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剣武天真流演武会

 5日は、一年に一回の剣武天真流の演武会でした。

 今年は小田急線の梅ヶ丘駅近くのホールでした。小田急線はよく利用しているので、好都合だと思って、かなり余裕をもって向かったつもりだったのですが、一度も降りたことがない駅だったので、気づいたら乗り過ごしてしまい、慌てて逆向きの電車に乗り直したりして、ちょっと遅れてしまいました。

 会場に到着すると関係者席に案内してもらって、一番前に座りましたが、クエストの社長さんと、先日の青木先生との対談の時に御紹介して急激に仲良くなられた様子の稲吉先生も座っておられました。

 今年も、また演武者が倍増していて、観覧者も増えていたみたいですね? この調子だと数年のうちに大きな舞台のある劇場とかを借りないといけなくなりそうです。

 青木先生が「御紹介したい人が何人かいます~」と言って、演武開始する前に、田中光四郎先生、クエストの社長さん、稲吉さんを御紹介されました。

「俺も紹介されるかな~?」とドキドキしていたら、そこで終了・・・アレッ?と思ったら、思い出したように(フェイントかっ?)、「私はインターネットで自分のことを調べてみたら、凄い悪口がいっぱい書かれていてガッカリしたんですね~。でも、この人は私の10倍以上も悪口書かれていて、凄い人だな~?と思って・・・長野さんです!」って・・・。

 ん~・・・何か、それって“インターネットで極悪人みたいに悪口書かれてるだけの人”って、紹介になってないかな~? 「高名な武術研究家の」くらい付けてくれないかな~? まっ、いっか? ここに来てる人達はほとんど俺のこと知ってるでしょう?


 さて、今年の演武は、新しくできた支部の個性も出ていたのと、剣と素手の体術の応用連環技法、袋撓いでの組み太刀・・・など、かなり実戦向きの内容に進化してきていましたね。

 例えば、子供の後ろから袋撓いで打ち込むのを、子供は完璧に避ける・・・。青木先生が説明すると、かつてソニーの井深さんの依頼で幼児教育的に子供の能力開発の実験をした時、大人はできないけれど、小さい子供はできて、年齢が上がる毎にできなくなっていくのだと判ったそうでした。

 成長と共に蓄積される知識や情報が固定観念となっていき、感覚を鈍らせてしまうのでしょう。

 これが心法ですよ。脳機能の研究をしている人は青木先生を取材すればいいと思いますけどね。何か、最近のメディアは本物を知らない人ばっかりで困りますよ。

 青木先生によれば、殺気は非常に強いので、誰でも判る。意識の微妙な動きを察知できるようになるのは、青木先生でも長い年月がかかって段階的になっているらしいです。

 だから、つい最近、察知できるようになったレベルがあるそうで、それで動きがガラッと変わったらしいですね。映画の撮影の時に青木先生が早く動き過ぎるから、おかしいな~?と思ったんですが、なるほど、そういうことなのか?と思いました。

 そういう青木先生の変化も影響したのか? 剣武天真流は、剣舞的な流儀として始まっていたのが、今年は明らかに武術的になってきていました。

「新体道とは別の体系です」と、青木先生は以前は言われて区別されていたんですが、私は、「ベースに新体道の基本が組み込まれているんだから、いずれ融合して発展することになるんじゃないかな~?」と予想していたんですよ。

 どうも、私が予想した方向に向かっているような気がします。

 これは、非常に面白い方向になってきたな~?と思います。剣に関しても前衛武道として、かつてないものになりそうだからです。

 そして、日本剣術の到達するのが無刀の位にあるように、剣武天真流も最終段階は無刀になるのだろうな~?と、体術への応用演武を見ていて思いました。

 国内も次々に支部開設されていますし(大阪も始まるそうですから、関西方面在住の人はお勧めしますよ)、フランスやブラジルの支部はどんどん膨らんでいる様子です。

 クエストの社長さんも驚いておられましたね~?

 最後は、8月に入籍されたという正師範の望月ウィウソンさんと、吉田倫子さんを全員が祝福して、相変わらず和やかな団体だな~?と、今年の締めとなりました。

 おめでとうございますっ!


 終了後はクエストの社長さんに稲吉先生を御紹介したかったので、一緒にお食事をしました。

 ダンサーと振り付け家として世界のトップレベル(バルセロナ・ダンス・アワードで日本人初の三冠取られた)である稲吉先生ですから、クエストさんにとっても良いと思った訳です。

 鳥居先生や小用先生や利根川先生とも親しいし、昔、アメリカで大山先生とも付き合いがあったそうですから、並みの武術家より詳しいですから・・・。

 良い人間関係が広がっていくといいな~?と思います。

 これまでロクでもない人があまりにもメディアに出過ぎていましたから、実力も人柄も良い先生が出てくることで武術の世界も再評価されるといいな~?と思います。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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