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清心館道場十周年記念誌

 佐原文東先生が主宰されている清心館道場が、昨年、開設十周年を迎えたとのことで演武会とパーティーが開催され、私は仕事の都合でパーティーだけ参加致しました。

 また、十周年を記念すると共に、会の行く末と合気道のこれからを考える記念誌を出すのに、対談記事を載せたいとの御要望を戴き、不肖、私も佐原先生と佐原先生の御門弟のMさんとの三人で対談をやらせて戴きました。

 とは言っても、いつだったっけ?というくらい時間が経過してしまい、記事内容の確認と構成の相談を受けたのも数カ月前だったので、忘れかけていたのが正直なところ。

 しかし、「ようやく完成しました」とお電話を戴き、橋本駅前で待ち合わせて記念誌を頂戴すると共に、いつものように武術談義をしてきました。

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 現在は遠慮することなく佐原先生と交流があることを隠さなくなりましたが、最初の頃は武道業界で悪魔のごとく忌避されている私と親しいことが知れ渡っては佐原先生の御迷惑になるのでは?と思って、お名前を出さないようにしていたものでした。

 佐原先生の方から「気にしないでいいですよ」と言って戴いて、こうしてお名前を出すようになりましたが、やっぱり今でも少しは気にしています。

 ただ、「出る杭は打たれるけれども、出過ぎた杭は打つに打てない」という誰かのアレンジ格言の通り、「実質的に武術の業界で最も活躍しているのは私だよな~?」と思うので、もはや専門雑誌に載るかどうか?を考える必要もないでしょう。

 人伝えに聞いた話では昔のライター時代の同僚が、「長野さんは所詮、専門雑誌には採り上げてもらえないから、武道の世界で評価はされないよ」と言っていたそうです。

 別にそう言われても腹も立ちませんでした。武術武道の専門雑誌がどうやって作られているか知ってるから、専門雑誌に載ることがブランドの確立になるという認識は私には全然無かったので・・・。

 だって、恐らく現状の専門雑誌より、私の単行本の方が部数が多いでしょう。

 クエストさんのDVDだって、何年も前に出したものなのに、未だにチョコチョコ売れてるんです。専門雑誌に載ってないのに、これだけ売れるという事実が、現在の武道武術の世界に物足りないものを感じている人達の受け皿になっているということを表しているんじゃないでしょうか?

 専門雑誌イコール、ブランドだという認識そのものが既に十年以上も前の感覚です。

 現に、中国武術の専門雑誌が無くなって十年くらい経過しますよね? 何で復活できないのか?というと、要するに、面白くないから売れないんですよ。

 面白く書けない自分達の努力の足り無さを反省しなきゃダメでしょう? 志しが無いのなら、せめて野心くらい燃やして欲しいですよね。「俺は絶対、成り上がってやる!」みたいな気持ちが無くて、売れっ子になれる訳ないじゃないですか?

 確かに私は評判が異常に悪いですよ。でも、裏を返せば、それだけ支持者が居るってことで、マイナスの評価を気に病む必要もないでしょう。

 今は、とにかく何だかんだと理屈言ってもダメ! 売れるかどうか?という一点をハードボイルドに追求しなきゃダメですよ。

 私の戦略は、目先の売れ行きを考えてアイドル武術家をでっち上げようとするんじゃなくて、読者が求めている本当の情報を提供する!ということを考えて書いてるから、「待ってました! 流石は長野さん」という信頼感を築いてきている訳ですよ。

 ライターや編集者のやっちまいがちなのは、マニアックなだけの自分の考えで書いてしまうってことです。読者目線じゃないから受け入れられなくなるんですよ。

 はっきり言って、私が書いたら中国武術の雑誌だってバンバン売ってみせますよ!


 佐原先生の著書も増刷されて一万数千部に達しているようです。

 それだけ内容が良いから支持されている訳です。

 佐原先生は、いろんな流儀を学ばれているので技術論が抜きん出て優れていますし、学ぶ姿勢に関して非常に謙虚な方です。

 合気道や剣術について佐原先生とお喋りしていると時間を忘れてしまいます。

 正直、これだけ技術論を交わせる先生は佐原先生くらいかな~?とも思いますし、合気道の良さを注目するようになったのも佐原先生の教本を書かせて戴いた点が大きかったですね。

 直接習った訳じゃありませんが、十年くらい道場に通ったのと同じくらいの情報を戴いた印象があります。「これはラッキーだ!」と仕事そっちのけでのめり込みましたよ。

 そして、佐原先生を通して山口清吾先生のことを知ることができたのも有り難かったですね。

 本当の人の縁というのは、直に会ったとか習ったとかよりも、どれだけ自分の意識がその人に向かっているか?という“想い”の問題だと思うんですね。

 例えば、私が昔から本を読んで憧れだった松田隆智先生青木宏之先生初見良昭先生とは、その後、会うことができました。

“想い”が縁を引き寄せた訳です。

 その手の話は挙げればキリが無いくらいあります。が、それは私が“想い”が特別強いからなのかもしれません。

 だから、格安で常設道場が入手できそうだし・・・。

 50万くらいかかったけど、何と、30畳くらいの広さだったんですよ! やったぜ!

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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