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ほびっと村は重心操作

 20日(日)は西荻窪ほびっと村学校の講座です。テーマは沈身です

 先週の月例セミナー山田師範から「体重が軽いので体重移動では威力が出ないんで、どうしたらいいでしょう?」と質問されました。

 打撃でも何でも技の威力を出す時に「自分の体重を乗せる」という意識でやると威力の質が重くなります。

 しかし、これでは体重の重さによって上限が決まりますよね?

 私が言ってる重心移動は、“体重を乗せる”というのとはちょっと違うんです。

 普通人は体内で重心を一点に集中させることはできないものです。主に骨格の歪みで姿勢が整っていないからですし、重心を一点に集中するという身体感度が低いからです。

 立禅なんかは体内の重心を一点に集中していく訓練でもあります。

 一定の姿勢で長時間立ち続けるには重心がフラついていては無理でしょう?

 難易度が上がると片足で立つもの(独立椿)もありますが、内功武術にとっては自分の体内の重心操作が訓練の大半と言っても過言ではありません。

 太極拳の推手訓練も、二人で自分と相手の重心を探り合う訓練です。

 合気揚げも同じです。

 相手の重心を浮かして居着かせるのが目的です。

 まず、自分の体内の重心を意識し、一点に集中させておいて、今度は一点に纏めた重心を体内で移動させる訓練をする。

 この意識的訓練のために、ゆっくりと練習します。

 そして、重心移動の感覚を養成したら、実際に打撃で使う場合は急激に体内で加速させて重心をドーンッと打ち込む・・・これが発勁です。

 体重が軽くても体内の重心移動のスピードを加速させれば威力は倍加します。

 体重は変わらなくても、体当たりのスピードを速くすれば体当たりの威力は強くなる・・・というのと同じです。

 重心移動の体内の加速スピードを速くすれば威力は上がる・・・というのは、マグナム弾の原理と同じで、火薬の量を増やすようなものなんです。

 そして、この加速させる手法が各種の“~~勁”だと思えばいいでしょう。

 中でも簡単にできるのが沈墜勁。日本武術では“沈身(しずみ)”と言います。

 これができるだけで世間に蔓延る達人技?の大半が体得できます。

 もっとも、ほびっと村では下がレストランなんで、ドッカンドッカンやれないんで、静かにやりま~す!




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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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