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体験講習会と宴会

 8月最後の日曜日は、横浜支部がいつも使わせてもらっているフォーラムのフィットネス室で、千葉転會(ちばまろばしかい)による新陰流剣術と制剛流抜刀術の無料体験講習会がありました。

 私、ちょっと寝過ごして遅れてしまったんですが、喉風邪がぶり返してしまって、ちょっと動くと咳が止まらない状態だったので、見学及びお手伝い程度になりました。

 主宰者である千葉先生のお知り合いの方と、うちの会員のKさんが参加して東京支部長もお手伝いしていたので、小人数ですが密度の濃い内容になったのではないか?と思います。

 質問事項で他流剣術のことなどもあったのですが、そこは専門家として私がお答えさせて戴きました。

 出しゃ張るのもどうかな?とは思ったんですけど、参加者の方が武道の研究をされているとのことだったので、源流の武術についてお話するのもいいか?と思った次第です。

 無刀取りや、柔術への展開も示範されたので、見てるだけでも面白かったですね。

 終わり頃に横浜支部長も挨拶に駆けつけて来てくれたので、一時間くらい駅ビルのサイゼリヤでドリンクバーでお喋りしました。

 やっぱり、武道武術が好きな人間同士のお喋りは楽しいですよね~?

 練習の後の、このリラックスタイムがあるから、やめられない。

 会員のKさんは久しぶりだったんですが、前衛舞踏やらニューサイエンス、宗教哲学の話とかして面白かったですね。日本神道の裏話とかしたら、非常に驚いていました。

 こういう話題は話す相手がいないので、いつもは話題にしないんですが、Kさんは、そっち方面に興味があるみたいなんで、私も久々に話しましたよ。


 この日は夕方から神田で新刊出版記念の宴会をやるので、戸塚から神田へ、千葉先生、Kさんと一緒に向かいました。

 駅で皆と合流。久しぶりに会う顔触れだったりして、ちょっと新鮮な感じがしました。

 会場の居酒屋さんは橋本支部の会員さんのお店で、日曜日はいつもは休みなのを特別に営業してもらったそうで、貸し切り状態。

 北島師範が一回、食べに行って凄くおいしかったというので、決めた次第です。

 確かに凄くおいしくて、何かペチャクチャ喋っているうちに終わったような気がしますね。酔っ払って覚えてないけど・・・。

 詠春拳DVDを出した山田師範は、アマゾンのレビュー?に散々な悪口を書かれて凹んでいたそうなんですが、そもそも、そういう場所に悪口書き込むような人間は悪意があってやってる訳ですから、気にする必要は全然ありません。

 ちゃんと観る目のある人達は高い評価をしている(クエストさんでも「凄くいい映像になりました」と喜んでいましたから)んですから、そんなの書いてるヤツは劣等感の裏返しでしかありませんからね。

 むしろ、悪口言いたいだけで買ってるんだから、本心は「これは凄いぞ・・・ヤバイ、貶そう!」というだけの“妬み根性君”なんですよ。

 第一、私なんて悪口書いてる連中はジェラシーで発狂してるだけで、深層心理では熱狂的大ファンだと認識していますからね。

 だって、私は嫌いな人や関心のない人の本なんか買わないもんね。

 ムカつくでしょ? フツー・・・。

 わざわざ買うということは、本心では私の熱烈大ファンなんですよ。楽しく読んで、上から目線でバカにしたことを書いて自己憐憫に耽る・・・そういう、どうしようもない変態君なんですよね~(笑)。

 私が、毎度毎度、こうしてバカにして書いてるのも、こういう連中はマゾッ気があるから、サービスで書いてるんですよ!


 少し遅れて、新刊本のDVDに協力してくれたOさんが来てくれました。

 女性が参加してくれたので、既に酔っ払ってるオッサン連中は大喜び。ま~、何話したのか、もう、覚えてませんけど・・・。

 今年で游心流も15年ですよ。

 よくまあ、潰れずに続いたもんだな~?と、マジで思います。

 游心流では、K崎の乱、S山の変、I崎の反乱・・・と呼んでいる“三大事件”があり、これらは存亡の危機だったんですが、うちみたいな弱小団体で起こることは大きな団体では当たり前に起こるらしく、いろんな団体の代表とお会いして「やっぱり、先生のところもそうでしたか?」と同情することも多いんですよね~。

 ある新聞記者の人は、「武道は俺が俺がという自己顕示欲の特別強い人間がやりたがるから、揉めるのは当たり前」とのことでしたが、確かにそうかもしれませんね。

 無論、今でも細かい事件はちょこちょこっとは起こるんですが、もう、そんな大事件は起こらないだろうな~?と思っています。

 私が性格厳しくなったから、甘えた考えの人間は許さないので。

 まっ、私が変わるしかありませんからね。他人を変えることは不可能ですから。

 雨降って地固まるの譬えの通り、艱難辛苦を乗り越えてきた現在、游心流は武術新派として確固とした地位を築きつつあると思っています。

 ジョークで名乗った流派なのにね~? やっぱ、セクシーコマンドーにしなくて良かったかな?

 今は幹部が育ってるから、私が一人で突っ走る必要はなくなりました。

 あと、何年か頑張ったら、代表は勇退するつもりでいますよ。

 もちろん、武術の研究は死ぬまで続けますが、文筆業とかクリエイティブな仕事に専念するつもりです。

 やっぱり、先達から引き継いだ縁を絶やすことはできませんが、それをやるには組織の代表という二足の草鞋は履けないと思うので・・・。

 当初の目標の「達人を育てる!」というのは、もうメドがついたと思います。後は、放っておいても勝手に達人が次々に育つでしょう。

 本当に、最近は会員が育つのを見るのが楽しみなんですよ。

 彼らが幕末の志士のように、将来、世の中で活躍してくれれば、私の武術研究も大いに意味があったということになるでしょう。

 世界は、問題山積みでしょう? 21世紀はバラ色の世界になるか?と思いきや、人類存亡に拘わる危機的世紀になってしまいました。

 これを乗り越えるには、人間が強くなるしか方法がないと私は思うんですよ。

 誰だって戦争なんか嫌だし、原発に頼りたくはないでしょうけど、経済原理や宗教的なイデオロギー対立で戦争に突っ走ってしまったりする。

 この対立の根っこにあるのは欲望ですよ。欲望を抑えることができないから暴走していく訳で、目先の欲望充足しか考えず現実の問題点を見なくなる。

 となると、本当の問題点は欲望に負ける意志の弱さにある。

 で、弱いから暴力に走るんですよ。

 もう四半世紀も前ですが、当時住んでいたアパートで幼児虐待死がありました。

 私はその子の名前と、妹が死んで、引っ越していく時のお姉ちゃんの凄い目で宙を睨んでいた顔を忘れることができません。

 子犬みたいに人懐っこかったメグちゃん(我々はそう呼んでいた)を蹴り殺した父親は、実は義父で、後日、山の中で首吊って死んでいたのだと、「虐待死事件の疑いがあるから調べてください」と頼みに行った駐在さんから聞きました。

 暴力をふるわれるのは、いつも弱い人間です。が、暴力をふるう人間も弱い。だから、自分より弱い者に暴力をふるおうとする。

 弱い者イジメをやる者が実は弱いのです。

 そして、後悔しても犯した罪は消えません。

 よく、子供を虐待してしまう親が、どうしても自分を抑えられないと言っているのを聞きますが、抑えられないなら子供を育てる能力が無いのです。取り返しのつかない事態になる前に、子供をしかるべき施設に預けるのも必要だと思いますね。

 そのままでいいんだ!と言い出す人もいますが、不登校の子供に関わったり、昔はいろいろ経験しましたが、やっぱり、弱いままだといかんな~と思いますよ。不幸になる。

 少なくとも武道や武術を目指す人は自分を強くしたいという願望があるでしょう。

 だったら、中途半端に強くなっても意味がないですよね。

 宴会の時に思ったのは、うちの会員さんは、みんな、優しいな~ということです。

 ギラギラして武張るのがカッコイイと勘違いしている人もいますが、武道武術をやっている人間は、まず、優しくないとダメですよ!

 この点が、私は一番、誇らしいですね。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
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