コンテントヘッダー

特撮の発展

 私もリアルタイムで見たことがなかった特撮ドラマが、今ではCSで見ることができるんですから、実に良い時代になったものです。

『マリンコング』や『アゴン』、月光仮面の『マンモスコング編』、『恐怖のミイラ』『河童の三平』『忍者部隊月光』とかはCSで初めて見ましたけど、兄貴が「恐怖のミイラは怖かった・・・」と、よく言っていたので、忘れているだけで私も見ていたかもしれませんね。

 直接、見た中では、『マグマ大使』や『ウルトラQ』『悪魔くん』辺りが一番、古い記憶でしょうか?

 ただ、恐らくは再放送で見たんだと思いますね。

 田舎は放送局も少ないので、『ミラーマン』とか『メガロマン』『サンダーマスク』なんかは見られませんでした。

 しかし、ウルトラ・シリーズや仮面ライダー・シリーズなんかは見られた。

 これらは、シリーズ化の中でヒーローがファミリー化したり組織化したりするのが楽しかったんですね。

 怪獣なんかも、レッドキングの兄貴がブラックキング、テレスドンの弟がデットン、アーストロンの弟がゴーストロン、バルタン星人やメトロン星人、メフィラス星人はJr.が登場したし、初戦で帰ってきたウルトラマンの太ももに角刺して勝ったキングザウルス三世なんて、「親父(二世)や爺さん(一世)はどんだけ強いのか?」と妄想が膨らんだものでした。

 やっぱり、兄貴や親父の方が強いのが普通ですからね? 特にメフィラス星人Jr.なんてウルトラマンと引き分けた格好いい親父とは似ても似つかない頭の悪さとひ弱さでしたから・・・。

 しかしまあ、普通に考えても、星人というくらいなら同族が沢山いる筈だし、怪獣もそうですよね?

 地球人だって何十億と居るんだし。

 ロボットだって量産型だと沢山出てくる筈・・・。

 そういう認識も最近では出てきましたね。メビウスとかウルトラギャラクシー以降は同じ怪獣がゾロゾロ出てきたりする。

 キングギドラも、ギドラ一族みたいな設定が平成モスラ・シリーズではされていましたから、デスギドラとかカイザーギドラとかも一族なんでしょうね~?(ドラットが合体巨大化したのは別か?)。

 モンスターXからカイザーギドラに変態したみたいに、キングギドラには謎があるのかもしれません・・・ひょっとして、クトゥルー神話の邪神みたいなヤツなのかも?

 佐野史郎もファイナルウォーズでそんなこと口走っていたし・・・?


 別に特撮に限りませんが、シリーズが変わっても連続性を匂わせる設定があると燃えますよね?

 作者の遊びと言えば、それまでですが、例えば、夢枕獏のキマイラ・シリーズは九十九乱蔵シリーズと地続きになっている・・・。

 こういうのは金庸の武侠小説にもあって、時代の違う作品に子孫が出てきたり武芸が伝わっていたりすると、燃えます。

 三部作と言われる射鵈英雄伝・神鵈侠侶・倚天屠龍記には、乞食の組織、丐幇が出てきて、幇主の“北丐”こと“九指神怪・洪七公”の得意技“降龍十八掌”や、“独孤九剣”の創始者、独孤九敗(名前だけ)が登場しますが、これらは別の作品、天龍八部や笑傲江湖にも登場します。

 書剣恩仇録や碧血剣なんかにも同一登場人物がいたりするらしいです。

 そういう点から言うと、『牙狼』シリーズは凄いな~と思います。

 来年で十周年だそうですが、深夜の特撮ドラマでここまで発展した例は他に無いでしょう。

 クオリティーの高さ、キャラクターの魅力、世界観の広がり・・・と、いろいろ理由はあるでしょうが、作り手が楽しんで本気で作っているというのが一番の理由ではないか?という気がします。

 それと、ファミリー的な属性が感じられるからかな~?と思うんですね。

 例えば、第一シリーズの主人公、鋼牙は、両親は既に死んでいるんだけど、かつてのヒーローみたいに孤高の存在のままではなく、恋人や親友を得る。

 それが次の雷牙のシリーズに繋がっていて、しかも執事のゴンザは三代に渡って仕えていたり、鋼牙の親友の零が師匠になっている。

 ゴンザのGFが松坂慶子で、引退した元魔戒法師だってのもビックリしましたが、スピンオフでゴンザの話も作ってもらいたくなりましたね。

 世界観をガラッと変えた流牙のシリーズにも裏設定がありそうだし、中世の外国を舞台にした現在放送中のアニメにも繋がりがあるんでしょう。

 牙狼のイベント生放送がファミリー劇場でありましたが、本当にファミリー的で楽しそうでした。エキジビションで、アクション監督が失敗して中山くんがバッチシ成功するというのも生放送ならではの醍醐味でしたが、流牙役の栗山くんがお茶目過ぎるのはヒーローの自覚が無さ過ぎか?(苦笑)

 映画は流牙、雷牙に、やっぱりスピンオフの媚空(秋元才加)主役の作品も撮るそうですし、アニメの次は流牙の新シリーズもTV放送されるようです。

 深夜の作品が、ここまで発展していくというのは、本当に物凄い奇跡的なことだと思いますよ。

 多分、ホラーとファンタジーとアクションが融合しているヒーロー作品であるという点が大きかったのではないか?と・・・。大物の俳優(松方さんに竹中直人に松坂慶子に哀川翔)も続々と出てたし。

 あ~、それと、子供向けでない点も大きいかもしれませんね? 深夜だから、ちょいエロだもんね?

 ライダーや戦隊、ウルトラは、基本的に子供向けだけど、牙狼はジュブナイルくらいでしょうか? でも、私みたいに生涯特撮オタク!にとっても楽しめる作品ですよ。

 いずれにしろ、特撮物が増えるのは大歓迎ですよ!


 さて、時代考証本(一月発売予定)を書いていて、昔のことを調べていたら、ツタヤや、華屋よへい、さいか屋、風月堂なんかのルーツが判って、「へえ~、そうだったのか~?」なんて思ったりするんですけど、こういうのは実に面白いものです。

 歴史に学ぶというのは時代物でも現代物でもストーリーに深みを与えてくれますよね?

 今後、漫画原作なり小説なり書く場合も、作品間の繋がりをいろいろ仕掛けていくと面白いかもな~?と思っています。

 もちろん、アニメや実写映像化前提で・・・。

関連記事
スポンサーサイト
このページのトップへ
コンテントヘッダー
著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

FC2カウンター
リンク
最新記事
カテゴリー
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

月別アーカイブ
ブログ内検索