指摘して、それがすべて間違っていないというのは、ノストラダムスやジーン・ディクソン、エドガー・ケイシーなんかの予言者より上ですよ!

 ほびっと村のユリコさんに聞いた話では、松田先生はカバラ数秘術で言うところのマスター数で最も霊性が高くて普通の人間ではチューニングできないとされる最強の運命数33なんだそうです。

 これは、キリストとか釈迦とかマホメットとかになる運命の人間だそうで、なるほどな~と思いましたよ。

 ちなみに私は二番目に強力な22なんですが、こちらはもっと世俗的に活躍できるそうで、歴史に名前が残るような偉大な業績をあげられるんだそうです。無論、めちゃくちゃ努力しないと無理だそうですが・・・(ユリコさんは3番目に強力な11だそうです)。

 もっとも、世の中には運命の因果律を修行で超えちゃった青木宏之先生みたいな異能者も居ますからね~・・・。

 そうそう、松田先生は青木先生の本質も洞察されたんでしょうね。最大限の信頼を感じられていた様子でした。それは心酔してどうこうというものじゃなくて、清濁合わせ呑む青木先生の度量の巨大さに感銘を受けた・・・ということだったと思います。

 松田先生は単なる武術愛好家ではなく、精神世界の探求者でもあったので、特にカルト的に組織をつくることを嫌っていましたし、権威主義的な性格の自惚れた武術家も嫌っていましたね。もったいぶって格好をつける人も嫌いでした。

 飾らず、ざっくばらんに等身大で語る人を評価されていました。器の小さな自分を大きく見せようとする人間を軽蔑していました・・・。

 だから、「『秘伝』は、何で、こんなしょうもないヤツを取材して載せてるんだ」と、よく憤慨されていました。「何も知らない若いヤツを先生扱いしていたら本人のためにならないんだよ」と、よく言われていました。

 私も松田先生と知り合った当時は30代で若造でしたから、「いや~、先生、そう言われると僕は恥ずかしいです・・・」と言うと、「いやいや、長野くんは解ってるからいいんだよ。解ってないヤツをおだてて勘違いさせたらいけないだろう?」と言われていました。

 つまり、松田先生は武術界の現状を嘆き、未熟な人間が勘違いしてのさばるような業界になりかねない将来を憂えていたんですよ。武術雑誌の内容にも読者に与える影響について、随分、考えられていましたね。これは原作を書かれた『拳児』を読めば明らかでしょう?

「俺がもっと若かったらな~」とも、何度も言われていました。

 私は、松田先生の追悼特集記事に何が書かれるか?ということを絶大なる関心を持っていますが、それは松田先生が、恐らくは他の人には話さなかったであろう本音を多く聞かせてもらった者として、松田先生の意に沿わない記事の有無を確認したいからです。

 無論、こういうことをブログに書いているのも、わざと書いてる訳です。記事を書く人達や取材される人達への“牽制”にしようと思っているからです。

 はっきり言って、“目の上のタンコブが消えた”と喜んでる人間だって居る筈です。

 次号で、さらにトンチキな人物に松田先生について語らせちゃうだろうな~?という予感もありますが・・・。

 ま~、いいですけどね。ツッコミのネタができるから・・・。


 でもね~、古巣の福昌堂では何にも書かれていなかった様子でしたし、何とも寂しい限りですね。

 ところで、今回の『秘伝』にもDVDが付録で付いていたので、楽しく拝見しました。

 特に、清水健二先生の天道流合気道、針すなお先生の体の杖、呉氏開門八極拳の呉連枝先生、呉氏太極拳の王培生先生、心意六合拳の石井敏先生、通背拳の常松勝先生、柳生心眼流の吉田朗明先生、柔法徹化拳の鳥居隆篤先生・・・といった先生方が個人的に興味深かったですね。

 しかし、私が最も興味を惹かれたのは“躰道”です!

 もう、カッケェ~!の一言。

 これは買わなきゃいかんな~・・・と思いました。

 それと、笠尾先生の対談記事「日本空手の源流を探る!」は、非常に画期的な内容でしたね~。五祖拳の具体的な内容が解って勉強になりました。

 これは本来、空手雑誌に載せるべき内容かと思いますが、昔、日武会の通信講座で“中国南派五大拳法”というのを受けて練習したのが五祖拳(白鶴拳・太祖拳・十八羅漢拳・聖天門猴拳・達磨拳が統合されたもの)でしたよ。

 当時はジャッキー・チェンに憧れて練習していたので、「何か、映画のカンフーと全然違~う! 空手みた~い」と思って、型は真面目に覚えなかったですけどね~。

 那覇手じゃなくて首里手の型の源流が解ると、空手の伝系の研究が進みますよね?

 しかし・・・ここに書かれている事柄は、実は賢友流の友寄隆一郎先生が纏められていた研究ノートに書かれていた内容と同じ点が多くて、驚きました。

 やっぱり、友寄先生は凄い!と、改めて痛感しました・・・。


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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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