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新月例セミナー初回感想

 2015年月例セミナーは、相模原淵野辺本部道場から始まりました!

 昨年夏から開設した、この道場も半年が過ぎ、大分、こなれてきた感じです。

 が、まだまだ本格的な運営はできておらず、今のところ“私設稽古場”的にしか利用していません。

 それで、「月例セミナーもこちらでやろう」ということにした訳ですが、都内ではないので大分、参加者が減ってしまうか?と思っていました。

 それでも、「人数が少なくなっても熱心な人が集まって、着実に実力をつけていってくれれば、その方がいいな~」と思った訳でした。

 と言うのも、中途半端に体得しても武術の真価はまったく解らないからだと思うのですね。

 けれども、始まってみると例年と同程度の人数の参加者があり、既にスペース的にはギリギリかな?という感じになりました。これは嬉しい誤算です。下世話な話で恐縮ですが、人が多い方が収益が増えて助かりますからね。

 初参加の方も多く、初めてなので、うちのやり方に慣れていただく意味で、今回は基礎錬体とその武術的な応用法を念入りにやりました。

 簡単に言って、この基礎錬体の意味を理解した上で毎日少しずつでも集中してやっていただければ、驚異的な上達もできると思います。

 錬功法として様々な流儀のエッセンスを集約して作ったエクササイズなので、これがスムーズにできればいろんな運動の技能がアップできるでしょう。

 研究した流儀を思いつくまま挙げると・・・『意拳(站椿功・試力・意念)・太気拳(揺・練・這)・太極拳・形意拳・八卦掌・通背伸肩法・肥田式・熊式易筋経・独脚法・八極拳柔身六法・圧腿・能・伊藤式胴体力・日本武道医学(整体・活法・気体調整法)・竹内流調息法・沖縄剛柔流三戦・白鶴拳白鶴震身・ウェイブトレーニング・内観法・無住心剣術・新体道(天真五相・栄光・ワカメ体操)・キネシオロジー・SOTカイロプラクティック・日本伝上法円天流道術・MRT良法・石坂流鍼術・野口整体・野口体操・操体法・真向法・西式・マクロビオティック・森下式・磯谷式・心身統一道・沖ヨガ・コズミックヨガ・センタリングヨガ・気功(硬気功・鶴翔功・一指禅功・周天功)・居合術・パントマイム・クラシックバレエ・フラメンコ・ベリーダンス・ブレイクダンス・舞踏・催眠(シュルツの自律訓練法)・・・etc』となります。

 20代からいろんな武道武術健康法等を研究し、自分の身体で実験したりしてきましたが、過ぎたるは及ばざるごとし・・・、元々、虚弱な身体が特別に強くなった訳ではありません。

 けれども、もし、やらなかったら、今よりずっと弱いままで、ひょっとすると、もう死んでたかもしれませんね? 若い頃に心身共に酷い状態だったので。

 骨格調整の勉強をした時に、「現代人のほとんどは骨格に歪みがある」ということを知り、健康な人間なんて万に一人もいないのだと判ってからは、「その人なりの健康というのはバランスが取れているかどうか?」なんだと考えるようになりました。

 例えば、これを武道で考えると、拳法系が向いている人、組み合い系が向いている人、剣術が向いている人・・・といった具合、体質や性格で向き不向きがある訳です。

 格闘技で強くなる人というのは、実は肉体的に非常に恵まれた人であり、肉体的に向いていない人は、どれだけ努力しても越えられない壁があります。

 これは武術でも同じことなんですが、格闘技に比べれば、ずっと汎用性があります。

 何故なら、内容が多岐に渡っているから、向いているものを選べるからです。

 一つのやり方で万人に効果があるという考え方は不合理です。

 万能薬が無いのと同じです。

 どんなに優れた効き目のある薬でも、中には効かない例外の人間もいるのです。

 例えば、骨格調整も、骨そのものが変形している人にはどうにもなりません。関節の歪みを治す技術では骨の変形や骨折を治すことはできませんから・・・。

 小説修行を始めてから判ったのも、文学を好む人は先天的に運動に不向きな性格の人が多いようで、稀に運動神経の良い人がいたりすると、文学的には異端な文を書くようですね。

 どうも、活劇描写の少ない作品が多いな~と思っていたら、最近は活劇好きな作家そのものが少ないのだと判りました。だから、書こうと思っても書けない訳ですよ。

 文章には、その人の本来の性格が非常に色濃く出たりしますから、ある意味、直接会うより多くのことが解る場合もあります。

 鳥山あきらさんなんて、元々、香港カンフー映画とか好きだったから、ドラゴンボールみたいなのが描けた訳ですね。クリリンなんて、『少林寺』でデビューした頃のリー・リンチェイ時代のジェット・リーそっくりですし、タオパイパイは『蛇拳』『酔拳』のウォン・チョンリーか、『ヤングマスター』のウォン・インシックがモデルでしょう。

 ま~、要するに、何が言いたいのか?というと、“自分に向いたものをやらないと上達できない”ということなんですね。

 その点、游心流は私が40年に渡って研究してきたものを私に合う形で編成した流儀なんですね。

 だけど、なるべく万人が取り組んでも上達できるようにしたかったんですよ。

 それには、個人個人が自分の適性に合うように応用できるものにする必要がありましたし、選択の幅を広げて“武芸百般”一通り学んで、特に自分に適性のあるものを徹底して会得する・・・という方式にしたんです。

 今年は、このコンセプトを進めてみようと思っています。

 取り敢えず、基本的な打撃技・逆技・崩し技や、合気・発勁・暗腿・武器(剣・棒・手裏剣・銃)なんかの基本は体得してもらう予定です。

 初回なので、寸勁(拳・肘・肩)と合気上げ(脱力技法・指合気・三人掛け)と青木宏之先生が数多の挑戦者を一撃で粉砕したという伝説の下段払い(指一本バージョン)とかを指導しました。

 今回は見世芸の枠組みですが、原理を会得して、それをどれだけ応用発展させていくか?というのが今年のテーマですね。

 重心力でどれだけの技に応用できるか?というのが初回のテーマだったんですが、初めての方はまだまだピンと来ないかもしれません。

 でも、一年後には重心力を自在に駆使して他流の黒帯でも瞬殺できる実力になってもらいたいと思います!

 とりあえず、今回、参加した人達は甲野さんよりは強くなってると思いま~す!(苦笑)

 え~っと、全然、話は違いますけれど、前回、虫怪獣について書いたら、「猿の怪獣について書いてください」という超個人的リクエストが来たので、書きま~す!

 猿の怪獣と言えば、キングコング!

 映画化は1933年ですよ。ストップモーションアニメで描かれるキングコングが無ければ、後のゴジラも誕生しなかったと言われていますね。

 その後は、猿人ジョー・ヤングや、クイーンコングなんてのもありますが、何といっても、『キングコング対ゴジラ』と『キングコングの逆襲』という日本に出張してきた作品が素晴らしいですね。

 特にロボット化したメカニコングと戦う『キングコングの逆襲』が素晴らしい。ゴロザウルスと戦うシーンは本家を越えてますよ。

 キングコング派生の怪獣物としては、『北京原人の逆襲』のペキンマンは本家を凌ぐ素晴らしい出来だと思います。

『サンダ対ガイラ』も、フランケンシュタインの怪獣という設定だけど見かけは猿人型。

 一方、日本では、『月光仮面』に登場するマンモスコングが猿怪獣の第一号でしょうか? 『怪獣王子』にもゴズラスって猿怪獣が登場してましたね?

 でも、水戸黄門がヒヒ退治する映画もあるんですけどね・・・。

 まあ、これは妖怪の一種でしょうね?

 日本猿が巨大化したという設定の『ウルトラQ』のゴロー。同種の巨大猿がイーリヤン島に出現したという設定でもありました。M-1号も猿人タイプですね~。

『ウルトラマン』では、怪獣というか幻獣なんだけどウーは猿型ですよね? ギガスは巨大雪男風。

『ウルトラセブン』にはゴーロン星人が出てきます。改造された猿人間ゴリーも出ます。

『キャプテンウルトラ』にはブルコングってのが出てるけど、あれは猿型かは微妙? ジャイアンという等身大から巨大化する怪獣もいたけど、あれも猿型かな。

『猿の軍団』というSFもありました。『緊急指令10-4-10-10』にも天才ゴリラが出てきますが、原始人バラバというのも出てます。

 そういえば、放送禁止になっている『獣人雪男』は、日本版ビッグフットみたいな話ですが、UMA映画としてではなく、あくまでも怪獣映画のような扱いですね。

『ウルトラマンA』にはフブギララという雪男タイプの超獣が出ます。ウーも二代目が出てましたね。

 変わったところでは『流星人間ゾーン』に動物園のゴリラが怪獣化する毒を注射する蜘蛛に刺されてガロガゴリラなる巨大モンスターになっていました。

 キングコング対ゾーンファイターみたいになるのか?と期待してたら、あっさりビームガンでやられてしまいましたが・・・。

 その他、猿怪獣と言えば、タイのチャイヨープロと円谷が合作した問題作に登場するハヌマーンが一部で有名です!

 孫悟空のモデルにもなったと言われるヒンドゥー教の猿の神様ハヌマーンですが、タイを代表する怪獣と言えば、ハヌマーン(猿)にガルーダ(鳥)にナーガ(竜蛇)にガネーシャ(象)ですか? ジャイアントクロコダイルというのも居たか?

『ゴジラ対メカゴジラ』の大宇宙ブラックホール第三惑星人の正体は猿人でしたが、続編の『メカゴジラの逆襲』ではミュータント・タイプになっていました。何で?

『惑星大戦争』の宇宙獣人も角があるでかい猿で、ボンデージファッションの浅野ゆう子をお姫様ダッコしてたのが有名。

『ウルトラマン80』にはザッカルという宇宙Gメンが出ますが、これが猿型。『アンドロメロス』にもエルパという猿型星人が出ます。

『ウルトラマンティガ』にはメタモルガ。『ウルトラマンダイナ』にはギガンテス。『ウルトラマンコスモス』はヤマワラワ。

『行け!ゴッドマン』にもシラージというのが出てた。『グリーンマン』にも登場してるけど、凄いのは、『キングコングの逆襲』の時のキングコングの着グルミが“ゴリラ”として登場! 大人の事情だね?

『七星闘神ガイファード』にもガイアソルジャー・ラングールという孫悟空風の敵が登場。
『幻星神ジャスティライザー』にはメカニコングみたいなブルガリオという猿型ロボット怪獣が登場。量産型も終盤に登場。川北監督がお気に入りだったらしく、劇場版『超星艦隊セイザーX戦え!星の戦士たち』にも登場。

 怪獣や怪人の猿は、もともと妖怪やUMAにゴマンと居るので、あらためて怪獣化するのは逆に難しいかもしれませんね?

 ゴリラやオランウータンだって、昔は伝説のUMAだった訳ですし、奴隷制時代の黒人も類人猿くらいに思われていたのかも? 日本人もイエローモンキーと呼ばれていたし。

 UMAにはイエティ、ビックフット、サスカッチ、野人(イエレン)、オランペンデク、ヒバゴン、モンキーマン・・・と、多数、います。中でもインドのモンキーマンなんて、何故かジャージ着てヘルメット被ってる・・・という冗談のようなスタイル。

 日本でも山の妖怪のサトリとかヤマワロとかも類人猿タイプだし、多毛症の人なんか妖怪みたいに見られたのかもしれませんね?

 余談ながら、私の郷里の天草には獣人が出たという噂がありました。山奥の地域には昭和の頃まで丁髷結ってる人も居たとかで、その地域から高校に通ってきている平野君という同級生は、半年も風呂に入らなかったとかで、女子から「臭かけん、近寄らんでっ!」と言われ、男子から「北京マン」と呼ばれていました。

 けれども、この野人風の彼は碁だか将棋だかが凄く強くて、人間って何か人に抜きん出た才能があるものだな~?と思ったものでした。

 ただ、夏に水泳があった時にクラスの男子にインキンタムシが流行したことがありましたが、それは消毒槽の塩素殺菌でも殺せない平野菌のせいだと皆が恐れたものでした。

 ちなみに水泳の時間が終わった後の平野君が別人のように色白になったことが、私のみならず皆のトラウマになったことでした・・・。

 平野君、元気ですか?

PS;次の日曜日は、西荻窪ほびっと村学校講座をやりますので、本部稽古はお休みです。新刊『時代劇の間違い探し』は、二月十日頃に発売されるそうなので、今回は間に合いませんでした。新刊発売記念にしようと思ってたんですけどね~? 内容は、急所です。簡単に急所を探り出す方法と、殺活自在の方法を指導します。

PS2;今年は年賀状出し損なったので、お返事も出しておりません。大変、御無礼しました。遅くなり過ぎたので、このままで失礼します。(三重のIさん。ラティ対戦車ライフルの写真、ありがとう! 20mm口径で雪道対策でスキー板付いてるんだよね)

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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