コンテントヘッダー

ポーランド武術研究家ヤヌシュ氏と交流

 ポーランドでコンテンポラリーダンスを教えている松田孝子先生の紹介で、詠春拳を中心にいろんな武術を研究されているポーランドの武術研究家ヤヌシュ氏と、10月4日に新宿区高田馬場のスポーツセンターで技術交流会を催しました。

 要は、私と同様の仕事をしている人だから気が合うのでは?という松田先生の考えだったのですが、私も長い間、武術業界を生きてきて、武術に熱心な人間ほど、原理主義者であって、安易に技術交流なんかしたお陰で、後々、不倶戴天の敵となってしまった・・・という実例を腐るほど見聞し、自分でも体験してきたので、正直いうと、あまり乗り気ではありませんでした。

 松田先生も同行できず、一度も面識も無く、その上、言葉もろくに通じないのですから、どうすんの?という不安の方が大きかったんですね。

 でも、日本人の通訳の方もいらしたので、何とかかんとか無事に交流会を終えることができて、ホッとしましたよ。

 しかし、言葉の壁というのはいかんともし難いものですな~?

 先に無刀取りとか発勁とか見せてもウンともスンとも反応が無く、ちょっと困りましたがな~?

 要は、詠春拳にしか興味がない先生なのだと判明したのですが、戦闘理論に関する質問をされても説明のしようがないので断片的なコツを示したんですが、詠春拳の連続攻撃の戦闘理論が正しいという価値観なので通じなかったと思いますね?

 私は、交叉法と読み、そして一撃必殺の観念を基本にしているので、二撃三撃を繰り出すのは好みません。

 二撃目以降を相手に出させてしまうのでは勝てないと考えているからです。

 これは日本剣術でも質問されたんですが、外部秘にしているので説明はせず、ヤヌシュ氏のお弟子さん相手に実演して見せました。

 それでも食い下がって質問されたんですが、新陰流の技を実演して質問されたのは参りましたよ~(苦笑)。

 だって、私は過日、転會を辞めていますし、当然、教授資格だって貰っていません。

 研究家の見解としては「~だろうと思う」とは言えますが、それをやったら渡邊先生を裏切ることになってしまうでしょう?

 答える訳にはいかないじゃないですか? 道義的に・・・。

 しょうがないから、「私の立場上、お答えできません」と申し上げておきました。

 それにしても、いろいろ実地に学んでよく研究されている方で、外国の武術愛好家は貪欲だろうと思っていた通りの方で、非常に刺激を受けました。

 詠春拳のいろいろな派閥や系統を研究し、白鶴拳や八卦掌、太極拳なんかも比較研究に中国に学びに行ったらしいですね?

 今回の来日は、新陰流剣術の研修が主な目的だったらしいです。転會のポーランド支部の方らしいです。

 ただし、一方的に教えたがるのはお国柄の気質なのかな~?と、帰り道でアメリカで詠春拳を学んだ山田師範と話しましたね。若干エキサイトしかかって、「やっぱ、ケンカ拳法だからな~?」と、変に感心しましたよ。

 不愉快な展開にならずに済んで、良かった~(苦笑)。

 でも、改めて思ったのは、武術好きな人は自分の学ぶ流儀だけを信奉しているので、私みたいに「流儀なんか関係ないよ」と平気で言ってしまう人間は、ほぼ他にいないようですね~。

 やっぱ、君子の交わりは水のごとく・・・薄く流れるのが良いだろうな~?と思いましたね。

 私は、今後も変わらず、「長野先生に是非、教えてもらいたい」という人達だけを相手にしていこうと思いましたね。

 もちろん、交流会そのものは楽しかったですよ~。動いた後のビールはウマイっ!

 新宿スポーツセンターも何年ぶりに行ったかな~? 「長野め~っ、死ね~っ!」って向かってくる人がいたら、どないしょ?って、ちょっと思ってたんだけど・・・(苦笑)。
関連記事
スポンサーサイト
このページのトップへ
コンテントヘッダー
著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

リンク
FC2カウンター
最新記事
カテゴリー
長野峻也ブログ
QR
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

月別アーカイブ
ブログ内検索