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新年だから

 ダンサーの松田孝子先生御家族(御夫婦と娘さんと妹の英子先生)と、2日に東京支部長の御自宅で軽い新年会をやりました。

 松田先生の旦那さんのグレゴリーさんが詠春拳のインストラクターを目指しているそうなので、山田師範も呼んで短時間でしたが交流しました。

 でもま~、グレゴリーさんは自身が学ぶ派以外には一切、関心がない様子で、交流といってもすぐに自身が教え始めてしまうので、正直、我々は苦笑い?

 まあね~、あそこまで自分の流儀に愛があると厭味が無いのでむしろ清々しいですね。

 逆に、今時の日本人修行者は自分の学ぶ流儀に敬愛の精神が足りないというか、節操が無いというか、目移りばっかりして、ちっとも実力がつかないまま何年も無駄に費やす人もざら(うちの会員にも多い)なので、そういう意味でグレゴリーさんの一途さを見習うべきかもしれないな~?と思いました。

 ただし、一武術修行者としては、自流への愛は当然としても他流を尊重する姿勢を嘘でもいいから示すのは“兵法上の礼法”になります。

 多分、普通の武道の先生だったらグレゴリーさんの態度では怒らせてしまうでしょう。その辺の駆け引きや心理操作、洞察力をこれから身につけないと彼がインストラクターになった時にトラブルを招く原因になるだろうな~?と思いました。

 もっとも、トラブルを体験していくことで人間は学習して成長する訳ですから、それはその時に失敗して悩んで学んでいくのが本筋なのかもしれません。

 いくら言葉で説明しても、人間は自分で痛い思いをしてみないと本心から身に染みて理解するということは無理なのかもしれません。

 現実に、私は必要以上に事前に言葉で説明し過ぎてしまうから、痛い思いをしないまま甘い考えで自惚れてしまったりする人間も何人も出してしまいました。

 自分が苦労しまくったから会員にはそういう思いをさせたくない・・・と考えてしまう訳ですが、最近は、それではいけないな~と思うようになってます。

 人間は苦労してそれを乗り越えた時にしか学べないんじゃないかと思うようになりました。

 私は人一倍、失敗しまくってきましたが、それが財産になっているんですね。

 失敗を恐れて何もやろうとしない人間が今は物凄く多いように思いますね。何もやらなきゃ失敗はしないけれど、何もやらない人間は何も掴めないし成長もしません。

 むしろ、失敗を重ねることが学習経験に繋がっていくので、本当に私にとってはマイナスに働いていることは一つもないですね~。

 悪口言われたらモチベーション上がるし、嫌がらせされたら「男のジェラシーはみっともないのぅ~」とナルチシズムに浸ってるし・・・落ち込むとかないですね~。

 空元気出すこともないですが、落ち込んで事態が改善する訳ではないですよね?

 落ち込むヒマがあったら、事態を改善するためにあれこれと次の一手を打たなきゃならないですからね。


 翌々日は福島から個人指導を受けに会員のSさんが来られました。

 個人指導は申し込みが少なく月に一人か二人くらいでしかありませんが、他の稽古場ではできない練習(手裏剣・コンバットシューティング等)ができるので、定期的な休日が取れない人などが利用されています。

 Sさんもコンバットシューティングの基本を教えて欲しいということだったので、駅で待ち合わせて、そのまま隣の駅近くのGunショップに行って「お年玉です!」とベレッタM9A1のガスガンを買ってあげました。

 まあ、指導料貰っても黒字になりますが、遠くから交通費使って来ているんですからサービスですよ。

 昔、習った先生からこういう具合にして戴いて有り難かったですからね~。私も教える側になったら、やろうと思ってた訳です。

 もっとも、私は真面目にやる気のある人にはサービスしますが、やる気が疑わしい人には、こういうことはしませんので、誤解ありませんように・・・。


 さて、5日は新年しょっぱなの稽古始めでした。

 大石総教練が一所懸命受け技?を教えているので、黙って見ていたんですが・・・。

 う~ん、普通の武術ならそれで上等なんだけどな~・・・でも、それじゃあ、相当な実力が無いと相手とどっこいどっこいの勝負になっちゃうよな~・・・?

・・・なんて、考えていて、でも、あまりに真剣に教えているので水をさすのも悪いしな~?と思って、最後の最後まで黙っていました。

 が、どうにも我慢できなくなって、終わり加減に、「なんか、これを教えると今までのを台なしにしちゃって悪いんだけどさ~・・・」と、受け技を一挙に潰してしまうやり方を指導しました。

 大石総教練は、そういう武術の掟破りみたいなことをやるのが嫌いで、割りとセオリーの通りにやろうとするんですが、私ははっきりいって、「勝てば何でもいいんだよ」という考え方なので、むしろ武術のセオリーを破るやり方を工夫するんですね。

 私は「武術に受けは無い!」と考えています。

 これは相手の攻撃に一切付き合わないということです。理想を言えば、見敵必殺! サーチ・アンド・デストロイ!ですよ。

 絶対に相手の攻撃を受けない! 付き合わない!

 つまり、先・先・先・・・を取って相手に何もさせずに潰す! それが武術の戦闘理論ですよ。

 相手に技を出させて受け崩して・・・みたいな、まだるっこしいやり方は、せいぜい、中級者までです。

 練習はしてもいいです。技の精錬のためには必要ですから・・・。

 でも、何年もそんな練習ばかりやっていたら発展性が無いんです。

 勝つための練習をしなきゃ~ダメです。練習そのものを楽しむ感覚は向上を阻害してしまいます。

 公園での稽古はそろそろ限界かな~?と、この日は思いましたね。

 完全にルーチンワークに陥ってしまっていますからね・・・。やっぱり、総合武術としては武器やらなきゃ~ダメですよ。武器やらないから、受けちゃうんですよね~。


 それから、新年から師範代三名を師範に格上げしましたが、もう一人追加します。

 横浜支部長の栗原章さんも、今回、師範に任命します。

 遅れた理由は、彼が長く某会に所属していてうちの会での役職を遠慮したいとのことからだったんですが、そういう配慮は無用ということなので、改めて任命しました。

 うちへの入会北島師範に少し遅れてくらいで、ほぼ同期です。

 横浜支部では体験入門も一回だけ可能ですので、御用命ください。


PS;2014新年しょっぱなの月例セミナーが12日より始まります。今年は一年で達人を目指すつもりでやっていきますから、御期待くださいませ。あなたも、武芸百般何でもこなせる日本人になりませんか?

PS2;年末に香港旅行していた小塚師範からお土産に八斬刀型木刀と鉄扇を貰いました。ワ~イ!

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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