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ひ弱なウヨクの誇大妄想

 安保法案をゴリ押ししてしまった安倍政権と自民党、公明党には、呆れるのを通り越して、「あ~あ~、やっちゃった・・・」という苦笑いしか出てきませんね~。

 元総理の村山さんも激怒していましたが、自民党OBの藤井さんも激怒していたのが印象深いですね。

 つまり、安倍さんは、もう政治家としての分限を弁えておらず、独りよがりな独善暴走の国家主義のファシストの正体を晒してしまったという印象しか拭えません。

 ニュース番組見ていて思うのは、案外、若い人や戦争を体験した老人に「今の時代の現実的対応でしょうね~?」なんて意見を言う人が少なくないみたいなんですが、よくぞ、ここまで日本人を洗脳してのけたな~?という感想がわきますよ。

“自衛隊を戦地の後方支援に送る”というのが国際貢献として必要だ・・・と言いますが、はっきり、「アメリカ軍に加勢するため」って言い切ってしまったらどうでしょうかね?

 そこを正直に言うなら、まだ許せるけど、自分から進んでアメリカに媚びているとしか思えないですね~? つまり、国政を自分の考えで支配しようとしている訳で、より悪質だということです。“人当たりの良いヒットラー”みたい?

 でも、私は最悪のシナリオに乗っかってしまったと思いますよ。

 要は、弱体化してきたアメリカの代わりに日本も戦えって話に乗ったということ。

 この辺、内田樹さんなんかも指摘してましたけど、「この人、何か煮え切らないな~? 何が言いたいのかいな?」と、いつも思っていたんですけど、今回は当たってると思いますね。

 イスラム国との戦いでアメリカが地上戦をやりたがらないのは、地上戦でPTSDに苦しむ兵士が続出して国内で批判が高まったというのが理由として大きいでしょう。

「戦え!」って口で言うのは誰でもできますが、いざ、アサルトライフル持って戦場で撃ち合いしろって言って、自衛隊員も含めて現代の日本人にできますか?

 勇ましいこと言ってるほとんどの人達が、命の危険がある暴力に対したことが無いと思いますよ。今の日本で、そんな経験はほとんど体験しようがないでしょう?

 私が一番、心配なのは、これで日本もテロの標的国にされてしまうという点です。日本ぐらいテロやり放題な国は無いでしょう? 武装してるのが自衛隊と警察しかないんだから、どうにもなりませんよ。

 海外の原発ってサブマシンガン持ったガードマンがいたりするでしょう? 日本じゃ警棒すら持ってなかったりする。これじゃ、意味がありません。

「海外の日本企業で働く人達」の護衛を考えるんだったら、民間の戦闘訓練積んだガード会社に委託した方がいいと思いますよ。日本と違って、特殊部隊を退職したメンバーが最新鋭の銃で武装していたりしますから、下手な軍隊よりいいですよ。

 戦争体験して勇ましいこと言ってる人って、軍の上官だったり憲兵だったりで、戦争の恐ろしさを自分で体験せずに済んでいる人間じゃないですかね?

 一兵士で命からがら生き延びた人や、戦後の貧困で必死で生きてきた人、空襲を逃げ回って生き延びた人・・・そんな人達は、間違いなく「戦争だけはまっぴらごめんだ!」って言うでしょう。

 広島、長崎で被爆した人達だったら、尚更ですよ!

 私の両親共に子供の頃に満州引き揚げしてきていますが、無事に帰れたのが奇跡的だったのだと祖母に聞いたことありました。私の両親も中国残留孤児になっていても不思議じゃなかった訳です。

 だから、通背拳の常松勝先生にお会いした時は、何か特別なシンパシーを感じました。常松先生は中国残留孤児として自分が日本人であることを知らずに育ち、差別を跳ね返すために武術(秘宗拳や通背拳)に打ち込んでこられた方ですから・・・。


 たま~に、セミナーとか参加した人から、「長野先生は実戦に拘っているのに、どうして戦争には反対なんですか? 中国や北朝鮮が攻めてきたらどうするんですか?」と聞かれることがあるんですが、戦争って、戦闘とは違うでしょう?

 戦争というのは個人がいなくなり、軍隊の駒にされてしまう訳です。だから、軍隊の命令に従って駒は動かなくてはならない。阿呆な命令で一個小隊全滅してしまったりする訳です。

 それに、隊の内部はイジメの巣窟になりやすい。人権なんか無いに等しい。

 昔、名門大学の新入空手部員がイジメ殺された事件がありましたが、この部員は実は高校で大活躍した空手の天才だったそうなんです。無能な先輩達が嫉妬でイジメ殺した訳ですよ。

 ねっ? 私が批判する意味が解りますか?

 せっかく長年培ってきた戦闘能力を発揮できずに無駄死にする可能性が大でしょう?

 歩兵になっての地上戦で個人が戦闘技能を発揮し得るとすれば、スナイパーくらいしかないでしょうね?

 はっきり言って、私だって怖くてできない。勝てる見込みが全然無いでしょう? 私は「勝てる」と判断しないと戦う気にはなれませんね。

 生身で喧嘩するのなら、私はかなり喧嘩好きな方だし平気な人間なんですけど、アサルトライフルや重機関銃の弾丸が飛び交う中で戦えって・・・そりゃあ、「死ね!」って言うのと同じことですよ。

 勇ましく、「国を守るために戦う!」なんて言うけど、本当にできます? 格闘技の試合じゃないんですよ? 一発食らったら死ぬんですよ?

 いや、死んだ方が楽かもしれない身体になって不自由な一生を送るかもしれません。

 いざ戦争になってしまったら、あらゆる理屈が通じなくなるんです。そういう現場に武装して踏み込んでいこうとするのなら、最初から、戦って敵を殺しまくる覚悟をしていなければダメでしょう。しかし、そんな覚悟を普通の人間ができますか?

 だから、私は、徹底して専守防衛にのみ徹しているのが今の日本の生き残り戦略だったと思う訳です。自分達からノコノコ出ていったら戦わざるを得なくなるでしょう? 

「それが国際貢献だ!」って言うなら、「日本は憲法9条で永遠に戦争をしないと決めた国だから、そういう国際貢献はできません!」って言えた訳ですよ。

 憲法改正をするのならまだしも、「解釈を変える」って、酷いやり方です。これでは、いくらでも抜け道が作れます。それなら、無視してやった方がまだ潔い。

「憲法9条は時代遅れで世界の現状にそぐわない」と言うのなら、残るのはスイスみたいに永世中立国として国民独り独りが武装して戦う準備をした上で独自の国際的ポジションを確立する!

 それでいいんじゃないでしょうか?

 それだったら、私は大歓迎ですけどね。完全なる自己防衛のために個人個人が戦う準備をしておくのならアリでしょう。

 だけど、戦争はそうじゃありません。国家権力同士の利権争いのために民衆がどんどん犠牲にされるだけのものでしかありません。「国を守れ!」の一言で人民をどんどん殺戮の場に送り込む支配層のジェノサイドでしかありません。そこに個人の意志は完全に剥奪されてしまうんですよ。

 自衛隊員だって、大半は国家の守護なんかより「生活が安定するから」程度の気持ちで入ったと思いますよ。私の田舎じゃ、それだけの理由で自衛隊入る人間ばっかりでしたけどね?

 しょっちゅう、戦地に赴いてる国とは違って、今の日本人が戦場に立って銃持ってるからってまともに戦えるとは私には到底、思えません。

 極端な話。サバイバルゲームで人間打ち慣れてる人間の方が適応できるかもしれませんよ? 機械的に狙って引き金引くだけだったら・・・。

 だけど、PTSDになる確率はアメリカなんかよりずっと高くなるでしょうね? 自殺者が続出するでしょう。

 私が安倍首相を憎悪するのは、戦争の恐ろしさをまるで知らずに勇ましい言葉を口にするボンボンっぷりに吐き気を催すからです。

 多分、殴り合いの喧嘩すらしたことないんじゃないですか? 人の痛みが分からな過ぎますよ!

 私は、武道の有段者や師範?が、いざまともに戦うとなったらビビりまくって硬直して何もできずにタコ殴りにされてやられてしまったのを何度も見たことあります。

 戦う技術や武器を持っているから戦えるという訳じゃ~ないんです。

 まるでゲーム感覚で国家の防衛を考えている・・・軍備を増強し法律を変えれば自衛隊が無敵の軍隊に変わるとでも考えているのでしょうか?

 私が以前からロボット軍団作れって言ってるのは、日本人の精神構造で戦場に行っても危ないだけだと思ってるからで、ロボットに搭乗する形式になれば精神的にも安心感があるじゃないですか? それだけのものが作れないといけませんが・・・。

 しかし、人間が犠牲にならずにロボット同士が戦って紛争解決できるようになれば誰も傷つかないし、ロボット産業が発達して世界平和にも近づくことができるんじゃないでしょうか?

 戦争は無くならない。ならば、人間が犠牲にならなくて済む戦争の形を作り出す工夫をすればいいんです。それこそゲームでいいんです。戦争なんて、どうせ、権力者のナワバリ争いに過ぎないんだから、民衆が参加して犠牲になる必然性はありません!

 無人爆撃機みたいなロボットではなく、レッドバロンとかロボジョックスとかGガンダムみたいにすれば・・・。


 さて、ガラッと話を変えます。19日にほびっと村で講座やりましたが、予定していた新刊本が案の定?間に合わなかったので、急遽、当て技セミナーの補習をしました。

 参加者の方からDVD販売の様式にアドバイスを頂戴し、感謝!

 でも、「長野先生は死んだ後で評価されると思います~」って・・・そんなの嫌じゃ~! 私は、生きてるうちに甘い汁をチューッ!と吸ってから死にたい・・・。


 次回のほびっと村での講座は、何と何と! 「新体道、剣武天真流の創始者である生けるレジェンド青木宏之先生をお招きしてのトークショー」が実現しました!

 凄いでしょ?

 でも、本当は、私が司会で青木先生松田隆智先生の対談とか考えていたんですよ。お二人ともお忙しいので、時期が合わないまま松田先生がお亡くなりになられて実現不可能となってしまいましたが、武術武道の世界のみならず、混迷を深める一方の日本の今後のことなんかについても芸術家にして思想家でもある青木先生のお話を聴いてみたいと思っております。10月の第三日曜日を予定してますから、御期待ください!

 何か、若い武道修行者だと青木先生のことをご存じない人もいるので、ユーチューブの動画とかで色々出てるから見てくださいね? お薦めは、昔、TVで早撃ちガンマンと対決したところとか、最新の鵜戸神宮で奉納剣武をされたところとかがいいかな~?と。

 ちなみに、外にもトピックニュースがあるんですが、まだ秘密にしておきます!

PS;DVD付き第二弾新刊本、発売が秋に食い込んでしまいました。多分、9月には出せると思うんですけど、もうしばらくお待ちください。

PS2;『続・合気の応用』から二つばかり技をピックアップしてユーチューブに宣伝動画出してもらってます。多分、もう出てると思います。

PS3;天真会の事務所に行った時に、伝説の太極拳高手、黄新強老師の映像を見せて戴きました。いや~、凄いですわ~。まったくケレン味が無いのですが、微塵も崩れや意念の途切れが無く、80過ぎてらっしゃるそうですが、せいぜい60そこそこにしか見えません。やっぱり、こういう凄い人を見ると、滸がましくって武術家なんか名乗れないという思いを痛感させられますよ・・・凄いな~、「俺は武道家だ!」って名乗れる人達は。
「その程度の腕前で?」って、つい言いたくなるんですけどね・・・。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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