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このアニメに注目!

 友人と電話していて深夜アニメの話になったんですが、私が『ブラックラグーン』や『ヨルムンガルド』、ちょっと古くなったけど『ヘルシング』が好きという話をしていたら、彼もGun好きなんで、フムフムと言っていたんですが、「『キルラキル』が面白いから、絶対、観た方がいい」と熱く語るので、観てみました。

 いつの間にかアニメは深夜に観るもの・・・というのが定着した印象があるんですが、この作品、スラップスティック・コメディというジャンルに入るかもしれませんが、とにかくスピード感があってテンポが早く、お下劣ギャグもポンポン入りながらアクションで見せ切る力業に恐れ入りましたよ。

 学園物で、スケバン刑事のパロディっぽいんですが、設定としては、むしろ『男組』の影響が濃くて、学園を牛耳る女(生徒会長?)が、「民衆はブタだ。力で支配するしかないのだ」と力説したりするところは、『男組』の神竜剛次みたいです。

 もっとも、このネタは70年代初頭なんで、私の世代でないとわかんないと思うんですよね。

 それに、主人公の親友がガクラン不良姿になると、葉っぱをくわえてる・・・。

 これも70年代初頭の『ドカベン』に登場する人気キャラ、岩鬼ですね。

 そもそも、主人公が着る戦闘スーツに変化するセーラー服も、スケバン刑事っぽいんだけれども、よくよく観ると、やはり70年代の人気アニメの影響が?

 これは、この作品を製作しているトリガーという会社について教えてくれた小説講座の受講生の女の子(アニメ畑出身)から聞いたんですが、ど根性ガエルのぴょん吉を描きたいと思っているスタッフの念願だったらしいんですね~。

 そうか、そういうことだったのか~?

 言われてみれば、この意識を持つセーラー服の動きはぴょん吉そっくりです。

 脚本はグレンラガンの中島かずき。

 基本、学園バトル物なんで、「バトルがないとつまんな~い」・・・と思う私も楽しめますね。

 年期の入ったアニメ好きには何倍も楽しめる作品です。必見ですぞ!

 アニメといえば、漫画だと思って書店で買った『ブリーチ』の小説版。前後編でブ厚くて読むの大変そうだな~と思っていたら、読んでみたら面白くてサクサク読めました。

 主人公の一護が霊力失ってる間の物語なんで、主人公が本編の完全脇役キャラのドン観音寺(って誰?)。あ~、霊能者だったんだ?って、初めて知ったよ。

 TV放送時に漫画本編の進行を追い越さないように作られた『~編』みたいな感じなんですが、私の大好きなキャラ、更木剣八隊長(斬魄刀を解放してないのに天然でムチャ強い)が大活躍するので、大変、面白かった。

 大体、こういう群像劇調のバトル物って、「主人公より強いかも?」みたいなサブキャラが魅力的なんですよね?

 ルパンだったら、早撃ち0.3秒の次元と、何でも斬っちゃう居合斬りの五エ門。戦闘力だけならルパンより強い訳ですよ、二人とも・・・。

 幽々白書だったら、やっぱ、飛影かな(邪王炎殺黒龍波ってカッケ~)? 幻海が霊光波動拳の奥義で若返って美少女になってしまうという設定もナイス!

 ドラゴンボールも、私はピッコロが好きでしたね~。ネイルさんや神様と合体してパワーアップするのなら、ナメック星人全員と合体したら宇宙最強かも?

 北斗の拳なら、トキと、雲のジュウザですかね? 被爆してなかったらトキが最強だったかもしんないし、「我が拳は我流!」という天然系の生まれつき強いジュウザですね。

 キカイダーならハカイダー(脳みそ丸だしなのが凄いインパクト)、キカイダー01ならワルダー(ビジンダーに惚れたり犬が苦手だったり凄い純情なのにハカイダーより全然強い)?

・・・でまあ、『ブリーチ』の場合、キャラが多過ぎるんですが、凄いのはキャラがかぶらないところ。一人一人、キャラ分けができてるところが凄いな~と思います。

 もちろん、絵ヅラが似てるキャラは居るんですが、性格はきっちり分けられていて関心するんですよ。

 私が好きなのはアウトロー的なのと、遊び人風だけど頭がキレるキャラ。

 前者は、更木隊長、グリムジョー・ジャガージャック、ノイトラ・ジルガとかで、後者は京楽春水隊長、浦原喜助。

『ブリーチ』って、ちょっと武侠小説風なところがあって、主人公がどんどんパワーアップしていくところとか、脇キャラが達人だらけだったりするところ・・・。

 一護が浦原に鍛えられ、更木と戦って始解を会得し、夜一さんに鍛えられて卍解を会得し、平子たちバイザードに鍛えられ、ウルキオラと戦ってホロウの力を会得し、一心に鍛えられて最後の月牙天衝を会得する・・・みたいな。

 これは『笑傲江湖』で主人公の令狐冲が華山派剣術流の隠師、風清揚に独孤九剣を学び、日月神教の壬我行に吸星大法を学び、少林寺方丈に易筋経を学んで武林最強になっちゃった・・・というのと似てます。

 やっぱ、いろんなものを学んでこそ、人間は向上するんですよっ!

 どっちが優れている?・・・じゃあなくって、どの分野にも優れたものがあるんです。

 それを学んでいって、常に向上しようとすることが大切なんですよ。かのブルース・リーが、「JKDは流派ではない。コンセプトである」と言ったのは、この真理に気づいていたんですね。

 一つところで小さく纏まったらダメなんですよ!


 あっ、ところで、両刃の模擬短刀、完成しました!

20131123_001.jpg

 取り敢えず、シンプルに白鞘拵えにしてみました。

 強度的な問題としては縁頭金具付けて、鮫巻いて柄巻きもやった方がいいし、鞘にも漆塗りした方がいいんですが・・・これは好みの問題もあるので、後から作り直せるように朴の白鞘にしてみた訳ですが、我ながら、結構、うまく出来たな~?と感動・・・。

 しかし、短刀だから、さして苦労はしませんでした(実質製作期間は4日くらい)が、これが大刀の寸法だと作るのも大変だよな~?と思いましたね。

 日本刀は本来、分業制で、まず、材料の和鋼(玉鋼という言葉は幕末から明治以降にできた言葉らしいです)を作るタタラ師、そして刀鍛冶、研ぎ師、ハバキという金具を作る白銀師、鐔を作る人、金具を作る人、柄を製作する柄巻き師、鞘を作る鞘塗り師・・・といった具合なんですよ。

 ちょっと、ビックリですよね? 一本の刀は独りで作るものだと思ってた人が多いでしょう?

 たまに刀工で全部やる人もいます(私の大太刀打ってもらった一貫斎繁綱さんがそうです)が、研ぎだけは別格です。

 研ぎ師は刀を打つのと同程度の技量が必要なんですね。

 研ぎ師の腕でナマクラ刀が天下の名刀のようになった?なんて話もありますが、霜剣堂さんで刀眺めていたら、確かに、研ぎが下手だったら、ずっと価値が下がってるだろうな~?と思える備前長舩の刀とかありましたね。

 特に古刀の場合、研ぎによって全然変わってしまうみたいですね。

 昔の研ぎと現代の研ぎだと手法が違うので、現代の研ぎの方がずっと綺麗なんだそうです。清麿なんかも現代の研ぎによって真価が現れたとも言われています。

 俗に“ダマスカスナイフ”と呼ばれる硬軟の鉄が混ざって木目のような模様になっているブレードのナイフが近年、人気が高くなっているんですが、日本刀も作り込みによって自然にできた鉄・炭素・チタン等の粒子の変性による砂地や星空のような地肌の模様の美しさを鑑賞するんですが、正宗に代表される相州伝に顕著で、私は昔は興味なかったんですが、最近は美術的な関心も出てきましたね。

 私も少し自分で研ぐから、そういう風になったんだと思います。仕上げ研ぎしていてそんな模様が浮かびあがってくると感動しますよ~。この模様は丁寧に研がないと出てこないんですから・・・。

 もっとも・・・私はもともと、実用を第一に考えるので、美しさを第一に考える習慣がなくて、自分で作る時も、わざと武骨に少し粗く作るんですよ。

 男が細かいところを物凄く丁寧に作っていたら、何か女性的でブキミじゃないですか?

 やっぱ、豪快に大雑把なんだけど、要所要所はきちんと締めてる・・・ってえのがカッコイイと思うんですよね~。

 だって、やたら綺麗に作っても使ったら汚れるし傷が付く・・・それを前提にして作るのが男の仕事って感じしませんか?

 なので、今回の模擬短刀は、余計なことはしないで、白木の合口拵えでお渡ししようかな~?と・・・。


 まっ、言っちゃってもいいかな?

 実は、この模擬短刀、日子流の田中光四郎先生が撮影されるDVD用に作ったんです。

 何でも、「今回が遺作です」と光四郎先生が言われているそうなので、お世話になった者としては少しでも御恩返しになれれば・・・と思った訳ですよ。

 ご存じかもしれませんが、両刃のダガーナイフは秋葉原の通り魔事件を切っ掛けに所持禁止になっています。

 なので、トレーニング用のものも無くなってしまったみたい。

 私は海外のトレーニング用ダガーナイフ(プラスチック製)とか持っていた(ハワイの先生に貰ったもの)んですが、光四郎先生がそれを持ってもサマにならないでしょう?

 だから、日本刀風の両刃の短刀をイメージして模擬短刀を製作してみた訳ですよ。

 もちろん、こういうの作ったこと無かったんで、初めて作ったんですが、割りとイメージ通りになりました。

 電動の機械使えば簡単にできるだろうな~?と思いましたし、楽しいから、いろいろ作っちゃおうかな~?と・・・。

 例えば、護身用グッズとか?

 使い方をDVDで解説してセットで売るとか?

 はっ? 新しい金儲けのアイデアが・・・?

 いやいや、私が独りで作っていたら労力が大きくなり過ぎか・・・ガックン・・・。

 うちのDVDもそうだけど、量産効かないから、あんまり安くできない。カスタムナイフなんかも20~30万円くらいするものもあるんですが、何でそんなに高いのか?というと、“ハンドメイドだから”・・・。

 自作するのは楽しいけど、仕事で月に数本作れっ!・・・て、なったら、それは大変なだけでしょうね~?


PS;24日の詠春拳セミナーは予約無しにしたとのことです。連続でないと覚えられないと思うので、毎回DVDでダイジェスト版作るつもりです。参加したくてもできないという方はどうぞお買い求めください。また、個人的にはベリーダンス・エクササイズは凄いですよ! 武道の高段者でもポンポンふっ飛ばされてしまう奥義“体の合気”を体得するのに最も最適な訓練法だと私は思っています。結局、いかに身体を練り込んで体内で自在に重心移動できるようにするか?というのが秘訣なんですよ。そのための訓練法として私はダンスの研究したんですが、ベリーダンスはそれをもう一段ステップアップさせるのに役立ちますね。何でか?というと、ただ可動域を広げるだけでなく、細かく震わせる・・・これって、空手の源流でもある白鶴拳の最高奥義“白鶴震身”の体得にも役立ちます。武術は、「大きく動かせる身体を作って細かく動かして使う」ものなんですよ。これって十三勢長拳から陳式が出来て、陳式から楊式が出来たようなもの。つまり、大きく伸びやかな動きから、円曲変転の動きが出来て、次はそれが外部から見えないように内部の微細な動きになるってこと。陳式の纏絲勁は身体を捩ってやりますが、楊式だと内部の微細な連動を意識で導く抽絲勁になります。だから、外形に現れない内部の動きだから「内家拳として完成したのは楊式からだ」と主張する太極拳家がいる訳です。もっとも、外から見えないから、どうとでも言い逃れできる。この辺りが気の武術の、どうとでもゴマカシの効く点なんですよね~? 空手家が内家拳を学んでなかなか上手くできない理由も、空手の練習そのものが身体感度を鈍くさせて打たれ強くする・・・というやり方をやりがちなのに原因があります。でも、空手でも上手い人はやっぱり独自に柔らかく緻密な動きをしてますけどね? まっ、一般的に武道や格闘技の練習は身体感覚を鈍くするようなやり方ばかりなので、達人が駆使する高度な技を体得することができないのは、その辺に理由がありますよ。もっとも、実際に戦う場合は、敏感過ぎると墓穴掘るんで、ガンガン鍛えてる人の方が手っ取り早く強くなりますけどね~。それじゃあ武術にはならないんで。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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