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四月セミナーは、読みと交叉法

 四月の月例セミナーは、武術の根本原理である読みと交叉法について解説指導します。

 ここ最近、剣術で教えると体術も格段に上達するという実験を繰り返してきましたが、これは理合を理解するのに今のところ、最適なやり方だと思っています。

 読みは、目付けでやるか感覚でやるかの二つに分かれますが、どっちも一長一短あります。これさえやればいい・・・というものではありません。

 目付けは比較的理論的に教えられますが、頼り過ぎると墓穴を掘ります。

 一方、感覚に頼ると過剰反応し過ぎて社会生活に支障が出たりします。

 どんな支障が出るか?というと、霊感が出てきて幽霊が見えるようになったりしてしまうからです。

 こういう現象は、精神医学的には幻視と考えられていますが、宗教的に解釈して権威主義的に判断してしまうと「教祖誕生」になってしまう訳です。

 武術は感覚を磨く修行をやりますが、失敗して妄想に支配されてしまう人間も少なくありません。だから、慎重にやらねばならないし、いろんな知識が必要になる訳です。

 私は20代の頃に心理カウンセラー目指して勉強していたことがあり、また、小学校以来の親友が某催眠学院の学院長をやっていたこともあって、心理療法やセラピーなんかも実はそれなりに詳しかったりするんですね。

 だから、自己啓発セミナーとかマルチ商法の裏事情なんかも知ってる訳です。

 ちなみに、分裂騒動の時に当時の師範代に任命していた会員を結局は破門にしたのも、彼が自己啓発セミナーやマルチ商法で用いる典型的な洗脳テクニックを使って私を操ろうとし始めたので、「はは~、こいつ、そのつもりだったのか? もう、ダメだな・・・」と思って、簡単に切り捨ててしまった訳です。

 もし、彼がそんな姑息なテクニックを弄することがなければ、もっと違った形で円満に独立させるつもりでいたんですが・・・、まあ、人を舐めてもらっては困りますよね。

 くぐった修羅場の数が違うんですから・・・(笑)。

 成功哲学を信心している人達も似たようなもんですね。

 余談ですが、成功哲学とか自己啓発セミナーとかマルチ商法とかは、出所は同じなんですよ。

 何だと思います?

 フリーメイソンなんかの秘密結社の神秘的秘儀伝授で教えられるのが、これなんです。

「人生は思った通りに展開していく」という、仏教式に言えば、唯識論の理論です。

 同様の理論(理法)が大抵の宗教に秘儀として伝承されているんですよね? だから、政治家って結構、宗教団体に入ってるでしょう?

 ナチスがオカルト系秘密結社、トゥーレ協会を源流にしているのも有名な話ですよね。

 武術も秘密結社と不可分の関係で伝承してきたりしていますから、私も全然、関係ないところで研究していたら、繋がってきたんで、驚きましたよ。小説ネタにするから書かないけど・・・。

 うちの会員とかにも成功哲学にはまってる人とか居ましたけど、これも盲信してしまうと思考停止しているのと同じで逆に危ないんですよ。

 プラスイメージって言っても、それって自分にとって都合の良いように解釈しているだけの話ですからね。かえって鬱病とかなっちゃう人の方が多いかも・・・?


 神秘的に解釈すると危なくなるばっかりなので、読みも、私は合理的な解釈しかしないようにしています。

 感覚というのは個人差が激しいので、神秘的に考えると妄想に陥り易いからです。

「気の理論」がオカルトや詐欺に直結し易いのも同じことです。見極めができない人間が手を出しては危険です。

 武術に何故、秘伝があるのか?というと、この危険性に対する予防処置なのです。

「キチガイに刃物を持たせないようにする」ためです。

 今回のセミナーでは、場合によっては、受講を断る人も出るかもしれません。それはイジワルしているのではなく、「この人に教えたら頭がおかしくなるな~?」と判断してのことなので、そこは悪しからず御了解ください。

 例えば、ソバアレルギーの人にソバを食べさせるようなものだからです。

 時間をかけて徐々に学べば害がないことでも、セミナー三時間で一気に教えたら中毒を起こしてしまうのです。

 過去に、そういう人間が出るのを防げなかった反省として、今は恨まれようがどうしようが、教えるべきでない人は断固として教えないようにしています。

 逆説すると、今回はそれだけ重要なことを教える訳です。

 興味本位でなく、本気で学びたい方の御参加を望んでいます。


 蛇足ですが、予行練習と思って、個人指導の時にいろいろ教えてみたんですが、抖勁(触れた箇所から発勁する、佐川先生の“体の合気”のようなもの)をできるようになりたいと言うので、具体的なコツを教えてやりました。

 すると、一発でできるようになりました!

「このコツは、まだ誰にも教えていないから、黙っておいてね?」と念を押しておきました。当面、隠し技として取っておこうと思っていたからです。

 もちろん、これも誰にも習っていません。重心移動力をどう作用させるか?と工夫していて、偶然、できたので、それからメカニズムを分析して体得法を考案した次第です。

 教えれば、うちの幹部クラスや常連会員は全員、できるようになると思います。

 あっ、いかんいかん! つい、うっかり書いてしまいそうになった・・・。

 この会員さんは、合気道の指導員をやっていて、極真空手にも励んでいたので、地力そのものは相当、あります。

 ただ、長く離れていたから身体感覚が鈍ってしまっていたのです。

 それを取り戻していきながら、武術の理論を理解するようにさせているので、超速の進歩をしつつあります。

 先日、高山本店で中級対錬DVDも買ったそうですが、「これは神業の原理に匹敵する凄い内容ですね!」と大興奮して絶賛してくれました。

 極真をやっていた彼にとっては、無構えで中段突きに技をかける初級対錬が古臭いように思えて、もっと実戦的なやり方ならいいのに~と、内心では思っていたそうです。

 中級は、組手構えからのリードパンチに太気拳構えから差し手して技をかけていくので、まさに自分が理想形だと思っていた形だったのだそうです。

「初級は目付けと後の先、体捌きの訓練だからね。だけど、攻撃側が短刀とか持つと、突然、実戦的になるんですよ」と教えておきました。

 八極拳の頂心肘や、急所の連続蹴り、目潰しからの逆技などの実戦的な技に感動したと言ってくれたので、大サービスで必殺応用変化技をビシバシやって見せました。

「対錬は一つの形で数種の応用変化技をできなきゃ~ダメです。足を一歩踏み込む時も、関節蹴りや急所蹴り、カッティングキック、足指踏み、脚がらみ・・・と、状況に応じて付け足していくのが効果的です」と、実演したら、泣き笑い顔になっていました。

 我ながらドSだよな~(苦笑)。

 でも、若い頃は一人前の武道家を目指したものの挫折した彼のような中年男子が男のロマンを求めて、また武術の達人になれるという希望に燃えてくれるのは、教え甲斐がありますよ。

 達人は崇め奉るものではありません! 自分が成るものです!

 本気でやりたい人には私も本気で応えますよっ!

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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