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核燃料サイクルを完成させて2500年以上にわたるエネルギー供給を目指す

・・・っていうのが、この国の基本計画だったのか~? 知らんかった~・・・。

 読売の12/11の朝刊に載っていた意見広告記事を読んで、たまげました。

 櫻井よしこさんの写真がデーンと載っていて、『原子力政策を決めるのは政府です 規制委員会ではありません』と書かれているんですが、正直、ぞっとします。

 戦時中の親方日の丸のような政府主導のゴリゴリの権力発想に思えて怖い・・・。

 前日の社説には、核燃料サイクルを、「国の関与で確実に推進したい」という論評が載っていたんですが、この“核燃料サイクル”というのは、失敗続きで延々と維持費をむさぼり続けている高速増殖炉「もんじゅ」の存続完成を前提にした夢の“永久に循環するエネルギー計画”のことです。

 しかし、原子力規制委員会は、あまりにも多くの故障と不具合で、延々と機能していない「もんじゅ」を廃炉にするかどうか?の決定を国に突き付けている訳です。

 ちなみに、高速増殖炉というのは、使用済み核燃料からプルトニウムとウランを取り出して再利用するもので、うまく動けば燃料の再利用で延々と電気が作れる?というフリーエネルギーなんだそうですよね。

 ところが、これがさっぱりうまく動かない訳です。

 動かないばかりか、もし事故ったら、福島どころではない壊滅的な被害を日本列島に引き起こす危険性がある・・・と、専門家は口を揃えて「やめるべきだ!」と言ってる。

 何故か?というと、これって水で冷却できない。冷却にはナトリウムを使うんだそうですが、これまた問題で、ナトリウムは水に触れると激しく燃焼する。

 単純に考えて、事故ってナトリウムで冷却しようとしてる時に間違って水かけたり、外壁壊れて雨が降ってきたりしたら、もう、日本列島が放射能列島になって生物が住めなくなるまで止まらなくなるかもしれない訳です。

 ねっ? 怖過ぎるでしょう? 福島の何十倍も危険なんですよ。

 そもそも、チェルノブイリに継ぐ原発事故を起こした日本で、さらなる原発事業を進めようとするのが狂気の沙汰ですし、“政府は、民主党政権の置き土産ともいうべきこの規制委の在り方をなぜ放置しているのでしょうか”って、まるで原発事故は民主党の責任みたいな言い方です。

 しかし、当時の総理だった菅さんはゴリゴリの反原発の政治家でした。原発政策を推進してきたのは、一貫して自民党でした。

「あ~、我々が原発を推進してきたばかりに、とんでもない事態になってしまった」と反省するべきなのは、自民党じゃないですか? 何という論理のすり替えをするのか?

 国家の威信をかけて核燃料サイクルを完成するというのなら、一体、今まで何をどうやってきていたのか?

 核燃料サイクルが完成すれば、向こう、2500年以上もエネルギー供給できる?って、本気で考えているのだとしたら、空想的を通り越して誇大妄想と言うしかないでしょう。

 2500年後に人類が地球にいるかどうかさえ判らないし、櫻井さんの言っていることは現実的科学的根拠がまったく感じられません。

 何よりも、現在、世界中でテロが横行している時代に、日本に致命傷を与える高速増殖炉を温存させようとする発想が戦略的思考0ですよ。

 福島の事故によって、日本は原発狙えば勝手に崩壊する国だと世界中に知られてしまっているのですから、速やかに廃炉にしていくことを考えないと危ないですよ。

 各地の原発にプルトニウムを保有していれば海外から(核兵器転用への)懸念を持たれかねないと社説に書かれていますが、アメリカ様に上納すればいいんじゃないですか?

 私が怖いな~と思うのは、政府にすべての権限を与えて、国民は政府に従っていればいいという発想です。

 戦前の軍国主義と変わらなくなってきているな~?と思うのは、私ばかりではないでしょう。

 国民不在、国家主導の大権力思考・・・。

 こんなことなら、日本もアメリカの州にして国民の自由を保障してもらうほうがいいんじゃないか?と思う今日この頃です・・・。

 あ~、日本から自由が無くなっていくな~・・・。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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