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年末年始も稽古です

 年末年始は風邪で具合が悪かったんですが、稽古熱心な会員さん達の要望で、27日と3日に練習しました。

 うちの師範連中は、もう、独立して一派を構えてもおかしくない実力になってきているんで、私は特に教えることは無くなりました。

 小塚師範の手裏剣も漫画のような打ち方をできるようになってますが、久々に北島師範も手裏剣やってみたら、水道橋の尚武堂さんで買った重い手裏剣を三間からビュンッと投げて、畳みにズドーンッ!と刺さって、びっくりしましたよ~。

 こんな威力は誰も出せません。

 内功の威力が凄い筈だと思ってはいましたが、これは恐ろしいばかりのパワーです。

 皆、あまりの威力に震えあがってしまいましたよ。これ、食らったら死ぬな~?と。

 大石総教練も久々に練習に来て、道場は初めてだったんで、喜んでました。

 彼は武器は嫌いなんでやりたがらないんですが、まあ、久々なんで、手裏剣と試し斬りもやらせましたよ。

 やってみて、うまくできると、やっぱり楽しくなってきますよね~?

 独りでやっていて上達がその場で確認できるというのは、楽しいんですよ。

 先日の試し斬りで一人だけうまくできなかった栗原師範には、試し斬りの特訓やらせました。

 使った刀は青木宏之先生に頂戴した松葉国正さんが試し斬り用に打った刀。

 天真会の試し斬り合宿で刃毀れと曲がりで傷んでいたのを、私が直したんですが、刃毀れを直した時に刃の角度が鈍くなってしまったので刃味が悪くなっていたんですね。

 それで、年末年始に風邪の養生しながら地道に研ぎ直していたんですよ。

 元々が凄く斬れ味が良い刀だったそうなので、本来の斬れ味を取り戻させたいと思ってですね。

 刃毀れは深かったんですが、焼き刃を出る程ではなかったので、刃の角度さえ整えれば斬れ味は戻る筈だと思って、地道に研いだんですよ。

 ただし、切っ先の刃毀れは深かったんで、“ふくら”(刀の先端の円曲している刃の部分)をほとんど削るしかなくて、“カマス切っ先”(切っ先が直線的にカマスの頭のように見えることから)みたいになってしまいました。

 まあ、よりシャープな格好になったので戦闘的な印象が出て、個人的にはいいんですけどね?

 特訓のお陰で栗原師範もスパッとマキワラを斬っていました。

 やっぱり、試し斬りをすると刀の扱いに斬るという意識が芽生えてきますし、攻撃の“線”を意識するようになるんですよ。

 これは交叉法にとって重要な要素なんです。

 身体の軸線をイメージできると、線の交わりで技を考えられるようになります。

 そこから丹田の“点”を想定できるようになる訳です。

 が、もっと上達していくと線が消え、点が消えて、見た目では読めなくなってくるんですよ。

 本当に凄い人は、一見、崩れて下手なんじゃないか?と思えるくらいになったりするんです。

 読めないレベルに至って、はじめて武術を自在に使いこなせるのではないかな~?と私は最近、思っています。

 何しろ、強さが判るということは、裏を返せば弱さが潜んでいる訳ですから・・・。

 本当に凄い人は、強いのか弱いのか、見た目でさっぱり判らない・・・その境地に至ってはじめて本物なのかな~?と。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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