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五月セミナーは“縮地法”

 四月セミナーでは“読みと交叉法”という武術にとって最も重要な理合について解説指導したんですが、これに加えて重要なのが“歩法”です。

 これは、前回、無刀捕りをやらせた時に、痛感した方もいたでしょう。

 つまり、刀を持っている相手の手元に一挙動で入身して柄を捕らえる・・・というのは、遠い間合を一気に縮めなければできないからです。

 何しろ、モタモタやっていたら確実に斬られてしまう。いくら、先が読めても、こちらの動きが遅ければ間に合わない・・・。

 実は、この難しさを実感してもらうのが目的で、敢えて、次の回に教えるようにした訳です。

 読みと交叉法は根本原理です。

 ですが、その根本原理を現実的に駆使するには歩法も重要になるのです。

 前回、タイミングは読めていても、動きだしが遅れている人がかなりいました。

 これは、足で地面を蹴って動こうとする普通の歩法を使うから、どうしても二拍子の動きになって遅れてしまっていた訳です。

 どんなに早く動いても二拍子の動きは一拍子の動きにはなりません。

 一拍子で動き出すのが武術の秘伝である縮地法の原理なのです。

 これはもう、散々、説明しているので改めて書きませんが、理屈はわかっていても実際に体で再現しようとするとできない人がほとんどであるようです。

 この動きは歩法であると同時に身法なのです。

 そして、やはり体内の重心移動を利用するものです。

 なので、足が遅いとか故障しているとかの致命的な問題があっても駆使できますし、瞬間的な動きなら物凄く速く動けます。

 現に足腰を故障しまくって立ち居振る舞いに支障がある人でさえ、健常者を翻弄してのけることができます。

 特に老人にとっては重宝する術ですね。

 武術の動きには、実は縮地法の歩法を遣っている筈だ!と思えるものが多くあります。

 今回のセミナーでは一般公開していない游心流の絶招型「蛟龍十八式」の技もいくつか初披露してみようかな~?と思っています。

 これらはすべて縮地法ができないと駆使できない技なので、まあ、エキシビションですけどね~?

 なので、これは真似して練習しないでくださいね? ちょっと真似しただけでへばって後の練習ができなくなると思うので・・・。


PS;四月のメイプルホール練習は、第五木曜の30日もあります!

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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